JP4304500B2 - コネクタ - Google Patents

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本発明は、端子金具を抜け止めするリテーナを付設したコネクタに関する。
従来、コネクタハウジングに対し、リテーナを斜め方向に差込可能に設けた形式のコネクタとして、下記特許文献1に記載したものが知られている。このリテーナは、コネクタハウジングの両側面に係止するハウジング係止部と、このハウジング係止部から前方へ片持ち状に延出され、端子金具に係止する端子係止部とからなっている。このハウジング係止部には、仮係止位置および本係止位置においてリテーナの移動を規制するロック部が、それぞれ1箇所ずつ設置されている。
特開2002−170621公報
しかし、上記のリテーナは、端子係止部が上記したように片持ち状に延出された形態であるため、仮係止位置においてリテーナに外力が加わると、ハウジング係止部を支点としてリテーナ全体が回転する方向に作用する。仮係止位置において、リテーナが傾斜姿勢に保持されてしまうと、端子係止部の一部がキャビティ内に進入するため、端子金具の挿入を阻害することになり、仮係止本来の機能を失わせてしまう。
また、リテーナの挿入方向が、端子金具の挿入方向に対して斜め方向であるため、本係止位置において、端子金具に固着された電線を引き抜く方向に力が加わると、リテーナが仮係止位置に戻る方向に作用する。そのため、この種のコネクタにおいては、本係止位置におけるリテーナ保持力のさらなる増強が望まれていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、リテーナの仮係止機能の信頼性向上を図るとともに本係止位置におけるリテーナ保持力の向上を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、端子金具を挿入可能なキャビティを有するコネクタハウジングと、このコネクタハウジングに対し前記キャビティに対する前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位置と端子金具と係止可能な本係止位置との間を前記端子金具の挿入方向に対して斜め方向に移動可能なリテーナとを備えたコネクタであって、前記コネクタハウジングは本体部を有し、その下面には前記キャビティへ連通するリテーナ装着凹部が形成され、前記リテーナは、前記本体部の後端部の幅方向両側面に形成されたリテーナ装着面を挟み付け可能な一対の側板を有し、この側板の前縁下部からは拡張部が前方へ張り出して形成され、かつこの拡張部からは、底板が前方へ向けて片持ち状に延び、前記底板の上面に形成された係止突部は前記リテーナが仮係止位置にあるときには前記キャビティの外方に退避するが、前記リテーナが本係止位置にあるときには前記キャビティ内に進入して前記端子金具に係止して抜け止め可能となっており、前記側板には第1ロック部が配され、前記拡張部には第2ロック部が配され、これら両ロック部は、前記リテーナが本係止位置にあるときに前記コネクタハウジング側に係止することで、前記リテーナを本係止位置に保持可能であり、前記リテーナが仮係止位置にあるときに、前記第2ロック部の上縁部は前記リテーナ装着面に突設され前記リテーナを斜め方向へ案内可能なガイド部に当接することで、前記端子係止部が前記キャビティ内に進入する方向へ前記リテーナが回動するのを規制可能となっているとともに、前記ガイド部には、前記リテーナが本係止位置にあるときに、前記第2ロック部と係止可能な受け部が形成されていることを特徴とする。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によると、仮係止位置においてリテーナに外力が加わると、リテーナが傾動する方向に作用する場合があるが、ハウジング係止部およびコネクタハウジング側の対向部のいずれかに、第1、第2のロック部を設けて、そのうちいずれかはリテーナが傾動する方向において対向する部位に当接可能としたことで、リテーナが傾動して端子係止部の一部がキャビティ内へ進入することを回避することができる。その結果、端子金具の挿入を阻害することもなく、リテーナを仮係止する機能の信頼性向上を図ることができる。また、本係止位置において、リテーナが仮係止位置へ移動する方向に作用しても、2箇所で係止しているため、よりリテーナ保持力の向上が見込まれる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図11によって説明する。この実施形態では、図4および図10に示すように、雌側のコネクタハウジング3(以下、雌ハウジング3という)に電線Wの端末に固着された雌側端子金具1が収容され、リテーナ6により抜け止め状態に二重係止されるようになっている。
雌側端子金具1は、相手の雄側端子金具(図示しない)と接続される角筒部1Aの後方にバレル1Bが設けられた構造であって、バレル1Bをかしめることで電線Wの端末に固着されるようになっており、角筒部1Aの下面前方にランス11に対する係止片12が形成され、また同角筒部1Aの下面の後縁(アゴ部1C)にリテーナ6が係止されるようになっている。
雌ハウジング3は合成樹脂材によって一体形成され、図2および図3に示すように、扁平なブロック状をなす本体部13を有している。この本体部13は、相手の雄側のコネクタハウジングのフード部内に嵌合可能となっており、本体部13の上面には、雄ハウジングとの間を嵌合状態にロックするためのロックアーム14が設けられ、その両側に一対の保護壁15が立てられている。本体部13の内部には、前後方向を向いた図示6個のキャビティ2が横方向に並んで形成され、上記した雌側端子金具1がキャビティ2内に後方から挿入されて正規位置まで挿入されると、図11に示すように、キャビティ2の底面に設けられたランス11が弾性的に係止片12に係止される。
雌ハウジング3の下面側には、雌側端子金具1を上記ランスとともに二重係止するためのリテーナ6が装着されるようになっている。まず雌ハウジング3の本体部13の下面には、図1に示すように、長さ方向の中央部よりも少し後方に、リテーナ装着凹部16が全幅にわたって凹み形成され、各キャビティ2に連通している。
本体部13の後端側における幅方向両側面は、リテーナ6の側板25を係止してリテーナ6の装着を行うリテーナ装着面21となっている。本実施形態においては、リテーナ6は仮係止位置と本係止位置との間を移動可能としてある。ここで、仮係止位置とは、雌側端子金具1がキャビティ2に対して挿脱自在となるリテーナ6の装着位置のことをいい、本係止位置とは、雌側端子金具1の抜け止めを行うリテーナ6の装着位置のことをいう。
次に、リテーナ6を仮係止位置と本係止位置との間で保持するために、リテーナ装着面21に設けられた構造について説明する。
リテーナ装着面21においては、下縁部に長さ方向に沿って係止突縁29が突出形成され、その前半部分は、斜め前向きに第2のガイド部29A(ガイド部、以下省略)が形成されるとともに、その後端部内方には係止突縁29より突出高さが低くなっている係止段部26が突出形成されている。一方、リテーナ6は両リテーナ装着面21を挟み付け可能に一対の側板25を有するとともに、この両側板25の内面の中央部付近には係止凹部30が凹み形成されている。リテーナ6が仮係止位置にあるときには、係止突縁29の上縁側が係止凹部30の上縁に係止して、リテーナ6が下方へ抜け落ちないようにしている。また、側板25には係止凹部30の後縁側上部に連続して、係止凹部30よりも浅目に形成された補助凹部32が形成されている。この補助凹部32は、リテーナ6が仮係止位置にあるときに、その上縁が係止段部26の上縁に係止可能であり、上記した係止凹部30と係止突縁29との係止を補助する役割を果たしている。
また、リテーナ装着面21には、上記した脱落防止の構造に加え、仮係止位置での姿勢保持のための構造を付加されている。即ち、リテーナ装着面21の後端縁には、周壁22が突出形成されている。この周壁22は内面側が切り立って形成され、かつ上部は斜め前向きに第1のガイド部22Aが形成され、これより下部は鉛直部22Bが形成されている。一方、リテーナ6の側板25の後端縁は、リテーナ6が仮係止位置にあるときに第1のガイド部22Aと鉛直部22Bとに沿って密着できるように形成されている。
次に、リテーナ6が不用意に仮係止位置から本係止位置へ移動するのを規制する構造について説明する。リテーナ装着面21の略中央部には本係止突起27が形成されている。この本係止突起27は、リテーナ6が仮係止位置にあるときに、側板25の図8に示す左斜め上部に位置し、側板25と対向する側には上り勾配を持つ規制斜面27Aが形成されている。これは、リテーナ6が仮係止位置にあるときに、側板25側の対向縁に沿って当接することで、リテーナ6が不用意に本係止位置へ移動できないようにするためのものである。ただし、リテーナ6に対し、所定以上の力が加えられたときには、側板25が拡開変形して本係止位置への移動を許容する程度の係止力が設定されているに過ぎない。
また、この実施形態においては、側板25の前縁下部に前方へ向けて張り出す拡張部25A(第2のロック部、以下省略)が設けられており、その上縁前半部分については、切り欠き部20を介しつつ係止凹部30の下縁前部の延長上に形成されており、第2のガイド部29Aに当接するようにされている。一方、上記した切り欠き部20は、本係止位置において第2のガイド部29Aの下縁部に形成された略平行四辺形状の受け部7に適合するようにされている。この受け部7は、リテーナ6が仮係止位置にあるときに、拡張部25Aの図8に示す斜め上方に位置し、拡張部25Aの前縁と対向する側には上り勾配を持つ受け斜面7Aが形成されている。また、受け部7は、リテーナ6が仮係止位置にあるときには、受け斜面7Aが拡張部25A側の対向縁に沿って線接触することで、本係止位置への移動を規制しているが、リテーナ6に対する仮係止力を上回る操作力が加えられると、側板25が拡開変形して乗り上げ可能な程度に、本係止突起27よりも少し低めに高さ調整されている。
次に、リテーナ6が仮係止位置から本係止位置へ移動するために、リテーナ装着面21に設けられた構造について説明する。周壁22の第1のガイド部22Aは、図8における斜め左上方(リテーナ6の挿入方向)に沿って形成されており、仮係止位置においては、側板25の右斜め上縁と当接している。そこで、リテーナ6に持ち上げ方向への力が加えられると、リテーナ6は第1のガイド部22Aに沿ってここに摺接した状態で本係止位置へと案内される。また、リテーナ装着面21内には、第1のガイド部22Aに加えて、リテーナ6を安定して本係止位置へと移動させるため、第1のガイド部22Aと平行な第2のガイド部29Aが形成されており、側板25の係止凹部30の下縁部分は、第2のガイド部29Aの下縁に当接するようにされている。そして、リテーナ6が仮係止位置から本係止位置へと向かうと、側板25が拡開変形して本係止突起27に乗り上げると同時に、拡張部25Aが受け斜面7Aに乗り上げて、本係止位置に至る。こうして、仮係止位置から本係止位置へと確実に導かれ、これと同時に、端子係止部5に設けられた端子係止突部5Aもキャビティ2内へと確実に挿入される。
次に、リテーナ6が本係止位置において保持されるために、リテーナ装着面21内に設けられた構造について説明する。本係止突起27は、規制斜面27Aの反対側に連続するように配され、かつ比較的緩やかな下り勾配をもつ補助斜面27Bと、これに隣り合ったその外周縁部に半円形状の切り立った面をもつ係止突部27Cとが形成されている。一方、側板25の上部には、係止突部27Cの形状に適合して嵌合可能な本係止孔31(第1のロック部、以下省略)が形成されるとともに、側板25の内面には本係止孔31に隣接して規制斜面27Aおよび補助斜面27Bを収容可能な逃がしスペース(補助凹部)32が凹み形成されている。また、受け部7の前半部分は、受け斜面7Aの反対側に連続するように配され、かつ受け斜面7Aに比較して急な下り勾配をもつ係止斜面7Bが形成されている。この係止斜面7Bは、内周壁面が切り立った形状の切り欠き部20の前縁に線接触することで、本係止位置におけるリテーナの保持力向上に貢献している。つまり、雌ハウジング3とリテーナ6は、本係止位置において、本係止孔31(第1のロック部)と切り欠き部20(第2のロック部である拡張部25Aに形成されている)とによる、2箇所でロックされた構成をとっている。
この本係止位置においては、端子係止部5によって雌側端子金具1に対する係止がなされる。端子係止部5は、ハウジング係止部4の下部から前方へ向いた片持ち状に延びる底板5Bを有する。この底板5Bは、リテーナ6が本係止位置にあるときに、雌ハウジング3の下面に開口するリテーナ装着面21の開口面を閉止可能に形成され、かつ底板5Bの下面が雌ハウジング3の下面と面一になるようにしてある。また、底板5Bの上面には、各キャビティ2に対応して複数の端子係止突部5Aが突設されている。各端子係止突部5Aは、リテーナ6が仮係止位置にあるときには、対応するキャビティ2の外方に待避し、本係止位置にあるときには、キャビティ2内に進入して、雌側端子金具1のアゴ部1Cの後面に係止して、雌側端子金具1の抜け止めを可能にする。
続いて、本実施形態の作用および効果を説明する。まず、リテーナ6を雌ハウジング3の仮係止位置に組み付ける。その場合は、側板25の後端縁を周壁22の鉛直部22Bの前縁に当接させて位置合わせし、リテーナ6を雌ハウジング3の下面を跨ぐようにして差し込む。このときには、リテーナ6は、側板25の上縁部分が係止突縁29に乗り上げて左右の側板25が開きつつ押し込まれ、側板25の上縁部分が第1のガイド部22Aに当たるまで押し込まれる。そして、両側板25が閉じて係止凹部30内に係止突縁29が嵌るとともに、補助凹部32に係止段部26が嵌ることによって、下方への抜け落ちが規制される。同時に、側板25は、規制斜面27Aと周壁22との間に挟まれた状態となり、仮係止位置で前後への移動が規制される。
こうして、リテーナ6を仮係止位置に装着したら、続いて電線Wに圧着接続した雌側端子金具1を、雌ハウジング3後方からキャビティ2内に挿入する。このとき、キャビティ2の前方下縁部に設けられたランス11が、角筒部1A下面に設けられた係止片12によって押し下げられて弾性変形し、係止片12がランス11を通過すると、ランス11が弾性復帰することで、雌側端子金具1の一次係止が完了する。
この仮係止位置では、リテーナ6の端子係止突部5Aはキャビティ2の下面外方に待避した状態にある。しかしながら、端子係止部5に下から押し上げ力が加わると、リテーナ6が傾動して、端子係止突部5Aがキャビティ2内に進入する方向に作用する。そのとき、拡張部25Aの上縁部分は第2のガイド部29Aに当接することで、リテーナ6全体が図8における時計周りに回動して傾斜姿勢となることが規制され、仮係止位置において端子係止突部5Aがキャビティ2内に進入するのが規制される。
次に、リテーナ6を押し上げてやると、第1、第2のガイド部22A、29Aのガイド作用によって、リテーナ6全体は前方左斜め上に向けて移動する。このとき、側板25は、本係止突起27の規制斜面27Aを乗り上げて復帰すると、係止突部27Cが本係止孔31内に嵌合し、その結果、リテーナ6は本係止位置に保持される。また、拡張部25Aは、受け斜面7Aを乗り上げて復帰すると、受け部7が切り欠き部20に適合して嵌合する。端子係止突部5Aは、キャビティ2内へと案内され、雌側端子金具1のアゴ部1Cの後面に係止する。これによって、雌側端子金具1は、ランス11による係止と併せてキャビティ2から二重に抜け止めされた状態に保持される。
ところで、本実施形態では、仮係止位置においてリテーナ6が傾動すると、第2のガイド部29Aに当接するように拡張部25Aを設けたから、端子係止部5に下方から押し上げ力が加わっても端子係止突部5Aがキャビティ2内に進入することを規制可能とした。その結果、雌側端子金具1の挿入を阻害することもなく、リテーナ6を仮係止する機能の信頼性向上を図ることができる。また、本係止位置において、本係止孔31に加えて、切り欠き部20が受け部7と嵌合するようにして、本係止構造を2箇所に設定したため、本係止力が増強され、特に、リテーナ6が斜め方向に移動する形式のものに有効となった。また、受け部7を第2のガイド部29Aに連設して雌ハウジング3と一体形成することで強度を確保したから損傷による欠損も生じにくく、本係止位置におけるリテーナ6の保持力の向上にも寄与する。
また、上記の構成によって次のような効果も発揮される。即ち、リテーナ6が仮係止状態のままで、雌雄コネクタハウジングの嵌合を誤って行おうとする場合が想定されるが、このときに、端子係止部5の傾きが規制されずに、先端側がキャビティ2内へ進入するのが許容される構造であれば、リテーナ6が仮係止状態にあるにもかかわらず、強引な雌雄コネクタハウジングの嵌合が許容されてしまう。しかし、本実施形態のものであれば、端子係止部5の傾動が確実に規制されるため、上記したようなリテーナ6に対する作業忘れの事態があったときには、コネクタハウジング同士の嵌合が、不能となるため、雌雄コネクタハウジング同士が不完全な結合状態の様に放置されてしまうことがなくなる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)キャビティが上下2段に設けられ、上下一対のリテーナが上下両側から斜め方向に差し込まれる形式のコネクタにも同様に適用可能である。
コネクタハウジングの側面図 その正面図 その上面図 その背面図 リテーナの側面図 その背面図 その上面図 リテーナが仮係止位置に保持された状態の側面図 リテーナが本係止位置に保持された状態の側面図 リテーナが本係止位置に保持された状態の側断面図 リテーナが仮係止位置に保持された状態の側断面図
符号の説明
1…雌側端子金具
2…キャビティ
3…コネクタハウジング
4…ハウジング係止部
5…端子係止部
6…リテーナ
7…受け部
25A…拡張部(第2のロック部)
29A…第2のガイド部(ガイド部)
31…本係止孔(第1のロック部)

Claims (1)

  1. 端子金具を挿入可能なキャビティを有するコネクタハウジングと、このコネクタハウジングに対し前記キャビティに対する前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位置と端子金具と係止可能な本係止位置との間を前記端子金具の挿入方向に対して斜め方向に移動可能なリテーナとを備えたコネクタであって、
    前記コネクタハウジングは本体部を有し、その下面には前記キャビティへ連通するリテーナ装着凹部が形成され、前記リテーナは、前記本体部の後端部の幅方向両側面に形成されたリテーナ装着面を挟み付け可能な一対の側板を有し、この側板の前縁下部からは拡張部が前方へ張り出して形成され、かつこの拡張部からは、底板が前方へ向けて片持ち状に延び、前記底板の上面に形成された係止突部は前記リテーナが仮係止位置にあるときには前記キャビティの外方に退避するが、前記リテーナが本係止位置にあるときには前記キャビティ内に進入して前記端子金具に係止して抜け止め可能となっており、
    前記側板には第1ロック部が配され、前記拡張部には第2ロック部が配され、これら両ロック部は、前記リテーナが本係止位置にあるときに前記コネクタハウジング側に係止することで、前記リテーナを本係止位置に保持可能であり、
    前記リテーナが仮係止位置にあるときに、前記第2ロック部の上縁部は前記リテーナ装着面に突設され前記リテーナを斜め方向へ案内可能なガイド部に当接することで、前記端子係止部が前記キャビティ内に進入する方向へ前記リテーナが回動するのを規制可能となっているとともに、
    前記ガイド部には、前記リテーナが本係止位置にあるときに、前記第2ロック部と係止可能な受け部が形成されていることを特徴とするコネクタ。
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