JP2007323905A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】シール部材ホルダの誤嵌合を検知可能とすること。
【解決手段】第1円筒壁2の外周に第2円筒壁22を嵌合させるシール部材ホルダ20を有し、第2円筒壁に、溝状の切欠25と係合孔27を複数形成し、第1円筒壁の外周に係合孔と係合する係合凸部7を形成したコネクタにおいて、第2円筒壁の切欠25のうちの1つを、他のものより幅広の平面視末広がり形状の切欠25Aとし、第1円筒壁の外周に、その末広がり形状の切欠25Aとのみ適正に嵌合可能であり、嵌合されることによりシール部材ホルダを周方向に位置決めし、且つ、他の切欠25Bと嵌合されようとしたときに、該他の切欠の両側の壁と干渉することで、第2円筒壁の一部を外側に膨らませる平面視末広がり形状の位置決め用のリブ5Aを突設した。
【選択図】図3

Description

本発明は、ケース壁より突出する円筒壁にシール部材ホルダを外嵌し、そのシール部材ホルダに相手方コネクタを嵌合するようにした防水性能を備えたコネクタに関する。
図7は特許文献1に記載された従来のコネクタを示す断面図、そして図8は図7のコネクタに使用されているシール部材ホルダの外観を示す斜視図である。
このコネクタは、ケース壁101を貫通してケース100の内部から外部へ突出するコネクタ端子110と、該コネクタ端子110を取り囲むようにケース壁101から外部へ突出した第1円筒壁102と、該第1円筒壁102の内部に装填され、コネクタ端子110とケース壁101の隙間をシールするシール部材120と、第1円筒壁102の外周に基端側の大径の第2円筒壁202を嵌合固定させることで、先端側の小径の該3円周壁203を相手方コネクタ300に向けて突出させると共に、前記シール部材120を抜け止め保持する円筒状のシール部材ホルダ200と、シール部材ホルダ200の第2円筒壁202に周方向に間隔をおいて複数配置され、それぞれが第2円筒壁202の端縁202aから軸線方向に沿って形成された溝状の切欠205と、第2円筒壁202の端縁202aから離れた位置に形成された係合孔207と、ケース壁101から突出した第1円筒壁102の外周に突設され、第2円筒壁202の撓み変形を利用して係合孔207と係合することにより、シール部材ホルダ200を軸方向に係止する係合凸部107と、を有したものである。
このコネクタには相手方コネクタ300が嵌合されるが、その際、相手方コネクタ300のハウジングの先端が、シール部材ホルダ200の第2円筒壁202の外周に被さった状態で、ハウジングが第3円筒壁203の外周に嵌合固定される。そして、第3円筒壁203の外周に設けたロック突起208に、相手方コネクタ300のロック凹部が係合することで、両コネクタが結合される。尚、第2円筒壁202に複数ある切欠205は、第2円筒壁202の係合孔207を第1円筒壁102の係合凸部107に係合させるときに、第2円筒壁202を撓みやすくするために必要であることから設けられている。
特開2005−322532号公報
ところで、シール部材ホルダ200には、相手方コネクタ300を固定するためのロック部208がついており、このロック部208の位置が間違っていると、相手方コネクタ300を適正結合できないことになるため、正しい向きでシール部材ホルダ200をケース壁101から突出した第1円筒壁102に嵌合させておかなければならない。
そこで、第1円筒壁102にシール部材ホルダ200を取り付ける際の周方向の位置決めとして、第2円筒壁の切欠205に係合する位置決め用のリブを第1円筒壁102の外周に設けることが考えられるが、単に位置決め用のリブを設けて切欠205と嵌合させるだけでは、切欠205が複数ある場合に、依然として間違った方向の組み付けが行なわれてしまう可能性がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、シール部材ホルダの誤嵌合を検知できるようにしたコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するため、本発明に係るコネクタは、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) ケース壁を貫通してケースの内部から外部へ突出するコネクタ端子と、
該コネクタ端子を取り囲むように前記ケース壁から外部へ突出する第1円筒壁と、
該第1円筒壁の内部に装填され、前記コネクタ端子と前記ケース壁の隙間をシールするシール部材と、
前記第1円筒壁の外周に基端側の第2円筒壁を嵌合固定させることで、先端側の第3円周壁を相手方コネクタに向けて突出させると共に、前記シール部材を抜け止め保持する円筒状のシール部材ホルダと、
前記第2円筒壁に周方向に間隔をおいて複数配置され、それぞれが前記第2円筒壁の端縁から軸線方向に沿って形成された溝状の切欠と、
前記第2円筒壁の端縁から離れた位置に形成された第1係合部と、
前記第1円筒壁の外周に設けられ、前記第2円筒壁の撓み変形を利用して前記第1係合部と係合することにより、前記シール部材ホルダを軸方向に係止する第2係合部と、
を有し、
相手方コネクタのハウジングの先端が、前記シール部材ホルダの第2円筒壁の外周に被さった状態で、前記第3円筒壁の外周に嵌合固定されるコネクタにおいて、
前記第2円筒壁に設けられた複数の切欠のうちの1つを、他のものよりも幅広の切欠として形成し、
前記第1円筒壁の外周に、前記1つの幅広の切欠とのみ適正に嵌合可能であり、嵌合されることにより前記シール部材ホルダを周方向に位置決めし、且つ、他の切欠と嵌合されようとしたときに、該他の切欠の両側の壁と干渉することで、前記第2円筒壁の一部を外側に膨らませる位置決め用のリブを突設したこと。
(2) 上記(1)の構成のコネクタにおいて、
前記他の切欠が、入口から奥までの幅が一定である平面視矩形状の切欠として形成され、前記1つの幅広の切欠が、奥の幅は前記矩形状の切欠の幅と同じであるものの、入口の幅が奥の幅よりも広く設定された末広がり形状の切欠として形成され、該幅広の切欠に嵌合する前記位置決め用のリブが、前記幅広の切欠に合致する末広がり形状に形成されていること。
(3) 上記(1)または(2)の構成のコネクタにおいて、
前記位置決め用のリブを第1のリブとした場合、その第1のリブとは別に前記第1円筒壁の外周に、前記第1のリブが1つの幅広の切欠に適正に嵌合されるとき、他の切欠と嵌合することでシール部材ホルダを周方向に位置決めする第2の位置決め用のリブが設けられていること。
上記(1)の構成のコネクタによれば、シール部材ホルダの第2円筒壁を不適正な向きで第1円筒壁に嵌合すると、第1円筒壁のリブと第2円筒壁の切欠の不適合により、幅広のリブの上に切欠の両側の壁が乗り上げ、シール部材ホルダの一部が外側に膨らむことになる。従って、専用の治具によってその膨らみを検出することにより、シール部材ホルダの誤嵌合(周方向の位置を間違った嵌合)を検知することができる。あるいは、シール部材ホルダの第2円筒壁に膨らみが発生することによって、相手方コネクタのハウジングの先端をその部分にまで被せることができなくなるので、そのことによって、シール部材ホルダの誤嵌合を検知することができる。
上記(2)の構成のコネクタによれば、幅広の切欠を、入口の幅が広がった末広がり形状に形成し、それに対応するリブも末広がり形状に形成したので、第1、第2円筒壁の不適正な嵌合に伴って、その末広がり形状のリブに他の切欠の両側の壁が乗り上げるときに、裾広がりに第2円筒壁が膨らむことになる。従って、不適正に嵌合する切欠の奥側に無理な広がりが生じずに、第2円筒壁を大きく膨らませることができ、誤検出が容易にできるようになる。また、誤嵌合する切欠の奥の広がりを小さく抑えることができるので、割れを生じたりすることもなく、誤嵌合の検出後に再嵌合させる際の部品の無駄を減らせる。
上記(3)の構成のコネクタによれば、位置決め用として2つのリブを設けたので、シール部材ホルダを第1円筒壁に嵌合する際の位置決めを、より適正に安定して行なうことができる。
本発明によれば、シール部材ホルダの誤嵌合を検知できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態のコネクタを構成するシール部材ホルダの斜視図、図2は本発明の実施形態のコネクタを構成するケースの斜視図、図3は本発明の実施形態のコネクタを構成するケースにシール部材ホルダを嵌合しようとしている状態を示す斜視図、図4は本発明の実施形態のコネクタを構成するケースにシール部材ホルダを適正に嵌合した状態を示す斜視図、図5は本発明の実施形態のコネクタを構成するケースにシール部材ホルダを適正に嵌合し、その出来上がったコネクタに相手方コネクタを嵌合しようとしている状態を示す側面図、そして図6は本発明の実施形態において、間違った位置でシール部材ホルダをケースに嵌合した場合を示す側面図である。
図1〜図3に示すように、このコネクタは、電装部品を密封状態で収容するケース1の外面に突出して設けられるもので、ケース壁1Aに突設された第1円筒壁2と、第1円筒壁2で取り囲まれた領域に配設されるコネクタ端子(図示略)と、第1円筒壁2の内部に装填されるシール部材(図示略)と、第1円筒壁2の外周に嵌合固定されることで、シール部材を押圧保持するシール部材ホルダ20と、から構成される。
コネクタ端子は、例えば、図7の例と同様に、ケース壁1Aを貫通してケース1の内部から外部へ突出している。第1円筒壁2は、コネクタ端子を取り囲むように、ケース壁1Aから外部へ突出しており、その内部にシール部材が装填される(図7参照)。シール部材は、第1円筒壁2の内部に装填されることで、コネクタ端子とケース壁1Aの隙間をシールするようになっている。
シール部材ホルダ20は、第1円筒壁2の外周に基端側の大径の第2円筒壁22を嵌合固定させることで、先端側の小径の第3円周壁23を相手方コネクタ300(図5参照)に向けて突出させる全体が円筒状のものであり、第1円筒壁2に嵌合固定された状態で、シール部材を抜け止め保持すると共に、シール部材を押圧して、コネクタ端子とケース1との隙間を確実に封じる役目を果たす。
第1円筒壁2の外周には、第1、第2の2つの位置決め用のリブ5A、5Bと、8つの係合凸部7とが突設されている。8つの係合凸部7は、円周方向に等ピッチ(45°間隔)で配置され、2つの位置決め用のリブ5A、5Bは、隣接する係合凸部7の中間部に配置され、互いに円周方向に90°離間している。
また、シール部材ホルダ20の第2円筒壁22には、その端縁22aから離れた位置に、それぞれ係合凸部7と係合する係合孔27が設けられている。各係合凸部7は、第2円筒壁202の半径方向の撓み変形を利用して、係合孔27と係合することにより、シール部材ホルダ20を軸方向に係止するものである。
また、シール部材ホルダ20の第2円筒壁22には、それぞれ第2円筒壁22の端縁22aから軸線方向に沿って延在する溝状の切欠25が、円周方向に90°間隔で4つ設けられている。4つの切欠25は、それぞれ隣接する係合孔27の中間に位置している。
これら4つの切欠25のうちの2つは、第1、第2の位置決め用リブ5A、5Bに嵌合可能な位置決め用切欠25A、25Bとして、他の2つより幅広に形成されており、そのうちの第1の位置決め用切欠25Aは、他の切欠25(第2の位置決め用切欠25Bも含む)が入口から奥まで一定幅の平面視矩形状に形成されているのに対して、異形状、すなわち奥から入口に向けて幅の広がった末広がり形状に形成されている。尚、第1の位置決め用切欠25Aと第2の位置決め用切欠25Bの奥の幅は等しく設定され、入口側の幅だけが異なる。
このように、第1・第2の位置決め用切欠25A、25Bが互いに異なる形状に形成されているのにそれぞれ対応させて、第1の位置決め用切欠25Aに嵌まるリブ5Aは平面視末広がり形状に形成され、第2の位置決め用切欠25Bに嵌まるリブ5Bは平面視矩形状に形成されている。
これにより、第1のリブ5Aは、第1の位置決め用切欠25Aとのみ適正に嵌合可能であり、図6のように、他の切欠25(25Bを含む)と嵌合されようとしたときには、他の切欠25(25Bを含む)の両側の壁22bと干渉することで、第2円筒壁22の一部を外側に膨らませる働きをなす。
また、このコネクタには、図5に示すように、相手方コネクタ300が嵌合されるが、その際、相手方コネクタ300のハウジングの先端が、シール部材ホルダ20の第2円筒壁22の外周に被さった状態で、ハウジングが第3円筒壁23の外周に嵌合固定される。そして、第3円筒壁23の外周に設けたロック突起28に、相手方コネクタ300のロック部328が係合することで、両コネクタが嵌合ロックされる。
尚、第2円筒壁22に複数ある切欠25は、第2円筒壁22の係合孔27を第1円筒壁2の係合凸部7に係合させるときに、第2円筒壁22を撓みやすくするために必要なものであり、そのうちの2つが、位置決め用の切欠として兼用されている。
次に作用を説明する。
コネクタを組み立てる場合は、予めコネクタ端子を一体に有する形でインサート成形されたケース1の第1円筒壁2の内部にシール部材を装填し、その状態で図3に示すように、シール部材ホルダ20を矢印A方向に押圧することにより、第1円筒壁2の外周にシール部材ホルダ20の基端側の第2円筒壁22を嵌合させる。
その場合、端縁22aから形成されている第1・第2の位置決め用の切欠25A、25Bに第1・第2の位置決め用のリブ5A、5Bがそれぞれ挿入されることにより、誘導されながらシール部材ホルダ20が第1円筒壁2に嵌合される。そして、シール部材ホルダ20が嵌合されるに従い、第2円筒壁22の端縁22a側が半径方向外方に撓み変形しながら係合凸部7を乗り越えて、係合凸部7と係合孔27が合致した段階で、撓みから復帰して、係合凸部7と係合孔27とが係合し、ロックがなされる。
図4に示すように、第1・第2の位置決め用切欠25A、25Bが第1・第2の位置決め用リブ5A、5Bに適正に嵌合されることで、シール部材ホルダ20が周方向に位置決めされることになる。そして、図5に示すように、第2円筒壁22に余計な膨らみを生じず、相手方コネクタ300を矢印Bで示す方向に適正に嵌合することができるようになる。
それに対して、シール部材ホルダ20の第2円筒壁22が、不適正な向きで第1円筒壁2に嵌合されようとした場合は、第1円筒壁2のリブ5A、5Bと第2円筒壁22の位置決め用切欠25A、25Bの不適合により、例えば、図6のC部に示すように、末広がり形状の第1の位置決め用リブ5Aの上に矩形状の第2の位置決め用切25Bの両側の壁22bが乗り上げ、シール部材ホルダ20の一部が外側に膨らむことになる。
従って、専用の治具によってその膨らみを検出することにより、シール部材ホルダ20の誤嵌合(周方向の位置を間違えた状態での嵌合)を検知することができる。あるいは、シール部材ホルダ20の第2円筒壁22に膨らみが発生することによって、相手方コネクタ300のハウジングの先端をその部分にまで被せることができなくなるので、そのことによって、シール部材ホルダ20の誤嵌合を検知することができる。
特に、第1の位置決め用の切欠25Aの形状を、入口の幅が広がった末広がり形状に形成し、それに対応する第1の位置決め用のリブ5Aも末広がり形状に形成しているので、第1、第2円筒壁2、22の不適正な嵌合に伴って、その末広がり形状のリブ5Aに他の切欠25Bの両側の壁22bが乗り上げるときに、裾広がりに第2円筒壁22が膨らむことになる。
従って、不適正に嵌合する切欠25Bの奥側に無理な広がりが生じずに、第2円筒壁22を大きく膨らませることができ、誤検出が容易にできるようになる。また、誤嵌合する切欠25Bの奥の広がりを小さく抑えることができるので、割れを生じたりすることもなく、誤嵌合の検出後に再嵌合させる際の部品の無駄を減らせる。
また、本実施形態では、位置決め用として2つのリブ5A、5Bを設けているので、シール部材ホルダ20を第1円筒壁2に嵌合する際の位置決めを、より適正に安定して行なうことができる。
また、本実施形態では、第1円筒壁2とシール部材ホルダ20を係合する係合凸部7と係合孔27の組を、円周方向に等間隔に8組設けているので、嵌合した相手方コネクタ30から任意の方向の倒れ力が作用した場合であっても、方向性にとらわれずに、その力を少なくとも2個の係合部で分散して受け止めることができ、係合強度アップを図ることができる。従って、第1円筒壁2とシール部材ホルダ20を係合する係合凸部7と係合孔27は、少なくとも8組設けられていることが好ましい。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態における各構成要素の材質、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、本実施形態では、第1円筒壁2の外周に係合凸部7が突設され、そしてシール部材ホルダ20の第2円筒壁22には、その端縁22aから離れた位置に、係合凸部7と係合する係合孔27が形成されているが、第1円筒壁2に係合孔27が形成され、そしてシール部材ホルダ20の第2円筒壁22の外周で端縁22aから離れた位置に、係合孔27と係合する係合凸部7が突設された形態を採ってもよいことは言うまでも無い。
本発明の実施形態のコネクタを構成するシール部材ホルダの斜視図である。 本発明の実施形態のコネクタを構成するケースの斜視図である。 本発明の実施形態のコネクタを構成するケースにシール部材ホルダを嵌合しようとしている状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態のコネクタを構成するケースにシール部材ホルダを適正に嵌合した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態のコネクタを構成するケースにシール部材ホルダを適正に嵌合し、その出来上がったコネクタに相手方コネクタを嵌合しようとしている状態を示す側面図である。 本発明の実施形態において、間違った位置でシール部材ホルダをケースに嵌合した場合を示す側面図である。 従来例として示すコネクタの断面図である。 同コネクタを構成するシール部材ホルダの外観斜視図である。
符号の説明
1:ケース
1A:ケース壁
2:第1円筒壁
5A:第1の位置決め用のリブ
5B:第2の位置決め用のリブ
7:係合凸部(第2係合部)
20:シール部材ホルダ
22:第2円筒壁
22a:端縁
22b:切欠の両側の壁
23:第3円筒壁
25:切欠
25A:第1の位置決め用の切欠
25B:第2の位置決め用の切欠
27:係合孔(第1係合部)

Claims (3)

  1. ケース壁を貫通してケースの内部から外部へ突出するコネクタ端子と、
    該コネクタ端子を取り囲むように前記ケース壁から外部へ突出する第1円筒壁と、
    該第1円筒壁の内部に装填され、前記コネクタ端子と前記ケース壁の隙間をシールするシール部材と、
    前記第1円筒壁の外周に基端側の第2円筒壁を嵌合固定させることで、先端側の第3円周壁を相手方コネクタに向けて突出させると共に、前記シール部材を抜け止め保持する円筒状のシール部材ホルダと、
    前記第2円筒壁に周方向に間隔をおいて複数配置され、それぞれが前記第2円筒壁の端縁から軸線方向に沿って形成された溝状の切欠と、
    前記第2円筒壁の端縁から離れた位置に形成された第1係合部と、
    前記第1円筒壁の外周に設けられ、前記第2円筒壁の撓み変形を利用して前記第1係合部と係合することにより、前記シール部材ホルダを軸方向に係止する第2係合部と、
    を有し、
    相手方コネクタのハウジングの先端が、前記シール部材ホルダの第2円筒壁の外周に被さった状態で、前記第3円筒壁の外周に嵌合固定されるコネクタにおいて、
    前記第2円筒壁に設けられた複数の切欠のうちの1つを、他のものよりも幅広の切欠として形成し、
    前記第1円筒壁の外周に、前記1つの幅広の切欠とのみ適正に嵌合可能であり、嵌合されることにより前記シール部材ホルダを周方向に位置決めし、且つ、他の切欠と嵌合されようとしたときに、該他の切欠の両側の壁と干渉することで、前記第2円筒壁の一部を外側に膨らませる位置決め用のリブを突設したことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記他の切欠が、入口から奥までの幅が一定である平面視矩形状の切欠として形成され、前記1つの幅広の切欠が、奥の幅は前記矩形状の切欠の幅と同じであるものの、入口の幅が奥の幅よりも広く設定された末広がり形状の切欠として形成され、該幅広の切欠に嵌合する前記位置決め用のリブが、前記幅広の切欠に合致する末広がり形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載したコネクタ。
  3. 前記位置決め用のリブを第1のリブとした場合、その第1のリブとは別に前記第1円筒壁の外周に、前記第1のリブが1つの幅広の切欠に適正に嵌合されるとき、他の切欠と嵌合することでシール部材ホルダを周方向に位置決めする第2の位置決め用のリブが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載したコネクタ。
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