JP5978398B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに係り、特に、アライニングプレートを有するものに関する。
従来、図1、図2A、図2Bで示すようなコネクタ(レバー嵌合式コネクタ)301が知られている(特許文献1参照)。
コネクタ301は、雌ハウジング(メスコネクタ,female connector housing)303と、雄ハウジング(オスコネクタ,male connector housing)305と、ムービングプレート(moving plate)307と、レバー309とを備えて構成されている。
ムービングプレート307は、端子挿通孔(挿入孔)311が形成されたプレート本体308と、このプレート本体308に設けられ且つ雌ハウジング303に仮係止される複数の仮係止部310とを備えている。
仮係止部310は、雌ハウジング303に嵌合しているレバー309の回転軸に直交する複数の直線上で、上記回転軸の両側に位置するように配置されている。
雌ハウジング303への雄ハウジング305とムービングプレート307との設置は次のようにしてなされるようになっている。
ムービングプレート307は雄ハウジング305にセットされる。このとき、ムービングプレート307に形成された端子挿通孔311には、雄ハウジング305のフード部(hood part)313内で突出する雄端子金具(オス端子)315がそれぞれ対応するように挿入しておく。
次に、雌ハウジング303と雄ハウジング305との結合面同士を合わせて仮係止部310によって仮係止させる。そして、レバー309を雌ハウジング303側からレバー挿通孔317に、先端側から挿入する。このとき、レバー309が雌ハウジング303に仮係止される。
次に、仮係止されたレバー309の操作部319、321を、反時計回り方向に回動操作することにより、スクリュウ溝(screw grooves)323、325の先端部がレバー係合板327の係合突起329を収容して、雌ハウジング303と雄ハウジング305とを互いに引きつけて嵌合させる。
そして、雌ハウジング303と雄ハウジング305との嵌合が完了する際に、図2Aに示すように、雌ハウジング303のレバー挿通孔317の側方に設けられた反発片331の係止突起333は、ムービングプレート307の仮係止片335の先端部に係止されてムービングプレート307を保持する。同時に、図2Bに示すように、雌ハウジング303の嵌合部の外側壁に形成された反発片337に突設された係止突起339が、ムービングプレート307の仮係止片341の先端部を係止してムービングプレート307を保持する。
また、従来、図35で示すようなコネクタ(アライニングプレート(aligning plate)付きコネクタ)351が知られている(特許文献2参照)。
アライニングプレート付きコネクタ351は、嵌合空間355を有するコネクタハウジング(オスコネクタ)353と、嵌合空間355に移動可能に設けられ、雄型端子357を規定の位置に位置決めするアライニングプレート359とを有している。コネクタハウジング353の内部には、アーム部361と突起部363とで構成されたアライニングプレート359のプレート部365を仮係止位置に保持する仮係止フック367が設けられている。この突起部363には、プレート部365が作業者の手や嵌合相手以外のコネクタにより嵌合空間355の奥側に無理やり押圧されてプレート部365の表面に設けられた窪み369が押し当てられることによって、アーム部361を嵌合空間の内側に引っ張るベクトルP2を生じる、窪み369の内面との接触部Nが設けられている。
また、従来、アライニングプレートと有するコネクタとして、特許文献3に記載のものが知られている。
特開2006−073330号公報 特開2009−187865号公報 特開2000−195610号公報
ところで、特許文献1に記載のコネクタ301や特許文献3に記載のコネクタでは、強い負荷がかかるとアライニングプレートが押し込まれてしまうという問題がある。たとえば、アライニングプレートが雄ハウジング側に大きな力で押し込まれると、図2A、図2Bで示す構成では、アライニングプレートの仮係止状態が容易に解除されて、アライニングプレートが雄ハウジング側に移動してしまう。
また、特許文献2に記載のコネクタ351や特許文献3に記載のコネクタでは、アライニングプレートの持ち上げ構造が存在しないので、一旦オスハウジングに設置されたアライニングプレートをオスハウジングから取り外すことが困難であるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、オスコネクタ(male connector)とメスコネクタ(female connector)とアライニングプレートとを有するコネクタにおいて、仮係止の状態で強い力(負荷)がかかっても、アライニングプレートがオスコネクタ側に移動することがなく、また、一旦設置されたアライニングプレートをオスコネクタから取り外すことが容易であるコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、オスコネクタとアライニングプレートとメスコネクタとを備え、オスコネクタは、オス端子と係止部とを備え、アライニングプレートは、オス端子の保護、オス端子のアライメントの補正の少なくともいずれかをするためにオス端子に係合し、オス端子の突出方向でオスコネクタに対して移動自在であり、アライニングプレートは、被係合部とオス端子の基端側の面に設けられた被係止部とを備え、オスコネクタに仮設置されている状態では、被係止部がオスコネクタの係止部に当接することで、オス端子の基端側への移動が阻止されるように構成され、メスコネクタは、オスコネクタ側に移動することでアライニングプレートとともにオスコネクタに設置されるように構成されており、メスコネクタは、係合部を備え、オスコネクタに設置されている状態からオスコネクタから離れる側に移動してオスコネクタから取り外すときに、係合部がアライニングプレートの被係合部に係合し、アライニングプレートをオスコネクタから離れる側に移動するように構成されていることを特徴とするコネクタである。
本発明のコネクタは、メスコネクタがオスコネクタに接続されている状態からメスコネクタをオスコネクタから離れる側に移動してオスコネクタから取り外すときに、アライニングプレートがメスコネクタとともにオスコネクタから離れるまで、メスコネクタの係合部がアライニングプレートの被係合部に係合し続けるように構成されているものであってもよい。
本発明のコネクタは、オスコネクタには係合部が設けられており、アライニングプレートの被係合部には突起が設けられており、メスコネクタをオスコネクタ側に移動して、メスコネクタをオスコネクタに設置するときに、メスコネクタの係合部がオスコネクタの係止部に当接することで、アライニングプレートの被係止部がオスコネクタの係止部に係止されている状態が解除されるように構成されているとともに、アライニングプレートの被係止部がオスコネクタの係止部に係止されている状態の解除が終了するまで、アライニングプレートの被係合部の突起がオスコネクタの係合部に当接して、アライニングプレートのオス端子の基端側への移動が阻止されるように構成されているものであってもよい。
本発明のコネクタは、アライニングプレートが矩形な平板状に形成されており、アライニングプレートの被係合部がオスコネクタの係合部に係合することで、オスコネクタに対するメスコネクタの移動方向と直交する所定の一方向である縦方向での、オスコネクタに対するアライニングプレートの位置決めがなされ、アライニングプレートの被係止部がオスコネクタの係止部に係止されること、オスコネクタに対するメスコネクタの移動方向と縦方向とに直交する方向である横方向でのアライニングプレートの両端がオスコネクタの係止部に係合すること、の少なくともいずれかによって、横方向での、オスコネクタに対するアライニングプレートの位置決めがなされるように構成されているものであってもよい。
本発明によれば、オスコネクタとメスコネクタとアライニングプレートとを有するコネクタにおいて、仮係止の状態で強い力(負荷)がかかっても、アライニングプレートがオスコネクタ側に移動することがない。また、一旦設置されたアライニングプレートをオスコネクタから取り外すことが容易であるコネクタを提供することができるという効果を奏する。
図1は、従来のコネクタを示す図である。 図2Aは、従来のコネクタのムービングプレートと雌ハウジング側との係止状態を示す図である。 図2Bは、従来のコネクタのムービングプレートと雌ハウジング側との係止状態を示す図である。 図3は、従来のコネクタを示す図である。 図4Aは、従来のコネクタのアライニングプレートが仮係止フックに保持される前の状態を示す図である。 図4Bは、従来のコネクタのアライニングプレートが仮係止フックに保持された状態を示す図である。 図4Cは、従来のコネクタの仮係止フックに保持されたアライニングプレートが押圧された状態を示す図である。 図4Dは、図4Cに示されたアライニングプレートがさらに大きい力で押圧された状態を示す図である。 図5は、従来のコネクタを示す図である。 図6は、本実施形態に係るコネクタの斜視図であって、メスコネクタとアライニングプレートとが、オスコネクタから取り外されている状態を示す図である。 図7は、本実施形態に係るオスコネクタの斜視図である。 図8は、図7におけるIII矢視図である。 図9Aは、図6におけるIVA部の拡大図である。 図9Bは、図6におけるIVB部の拡大図である。 図10は、図7におけるV部の拡大図である。 図11は、図7におけるVI部の拡大図である。 図12Aは、本実施形態に係るオスコネクタの係合部を構成する変形防止リブを横方向から見た図である。 図12Bは、本実施形態に係るオスコネクタの係合部を構成する変形防止リブを横方向から見た図である。 図13は、本実施形態に係るコネクタの動作を示す図である。 図14は、図13に示す状態におけるオスコネクタの係合部(変形防止リブ)とメスコネクタの係合部とアライニングプレートの被係合部との係合状態を示す図である。 図15は、図13に示す状態におけるオスコネクタの係止部とメスコネクタの係合部とアライニングプレートの被係止部との係合状態を示す図である。 図16は、図13におけるXI部の拡大図である。 図17は、本実施形態に係るコネクタの動作を示す図である。 図18は、図17に示す状態におけるオスコネクタの係合部(変形防止リブ)とメスコネクタの係合部とアライニングプレートの被係合部との係合状態を示す図である。 図19は、図17に示す状態におけるオスコネクタの係止部とメスコネクタの係合部とアライニングプレートの被係止部との係合状態を示す図である。 図20は、図17におけるXV部の拡大図である。 図21は、本実施形態に係るコネクタの動作を示す図である。 図22は、図21に示す状態におけるオスコネクタの係合部(変形防止リブ)とメスコネクタの係合部とアライニングプレートの被係合部との係合状態を示す図である。 図23は、図21に示す状態におけるオスコネクタの係止部とメスコネクタの係合部とアライニングプレートの被係止部との係合状態を示す図である。 図24は、図21におけるXIX部の拡大図である。 図25は、本実施形態に係るコネクタの動作を示す図である。 図26は、図25に示す状態におけるオスコネクタの係合部(変形防止リブ)とメスコネクタの係合部とアライニングプレートの被係合部との係合状態を示す図である。 図27は、図25に示す状態におけるオスコネクタの係止部とメスコネクタの係合部とアライニングプレートの被係止部との係合状態を示す図である。 図28は、図25におけるXXIII部の拡大図である。 図29は、本実施形態に係るコネクタの動作を示す図である。 図30は、図29に示す状態におけるオスコネクタの係合部(変形防止リブ)とメスコネクタの係合部とアライニングプレートの被係合部との係合状態を示す図である。 図31は、図29に示す状態におけるオスコネクタの係止部とメスコネクタの係合部とアライニングプレートの被係止部との係合状態を示す図である。 図32は、図29におけるXXVII部の拡大図である。 図33は、本実施形態に係るコネクタの動作を示す図である。 図34は、図33に示す状態におけるオスコネクタの係合部(変形防止リブ)とメスコネクタの係合部とアライニングプレートの被係合部との係合状態を示す図である。 図35は、図33に示す状態におけるオスコネクタの係止部とメスコネクタの係合部とアライニングプレートの被係止部との係合状態を示す図である。 図36は、図33におけるXXXI部の拡大図である。
図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
但し、図面は模式的なものであり、装置やシステムの構成等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な構成は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの構成の異なる部分が含まれていることは勿論である。
また、以下に示す本発明の実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
本実施形態に係るコネクタ1は、図6等で示すように、オスコネクタ3とメスコネクタ5とアライニングプレート(ムービングプレート)7とを備えて構成されている。
なお、以下説明の便宜のために、空間内における所定の三方向を、縦方向、横方向、上下方向という場合がある。縦方向と横方向と上下方向とはお互いが直交している。
オスコネクタ3には、図7、図8等で示すように、不図示のオス端子(オスタブ;オス端子金具)が収容される端子収容室9と係止部(たとえば、プレート保持アーム)11とが設けられている。なお、オスコネクタ3では、オス端子がオスコネクタハウジング13に設けられており、係止部11は、オスコネクタハウジング13の一部で構成されている。
オスコネクタハウジング13は、たとえば、合成樹脂等の電気的絶縁性材料で一体成形されている。オス端子は、細長い棒状に形成されており、長手方向(上下方向)に対して直交する方向(縦方向、横方向)でお互いが所定の間隔をあけてならんでいる。
アライニングプレート7は、オス端子の保護、オス端子のアライメントの補正の少なくともいずれかをするために(たとえば、オス端子の保護とオス端子のアライメントの補正とをするために)、オス端子に係合するようになっている。また、アライニングプレート7は、オス端子の突出方向(長手方向;図14等の上下方向)でオスコネクタ3に対して移動自在に係合するようになっている。
アライニングプレート7は、合成樹脂等の電気的絶縁性材料で一体成形されており、図14や図15等で示すように、被係合部15と被係止部17とを備えて構成されている。被係止部17は、オス端子の基端側の面(下面)に設けられており、オスコネクタ3の係止部11に当接するようになっている。
図14や図15で示すオスコネクタ3に仮設置されている状態では、被係止部17がオスコネクタ3の係止部11に当接することで、アライニングプレート7がオスコネクタ3の係止部11に係止され、アライニングプレート7が下側から支持され、アライニングプレート7の、オス端子の基端側(図15での下側)への移動が阻止されるように構成されている。
また、オスコネクタ3に仮設置されている状態では、アライニングプレート7は、オス端子の長手方向で、オス端子の中間部の所定のところに位置している。
メスコネクタ5は、オス端子の長手方向(上下方向)でオスコネクタ3側(下側;オス端子の基端側)に移動することで、アライニングプレート7とともにオスコネクタ3に一体的に設置されるように構成されている(図25〜図28参照)。
メスコネクタ5は、図14等で示すように、アライニングプレート7の被係合部15に係合する係合部19を備えて構成されている。オスコネクタ3に設置(接続)されている状態からオスコネクタ3から離れる側(上側)に移動して、メスコネクタ5をオスコネクタ3から取り外すときに、係合部19がアライニングプレート7の被係合部15に係合するようになっている(図30等参照)。そして、アライニングプレート7も、メスコネクタ5にくっついてメスコネクタ5といっしょに、オスコネクタ3から離れる側(上側)に移動するように構成されている。
メスコネクタ5は、オス端子に接続されるメス端子(図示せず)を備えている。メスコネクタ5では、メス端子(メス端子金具)がメスコネクタハウジング21に設けられており、係合部19は、メスコネクタハウジング21の一部で構成されている。メスコネクタハウジング21は、たとえば、合成樹脂等の電気的絶縁性材料で一体成形されている。
そして、メスコネクタ5をオスコネクタ3側(下側)に移動することでメス端子がオス端子に接続されるようになっている。メスコネクタ5をオスコネクタ3側(下側)に移動するときに、アライニングプレート7がオスコネクタ3に仮設置されている状態(図13〜図16で示す状態)が解除され(図23等で示すように、オスコネクタ3の係止部11がアライニングプレート7の被係止部17からはずれ)、アライニングプレート7がメスコネクタ5によってオスコネクタ3側(下側)に押されてメスコネクタ5とともに移動するようになっている。
メスコネクタ5が、オスコネクタ3に接続されている状態(図25〜図28で示すようにメスコネクタ5とアライニングプレート7とをオスコネクタ3に設置し終えた状態)では、アライニングプレート7の下面23が、オス端子が突出しているオスコネクタハウジング13の部位の上面25に当接しており、アライニングプレート7の上面27が、メス端子が設けられているメスコネクタハウジング21の部位の下面29に当接しており、メスコネクタ5とアライニングプレート7とオスコネクタ3とが一体化している。
また、コネクタ1には、図6等で示すように、レバー31が設けられている。レバー31は、テコの原理を用いて、メスコネクタ5をオスコネクタ3に設置するときに要する力を小さくするものである。
すなわち、多極のハウジングであると(オスコネクタ3のオス端子やメスコネクタ5のメス端子の数が多いと)、各オス端子のそれぞれに各メス端子のそれぞれを同時に接続するときに大きな力が必要になるが、レバー31によって、各オス端子のそれぞれに各メス端子のそれぞれを接続する力を小さくすることができるようになっている。
さらに説明すると、レバー31は、たとえば、この基端部がメスコネクタ5(メスコネクタハウジング21)に支持されており、メスコネクタ5に対して回動自在になっている。
なお、レバー31は、メスコネクタ5をオスコネクタ3に設置するときと同様にして、テコの原理を用い、メスコネクタ5をオスコネクタ3から取り外すのに要する力を小さくすることができるようになっている。
また、コネクタ1では、図25等で示すようなメスコネクタ5がオスコネクタ3に接続されている状態からメスコネクタ5をオスコネクタ3から離れる側に移動してオスコネクタ3から取り外すときに、アライニングプレート7がメスコネクタ5とともにオスコネクタ3から離れるまで(仮設置の状態を通り越して完全に離れるまで)、メスコネクタ5の係合部19がアライニングプレート7の被係合部15に係合し続けるように構成されている。
また、オスコネクタ3には、図11、図12A、図12B等で示すような係合部(たとえば、位置決めテーパ)33が設けられており、アライニングプレート7の被係合部15には、図9A、図9B等で示すような突起(位置決め突起)35が設けられている。
そして、メスコネクタ5をオスコネクタ3側(下側)に移動して、メスコネクタ5をオスコネクタ3に設置するときに、メスコネクタ5の係合部19がオスコネクタ3の係止部11に当接することで、アライニングプレート7の被係止部17がオスコネクタ3の係止部11に係止されている状態(仮設置の状態)が解除されるように構成されている(図23、図24等参照)。アライニングプレート7の仮設置の状態が解除されることで、アライニングプレート7がメスコネクタ5とともに下側に移動するようになっている。
なお、メスコネクタ5をオスコネクタ3側(下側)に移動して、メスコネクタ5をオスコネクタ3に設置するときに、アライニングプレート7の被係止部17がオスコネクタ3の係止部11に係止されている状態(仮設置の状態)の解除が終了するまで、アライニングプレート7の被係合部15の突起35がオスコネクタ3の係合部33(たとえば係合部33の上端部)に当接して(図18参照)、アライニングプレート7のオス端子の基端側(下側)への移動が阻止されるように構成されていてもよい。
また、アライニングプレート7は、矩形な平板状に形成されていて、厚さ方向(上下方向)を複数の貫通孔が貫通しており、各オス端子のそれぞれが各貫通孔のそれぞれに入り込むことで、アライニングプレート7がオス端子に係合するように構成されている。
図18等で示すように、アライニングプレート7の被係合部15がオスコネクタ3の係合部33に係合することで、オスコネクタ3に対するメスコネクタ5の移動方向(上下方向)と直交する所定の一方向である縦方向での、オスコネクタ3に対するアライニングプレート7の位置決めがなされるように構成されている。
また、図15等で示すように、アライニングプレート7の被係止部17がオスコネクタ3の係止部11に係止されること、オスコネクタ3に対するメスコネクタ5の移動方向と縦方向とに直交する方向である横方向でのアライニングプレート7の両端がオスコネクタ3の係止部11に係合すること、の少なくともいずれかによって、横方向での、オスコネクタ3に対するアライニングプレート7の位置決めがなされるように構成されている。
ここで、コネクタ1についてさらに詳しく説明する。
オスコネクタハウジング13は、図6〜図8等で示すように、底部(底壁部)37とこの底部37の外周全周から上側に突出しているフード部(側壁部)39とを備えて構成されている。オス端子は、フード部39の内側で底部37の上面25から上側に突出している。
上下方向から見たとき、フード部39は中空の矩形状(hollow square shape)に形成されており、各オス端子は、フード部39の内側に位置しており、各オス端子は、縦方向および横方向で所定の間隔をあけてならんでいる。
オスコネクタ3の係止部11は、フード部39の内側でフード部39上端の開口部から底部37に向かって(下側に向かって)延出している弾性アーム41と、この弾性アーム41の先端部(下端部)に設けられた爪部43と、弾性アーム41の先端部に設けられた当接部45とで構成されている。弾性アーム41の先端(下端)は、底部37から離れており、片持ち梁の形態になっている。
弾性アーム41は、たとえば、4つ設けられており、このうちの2つの弾性アーム41は、横方向の一端に位置しているフード部39に設けられているとともに、他の2つの弾性アーム41は、横方向の他端に位置しているフード部39に設けられている。また、4つの弾性アーム41のそれぞれは、矩形なフード部39の各角部の近くに位置している。
爪部43と当接部45とは、図15等で示すように、横方向でフード部39の中心側に突出している。また、図8等で示すように、縦方向で、当接部45は爪部43の外側(オスコネクタハウジング13の中心側とは反対側)に位置している。
弾性アーム41の先端側の部位(下側の部位)は、横方向で、オスコネクタハウジング13の中心側に僅かに曲がっている(図15等参照)。これにより、横方向の一端に位置しているフード部39に設けられている弾性アーム41と、横方向の他端に位置しているフード部39に設けられている弾性アーム41との間の距離(横方向の寸法)は、弾性アーム41の基端側の部位(上側の部位)では、一定の値になっているが、弾性アーム41の先端側の部位では、下側に向かうにしたがって、僅かではあるが次第に小さくなっている。
爪部43は、図15等で示すように、弾性アーム41の先端近傍の部位から、僅かに上側に向かって(フード部39の開口部側に向かって)突出している。当接部45は爪部43にくっついており、縦方向から見たときに、当接部45は、爪部43と重なっている重なり部位47と、重なり部位47の上方に突出している上側部位49とを備えて構成されている(図15等参照)。上側部位49の上端側には、傾斜している係止部上側ガイド面51が形成されている。また、爪部43と当接部45との下端側にも、傾斜している係止部下側ガイド面52が形成されている。
オスコネクタ3の係合部33は、フード部39の内面から内側に突出し底部37から開口部側に向かって(上側に向かって)延びているリブ(変形防止リブ)53で構成されており、リブ53の上端が、傾斜した係合部ガイド面55になっている。なお、係合部ガイド面55は、図12Aで示すように、C面等の平面状の斜面になっているが、図12Bで示すように、円弧状のR面になっていてもよい。
リブ53は、図7等から理解されるように、4組設けられており、このうちの2組のリブ53は、横方向の一端に位置しているフード部39に設けられているとともに、他の2組のリブ53は、横方向の他端に位置しているフード部39に設けられている。また、4組のリブ53のそれぞれは、矩形なフード部39の各角部の近くに位置している。
1組のリブ53は、図11等で示すように、一対のレール57で構成されている。レール57は、図12A、図12Bを用いてすでに説明したように、上面が斜めになっている細長い四角柱状に形成されている。一対のレール57は、お互いが横方向で僅かな間隔をあけて配置されている。
矩形な平板状に形成されているアライニングプレート7の縦方向の寸法は、オスコネクタ3のフード部39の縦方向の両端に位置している一対の壁部間の寸法よりも小さくなっており、アライニングプレート7の横方向の寸法は、オスコネクタ3のフード部39の横方向の両端に位置している一対壁部間の寸法よりも小さくなっている。
アライニングプレート7は、厚さ方向が上下方向になり、縦方向がフード部39(オスコネクタ3)の縦方向と一致し、横方向がフード部39の横方向と一致するようにして、オスコネクタ3に設置されるようになっている。
アライニングプレート7の被係止部17は、図15等で示すように、アライニングプレート7の下面(オス端子の基端側の面)に設けられた凹部59で構成されている。アライニングプレート7の被係止部17の凹部59は、アライニングプレート7の横方向の両端の近傍に設けられている。
アライニングプレート7の被係合部15は、図9A、図9B等で示すように、アライニングプレート7の外周部の所定の部位からアライニングプレート7の厚さ方向の一方の側(上側)に突出している弾性アーム61と、この弾性アーム61の先端部に設けられた爪部(たとえば、プレート持ち上げロック)63と、弾性アーム61の先端部に設けられた突起(位置決め突起)35とで構成されている。
アライニングプレート7の被係合部15の弾性アーム61は、たとえば、4つ設けられており、このうちの2つの弾性アーム61は、アライニングプレート7の縦方向の一端から上方に向かって突出しており、他の2つの弾性アーム61は、アライニングプレート7の縦方向の他端から上方に向かって突出している。また、4つの弾性アーム61のそれぞれは、4組のリブ53のそれぞれと同様にして、矩形なアライニングプレート7の各角部の近くに位置している。
アライニングプレート7をオスコネクタ3に設置した状態では、各弾性アーム61のそれぞれが、各リブ53のそれぞれのところに位置するようになっている。さらに説明すると、弾性アーム61は、一対のレール57の間に位置するようになっている。
アライニングプレート7の被係合部15の爪部63は、弾性アーム61から縦方向の両側(アライニングプレート7の中心側と外側)に突出している(図14等参照)。アライニングプレート7の被係合部15の突起35は、爪部63の外側に突出している部位から、横方向の両側に突出している(図9A、図9B、図14等参照)。
アライニングプレート7をオスコネクタ3に設置した状態では、爪部63は、一対のレール57の間に位置するようになっているが、突起35は、一対のレール57のそれぞれと係合するところに位置している(縦方向でほぼ同じところに位置している)。
メスコネクタ5の係合部19は、所定の部位から突出している凸部65で構成されている。凸部65は、直方体状に形成されているメスコネクタハウジング21の下端部で、縦方向および横方向の両端から外側に向かって突出している。
そして、コネクタ1は、次の動作を経て、メスコネクタ5とアライニングプレート7とがオスコネクタ3に設置されるようになっている。
初期状態として、図13〜図16で示すように、アライニングプレート7がオスコネクタ3が仮設置されており、メスコネクタ5は、オスコネクタ3とアライニングプレート7とから離れている。
アライニングプレート7の仮設置がされている状態では、アライニングプレート7がオス端子の長手方向の中間部に係合し、オスコネクタ3の係止部11の爪部43がアライニングプレート7の被係止部17の凹部59に入り込み、アライニングプレート7がオスコネクタ3に係止されるように構成されている。
また、アライニングプレート7の仮設置がされている状態では、横方向でのオスコネクタ3に対するアライニングプレート7の位置決めがされており、アライニングプレート7の被係合部15の弾性アーム61が上側に突出しており、アライニングプレート7の被係合部15の突起35と爪部63とが、オスコネクタ3のリブ53の上端よりも上側に位置している。
また、アライニングプレート7の仮設置がされている状態では、縦方向で、オスコネクタ3の係止部11の当接部45の内側にアライニングプレート7が位置している。
アライニングプレート7が仮設置されている状態でメスコネクタ5をオスコネクタ3に設置し始めるときには、メスコネクタ5が、アライニングプレート7の被係合部15の上側に位置している。
レバー31を押し下げることにより(下方に回動することにより)メスコネクタ5をオスコネクタ3に設置するときには、アライニングプレート7が仮設置されメスコネクタ5をオスコネクタ3に設置し始める上述した状態からメスコネクタ5が下側に移動する。
このメスコネクタ5の下側への移動により、まず、メスコネクタ5の係合部19の凸部65がアライニングプレート7の被係合部15の爪部63に当接して、アライニングプレート7の被係合部15の弾性アーム61が外側に撓み、アライニングプレート7の被係合部15の突起35がオスコネクタ3の係合部33のリブ53の上面に形成されている斜面(係合部ガイド面;位置決めテーパ)55に当接して、縦方向でのオスコネクタ3に対するアライニングプレート7の位置決めがされる(図18等参照)。
続いて、メスコネクタ5の下側へのさらなる移動により、メスコネクタ5の係合部19の凸部65が、アライニングプレート7の被係合部15の爪部63を乗り越えてアライニングプレート7の被係合部15の弾性アーム61が復元し、アライニングプレート7の被係合部15の爪部63の下側に位置する(図22参照)。
続いて、メスコネクタ5の下側へのさらなる移動により、メスコネクタ5の係合部19の凸部65がオスコネクタ3の係止部11の当接部45に当接して、オスコネクタ3の係止部11の弾性アーム41が外側に撓み、オスコネクタ3の係止部11がアライニングプレート7の被係止部17からはずれる(図23、図24参照)。
続いて、メスコネクタ5の下側へのさらなる移動により、メスコネクタ5の係合部19の凸部65が、オスコネクタ3の係止部11の爪部43と当接部45とを乗り越えてオスコネクタ3の係止部11の弾性アーム41が復元する(図27、図28参照)。
また、メスコネクタ5がアライニングプレート7に当接して(アライニングプレート7が押されて)アライニングプレート7も下側に移動し、アライニングプレート7の被係合部15の突起(位置決め突起)35が、オスコネクタ3の係合部33に当接し、上述したように、アライニングプレート7の下面23が、オス端子が突出しているオスコネクタハウジング13の部位の上面25に当接し、アライニングプレート7の上面27が、メス端子が設けられているメスコネクタハウジング21の部位の下面29に当接して、オスコネクタ3へのアライニングプレート7とメスコネクタ5との設置が終了する(図26参照)。
オスコネクタ3へのアライニングプレート7とメスコネクタ5との設置が終了した状態では、メスコネクタ5の係合部19の凸部65が、アライニングプレート7の被係合部15の爪部63や突起35よりも下方に位置しており、メスコネクタ5の係合部19の凸部65が、オスコネクタ3の係止部11の当接部45や爪部43よりも下方に位置している。
また、コネクタ1は、次の動作を経て、オスコネクタ3からメスコネクタ5とアライニングプレート7とが取り外されるように構成されている。
オスコネクタ3へのアライニングプレート7とメスコネクタ5との設置が終了した状態から(オスコネクタ3にアライニングプレート7とメスコネクタ5とが接続されている状態から)、アライニングプレート7とメスコネクタ5とを取り外すときには、レバー31を引き上げることにより(上方に回動することにより)メスコネクタ5を上側に移動する。
メスコネクタ5の上側への移動により、まず、メスコネクタ5の係合部19の凸部65が、アライニングプレート7の被係合部15の爪部63に当接し、この当接によってもアライニングプレート7の被係合部15の弾性アーム61は突起35がオスコネクタ3の係合部33に当接していることで変形せず(図26等参照)、アライニングプレート7も上方に移動する。
続いて、メスコネクタ5の上側へのさらなる移動によりメスコネクタ5の係合部19の凸部65がオスコネクタ3の係止部11の当接部45に当接して、オスコネクタ3の係止部11の弾性アーム41が外側に撓み、メスコネクタ5の係合部19の凸部65が、オスコネクタ3の係止部11の爪部43と当接部45とを乗り越えてオスコネクタ3の係止部11の弾性アーム41が復元し、オスコネクタ3の係止部11の爪部43がアライニングプレート7の被係止部17の凹部59に入り込み、メスコネクタ5の係合部19の凸部65が、オスコネクタ3の係止部11の爪部43と当接部45との上側に位置する(図35、図36参照)。
続いて、メスコネクタ5の上側へのさらなる移動により、メスコネクタ5の係合部19の凸部65が、アライニングプレート7の被係合部15の爪部63に当接したまま、メスコネクタ5とアライニングプレート7とが、さらに上方に移動して、オスコネクタ3からのメスコネクタ5とアライニングプレート7との取り外しがなされる。
なお、メスコネクタ5を上側に移動してメスコネクタ5をオスコネクタ3から取り外すとき、図34で示すように、アライニングプレート7の被係合部15の弾性アーム61が、外側に弾性変形することで、アライニングプレート7が上述した仮設置の状態で留まるように構成されていてもよい。
コネクタ1によれば、アライニングプレート7がオスコネクタ3に仮設置されている状態では、アライニングプレート7の下面に形成されている被係止部17がオスコネクタ3の係止部11に当接して、アライニングプレート7が下側から支えられ、アライニングプレート7の下側への移動が阻止されるように構成されているので、仮設置の状態で強い力(負荷)がかかっても、アライニングプレート7がオスコネクタ3側(下側)に移動するおそれが無くなり、アライニングプレート7が誤ってオスコネクタ3に設置されることが無くなる。
また、コネクタ1によれば、メスコネクタ5とアライニングプレート7とがオスコネクタ3に設置されている状態からメスコネクタ5を上側に移動してオスコネクタ3から取り外すときに、メスコネクタ5の係合部19がアライニングプレート7の被係合部15に係合し、アライニングプレート7がメスコネクタ5といっしょにオスコネクタ3から離れる側に移動するように構成されているので、一旦設置されたアライニングプレート7をオスコネクタ3から取り外す(引き上げる)ことが容易になっている。
さらに、上述した構成になっていることで、寸法公差を考慮しても(オスコネクタ3やメスコネクタ5やアライニングプレート7の寸法公差のバラツキが若干大きくても)、仮設置されているアライニングプレート7がオスコネクタ3側(下側)に不用意に移動するおそれが無くなる機能と、一旦設置されたアライニングプレート7をオスコネクタ3から取り外す(引き上げる)ことを容易にする機能とを併せ持つ事が容易になっている。
また、コネクタ1によれば、メスコネクタ5がオスコネクタ3に設置されている状態からメスコネクタ5を上側に移動してオスコネクタ3から取り外すときに、アライニングプレート7がオスコネクタ3から完全に離れるまで、メスコネクタ5の係合部19がアライニングプレート7の被係合部15に係合し続けるように構成されているので、一旦設置されたアライニングプレート7をオスコネクタ3から完全に取り外す(引き上げる)ことが容易になっている。
また、コネクタ1によれば、メスコネクタ5の係合部19がオスコネクタ3の係止部11に当接することで、アライニングプレート7の被係止部17がオスコネクタ3の係止部11に係止されている状態(仮設置の状態)が解除されるように構成されているので、コネクタ1の構成が簡素化されている。
また、コネクタ1によれば、アライニングプレート7の被係合部15がオスコネクタ3の係合部33に係合することで、縦方向でのオスコネクタ3に対するアライニングプレート7の位置決めがなされ、アライニングプレート7の被係止部17がオスコネクタ3の係止部11に係止されることによって、横方向での、オスコネクタ3に対するアライニングプレート7の位置決めがなされるように構成されているので、コネクタ1の構成が簡素化されている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は本発明の理解を容易にするために記載された単なる例示に過ぎず、本発明は当該実施形態に限定されるものではない。本発明の技術的範囲は、上記実施形態で開示した具体的な技術事項に限らず、そこから容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含むものである。
本出願は、2013年5月30日に出願された日本国特許出願第2013−113797号に基づく優先権を主張しており、この出願の全内容が参照により本願明細書に組み込まれる。
本発明によれば、オスコネクタとメスコネクタとアライニングプレートとを有するコネクタにおいて、仮係止の状態で強い力(負荷)がかかっても、アライニングプレートがオスコネクタ側に移動することがなく、また、一旦設置されたアライニングプレートをオスコネクタから取り外すことが容易であるコネクタを提供することができる。
1 コネクタ
3 オスコネクタ
5 メスコネクタ
7 アライニングプレート
9 オス端子金具
11 オスコネクタの係止部
15 アライニングプレートの被係合部
17 アライニングプレートの被係止部
19 メスコネクタの係合部
33 オスコネクタの係合部
35 突起(位置決め突起)

Claims (3)

  1. オスコネクタとアライニングプレートとメスコネクタとを備え、
    前記オスコネクタは、オス端子と係止部とを備え、
    前記アライニングプレートは、前記オス端子の保護および前記オス端子のアライメントの補正の少なくともいずれかをするために前記オス端子に係合し、前記オス端子の突出方向で前記オスコネクタに対して移動自在であり、前記アライニングプレートは、被係合部と前記オス端子の基端側の面に設けられた被係止部とを備え、前記オスコネクタに仮設置されている状態では、前記被係止部が前記オスコネクタの係止部に当接することで、前記オス端子の基端側への移動が阻止されるように構成され、
    前記メスコネクタは、前記オスコネクタ側に移動することで前記アライニングプレートとともに前記オスコネクタに設置されるように構成されており、前記メスコネクタは、係合部を備え、前記オスコネクタに設置されている状態から前記オスコネクタから離れる側に移動して前記オスコネクタから取り外すときに、前記係合部が前記アライニングプレートの被係合部に係合し、前記アライニングプレートを前記オスコネクタから離れる側に移動するように構成され
    前記オスコネクタには、係合部が設けられており、
    前記アライニングプレートの被係合部には、突起が設けられており、
    前記メスコネクタを前記オスコネクタ側に移動して、前記メスコネクタを前記オスコネクタに設置するときに、前記メスコネクタの係合部が前記オスコネクタの係止部に当接することで、前記アライニングプレートの被係止部が前記オスコネクタの係止部に係止されている状態が解除されるように構成されているとともに、前記アライニングプレートの被係止部が前記オスコネクタの係止部に係止されている状態の解除が終了するまで、前記アライニングプレートの被係合部の突起が前記オスコネクタの係合部に当接して、前記アライニングプレートの前記オス端子の基端側への移動が阻止されるように構成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、
    前記メスコネクタが前記オスコネクタに接続されている状態から前記メスコネクタを前記オスコネクタから離れる側に移動して前記オスコネクタから取り外すときに、前記アライニングプレートが前記メスコネクタとともに前記オスコネクタから離れるまで、前記メスコネクタの係合部が前記アライニングプレートの被係合部に係合し続けるように構成されていることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1に記載のコネクタにおいて、
    前記アライニングプレートは、矩形な平板状に形成されており、
    前記アライニングプレートの被係合部が前記オスコネクタの係合部に係合することで、
    前記オスコネクタに対する前記メスコネクタの移動方向と直交する所定の一方向である縦方向での、前記オスコネクタに対するアライニングプレートの位置決めがなされ、
    前記アライニングプレートの被係止部が前記オスコネクタの係止部に係止されること、前記オスコネクタに対する前記メスコネクタの移動方向と前記縦方向とに直交する方向である横方向での前記アライニングプレートの両端が前記オスコネクタの係止部に係合すること、の少なくともいずれかによって、前記横方向での、前記オスコネクタに対する前記アライニングプレートの位置決めがなされるように構成されていることを特徴とするコネクタ。
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