JP5387324B2 - バックステー連結機構 - Google Patents

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Description

本発明は、火炉の高さ方向に配設される垂直バックステーと火炉の幅方向に配設される水平バックステーとを連結するためのバックステー連結機構に関するものである。
周知のように、火力発電所等に設置される火炉は、複数の水管とこれらの水管同士の間に配置されるフィンとによって構成される炉壁を有している。
このような炉壁は、火炉を覆って建てられる建屋から吊り下げられることによって支持されており、剛性が弱い。このため、炉壁の剛性を高め、炉壁の熱膨張や炉内の圧力変動によって火炉が大きく変形することを抑止するために、火炉周りに複数のバックステーが配置されている。
これらのバックステーは、火炉周りに炉壁に沿って水平に配置される水平バックステーと、火炉周りに炉壁に沿って垂直に配置される垂直バックステーとによって構成されており、各バックステーが例えばH型鋼等から構成されている。
特開2001−221404号公報
ところで、バックステーは、火炉の過度な変形を防止するものの、その変形を完全に抑えるものではない。このため、火炉が熱膨張によって変形した場合には、これに伴ってバックステーも変位することとなる。
通常、バックステーは、火炉の高さ方向に配設される垂直バックステーと火炉の幅方向に配設される水平バックステーとから構成されている。そして、これらの垂直バックステーと水平バックステーとは連結されているが、上述の火炉の変形によって垂直バックステーが水平バックステーに対して上下方向に移動するため、垂直バックステーが水平バックステーに対して上下方向にスライド可能に連結されている。
より詳細に説明すると、水平バックステーは、火炉の高さ方向に複数段に配設されており、垂直バックステーが各段の間に配設されている。そして、各垂直バックステーは、上端が自らの上に配設された水平バックステーに溶接されて固定され、下端を含む下部が自らの下に配設された水平バックステーに設けられた枠形状のソケット部に挿入されている。ここで、垂直バックステーの下端は、水平バックステーと固定されておらず、ソケット部に挿入されているのみであるため、火炉の変形によって垂直バックステーが水平バックステーに対して上下方向に移動した場合には垂直バックステーが水平バックステーに対して上下方向にスライドする。
なお、このように垂直バックステーは、水平バックステーに対して上下方向にスライドするものの、その下端は常にソケット部の内部に位置する。このため、垂直バックステーとソケット部の内壁面とが常に当接可能とされており、これによって水平バックステーの倒れが防止されている。
さて、火力発電所等の建設時にこのようなバックステーを火炉周りに配設する場合には、先に水平バックステーを配設し、その後水平バックステー間に垂直バックステーを配設している。ところが、水平バックステーの倒れを防止する機能を有する垂直バックステーが、上端が上方の水平バックステーに溶接され、下部が下方の水平バックステーに設けられたソケット部に挿入されるまでの間は、水平バックステーの倒れを抑える必要があるため、火炉周りに水平バックステーを支持する仮設材を設置している。このような仮設材は、倒れようとする水平バックステーを全て水平のまま支持する必要があるため、非常に多くの建設資材が必要となる。また、全ての垂直バックステーを配設した後は、仮設材を全て撤去する必要がある。このため、水平バックステーを支持するための仮設材に起因して、火力発電所等の建設における工期の長期化及び建設コストの増加を招くこととなる。
また、垂直バックステーを配設する場合には、建設現場において、垂直バックステーの上端と水平バックステーとを溶接し、その後垂直バックステーの下部を囲むように水平バックステーに対してソケット部を溶接する。このため、建設現場における溶接作業が多く、これに起因して工期の長期化及び建設コストの増加を招くこととなる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、垂直バックステーと水平バックステーとを連結する際に要する溶接作業の負担低減、及び、水平バックステーの倒れを防止するための仮設材に必要とされる建設資材の低減を図ることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、火炉の高さ方向に配設される垂直バックステーと火炉の幅方向に配設される水平バックステーとを連結するためのバックステー連結機構であって、上記垂直バックステーの下端と上記水平バックステーとの間にて上記垂直バックステーの下端から離間されて上記水平バックステーに固定されるソケット部と、上記垂直バックステーの下部に固定されると共に上記ソケット部に上下スライド可能に差し込まれて上記水平バックステーの火炉の水平方向に対する傾斜を抑制し、さらに上記ソケット部に締結可能とされた差込部とを備えるという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記差込部の下部及び上記ソケット部にボルト挿通孔を有し、これらの挿通孔を重ねてボルトを挿通して固定することによって上記ソケット部と上記差込部とが締結されるという構成を採用する。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記差込部がボルト締結により上記垂直バックステーの下部に固定されているという構成を採用する。
第4の発明は、上記第1〜第3いずれかの発明において、上記垂直バックステーの上部と上記水平バックステーとがボルト締結により固定されているという構成を採用する。
第5の発明は、上記第1〜第4いずれかの発明において、上記垂直バックステー及び上記ソケット部が、断面が同一サイズのH型形状を有し、平面視がH型となりかつ平面視で重ねて配置されているという構成を採用する。
本発明によれば、垂直バックステーの下部に固定されると共にソケット部に上下スライド可能に差し込まれる差込部がソケット部に締結可能とされている。このため、水平バックステー及び垂直バックステーを配設する際に、差込部をソケット部に締結させておくことによって垂直バックステーと水平バックステーとが剛結合された状態となる。このため、倒れようとする水平バックステーに起因する荷重の少なくとも一部を垂直バックステーによって受けることが可能となり、従来の仮設材の建設資材を低減させる、あるいは従来の仮設材を設けることなく水平バックステー及び垂直バックステーの配設が可能となる。
なお、水平バックステーと垂直バックステーの配設が完了し、水平バックステーを炉壁等によって支持可能となった場合には、差込部とソケット部との締結を解除することによって、差込部すなわち垂直バックステーが水平バックステーに対して上下方向にスライド可能となる。また、水平バックステーの倒れが差込部とソケット部の内壁とが当接することによって防止される。
また、本発明によれば、差込部を垂直バックステーと別体とすることによって、垂直バックステーの全長が短くなり、垂直バックステーと下の水平バックステーとの間にソケット部を配置することが可能となっている。このため、水平バックステーと垂直バックステーの配設時に、垂直バックステーとソケット部とが干渉することがなく、工場において予めソケット部を水平バックステーに溶接しておくことができる。よって、本発明によれば、現場における溶接作業の負担低減を図ることが可能となる。
以上のように、本発明によれば、垂直バックステーと水平バックステーとを連結する際に要する溶接作業の負担低減、及び、水平バックステーの倒れを防止するための仮設材に必要とされる建設資材の低減を図ることが可能となる。
火炉周りに配設されたバックスステーを示す斜視図である。 本発明の一実施形態におけるバックステー連結機構を含む垂直バックステー及び水平バックステーの側面図である。 図2のA−A線矢視図である。 図2のB−B線矢視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るバックステー連結機構の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、火炉B周りに配設されたバックステー1を示す斜視図である。バックステー1は、火炉Bの炉壁に対して所定の間隔を空けて配設されると共に不図示の支材によって火炉Bと接続されており、これによって火炉Bの変形を抑制するものである。なお、バックステー1自体は、例えば火炉Bの上部に設置される支持構造体Kから、火炉Bと共に吊り下げ支持されている。
このバックステー1は、図1に示すように、火炉Bの高さ方向に配設される垂直バックステー2と、火炉Bの幅方向に配設される水平バックステー3とから構成されている。
水平バックステー3は、平面視において火炉Bの周囲全体を囲うように配置され、高さ方向に複数段配設されている。
垂直バックステー2は、水平バックステー3の各段の間に配設されている。この垂直バックステー2は、上述のバックステーとしての機能に加え、水平バックステー3の倒れを防止するための突っ張り棒として機能も有している。より詳細には、水平バックステー3は、火炉Bの路壁に近い側が不図示の支材によって火炉Bの路壁に接続されているため、自重によって支材料との接続箇所を中心として傾斜し倒れようとする。これに対して、上下に離間する水平バックステー3の間に垂直バックステー2を配設することによって、水平バックステー3が倒れようとすることを防止している。
なお、本実施形態においてこれらの垂直バックステー2と水平バックステー3とは、H型鋼によって構成されている。また、垂直バックステー2は、水平バックステー3よりも小さな断面積のH型鋼とされている。
そして、本実施形態のバックステー連結機構10は、上述の垂直バックステー2と水平バックステー3とを連結するためのものである。
図2は、バックステー連結機構10を含む垂直バックステー2及び水平バックステー3の側面図である。また、図3が図2のA−A線矢視図であり、図4がB−B線矢視図である。
なお、図2に示すように、本実施形態において水平バックステー3は、自らのウェブ3aが水平となり、フランジ3bが炉壁から離間する方向に配列されるように姿勢設定されている。また、垂直バックステー2は、自らのウェブ2aが垂直となり、フランジ2bが炉壁から離間する方向に配列されるように姿勢設定されている。
図2〜図4に示すように、本実施形態のバックステー連結機構10は、ソケット部20と、下部スプライスプレート30(差込部)と、上部固定部40と、上部スプライスプレート50とを有している。
ソケット部20は、下部スプライスプレート30が差し込まれるものであり、垂直バックステー2の下端2cと水平バックステー3との間に配置される。そしてソケット部20は、上端が垂直バックステー2の下端2cから僅かに離間して配置されると共に、下端が水平バックステー3のウェブ3aに溶接されて固定されている。なお、水平バックステー3のウェブ3a上にはフランジ3b間にリブ3cが形成されており、このリブ3cにもソケット部20が溶接されることで強固に固定されている。
このソケット部20は、図3に示すように、断面が垂直バックステー2と同一サイズのH型を有しており、垂直バックステー2と同様に自らのウェブ20aが垂直となり、フランジ20bが炉壁から離間する方向に配列されるように姿勢設定されている。そして、ソケット部20と垂直バックステー2とは、平面視において重なるように上下方向に並んで配置されている。
また、ソケット部20のウェブ20aの上部にはボルトが挿通可能な貫通孔20cが水平方向に並んで2つ形成されている。
下部スプライスプレート30は、垂直バックステー2の下部に固定されると共に、ソケット部20に上下スライド可能に差し込まれている。より詳細には、本実施形態において下部スプライスプレート30は、ソケット部20のウェブ20aとフランジ20bとによって囲われた領域に差し込まれる。
この下部スプライスプレート30は、図3に示すように、ソケット部20のウェブ20aの壁面に当接される中央部30aと、ソケット20のフランジ20bの壁面に当接される屈曲部30bとを備える、平面視が略コの字状のプレート部材である。そして、下部スプライスプレート30は、ソケット部20の両側の各々に対して設置されることによって合計2つ設けられている。
また、各下部スプライスプレート30は、その上部が2つのボルト60によって垂直バックステー2の下部に固定されている。すなわち、下部スプライスプレート30は、ボルト締結により垂直バックステーの下部に固定されている。
そして、本実施形態のバックステー連結機構10においては、下部スプライスプレート30の下部に、ボルトが挿通可能な貫通孔30cが形成されている。そして、この貫通孔30cは、ソケット部20のウェブ20aに形成された貫通孔20cと重なるように、貫通孔20cと同様に水平方向に並んで2つ形成されている。
つまり、本実施形態のバックステー連結機構10では、貫通孔20cと貫通孔30cとを重ねてボルトを挿通すると共にナットを装着することによって、下部スプライスプレート30がソケット部20に対して締結可能とされている。
上部固定部40は、ソケット部20と略同一サイズのH型鋼によって形成されており、水平バックステー3のウェブ3aの下面に対して溶接されることによって固定されている。なお、水平バックステー3のウェブ3aの下面にもフランジ3b間にリブ3dが形成されており、このリブ3dにも上部固定部40が溶接されることで強固に固定されている。そして、この上部固定部40も、ソケット部20と同様に、垂直バックステー2に対して平面視において重なるように配置されている。
上部スプライスプレート50は、垂直バックステー2の上部と上部固定部40とを接続するためのプレート部材である。そして、上部固定部40と垂直バックステー2とは、互いに上部スプライスプレート50にボルト70によって締結されることによって接続される。
なお、上部スプライスプレート50は、図4に示すように、垂直バックステー2のウェブ2aと上部固定部40のウェブ40aとを接続するための2つのウェブ接続プレート50aと、垂直バックステー2のフランジ2bと上部固定部40のフランジ40bとを接続するための4つのフランジ接続プレート50bとによって構成されている。
このような構成を有する本実施形態のバックステー連結機構10において、下部スプライスプレート30がソケット部20に締結されていないと、熱膨張等によって火炉Bが高さ方向に伸縮し、これによって垂直バックステー2と水平バックステー3との高さ方向の位置関係が変位した場合であっても、下部スプライスプレート30がソケット部20に差し込まれた状態でスライドすることによって垂直バックステー2や水平バックステー3に応力が作用することを抑止することができる。
また、下部スプライスプレート30の屈曲部30bがソケット20のフランジ20bの壁面に当接されていることから、水平バックステー3が、炉壁から離間した側のフランジ部3bが下方に向かうように傾斜しようとした場合であっても、その傾斜を抑えることができる。
そして、本実施形態のバックステー連結機構10によれば、火力発電所の建設時において、水平バックステー及び垂直バックステーを火炉B周りに配設する際に、下部スプライスプレート30をソケット部20に締結させておくことによって垂直バックステー2と水平バックステー3とが剛結合された状態となる。このため、配設途中において倒れようとする水平バックステー2に起因する荷重の少なくとも一部を垂直バックステー3によって受けることが可能となり、従来の仮設材の建設資材を低減させるあるいは従来の仮設材を設けることなく水平バックステー3及び垂直バックステー2の配設が可能となる。
なお、水平バックステー3と垂直バックステー2の配設が完了し、水平バックステー3を炉壁等によって支持可能となった場合には、下部スプライスプレート30とソケット部20との締結を解除することによって、下部スプライスプレート30すなわち垂直バックステー2が水平バックステー3に対して上下方向にスライド可能となる。また、水平バックステー3の倒れが下部スプライスプレート30とソケット部20の壁面とが当接することによって防止される。
また、本実施形態のバックステー連結機構10によれば、下部スプライスプレート30を垂直バックステー2と別体とすることによって、垂直バックステー2の全長が短くなり、垂直バックステー2と下の水平バックステー3との間にソケット部20を配置することが可能となっている。このため、水平バックステー3と垂直バックステー2の配設時に、垂直バックステー2とソケット部20とが干渉することがなく、工場において予めソケット部20を水平バックステー3に溶接しておくことができる。よって、本実施形態のバックステー連結機構10によれば、現場における溶接作業の負担低減を図ることが可能となる。
以上のように、本実施形態のバックステー連結機構10によれば、垂直バックステー2と水平バックステー3とを連結する際に要する溶接作業の負担低減、及び、水平バックステー2の倒れを防止するための仮設材に必要とされる建設資材の低減を図ることが可能となる。
また、本実施形態のバックステー連結機構10によれば、予め下部スプライスプレート30の下部及びソケット部20にボルト挿通孔30c,20cを有し、これらの挿通孔を重ねてボルトを挿通して固定する。
このため、本実施形態のバックステー連結機構10によれば、下部スプライスプレート30とソケット部20とをより簡単に締結することができると共に、締結の解除も容易に行うことができる。
また、本実施形態のバックステー連結機構10においては、垂直バックステー2の上部と水平バックステー3とが、上部固定部40及び上部スプライスプレート50とによってボルト締結により固定されている。
このため、垂直バックステー2の上部と水平バックステー3とを溶接することなく垂直バックステー2の上部と水平バックステー3とを固定することができる。よって、垂直バックステー2と水平バックステー3とを連結する際に要する溶接作業の負担をさらに低減させることが可能となる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、垂直バックステー2、水平バックステー3、ソケット部20等がH型鋼からなる構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものでなく、垂直バックステー2、水平バックステー3及びソケット部20等が異なる形状を有していても良い。
また、上記実施形態においては、垂直バックステー2の上部と水平バックステー3とが、上部固定部40及び上部スプライスプレート50とによってボルト締結により固定されている構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、垂直バックステー2の上部と水平バックステー3とを溶接によって固定するようにしても良い。
10……バックステー連結機構、20……ソケット部、30……上部スプライスプレート(差込部)、40……上部固定部、50……上部スプライスプレート、B……ボイラ

Claims (5)

  1. 火炉の高さ方向に配設される垂直バックステーと火炉の幅方向に配設される水平バックステーとを連結するためのバックステー連結機構であって、
    前記垂直バックステーの下端と前記水平バックステーとの間にて前記垂直バックステーの下端から離間されて前記水平バックステーに固定されるソケット部と、
    前記垂直バックステーの下部に固定されると共に前記ソケット部に上下スライド可能に差し込まれて前記水平バックステーの火炉の水平方向に対する傾斜を抑制し、さらに前記ソケット部に締結可能とされた差込部と
    を備えることを特徴とするバックステー連結機構。
  2. 前記差込部の下部及び前記ソケット部にボルト挿通孔を有し、これらの挿通孔を重ねてボルトを挿通して固定することによって前記ソケット部と前記差込部とが締結されることを特徴とする請求項1記載のバックステー連結機構。
  3. 前記差込部がボルト締結により前記垂直バックステーの下部に固定されていることを特徴とする請求項1または2記載のバックステー連結機構。
  4. 前記垂直バックステーの上部と前記水平バックステーとがボルト締結により固定されていることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のバックステー連結機構。
  5. 前記垂直バックステー及び前記ソケット部は、断面が同一サイズのH型形状を有し、平面視がH型となりかつ平面視で重ねて配置されていることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のバックステー連結機構。
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