JP4914848B2 - アライニングプレート付きコネクタ - Google Patents

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    • H01R13/631Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only

Description

本発明は、雄型端子を支持して規定の位置に位置決めするアライニングプレートを有するアライニングプレート付きコネクタに関するものである。
車両等に配索される電線を電気的に接続するコネクタには、いわゆる雄型コネクタと雌型コネクタとがあり、各コネクタは、コネクタハウジングと、コネクタハウジング内に収容される端子とを有している。また、前記雌型コネクタは、前記雄型コネクタが嵌合される嵌合空間を有する前記コネクタハウジングと、雄型の前記端子(以下、雄型端子と呼ぶ。)とを有している。この雄型端子は、基端部が前記コネクタハウジングの端子収容部に取り付けられ、基端部から延びた電気接続部が前記嵌合空間内に位置付けられている。
上記雌型コネクタの上記雄型端子の電気接続部は、細長い棒状に設けられていることから曲がりやすく、相手側の雄型コネクタに収納された雌型の端子(以下、雌型端子と呼ぶ。)に対して位置ずれを生じやすいという課題を有している。このような課題の解決を図るために、図5に示すような、前記雄型端子の電気接続部を規定の位置に位置決めするアライニングプレート(ムービングプレートとも呼ばれている。)の備わる雌型コネクタが用いられている(例えば特許文献1,特許文献2を参照。)。
図5に示す雌型コネクタ101は、相手側の雄型コネクタ102が挿入方向K方向に沿って挿入される嵌合空間140と、この嵌合空間140よりも挿入方向Kに沿った奥側の位置に配された端子収容部144と、を有するコネクタハウジング104と、基端部が端子収容部144に取り付けられ、電気接続部が嵌合空間140内に位置付けられた複数の雄型端子105と、コネクタハウジング104とは別体で設けられ、嵌合空間140内に移動可能に設けられたアライニングプレート103と、を有している。
上記アライニングプレート103は、雄型端子105の電気接続部が通される端子挿通孔を有する板状のプレート部130と、プレート部130の長手方向Lに沿った両端からそれぞれ延出された一対の本係止アーム132と、を有している。
また、雄型コネクタ102との嵌合前の上記アライニングプレート103は、図5に実線で示す仮係止位置にあり、嵌合空間140を構成する内壁141に設けられた仮係止フック106に、プレート部130の長手方向Lに沿った両端部の、端子収容部144側の表面130aそれぞれが当接して、前記仮係止フック106に保持されている。このことにより、アライニングプレート103は、雄型コネクタ102を嵌合空間140内に挿入しない限り、奥側即ち端子収容部144側に移動することが防止されている。
また、上記アライニングプレート103は、雄型コネクタ102が嵌合空間140内に挿入されてこの雄型コネクタ102により端子収容部144側に押圧されると、仮係止フック106が嵌合空間140の外方に撓んで表面130aから外れて、図5に一点鎖線で示す本係止位置に移動される。そして、アライニングプレート103は、前記本係止位置において、一対の本係止アーム132が、コネクタハウジング104内の嵌合空間140よりも奥側に設けられた本係止ロック142に係止されることによって、前記本係止位置に固定される。
特開2002−343483号公報 特開2006−253074号公報
しかしながら、上述した従来のアライニングプレート103が備わる雌型コネクタ101では、解決すべき以下の問題点がある。即ち、コネクタハウジング104に雄型端子105を収容した状態で雌型コネクタ101を搬送する際などに、アライニングプレート103が仮係止位置から奥側の本係止位置に不用意に移動されることがある。即ち、雌型コネクタ101の嵌合空間140内に作業者の手や嵌合相手以外のコネクタ等が挿入された場合に、これらがアライニングプレート103のプレート部130を奥側へ無理やり押圧して、仮係止フック106と表面130aとの係止が解除され、アライニングプレート103が仮係止位置から本係止側へ移動されることがある。
これは、仮係止フック106によるアライニングプレート103の保持構造に起因するものである。即ち、図6(a)に示すように、仮係止フック106は、図5に示す内壁141に連なり、挿入方向Kに沿って端子収容部144側に延びたアーム部161と、該アーム部161の内壁141から離れた端部から突出し、アライニングプレート103の表面130aに重なる突起部163と、で構成されている。このような仮係止フック106は、図6(b)に示すように、プレート部130が端子収容部144側に押圧されると、アーム部161が嵌合空間140の外方に撓んで突起部163と表面130aとの重なり代が少なくなるので、図6(c)に示すように突起部163が容易に表面130aから外れてしまうためである。
なお、アライニングプレート103が奥側へ移動して仮係止位置になければ、雄型端子105の電気接続部が自由状態になり、作業者の手や嵌合相手以外のコネクタなどとの干渉により容易に変形することとなる。また、作業者の手や嵌合相手以外のコネクタなどと干渉しない場合であっても、雄型端子105の電気接続部はアライニングプレート103に位置決めされないがゆえに、心振れを生じて雄型コネクタ102の雌型端子に正規嵌合されない恐れもある。
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、アライニングプレートを確実に仮係止位置に保持することができるアライニングプレート付きコネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、(a)相手側コネクタが挿入される嵌合空間と、該嵌合空間よりも奥側に配された端子収容部と、を有するコネクタハウジングと、(b)前記端子収容部に取り付けられる基端部と、前記嵌合空間内に位置付けられる棒状の電気接続部と、を有する雄型端子と、(c)前記電気接続部が通される端子挿通孔を有して板状に設けられ、前記嵌合空間内に移動可能に設けられた、前記電気接続部を規定の位置に位置決めするアライニングプレートであって、前記相手側コネクタの嵌合前は、前記端子挿通孔内に前記電気接続部の前記基端部から離れた一端部分を位置付ける仮係止位置に位置付けられ、そして、前記相手側コネクタの嵌合にともなって該相手側コネクタにより奥側に押圧されて、前記端子挿通孔内に前記電気接続部の前記基端部寄りの他端部分を位置付ける本係止位置に移動されるアライニングプレートと、を有するアライニングプレート付きコネクタにおいて、(イ)前記嵌合空間を構成する内壁から前記端子収容部側に延設され、前記アライニングプレートの外側に位置付けられるアーム部と、該アーム部の前記内壁から離れた端部から突出し、前記アライニングプレートの前記端子収容部側の面に当たる突起部と、で構成された、前記アライニングプレートを前記仮係止位置に保持する仮係止フックが設けられ、(ロ)前記突起部に、前記アライニングプレートが前記端子収容部側に押圧されることによって前記アーム部を前記嵌合空間の内側に引っ張るベクトルを生じる、前記アライニングプレートとの接触部が設けられていることを特徴とするアライニングプレート付きコネクタである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記アライニングプレートに凹状の窪みが設けられ、該窪みの内面が、前記接触部に接触することを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された発明において、前記接触部が、前記アライニングプレートと線接触するように設けられていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1ないし請求項3のうち1項に記載された発明において、前記アーム部が、押圧力が加えられていない状態で、前記端子収容部側に向かうにしたがって前記嵌合空間の中心側に向かう方向に湾曲した形状に設けられていることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1ないし請求項4のうち1項に記載された発明において、前記アライニングプレートに、他の部分よりも厚みが薄く形成され、当該アライニングプレートがその応力の限界値を超える力で前記端子収容部側に押圧された際にせん断されるせん断部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、(イ)前記嵌合空間を構成する内壁から前記端子収容部側に延設され、前記アライニングプレートの外側に位置付けられるアーム部と、該アーム部の前記内壁から離れた端部から突出し、前記アライニングプレートの前記端子収容部側の面に当たる突起部と、で構成された、前記アライニングプレートを前記仮係止位置に保持する仮係止フックが設けられ、(ロ)前記突起部に、前記アライニングプレートが前記端子収容部側に押圧されることによって前記アーム部を前記嵌合空間の内側に引っ張るベクトルを生じる、前記アライニングプレートとの接触部が設けられていることから、アライニングプレートが作業者の手や嵌合相手以外のコネクタにより無理やり端子収容部側に押圧されることにより、仮係止フックのアーム部が嵌合空間の内側に引っ張られて内側に撓むので、突起部とアライニングプレートの表面との重なり代が少なくなることがなく、そのために、アライニングプレートがこの突起部を乗り越えて端子収容部側に移動されることを防止できる。よって、相手側コネクタの嵌合動作によってアライニングプレートが押圧されない限りは、アライニングプレートが端子収容部側に移動することが防止される。したがって、アライニングプレートを確実に仮係止位置に保持することができるアライニングプレート付きコネクタを提供することができる。
請求項2に記載された発明によれば、前記アライニングプレートに凹状の窪みが設けられ、該窪みの内面が、前記接触部に接触することから、アライニングプレートの厚みを大きくしなくても、突起部とアライニングプレートの表面との重なり代を大きくすることができる。また、アライニングプレートの厚みを大きくしなくても、前記窪みの内面の前記接触部に当たる部分の傾斜角度をアライニングプレートの面方向に対して急な角度にすることができる。
請求項3に記載された発明によれば、前記接触部が、前記アライニングプレートと線接触するように設けられていることから、前記接触部に生じるベクトルの向きを嵌合空間の中心に近付けることが容易になる。
請求項4に記載された発明によれば、前記アーム部が、押圧力が加えられていない状態で、前記端子収容部側に向かうにしたがって前記嵌合空間の中心側に向かう方向に湾曲した形状に設けられていることから、前記突起部のテーパ面の傾斜角度をアライニングプレートの面方向に対して急な角度にすることができ、前記テーパ面上に位置する前記接触部に生じるベクトルの向きを嵌合空間の中心に近付けることが容易になる。また、前記突起部に押圧力が加えられると、アーム部が湾曲した状態から直線形状に弾性変形するので、突起部とアライニングプレートの表面との重なり代が少なくなることがない。
請求項5に記載された発明によれば、前記アライニングプレートに、他の部分よりも厚みが薄く形成され、当該アライニングプレートがその応力の限界値を超える力で前記端子収容部側に押圧された際にせん断されるせん断部が設けられていることから、仮係止フックが破損することを防止でき、破損したアライニングプレートを交換することでコネクタハウジングを再利用することができる。
以下、本発明の一実施の形態にかかるアライニングプレート付きコネクタを図1ないし図4を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかるアライニングプレート付きコネクタを示す断面図である。図2(a)は、図1に示されたアライニングプレート付きコネクタを構成するアライニングプレートを示す斜視図であり、図2(b)は、図2(a)に示されたアライニングプレートの要部を拡大した斜視図である。図3は、図1に示されたアライニングプレート付きコネクタを構成する仮係止フックによるアライニングプレートの保持構造の動作を説明する説明図であり、図3(a)は、アライニングプレートが仮係止フックに保持される前の状態を示す図であり、図3(b)は、アライニングプレートが仮係止フックに保持された状態を示す図であり、図3(c)は、仮係止フックに保持されたアライニングプレートが押圧された状態を示す図であり、図3(d)は、図3(c)に示されたアライニングプレートがさらに大きい力で押圧された状態を示す図である。図4は、図3(d)に示された状態の仮係止フックの接触部に生じるベクトルを説明する説明図である。
本発明のアライニングプレート付きコネクタ1は、図1に示すように、コネクタハウジング4と、複数の雄型端子5と、アライニングプレート3と、を有している。
上記コネクタハウジング4は、絶縁性の合成樹脂で構成され、相手側コネクタとしての雄型コネクタ2が挿入方向Kに沿って挿入される嵌合空間40と、この嵌合空間40よりも挿入方向Kに沿った奥側の位置に配された端子収容部44と、を有している。また、嵌合空間40を構成する内壁のうち互いに相対する一対の内壁41には、アライニングプレート3を後述の仮係止位置に保持する仮係止フック6がそれぞれ2つずつ(計4つ)設けられている。
上記仮係止フック6は、アライニングプレート3の後述のプレート部30の四隅に係止する位置に設けられている。この仮係止フック6は、図3及び図4に示すように、嵌合空間40を構成する内壁41から端子収容部44側に延設され、後述のプレート部30の長手方向Lに沿った両端の外側に位置付けられるアーム部60と、このアーム部60の内壁41から離れた端部から突出し、後述のプレート部30の端子収容部44側の面に当たる突起部63と、アーム部60の側面と突起部63の側面とを連結した解除板部64と、で構成されている。この解除板部64は、雄型コネクタ2の嵌合時に、この雄型コネクタ2に押圧されることによってアーム部60を嵌合空間40の外方に撓ませる。このことにより、仮係止フック6によるプレート部30の保持が解除されて、プレート部30が端子収容部44側に移動できるようになる。
上記複数の雄型端子5は、導電性の金属板にプレス加工が施されて得られるものであり、端子収容部44に取り付けられる基端部(不図示)と、嵌合空間40内に位置付けられる棒状の電気接続部5aと、を有している。この電気接続部5aは、雄型コネクタ2の雌型端子と嵌合される。
上記アライニングプレート3は、コネクタハウジング4とは別体で設けられたものであり、電気接続部5aを規定の位置に位置決めするためのものである。また、アライニングプレート3は、嵌合空間40の開口から嵌合空間40内に挿入され、嵌合空間40内に挿入方向Kに沿って移動可能に設けられている。このアライニングプレート3は、図2などに示すように、板状に設けられたプレート部30と、プレート部30の長手方向Lに沿った両端からそれぞれ延出された一対の本係止アーム32と、を有している。
上記プレート部30は、電気接続部5aが通される端子挿通孔31を複数有している。即ちアライニングプレート3は、端子挿通孔31内に電気接続部5aを位置付けることによりこの電気接続部5aの位置を規定する。また、このプレート部30は、その四隅が仮係止フック6にそれぞれ支えられることにより、図1に実線で示す仮係止位置に保持される。また、アライニングプレート3は、このプレート部30の厚み方向が挿入方向Kと平行になる向きで嵌合空間40内に挿入される。
上記一対の本係止アーム32は、プレート部30の長手方向Lに沿った両端部にそれぞれ設けられているとともに、プレート部30の短手方向の中央に設けられている。また、本係止アーム32は、プレート部30の端子収容部44側の表面から立設している。この本係止アーム32は、アライニングプレート3が図1に一点鎖線で示す本係止位置に移動された際に、コネクタハウジング4内の嵌合空間40よりも奥側に設けられた本係止ロック42に係止されることによって、アライニングプレート3を前記本係止位置に固定する。
このようなアライニングプレート3は、図3(a)に示すように、嵌合空間40の開口から挿入方向Kに沿って嵌合空間40内に挿入されて前記仮係止位置にセットされる。そして、仮係止位置に位置付けられた状態において、即ち雄型コネクタ2の嵌合前において、端子挿通孔31内に電気接続部5aの前記基端部から離れた一端部分を位置付ける。そして、雄型コネクタ2の嵌合にともなって仮係止フック6によるプレート部30の保持が解除されるとともにこのプレート部30が雄型コネクタ2により奥側即ち端子収容部44側に押圧されて前記本係止位置に移動される。そして、本係止位置に位置付けられた状態において、即ち雄型コネクタ2が本アライニングプレート付きコネクタ1に嵌合された状態において、端子挿通孔31内に電気接続部5aの前記基端部寄りの他端部分を位置付ける。
続いて、上記仮係止フック6による上記アライニングプレート3の保持構造について詳細に説明する。
本発明のアライニングプレート付きコネクタ1は、コネクタハウジング4に雄型端子5及びアライニングプレート3を収容した状態での搬送時などに、思いがけず嵌合空間40内に作業者の手や嵌合相手以外のコネクタなどが挿入されることなどがあっても、アライニングプレート3を確実に仮係止位置に保持できるようにするために、以下の構成により、仮係止フック6によるアライニングプレート3の保持力を高くしている。
即ち、本発明では、仮係止位置に保持されたアライニングプレート3のプレート部30が作業者の手や嵌合相手以外のコネクタにより無理やり端子収容部44側に押圧された際に、図3(c)及び図3(d)に示すように仮係止フック6のアーム部60を嵌合空間40の内側に撓ませるようにし、プレート部30が端子収容部44側に抜けることがないように、これら仮係止フック6とアライニングプレート3とを設計している。
また、仮係止位置に保持されたアライニングプレート3のプレート部30が作業者の手や嵌合相手以外のコネクタにより、その応力の限界値を超える大きな力で無理やり押圧された際には、せん断されて仮係止フック6によるプレート部30の保持を解除させるせん断部34が、プレート部30の四隅にそれぞれ設けられている。このせん断部34については後述する。
上述したようにアーム部60を内側に撓ませるようにするため、具体的には、アライニングプレート3のプレート部30の四隅の端子収容部44側の面に、プレート部30の表面から凹に形成された窪み33が設けられている。この窪み33には仮係止フック6の突起部63の先端が係止される。また、この突起部63は、先端に向かうにしたがって嵌合空間40の中心に近付く方向に突出しているとともに、先端に向かうにしたがって端子収容部44から嵌合空間40の開口に向かう方向に突出している。
さらに、仮係止フック6のアーム部60が、内壁41から挿入方向Kとほぼ平行に延びた第1の部分61と、第1の部分61に連なり嵌合空間40の中心側に向かう方向に沿って延びた第2の部分62と、で構成され、全体として嵌合空間40の開口側から端子収容部44側に向かうにしたがって嵌合空間40の中心側に向かう方向に湾曲した形状に設けられている。
このような仮係止フック6とアライニングプレート3とは、図3(b)に示す状態のプレート部30が、図3(c)及び図3(d)に示すように、作業者の手や嵌合相手以外のコネクタにより無理やり端子収容部44側に押圧されると、窪み33の内面が突起部63の先端に押し当てられて、これら窪み33の内面と突起部63の先端とが線接触する。この時に線接触する突起部63の先端の一部を本発明では「接触部」と呼ぶ。さらに、この接触部が生じるベクトルについて、図4を用いて説明する。
図4において、点Nは、上述した突起部63の窪み33の内面との接触部を示している。一点鎖線Mは、接触部Nの接線を示している。矢印P1は、プレート部30が押圧されることにより生じる、接触部N上に存在する荷重をベクトルで示したものである。この荷重P1の向きは、挿入方向Kと平行である。矢印P2は、窪み33の内面が接触部Nを接線Mに対して垂直に押す力をベクトルで示したものである。即ち、矢印P2は、接触部Nに生じるベクトルである。
そして、アーム部60を嵌合空間40の内側に撓ませるためには、ベクトルP2の向きが、図4に示すように、荷重P1の向きよりも嵌合空間40の中心側を向いていれば良い。即ち、「アーム部60を嵌合空間40の内側に引っ張ることが可能なベクトル」とは、「荷重P1の向き、即ち挿入方向Kの向き、よりも嵌合空間40の中心側を向いた向きを有するベクトル」である。
このような向きを有するベクトルP2を接触部Nに生じさせるためには、突起部63の接触部Nを有するテーパ面63a(図4を参照。)の傾斜角度を、プレート部30の長手方向L(即ち、撓んでいない状態のプレート部30の面方向)に対して急な角度にする必要がある。また、前記「急な角度」とは、プレート部30が突起部63に押し付けられてアーム部60とテーパ面63aとのなす角度が拡げられた場合においても、接触部Nの接線Mが前記長手方向Lと平行にならない角度であり、接線Mが、嵌合空間40の奥側に向かうにしたがって嵌合空間40の外方に向かう方向に傾斜した直線となる角度である。また、このテーパ面63aの先端に位置するエッジが前述した接触部Nを構成している。
そして、上述した傾斜角度が急なテーパ面63a上に設けられた接触部Nに、プレート部30の端子収容部44側の面を当てるためには、該面の傾斜角度も急な角度にする必要があるところ、本発明では、上述したように、窪み33を設けてこの窪み33の内面を接触部Nに当てるようにしているので、プレート部30の厚みを大きくすることなく、接触部Nにプレート部30を押し付けることが可能となっている。また、この窪み33を設けることによって、突起部63とプレート部30との重なり代を大きくすることができる。
また、本発明では、必ずしも接触部Nをプレート部30の表面、即ち窪み33の内面、と線接触させる必要はなく、面接触させるようにしても良いが、上述したように線接触させるようにすることで、ベクトルP2の向きを嵌合空間40の中心に近付けることが容易になる。即ち、ベクトルP2の向きを微調整し易くなる。
上記せん断部34は、図2(b)及び図4に点線で示す箇所である。即ち、せん断部34は、窪み33の底部に設けられているとともに底部から隆起した隆起部35(図2(b)を参照)を囲む部分である。また、前記「窪み33の底部」とは、プレート部30の四隅において最も厚みが薄く形成された部分を意味する。また、前記「隆起部35」は、窪み33の内面を構成する一部分であり、接触部Nに線接触する部分を有している。このせん断部34のせん断力は、隆起部35を囲む断面a及び断面bのせん断力である。よって、プレート部30が押圧されると、このせん断部34がせん断されるまではプレート部30及び仮係止フック6が撓むが、このせん断力を超える押圧力がプレート部30の四隅即ちせん断部34に加えられると、せん断部34即ち断面a及び断面bがせん断して隆起部35が取れ、突起部63がプレート部30との引っ掛かり部分を失ってプレート部30から外れる。
また、前述した荷重P1の大きさの上限値は、前述したせん断部34のせん断力となる。
本発明では、このように、アライニングプレート3にせん断部34が設けられていることから、仮係止フック6によるプレート部30の保持力を高めつつも、この仮係止フック6が破損することを回避できるようにしている。即ち、応力の限界値を超える大きな力がプレート部30に加えられた場合はアライニングプレート3側をせん断即ち破損させるようにしているので、破損したアライニングプレート3を交換することでコネクタハウジング4を再利用することができる。
上述した構成のアライニングプレート付きコネクタ1は、コネクタハウジング4に雄型端子5が収容され、アライニングプレート3が仮係止位置に位置付けられた状態で搬送される。そして、このアライニングプレート付きコネクタ1の搬送時などに嵌合空間40内に作業者の手や嵌合相手以外のコネクタが挿入されてプレート部30が無理やり端子収容部44側に押圧されると、アーム部60が嵌合空間40の内側に引っ張られて内側に撓み、突起部63とプレート部30との重なり代が十分に確保されて、プレート部30が端子収容部44側に移動することが防止され、アライニングプレート3が確実に仮係止位置に保持される。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施の形態にかかるアライニングプレート付きコネクタを示す断面図である。 図2(a)は、図1に示されたアライニングプレート付きコネクタを構成するアライニングプレートを示す斜視図であり、図2(b)は、図2(a)に示されたアライニングプレートの要部を拡大した斜視図である。 図1のA部に示されたアライニングプレート付きコネクタを構成する仮係止フックによるアライニングプレートの保持構造の動作を説明する説明図であり、(a)は、アライニングプレートが仮係止フックに保持される前の状態を示す図であり、(b)は、アライニングプレートが仮係止フックに保持された状態を示す図であり、(c)は、仮係止フックに保持されたアライニングプレートが押圧された状態を示す図であり、(d)は、(c)に示されたアライニングプレートがさらに大きい力で押圧された状態を示す図である。 図3(d)に示された状態の仮係止フックの接触部に生じるベクトルを説明する説明図である。 従来のアライニングプレート付きコネクタを示す断面図である。 図5のB部に示されたアライニングプレート付きコネクタを構成する仮係止フックによるアライニングプレートの保持構造の動作を説明する説明図である。
符号の説明
1 アライニングプレート付きコネクタ
2 雄型コネクタ(相手側コネクタ)
3 アライニングプレート
4 コネクタハウジング
5 雄型端子
5a 電気接続部
6 仮係止フック
31 端子挿通孔
33 窪み
34 せん断部
40 嵌合空間
44 端子収容部
60 アーム部
63 突起部
N 接触部
P2 ベクトル

Claims (5)

  1. (a)相手側コネクタが挿入される嵌合空間と、該嵌合空間よりも奥側に配された端子収容部と、を有するコネクタハウジングと、(b)前記端子収容部に取り付けられる基端部と、前記嵌合空間内に位置付けられる棒状の電気接続部と、を有する雄型端子と、(c)前記電気接続部が通される端子挿通孔を有して板状に設けられ、前記嵌合空間内に移動可能に設けられた、前記電気接続部を規定の位置に位置決めするアライニングプレートであって、前記相手側コネクタの嵌合前は、前記端子挿通孔内に前記電気接続部の前記基端部から離れた一端部分を位置付ける仮係止位置に位置付けられ、そして、前記相手側コネクタの嵌合にともなって該相手側コネクタにより奥側に押圧されて、前記端子挿通孔内に前記電気接続部の前記基端部寄りの他端部分を位置付ける本係止位置に移動されるアライニングプレートと、を有するアライニングプレート付きコネクタにおいて、
    (イ)前記嵌合空間を構成する内壁から前記端子収容部側に延設され、前記アライニングプレートの外側に位置付けられるアーム部と、該アーム部の前記内壁から離れた端部から突出し、前記アライニングプレートの前記端子収容部側の面に当たる突起部と、で構成された、前記アライニングプレートを前記仮係止位置に保持する仮係止フックが設けられ、
    (ロ)前記突起部に、前記アライニングプレートが前記端子収容部側に押圧されることによって前記アーム部を前記嵌合空間の内側に引っ張るベクトルを生じる、前記アライニングプレートとの接触部が設けられている
    ことを特徴とするアライニングプレート付きコネクタ。
  2. 前記アライニングプレートに凹状の窪みが設けられ、該窪みの内面が、前記接触部に接触することを特徴とする請求項1に記載のアライニングプレート付きコネクタ。
  3. 前記接触部が、前記アライニングプレートと線接触するように設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載されたアライニングプレート付きコネクタ。
  4. 前記アーム部が、押圧力が加えられていない状態で、前記端子収容部側に向かうにしたがって前記嵌合空間の中心側に向かう方向に湾曲した形状に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のうち1項に記載のアライニングプレート付きコネクタ。
  5. 前記アライニングプレートに、他の部分よりも厚みが薄く形成され、当該アライニングプレートがその応力の限界値を超える力で前記端子収容部側に押圧された際にせん断されるせん断部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうち1項に記載のアライニングプレート付きコネクタ。
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