JP2006331929A - コネクタ - Google Patents

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Abstract


【課題】 ムービングプレートの引き戻しを簡単な構造でもって行う。
【解決手段】 ムービングプレート50の周壁52の内周と外周には、内シールリング73と外シールリング74がそれぞれ一体形成され、ムービングプレート50が終端位置まで押し込まれた際には、内シールリング73が雌ハウジング10の前端部外周のシール面70に、外シールリング74がフード部32の奥端部内周のシール面71にそれぞれ密着される。内シールリング73はリップ77が3条であるのに対して、外シールリング74はリップ77が2条である。雌ハウジング10が雄ハウジング30から引き抜かれると、内シールリング73側の摩擦力よりも、外シールリング74側の摩擦力の方が小さいために、外シールリング74がフード部32のシール面71から離脱ししつ、ムービングプレート50は内シールリング73を介して雌ハウジング10に連れ立って引き抜かれる。
【選択図】 図14

Description

本発明は、ムービングプレートを備えたコネクタに関する。
ムービングプレートを備えたコネクタは、雄ハウジングのフード部内に突出した雄端子のタブを正確に整列し、またタブが外力で変形するのを阻止すること等を意図して形成されており、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。ムービングプレートは、雄端子のタブが貫通される保持孔を有し、フード部内に両ハウジングの嵌合方向に沿って移動可能に挿入されており、初めはタブの先端を保持孔に臨ませる程度でフード部の開口側に装着され、雄ハウジングのフード部内に相手の雌ハウジングが嵌合されると、タブが保持孔内を相対的に進入してムービングプレートがフード部の奥方に移動しつつ、雌雄の対向した端子金具同士が接続されるようになっている。
一方、メンテナンス等において雌雄のハウジングを嵌合状態から離脱させるときには、離脱動作に伴ってムービングプレートを初期位置に復帰させる必要がある。そのため上記のものでは、ムービングプレート側にロック機構を設け、雌雄のハウジングの嵌合時に雌ハウジングに係止させ、雌ハウジングを抜き取る際には、ロック機構により雌ハウジングと連れ立ってムービングプレートを引き出すようにしている。そして初期位置に至ると、ムービングプレートは雄ハウジング側のストッパ機構によりそれ以上の戻り方向の移動が規制され、それ以降は雌ハウジングの離間動作によってロック機構の係止が解かれ、ムービングプレートが初期位置に復帰した状態で雌雄のハウジングが離脱することになる。
特開平11−204184号公報
しかるに上記従来のものでは、ムービングプレートを初期位置へ復帰させるために、ムービングプレート側にはロック機構を設け、また雌ハウジング側にはこのロック機構が係止する部位を設定する必要がある。結果、構造が複雑なものとならざるを得なかった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、ムービングプレートの引き戻しを簡単な構造でもって行うところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、フード部を有し雄端子がそのタブを前記フード部内に突出させた状態で収容された雄ハウジングと、前記フード部内に嵌合可能で雌端子が収容された雌ハウジングと、前記雄端子のタブが貫通される保持孔が開口され前記フード部内に前記両ハウジングの嵌合方向に沿って移動可能に挿入されたムービングプレートとを具備したコネクタにおいて、前記ムービングプレートにおける前記雌ハウジングの外周面との対向面には内シール部材が、前記雄ハウジングのフード部の内周面との対向面には外シール部材がそれぞれ設けられ、かつ前記内シール部材と前記雌ハウジングの外周面との間の摩擦力よりも、前記外シール部材と前記フード部の内周面との間の摩擦力の方が小さく設定されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ムービングプレートは、前記雄端子のタブの先端が前記保持孔に臨んだ初期位置から前記雄ハウジングのフード部内に押し込まれるようになっており、前記雄ハウジングと前記ムービングプレートとの間には、このムービングプレートが前記初期位置に引き戻された場合にそれ以上の戻し方向への移動を規制する規制部が設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記内シール部材よりも前記外シール部材の方が、外周部の潰し量が少ない設定とされているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記内シール部材よりも前記外シール部材の方が、硬度が低く設定されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記内シール部材が密着する前記雌ハウジング側のシール面と比べて、前記外シール部材が密着する前記雄ハウジングのフード部側のシール面の方が、前記内シール部材または前記外シール部材が対応するシール面から逃げる方向についての広がり角度が大きく設定されているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のものにおいて、前記シール部材は、多色成形により前記ムービングプレートと一体形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
雌雄のハウジングが嵌合されると、ムービングプレートが雌ハウジングで押されてフード部の奥方に移動し、内シール部材が雌ハウジングの外周面に、また外シール部材がフード部の内周面にそれぞれ密着して、雌雄のハウジング間のシールが取られる。一方、雌ハウジングが雄ハウジングから引き抜かれると、内シール部材と雌ハウジングとの間の摩擦力よりも、外シール部材とフード部との間の摩擦力の方が小さく設定されているために、外シール部材がフード部から離脱ししつ、ムービングプレートは内シール部材を介して雌ハウジングに連れ立って引き抜かれる。
すなわち、ムービングプレートの引き戻しが、内外のシール部材の摩擦力に差を付けただけで達成でき、従来のような戻しのための特別のロック機構を必要としないから、簡素な構造にまとめることができる。
<請求項2の発明>
ムービングプレートが初期位置に戻されると、規制部によってそれ以上の戻り方向の移動が規制され、それ以降は内シール部材から離脱しつつ雌ハウジングのみが引き抜かれる。
<請求項3の発明>
例えば、シール部材の外周に複数条のリップが形成されている場合に、リップの高さを同じにして、内シール部材よりも外シール部材の方がリップの条数が少なくされる。これにより、内シール部材よりも外シール部材の方が外周部の潰し量が少なくされ、もって摩擦力が小さくされる。また、リップの条数を同じにして、内シール部材よりも外シール部材の方がリップの高さが低くされ、これによっても同様に、内シール部材よりも外シール部材の方が外周部の潰し量が少なくされ、摩擦力が小さくされる。
<請求項4の発明>
内シール部材よりも外シール部材の方が低硬度とされ、もって摩擦力が小さくされる。
<請求項5の発明>
内シール部材のシール面よりも、外シール部材のシール面の方が、シール部材が逃げる方向の広がり角度が大きいことから、外シール部材側の方が摩擦力が小さくされる。
<請求項6の発明>
ムービングプレートにシール部材を設けること自体が簡単となる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図14によって説明する。本実施形態では、レバー式の防水コネクタを例示している。
本実施形態のコネクタは、図1ないし図3に示すように、互いに嵌合可能な雌コネクタFと雄コネクタMとから構成され、雄コネクタMにムービングプレート50が装着されている。なお以下の説明では、各コネクタF,Mにおいて、嵌合面側を前面として説明する。
雌コネクタFは、上下方向に細長い合成樹脂製の雌ハウジング10と、雌ハウジング10の周面から後方を覆って被着されたゴム製のグロメット11と、このグロメット11の外側に装着された合成樹脂製のグロメットカバー12と、グロメットカバー12の外側に装着されて両コネクタF,Mの嵌合操作を行うレバー22とを備えている。
雌ハウジング10には、図4に示すように、正面から見た右側の領域に、大型のキャビティ15Lが縦一列に並んで形成され、それぞれに大型の雌端子金具16L(以下、大雌端子16Lという)が挿入されて収容されている。一方、左側の領域には、上下2個の収容室17が形成され、各収容室17には、小型の雌端子金具16S(以下、小雌端子16Sという)をキャビティ15S内に整列して挿入してなるサブハウジング18がそれぞれ収容されている。
両雌端子金具16L,16Sに接続された電線19は、雌ハウジング10の後面から引き出されたのち纏められ、グロメット11に設けられた電線導出部11A内を通って下方へ導出されている。
グロメットカバー12は、グロメット11ともども、雌ハウジング10の外周面に突設され掛止突部20に掛止することで装着されており、グロメットカバー12には、レバー22が回動可能に装着されている。
レバー22は、一対のアーム部23の基端部同士を操作部24で連結した全体として門型形状に形成され、アーム部23の先端側の拡幅部には、雄ハウジング30側に設けられたフォロワピン39(図1参照)が嵌合するカム溝25が形成されている。レバー22は、アーム部23の拡幅部に開口された軸孔26を、グロメットカバー12の両側面に突設された軸27に嵌めることで、回動可能に支持されている。
続いて、雄コネクタMについて説明する。雄コネクタMは、合成樹脂製の雄ハウジング30を有しており、図3に示すように、上下方向に細長いブロック状の端子収容部31と、この端子収容部31よりも一回り大きくて前方へ開口した略角筒状のフード部32とから構成されている。端子収容部31には、図5にも示すように、上記した雌ハウジング10側と対応するようにして、正面から見た左側の領域に、大型のキャビティ35Lが縦一列に並んで形成され、それぞれ大型の雄端子金具36L(以下、大雄端子36Lという)が挿入されて収容されており、タブ34Lがフード部32の奥面からフード部32内に突出している。また、右側の領域には上下2個の収容室37が形成され、各収容室37には、小型の雄端子金具36S(以下、小雄端子36Sという)をキャビティ35S内に整列して挿入してなるサブハウジング38がそれぞれ収容されている。各小雄端子36Sのタブ34Sは、サブハウジング38の前面から突出し、ひいては奥面からフード部32内に突出している。
なお、フード部32の内周面のうち長辺側の両側面には、上記したレバー22のカム溝25に嵌合する一対のフォロワピン39が突設されている。
ムービングプレート50は同じく合成樹脂製であって、図2,3並びに図6ないし図9に示すように、上下方向に細長い平板状なすプレート本体51の周縁から、短寸の周壁52を前方に突出して設けた全体としては浅皿状に形成されている。このムービングプレート50内に、雌ハウジング10の前端側が嵌合可能となっている。プレート本体51には、上記した端子収容部31の各キャビティ35L,35Sと対応する位置に、多数の保持孔54が板厚方向(前後方向)に貫通して設けられている。
一方、周壁52の前縁には、外向きに張り出したフランジ55が連設され、このフランジ55の前面の四つの角からそれぞれ前側突壁56が突設され、この前側突壁56は、フード部32の内周面の四隅にほぼ緊密に嵌合するように丸みを帯びて形成されている。また、プレート本体51の裏面における上下の周縁部には、角に丸みを付けた門形をなす後側突壁57が、対向するようにして突設されており、一方フード部32の奥面には、上記の後側突壁57が挿入される挿入溝41が形成されている。
ムービングプレート50はフード部32内に前方から挿入され、詳しくは後記するように、プレート本体51がフード部32の奥面から所定寸法前方に位置する初期位置(図11,12参照)と、同プレート本体51がフード部32の奥面に当接する終端位置(図13,14参照)との間で、前後方向すなわち両ハウジング10,30の嵌合方向に移動可能となっている。この間、ムービングプレート50の前側突壁56は、フード部32の内周面の四隅に摺接し、また後側突壁57が、フード部32の奥面の挿入溝41内に摺接して案内されるようになっている。
ムービングプレート50が初期位置にある状態では、フード部32内に突出した各雄端子金具36L,36Sのタブ34L,34Sの先端が保持孔54内に嵌合され、タブ34L,34Sの上下左右方向の遊動が規制されるようになっている。一方、ムービングプレート50が終端位置に移動した状態では、保持孔54が各タブ34L,34Sの基端に嵌合するようになっている。
ムービングプレート50におけるフランジ55の長辺側の左右両側縁には、図8,9に示すように、上下一対ずつの弾性係合片59が前方へ突出して設けられている。なお、上下の弾性係合片59の間には逃がし溝58が形成され、ムービングプレート50がフード部32内に挿入される際には、逃がし溝58を通してフォロワピン39が逃がされるようになっている。
各弾性係合片59は、互いに同形同大で嵌合中心を挟んだ対称位置に設けられ、それぞれの先端部に、外側に張り出した係合突起60が形成され、内方に向けて撓み変形可能となっている。
一方、雄ハウジング30のフード部32における長辺側の内周面には、フォロワピン39よりも後方において、上記したムービングプレート50の弾性係合片59と係合する第1係合孔43と第2係合孔44とが形成されている。第1係合孔43は、図11に示すように、前面側が嵌合方向と直交する垂直面43Aで、後面側は急なテーパ面43Bとされている。一方、第2係合孔44は、前面側が緩やかなテーパ面44Aで、後面側は急なテーパ面44Bとされている。
そして、ムービングプレート50の弾性係合片59の係合突起60が第1係合孔43に嵌まることで、ムービングプレート50が初期位置に保持される。ただし、第1係合孔43の後面側は急なテーパ面44Bでいわゆるセミロック構造となっているから、ムービングプレート50に対して奥方への押圧力が作用すると、ムービングプレート50は終端位置に向けて移動可能となっている。
また、弾性係合片59の係合突起60が第2係合孔44に嵌まることで、ムービングプレート50が終端位置に保持される。ただし、第2係合孔44の前面側は緩やかなテーパ面44Aとなっているから、逆にムービングプレート50に対して、前方への引き戻し力が作用すると、初期位置に向けて移動可能となっている。
さらに、ムービングプレート50の前後方向の移動をスムーズに行うための手段が講じられている。
雄ハウジング30のフード部32の奥面、言い換えると端子収容部31の前面における上下の収容室17の間の位置から、リブ45が立てられている。このリブ45は、図5に示すように、正面から見てやや横長断面の略角柱状に形成され、図10に示すように、先端がほぼフォロワピン39の位置に達する高さを有している。なお、上記のリブ45は、正面から見た右側の領域において、基端から先端の少し下方位置まで拡幅されている。
リブ45の内方の隣りには、ムービングプレート50が初期位置から押し込まれることを規制する係止片47が立てられている。係止片47は、上記したリブ45の幅狭部と同幅で、リブ45の半分ほどの高さを有しており、先端側がリブ45と接離する方向に撓み変形可能となっている。係止片47の先端部におけるリブ45とは反対側の面には係止突起48が形成されている。この係止突起48の前面は、図5における下側の略2/3の領域が逆テーパ状の係止面48Aで、残りが順テーパ状の解除面48Bとされている。
一方、ムービングプレート50のプレート本体51には、上記したリブ45と係止片47とを挿通する挿通孔62が形成されている。この挿通孔62は、図5に示すように、リブ45と係止片47とが丁度通ることが可能な大きさと形状をもって開口している。
そして、この挿通孔62における正面から見た右側の拡幅部62Aにおける孔縁には、門形をなすガイド壁64が立てられている。このガイド壁64は、ムービングプレート50の周壁52とほぼ高さを持っており、ガイド壁64の内周面に、リブ45における拡幅部45Aの3側面が摺接されるようになっている。
挿通孔62における幅狭部側の孔縁のうちの、図5の下側の縁辺から、左側の縁辺の下方領域にわたっては、L字型をなしかつ上記のガイド壁64よりは若干背の低いガイド壁65が形成されている。このガイド壁64における下側の内面に、リブ45の幅狭部における対応する面が摺接される。
また、このガイド壁65における左側壁の突出端には、上記した係止片47の係止面48Aに係止可能な被係止爪66が形成されている。
上記したリブ45は、両ハウジング10,30の誤結合を防止する機能も果たすようになっている。そのため、上記した雌ハウジング10の前面には、リブ45の立てられた位置と対応して、リブ45の先端側が嵌入可能な嵌入溝28が形成されている。
なお、この嵌入溝28における一隅(正面から見た右上隅部)には、上記したムービングプレート50に設けられた係止片47における係止突起48の解除面48Bに当接可能な解除部29が設けられている。すなわち、フード部32内に雌ハウジング10が進入して解除部29が係止突起48の解除面48Bを押圧すると、係止片47が強制的に撓み変形し、係止突起48の係止面48Aが被係止爪66から外れるようになっている。
さらに、雌雄のハウジング10,30間のシール構造を説明する。ムービングプレート50の構造は既述したとおりであるが、ムービングプレート50内に嵌合される雌ハウジング10の前端部は、所定幅の部分が縮径されて段付き形状となっており、この縮径された外周面が、雌ハウジング10側のシール面70となっている。このシール面70は、雌ハウジング10がムービングプレート50の奥まで押し込まれた場合に、ムービングプレート50の周壁52の内周面と、所定のクリアランスを介して対向するようになっている。
また、雄ハウジング30におけるフード部32の内周面では、奥側の所定幅の部分が、C面を介して内方に張り出した縮径面とされており、この縮径面が、雄ハウジング30側のシール面71となっている。このシール面71は、ムービングプレート50が終端位置まで移動した場合に、ムービングプレート50の周壁52の外周面と、上記と同じ所定のクリアランスを介して対向するようになっている。
ムービングプレート50の周壁52には、その内周面側、詳細にはプレート本体51の前面から周壁52の先端までの領域に、雌ハウジング10との間のシールを採るための内シールリング73が設けられている。また、周壁52の外周面側、詳細にはフランジ55からプレート本体51の後面までの領域に、フード部32との間のシールを採るための外シールリング74が設けられている。
これらの内外のシールリング73,74は、二色成形によってムービングプレート50と一体に形成されている。これは例えば、二色射出成形機により異材質から一体成形品が成形されており、ムービングプレート50は硬質の合成樹脂材からなり、シールリング73,74はエラストマーからなっている。
内外のシールリング73,74は、それぞれ環形本体部76の外周面にリップ77が形成された形状であり、環形本体部76の厚さ並びにリップ77の高さ等の形状は同じであるが、内シールリング73では、リップ77が3条形成されているのに対して、外シールリング74では、形成されたリップ77は2条のみとなっている。
これはすなわち、内シールリング73が雌ハウジング10側のシール面70に密着された場合に比べて、外シールリング74が雄ハウジング30側のシール面71に密着された場合の方が、リップ77の潰し量が少なく、したがって内シールリング73と雌ハウジング10側のシール面70との間の摩擦力よりも、外シールリング74と雄ハウジング30側のシール面71との間の摩擦力の方が小さくなる設定とされる。
続いて、本実施形態の作用を説明する。まず、図2及び図3に示すように、雄ハウジング30のフード部32内にムービングプレート50を前方から挿入して、初期位置に保持する。初期位置におけるムービングプレート50は、各弾性係合片59の係合突起60が対応する第1係合孔43内に嵌合することで、後方への抜け止めがなされる。また、プレート本体51の裏面の上下両縁部に設けられた後側突壁57が、フード部32の奥面の挿入溝41の入口に挿入される。さらに、図10に示すように、リブ45ともども係止片47が挿通孔62を貫通して前方に突出し、被係止爪66が係止片47の係止突起48の係止面48Aに係止されることで、ムービングプレート50がそれ以上奥へ押し込まれることが規制される。
次に、雄ハウジング30のフード部32内に雌ハウジング10を嵌合する。雌ハウジング10は、リブ45を嵌入溝28に嵌入させつつ嵌合され、図11及び図12に示すように、嵌合の終盤になると、内シールリング73の3条のリップ77を潰しつつ、雌ハウジング10の前端部のシール面70が内シールリング73の内側に嵌入される。雌ハウジング10の前面がプレート本体51に当たるまで嵌合されると、雌ハウジング10の嵌入溝28側に設けられた解除部29が、係止片47の係止突起48における解除面48Bを押すことで係止片47を強制的に撓み変形させ、被係止爪66から外す。すなわち、ムービングプレート50が奥側に押し込み可能な状態にされる。
このとき併せて、雄ハウジング30に設けられたフォロワピン39が、雌コネクタFに装着されたレバー22のカム溝25の始端位置に進入する。
この状態から、雌コネクタF側に装着されたレバー22を回動操作すると、フォロワピン39がカム溝25に沿って移動し、そのときのカム作用により、雌ハウジング10がフード部32の奥方へと押し込まれる。このときレバー22による操作力は、弾性係合片59と第1係合孔43とによるセミロック構造の係止力を上回るから、弾性係合片59が撓み変形して第1係合孔43から抜け出つつ、ムービングプレート50はフード部32内を終端位置に向けて押し込まれる。
その際、ムービングプレート50の外周に設けられた前側突壁56が、フード部32の内周面の四隅に摺接し、プレート本体51の裏面における上下両縁の後側突壁57が、フード部32の奥面の挿入溝41に摺接することに加え、フード部32の奥面の中央部から立てられたリブ45の外周面の3面が、ムービングプレート50の挿通孔62の孔縁に立てられたガイド壁64,65の内周面に摺接することにより、ムービングプレート50はがたつきが最小限に抑えられてスムーズに押し込まれる。
ムービングプレート50が終端位置近くまで押し込まれると、2条のリップ77を潰しつつ、外シールリング74が雄ハウジング30側のシール面71の内側に嵌合される。レバー22が回動終端位置まで回動されると、図13及び図14に示すように、ムービングプレート50のプレート本体51がフード部32の奥面に当接し、弾性係合片59の係合突起60が第2係合孔44に嵌って保持される。それに伴い、レバー22がロックされて両ハウジング10,30が正規嵌合状態に保持される。
この間、雄ハウジング30に収容された雄端子36L,36Sの各タブ34L,34Sは、ムービングプレート50の対応する保持孔54に貫通されることで真直姿勢に維持され、相手の雌端子16L,16Sとの間で正規に接続される。また、ムービングプレート50の周壁52の内外に設けられた内シールリング73と外シールリング74とは、それぞれ雌ハウジング10側のシール面70と雄ハウジング30側のシール面71とに弾性的に密着され、雌雄のハウジング10,30間のシールが取られる。
一方、メンテナンス等において雌雄のコネクタF,Mを離脱させる場合は、図13及び図14の状態から、ロックを外してレバー22を回動終端位置から回動始端位置に向けて上記とは逆向きに回動する。この逆向きの回動に伴うフォロワピン39とカム溝25との間のカム作用により、雌ハウジング10に対して雄ハウジング30のフード部32から抜け出る方向の力が作用する。
ここで、ムービングプレート50に設けられた内シールリング73と外シールリング74とは、リップ77の条数において3条と2条とに差が付けられ、内シールリング73と雌ハウジング10側のシール面70との間の摩擦力に比べて、外シールリング74と雄ハウジング30側のシール面71との間の摩擦力の方が小さい設定となっている。
そのため上記のように、雌ハウジング10に対して抜脱方向の力が作用した場合、摩擦力の小さい外シールリング74がフード部32のシール面71から離脱ししつ、ムービングプレート50は内シールリング73を介して雌ハウジング10と連れ立って引き抜かれる。このとき、第2係合孔44の前面は緩やかなテーパ面44Aとなっているから、弾性係合片59は撓み変形して容易に第2係合孔44から抜け出、すなわちムービングプレート50はスムーズに前方に引き抜かれる。
レバー22が回動始端位置まで回動されると、ムービングプレート50が雌ハウジング10に連れ立って初期位置まで戻され、図11及び図12に示すように、弾性係合片59の係合突起60が第1係合孔43に嵌ることで、それ以上に前方への移動が規制される。なおこの間に、ムービングプレート50の被係止爪66が、係止突起48を押圧して係止片47を撓み変形させつつ前方に移動し、上記のようにムービングプレート50が初期位置に戻ったところで、被係止爪66が係止突起48を通過するために、図10に示すように、被係止爪66が係止突起48の係止面48Aに係止されて、奥方への移動も規制された状態となる。
上記のようにムービングプレート50が初期位置に引き戻されたら、引き続いて雌コネクタFを引き抜くと、弾性係合片59と第1係合孔43との間の係止力に比べて、外シールリング74と雌ハウジング10側のシール面70との間の摩擦力の方が小さいから、外シールリング74をシール面70から離脱させつつ、図2及び図3に示すように、ムービングプレート50を初期位置に残したままで、雌ハウジング10がムービングプレート50内から引き抜かれる。
以上説明したように本実施形態によれば、ムービングプレート50を初期位置へ引き戻すことが、ムービングプレート50に設けられた内外のシールリング73,74の対応するシール面70,71との摩擦力に差を付けること、より具体的には、内シールリング73よりも外シールリング74のリップ77の数を少なくし、ひいては外シールリング74側の摩擦力を小さくしただけで達成でき、従来のような戻しのための特別のロック機構を必要としないから、簡素な構造にまとめられる。しかも、両シールリング73,74とも二色成形によりムービングプレート50と一体形成されているから、摩擦力に差を持つシールリング73,74を設けること自体が簡単にできる。
また、ムービングプレート50が初期位置にある場合には、弾性係合片59が第1係合孔43に嵌って抜け方向の移動が規制され、その規制力が、外シールリング74と雌ハウジング10との間の摩擦力よりも大きい設定とされているから、雌ハウジング10の引き抜き動作に伴ってムービングプレート50が初期位置まで戻されたのち、さらに雌ハウジング10を引き抜くと、ムービングプレート50を初期位置に残したまま雌ハウジング10を引き抜くことができる。
<実施形態2>
図15は、本発明の実施形態2を示す。この実施形態2では、内外のシールリング80,81において、外周面に形成されたリップ82A,82Bの条数がともに3条と等しくされる一方で、内シールリング73のリップ82Aの高さaよりも、外シールリング74のリップ82Bの高さbの方が小さくなるように形成されている。これによっても、内シールリング73よりも外シールリング74の方が外周部の潰し量が少なくされ、結果、対向するシール面70,71との摩擦力を小さくすることができる。
<実施形態3>
図16は、本発明の実施形態3を示す。この実施形態3では、内外のシールリング90,91について、リップ92の条数も高さも等しくされている反面で、内シールリング90が密着する雌ハウジング10側のシール面70が、軸線と平行な真直面に形成されている一方、外シールリング91が密着する雄ハウジング30のフード部32側のシール面71Aは、前方すなわち外シールリング91が離脱する方向に対して先広がりとなった傾斜面として形成されている。これにより同様に、雌ハウジング10に引き抜き力が作用した場合に、内シールリング90よりも外シールリング91の方が、対向するシール面70,71Aとの間の摩擦力が小さくされる。
<実施形態4>
なお図示はしないが、内外のシールリングについてリップの条数も高さも等しくし、また対応するシール面もともに軸線と平行な真直面とした条件のもとで、内シールリングより外シールリングの方を低硬度の素材で形成してもよい。同様に、内シールリングよりも外シールリング側の方が、摩擦力が小さくされる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、ムービングプレートが初期位置まで引き戻されたら、ムービングプレートを残して、雌ハウジングのみを引き抜けるようにしたが、ムービングプレートは雌ハウジングと一緒に外部に引き抜かられるものであってもよく、そのようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。
(2)シールリングをムービングプレートに設ける手段としては、上記実施形態に例示した二色成形に限らず、インサート成形で一体的に形成したり、別体として形成したものを溶着や嵌め込み等で後組みするようにしてもよい。
(3)本発明は、レバーを使用しないムービングプレート付きのコネクタにも同様に適用可能である。
(4)またハイブリッド形式ではなく、1種類の端子金具を収容したコネクタにも同様に適用することができる。
本発明の実施形態1における雌雄のコネクタの嵌合前の状態の斜視図 同平断面図 同縦断面図 雌コネクタの正面図 雄コネクタの正面図 ムービングプレートの正面図 同背面図 同側面図 同平面図 ムービングプレートが初期位置に装着された状態の平断面図 雌ハウジングがムービングプレート内に装着された状態の平断面図 同縦断面図 両ハウジングが嵌合された状態の平断面図 同縦断面図 実施形態2の部分拡大断面図 実施形態3の部分拡大断面図
符号の説明
10…雌ハウジング
16L,16S…雌端子
30…雄ハウジング
32…フード部
34L,34S…タブ
36L,36S…雄端子
43…第1係合孔(規制部)
50…ムービングプレート
52…周壁
54…保持孔
59…弾性係合片(規制部)
60…係合突起
70,71,71A…シール面
73…内シールリング(内シール部材)
74…外シールリング(外シール部材)
77…リップ
80…内シールリング(内シール部材)
81…外シールリング(外シール部材)
82A,82B…リップ
90…内シールリング(内シール部材)
91…外シールリング(外シール部材)

Claims (6)

  1. フード部を有し雄端子がそのタブを前記フード部内に突出させた状態で収容された雄ハウジングと、前記フード部内に嵌合可能で雌端子が収容された雌ハウジングと、前記雄端子のタブが貫通される保持孔が開口され前記フード部内に前記両ハウジングの嵌合方向に沿って移動可能に挿入されたムービングプレートとを具備したコネクタにおいて、
    前記ムービングプレートにおける前記雌ハウジングの外周面との対向面には内シール部材が、前記雄ハウジングのフード部の内周面との対向面には外シール部材がそれぞれ設けられ、かつ前記内シール部材と前記雌ハウジングの外周面との間の摩擦力よりも、前記外シール部材と前記フード部の内周面との間の摩擦力の方が小さく設定されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ムービングプレートは、前記雄端子のタブの先端が前記保持孔に臨んだ初期位置から前記雄ハウジングのフード部内に押し込まれるようになっており、前記雄ハウジングと前記ムービングプレートとの間には、このムービングプレートが前記初期位置に引き戻された場合にそれ以上の戻し方向への移動を規制する規制部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記内シール部材よりも前記外シール部材の方が、外周部の潰し量が少ない設定とされていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記内シール部材よりも前記外シール部材の方が、硬度が低く設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。
  5. 前記内シール部材が密着する前記雌ハウジング側のシール面と比べて、前記外シール部材が密着する前記雄ハウジングのフード部側のシール面の方が、前記内シール部材または前記外シール部材が対応するシール面から逃げる方向についての広がり角度が大きく設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。
  6. 前記シール部材は、多色成形により前記ムービングプレートと一体形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5記載のコネクタ。
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