JPH06231833A - コネクタ - Google Patents
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- JPH06231833A JPH06231833A JP5014784A JP1478493A JPH06231833A JP H06231833 A JPH06231833 A JP H06231833A JP 5014784 A JP5014784 A JP 5014784A JP 1478493 A JP1478493 A JP 1478493A JP H06231833 A JPH06231833 A JP H06231833A
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/631—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コネクタに関し、プラグ部材のピン状雄端子
を正規の位置で保持するスカートを備え、ジャック部材
をプラグ部材に挿入する際にジャック部材の雌端子とプ
ラグ部材のピン状雄端子とが正確に位置合わせされるよ
うにすることを目的とする。 【構成】 プラグ部材１４と、ジャック部材１８と、穴
３４を有するスカート３２とからなり、該プラグ部材１
４はスカートを支持するためのロック溝２４を有し、該
スカート３２は該プラグ部材のロック溝に係合可能なロ
ック壁部３８を有し、該ジャック部材１８は該ジャック
部材が該プラグ部材に挿入されるときに該ロック壁部と
係合して該ロック壁部を該ロック溝から外れさせる係合
部３０を有し、該スカート３２はアライメントピン３６
を有するとともに、該ジャック部材１８は該アライメン
トピンを受ける位置決め孔２６を有する構成とする。
を正規の位置で保持するスカートを備え、ジャック部材
をプラグ部材に挿入する際にジャック部材の雌端子とプ
ラグ部材のピン状雄端子とが正確に位置合わせされるよ
うにすることを目的とする。 【構成】 プラグ部材１４と、ジャック部材１８と、穴
３４を有するスカート３２とからなり、該プラグ部材１
４はスカートを支持するためのロック溝２４を有し、該
スカート３２は該プラグ部材のロック溝に係合可能なロ
ック壁部３８を有し、該ジャック部材１８は該ジャック
部材が該プラグ部材に挿入されるときに該ロック壁部と
係合して該ロック壁部を該ロック溝から外れさせる係合
部３０を有し、該スカート３２はアライメントピン３６
を有するとともに、該ジャック部材１８は該アライメン
トピンを受ける位置決め孔２６を有する構成とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はプラグ部材と、ジャック
部材と、プラグ部材のピン状雄端子の先端部を保持する
スカートとからなるコネクタに関する。
部材と、プラグ部材のピン状雄端子の先端部を保持する
スカートとからなるコネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】ピン状雄端子を有するプラグ部材と雌端
子を有するジャック部材とをプラグインにより固定する
ようにしたコネクタは、広く使用されている。例えば、
回路基板と配線との接続において、回路基板にプラグ部
材を取り付け、配線にジャック部材を接続し、両者をプ
ラグインにより固定するようになっている。また、回路
基板と回路基板との接続もプラグ部材とジャック部材と
からなるコネクタにより行うことができる。コンピュー
タにおいては、ピン状雄端子を有するマザーボードにジ
ャック部材をプラグインにより固定するようになってい
る。
子を有するジャック部材とをプラグインにより固定する
ようにしたコネクタは、広く使用されている。例えば、
回路基板と配線との接続において、回路基板にプラグ部
材を取り付け、配線にジャック部材を接続し、両者をプ
ラグインにより固定するようになっている。また、回路
基板と回路基板との接続もプラグ部材とジャック部材と
からなるコネクタにより行うことができる。コンピュー
タにおいては、ピン状雄端子を有するマザーボードにジ
ャック部材をプラグインにより固定するようになってい
る。
【０００３】ジャック部材をプラグ部材にプラグインす
る際に、プラグ部材のピン状雄端子がわずかに曲がって
いたり、ピン状雄端子がジャック部材の雌端子と正確に
整列していなかったりすると、ピン状雄端子が曲がるこ
とがある。ピン状雄端子が曲がるとジャック部材をプラ
グ部材との接続が不良になる。最近は、回路の高密度化
が進むにつれて、ピン状雄端子の断面は細くなり、ピン
状雄端子間のピッチが小さくなる傾向にある。このた
め、プラグ部材のピン状雄端子はますます曲がり易くな
っている。
る際に、プラグ部材のピン状雄端子がわずかに曲がって
いたり、ピン状雄端子がジャック部材の雌端子と正確に
整列していなかったりすると、ピン状雄端子が曲がるこ
とがある。ピン状雄端子が曲がるとジャック部材をプラ
グ部材との接続が不良になる。最近は、回路の高密度化
が進むにつれて、ピン状雄端子の断面は細くなり、ピン
状雄端子間のピッチが小さくなる傾向にある。このた
め、プラグ部材のピン状雄端子はますます曲がり易くな
っている。
【０００４】例えば特開平４─１１２４６４号公報は、
ジャック部材をプラグ部材に挿入する際にプラグ部材の
ピン状雄端子が曲がるのを防止するために、プラグ部材
のピン状雄端子の先端部を保持するスカートを設けるこ
とを提案している。このスカートはプラグ部材のピン状
雄端子に相当する穴を設けた平坦な板からなり、ピン状
雄端子を各穴に通した状態で上下動できるようになって
いる。スカートはジャック部材をプラグ部材に挿入する
前にプラグ部材に支持され、ピン状雄端子を正規の位置
で保持する。よって、ピン状雄端子が正規の位置にある
状態でジャック部材をプラグ部材に挿入することができ
る。
ジャック部材をプラグ部材に挿入する際にプラグ部材の
ピン状雄端子が曲がるのを防止するために、プラグ部材
のピン状雄端子の先端部を保持するスカートを設けるこ
とを提案している。このスカートはプラグ部材のピン状
雄端子に相当する穴を設けた平坦な板からなり、ピン状
雄端子を各穴に通した状態で上下動できるようになって
いる。スカートはジャック部材をプラグ部材に挿入する
前にプラグ部材に支持され、ピン状雄端子を正規の位置
で保持する。よって、ピン状雄端子が正規の位置にある
状態でジャック部材をプラグ部材に挿入することができ
る。
【０００５】この従来技術の一例では、プラグ部材の上
端部にスカートの上限位置を定めるストッパが設けら
れ、そしてスカートをストッパに向かって付勢するばね
が設けられている。従って、ジャック部材をプラグ部材
に挿入する際に、スカートはジャック部材によって押さ
れて下方に移動し、露出するピン状雄端子にジャック部
材の雌端子が嵌合される。ジャック部材をプラグ部材か
ら引き抜く際には、スカートはばねによって初期位置へ
復帰するようになっている。
端部にスカートの上限位置を定めるストッパが設けら
れ、そしてスカートをストッパに向かって付勢するばね
が設けられている。従って、ジャック部材をプラグ部材
に挿入する際に、スカートはジャック部材によって押さ
れて下方に移動し、露出するピン状雄端子にジャック部
材の雌端子が嵌合される。ジャック部材をプラグ部材か
ら引き抜く際には、スカートはばねによって初期位置へ
復帰するようになっている。
【０００６】この従来技術の別の例ではばねは設けられ
ず、スカートとジャック部材とを互いに係合する構造に
し、スカートがジャック部材の運動に追従するようにな
っている。また、スカートの側部に設けられた凹部と、
プラグ部材に設けられた凸部との係合により、スカート
を上限位置に支持するようになっている。しかし、この
従来技術では、スカートとジャック部材との係合、及び
スカートとプラグ部材との係合は、ジャック部材をプラ
グ部材に挿入する動作のみによって行われるとは思われ
ない。
ず、スカートとジャック部材とを互いに係合する構造に
し、スカートがジャック部材の運動に追従するようにな
っている。また、スカートの側部に設けられた凹部と、
プラグ部材に設けられた凸部との係合により、スカート
を上限位置に支持するようになっている。しかし、この
従来技術では、スカートとジャック部材との係合、及び
スカートとプラグ部材との係合は、ジャック部材をプラ
グ部材に挿入する動作のみによって行われるとは思われ
ない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】一般的なジャック部材
とプラグ部材とからなるコネクタにおいては、プラグ部
材の内壁面をガイド面とし、ジャック部材の外壁面をプ
ラグ部材の内壁面に沿って摺動しながら挿入するように
なっている。ジャック部材の外壁面とプラグ部材の内壁
面との位置合わせが、ジャック部材の雌端子とプラグ部
材のピン状雄端子との位置合わせになり、ジャック部材
をプラグ部材に挿入すれば自然と雌端子がピン状雄端子
に嵌合される。
とプラグ部材とからなるコネクタにおいては、プラグ部
材の内壁面をガイド面とし、ジャック部材の外壁面をプ
ラグ部材の内壁面に沿って摺動しながら挿入するように
なっている。ジャック部材の外壁面とプラグ部材の内壁
面との位置合わせが、ジャック部材の雌端子とプラグ部
材のピン状雄端子との位置合わせになり、ジャック部材
をプラグ部材に挿入すれば自然と雌端子がピン状雄端子
に嵌合される。
【０００８】しかし、上記公報に記載された従来技術で
は、ジャック部材はプラグ部材の内壁面に沿って挿入さ
れるようになっていず、ジャック部材とプラグ部材との
位置合わせ手段は示されていない。従って、せっかくス
カートがピン状雄端子を正規の位置で保持していても、
ジャック部材をプラグ部材に挿入するのに手間がかかる
という問題点があった。
は、ジャック部材はプラグ部材の内壁面に沿って挿入さ
れるようになっていず、ジャック部材とプラグ部材との
位置合わせ手段は示されていない。従って、せっかくス
カートがピン状雄端子を正規の位置で保持していても、
ジャック部材をプラグ部材に挿入するのに手間がかかる
という問題点があった。
【０００９】また、ジャック部材の外壁面をプラグ部材
の内壁面に沿って摺動しながら挿入するようにした場合
にも、ジャック部材の外壁面とプラグ部材の内壁面との
間には必然的にクリアランスがある。ピン状雄端子の断
面が細く且つピン状雄端子間のピッチが小さくなると、
ジャック部材の外壁面とプラグ部材の内壁面との位置合
わせでは、ジャック部材の雌端子とプラグ部材のピン状
雄端子との位置合わせが必ずしも正確にできなくなると
いう問題点が生じた。
の内壁面に沿って摺動しながら挿入するようにした場合
にも、ジャック部材の外壁面とプラグ部材の内壁面との
間には必然的にクリアランスがある。ピン状雄端子の断
面が細く且つピン状雄端子間のピッチが小さくなると、
ジャック部材の外壁面とプラグ部材の内壁面との位置合
わせでは、ジャック部材の雌端子とプラグ部材のピン状
雄端子との位置合わせが必ずしも正確にできなくなると
いう問題点が生じた。
【００１０】本発明の目的は、プラグ部材のピン状雄端
子を正規の位置で保持するスカートを備え、ジャック部
材をプラグ部材に挿入する際にジャック部材の雌端子と
プラグ部材のピン状雄端子とが正確に位置合わせされる
ようにしたコネクタを提供することである。
子を正規の位置で保持するスカートを備え、ジャック部
材をプラグ部材に挿入する際にジャック部材の雌端子と
プラグ部材のピン状雄端子とが正確に位置合わせされる
ようにしたコネクタを提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明によるコネクタ
は、複数のピン状雄端子１２を有するプラグ部材１４
と、該ピン状雄端子と嵌合する雌端子１６を有するジャ
ック部材１８と、該ジャック部材が該プラグ部材に挿入
される前に該プラグ部材のピン状雄端子の先端部を保持
するために該ピン状雄端子を受ける穴３４を有し且つ該
ジャック部材が該プラグ部材に挿入されるときに該ジャ
ック部材によって押されるように該プラグ部材に移動可
能に支持されたスカート３２とからなり、該プラグ部材
１４は所定の位置で該スカートを支持するためのロック
溝２４を有し、該スカート３２は該プラグ部材のロック
溝に係合可能なロック壁部３８を有し、該ジャック部材
１８は該ジャック部材が該プラグ部材に挿入されるとき
に該ロック壁部と係合して該ロック壁部を該ロック溝か
ら外れさせる係合部３０を有し、該スカート３２はアラ
イメントピン３６を有するとともに、該ジャック部材１
８は該アライメントピンを受ける位置決め孔２６を有す
ることを特徴とする。
は、複数のピン状雄端子１２を有するプラグ部材１４
と、該ピン状雄端子と嵌合する雌端子１６を有するジャ
ック部材１８と、該ジャック部材が該プラグ部材に挿入
される前に該プラグ部材のピン状雄端子の先端部を保持
するために該ピン状雄端子を受ける穴３４を有し且つ該
ジャック部材が該プラグ部材に挿入されるときに該ジャ
ック部材によって押されるように該プラグ部材に移動可
能に支持されたスカート３２とからなり、該プラグ部材
１４は所定の位置で該スカートを支持するためのロック
溝２４を有し、該スカート３２は該プラグ部材のロック
溝に係合可能なロック壁部３８を有し、該ジャック部材
１８は該ジャック部材が該プラグ部材に挿入されるとき
に該ロック壁部と係合して該ロック壁部を該ロック溝か
ら外れさせる係合部３０を有し、該スカート３２はアラ
イメントピン３６を有するとともに、該ジャック部材１
８は該アライメントピンを受ける位置決め孔２６を有す
ることを特徴とする。
【００１２】
【作用】上記構成においては、プラグ部材のピン状雄端
子を正規の位置で保持するスカートが設けられる。この
スカートはアライメントピンを有し、このアライメント
ピンはジャック部材の位置決め孔に挿入されるようにな
っている。つまり、ジャック部材はスカートと正しく位
置合わせされる。一方、スカートはプラグ部材と位置合
わせされており、ジャック部材はスカートを介してプラ
グ部材と位置合わせされることになる。従って、ジャッ
ク部材をプラグ部材に挿入するときに、雌端子がピン状
雄端子に円滑に嵌合される。
子を正規の位置で保持するスカートが設けられる。この
スカートはアライメントピンを有し、このアライメント
ピンはジャック部材の位置決め孔に挿入されるようにな
っている。つまり、ジャック部材はスカートと正しく位
置合わせされる。一方、スカートはプラグ部材と位置合
わせされており、ジャック部材はスカートを介してプラ
グ部材と位置合わせされることになる。従って、ジャッ
ク部材をプラグ部材に挿入するときに、雌端子がピン状
雄端子に円滑に嵌合される。
【００１３】さらに、プラグ部材は所定の位置でスカー
トを支持するためのロック溝を有し、スカートはプラグ
部材のロック溝に係合可能なロック壁部を有する。これ
によって、スカートはジャック部材がプラグ部材に挿入
される前にプラグ部材のピン状雄端子の先端部を正しく
保持する。また、ジャック部材はジャック部材がプラグ
部材に挿入されるときにロック壁部と係合してロック壁
部をロック溝から外れさせる係合部を有する。従って、
ジャック部材は上記アラメントピンによりスカートに対
して位置合わせされた状態でプラグ部材に挿入され、ス
カートを押しながら進み、雌端子が露出したピン状雄端
子に嵌合される。
トを支持するためのロック溝を有し、スカートはプラグ
部材のロック溝に係合可能なロック壁部を有する。これ
によって、スカートはジャック部材がプラグ部材に挿入
される前にプラグ部材のピン状雄端子の先端部を正しく
保持する。また、ジャック部材はジャック部材がプラグ
部材に挿入されるときにロック壁部と係合してロック壁
部をロック溝から外れさせる係合部を有する。従って、
ジャック部材は上記アラメントピンによりスカートに対
して位置合わせされた状態でプラグ部材に挿入され、ス
カートを押しながら進み、雌端子が露出したピン状雄端
子に嵌合される。
【００１４】
【実施例】図１は本発明の実施例を示す図である。コネ
クタ１０は、複数のピン状雄端子１２を有するプラグ部
材１４と、ピン状雄端子１２と嵌合する雌端子１６を有
するジャック部材１８とからなる。図４に示されるよう
に、プラグ部材１４は、例えばコンピュータのマザーボ
ードの一部である。又はプラグ部材１４は回路基板に取
り付けられることもできる。プラグ部材１４は複数のピ
ン状雄端子１２を取り付けた底壁部２０と、複数のピン
状雄端子１２を包囲する周壁部２２とを有する。周壁部
２２の内面に底壁部２０と平行にロック溝２４が設けら
れる。
クタ１０は、複数のピン状雄端子１２を有するプラグ部
材１４と、ピン状雄端子１２と嵌合する雌端子１６を有
するジャック部材１８とからなる。図４に示されるよう
に、プラグ部材１４は、例えばコンピュータのマザーボ
ードの一部である。又はプラグ部材１４は回路基板に取
り付けられることもできる。プラグ部材１４は複数のピ
ン状雄端子１２を取り付けた底壁部２０と、複数のピン
状雄端子１２を包囲する周壁部２２とを有する。周壁部
２２の内面に底壁部２０と平行にロック溝２４が設けら
れる。
【００１５】図３に示されるように、ジャック部材１８
の雌端子１６はジャック部材１８の穴１８ａに導体片１
６ａを取り付けたものである。従って、ピン状雄端子１
２が雌端子１６に接触すると電気的接続が得られる。図
１及び図６に示されるように、ジャック部材１８は中央
部に位置決め孔２６を有し、両端部に長い孔２８を有す
る。長い孔２８の外側の端縁部が係合部３０となってい
る。
の雌端子１６はジャック部材１８の穴１８ａに導体片１
６ａを取り付けたものである。従って、ピン状雄端子１
２が雌端子１６に接触すると電気的接続が得られる。図
１及び図６に示されるように、ジャック部材１８は中央
部に位置決め孔２６を有し、両端部に長い孔２８を有す
る。長い孔２８の外側の端縁部が係合部３０となってい
る。
【００１６】本発明においては、コネクタ１０はスカー
ト３２を含む。スカート３２はピン状雄端子１２を受け
る穴３４を有し、ジャック部材１８がプラグ部材１４に
挿入される前にプラグ部材１４のピン状雄端子１２の先
端部を保持するものである。図１においては、スカート
３２はプラグ部材１４に支持され、ピン状雄端子１２の
先端部を保持している。スカート３２はジャック部材１
８がプラグ部材１４に挿入されるときにジャック部材１
８によって押されるようにプラグ部材１４に移動可能に
支持される。
ト３２を含む。スカート３２はピン状雄端子１２を受け
る穴３４を有し、ジャック部材１８がプラグ部材１４に
挿入される前にプラグ部材１４のピン状雄端子１２の先
端部を保持するものである。図１においては、スカート
３２はプラグ部材１４に支持され、ピン状雄端子１２の
先端部を保持している。スカート３２はジャック部材１
８がプラグ部材１４に挿入されるときにジャック部材１
８によって押されるようにプラグ部材１４に移動可能に
支持される。
【００１７】図１及び図５に示されるように、スカート
３２は穴３４を有するほぼ平坦な板からなり、中央部に
アライメントピン３６を有する。このアライメントピン
３６は四角断面形状を有し、先端部は尖っている。この
アライメントピン３６はジャック部材１８の位置決め孔
２６に嵌合されるものであり、位置決め孔２６も同様に
四角断面形状を有している。
３２は穴３４を有するほぼ平坦な板からなり、中央部に
アライメントピン３６を有する。このアライメントピン
３６は四角断面形状を有し、先端部は尖っている。この
アライメントピン３６はジャック部材１８の位置決め孔
２６に嵌合されるものであり、位置決め孔２６も同様に
四角断面形状を有している。
【００１８】スカート３２の両端部にはロック壁部３８
が設けられる。ロック壁部３８はスカート３２の本体部
の板と一体的に形成され且つプラグ部材１４の周壁部２
２に向かって横方に延びる弾性変形可能な部分からな
る。さらに詳細には、ロック壁部３８は周壁部２２に向
かって外向きに延びてプラグ部材１４のロック溝２４と
係合する第１の舌片４０と、底壁部２０とは反対方向に
延びてジャック部材１８の係合部３０と係合する第２の
舌片４２とからなる。
が設けられる。ロック壁部３８はスカート３２の本体部
の板と一体的に形成され且つプラグ部材１４の周壁部２
２に向かって横方に延びる弾性変形可能な部分からな
る。さらに詳細には、ロック壁部３８は周壁部２２に向
かって外向きに延びてプラグ部材１４のロック溝２４と
係合する第１の舌片４０と、底壁部２０とは反対方向に
延びてジャック部材１８の係合部３０と係合する第２の
舌片４２とからなる。
【００１９】ロック壁部３８の第１の舌片４０はプラグ
部材１４のロック溝２４と係合しており、ロック壁部３
８はジャック部材１８がプラグ部材１４に挿入されると
きにジャック部材１８によって押されて変形することに
よりロック溝２４から外れるようになっている。そし
て、ロック壁部３８の第１の舌片４０又はロック壁部３
８の第１の舌片４０よりも下方の部分は、第１の舌片４
０がロック溝２４から外れた後でプラグ部材１４の周壁
部２２の内面に沿って摺動する。すなわち、スカート３
２は常時プラグ部材１４と接触している。
部材１４のロック溝２４と係合しており、ロック壁部３
８はジャック部材１８がプラグ部材１４に挿入されると
きにジャック部材１８によって押されて変形することに
よりロック溝２４から外れるようになっている。そし
て、ロック壁部３８の第１の舌片４０又はロック壁部３
８の第１の舌片４０よりも下方の部分は、第１の舌片４
０がロック溝２４から外れた後でプラグ部材１４の周壁
部２２の内面に沿って摺動する。すなわち、スカート３
２は常時プラグ部材１４と接触している。
【００２０】第２の舌片４２はテーパー部４４を有し、
これに係合するジャック部材１８の係合部３０は小さな
突出部３０ａを有する。これによって、ジャック部材１
８がプラグ部材１４から引き抜かれるときにスカート３
２を引き上げさせ且つピン状雄端子１２の保持位置で第
１の舌片４０がロック溝２４に支持された後でジャック
部材１８のみが引き抜かれるようになる。
これに係合するジャック部材１８の係合部３０は小さな
突出部３０ａを有する。これによって、ジャック部材１
８がプラグ部材１４から引き抜かれるときにスカート３
２を引き上げさせ且つピン状雄端子１２の保持位置で第
１の舌片４０がロック溝２４に支持された後でジャック
部材１８のみが引き抜かれるようになる。
【００２１】作用において、スカート３２は図１に示さ
れるようにプラグ部材１４に支持されている。このと
き、プラグ部材１４のピン状雄端子１２はスカート３２
の穴３４に保持され、スカート３２のロック壁部３８の
第１の舌片４０はプラグ部材１４のロック溝２４に係合
している。そこで、ジャック部材１８がプラグ部材１４
に挿入される。図１はジャック部材１８の挿入の初期状
態を示しており、アライメントピン３６が最初に位置決
め孔２６に係合する。
れるようにプラグ部材１４に支持されている。このと
き、プラグ部材１４のピン状雄端子１２はスカート３２
の穴３４に保持され、スカート３２のロック壁部３８の
第１の舌片４０はプラグ部材１４のロック溝２４に係合
している。そこで、ジャック部材１８がプラグ部材１４
に挿入される。図１はジャック部材１８の挿入の初期状
態を示しており、アライメントピン３６が最初に位置決
め孔２６に係合する。
【００２２】図２はジャック部材１８がさらに挿入され
た状態を示している。スカート３２のロック壁部３８の
第２の舌片４２はジャック部材１８の長い穴２８に入
る。係合部３０の先端部は傾斜が付けられており、係合
部３０がプラグ部材１４の周壁部２２に向と第２の舌片
４２との間に入り、第２の舌片４２をわずかに開かせ
る。それによって、第１の舌片４０はロック溝２４内で
解除方向に移動するが、係合部３０の先端部が第１の舌
片４０と第２の舌片４２との間の段部に接触するまでは
第１の舌片４０はわずかにロック溝２４と係合してい
る。
た状態を示している。スカート３２のロック壁部３８の
第２の舌片４２はジャック部材１８の長い穴２８に入
る。係合部３０の先端部は傾斜が付けられており、係合
部３０がプラグ部材１４の周壁部２２に向と第２の舌片
４２との間に入り、第２の舌片４２をわずかに開かせ
る。それによって、第１の舌片４０はロック溝２４内で
解除方向に移動するが、係合部３０の先端部が第１の舌
片４０と第２の舌片４２との間の段部に接触するまでは
第１の舌片４０はわずかにロック溝２４と係合してい
る。
【００２３】図２の状態からジャック部材１８が進む
と、係合部３０の先端部が第１の舌片４０と第２の舌片
４２との間の段部に接触し、スカート３２を押して第１
の舌片４０がロック溝２４から離れるようになる。この
とき、第１の舌片４０又はロック壁部３８の第１の舌片
４０よりも下方の部分は、プラグ部材１４の周壁部２２
の内面に沿って摺動する。
と、係合部３０の先端部が第１の舌片４０と第２の舌片
４２との間の段部に接触し、スカート３２を押して第１
の舌片４０がロック溝２４から離れるようになる。この
とき、第１の舌片４０又はロック壁部３８の第１の舌片
４０よりも下方の部分は、プラグ部材１４の周壁部２２
の内面に沿って摺動する。
【００２４】ジャック部材１８がさらに挿入されるにつ
れて、係合部３０はスカート３２をプラグ部材１４内に
押し込み、雌端子１６が露出したピン状雄端子１２に嵌
合される。こうして、ジャック部材１８とプラグ部材１
４とのプラグインによる結合は完了する。ジャック部材
１８はアライメントピン３６によりスカート３２に対し
て正しく位置合わせされ、スカート３２はプラグ部材１
４と位置合わせされているので、ジャック部材１８はス
カート３２を介してプラグ部材１４と位置合わせされて
おり、雌端子１６がピン状雄端子１２に円滑に嵌合され
る。
れて、係合部３０はスカート３２をプラグ部材１４内に
押し込み、雌端子１６が露出したピン状雄端子１２に嵌
合される。こうして、ジャック部材１８とプラグ部材１
４とのプラグインによる結合は完了する。ジャック部材
１８はアライメントピン３６によりスカート３２に対し
て正しく位置合わせされ、スカート３２はプラグ部材１
４と位置合わせされているので、ジャック部材１８はス
カート３２を介してプラグ部材１４と位置合わせされて
おり、雌端子１６がピン状雄端子１２に円滑に嵌合され
る。
【００２５】ジャック部材１８がプラグ部材１４に挿入
された状態では、図２に示す状態とほぼ等しく、係合部
３０の突出部３０ａは第２の舌片４２のテーパー部４４
と係合している。従って、ジャック部材１８がプラグ部
材１４から引き抜かれるときには、ジャック部材１８を
引き上げるとスカート３２も追従して引き上げられる。
そして、スカート３２が図２のピン状雄端子１２の保持
位置に来ると、第１の舌片４０がロック溝２４に支持さ
れることになり、スカート３２はそれ以上ジャック部材
１８に追従せず、ジャック部材１８のみが引き抜かれる
ようになる。
された状態では、図２に示す状態とほぼ等しく、係合部
３０の突出部３０ａは第２の舌片４２のテーパー部４４
と係合している。従って、ジャック部材１８がプラグ部
材１４から引き抜かれるときには、ジャック部材１８を
引き上げるとスカート３２も追従して引き上げられる。
そして、スカート３２が図２のピン状雄端子１２の保持
位置に来ると、第１の舌片４０がロック溝２４に支持さ
れることになり、スカート３２はそれ以上ジャック部材
１８に追従せず、ジャック部材１８のみが引き抜かれる
ようになる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ピン状雄端子が曲がることなくジャック部材をプラグ部
材にプラグインすることができ、且つジャック部材をプ
ラグ部材から容易に取り外すこともできる。
ピン状雄端子が曲がることなくジャック部材をプラグ部
材にプラグインすることができ、且つジャック部材をプ
ラグ部材から容易に取り外すこともできる。
【図１】本発明の実施例を示す断面図である。
【図２】図１のジャック部材をさらに挿入したところを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図３】図１のジャック部材の部分詳細図である。
【図４】プラグ部材を示す斜視図である。
【図５】スカートを示す斜視図である。
【図６】ジャック部材を示す斜視図である。
１２…ピン状雄端子 １４…プラグ部材 １６…雌端子 １８…ジャック部材 ２４…ロック溝 ２６…位置決め孔 ３０…係合部 ３２…スカート ３４…穴 ３６…アライメントピン ３８…ロック壁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅▲松▼ 三三雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (7)
- 【請求項１】 複数のピン状雄端子（１２）を有するプ
ラグ部材（１４）と、該ピン状雄端子（１２）と嵌合す
る雌端子（１６）を有するジャック部材（１８）と、該
ジャック部材が該プラグ部材に挿入される前に該プラグ
部材のピン状雄端子（１２）の先端部を保持するために
該ピン状雄端子を受ける穴（３４）を有し且つ該ジャッ
ク部材が該プラグ部材に挿入されるときに該ジャック部
材によって押されるように該プラグ部材に移動可能に支
持されたスカート（３２）とからなり、 該プラグ部材（１４）は所定の位置で該スカートを支持
するためのロック溝（２４）を有し、該スカート（３
２）は該プラグ部材のロック溝に係合可能なロック壁部
（３８）を有し、該ジャック部材（１８）は該ジャック
部材が該プラグ部材に挿入されるときに該ロック壁部と
係合して該ロック壁部を該ロック溝から外れさせる係合
部（３０）を有し、 該スカート（３２）はアライメントピン（３４）を有す
るとともに、該ジャック部材（１８）は該アライメント
ピンを受ける位置決め孔（２６）を有することを特徴と
するコネクタ。 - 【請求項２】 該ロック壁部（３８）と該係合部（３
０）とが、該ジャック部材が該プラグ部材に挿入される
ときに該ロック壁部（３８）を該ロック溝（２４）から
離れさせ、該ジャック部材がさらに挿入されるにつれて
該スカートを該プラグ部材内に押し込み、且つ、該ジャ
ック部材が該プラグ部材から引き抜かれるときに該スカ
ートを引き上げさせ、該所定の位置で該ロック壁部を該
ロック溝に支持させるように形成されることを特徴とす
る請求項１に記載のコネクタ。 - 【請求項３】 該プラグ部材（１４）は該複数のピン状
雄端子を取り付けた底壁部（２０）と、該複数のピン状
雄端子を包囲する周壁部（２２）とを有し、該ロック溝
（２４）は該周壁部の内面に設けられ、該スカート（３
２）は該穴（３４）を有するほぼ平坦な板からなり、該
ロック壁部（３８）は該板と一体的に形成され且つ該周
壁部に向かって横方に延びる弾性変形可能な部分からな
り、該ロック壁部は該ジャック部材が該プラグ部材に挿
入されるときに該ジャック部材によって押されて変形す
ることにより該ロック溝から外れるようにしたことを特
徴とする請求項１に記載のコネクタ。 - 【請求項４】 該ロック壁部（３８）は該ロック溝から
外れた後で該プラグ部材の該周壁部の内面に沿って摺動
することを特徴とする請求項３に記載のコネクタ。 - 【請求項５】 該ロック壁部（３８）が該周壁部に向か
って外向きに延びて該プラグ部材のロック溝と係合する
第１の舌片（４０）と、該底壁部とは反対方向に延びて
該ジャック部材の該係合部と係合する第２の舌片（４
２）とからなることを特徴とする請求項４に記載のコネ
クタ。 - 【請求項６】 該ジャック部材の該係合部と該第２の舌
片の少なくとも一方は該ジャック部材が該プラグ部材か
ら引き抜かれるときに該スカートを引き上げさせ且つ該
ピン状雄端子の保持位置で該第１の舌片が該ロック溝に
支持された後で該ジャック部材のみが引き抜かれるよう
にテーパー状係合部（４４）を有することを特徴とする
請求項５に記載のコネクタ。 - 【請求項７】 該ジャック部材が該プラグ部材に挿入さ
れるときに該アライメントピン（３６）が最初に位置決
め孔（２６）に挿入され、その後で該雌端子が該ピン状
雄端子に嵌合するようにしたことを特徴とする請求項１
に記載のコネクタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5014784A JPH06231833A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | コネクタ |
| US08/109,264 US5437558A (en) | 1993-02-01 | 1993-08-20 | Connector having skirt with holes to receive plug pins and alignment pin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5014784A JPH06231833A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06231833A true JPH06231833A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11870684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5014784A Pending JPH06231833A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | コネクタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5437558A (ja) |
| JP (1) | JPH06231833A (ja) |
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| JP2006331929A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
| JP2006331925A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
| JP2007080684A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Matsushita Electric Works Ltd | 端子台 |
| WO2014192800A1 (ja) * | 2013-05-30 | 2014-12-04 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
| JP2015201340A (ja) * | 2014-04-08 | 2015-11-12 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
| JP2017084486A (ja) * | 2015-10-23 | 2017-05-18 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | コネクタ |
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-
1993
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- 1993-08-20 US US08/109,264 patent/US5437558A/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| US5437558A (en) | 1995-08-01 |
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