JP3823247B2 - コネクタ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、雄コネクタにおいてはコネクタハウジングのフード部内に雄端子金具のタブ部が複数本突出した状態で並列している。各タブ部はフード部内において長く突出されていることから、先端側では微妙に位置ずれを生じてしまうことがある。こうしてアライメントに狂いが生じると、雌雄コネクタの嵌合の円滑性を損ねてしまうことがある。
【0003】
そこで、従来よりフード部内にムービングプレートと呼ばれるアライメント調整のための部材を組み込むことが行われてきた。その一例として、特開平11−204184号のものを挙げることができる。ここに開示されているムービングプレートは、雄端子金具のタブ部を挿通可能な孔を複数個備え、常には各孔からタブ部の先端を僅かに突出させるような位置に保持され、これによって各タブ部のアライメント調整を行うことができるようにしている。そして、雌雄のコネクタの嵌合の際には嵌合動作に伴ってムービングプレートが後退し、タブ部をムービングプレートから大きく突出させることで雌雄の端子金具の接続を可能にするようになっている。
【0004】
ところで、雌雄のコネクタを嵌合状態から離脱させるときには、離脱動作に伴ってムービングプレートを原位置へ復帰させる必要がある。そのため、上記のものではムービングプレート側にロック機構を設け、雌雄コネクタの嵌合時に雌コネクタと係止させ、雌コネクタの抜き取りの際にはこのロック機構によって雌コネクタと連れだってムービングプレートを引き出させるようにしている。そして、原位置に至るとムービングプレートは雄コネクタ側とストッパ機構が係止してそれ以上の前進が規制される。したがって、これ以後の雌コネクタの離間動作によってロック機構の係止が解かれ、かくしてムービングプレートを原位置へ復帰させた状態で、雌雄コネクタが離間する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記したものではムービングプレートを原位置へ復帰させるために、ムービングプレート側にはロック機構を設け、また雌コネクタ側にはこのロック機構が係止する部位を設定しなければならない。こうしたことが原因で、従来のものでは構造が複雑なものとならざるを得なかった。
【0006】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ムービングプレートを組み込んだコネクタの構成を簡素なものとすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、雄端子金具のタブ部がフード部内に突出する雄コネクタハウジングと、雌端子金具を収容し前記フード部内に嵌合可能に形成された雌コネクタハウジングと、前記タブ部を遊挿可能な挿通孔を有し前記フード部内に組み込まれ前記雌雄の両コネクタハウジングの嵌合に伴って前記タブ部を前記挿通孔から突出させつつ後退方向へ変位可能なムービングプレートと、前記雌コネクタハウジングに取り付けられ雌雄両コネクタハウジングの嵌合時にはフード部との間をシールする弾性材よりなるシール部材とからなるコネクタであって、前記シール部材は雌雄のコネクタハウジングが嵌合したときに前記ムービングプレートに圧接することで、雌コネクタハウジングの雄コネクタハウジングからの抜き取り動作に連動して前記ムービングプレートを原位置へ復帰させる弾性密着部が形成され、さらに前記ムービングプレートには同ムービングプレートが原位置に復帰したときに前記フード部の内面に係止することでムービングプレートを前記雌コネクタハウジングから切り離し可能とするストッパ部が形成されていることを特徴とするものである。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記シール部材は、前記弾性密着部とこの弾性密着部の軸方向後方に連続しかつ弾性密着部より大径に形成されこの弾性密着部との段差部分に前記ムービングプレートの前端面を突き当て可能であるとともに、前記フード部の内面にシール状態で密着可能なリップ部とを備えてなることを特徴とするものである。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記弾性密着部における前記ムービングプレートとの対向面には滑り止めの凹凸が形成されていることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の作用及び効果】
請求項1の発明によれば、雌雄コネクタハウジングを嵌合すると、雌コネクタハウジングによってムービングプレートが押されて後退する。これにより、挿通孔から雄端子金具のタブ部が露出し、雌雄の端子金具同士が接続状態となる。一方、雌コネクタハウジングが雄コネクタハウジングから抜き取られると、このときにはシール部材の弾性密着部がムービングプレートに圧接しているため、この間の摩擦力によって雌コネクタハウジングの抜き取りに連れだってムービングプレートを前進させることができる。そして、原位置へ復帰するとストッパがフード部の内面に係止する。すると、ムービングプレートはこれ以上の前進が規制されるため、 雌コネクタハウジングから切り離される。
【0011】
このように、請求項1の発明によれば、ムービングプレートの原位置への復帰はシール部材との摩擦力によってなされ、従来のような戻しのための特別なロック機構を必要としないため、コネクタの小型化に寄与することができる。
【0012】
請求項2の発明によれば、雌雄コネクタハウジングが嵌合した状態では、ムービングプレートは前端面をリップ部における弾性密着部との段差部分に突き当てつつその内面が弾性密着部に圧着し、かつリップ部はフード部の内面に密着する。このため、シール部材は雌雄両コネクタハウジング間のシールを行いつつ、ムービングプレートに圧着してムービングプレートの戻しに必要な状況を確保することができる。
【0013】
請求項3の発明によれば、弾性密着部に滑り止めの凹凸が設けてあるため、雌コネクタハウジングとの摩擦力が高められて戻し動作が確実になされる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1ないし図4によって説明する。図において、1は雄コネクタハウジング1であり、雄端子金具2を収容する端子収容部3と、この前部に配され前方へ開口する角筒状をなすフード部4とから形成されている。端子収容部3の内部には長さ方向に沿ってキャビティ5が貫通して形成され、ゴム栓6付きの雄端子金具2を挿通可能に形成されている。また、キャビティ5内には撓み可能なランス7が形成され、雄端子金具2と一次係止可能である。さらに、キャビティ5の後部は同軸で断面円形状をなすシール筒部8が延出形成され、前記したゴム栓6によって防水が図られている。さらにまた、端子収容部3には側方からリテーナ9が装着され、雄端子金具2に二次係止することにより、上記したランス7と併せて雄端子金具2を二重に抜け止めしている。
【0015】
フード部4の外側面にはロック突部10が形成され、雌雄両コネクタハウジング1,11が嵌合したときに雌コネクタハウジング11に形成されたロックアーム12と係止して両コネクタハウジング1,11を抜け止め状態に保持することができる。また、フード部4内には雄端子金具2の各タブ部2Aのアライメント調整を行うためのムービングプレート13が収容されている。
【0016】
ムービングプレート13は前方へ開口する有底の角筒状に形成され、フード部4の内壁面に適合するとともに、前後方向へ変位可能に組み込まれている。このムービングプレート13の外側面の対向位置には抜け止め突部14が設けられており、フード部4内面に形成された段縁15に係止してムービングプレート13の抜け止めの役割を果たしている。さらに、ムービングプレート13の奥壁面には雄端子金具2の各タブ部2Aを挿通可能なタブ挿通孔16が貫通しており、ムービングプレート13が抜け止め突部14と段縁15が係止する位置(初期位置)では、タブ部2Aの先端がタブ挿通孔16に僅かに入り込むようにしてある(タブ挿通孔16から突出させてもよい)。但し、この実施形態においてはムービングプレート13はフード部4に対してやや圧入気味にして装着されているため、雌コネクタハウジング11の嵌め入れ前においては初期位置に保持され、不用意に後退しないようにしてある。
【0017】
さらにまた、ムービングプレート13の開口縁は全周に亘って所定幅が除肉され、次述する雌コネクタハウジング11に装着されたシール部材17に対する当て縁18が形成されている。
【0018】
雌コネクタハウジング11は、雌端子金具19を収容しムービングプレート13内に嵌合可能な本体部21と、この本体部21の外側を覆い本体部21との間に雄コネクタハウジング1を嵌合可能な外筒部22とからなっている。外筒部22の上部は切り欠かれ、ここにはロックアーム12が撓み可能に配されている。ロックアーム12には雌雄コネクタハウジング1が正規に嵌合したときにロック突部10と係止可能なロック孔23が形成されている。また、本体部21の内部には軸方向に沿ってキャビティ27が貫通して形成され、内部には雌端子金具19が収容されている。キャビティ27の内部には雄コネクタハウジング1と同様、撓み変形可能なランス28が設けられ、雌端子金具19と一次係止可能である。また、本体部21には側方からリテーナ20が装着され、雌端子金具19と二次係止してランス7と併せて雌端子金具19を二重に抜け止めする。さらに、キャビティ27の後部はシール筒部40が形成され、端子金具側に設けられたゴム栓29によってシールがされる点は雄コネクタハウジング1と同様である。
【0019】
本体部21の奥部には一段大きくなった張り出し部30が形成されるとともに、本体部21にはこの張り出し部30の前面に突き当てられるようにして環状に形成されたシール部材17が嵌着されている。シール部材17は良好な弾性を有するゴム製であり、外周面の奥側には前後二条の環状のシール縁24を有するリップ部25が配されている。また、このリップ部25の前部にはリップ部25より小径に形成された弾性密着部26が連続して形成されている。弾性密着部26は本体部21がムービングプレート13内に嵌合したときに、その全周がムービングプレート13の当て縁18の内周面に圧着状態で接するようにしてある。さらに、弾性密着部26の外周面には滑り止めのための突縁31が前後に三条、全周に沿って環状に配されている。そして、これら突縁31がムービングプレート13の当て縁18に圧接することで生じる摩擦力は、ムービングプレート13とフード部4の内面との間の摩擦力より十分に大となるように設定してある。これによって、雌雄コネクタハウジング1、11が嵌合した状態から離間させるときには、当て縁18と弾性密着部26との間の摩擦力によって雌コネクタハウジング11の離間動作に連動してムービングプレート13を初期位置へ引き戻すことが可能となる。
【0020】
次に、上記のように構成された第1実施形態の作用効果を具体的に説明すると、図1に示すように、ムービングプレート13が初期位置に保持された状態で雌雄のコネクタハウジング1,11を嵌合すると、嵌合初期まではムービングプレート13はフード部4との摩擦力によって初期位置に保持されるが、当て縁18と弾性密着部26とが当接するようになると、ムービングプレート13はタブ部2Aを露出させながら後退を開始する。こうして嵌合が進行する間、ロックアーム12はロック突部10を乗り越えるべく撓み変形する(図3状態)。そして、ムービングプレート13が雄コネクタハウジング1のフード部4の奥壁面に到達するまで押し込まれ、雌雄のコネクタハウジング1,11が正規の嵌合状態に至ると、雌雄の端子金具同士2,19が正規接続状態となる。同時に、ロックアーム12がロック突部10を乗り越えてロック孔23と係止するため、雌雄のコネクタハウジング1,11が嵌合状態に保持される。
【0021】
逆に、雌雄のコネクタハウジング1,11同士を離間させる場合には、ロックアーム12を撓ませロック孔23とロック突部10との係止を解除させながら雌コネクタハウジング11を引っ張る。すると、滑り止めのための各突縁31とムービングプレート13の当て縁18との圧接により、この間には大きな摩擦力が生じるため、ムービングプレート13はフード部4との摩擦に打ち勝って雌コネクタハウジング11と共に引き出されてくる。そして、ムービングプレート13が初期位置まで引き出されると、抜け止め突部14がフード部4内の段縁15に係止するため、これ以上の前進が規制される。これにより、雌コネクタハウジング11はムービングプレート13をフード部4内に残したままここから抜き取られる。
【0022】
以上のように、第1実施形態によれば、ムービングプレート13を初期位置へ復帰させるための構成として、シール部材17との摩擦力を利用するようにして行うようにしたため、従来のような戻しのための専用のロック機構を設ける必要がなくなり、その分コネクタ全体の構成を簡素なものとすることができる。また、本実施形態では、弾性密着部26に突縁31を設けてムービングプレート13に対する摩擦力がアップするようにしてあるため、ムービングプレート13の引き出し操作を確実なものとすることができる。
【0023】
図5〜図8は本発明の第2実施形態を示すものである。第1実施形態ではムービングプレート13が初期位置において不用意に後退してしまわないようにするために、その外面をフード4部内面に圧接させ、これらの間の摩擦力でもって後退動作を規制するようにしていたが、第2実施形態では係止アーム33を設けてこれをフード部4の内面に係止させることで後退動作を規制するようにしている。
【0024】
具体的には、ムービングプレート32の外側面における奥壁寄りの位置には一対の係止アーム33が前後方向に沿って配されている。この係止アーム33は中央部にヒンジ34を有し、ヒンジ34を中心としてシーソ状に揺動可能となっている。そして、その一端側(後端側)には先端が外向きに突出する外側突部35が形成され、他端側(前端側)には先端がムービングプレート32内に突出する内側突部36が形成されている。ムービングプレート32が初期位置にあるときには、外側突部35がフード部4内の対応位置に突出形成されたストッパ37に係止することで、ムービングプレート32の後退動作を規制している。また、係止アーム33はムービングプレート32内に雌コネクタハウジング11の本体部21が嵌合される過程で、本体部21の外側面が内側突部36に当接して押し上げられることによって外側突部35の係止を解くことができるようにしてあり、外側突部35がストッパ37を乗り越える位置までムービングプレート32が後退すると、係止アーム33は復帰するが、このときに内側突部36と雌コネクタハウジング11の本体部21との干渉を回避するために、本体部21の外側面の対応位置には逃がし凹部38が凹み形成されている。
【0025】
他の構成は第1実施形態と同様であるため、図面中に同一符号を付して重複部分の説明は省略する。
第2実施形態においては、ムービングプレート32が初期位置にあるときには、外側突部35がストッパ37に係止することで後退動作が規制され、抜け止め突部14が段縁15に係止することで前方への抜け動作が規制されている。この状態で、雌雄コネクタハウジング1,11の嵌合がなされるときには、本体部21がムービングプレート32内に入り込む。このとき、まず内側突部36が本体部21の外側面に当接して外方へ押し上げられる結果、外側突部35は逆に内方へ変位してストッパ37から解離する。そして、外側突部35がストッパ37を乗り越えると、係止アーム33は原状態に復帰し内側突部36は再度逃がし凹部38内に落ち込む。そして、そのまま、両コネクタハウジング1,11の嵌合が進行するとムービングプレート32は後退し、雌雄両コネクタハウジング1,11が正規に嵌合した状態に至る。
【0026】
雌雄コネクタハウジング1,11を離間させるべく、ロックアーム12のロックを解除しつつ、雌コネクタハウジング11を雄コネクタハウジング1のフード部4から引っ張る。このとき、シール部材17の突縁31とムービングプレート32の当て縁18との圧接による摩擦力によって、雌コネクタハウジング11はムービングプレート32を連れだって引き出されてくる。そして、ムービングプレート32が初期位置に至ると、抜け止め突部14がフード部4内の段縁15に係止するため、これ以上の前進が規制され、かつ外側突部35がストッパ37を乗り越えて係止する。これにより、雌コネクタハウジング11はムービングプレート32をフード部4内に残したまま抜き取られるとともに、ムービングプレート32は前後いずれの方向への動作も規制される。
【0027】
以上のように、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様にシール部材17との摩擦力によって初期位置への復帰動作を行うことができる、の作用効果に加え、次のような作用効果が奏される。すなわち、ムービングプレート32が初期位置にあるときには後退動作が外側突部35とストッパ37との係止によって規制され、前進動作が抜け止め突部14と段縁15との係止によってそれぞれ規制される。したがって、ムービングプレート32は初期位置において確実に保持されるため、ムービングプレート32に求められている、「各タブ部に対するアライメント調整の機能」が確実に発揮される。
【0028】
なお、ムービングプレート32が初期位置へ復帰する際において、内側突部36は逃がし凹部38内に入り込んで退避しているだけで、係止しているわけではない。したがって、本実施形態における係止アーム33は従来のようなムービングプレート32の戻しのためのロック機構を構成するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における雌雄コネクタハウジングが離間している状態を示す断面図
【図2】ムービングプレートが初期位置に保持されたままでの嵌合途上の状態を示す断面図
【図3】同じくムービングプレートが後退途上の状態での断面図
【図4】嵌合完了状態を示す断面図
【図5】第2実施形態における雌雄コネクタハウジングが離間している状態を示す断面図
【図6】同じくムービングプレートが初期位置に保持されたままでの嵌合状態を示す断面図
【図7】嵌合完了状態を示す断面図
【図8】保持アームを拡大して示す断面図
【符号の説明】
1…雄コネクタハウジング
2…雄端子金具
2A…タブ部
11…雌端子金具
13、32…ムービングプレート
17…シール部材
18…当て縁
26…弾性密着部
31…突縁

Claims (3)

  1. 雄端子金具のタブ部がフード部内に突出する雄コネクタハウジングと、雌端子金具を収容し前記フード部内に嵌合可能に形成された雌コネクタハウジングと、
    前記タブ部を遊挿可能な挿通孔を有し前記フード部内に組み込まれ前記雌雄の両コネクタハウジングの嵌合に伴って前記タブ部を前記挿通孔から突出させつつ後退方向へ変位可能なムービングプレートと、
    前記雌コネクタハウジングに取り付けられ雌雄両コネクタハウジングの嵌合時にはフード部との間をシールする弾性材よりなるシール部材とからなるコネクタであって、
    前記シール部材は雌雄のコネクタハウジングが嵌合したときに前記ムービングプレートに圧接することで、雌コネクタハウジングの雄コネクタハウジングからの抜き取り動作に連動して前記ムービングプレートを原位置へ復帰させる弾性密着部が形成され、さらに前記ムービングプレートには同ムービングプレートが原位置に復帰したときに前記フード部の内面に係止することでムービングプレートを前記雌コネクタハウジングから切り離し可能とするストッパ部が形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記シール部材は、前記弾性密着部とこの弾性密着部の軸方向後方に連続しかつ弾性密着部より大径に形成されこの弾性密着部との段差部分に前記ムービングプレートの前端面を突き当て可能であるとともに、前記フード部の内面にシール状態で密着可能なリップ部とを備えてなることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記弾性密着部における前記ムービングプレートとの対向面には滑り止めの凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタ。
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