JP7439995B2 - エスカレーターの作業台 - Google Patents

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Description

本開示は、エスカレーターの作業台に関する。
特許文献1は、エスカレーターの作業台を開示する。当該作業台によれば、エスカレーターの保守作業の際に、開口部から吊り上げられたドライブユニットの部品は安定した状態でステップに載置され得る。
日本特開2020-193043号公報
しかしながら、特許文献1に記載の作業台において、部品が作業台に載置される際に、作業台は、開口部の方向への摩擦力を部品から受け得る。作業台は、当該摩擦力によって開口部に落下する恐れがある。このため、部品を安全に載置することができない。
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。本開示の目的は、エスカレーターの部品を安全に載置できるエスカレーターの作業台を提供することである。
本開示に係るエスカレーターの作業台は、設置面を有する板状に形成され、エスカレーターの複数のステップのうち上方ステップが取り外された状態で前記複数のステップのうち前記上方ステップに下側で隣接する載置ステップの上面に前記設置面が接し、前記上方ステップの側の端部と反対側の端部とが前記載置ステップからそれぞれはみ出すように置かれた主板と、前記主板の前記設置面において前記上方ステップの側の端部から下側に突出する第1突出体と、前記主板の前記設置面の前記上方ステップとは反対の側の端部において下側に突出する第2突出体と、前記第2突出体から下方向に延び、前記第2突出体とは反対側の端部が前記複数のステップのうち前記載置ステップと下側で隣接するステップの上面に支持される脚と、を備え、前記脚は、前記第2突出体から取り外し可能である
また、本開示に係るエスカレーターの作業台は、設置面を有する板状に形成され、エスカレーターの複数のステップのうち上方ステップが取り外された状態で前記複数のステップのうち前記上方ステップに下側で隣接する載置ステップの上面に前記設置面が接し、前記上方ステップの側の端部と反対側の端部とが前記載置ステップからそれぞれはみ出すように置かれた主板と、前記主板の前記設置面において前記上方ステップの側の端部から下側に突出する第1突出体と、前記主板の前記設置面の前記上方ステップとは反対の側の端部において下側に突出する第2突出体と、棒状に形成され、前記設置面とは反対を向く載置面において互いに平行に設けられた一対の第1枠体と、棒状に形成され、前記一対の第1枠体の一方から他方にわたって前記設置面とは反対側の面に互いに平行に取り付けられた一対の第2枠体と、を備えた。
本開示によれば、第2突出体は、主板において開口部である上方ステップとは反対側の端部から突出する。このため、エスカレーターの部品を安全に載置できる。
実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具が適用されたエスカレーター全体の概要図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具が適用されたエスカレーターの要部を移動経路の下部から見た図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の要部の斜視図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の要部の上面図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の掛具を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの作業台の斜視図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの作業台の側面図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの作業台を設置面の側からみた図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの作業台を載置面の側からみた図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの作業台の載置面の要部を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの作業台を長辺方向に向かってみた図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの作業台の要部を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの作業台の脚部が取り外された状態を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の掛具を取り付ける工程を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の掛具が取り付けられた棒部材を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の固定部材を取り付ける工程を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の右側固定部材を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の左側固定部材を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の棒部材が手すりに固定された状態を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の要部を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具のベルトが取り付けられた状態を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具のベルトの他端側の要部を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具のベルトの一端側の要部を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の揚重装置が取り付けられた状態を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の揚重装置の要部を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の揚重装置の要部を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの作業台が設置された状態の側面図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具によって吊り上げられるドライブユニットの要部を示す図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の揚重装置を上方から見た図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の揚重装置を上方から見た図である。 実施の形態1におけるエスカレーターの作業台に置かれたドライブユニットの部品を示す図である。
本開示を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具が適用されたエスカレーター全体の概要図である。
図1に示されるように、エスカレーター1は、建築物の上階と下階との間に設けられる。乗客は、エスカレーター1の移動経路2を通って上階と下階との間を移動する。
一対の欄干3は、移動経路2の両側に設けられる。図1は、一対の欄干3のうち一方を示す。一対の手すり4の各々は、無端状のベルトである。一対の手すり4は、一対の欄干3の外周にそれぞれ設けられる。複数のステップ軸5は、移動経路2の下部に設けられる。複数のステップ6は、複数のステップ軸5にそれぞれ取り付けられる。通常運転の際、乗客は、複数のステップ6に乗って移動経路2を移動する。
エスカレーター1のドライブユニット7は、移動経路2の下方に設けられる。開口部8は、保守作業において複数のステップ6のうちいくつかが取り外されることで、移動経路2の下部に形成される。図1には、複数のステップ6のうち3つの上方ステップ6aが取り外された状態が示される。この状態において、ドライブユニット7は、開口部8を介して露出する。
吊り工具9は、エスカレーター1において開口部8の上方に設けられる。吊り工具9は、一対の固定部材10と棒部材11とベルト12と揚重装置13とを備える。
一対の固定部材10は、一対の手すり4にそれぞれ固定される。
例えば、棒部材11は、金属製の単管である。棒部材11の長手方向の寸法は、一対の手すり4の幅寸法に合わせて決定される。棒部材11の両端部は、一対の手すり4の両側にそれぞれかけ渡される。棒部材11の両端部は、一対の固定部材10にそれぞれ固定される。
例えば、ベルト12は、ラッシングベルトである。ベルト12は、棒部材11を複数のステップ軸5のうちの1つに締結する。具体的には、ベルト12の一端は、棒部材11の中央部に取り付けられる。ベルト12の他端は、複数のステップ軸5のうちの1つに取り付けられる。ベルト12は、一端と他端との間に張力が発生するよう張り渡される。例えば、ベルト12は、棒部材11の長手方向から見た投影面において、一対の手すり4と垂直になるよう張り渡される。
揚重装置13は、物体をホイストで吊り上げる装置である。具体的には、例えば、揚重装置13は、チェーンブロックである。揚重装置13は、チェーン体13aと巻上体13bとを備える。
例えば、チェーン体13aは、無端状の鎖である。チェーン体13aの下端は、ホイストを有する。
巻上体13bは、棒部材11に吊り下げられる。巻上体13bは、チェーン体13aの上端に設けられる。巻上体13bは、チェーン体13aを巻き上げ得るよう設けられる。巻上体13bは、棒部材11の長手方向を軸として回転し得るよう設けられる。
作業台14は、複数のステップ6のうち開口部8に下側で隣接する載置ステップ6bの上に置かれる。具体的には、作業台14は、3つの上方ステップ6aのうち最も下側に位置する上方ステップ6aと隣接している載置ステップ6bの上に置かれる。
保守作業において、作業員は、開口部8を介して移動経路2の下方に設けられた装置の点検作業、部品交換作業、等の作業を行う。例えば、吊り工具9は、保守作業の際にエスカレーター1のドライブユニット7の部品であるディスクブレーキ7aを運搬する際に用いられる。ドライブユニット7の部品を運搬する作業において、作業員は、開口工程、第1設置工程、第2設置工程、吊り上げ工程、移動工程、および載置工程を行う。
開口工程において、作業員は、複数の上方ステップ6aを取り外すことで開口部8を設ける。その後、第1設置工程において、作業員は、吊り工具9をエスカレーターに設置する。その後、第2設置工程において、作業員は、作業台14を載置ステップ6bに設置する。
その後、吊り上げ工程において、作業員は、揚重装置13を用いて部品を吊り上げる。この際、巻上体13bは、棒部材11から鉛直下方に吊り下げられた第1位置Aに存在する。この状態において、巻上体13bは、チェーン体13aを巻き上げることでドライブユニット7のディスクブレーキ7aを吊り上げる。巻上体13bは、3つの上方ステップ6aのうち最も下側に位置する上方ステップ6aが取り付けられていたステップ軸5よりも高い位置までディスクブレーキ7aを揚重する。
その後、移動工程において、作業員は、ディスクブレーキ7aを引っ張ることで、棒部材11の長手方向を軸としてディスクブレーキ7aとチェーン体13aの下端のホイストとを移動経路2の下方側へ円弧状に回転移動させる。この際、作業員は、ディスクブレーキ7aとホイストとを作業台14の鉛直上方まで回転移動させる。この状態において、巻上体13bは、第2位置Bに存在する。
その後、載置工程において、作業員は、ディスクブレーキ7aの鉛直方向の位置を維持しながら、巻上体13bから延びるチェーン体13aを延長させることでディスクブレーキ7aを作業台14に載置する。
その後、例えば、作業員は、部品の交換作業を行う。交換作業において、作業員は、作業台14に載置されたディスクブレーキ7aと複数のステップ軸5のうちいずれかのステップ軸5とをラッシングベルトで締結する。この状態において、作業員は、ディスクブレーキ7aの部品の交換作業を行う。その後、ディスクブレーキ7aは、揚重装置13に吊り上げられることで、ドライブユニット7に再び設置される。この場合、交換作業は終了する。
次に、図2を用いて、吊り工具9を説明する。
図2は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具が適用されたエスカレーターの要部を移動経路の下部から見た図である。
吊り工具9は、第1掛具15と第2掛具16とを備える。
第1掛具15は、掛具筒形部15aと掛部15bとを備える。第1掛具15の掛具筒形部15aは、棒部材11の棒部分に通される。掛部15bは、掛具筒形部15aの外周側に設けられる。掛部15bは、フック等が掛けられる穴を有する。
第1掛具15は、掛具筒形部15aにおいて、棒部材11の長手方向に移動し得るよう棒部材11に設けられる。第1掛具15は、掛具筒形部15aにおいて、棒部材11の長手方向を軸として回転し得るよう設けられる。
揚重装置13の巻上体13bは、第1掛具15を介して棒部材11に吊り下げられる。具体的には、巻上体13bは、掛部15bに吊り下げられる。巻上体13bは、掛部15bを介して棒部材11の長手方向を軸に第1位置から第2位置まで回転し得るよう設けられる。
第2掛具16は、第1掛具15と同様の構成を備える。具体的には、第2掛具16は、掛具筒形部16aと掛部16bとを備える。第2掛具16の数は、ベルト12の数に合わせて決定される。
ベルト12の一端は、第2掛具16の掛部16bに取り付けられる。ベルト12は、第2掛具16を介して棒部材11に取り付けられる。
一対の固定部材10は、手すり4に設置された状態において、互いに対称の形状を有する。一対の固定部材10は、移動経路2に沿って上側を見た際に、右側に配置される右側固定部材10Rと、左側に配置される左側固定部材10Lとからなる。
次に、図3と図4とを用いて、一対の固定部材10を説明する。
図3は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の要部の斜視図である。図4は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の要部の上面図である。
図3と図4とには、一対の固定部材10のうちの右側固定部材10Rが示される。
右側固定部材10Rは、筒形部17と接面部18とガイド部19とを備える。
筒形部17は、棒部材11の外周側を内部に通し得る筒状に形成される。筒形部17は、固定ビスが締付けられることで棒部材11を内部に固定する。
接面部18は、平面状の板である。接面部18の上面は、筒形部17が設けられる。接面部18の下面は、ゴムシートを有する。接面部18は、下面のゴムシートにおいて手すり4の上面に接する。
ガイド部19は、接面部18の側方から円弧状に延びる。ガイド部19は、手すり4の側方湾曲部の曲面と同じ形状の曲面を持つよう形成される。ガイド部19は、内面にゴムシートを有する。ガイド部19は、内面のゴムシートにおいて手すり4の側方湾曲部に接する。
次に、図5を用いて、第1掛具15を説明する。
図5は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の掛具を示す図である。
図5に示されるように、第1掛具15は、棒部材11の外周側に設けられる。第1掛具15は、固定ビス20を有する。第1掛具15は、固定ビス20が締結されることで、棒部材11に対して固定され得る。
次に、図6を用いて、作業台14を説明する。
図6は実施の形態1におけるエスカレーターの作業台の斜視図である。
図6に示されるように、作業台14は、主板21を備える。
主板21は、板状に形成される。例えば、主板21の長辺の長さは、移動経路2の方向におけるステップ6の長さよりも長い。主板21は、載置面21aと、載置面21aとは反対を向く設置面21bと、を有する。
主板21は、載置ステップ6bの上面に置かれる。この状態において、載置面21aは、上方を向く。設置面21bは、載置ステップ6bの上面と接する。主板21の長手方向の両端部は、載置ステップ6bからそれぞれはみ出る。具体的には、主板21の長辺方向の一端は、載置ステップ6bにおける開口部8の側の端部よりも開口部8の側に突き出る。主板21の長辺方向の他端は、載置ステップ6bにおける開口部8とは反対側の端部よりも開口部8とは反対側に突き出る。
次に、図7と図8とを用いて、作業台14の構成を説明する。
図7は実施の形態1におけるエスカレーターの作業台の側面図である。図8は実施の形態1におけるエスカレーターの作業台を設置面の側からみた図である。
図7の(A)に示されるように、作業台14は、2つの第1突出体22と2つの第2突出体23と2つの脚24と一対の第1枠体25と一対の第2枠体26と一対の支え棒27とをさらに備える。図7の(B)には、脚24の側面が示される。
図7の(A)は、2つの第1突出体22のうち一方を示す。2つの第1突出体22の各々は、主板21の設置面21bの一端部において設置面21bから垂直に延びる。
図7の(A)は、2つの第2突出体23のうち一方を示す。2つの第2突出体23の各々は、主板21の設置面21bの他端部において設置面21bから垂直に延びる。
2つの脚24の各々は、同様の構成を備える。図7の(A)は、2つの脚24のうち一方を示す。脚24は、軸方向に伸縮し得るよう設けられる。脚24の軸方向の一端には、板状の取付部24aが設けられる。脚24の軸方向の一端は、取付部24aを介して第2突出体23の設置面21bと同じ方向を向く面に着脱可能に取り付けられる。脚24の軸方向の他端には、軸方向に垂直なゴム板が設けられる。
一対の第1枠体25の各々は、角棒状に形成される。一対の第1枠体25の各々は、主板21の載置面21aに設けられる。具体的には、一対の第1枠体25は、互いに間隔を空けて平行に配置される。
一対の第2枠体26の各々は、角棒状に形成される。図7の(A)は、一対の第2枠体26のうち一方を示す。一対の第2枠体26の各々は、一対の第1枠体25の一方から他方にわたって配置される。一対の第2枠体26の各々は、一対の第1枠体25における載置面21aと接する面とは反対側の面に着脱自在に取り付けられる。一対の第2枠体26の各々は、載置面21aとの間に隙間を形成する。
一対の支え棒27は、角棒状に形成される。一対の支え棒27は、一対の第1枠体25の間に配置される。
図8に示されるように、設置面21bの一側の端部において、2つの第1突出体22は、設置面21bの中央部の両側にそれぞれ設けられる。設置面21bの他側の端部において、2つの第2突出体23は、設置面21bの中央部の両側にそれぞれ設けられる。
作業台14は、取手溝28と載置シート29と2つの脚取付部材30とをさらに備える。
取手溝28は、第1突出体22と第2突出体23との間において設置面21bに設けられる。
例えば、載置シート29は、シート状のスポンジゴムである。載置シート29は、第1突出体22と第2突出体23との間において設置面21bに貼り付けられる。載置シート29は、取手溝28を覆わないように設けられる。
2つの脚取付部材30の各々は、図8には図示されない2つの脚24に対応する着脱台である。2つの脚取付部材30は、2つの第2突出体23にそれぞれ設けられる。脚取付部材30は、受け部30aを備える。
受け部30aは、対応する第2突出体23の設置面21bと接する面とは反対側の面に設けられる。受け部30aは、内部に空間を有する。受け部30aは、図8には図示されない脚24の取付部24aを内部の空間に格納し得るよう設けられる。
次に、図9と図10とを用いて、第1枠体25と第2枠体26と支え棒27とを説明する。
図9は実施の形態1におけるエスカレーターの作業台を載置面の側からみた図である。図10は実施の形態1におけるエスカレーターの作業台の載置面の要部を示す図である。
図9に示されるように、載置面21aにおいて、一対の第1枠体25の一方は、主板21の長辺方向の一端部に固定される。一対の第1枠体25の一方は、主板21の長辺と直行する短辺に端が揃えられる。一対の第1枠体25の他方は、一対の第1枠体25の一方から第2枠体26の長辺の長さだけ離れた位置に固定される。
複数の調整孔25aは、一対の第1枠体25の各々に設けられる。複数の調整孔25aは、第1枠体25の両端部に規定の数だけそれぞれ設けられる。例えば、一対の第1枠体25の一方には、6つの調整孔25aが設けられる。この場合、6つの調整孔25aのうち3つは、当該第1枠体25の一端部に設けられる。6つの調整孔25aのうち別の3つは、当該第1枠体25の他端部に設けられる。
一対の第2枠体26の各々は、載置面21aへの投影面において、一対の第1枠体25の各々と垂直になるよう配置される。一対の第2枠体26の各々において、両端部は、一対の第1枠体25にそれぞれ固定される。一対の第2枠体26の各々は、対応する調整孔25aを介してボルトによって一対の第1枠体25にそれぞれ固定される。一対の第2枠体26の間隔は、いずれの調整孔25aに固定されるかによって変化する。
一対の支え棒27は、互いに間隔を空けて平行に設けられる。例えば、一対の支え棒27の各々は、一対の第1枠体25と並行に設けられる。
図10は、一対の第1枠体25の一方に設けられた複数の調整孔25aの一部を示す。複数の調整孔25aの間隔は、図10には図示されないドライブユニット7から取り出す部品の大きさに応じて決定される。一対の第2枠体26の各々がいずれの調整孔25aに固定されるかは、当該部品の大きさに応じて決定される。
次に、図11から図13までを用いて、脚24を説明する。
図11は実施の形態1におけるエスカレーターの作業台を長辺方向に向かってみた図である。図12は実施の形態1におけるエスカレーターの作業台の要部を示す図である。図13は実施の形態1におけるエスカレーターの作業台の脚部が取り外された状態を示す図である。
図11に示されるように、2つの脚取付部材30の各々は、固定部30bをさらに備える。
固定部30bは、対応する第2突出体23における主板21の長辺方向の外側を向く面に設けられる。固定部30bは、内部に図示されないばねを有する。固定部30bは、突出部30cを有する。突出部30cは、受け部30aの方向に突き出す突出し位置と、固定部30bの内部に格納される格納位置との間を移動し得るよう設けられる。例えば、突出部30cは、固定部30bの内部に設けられたばねの弾性力によって突出し位置に保持される。図11は、突出し位置に存在する突出部30cを示す。突出部30cが突出し位置に存在する状態において、固定部30bは、受け部30aに格納された取付部24aを受け部30aの内部に固定する。
図12は、脚24の取付部24aが受け部30aに格納された状態を示す。この状態において、突出部30cは、突出し位置に保持される。
作業員は、固定部30bのばねに抗する力を加えることで、突出部30cを突出し位置から格納位置へ移動させる。突出部30cが格納位置に存在する場合、作業員は、取付部24aを受け部30aの内部から取り外し得る。
図13は、脚取付部材30から取り外された2つの脚24を示す。例えば、脚24は、脚取付部材30から取り外された状態で、運搬および保管される。
次に、図14から図18を用いて、吊り工具9を設置する工程における序盤の工程を説明する。
図14は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の掛具を取り付ける工程を示す図である。図15は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の掛具が取り付けられた棒部材を示す図である。図16は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の固定部材を取り付ける工程を示す図である。図17は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の右側固定部材を示す図である。図18は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の左側固定部材を示す図である。
吊り工具9を設置する第1設置工程において、まず、作業員は、棒部材11に第1掛具15、第2掛具16、および一対の固定部材10の各々を通す工程を行う。
図14に示されるように、第1掛具15において、掛具筒形部15aは、棒部材11に通される。図14には図示されないが、第2掛具16において、掛具筒形部16aは、棒部材11に通される。
図15は、1つの第1掛具15と2つの第2掛具16を示す。棒部材11の長手方向において、第1掛具15は、2つの第2掛具16の間に配置される。
図16は、固定部材10が棒部材11に通される工程を示す。第2掛具16および図16には図示されない第1掛具15が棒部材11に通された後、固定部材10が棒部材に通される。この際、一対の固定部材10の各々において、筒形部17は、棒部材11に通される。図17は、棒部材11に通された右側固定部材10Rを示す。図18は、棒部材11に通された左側固定部材10Lを示す。
次に、図19から図26を用いて、吊り工具9がエスカレーター1に設置される工程を説明する。
図19は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の棒部材が手すりに固定された状態を示す図である。図20は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の要部を示す図である。図21は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具のベルトが取り付けられた状態を示す図である。図22は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具のベルトの他端側の要部を示す図である。図23は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具のベルトの一端側の要部を示す図である。図24は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の揚重装置が取り付けられた状態を示す図である。図25は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の揚重装置の要部を示す図である。図26は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の揚重装置の要部を示す図である。
図19に示されるように、一対の固定部材10は、棒部材11に通された後、一対の手すり4にそれぞれ取り付けられる。この際、棒部材11の位置は、吊り上げる目的とする部品の鉛直上方の位置になるよう調整される。
図20は、手すり4に取り付けられた右側固定部材10Rを示す。右側固定部材10Rは、棒部材11に通された状態で、手すり4に側方から取り付けられる。右側固定部材10Rは、手すり4に取り付けられた状態において、固定ビスが締結される。
図示されないが、左側固定部材10Lは、右側固定部材10Rと同様に手すり4に取り付けられる。左側固定部材10Lは、手すり4に取り付けられた状態において、固定ビスが締結される。
その後、図21に示されるように、棒部材11は、2つのベルト12によって、中央部から右側と左側とでステップ軸5に締結される。この際、一対の固定部材10は、ベルト12の張力によって一対の手すり4の各々に押し付けられる。このため、固定部材10と手すり4との間の最大静止摩擦力が大きくなる。
図22は、右側のベルト12とステップ軸5との取り付け部分を示す。ベルト12の他端は、ステップ軸5に巻き掛けられる。図23は、右側のベルト12と棒部材11との取り付け部分を示す。例えば、ベルト12の一端は、S字フックを介して第2掛具16の掛部16bに取り付けられる。この状態において、ベルト12の端部12aが引っ張られることで、ベルト12には、一端と他端との間に張力が発生する。
その後、図24に示されるように、作業員は、揚重装置13を第1掛具15に取り付ける作業を行う。例えば、巻上体13bは、フックを介して第1掛具15の掛部15bに吊り下げられる。チェーン体13aは、巻上体13bの下方に吊り下げられる。図25と図26とに示されるように、揚重装置13は、第1掛具15を介して棒部材11の長手方向に移動自在に取り付けられる。
次に、図27を用いて、作業台14の設置状態を説明する。
図27は実施の形態1におけるエスカレーターの作業台が設置された状態の側面図である。
図27に示されるように、作業台14の主板21は、載置ステップ6bに設置される。主板21において、載置シート29は、載置ステップ6bの上面に接する。第1突出体22は、載置ステップ6bよりも開口部8の側に位置する。第2突出体23は、載置ステップ6bよりも開口部8とは反対側に突出する。即ち、第2突出体23は、第1突出体22に対して載置ステップ6bの上面を挟んだ反対側に突出する。
作業台14が載置ステップ6bに設置された状態において、主板21は、第1突出体22および第2突出体23によって載置ステップ6bに対する開口部方向への移動を拘束される。
脚24の下側の端部は、載置ステップ6bより1段下側のステップ6の上面に置かれる。この際、脚24の長手方向の長さは、脚24が主板21の第2突出体23の側の荷重を支え得る長さに決定される。
次に、図28から図30を用いて、吊り工具9による吊り上げ工程と移動工程とを説明する。
図28は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具によって吊り上げられるドライブユニットの要部を示す図である。図29は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の揚重装置を上方から見た図である。図30は実施の形態1におけるエスカレーターの吊り工具の揚重装置を上方から見た図である。
図28は、ドライブユニット7のディスクブレーキ7aが示される。吊り上げ工程において、ディスクブレーキ7aには、アイボルトが取り付けられる。図28には図示されない巻上体13bが第1位置に存在する状態で、チェーン体13aのホイストは、当該アイボルトに掛けられる。
図29と図30とに示されるように、吊り上げ工程において、巻上体13bは、棒部材11の長手方向に移動される。この際、巻上体13bに吊り上げられたディスクブレーキ7aは、チェーン体13aに追従して棒部材11の長手方向に移動する。ディスクブレーキ7aは、棒部材11の長手方向に移動することで、吊り上げられ得る位置へ移動する。
その後、チェーン体13aと巻上体13bとは、ディスクブレーキ7aを図30には図示されない載置ステップ6bよりも高い位置まで吊り上げる。
その後、移動工程が行われる。移動工程において、作業員は、鉤棒等を用いて、ディスクブレーキ7aをエスカレーター1の斜面下側である載置ステップ6bの側に引っ張る。作業員は、ディスクブレーキ7aを載置ステップ6bに設置された図30には図示されない作業台14の上方へ移動させる。チェーン体13aの下端は、ディスクブレーキ7aと共に作業台14の上方へ移動する。この際、チェーン体13aは、巻上体13bをエスカレーター1の斜面下側に引っ張る。この場合、巻上体13bは、棒部材11を軸として第1位置から第2位置まで回転移動する。
次に、図31を用いて、載置工程を説明する。
図31は実施の形態1におけるエスカレーターの作業台に置かれたドライブユニットの部品を示す図である。
移動工程の後、載置工程が行われる。載置工程において、作業員は、ディスクブレーキ7aを作業台14の上方に保持したまま、揚重装置13を操作してディスクブレーキ7aを降ろす。具体的には、この時、作業員は、揚重装置13のホイスト部分を伸ばす操作を行う。
その後、図31に示されるように、ディスクブレーキ7aは、作業台14の上に載置される。この際、ディスクブレーキ7aは、一対の第1枠体25と一対の第2枠体26とで形成される四方枠の内部に載置される。
また、ディスクブレーキ7aが作業台14に載置されるとき、ディスクブレーキ7aから作業台14に対して開口部8へ向かう力が生じ得る。図31には図示されない第2突出体23は、載置ステップ6bに引っかかることで、当該力によって作業台14が開口部8の方向へ移動することを抑制する。
図示されないが、その後、ディスクブレーキ7aの補修作業が行われてもよい。この際、ディスクブレーキ7aを安定させるために、ステップ軸5とディスクブレーキ7aとがラッシングベルトで固定されてもよい。具体的には、ステップ軸5に掛けられたラッシングベルトは、第2枠体26と一対の第1枠体25と載置面21aとで形成される空間を通ってディスクブレーキ7aに固定される。
以上で説明した実施の形態1によれば、吊り工具9は、一対の固定部材10と棒部材11とベルト12と第1掛具15と揚重装置13とを備える。揚重装置13は、チェーン体13aと巻上体13bとを備える。巻上体13bは、棒部材11の長手方向を軸として第1位置と第2位置との間を移動可能に設けられる。このため、吊り工具9は、載置ステップ6bの上に安全に部品を載置することができる。また、吊り工具9は、簡易な部品から構成される。このため、吊り工具9は容易に運搬および設置されることができる。その結果、吊り工具9は、部品を載置ステップ6bに載置することができ、容易に設置されることができる。また、作業員は、エスカレーター1の移動経路2において部品の交換作業を行うことができる。
また、作業台14は、主板21と第1突出体22と第2突出体23とを備える。作業台14が載置ステップ6bに設置された状態において、第1突出体22と第2突出体23とは、主板21から下側に突出する。特に、エスカレーター1の部品を作業台14に載置する際に、部品には揚重装置13から開口部8へ引っ張られる力が発生する。この際、作業台14には当該部品から開口部8の方向への摩擦力が加えられる。第2突出体23は、作業台14が開口部8の方向へ移動することを抑制する。即ち、作業台14は、安定して載置ステップ6bに設置される。このため、エスカレーターの部品を安全に作業台14に載置することができる。また、部品は作業台14に載置されるため、ステップが部品によって破損することを抑制することができる。
また、作業台14は、脚24を備える。主板21の載置面6aにおいて載置ステップ6bから開口部8とは反対側に突き出している部分に下方向の荷重が加わった場合、脚24は、当該荷重を支える。このため、当該荷重が加わった場合に、脚24は、主板21と載置ステップ6bの開口部8とは反対側の端部との接点を支点として主板21が回転することを抑制できる。その結果、作業台14を安定した状態で載置ステップ6bに設置することができる。
また、脚24は、第2突出体23から延びる方向に伸縮可能である。このため、脚24は、ステップとステップとの間の高さに応じて設置されることができる。
また、脚24は、第2突出体23から取り外し可能に設けられる。脚24は、作業台14を運搬する時、作業台14を保管する時、等に取り外される。このため、作業台14を容易に運搬することができる。また、作業台14を保管するスペースを削減することができる。
また、作業台14は、一対の第1枠体25と一対の第2枠体26とを備える。作業台14に載置された部品は、一対の第1枠体25および一対の第2枠体26の少なくとも1つに側方を支えられる。このため、作業台14は、載置された部品が転倒することを抑制することができる。その結果、部品を安定した状態で作業台14に載置することができる。
また、一対の第2枠体26は、複数の調整孔25aによって長手方向における位置が調整可能に設けられる。このため、一対の第2枠体26の間隔を部品に応じて調整することができる。
また、一対の第2枠体26は、載置面21aとの間に隙間を形成するよう設けられる。例えば、作業台14に載置された部品の補修作業を行う場合、当該隙間を通して当該部品とステップ軸5とを締結することができる。その結果、安全に補修作業を行うことができる。また、部品をエスカレーターの下階部分まで運搬する作業を省略することができる。
また、エスカレーターの部品交換方法は、第1設置工程と第2設置工程と吊り上げ工程と移動工程と載置工程とを備える。このため、吊り工具9を用いて部品を載置ステップ6bに載置することができる。また、吊り工具9を容易に設置することができる。
なお、部品交換方法における載置工程の後、作業台14に載置された部品をエスカレーター1が掛けられた下階まで降ろされる作業が行われてもよい。この場合、下階において、当該部品に対する部品の取り替え作業等が行われてもよい。
なお、運搬されるエスカレーター1の部品が円柱形の場合、当該部品の円周に一対の支え棒27の各々が接するように当該部品が作業台14に載置されてもよい。この場合、支え棒27は、当該部品が転がって移動することを抑制する。
なお、運搬されるエスカレーター1の部品は、ディスクブレーキ7aに限らない。例えば、吊り工具9は、ドライブユニット7のモータを運搬してもよい。この場合、作業台14の上でモータのプーリーの交換作業が行われてもよい。
以上のように、本開示に係る吊り工具9、作業台14、および部品交換方法は、エスカレーター1の保守作業に利用できる。
1 エスカレーター、 2 移動経路、 3 欄干、 4 手すり、 5 ステップ軸、 6a 載置面、 7 ドライブユニット、 7a ディスクブレーキ、 8 開口部、 9 工具、 10 固定部材、 10L 左側固定部材、 10R 右側固定部材、 11 棒部材、 12 ベルト、 12a 端部、 13 揚重装置、 13a チェーン体、 13b 巻上体、 14 作業台、 15 第1掛具、 15a 掛具筒形部、 15b 掛部、 16 第2掛具、 16a 掛具筒形部、 16b 掛部、 17 筒形部、 18 接面部、 19 ガイド部、 20 固定ビス、 21 主板、 21a 載置面、 21b 設置面、 22 第1突出体、 23 第2突出体、 24 脚、 24a 取付部、 25 第1枠体、 25a 調整孔、 26 第2枠体、 27 棒、 28 取手溝、 29 載置シート、 30 脚取付部材、 30a 受け部、 30b 固定部、 30c 突出部

Claims (6)

  1. 設置面を有する板状に形成され、エスカレーターの複数のステップのうち上方ステップが取り外された状態で前記複数のステップのうち前記上方ステップに下側で隣接する載置ステップの上面に前記設置面が接し、前記上方ステップの側の端部と反対側の端部とが前記載置ステップからそれぞれはみ出すように置かれた主板と、
    前記主板の前記設置面において前記上方ステップの側の端部から下側に突出する第1突出体と、
    前記主板の前記設置面の前記上方ステップとは反対の側の端部において下側に突出する第2突出体と、
    前記第2突出体から下方向に延び、前記第2突出体とは反対側の端部が前記複数のステップのうち前記載置ステップと下側で隣接するステップの上面に支持される脚と、
    を備え
    前記脚は、前記第2突出体から取り外し可能であるエスカレーターの作業台。
  2. 前記脚は、前記第2突出体から延びる方向に伸縮可能である請求項1に記載のエスカレーターの作業台。
  3. 棒状に形成され、前記設置面とは反対を向く載置面において互いに平行に設けられた一対の第1枠体と、
    棒状に形成され、前記一対の第1枠体の一方から他方にわたって前記設置面とは反対側の面に互いに平行に取り付けられた一対の第2枠体と、
    を備えた請求項1または請求項2に記載のエスカレーターの作業台。
  4. 設置面を有する板状に形成され、エスカレーターの複数のステップのうち上方ステップが取り外された状態で前記複数のステップのうち前記上方ステップに下側で隣接する載置ステップの上面に前記設置面が接し、前記上方ステップの側の端部と反対側の端部とが前記載置ステップからそれぞれはみ出すように置かれた主板と、
    前記主板の前記設置面において前記上方ステップの側の端部から下側に突出する第1突出体と、
    前記主板の前記設置面の前記上方ステップとは反対の側の端部において下側に突出する第2突出体と、
    棒状に形成され、前記設置面とは反対を向く載置面において互いに平行に設けられた一対の第1枠体と、
    棒状に形成され、前記一対の第1枠体の一方から他方にわたって前記設置面とは反対側の面に互いに平行に取り付けられた一対の第2枠体と、
    を備えたエスカレーターの作業台。
  5. 前記一対の第2枠体の各々は、前記一対の第1枠体の長手方向における取り付け位置が調整可能である請求項3または請求項4に記載のエスカレーターの作業台。
  6. 前記一対の第2枠体の一方は、前記主板の前記載置面との間に隙間を形成するよう前記一対の第1枠体の各々に取り付けられる請求項3から請求項5のいずれか一項に記載のエスカレーターの作業台。
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