JP7452390B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本開示は、コネクタに関する。
特許文献1に記載されたコネクタは、互いに嵌合・離脱可能な雌ハウジングおよび雄ハウジングと、雄ハウジングのフード部内に初期位置と嵌合位置との間を移動可能に配置されるムービングプレートと、フード部内に突出して配置される雄タブと、を備えている。雄タブの前端部は、初期位置にあるムービングプレートによって覆われて保護される。フード部の左右面には、移動規制部が設けられ、フード部の上下面には、ストッパ面が設けられている。
ムービングプレートには、移動規制部と対応する位置に抜止め部が設けられ、ストッパ面と対応する位置に副係止部が設けられている。ムービングプレートが初期位置にあるときに、副係止部がストッパ面と対向することで、ムービングプレートが初期位置から嵌合位置に移動するのが規制される。また、抜止め部が移動規制部と対向することで、ムービングプレートが前方に移動するのが規制される。なお、説明を省略するが、この種のムービングプレートまたはムービングプレートに相当する部材を備えたコネクタは、特許文献2~4にも開示されている。
特開2007-317442号公報 国際公開第2014/192800号 特開2016-46085号公報 特開2016-51666号公報
従来のコネクタは、ムービングプレートが初期位置から嵌合位置に移動するのを規制する規制構造と、初期位置にあるムービングプレートが前方に移動するのを規制する規制構造と、を別々の部位に設けている。しかし、ムービングプレートの構成の簡素化を図る観点からすると、両規制構造を同じ部位で実現することが望ましい。
そこで、本開示は、ムービングプレートの構成の簡素化を図ることが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本開示のコネクタは、前方に開口したフード部を有する雄ハウジングと、前記フード部内に嵌合される雌ハウジングと、前記フード部内に初期位置と前記初期位置よりも後方の嵌合位置との間を移動可能に配置されるムービングプレートと、前記フード部内に突出して配置され、前記初期位置にある前記ムービングプレートによって前端部が覆われる雄端子と、を備え、前記フード部は、前後方向に延びる弾性変形可能なロックアームを有し、前記ロックアームは、前記ロックアームの後端部から前記フード部内に突出する係止突起と、前記係止突起よりも前方の部位から前記フード部内に突出する停止突起と、を有し、前記ムービングプレートは、前記ロックアームと対応する位置にロック部を有し、前記ムービングプレートが前記初期位置にあるときに、前記ロック部の後面は、前記ムービングプレートの前記嵌合位置への移動を規制可能に前記係止突起と対向し、前記ロック部の前面は、前記ムービングプレートの前方への移動を規制可能に前記停止突起と対向している、コネクタである。
本開示によれば、ムービングプレートの構成の簡素化を図ることが可能なコネクタを提供することができる。
図1は、実施例のコネクタにおいて、レバーがレバー初期位置にあり、雌ハウジングおよび雄ハウジングが浅く嵌合された状態を示す平断面図である。 図2は、レバーがレバー嵌合位置にあり、雌ハウジングおよび雄ハウジングが正規に嵌合された状態を示す平断面図である。 図3は、ムービングプレートが初期位置にあり、雌ハウジングおよび雄ハウジングが浅く嵌合された状態を示す側断面図である。 図4は、雌ハウジングおよび雄ハウジングの離脱過程で、雌ハウジングの引っ掛け部がムービングプレートの係止部を係止し、ムービングプレートが初期位置に向けて移動する状態を示す部分拡大一部断面図である。 図5は、雌ハウジングおよび雄ハウジングの離脱過程で、ロックアームが解除部によって弾性的に変形させられ、ロック部から係止突起が離れる状態を示す部分拡大側断面図である。 図6は、雌ハウジングおよび雄ハウジングの離脱過程で、ロック部の前面が停止突起と突き当り、ムービングプレートの前方への移動が規制された状態を示す部分拡大側断面図である。 図7は、雌ハウジングの正面図である。 図8は、雄ハウジングの正面図である。 図9は、図8のA-A線断面図である。 図10は、ムービングプレートの斜視図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)前方に開口したフード部を有する雄ハウジングと、前記フード部内に嵌合される雌ハウジングと、前記フード部内に初期位置と前記初期位置よりも後方の嵌合位置との間を移動可能に配置されるムービングプレートと、前記フード部内に突出して配置され、前記初期位置にある前記ムービングプレートによって前端部が覆われる雄端子と、を備え、前記フード部は、前後方向に延びる弾性変形可能なロックアームを有し、前記ロックアームは、前記ロックアームの後端部から前記フード部内に突出する係止突起と、前記係止突起よりも前方の部位から前記フード部内に突出する停止突起と、を有し、前記ムービングプレートは、前記ロックアームと対応する位置にロック部を有し、前記ムービングプレートが前記初期位置にあるときに、前記ロック部の後面は、前記ムービングプレートの前記嵌合位置への移動を規制可能に前記係止突起と対向し、前記ロック部の前面は、前記ムービングプレートの前方への移動を規制可能に前記停止突起と対向している。
上述した構成によれば、ムービングプレートが初期位置から嵌合位置に移動するのを規制する規制構造と、初期位置にあるムービングプレートが前方に移動するのを規制する規制構造と、がロック部にまとめて設けられることになり、ムービングプレートの構成の簡素化を図ることが可能となる。
(2)前記雌ハウジングは、前記ロックアームと対応する位置に解除部を有し、前記ロックアームは、前記係止突起よりも前方の部位から前記フード部内に突出する被解除部を有し、前記被解除部の後面は、前方に向けて傾斜する形状であり、前記ムービングプレートの前記嵌合位置から前記初期位置への移動時に、前記ロックアームを前記ロック部から離れる方向に変位可能に前記解除部と接するのが好ましい。
上述した構成によれば、雌ハウジングと雄ハウジングの離脱時、ムービングプレートが嵌合位置から初期位置に移動する過程において、解除部が被解除部の後面と接触し、ロックアームがロック部から離れる方向に変位するから、ロック部の後面とロックアームの係止突起との干渉抵抗を減少させ、あるいは無くすことができる。よって、ロック部の後面に、係止突起との干渉抵抗を減少させるガイド用の斜面を設ける必要がなくなる。その結果、例えば、ロック部の後面を、前後方向と直交する方向に起立した形状にすることができ、ロック部の後面が停止突起に当たって停止される状態を良好に実現することができる。
(3)前記雌ハウジングは、引っ掛け部を有し、前記ムービングプレートは、前記嵌合位置から前記初期位置への移動を可能に前記引っ掛け部と係止する係止部を有し、前記ムービングプレートは、一対の短辺部、一対の長辺部および四隅部で矩形の外縁形状をなすプレート本体を有し、前記係止部と前記ロック部のうち、一方は、一対の前記長辺部における前記四隅部側に一対ずつ配置され、他方は、一対の前記短辺部における前記四隅部側に一対ずつ配置され、前記引っ掛け部は、それぞれの前記係止部と対応する位置に配置され、前記ロックアームは、それぞれの前記ロック部と対応する位置に配置されているのが良い。
上述した構成によれば、ムービングプレートが初期位置にあるときに、プレート本体の四隅部側に一対ずつ配置されたロック部がそれぞれ係止突起と対向することができるため、ムービングプレートの嵌合位置への移動を良好に規制することができる。また、ムービングプレートが嵌合位置から初期位置に移動する際に、プレート本体の四隅部側に一対ずつ配置された係止部がそれぞれ引っ掛け部と係止することができるため、ムービングプレートの初期位置への移動を良好に行わせることができる。さらに、係止部とロック部がプレート本体において四隅部を間に挟んで配置されているため、係止部とロック部を形成する自由度を高めることができる。
(4)前記ムービングプレートは、一対の前記長辺部の中間から前方に突出するガイド壁を有し、前記フード部は、一対の前記長辺部と対向する内面に、前後方向に延びて前記ガイド壁と接するガイドリブを有していると良い。
上述した構成によれば、ムービングプレートが嵌合位置から初期位置に移動する過程で、ガイド壁がガイドリブと接することができ、ムービングプレートがフード部内で傾くのを抑制することができる。特に、係止部とロック部のうちの一方が四隅部側に配置されているため、長辺部の中間にガイド壁の形成領域を良好に確保することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の実施形態における具体的な実施例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
実施例のコネクタは、図1~図3に示すように、雌コネクタ10と雄コネクタ40とからなる。図3に示すように、雌コネクタ10は、雌ハウジング11、レバー12および雌端子13を備える。雄コネクタ40は、雄ハウジング41、ムービングプレート42および雄端子43を備える。雌ハウジング11および雄ハウジング41は、互いに嵌合・離脱可能とされている。なお、以下の説明において、前後方向は、図3の右側を前側(F側)とし、図3の左側を後側(R側)とする。上下方向は、図3の上下方向を基準とする。左右方向は、図1および図2の左右方向を基準とする。上述した前後方向、上下方向および左右方向は、使用時における実際の方向と必ずしも一致するわけではない。
<雌ハウジング>
雌ハウジング11は合成樹脂製であって、図7に示すように、全体として左右方向に長い雌ハウジング本体14を有している。雌ハウジング本体14は、前後方向に延びる複数の雌キャビティ15を有している。図3に示すように、雌端子13は、雌キャビティ15内に前方から挿入されて収容される。雌ハウジング本体14には、雌端子13を抜け止めする雌側リテーナ16が装着される。
図7に示すように、雌ハウジング11は、雌ハウジング本体14の上下面の中央部から突出する一対の支軸17を有している。図1~図3に示すように、レバー12は、支軸17に回動可能に支持される。
図7に示すように、雌ハウジング11は、雌ハウジング本体14の上下面から突出する複数のハウジング側係合部18A、18B、18Cを有している。このうち、2つのハウジング側係合部18A、18Bは、レバー初期位置のレバー12と接触し(図1を参照)、1つのハウジング側係合部18Cは、レバー嵌合位置のレバー12と接触する(図2を参照)。
図7に示すように、雌ハウジング11は、雌ハウジング本体14の上下面の左右両端部から突出する一対ずつの基台部19A、19Bを有している。基台部19A、19Bは、矩形ブロック状をなしている。図7の左側に配置された基台部19Aは、図7の右側に配置された基台部19Bよりも幅広に形成されている。
基台部19A、19Bは、左右外側の一角を挟んで隣接する2面に、それぞれ解除部20および引っ掛け部21を突出させている。図1、図2および図7に示すように、解除部20は、上側に配置された基台部19A、19Bの上面の前端部と、下側に配置された基台部19A、19Bの下面の前端部と、に突設されている。引っ掛け部21は、基台部19Aの左側面の後端部と、基台部19Bの右側面の後端部と、に突設されている。
図5および図6に示すように、解除部20の前面は後方に向けて傾斜し、解除部20の後面は前方に向けて傾斜して配置されている。図4に示すように、引っ掛け部21の後面は前方に向けて傾斜し、引っ掛け部21の前面は左右方向に沿って配置されている。
<レバー>
レバー12は合成樹脂製であって、全体として門型をなし、互いに対向する一対のアーム部22(図1および図3を参照)と、各アーム部22の端部間に連結された連結部23(図1および図2を参照)と、を有している。連結部23は、図2に示すように、前方に突出する突片部29を有し、突片部29の内側に、レバー側ロック部28を有している。詳細は図示しないが、レバー側ロック部28は弾性変形可能とされている。
アーム部22は、図1および図2に示すように、板状をなし、支軸17が嵌まる軸孔24と、軸孔24の近傍から延びてアーム部22の外周縁に開口するカム溝25と、を有している。レバー12は、軸孔24に支軸17を嵌めた状態で、雌ハウジング11に対し、レバー初期位置(図1を参照)とレバー嵌合位置(図2を参照)との間を回動可能とされている。
レバー12は、アーム部22に、複数のレバー側係合部26A、26Bを有している。図1および図2の左側に配置されたレバー側係合部26Aは、アーム部22の外周縁から前方に突出する板状をなしている。図1および図2の右側に配置されたレバー側係合部26Bは、アーム部22の外周縁に段付き状に凹設されている。図1に示すように、レバー側係合部26A、26Bがハウジング側係合部18A、18Bに係止されることにより、レバー12がレバー初期位置において回動を規制された状態に保持される。また、図2に示すように、レバー12がレバー嵌合位置にあるときに、レバー側係合部26Aがハウジング側係合部18Cに接触する。
<雌端子>
雌端子13は金属製であって、図3に示すように、箱状の雌端子本体27を有している。雌側リテーナ16は、雌端子本体27の後端縁に係止される。雌端子13は、雌側リテーナ16に係止されることで雌キャビティ15内に抜け止めされる。また、雌端子13は、後端部において、電線W1の端末部に圧着して接続される。
<雄ハウジング>
雄ハウジング41は合成樹脂製であって、図8に示すように、左右方向に長い雄ハウジング本体44を有している。雄ハウジング本体44は、前後方向に延びる複数の雄キャビティ45を有している。図3に示すように、雄端子43は、雄キャビティ45内に後方から挿入されて収容される。雄ハウジング本体44には、雄端子43を抜け止めする雄側リテーナ46が装着される。
雄ハウジング41は、雄ハウジング本体44から前方に突出するフード部47を有している。フード部47は、角筒状をなし、雄ハウジング本体44より一回り大きいサイズで形成されている。図8に示すように、フード部47は、上下で対向する上下壁48と、左右で対向する側壁49A、49Bと、を有している。
雄ハウジング41は、図8の右側の側壁49Aよりも側方に、レバーロック装着部50を付設させている。レバーロック装着部50と側壁49Aとの間には、突片部29が入り込む内側空間51が設けられている。側壁49Aには、ハウジング側ロック部52が内側空間51に突出して設けられている。図2に示すように、ハウジング側ロック部52がレバー側ロック部28に係止されることにより、レバー12が雄ハウジング41に対してレバー嵌合位置に保持される。
雄ハウジング41は、上下壁48の内面の左右中央側から突出する一対のカムフォロア部53を有している。雌ハウジング11がフード部47内に浅く嵌合されると、カムフォロア部53がアーム部22のカム溝25内に入り込む(図1を参照)。レバー12がレバー初期位置とレバー嵌合位置との間を回動することにより、カムフォロア部53がアーム部22のカム溝25と係合し、雌ハウジング11および雄ハウジング41の嵌合・離脱が進行する。
図3に示すように、雄ハウジング41は、各カムフォロア部53の突出方向の先端部と雄ハウジング本体44の前面との間に、前後方向に延びる一対のつなぎ部54を有している。つなぎ部54は、図1および図8に示すように、前後方向および左右方向に沿った板状をなしている。
図8に示すように、フード部47は、上下壁48の左右両端部に、一対ずつのロックアーム55を有している。図9に示すように、ロックアーム55は、上下壁48に形成された切り込み56によって弾性変形可能とされ、上下壁48の前端部から後方へ向けて片持ち状に延びる形状になっている。
ロックアーム55は、後端部(先端部)の左右両端部からフード部47内に突出する一対の係止突起57を有している。図5および図6に示すように、係止突起57の後面は前方に向けて傾斜し、係止突起57の前面は上下方向に沿って配置されている。
また、ロックアーム55は、係止突起57よりも前方であるロックアーム55の中間側からフード部47内に突出する突部58を有している。図8に示すように、突部58は、正面から見て各係止突起57の間に配置されている。図9に示すように、突部58は、左右両端部に一対の停止突起59を有し、左右中央部に被解除部60を有している。つまり、各停止突起59および被解除部60は左右方向(幅方向)に並んで配置されている。
停止突起59は、突部58の後部に位置し、上下方向および前後方向に沿った板状をなしている。図5および図6に示すように、停止突起59の後面(後端)は、上下方向に沿って配置されている。停止突起59は、初期位置にあるムービングプレート42の前方への移動を規制する。
図5および図6に示すように、被解除部60は、断面台形状をなしている。被解除部60の前面は、後方に向けて内側(フード部47内側)に傾斜している。被解除部60の後面は、前方に向けて内側に傾斜している。被解除部60の後部の左右両端は、各停止突起59に一体に連結されている。被解除部60の後面と停止突起59の内面とは直交している。被解除部60の左右幅は、解除部20の左右幅よりも大きい。被解除部60に解除部20が接触することにより、ロックアーム55が弾性的に変形させられる。
フード部47は、上下壁48の左右両側に、前後方向に延びる複数のガイドリブ61A、61Bを有している。各ガイドリブ61A、61Bは、上下壁48において、各ロックアーム55よりも左右中央側に配置されている。図8の左側のガイドリブ61Aは、図8の右側のガイドリブ61Bより大きく、断面L字のレール形状を有している。各ガイドリブ61A、61Bは、ムービングプレート42の移動をガイドする。また、フード部47は、上下壁48におけるガイドリブ61Bとレバーロック装着部50との間にもガイドリブ61Cを有している。
図8に示すように、フード部47は、側壁49A、49Bの上下両側に、一対ずつの逃がし溝62A、62Bを有している。各逃がし溝62Aは、図8の左側の側壁49Bにおける内面の上下両側に、前後方向に延びて側壁49Bの前端に開口している。図4および図9に示すように、逃がし溝62Aの側面は、前方へ向けて拡開するように傾斜している。各逃がし溝62Bは、図8の右側の側壁49Aの上下両側において、レバーロック装着部50の内側空間51とフード部47内とに連通している。各逃がし溝62A、62Bには、ムービングプレート42の後述する係止部73が弾性変形時に入り込む。
<ムービングプレート>
ムービングプレート42は合成樹脂製であって、図10に示すように、矩形板状のプレート本体63を有している。プレート本体63の外縁は、上下に配置された一対の長辺部64と、左右に配置された一対の短辺部65と、各長辺部64と各短辺部65とを直角につなぐ四隅部66と、により構成されている。長辺部64の左右寸法は、短辺部65の上下寸法よりも大きい。
ムービングプレート42は、フード部47内に挿入され、雄ハウジング41に対して初期位置(図1および図3を参照)と嵌合位置(図2を参照)との間を前後方向に移動可能とされる。プレート本体63は、フード部47内を覆うように配置される。
プレート本体63は、複数の位置決め孔67を有している。図3に示すように、位置決め孔67は、雄キャビティ45と対応する位置に配置されている。プレート本体63の位置決め孔67には、雄端子43の後述するタブ79の前端部が位置決めして挿入される。
プレート本体63の各長辺部64には、凹部68が設けられている。凹部68には、ガイドリブ61Aが嵌合される。プレート本体63の前面の左右両側には、上下方向に延びる一対の補強リブ69が設けられている。
ムービングプレート42は、プレート本体63の各長辺部64の中間、詳細には左右中央側から前方に突出する一対のガイド壁70を有している。ガイド壁70は、左右方向および前後方向に沿った板状をなしている。各ガイド壁70の内面には、各補強リブ69の上下端が連結されている。
ガイド壁70の外面は、フード部47の上下壁48と接触する。また、ガイド壁70の左右両端縁は、各ガイドリブ61A、61Bと接触する。ガイド壁70の左右中央部には、逃がし孔71が設けられている。逃がし孔71は、ガイド壁70からプレート本体63にまたがって開口している。図1に示すように、カムフォロア部53は、逃がし孔71内に配置され、ムービングプレート42との干渉を回避する。
図10に示すように、ムービングプレート42は、各短辺部65から前方に突出する一対の突出壁72を有している。突出壁72は、上下方向および前後方向に沿った板状をなし、プレート本体63の全高にわたって形成されている。突出壁72の外面は、フード部47の側壁49A、49Bと接触する。
各突出壁72の前端は、上下方向に沿って配置されている。ムービングプレート42は、各突出壁72の前端の上下両端部から前方に突出する一対ずつの係止部73を有している。係止部73は、角柱状の本体部分の前端から内側に突出する被引っ掛け部74を有している。係止部73は、突出壁72の前端側を支点として弾性変形可能とされている。ムービングプレート42が嵌合位置から初期位置に移動する過程で、図4に示すように、係止部73の被引っ掛け部74は、引っ掛け部21に引っ掛けられる。
図10に示すように、ムービングプレート42は、各長辺部64の左右両端部から前方に突出する複数のロック連結部75を有している。また、ムービングプレート42は、ロック連結部75の前端と突出壁72の前端(突出壁72の上下端でもある)との間に、左右方向に延びるロック部76を有している。
ロック連結部75、ロック部76および突出壁72は、ムービングプレート42を上方または下方から見たときに矩形状をなす枠77(図1を参照)を構成する。ロック部76の左右寸法は、ロックアーム55の左右寸法よりも大きい。ロック部76は、断面矩形状をなし、左右方向に沿った前後面を有している。図5および図6に示すように、ロック部76の前面は、上下両端部を除いて、上下方向に沿って配置されている。ロック部76の前面の上下両端部は、湾曲状に面取りされている。ロック部76の後面は、全体が上下方向に沿って配置されている。ムービングプレート42が初期位置にあるときに、ロック部76は、ロックアーム55の係止突起57に係止される(図6を参照)。
図10に示すように、ロック部76は、各長辺部64の左右両端部における四隅部66寄りの位置に、一対ずつ配置されている。係止部73は、各短辺部65の上下両端部における四隅部66寄りの位置に、一対ずつ配置されている。なお、ムービングプレート42は、前後移動する金型で成形可能であり、成形に際し、前後方向と交差する方向に移動するスライド型を必要としない。
<雄端子>
雄端子43は金属製であって、図3に示すように、全体として前後方向に細長い形状に形成されている。雄端子43は、雄端子本体78と、雄端子本体78から前方に突出するタブ79を有している。雄側リテーナ46は、雄端子本体78の後端縁に係止される。雄端子43は、雄側リテーナ46に係止されることで雄キャビティ45内に抜け止めされる。また、雄端子43は、後端部において、電線W2の端末部に圧着して接続される。
<雌ハウジングおよび雄ハウジングの嵌合・離脱操作>
雌ハウジング11および雄ハウジング41の嵌合に先立ち、ムービングプレート42がフード部47内に挿入され、雄ハウジング41に対して初期位置に保持される。ムービングプレート42の組み付け過程において、ロック部76が被解除部60の前面を摺動し、ロックアーム55が弾性的に変形させられる。ムービングプレート42が初期位置に至ると、ロックアーム55が弾性復帰し、ロック部76が突部58(被解除部60および停止突起59)と係止突起57との間に配置される(図6を参照)。ここで、ロック部76の前面が各停止突起59の後面に対して上下方向に沿って接することにより、ムービングプレート42が初期位置から前方に移動するのが規制される。また、ロック部76の後面が各係止突起57の前面に対して上下方向に沿って接することにより、ムービングプレート42が初期位置から嵌合位置に向けて移動するのが規制される。ムービングプレート42が初期位置にあるときに、係止部73は逃がし溝62A、62Bと対応する位置に配置される(図1を参照)。そして、ガイド壁70はガイドリブ61A、61Bに沿って配置され、逃がし孔71内にはカムフォロア部53およびつなぎ部54が進入して配置される。
次いで、雄ハウジング41の雄キャビティ45に雄端子43が挿入される。すると、雄端子43のタブ79がフード部47内に突出し、タブ79の前端部がムービングプレート42の位置決め孔67に貫通して配置される(図3を参照)。これにより、雄端子43のタブ79は異物から保護される。
続いて、雌端子13がセットされた雌ハウジング11がフード部47内に浅く嵌合される。雌ハウジング11がフード部47内に嵌合される過程で、引っ掛け部21が被引っ掛け部74と接触し、係止部73が弾性的に変形させられ、逃がし溝62A、62B内に進入する。さらに雌ハウジング11の嵌合が進むと、係止部73が弾性復帰し、引っ掛け部21が雄ハウジング本体44の前面と被引っ掛け部74との間に配置される。レバー初期位置にあるレバー12のカム溝25の入り口には、カムフォロア部53が進入して配置される。また、レバー側係合部26Aとハウジング側係合部18Aとの係止状態がガイドリブ61Cによって解除され、レバー12がレバー嵌合位置に回動可能な状態になる。そして、解除部20の後面が被解除部60の前面を摺動し、ロックアーム55が弾性的に変形させられる。これにより、係止突起57がロック部76から離れるように変位し、係止突起57とロック部76との係止状態が解除される結果、ムービングプレート42も嵌合位置に向けて移動可能な状態になる。
次いで、レバー12がレバー初期位置からレバー嵌合位置に向けて回動される。レバー12の回動過程で、カムフォロア部53がカム溝25の溝面を摺動し、雌ハウジング11および雄ハウジング41の嵌合が進行させられる。雌ハウジング11がフード部47の奥側に移動すると、雌ハウジング本体14の後面がプレート本体63を押圧し、ムービングプレート42もフード部47の奥側に移動させられる。
レバー12がレバー嵌合位置に至ると、レバー側ロック部28がハウジング側ロック部52を係止し、レバー12の回動が停止される(図2を参照)。このとき、カムフォロア部53はカム溝25の奥端側に位置し、雌ハウジング11および雄ハウジング41が正規に嵌合された状態になる。雌ハウジング11および雄ハウジング41が正規に嵌合されると、雌端子13および雄端子43も正規状態で電気的に接続される。そして、雌ハウジング11および雄ハウジング41が正規に嵌合されると、ムービングプレート42も嵌合位置に至り、プレート本体63が雄ハウジング本体44に接触する。
ところで、メンテナンスなどの事情により雌ハウジング11および雄ハウジング41を離脱させることがある。この場合は、まずレバー側ロック部28とハウジング側ロック部52との係止状態が手動で解除され、レバー12がレバー嵌合位置からレバー初期位置に向けて回動させられる。すると、カムフォロア部53がカム溝25の溝面(嵌合時とは反対側の溝面)を摺動し、雌ハウジング11および雄ハウジング41の離脱が進行させられる。
雌ハウジング11がフード部47の奥側から離れる過程で、図5に示すように、雌ハウジング11の解除部20が被解除部60の後面に接触して摺動し、ロックアーム55が弾性的に変形させられる。また、雌ハウジング11がフード部47の奥側から離れる過程で、図4に示すように、引っ掛け部21が被引っ掛け部74に接触し、ムービングプレート42が雌ハウジング11とともにフード部47の奥側から離れる方向に移動する。言い換えれば、ムービングプレート42は初期位置に向けて移動する。なお、引っ掛け部21が被引っ掛け部74に接触し、ムービングプレート42が初期位置への移動を開始したときに、係止部73はフード部47の側壁49A、49Bと接触することで弾性変形しない状態に維持される。
ムービングプレート42が初期位置に向けて移動する過程で、ロック部76が係止突起57と対応する位置に至る。上述したように、ロックアーム55は弾性的に変形させられ、係止突起57はロック部76から離れる方向に退避している(図5を参照)。このため、ロック部76は、係止突起57と干渉してもその干渉抵抗を小さく抑えることができ、あるいは係止突起57と干渉すること自体を回避することができる。
さらに雌ハウジング11の離脱が進行すると、解除部20が被解除部60を乗り越えて、ロックアーム55が弾性復帰する。ロックアーム55が弾性復帰するのに伴い、ロック部76が係止突起57と突部58との間に配置され、ムービングプレート42が初期位置に戻る。
ムービングプレート42が初期位置に戻っても、雌ハウジング11はレバー12の回動によって前方に移動する状態を継続する。これに対し、ムービングプレート42は、図6に示すように、ロック部76の前面が各停止突起59の後面に突き当たることで、初期位置よりも前方への移動が規制され、ひいてはフード部47からの抜け出しが規制される。ロック部76の前面が各停止突起59の後面に突き当たったとき、係止部73は逃がし溝62A、62Bと対応する位置に配置される(図4を参照)。このため、係止部73は弾性的に変形して逃がし溝62A、62B内に入り込むことができる。係止部73が弾性的に変形すると、引っ掛け部21と被引っ掛け部74との係止状態が解除され、引っ掛け部21が被引っ掛け部74から前方に離れる。かくして、雌ハウジング11は、ムービングプレート42を初期位置に残して、フード部47から離脱させられる。
ムービングプレート42が初期位置と嵌合位置との間を移動する際、ガイド壁70がガイドリブ61A、61Bでガイドされつつ(図1および図2を参照)、フード部47の上下壁48の内面を摺動するとともに、突出壁72がフード部47の側壁49A、49Bの内面を摺動する。このため、ムービングプレート42は、フード部47内で傾かずに円滑に移動することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、ムービングプレート42が初期位置にあるときに、ロック部76の前面が停止突起59と対向することで、ムービングプレート42の前方への移動が規制され、さらに、ロック部76の後面が係止突起57と対向することで、ムービングプレート42の嵌合位置への移動が規制される。よって、初期位置にあるムービングプレート42の移動を規制する構造がロック部76に集約されることになり、ムービングプレート42の構成の簡素化を図ることが可能となる。
特に、ロック部76の前面が上下方向に沿って配置されるため、初期位置にあるムービングプレート42の前方への移動が良好に規制される。仮に、ムービングプレート42が嵌合位置から初期位置に移動する過程で、上下方向に沿ったロック部76の前面が係止突起57と干渉すると、干渉抵抗が過大となり、ムービングプレート42が円滑に移動することができない。しかるに本実施例によれば、雌ハウジング11の解除部20が被解除部60の後面に接触してロックアーム55をロック部76から離れる方向に弾性的に変形させるため、ロック部76と係止突起57との干渉が回避または緩和される。よって、ムービングプレート42が円滑に移動することができる。
また、本実施例の場合、係止部73およびロック部76がそれぞれ短辺部65および長辺部64の四隅部66側に配置されるため、ガイド壁70の形成領域を長辺部64の中間(左右中央側)に良好に確保することができる。
[本開示の他の実施形態]
今回開示された実施形態の実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えるべきである。
上述した実施形態の実施例の場合、引っ掛け部が雌ハウジングに設けられていたが、他の実施形態によれば、引っ掛け部がレバーに設けられていても良い。例えば、レバーのカム溝の溝面が引っ掛け部となり、ムービングプレートに、カム溝に進入するプレート側カムフォロア部を設けて、このプレート側カムフォロア部を被引っ掛け部としても良い。この場合は、レバーの回動によって、プレート側カムフォロア部がカム溝の溝面を摺動し、ムービングプレートが初期位置と嵌合位置との間を移動可能となる。
上述した実施形態の実施例の場合、係止部が各短辺部の上下両端部に一対ずつ配置され、ロック部が各長辺部の左右両端部に一対ずつ配置されていたが、他の実施形態によれば、係止部が各長辺部の左右両端部に一対ずつ配置され、ロック部が各短辺部の上下両端部に一対ずつ配置されていても良い。
上述した実施形態の実施例の場合、ロック部の前面および停止突起の後面は、上下方向に沿って配置されていたが、他の実施形態によれば、ロック部の前面および停止突起の後面の少なくとも一方は、上下方向に対して傾斜して配置されていても良い。
10…雌コネクタ
11…雌ハウジング
12…レバー
13…雌端子
14…雌ハウジング本体
15…雌キャビティ
16…雌側リテーナ
17…支軸
18A、18B、18C…ハウジング側係合部
19A、19B…基台部
20…解除部
21…引っ掛け部
22…アーム部
23…連結部
24…軸孔
25…カム溝
26A、26B…レバー側係合部
27…雌端子本体
28…レバー側ロック部
29…突片部
40…雄コネクタ
41…雄ハウジング
42…ムービングプレート
43…雄端子
44…雄ハウジング本体
45…雄キャビティ
46…雄側リテーナ
47…フード部
48…上下壁
49A、49B…側壁
50…レバーロック装着部
51…内側空間
52…ハウジング側ロック部
53…カムフォロア部
54…つなぎ部
55…ロックアーム
56…切り込み
57…係止突起
58…突部
59…停止突起
60…被解除部
61A、61B、61C…ガイドリブ
62A、62B…逃がし溝
63…プレート本体
64…長辺部
65…短辺部
66…四隅部
67…位置決め孔
68…凹部
69…補強リブ
70…ガイド壁
71…逃がし孔
72…突出壁
73…係止部
74…被引っ掛け部
75…ロック連結部
76…ロック部
77…枠
78…雄端子本体
79…タブ
W1、W2…電線

Claims (2)

  1. 前方に開口したフード部を有する雄ハウジングと、
    前記フード部内に嵌合される雌ハウジングと、
    前記フード部内に初期位置と前記初期位置よりも後方の嵌合位置との間を移動可能に配置されるムービングプレートと、
    前記フード部内に突出して配置され、前記初期位置にある前記ムービングプレートによって前端部が覆われる雄端子と、を備え、
    前記フード部は、前後方向に延びる弾性変形可能なロックアームを有し、
    前記ロックアームは、前記ロックアームの後端部から前記フード部内に突出する係止突起と、前記係止突起よりも前方の部位から前記フード部内に突出する停止突起と、を有し、
    前記ムービングプレートは、前記ロックアームと対応する位置にロック部を有し、
    前記ムービングプレートが前記初期位置にあるときに、前記ロック部の後面は、前記ムービングプレートの前記嵌合位置への移動を規制可能に前記係止突起と対向し、前記ロック部の前面は、前記ムービングプレートの前方への移動を規制可能に前記停止突起と対向し
    前記雌ハウジングは、引っ掛け部を有し、前記ムービングプレートは、前記嵌合位置から前記初期位置への移動を可能に前記引っ掛け部と係止する係止部を有し、
    前記ムービングプレートは、一対の短辺部、一対の長辺部および四隅部で矩形の外縁形状をなすプレート本体を有し、
    前記係止部と前記ロック部のうち、一方は、一対の前記長辺部における前記四隅部側に一対ずつ配置され、他方は、一対の前記短辺部における前記四隅部側に一対ずつ配置され、
    前記引っ掛け部は、それぞれの前記係止部と対応する位置に配置され、前記ロックアームは、それぞれの前記ロック部と対応する位置に配置され、
    前記ムービングプレートは、一対の前記長辺部の中間から前方に突出するガイド壁を有し、
    前記フード部は、一対の前記長辺部と対向する内面に、前後方向に延びて前記ガイド壁と接するガイドリブを有している、コネクタ。
  2. 前記雌ハウジングは、前記ロックアームと対応する位置に解除部を有し、
    前記ロックアームは、前記係止突起よりも前方の部位から前記フード部内に突出する被解除部を有し、
    前記被解除部の後面は、前方に向けて傾斜する形状であり、前記ムービングプレートの前記嵌合位置から前記初期位置への移動時に、前記ロックアームを前記ロック部から離れる方向に変位可能に前記解除部と接する、請求項1に記載のコネクタ。
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