JP7457507B2 - 点字接触に連動して音声を出力するエレベーター - Google Patents

点字接触に連動して音声を出力するエレベーター Download PDF

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本開示は、エレベーターに関する
従来、特許文献1に記載されているように、エレベーターのカゴや乗り場において、行先階指定釦やカゴ呼釦に隣接させて、それらの釦の内容を点字表示した点字板を配置することで、視覚障碍者による釦操作を可能にしたエレベーターが知られている。
特開2006-213496号公報
本願発明者は、次に示す視覚障碍者に対する大きな意義と、それを実現するにあたって支障となる問題点を見出した。詳しくは、視覚障碍者は、カゴ内において点字板をたよりに行先階指定釦を操作することになるが、視覚障碍者が操作した行先階指定釦に関連する情報が音声で出力されると、視覚障碍者が正しい操作を行っているか否か等を判断できるようになり、視覚障碍者に安心感を与えることができ、非常に大きな意義がある。
しかし、行先階指定釦が操作された全ての場合に音声を出力すると、視覚障碍者でない人が行先階指定釦を操作した場合でも音声が出力されることになり、カゴ内の人が音声を不快に感じることになるため、そのような音声の出力は、採用されることができない。
そこで、本開示の目的は、視覚障碍者が行先階指定釦を操作したときに安心感を得ることができ、しかも、視覚障碍者でない人の音声による不快感も抑制できるエレベーターを提供することにある。
上記課題を解決するため、本開示に係るエレベーターは、カゴ内に配置され、音を出力する音出力装置と、前記カゴ内に設置された複数の行先階指定釦と、前記複数の行先階指定釦の夫々に対応するように設けられた点字表示部と、前記行先階指定釦の横方向に関して、前記行先階指定釦からその行先階指定釦に対応する前記点字表示部における当該行先階指定釦から遠い側の端までに少なくとも一部が位置する検知面を有して、人の指が前記検知面に触れた場合に当該人の指を検知する指検知センサと、を備え、前記音出力装置が、前記指検知センサによる前記指の検知及びその検知の後の前記行先階指定釦の操作を含む連動動作に基づいて、前記連動動作で操作された前記行先階指定釦を特定可能な第1音声と、前記カゴが前記連動動作で操作された前記行先階指定釦に対応する乗場に到着して前記カゴとその乗場との人の往来が可能になっている時期の少なくとも一部を特定可能な第2音声と、のうちの少なくとも一方を出力し、前記連動動作が実行されずに前記行先階指定釦が操作された場合、その行先階指定釦の操作に基づく如何なる音声の出力も行わない。
視覚障碍者は、所望階の点字に指を接触させた後、指を水平方向に平行移動することで所望階の行先階指定釦に辿り着く。
本開示によれば、指検知センサの検知面の少なくとも一部が行先階指定釦からその行先階指定釦に対応する点字表示部における行先階指定釦から遠い側の端までに位置しているので、指検知センサによる検知で、視覚障碍者が所望階の点字に触れて指を水平方向に平行移動する動作を行おうとしていることを特定できる。更には、その動作の特定後に行先階指定釦が操作された場合、視覚障碍者による行先階指定釦の操作であると判断できる。よって、この場合に、操作された行先階指定釦を特定可能な第1音声と、カゴが操作された行先階指定釦に対応する乗場に到着してカゴとその乗場との人の往来が可能になっている時期の少なくとも一部を特定可能な第2音声とのうちの少なくとも一方が出力されることになるので、視覚障碍者に大きな安心感を与えることができると共に、視覚障碍者が所望階でカゴから安全に降り易くなるという大きな意義を実現できる。
また、音出力装置が、上記連動動作が実行されずに行先階指定釦が操作された場合、その行先階指定釦の操作に基づく如何なる音声の出力も行わないので、指検知センサによる検知で、所望階の点字に指を接触させた後、指を水平方向に平行移動する動作を特定できない場合に、行先階指定釦が操作されても、音声が出力されることがない。よって、視覚障碍者でない人の音声による不快感も大きく抑制することができる。
また、前記点字表示部が、前記検知面上に位置してもよい。
本構成によれば、指検知センサが点字表示部に触れた指を必ず検知できる。よって、第1音声と第2音声のうちの少なくとも一方を確実に出力できる。
また、前記検知面が、前記横方向において前記行先階指定釦とその行先階指定釦に対応する前記点字表示部との間に位置する部分を有してもよい。
本構成によれば、視覚障碍者が行う上述の指の水平方向の平行移動を確実に検知できる。よって、この場合においても、第1音声と第2音声のうちの少なくとも一方を確実に出力できる。
また、前記指検知センサが、前記複数の行先階指定釦の夫々に対応するように設けられると共に互いに間隔をおいて位置する複数の指検知センサ部を有してもよく、前記指検知センサの検知面が、前記複数の指検知センサ部が有する複数の検知面部を含んでもよい。
本構成によれば、触れられた点字と、その後に操作された行先階指定釦が、互いに対応しているか否かを正確に判断できる。したがって、触れられた点字と、その後に操作された行先階指定釦とが対応している場合だけ、第1音声と第2音声の少なくとも一方を出力するようにでき、この場合に、視覚障碍者でない人の行先階指定釦の操作による音声の出力を大きく抑制できる。したがって、視覚障碍者でない人の音声による不快感を大きく軽減できる。
また、前記検知面部が、前記横方向において前記行先階指定釦とその行先階指定釦に対応する前記点字表示部との間に位置してもよく、前記検知面部が、前記行先階指定釦よりも前記カゴの室内の内側に突出していると共に前記点字表示部よりも前記カゴの室内の内側に突出していてもよい。
本構成によれば、上述の指の横方向の水平移動で指が検知面に触れずに素通りすることを略確実に防止でき、指検知センサが上述の指の横方向の水平移動を確実に検知できる。
また、前記検知面部が、山形形状を有し、山形形状の前記検知面部の尾根が、前記横方向に延在していてもよい。
本構成によれば、視覚障碍者が尾根を伝うように指を動かすことができるようになり、視覚障碍者の指を所望の行先階指定釦に誘導できる。したがって、視覚障碍者が安心感を持って所望の行先階指定釦を操作できるようになる。
また、前記検知面部が、前記横方向において前記行先階指定釦とその行先階指定釦に対応する前記点字表示部との間に位置してもよく、前記検知面部は、板ばねの少なくとも一部を含み、前記検知面部が指を検知することに連動して前記板ばねが前記検知面部に対応する前記行先階指定釦を操作してもよい。
本構成によれば、視覚障碍者が行先階指定釦を直接操作しなくても所望の行先階指定釦を操作できる。
また、前記指検知センサが前記指を検知した場合において、前記指検知センサが前記指を検知できなくなったときから所定時間経過するまでに前記行先階指定釦が操作されなかったときには、その指の検知に基づく前記第1音声の出力と前記第2音声の出力とを実行しなくてもよい。
なお、上記所定時間は、如何なる時間に設定されてもよい。上記所定時間として、例えば、30秒以下の任意の時間を採用でき、30秒、20秒、又は15秒等の時間を採用することができる。
本構成によれば、視覚障碍者でない人が点字を触った場合における第1音声及び第2音声の少なくとも一方の出力を大きく抑制でき、視覚障碍者でない人の音声による不快感を大きく抑制できる。
また、前記連動動作によって前記第1音声の出力と前記第2音声の出力とのうちの少なくとも一方が実行される場合、前記カゴが前記連動動作で操作された前記行先階指定釦に対応する乗場に到着して前記カゴとその乗場との人の往来が可能になってから所定時間経過するまではカゴ扉及び乗場扉が閉まることが禁止されてもよい。
上記所定時間は、如何なる時間に設定されてもよい。上記所定時間として、例えば、2分以下の任意の時間を採用でき、2分、1分45秒、又は1分等の時間を採用することができる。
本構成によれば、視覚障碍者が所望階でカゴを安全に降りることができる。よって、非常に大きな意義がある。
また、本開示に係るエレベーターにおける音声出力方法は、カゴ内に配置され、音を出力する音出力装置と、前記カゴ内に設置された複数の行先階指定釦と、前記複数の行先階指定釦の夫々に対応するように設けられた点字表示部と、前記行先階指定釦の横方向に関して、前記行先階指定釦からその行先階指定釦に対応する前記点字表示部における当該行先階指定釦から遠い側の端までに少なくとも一部が位置する検知面を有して、人の指が前記検知面に触れた場合に当該人の指を検知する指検知センサと、を備えるエレベーターにおける音声出力方法であって、前記音出力装置が、前記指検知センサによる前記指の検知及びその検知の後の前記行先階指定釦の操作を含む連動動作に基づいて、前記連動動作で操作された前記行先階指定釦を特定可能な第1音声と、前記カゴが前記連動動作で操作された前記行先階指定釦に対応する乗場に到着して前記カゴとその乗場との人の往来が可能になっている時期の少なくとも一部を特定可能な第2音声と、のうちの少なくとも一方を出力し、前記連動動作が実行されずに前記行先階指定釦が操作された場合、その行先階指定釦の操作に基づく如何なる音声の出力も行わない。
本開示によれば、視覚障碍者が行先階指定釦を操作したときに安心感を得ることができ、しかも、視覚障碍者でない人の音声による不快感も抑制できる。
本開示に係るエレベーター及びエレベーターにおける音声出力方法によれば、視覚障碍者が行先階指定釦を操作したときに安心感を得ることができ、しかも、視覚障碍者でない人の音声による不快感も抑制できる。
本発明の一実施形態に係るエレベーターの概略構成図である。 上記エレベーターのカゴ内操作盤の部分拡大図である。 上記エレベーターの制御盤における制御に関連する部位のブロック図である。 視覚障碍者が行先階指定釦を操作したときに安心感を得ることができ、しかも、視覚障碍者でない人の音声による不快感も抑制できる制御の一例のフローチャートである。 (a)は変形例のエレベーターの一部を水平方向から見たときの模式図であり、(b)はその一部を鉛直方向下側から見たときの模式図である。 (a)は他の変形例のエレベーターの一部を水平方向から見たときの模式図であり、(b)はその一部を鉛直方向下側から見たときの模式図である。 (a)は別の変形例のエレベーターの一部を水平方向から見たときの模式図であり、(b)はその一部を鉛直方向下側から見たときの模式図である。
以下に、本開示に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて新たな実施形態を構築することは当初から想定されている。また、以下の実施例では、図面において同一構成に同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、複数の図面には、模式図が含まれ、異なる図間において、各部材における、縦、横、高さ等の寸法比は、必ずしも一致しない。また、以下の説明で、行先階指定釦の横方向とは、水平方向であると共に行先階指定釦の指接触面に含まれる方向を指す。したがって、横方向は、行先階指定釦の指接触面が略平面であれば、行先階指定釦の指接触面の形状が如何なる形状でも定義でき、例えば、行先階指定釦を水平方向から見たときの形状が、平面視での形状が略円形状である場合等でも定義できる。また、以下で説明される構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素であり、必須の構成要素ではない。
図1は、本発明の一実施形態に係るエレベーター10の概略構成図である。図1に示すように、エレベーター10は、カゴ11、巻上機12、釣合錘13、ワイヤーロープ14、複数のカゴ呼び釦15、カゴ内操作盤25、着床位置検出センサ18、音声出力装置としてのカゴ音声出力装置27、及び制御装置である制御盤19を備える。
制御盤19及び巻上機12は、昇降路20上方にある機械室30内に設けられる。なお、エレベーターが機械室を有さない場合、制御盤及び巻上機は、例えば昇降路下方にあるピット上に設けられる。ワイヤーロープ14は、巻上機12に巻回され、一端部がカゴ11の上部に固定されるのに対して、他端部が釣合錘13に固定される。カゴ呼び釦15は、カゴ11を呼ぶと共にカゴ11の移動方向を指定する釦であり、全ての階の乗場22に設けられる。
カゴ内操作盤25は、カゴ11内に設けられる。カゴ内操作盤25は、複数の行先階指定釦16、及び複数の指点字接触センサ17を有する。複数の指点字接触センサ17は、指検知センサ29を構成し、各指点字接触センサ17は、指検知センサ部を構成する。行先階指定釦16は、カゴ11の行先階を指定するためにカゴ11内に設けられる。行先階指定釦16は、例えば、静電容量式のタッチセンサや、押込み釦(メカニカルスイッチ)で構成され、操作されるとランプが点灯する。一方、指点字接触センサ17は、例えば、静電容量式のタッチセンサで構成される。なお、指点字接触センサ17は、指の接触を検知できるセンサであれば、如何なるセンサでもよく、例えば、静電容量式のタッチセンサの代わりに、ガラス面に絶縁状態を保つスペーサーとなる抵抗膜を挟んで画面が圧力を感知すると電流が流れる仕組みの感圧式センサ等で構成されてもよい。
図2は、カゴ内操作盤25の部分拡大図である。図2に示すように、指点字接触センサ17は、行先階指定釦16と同じ数だけ存在し、複数の指点字接触センサ17と、複数の行先階指定釦16は、一対一に対応する。各指点字接触センサ17は、例えば、静電容量式のタッチセンサを含み、タッチセンサの表面39には、1以上の突起を含むと共に、対応する行先階指定釦16の階を意味する数字を表す点字37が設けられている。タッチセンサの表面39は、検知面部の一例である。指検知センサ29の検知面29aは、複数の指点字接触センサ17が有する複数の検知面部17aを含み、各点字表示部は、検知面部17aに設けられる。
各指点字接触センサ17は、対応する行先階指定釦16の横方向に隣接するように設けられるか、又は対応する行先階指定釦16に間隔をおいて横方向に対向するように設けられる。静電容量式のタッチセンサは、行先階指定釦等に用いられることもできるセンサであり、人体などの誘電体がパネルに接触すると静電容量が変化する特性を利用するセンサである。
再度、図1を参照して、カゴ11及び釣合錘13の夫々は、昇降路20内に設けられたガイドレールでガイドされる。カゴ呼び釦15、及び行先階指定釦16からの信号を受けた制御盤19が巻上機12の巻上機モータ12aの回転数及び回転方向を適宜制御することで、カゴ11が昇降路20内を昇降する。着床位置検出センサ18は、カゴ11が着床する乗場22の着床位置を検出する。着床位置検出センサ18は、例えば、各階の着床位置に対応する昇降路位置に設けられた鉄板等のベーン18aと、ベーン18aを検出する磁気方式の検出器18bとで構成される。着床位置検出センサ18からカゴ11が乗場22に着床したことを表す信号を受けた制御盤19がカゴ扉開閉モータ35(図3参照)を制御することで、カゴ扉32及び乗場扉31が開き、人がカゴ11から乗り降り可能となる。なお、乗場扉31はカゴ扉32の開き動作に連動して開くようになっている。
カゴ音声出力装置27は、カゴ11内に設けられ、合成音を生成するカゴ音声生成部と、音声生成部に電気的に接続されたカゴスピーカとを含む。カゴ音声生成部は、制御盤19からの制御信号によって合成音を生成し、生成された合成音がカゴスピーカからカゴ11内に出力される。カゴスピーカは、カゴ11内において非常時等に管制センタと通話するのに用いられるスピーカで構成できるが、当該スピーカとは別のスピーカで構成されてもよい。カゴ音声出力装置27は、カゴ11内の人に情報を伝えるために用いられる。
図3は、エレベーター10の制御盤19における制御に関連する部位のブロック図である。図3に示すように、制御盤19は、複数のカゴ呼び釦15、複数の行先階指定釦16、複数の指点字接触センサ17、着床位置検出センサ18、巻上機モータ用エンコーダ41、及びカゴ扉モータ用エンコーダ42から信号を受信する。また、制御盤19は、巻上機モータ12a、カゴ扉開閉モータ35、及びカゴ音声出力装置27に制御信号を出力し、これらの部位12a,27,35を制御する。
巻上機モータ用エンコーダ41は、巻上機モータ12aの回転方向及び回転数を検出し、カゴ扉モータ用エンコーダ42は、カゴ扉開閉モータ35の回転方向及び回転数を検出する。制御盤19は、これらのエンコーダ41,42からの信号に基づいて、カゴ11の高さ位置を精密に制御し、乗場扉31の位置を精密に制御する。
次に、本開示の制御、すなわち、視覚障碍者が行先階指定釦16を操作したときに安心感を得ることができ、しかも、視覚障碍者でない人の音声による不快感も抑制できる制御について詳細に説明する。図4は、制御盤19が実行可能なそのような制御の一例について説明するフローチャートである。
エレベーター10が、新規である場合にエレベーター10が最初に駆動されたり、又は、エレベーター10が新規でない場合には、エレベーター10の保守点検モードが自動運転モードに切り替えられると、制御がスタートし、ステップS1で、制御盤19が、いずれかの指点字接触センサ17が指を検出したか否かを判定する。ステップS1で否定判定されると、ステップS1以下が繰り返される。他方、ステップS1で肯定判定されると、ステップS2に移行して、制御盤19が、最後に指を検知した指点字接触センサ17が指を検知してから第1所定時間経過する前までに、その最後に指を検知した指点字接触センサ17に対応する行先階指定釦16が操作されたか否かを判定する。
図3に示すように、制御盤19には、タイマ19aが内蔵されている。上記第1所定時間の測定は、タイマ19aによって実行される。上記第1所定時間は、如何なる時間に設定されてもよい。上記第1所定時間として、例えば、30秒以下の任意の時間を採用でき、30秒、20秒、又は15秒等の時間を採用することができる。ステップS2で否定判定されると、ステップS1以下が繰り返される。強調するが、この制御では、最後に指を検知した指点字接触センサ17に対応しない行先階指定釦16が操作された場合にも、ステップS1が繰り返される。これは、その操作が、視覚障碍者でない人による操作である可能性が高いためである。
他方、ステップS2で肯定判定されると、ステップS3に移行して、制御盤19が、カゴ音声出力装置27に操作された行先階指定釦16を特定可能な第1音声を出力させる。第1音声としては、例えば、「~階指定釦が操作されました。」等を採用できる。ステップS3の後のステップS4では、制御盤19が、カゴ11を指定された階の乗場に移動させた後に着床させる。また、続く、ステップS5では、制御盤19による制御で、カゴ扉32が開き動作を行い、乗場扉31も開き動作を行う。
次のステップS6では、制御盤19が、カゴ11が指定された階の乗場に着床した状態で、カゴ扉32と乗場扉31が開き、カゴ11と乗場22の行き来が可能になっているか否かを判定する。ステップS6で否定判定されると、ステップS5が繰り返される。他方、ステップS6で肯定判定されると、ステップS7に移行して、制御盤19が、カゴ音声出力装置27に、操作された行先階指定釦16に対応する乗場22に到着してカゴ11とその乗場22との人の往来が可能になっている時期の少なくとも一部を特定可能な第2音声を出力させる。第2音声としては、例えば、「~階につきました。ドアが開いた状態になっていますので、~階の乗場に移動することができます。」等を採用できる。
ステップS7の後のステップS8では、制御盤19が、カゴ扉32と乗場扉31が共に開いた状態となって、カゴと乗場の行き来が可能になってから第2所定時間経過したか否かを判定する。ステップS8で否定判定されると、ステップS8が繰り返される。他方、ステップS8で肯定判定されると、カゴ扉32と乗場扉31の閉じ動作が可能になる。ステップS8の後のステップS9では、例えば、カゴ11内の乗客の戸閉釦72(図2参照)の操作により、カゴ扉32と乗場扉31が閉じ、カゴ11が移動可能な状態になる。ステップS9が完了すると、制御がリターンとなって、ステップS1が繰り返される。この制御は、例えば、エレベーターの運転モードが、自動運転モードから手動操作モードに変更になると終了し、再度、エレベーターの運転モードが、自動運転モードに変更になると開始される。なお、本制御では、第1音声と第2音声の両方が出力される場合について説明したが、第1音声と第2音声とのうちの一方の音声のみが出力される構成でもよい。
以上、エレベーター10は、カゴ11内に配置され、音を出力するカゴ音声出力装置27と、カゴ11内に設置された複数の行先階指定釦16を備える。また、エレベーター10は、複数の行先階指定釦16の夫々に対応するように設けられた点字表示部を備える。また、エレベーター10は、行先階指定釦16の横方向に関して、行先階指定釦16からその行先階指定釦16に対応する点字表示部における行先階指定釦16から遠い側の端までに少なくとも一部が位置する検知面29aを有して、人の指が検知面29aにふれた場合に当該人の指を検知する指検知センサ29を備える。そして、カゴ音声出力装置27が、指検知センサ29による指の検知及びその検知の後の行先階指定釦16の操作を含む連動動作に基づいて、連動動作で操作された行先階指定釦16を特定可能な第1音声と、カゴ11が連動動作で操作された行先階指定釦16に対応する乗場22に到着してカゴ11とその乗場22との人の往来が可能になっている時期の少なくとも一部を特定可能な第2音声と、のうちの少なくとも一方を出力し、連動動作が実行されずに行先階指定釦16が操作された場合、その行先階指定釦16の操作に基づく如何なる音声の出力も行わない。
視覚障碍者は、所望階の点字に指を接触させた後、指を水平方向に平行移動することで所望階の行先階指定釦に辿り着く。
本開示によれば、指を検知する指検知センサ29の検知部の少なくとも一部が行先階指定釦16からその行先階指定釦16に対応する点字表示部における行先階指定釦16から遠い側の端までに位置しているので、指検知センサ29による検知で、視覚障碍者が所望階の点字に触れて指を水平方向に平行移動する動作を行ったことを特定できる。更には、その動作の特定後に行先階指定釦16が操作された場合、視覚障碍者による行先階指定釦16の操作であると判断できる。よって、この場合に、操作された行先階指定釦16を特定可能な第1音声と、カゴ11が操作された行先階指定釦16に対応する乗場22に到着してカゴ11とその乗場22との人の往来が可能になっている時期の少なくとも一部を特定可能な第2音声とのうちの少なくとも一方が出力されることになるので、視覚障碍者に大きな安心感を与えることができると共に、視覚障碍者が所望階でカゴ11から安全に降り易くなるという大きな意義を実現できる。
また、カゴ音声出力装置27が、連動動作が実行されずに行先階指定釦16が操作された場合、その行先階指定釦16の操作に基づく如何なる音声の出力も行わない。したがって、指検知センサ29による検知で、所望階の点字に指を接触させた後、指を水平方向に平行移動する動作を特定できない場合に、行先階指定釦16が操作されても、音声が出力されることがない。よって、視覚障碍者でない人の音声による不快感も大きく抑制することができる。
また、点字表示部が、検知面29a上に位置していてもよい。
本構成によれば、指検知センサ29が点字表示部に触れた指を必ず検知できる。よって、第1音声と第2音声のうちの少なくとも一方を確実に出力できる。
また、指検知センサ29が、複数の行先階指定釦16の夫々に対応するように設けられると共に互いに間隔をおいて位置する複数の指点字接触センサ(センサ部)17を有してもよく、指検知センサ29の検知面29aが、複数の指点字接触センサ17が有する複数の検知面部17aを含んでもよい。
本構成によれば、触れられた点字と、その後に操作された行先階指定釦16が、互いに対応しているか否かを正確に判断できる。したがって、触れられた点字と、その後に操作された行先階指定釦とが対応している場合だけ、第1音声と第2音声の少なくとも一方を出力するようにでき、この場合に、視覚障碍者でない人の行先階指定釦16の操作による音声の出力を大きく抑制できる。したがって、視覚障碍者でない人の音声による不快感を大きく軽減できる。
また、指検知センサ29が指を検知した場合において、指検知センサ29が指を検知できなくなったときから所定時間経過するまでに行先階指定釦16が操作されなかったときには、その指の検知に基づく第1音声の出力と第2音声の出力とを実行しなくてもよい。
なお、上記所定時間は、如何なる時間に設定されてもよい。上記所定時間として、例えば、30秒以下の任意の時間を採用でき、30秒、20秒、又は15秒等の時間を採用することができる。
本構成によれば、視覚障碍者でない人が点字を触った場合における第1音声及び第2音声の少なくとも一方の出力を大きく抑制でき、視覚障碍者でない人の音声による不快感を大きく抑制できる。
また、上記連動動作によって第1音声の出力と第2音声の出力とのうちの少なくとも一方が実行される場合、カゴ11が当該連動動作で操作された行先階指定釦16に対応する乗場22に到着してカゴ11とその乗場22との人の往来が可能になってから所定時間経過するまではカゴ扉32及び乗場扉31が閉まることが禁止されてもよい。
上記所定時間は、如何なる時間に設定されてもよい。上記所定時間として、例えば、2分以下の任意の時間を採用でき、2分、1分45秒、又は1分等の時間を採用することができる。
本構成によれば、視覚障碍者が所望階でカゴ11を安全に降りることができる。よって、非常に大きな意義がある。なお、本構成は、採用されると好ましいが、採用されなくてもよく、カゴ11が連動動作で操作された行先階指定釦16に対応する乗場22に到着してカゴ11とその乗場22との人の往来が可能になってから所定時間経過前にカゴ扉32及び乗場扉31が閉じることが可能な構成でもよい。
また、本開示のエレベーター10における音声出力方法は、カゴ11内に配置され、音を出力するカゴ音声出力装置27と、カゴ11内に設置された複数の行先階指定釦16と、複数の行先階指定釦16の夫々に対応するように設けられた点字表示部と、行先階指定釦16の横方向に関して、行先階指定釦16からその行先階指定釦に対応する点字表示部における当該行先階指定釦16から遠い側の端までに少なくとも一部が位置する検知面29aを有して、人の指が検知面29aに触れた場合に当該人の指を検知する指検知センサ29と、を備えるエレベーター10における音声出力方法である。また、本開示のエレベーター10における音声出力方法は、カゴ音声出力装置27が、指検知センサ29による指の検知及びその検知の後の行先階指定釦16の操作を含む連動動作に基づいて、連動動作で操作された行先階指定釦16を特定可能な第1音声と、カゴ11が連動動作で操作された行先階指定釦16に対応する乗場22に到着してカゴ11とその乗場22との人の往来が可能になっている時期の少なくとも一部を特定可能な第2音声と、のうちの少なくとも一方を出力し、連動動作が実行されずに行先階指定釦16が操作された場合、その行先階指定釦16の操作に基づく如何なる音声の出力も行わない。
本開示によれば、視覚障碍者が行先階指定釦16を操作したときに安心感を得ることができ、しかも、視覚障碍者でない人の音声による不快感も抑制できる。
なお、本開示は、上記実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等な範囲において種々の改良や変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、指検知センサ29が、複数の行先階指定釦16の夫々に対応するように設けられると共に互いに間隔をおいて位置する複数の指点字接触センサ17を有して、指検知センサ29の検知面が、複数の指点字接触センサ17が有する複数の検知面部を含む場合について説明した。しかし、指検知センサ29は、複数の指点字接触センサ17が連続的につながっている形状を有してもよく、1つ検知面のみを有する構成でもよい。
また、点字表示部が、指検知センサ29の検知面29a(図2参照)に設けられる場合について説明した。しかし、図5(a)、すなわち、変形例のエレベーター110の一部を水平方向から見たときの模式図と、図5(b)、すなわち、その一部を鉛直方向下側から見たときの模式図と、に示すように、指検知センサ129において指を検知する検知面129aが、横方向において行先階指定釦116とその行先階指定釦116に対応する点字表示部157との間に位置する部分を有してもよい。
本構成によれば、視覚障碍者が行う上述の指の水平方向の平行移動を確実に検知できる。よって、この場合においても、第1音声と第2音声のうちの少なくとも一方を確実に出力できる。
また、指検知センサ129が、複数の行先階指定釦116の夫々に対応するように設けられると共に互いに間隔をおいて位置する複数の指点字接触センサ(指検知センサ部)117を有してもよい。また、指検知センサ129において指を検知する検知面129aが、横方向において行先階指定釦116とその行先階指定釦116に対応する点字表示部157との間に位置する部分を有してもよい。また、指検知センサ129の検知面129aが、複数の指点字接触センサ117が有する複数の検知面部117aを含んでもよい。そして、図5(b)に示すように、検知面部117aが、行先階指定釦116よりもカゴの室内の内側に突出していると共に点字表示部157よりもカゴの室内の内側に突出してもよい。
本構成によれば、上述の指の横方向の水平移動で指が検知面129aに触れずに素通りすることを略確実に防止でき、指検知センサ129が上述の視覚障碍者の指の横方向の水平移動を確実に検知できる。
また、図6(a)、すなわち、他の変形例のエレベーター210の一部を水平方向から見たときの模式図と、図6(b)、すなわち、その一部を鉛直方向下側から見たときの模式図と、に示すように、更に、指検知センサ部を構成する指点字接触センサ217の検知面部217aが横方向に関して行先階指定釦216とその行先階指定釦216に対応する点字表示部257との間に位置してもよい。また、検知面部217aが山形形状を有してもよく、山形形状の検知面部217aの尾根255が横方向に延在していてもよい。
本構成によれば、視覚障碍者が尾根255を伝うように指を動かすことができるようになり、視覚障碍者の指を所望の行先階指定釦216に誘導することができる。したがって、視覚障碍者が安心感を持って所望の行先階指定釦216を操作することができるようになる。
また、図7(a)、すなわち、別の変形例のエレベーター310の一部を水平方向から見たときの模式図と、図7(b)、すなわち、その一部を鉛直方向下側から見たときの模式図と、に示すように、指検知センサ部を構成する指点字接触センサ317の検知面部317aが、横方向に関して行先階指定釦316とその行先階指定釦316に対応する点字表示部357との間に位置してもよい。そして、検知面部317aに取り付けられた板ばね380を備えてもよく、検知面部317aが指を検知することに連動して板ばね380が検知面部317aに対応する行先階指定釦316を操作してもよい。
本構成によれば、視覚障碍者が行先階指定釦316を直接操作しなくても所望の行先階指定釦316を操作することができる。
10,110,210,310 エレベーター、 11 カゴ、 12 巻上機、 12a 巻上機モータ、 13 釣合錘、 14 ワイヤーロープ、 15 カゴ呼び釦、 16,116,216,316 行先階指定釦、 17,117,217,317 指点字接触センサ、 17a,117a,217a,317a 検知面部、 18 着床位置検出センサ、 19 制御盤、 19a 制御盤のタイマ、 20 昇降路、 22 乗場、 25 カゴ内操作盤、 27 カゴ音声出力装置、 29,129 指検知センサ、 29a,129a 指検知センサの検知面、 30 機械室、 31 乗場扉、 32 カゴ扉、 35 カゴ扉開閉モータ、 37 点字、 41 巻上機モータ用エンコーダ、 42 カゴ扉モータ用エンコーダ、 157,257,357 点字表示部、 255 尾根、 380 板ばね。

Claims (3)

  1. カゴ内に配置され、音を出力する音出力装置と、
    前記カゴ内に設置された複数の行先階指定釦と、
    前記複数の行先階指定釦の夫々に対応するように設けられた点字表示部と、
    前記行先階指定釦の横方向に関して、前記行先階指定釦からその行先階指定釦に対応する前記点字表示部における当該行先階指定釦から遠い側の端までに少なくとも一部が位置する検知面を有して、人の指が前記検知面に触れた場合に当該人の指を検知する指検知センサと、を備え、
    前記音出力装置が、前記指検知センサによる前記指の検知及びその検知の後の前記行先階指定釦の操作を含む連動動作に基づいて、前記連動動作で操作された前記行先階指定釦を特定可能な第1音声を出力し、前記連動動作が実行されずに前記行先階指定釦が操作された場合、その行先階指定釦の操作に基づく如何なる音声の出力も行わず、
    前記指検知センサが、前記複数の行先階指定釦の夫々に対応するように設けられると共に互いに間隔をおいて位置する複数の指検知センサ部を有し、
    前記指検知センサの検知面は、前記複数の指検知センサ部が有する複数の検知面部を含み、
    前記検知面部が、前記横方向において前記行先階指定釦とその行先階指定釦に対応する前記点字表示部との間に位置し、
    前記検知面部が、前記行先階指定釦よりも前記カゴの室内の内側に突出していると共に前記点字表示部よりも前記カゴの室内の内側に突出している、エレベーター。
  2. 前記検知面部が、山形形状を有し、山形形状の前記検知面部の尾根が、前記横方向に延在している、請求項1に記載のエレベーター。
  3. カゴ内に配置され、音を出力する音出力装置と、
    前記カゴ内に設置された複数の行先階指定釦と、
    前記複数の行先階指定釦の夫々に対応するように設けられた点字表示部と、
    前記行先階指定釦の横方向に関して、前記行先階指定釦からその行先階指定釦に対応する前記点字表示部における当該行先階指定釦から遠い側の端までに少なくとも一部が位置する検知面を有して、人の指が前記検知面に触れた場合に当該人の指を検知する指検知センサと、を備え、
    前記音出力装置が、前記指検知センサによる前記指の検知及びその検知の後の前記行先階指定釦の操作を含む連動動作に基づいて、前記連動動作で操作された前記行先階指定釦を特定可能な第1音声を出力し、前記連動動作が実行されずに前記行先階指定釦が操作された場合、その行先階指定釦の操作に基づく如何なる音声の出力も行わず、
    前記指検知センサが、前記複数の行先階指定釦の夫々に対応するように設けられると共に互いに間隔をおいて位置する複数の指検知センサ部を有し、
    前記指検知センサの検知面は、前記複数の指検知センサ部が有する複数の検知面部を含み、
    前記検知面部が、前記横方向において前記行先階指定釦とその行先階指定釦に対応する前記点字表示部との間に位置し、
    前記検知面部は、板ばねの少なくとも一部を含み、
    前記検知面部が指を検知することに連動して前記板ばねが前記検知面部に対応する前記行先階指定釦を操作する、エレベーター。
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