JP2017033857A - 防水コネクタ及び防水コネクタ用のパッキン組付け治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】パッキンの組付け作業性を向上させることができると共に、パッキンの位置出しが可能となって防水性能を安定させることができる防水コネクタを提供する。【解決手段】相手側コネクタ8を嵌合すると共に端子20を収容する筒部13を有したコネクタハウジング11と、このコネクタハウジング11と相手側コネクタ8との間をシールする環状のパッキン30と、コネクタハウジング11の筒部13内に組付けられて環状のパッキン30の抜け止めと端子の位置決めをするフロントホルダ40とを備えた防水コネクタ10において、環状の環状のパッキン30の内部にフロントホルダ40を嵌め込んで一体化した。【選択図】図3

Description

本発明は、防水コネクタ及び防水コネクタ用のパッキン組付け治具に関する。
この種の防水コネクタとして、図14に示すものがある(例えば、特許文献1参照。)。
この防水コネクタ1は、図14に示すように、相手側コネクタ5の雄型のコネクタハウジング6を嵌合すると共に雄型の端子3を収容する筒部2aを有した雌型のコネクタハウジング2と、これら雌型のコネクタハウジング2と雄型のコネクタハウジング6との間をシールする環状のパッキン4とを備えている。
そして、雄型のコネクタハウジング6が矢印K方向から雌型のコネクタハウジング2の筒部2aの開口部2b内に挿入されて嵌合されると、雌型のコネクタハウジング2の雄型の端子3と雄型のコネクタハウジング6の雌型の端子7が接触して接続され、また、両コネクタハウジング2,5間は環状のパッキン4により止水される。
特開2007−73457号公報 特開2012−43649号公報 特開2004−47276号公報
しかしながら、前記従来の防水コネクタ1では、環状のパッキン4を雌型のコネクタハウジング2の筒部2aに組付ける際に、筒部2aの開口部2bの間口が狭く、また、環状のパッキン4が撓むため、筒部2aの内側壁2cに位置決めして組付けるのに熟練を要した。
また、環状のパッキン4を雌型のコネクタハウジング2の筒部2aに組付ける際に、環状のパッキン4が内側に撓み易いため、環状のパッキン4の位置出しができず、さらに、両コネクタハウジング2,5の嵌合時に環状のパッキン4を噛み込んでしまう虞があるため、防水性能が安定しない可能性があった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、パッキンの組付け作業性を向上させることができると共に、パッキンの位置出しが可能となって防水性能を安定させることができる防水コネクタ及び防水コネクタ用のパッキン組付け治具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、相手側コネクタを嵌合すると共に端子を収容する筒部を有したコネクタハウジングと、このコネクタハウジングと前記相手側コネクタとの間をシールする環状のパッキンと、前記コネクタハウジングの筒部内に組付けられて前記環状のパッキンの抜け止めと前記端子の位置決めをするフロントホルダとを備えた防水コネクタにおいて、前記環状のパッキンの内部に前記フロントホルダを嵌め込んで一体化したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の防水コネクタであって、前記環状のパッキン及び前記フロントホルダに係止部をそれぞれ設け、これら各係止部に対応する前記コネクタハウジングに該各係止部を係脱させる係合部をそれぞれ設け、これら環状のパッキンの係止部とフロントホルダの係止部とで、前記一体化された環状のパッキンとフロントホルダを前記コネクタハウジングに二重係止自在にしたことを特徴とする。
請求項3の発明は、相手側コネクタを嵌合すると共に端子を収容する筒部を有したコネクタハウジングと、このコネクタハウジングと前記相手側コネクタとの間をシールする環状のパッキンと、前記コネクタハウジングの筒部内に組付けられて前記環状のパッキンの抜け止めと前記端子の位置決めをするフロントホルダとを備えた防水コネクタ用のパッキン組付け治具において、前記環状のパッキンの内部に着脱自在に嵌め込まれる治具本体と、この治具本体に突設した摘み部とを備え、前記治具本体に、前記環状のパッキンに設けられて前記コネクタハウジングの係合部に係脱する係止部を押圧する押し部を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載の防水コネクタ用のパッキン組付け治具であって、前記治具本体に、前記環状のパッキンの内周面に設けられたリップ部に嵌まる溝部を設けたことを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、環状のパッキンの内部にフロントホルダを嵌め込んで一体化したことにより、環状のパッキンをコネクタハウジングの筒部に組付ける際に、環状のパッキンが撓むことがなくなるため、筒部内に環状のパッキンを簡単かつ確実に組付けることができ、その組付け作業性を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、環状のパッキン及びフロントホルダに係止部をそれぞれ設け、これら各係止部に対応するコネクタハウジングに該各係止部を係脱させる係合部をそれぞれ設け、これら環状のパッキンの係止部とフロントホルダの係止部とで、一体化された環状のパッキンとフロントホルダをコネクタハウジングに二重係止自在にしたことにより、環状のパッキンをコネクタハウジングの筒部に組付ける際に、環状のパッキンを内側に撓ませることなく、環状のパッキンが位置出しされた状態で筒部の内側壁に簡単かつ確実に組付けることができ、防水性能の安定をより一段と図ることができる。
請求項3の発明によれば、パッキン組付け治具が、環状のパッキンの内部に着脱自在に嵌め込まれる治具本体と、この治具本体に突設した摘み部とを備え、治具本体に、環状のパッキンに設けられてコネクタハウジングの係合部に係脱する係止部を押圧する押し部を設けたことにより、環状のパッキンをコネクタハウジングの筒部に組付ける際に、パッキン組付け治具の摘み部を押し込むだけの簡単な操作で、環状のパッキンの係止部をコネクタハウジングの係合部に押し付けて係止させることができ、筒部内に環状のパッキンを簡単かつ確実に組付けることができる。
請求項4の発明によれば、治具本体に、環状のパッキンの内周面に設けられたリップ部に嵌まる溝部を設けたことにより、環状のパッキンをコネクタハウジングの筒部に組付ける際に、環状のパッキンの内倒れ(内側への撓み)を簡単かつ確実に防ぐことができ、また、パッキン組付け治具の治具本体から環状のパッキンが外れてしまうことを回避することができて組付け作業性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態のパッキン組付け前の防水コネクタを示す斜視図である。 上記防水コネクタの正面図である。 図2中A−A線に沿う断面図である。 図3のB部分の拡大断面図である。 図2中C−C線に沿う断面図である。 上記防水コネクタに用いられるパッキンの斜視図である。 上記防水コネクタに用いられるフロントホルダの斜視図である。 上記パッキンの内部に上記フロントホルダを嵌め込んで一体化した状態を示す斜視図である。 図8中E−E線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態のパッキン組付け前の防水コネクタを示す斜視図である。 上記第2実施形態の防水コネクタに用いられるパッキン組付け治具の斜視図である。 上記パッキン組付け治具をパッキンの内部に嵌め込んだ状態を示す断面図である。 上記パッキン組付け治具によりパッキンをコネクタハウジングに組付けた状態を示す断面図である。 従来の防水コネクタのパッキン組付け状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態のパッキン組付け前の防水コネクタを示す斜視図、図2は同防水コネクタの正面図、図3は図2中A−A線に沿う断面図、図4は図3のB部分の拡大断面図、図5は図2中C−C線に沿う断面図、図6は同防水コネクタに用いられるパッキンの斜視図、図7は同防水コネクタに用いられるフロントホルダの斜視図、図8は同パッキンの内部にフロントホルダを嵌め込んで一体化した状態を示す斜視図、図9は図8中E−E線に沿う断面図である。
図1〜図5に示すように、防水コネクタ10は、相手側コネクタ8の図示しない複数の雌型の端子を有した雄型のコネクタハウジング9を嵌合すると共に、複数の雄型の端子20を収容する筒部13を有した雌型のコネクタハウジング11と、このコネクタハウジング11と相手側コネクタ8のコネクタハウジング9との間をシール(止水)する環状のパッキン30と、コネクタハウジング11の筒部13内に組付けられてパッキン30の抜け止めと端子20の位置決めをするフロントホルダ40とを備えている。
コネクタハウジング11は、合成樹脂により形成してあり、端子20を収容する端子収容室12aを上下段に複数等間隔で形成したハウジング本体12と、このハウジング本体12より連なって複数の端子20の先端部(タブ部)20a及び相手側コネクタ8のコネクタハウジング9の先端部9aを収容する楕円筒状の筒部13と、この筒部13より連なって、上側に4つ、下側に2つの逆凹状の凸部15をそれぞれ一体突出形成させた楕円筒状のフード部(筒部)14とを備えている。
図3に示すように、ハウジング本体12の複数の端子収容室12aには、電線21を圧着接続した端子20がハウジング本体12の後端凹部12bから挿入されて各端子収容室12a内に突出する可撓性の係止ランス16を介して抜け止めされるようになっている。さらに、電線21は、ハウジング本体12の後端凹部12bに嵌め込まれる防水栓17及びリヤホルダ18により保持されるようになっている。
また、図2及び図5に示すように、ハウジング本体12の左右両側には、前面から後面にかけて後述するフロントホルダ40の長短各一対の係止突起(係止部)43,44が係止される断面略台形の係合孔(係合部)12c,12dを形成してある。
図1に示すように、筒部13とフード部14の上側中央には、筒部13とフード部14内に嵌合された相手側コネクタ8を係止する可撓性のロックアーム19を一体突出形成してある。さらに、図2〜図4に示すように、フード部14の上下にある逆凹状で左右各一対の凸部15,15の筒部13とフード部14の境界部分に起立した各壁部15aには、後述する環状のパッキン30の上下各一対の係止突起(係止部)33,33が係止される各一対の断面円形の係合孔(係合部)15c,15cをそれぞれ形成してある。
図6に示すように、パッキン30は、ゴム等により楕円環状に形成してあり、その外周面30a及び内周面30bに複数のリップ部(突条)31を周方向に連続したリング状に一体形成してある。また、楕円環状のパッキン30の前面30cの上下のフード部14の各壁部15aの係合孔15cに対応する位置には、左右各一対の係止体32,32を矩形板状にそれぞれ一体突出形成してある。この各係止体32の後面の上側には、フード部14の各壁部15aの係合孔15cに係脱する係止突起(係止部)33をそれぞれ一体突出形成してある。図3及び図4に示すように、パッキン30の各係止突起33がフード部14の各壁部15aの係合孔15cに挿入されて係止されると、その先端の円錐体部33aは、係合孔15cより外側に露出した状態で係止されて、外部より係止状態が確認できるようになっている。即ち、係合孔15cは確認窓として機能している。
図7に示すように、フロントホルダ40は、合成樹脂により楕円板状に形成してあり、その上下側には、端子20の先端部20aが挿入されて該端子20の位置決めをする端子挿通孔41を上下段に複数等間隔で形成してある。また、楕円板状のフロントホルダ40の後面40aの上下端縁には、ハウジング本体12の各端子収容室12aに挿入されて係合する係合片部42を複数等間隔で一体突出形成してある。さらに、楕円板状のフロントホルダ40の後面40aの両端側のハウジング本体12の各係合孔12c,12dに対応する位置は、各係合孔12c,12dに係脱させる長短各一対の係止突起(係止部)43,44をそれぞれ一体突出形成してある。
そして、図8及び図9に示すように、楕円環状のパッキン30の内部に、楕円板状のフロントホルダ40が嵌め込まれて一体化されることで、サブアッシーFが作製される。この一体化された楕円環状のパッキン30と楕円板状のフロントホルダ40が、図1に矢印で示す方向からコネクタハウジング11のフード部14を経て筒部13に挿入され、楕円環状のパッキン30の各係止突起33がフード部14の各壁部15aの係合孔15cに係止され、かつ、楕円板状のフロントホルダ40の長短各一対の係止突起43,44がハウジング本体12の各係合孔12c,12dに係止されることで、一体化されたパッキン30とフロントホルダ40とがコネクタハウジング11に二重係止されて組付けられるようになっている。
以上実施形態の防水コネクタ10によれば、図8に示すように、楕円環状のパッキン30の内部に楕円板状のフロントホルダ40を嵌め込んで一体化した状態で、図1で矢印で示すように、コネクタハウジング11のフード部14から筒部13内に挿入すると、パッキン30の各係止突起33がフード部14の各壁部15aの係合孔15cに挿入されて係止されると共に、フロントホルダ40の長短各一対の係止突起43,44がハウジング本体12の各係合孔12c,12dに挿入されて係止される。これらにより、一体化されたパッキン30とフロントホルダ40がコネクタハウジング11に二重に係止されて組付けられる。
このように、楕円環状のパッキン30の内部に楕円板状のフロントホルダ40を嵌め込んで一体化したことにより、パッキン30をコネクタハウジング11の筒部13に組付ける際に、パッキン30が撓むことが無くなり、筒部13内にパッキン30を簡単かつ確実に組付けることができ、その組付け作業性を向上させることができる。
特に、楕円環状のパッキン30及び楕円板状のフロントホルダ40に係止突起33,43,44をそれぞれ設け、これら各係止突起33,43,44に対応するコネクタハウジング11のフード部14の各壁部15a及びハウジング本体12に各係止突起33,43,44を係脱させる係合孔15c,12c,12dをそれぞれ設け、これらパッキン30の係止突起33とフロントホルダ40の係止突起43,44とで、一体化されたパッキン30とフロントホルダ40をコネクタハウジング11に二重係止自在にしたことにより、パッキン30をコネクタハウジング11の筒部13に組付ける際に、パッキン30が内側に撓むことが無くなり、パッキン30が位置出しされた状態で筒部13の内側壁13aに簡単かつ確実に組付けて固定することができ、防水性能の安定をより一段と図ることができる。
また、コネクタハウジング11の外観からパッキン30の係止の確認を行うことができる。即ち、図3及び図4に示すように、パッキン30の各係止突起33がコネクタハウジング11のフード部14の各壁部15aの係合孔15cに挿入されて係止されると、その先端の円錐体部33aが係合孔15cより外側に露出した状態で係止されるため、コネクタハウジング11の外部よりパッキン30の係止の状態を簡単に確認することができる。
図10は本発明の第2実施形態のパッキン組付け前の防水コネクタを示す斜視図、図11は同防水コネクタに用いられるパッキン組付け治具の斜視図、図12は同パッキン組付け治具をパッキンの内部に嵌め込んだ状態を示す断面図、図13は同パッキン組付け治具によりパッキンをコネクタハウジングに組付けた状態を示す断面図である。
図10及び図13に示すように、防水コネクタ10及び楕円環状のパッキン30は、前記第1実施形態と同一の構成であり、パッキン装着用の押込み治具としてのパッキン組付け治具50により、パッキン30を雌型のコネクタハウジング11の筒部13内に組付けるようにした点と、このパッキン組付け治具50によるパッキン30をコネクタハウジング11の筒部13に組付ける際には、図13に示すように、コネクタハウジング11内に電線を圧着接続した雄型の端子等が組付けられておらず、パッキン30を組付けた後で、端子及びパッキン30の抜け止めと端子20の位置決めをする図示しないフロントホルダ等を組付けるようにした点が、前記第1実施形態と異なる。
図11〜図13に示すように、パッキン組付け治具50は、楕円環状のパッキン30の内部に着脱自在に嵌め込まれる治具本体51と、この治具本体51に突設した摘み部52とを備えていて、合成樹脂或いは金属により平面略T字形状に形成されている。
治具本体51は、楕円板状に形成されており、その前面51aの中央に矩形板状の摘み部52が一体突出形成されている。
また、治具本体51の外周面51bの前縁部の両側及び下縁部の両側には、楕円環状のパッキン30に設けられてコネクタハウジング11のフード部14の各壁部15aの係止孔(係合部)15cに係脱する係止突起(係止部)33を設けた係止体32を押圧する押し部53を各一対それぞれ一体突出形成してある。
さらに、治具本体51の外周面51bには、楕円環状のパッキン30の内周面30bに設けられた複数のリップ部31に嵌まる複数の溝部54を一体形成してある。
以上実施形態の防水コネクタ10用のパッキン組付け治具50によれば、図12に示すように、楕円環状のパッキン30の内部にパッキン組付け治具50の治具本体51を嵌め込んだ状態で使用する。
そして、パッキン組付け治具50の摘み部52を摘んだ状態で、図13に示すように、コネクタハウジング11のフード部14から筒部13内に挿入すると、楕円環状のパッキン30の各係止突起33が治具本体51の各押し部53により押圧されて、各係止突起33がフード部14の各壁部15aの係合孔15cに挿入されて係止される。この係止の後で、パッキン組付け治具50の摘み部52を持って治具本体51をパッキン30の内部から引き抜くことにより、パッキン30がコネクタハウジング11に組付けられる。
このように、パッキン組付け治具50の治具本体51に、楕円環状のパッキン30に設けられてコネクタハウジング11のフード部14の各壁部15aの係合孔15cに係脱する係止突起33を押圧する押し部53を設けたことにより、パッキン30をコネクタハウジング11の筒部13に組付ける際に、パッキン組付け治具50の摘み部52を押し込むだけの簡単な操作で、パッキン30の係止突起33をコネクタハウジング11のフード部14の各壁部15aの係合孔15cに押し付けて挿入させて係止させることができ、筒部13内にパッキン30を簡単かつ確実に組付けることができる。
特に、パッキン組付け治具50の治具本体51の外周面51bに、楕円環状のパッキン30の内周面30bに設けられた複数のリップ部31に嵌まる複数の溝部54を設けたことにより、パッキン30をコネクタハウジング11の筒部13に組付ける際に、パッキン30の内倒れ(内側への撓み)を簡単かつ確実に防ぐことができると共に、パッキン組付け治具50の治具本体51からパッキン30が外れてしまうことを回避することができ、組付け作業性をより一段と向上させることができる。
尚、前記各実施形態によれば、雄型の端子を複数収容する雌型のコネクタハウジングについて説明したが、雌型の端子を複数収容する雌型のコネクタハウジングに前記各実施形態を適用できることは勿論である。
また、前記各実施形態によれば、筒部を楕円筒状に形成したが、筒部は円筒状や四角筒状等他の形状も含むことは勿論である。
8 相手側コネクタ
10 防水コネクタ
11 コネクタハウジング
12c,12d 係合孔(係合部)
13 筒部
14 フード部(筒部)
15c 係合孔(係合部)
20 端子
30 楕円環状のパッキン(環状のパッキン)
30b 内周面
31 リップ部
33 係止突起(係止部)
40 フロントホルダ
43,44 係止突起(係止部)
50 パッキン組付け治具
51 治具本体
52 摘み部
53 押し部
54 溝部

Claims (4)

  1. 相手側コネクタを嵌合すると共に端子を収容する筒部を有したコネクタハウジングと、このコネクタハウジングと前記相手側コネクタとの間をシールする環状のパッキンと、前記コネクタハウジングの筒部内に組付けられて前記環状のパッキンの抜け止めと前記端子の位置決めをするフロントホルダとを備えた防水コネクタにおいて、
    前記環状のパッキンの内部に前記フロントホルダを嵌め込んで一体化したことを特徴とする防水コネクタ。
  2. 請求項1記載の防水コネクタであって、
    前記環状のパッキン及び前記フロントホルダに係止部をそれぞれ設け、これら各係止部に対応する前記コネクタハウジングに該各係止部を係脱させる係合部をそれぞれ設け、これら環状のパッキンの係止部とフロントホルダの係止部とで、前記一体化された環状パッキンとフロントホルダを前記コネクタハウジングに二重係止自在にしたことを特徴とする防水コネクタ。
  3. 相手側コネクタを嵌合すると共に端子を収容する筒部を有したコネクタハウジングと、このコネクタハウジングと前記相手側コネクタとの間をシールする環状のパッキンと、前記コネクタハウジングの筒部内に組付けられて前記環状のパッキンの抜け止めと前記端子の位置決めをするフロントホルダとを備えた防水コネクタ用のパッキン組付け治具において、
    前記環状のパッキンの内部に着脱自在に嵌め込まれる治具本体と、この治具本体に突設した摘み部とを備え、
    前記治具本体に、前記環状のパッキンに設けられて前記コネクタハウジングの係合部に係脱する係止部を押圧する押し部を設けたことを特徴とする防水コネクタ用のパッキン組付け治具。
  4. 請求項3記載の防水コネクタ用のパッキン組付け治具であって、
    前記治具本体に、前記環状のパッキンの内周面に設けられたリップ部に嵌まる溝部を設けたことを特徴とする防水コネクタ用のパッキン組付け治具。
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