JP7418657B2 - 冷却装置および車載機器 - Google Patents

冷却装置および車載機器 Download PDF

Info

Publication number
JP7418657B2
JP7418657B2 JP2023505017A JP2023505017A JP7418657B2 JP 7418657 B2 JP7418657 B2 JP 7418657B2 JP 2023505017 A JP2023505017 A JP 2023505017A JP 2023505017 A JP2023505017 A JP 2023505017A JP 7418657 B2 JP7418657 B2 JP 7418657B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
cooling device
space
casing
receiving block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023505017A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022190325A5 (ja
JPWO2022190325A1 (ja
Inventor
宏和 高林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2022190325A1 publication Critical patent/JPWO2022190325A1/ja
Publication of JPWO2022190325A5 publication Critical patent/JPWO2022190325A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7418657B2 publication Critical patent/JP7418657B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F3/00Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
    • F28F3/02Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
    • F28F3/025Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being corrugated, plate-like elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D1/0233Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with air flow channels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D21/00Heat-exchange apparatus not covered by any of the groups F28D1/00 - F28D20/00
    • F28D2021/0019Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for
    • F28D2021/0028Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for for cooling heat generating elements, e.g. for cooling electronic components or electric devices
    • F28D2021/0029Heat sinks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D21/00Heat-exchange apparatus not covered by any of the groups F28D1/00 - F28D20/00
    • F28D2021/0019Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for
    • F28D2021/008Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for for vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

本開示は、冷却装置および冷却装置を備える車載機器に関する。
車載機器には、電子部品の通電時の発熱による損傷を防ぐため、電子部品に熱的に接続される冷却装置を備えるものがある。冷却装置は、電子部品から伝達された熱を、冷却装置の周囲の空気に放熱する。その結果、電子部品が冷却される。冷却装置の一例として、送風機によって車載機器のダクトに取り入れられた冷却風に対し、電子部品から伝達された熱を放熱することで電子部品を冷却する冷却装置がある。この種の冷却装置を備える車載機器の一例が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されている床下機器は、冷却風を通すためのダクトと、ダクトに冷却風を送風する送風機と、ダクトに配置されている放熱部を有する冷却装置と、を備える。
特開2012-183982号公報
特許文献1に開示されている床下機器は、外部の空気の流入が抑制されている密閉室の内部に、外部から取り入れられた冷却風を流すためのダクトを備える。また、この床下機器は、ダクト内に配置される放熱部を有し、密閉室に収容された電子部品から伝達される熱を冷却風に放熱する冷却装置を備える。このため、床下機器には、ダクトを設け、ダクトの内部に冷却装置の一部である放熱部を配置する必要があり、構造が複雑である。この課題は、床下機器に限られず、冷却装置を備える機器で起こり得る。
本開示は上述の事情に鑑みてなされたものであり、車載機器の構造を簡易化することが可能な冷却装置および構造が簡易な車載機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の冷却装置は、車載機器の筐体であって、内部が仕切り部材によって第1空間と第2空間とに分けられる筐体第1空間に、発熱体である電子部品とともに全体が収容される冷却装置であって、受熱ブロックと、放熱部材と、流路形成部と、を備える。受熱ブロックの第1主面に発熱体が取り付けられる。複数の放熱部材は、受熱ブロックの第1主面の反対に位置する第2主面に互いに隙間を空けて固定され、発熱体から受熱ブロックを介して伝達された熱を、隙間を通る空気に放熱する。流路形成部は、複数の放熱部材を覆って受熱ブロックの第2主面に固定され、複数の放熱部材の隙間を通る空気の流路であって、筐体の外部に連通する流路を形成する。流路形成部には、空気を流路に流入させ、流路に流入した空気を流出させるための複数の通風口が形成される。流路形成部は、一対の側壁部材と、蓋部材と、を有する。一対の側壁部材は、板状の形状を有し、主面が複数の放熱部材を挟んで互いに対向する向きで受熱ブロックに固定される。蓋部材は、板状の形状を有し、受熱ブロックの第2主面に複数の放熱部材を挟んで面する向きで一対の側壁部材に固定される。流路形成部には、一対の側壁部材、蓋部材および受熱ブロックのそれぞれの一方の端部に囲まれた空間が形成する通風口と、一対の側壁部材、蓋部材および受熱ブロックのそれぞれの他方の端部に囲まれた空間が形成する通風口が形成される。流路形成部が形成する流路は、互いに対向する一対の側壁部材に沿って延びる。受熱ブロックおよび流路形成部は、流路と第1空間とを隔て、第1空間における冷却装置と筐体の間の空間に、筐体の外部の空気が流入することを抑制する。
本開示に係る冷却装置によれば、冷却装置が複数の放熱部材の隙間を通る流路を形成するため、冷却装置を備える車載機器にダクトを設ける必要がない。このため、車載機器の構造を簡易化することが可能となる。
実施の形態1に係る車載機器の断面図 実施の形態1に係る車載機器の図1におけるII-II線での矢視断面図 実施の形態1に係る冷却装置の斜視図 実施の形態1に係る冷却装置の斜視図 実施の形態1に係る冷却装置の分解斜視図 実施の形態2に係る車載機器の断面図 実施の形態2に係る車載機器の図6におけるVII-VII線での矢視断面図 実施の形態に係る車載機器の第1変形例の断面図 実施の形態に係る車載機器の第2変形例の断面図
以下、本開示の実施の形態に係る冷却装置および車載機器について図面を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。
(実施の形態1)
実施の形態1では、鉄道車両に搭載される車載機器を例にして、車載機器1について説明する。図1および図1におけるII-II線での矢視断面図である図2に示す車載機器1は、鉄道車両に取り付けられる筐体20と、筐体20に収容される電子部品21と、筐体20に全体が収容され、電子部品21を冷却する冷却装置10と、を備える。図1および図2において、Z軸は鉛直方向を示す。Y軸は、鉄道車両の進行方向を示し、X軸は、鉄道車両の幅方向を示す。X軸、Y軸、およびZ軸は互いに直交する。
車載機器1は、例えば、架線から供給される電力を鉄道車両の推進力を生じさせる電動機に供給するための三相交流電力に変換して、三相交流電力を主電動機に供給する電力変換装置である。電力変換装置である車載機器1は、発熱体である電子部品21として、例えば、スイッチング素子を有する。電子部品21の通電時の発熱による故障を防止するために設けられている冷却装置10は、内部に流路を形成するため、車載機器1は、ダクトを設ける必要がない。このため、車載機器1の構造は、ダクトを備える車載機器に比べて簡易である。
車載機器1の各部について詳細に説明する。
筐体20は、図示しない取り付け部材によって、鉄道車両の床下に取り付けられる。筐体20のZ軸方向に対向する二面にはそれぞれ、第1開口20a,20bが形成される。詳細には、筐体20の鉛直方向下面に第1開口20aが形成される。筐体20の鉛直方向上面に第1開口20bが形成される。
電子部品21は、筐体20の内部に収容される。
図3および図4に示すように、冷却装置10は、電子部品21を含む発熱体が第1主面11aに取り付けられる受熱ブロック11と、受熱ブロック11の第2主面11bに互いに隙間を空けて固定される複数の放熱部材12と、複数の放熱部材12の隙間を通る空気の流路14を形成する流路形成部13と、を備える。図3は、筐体20に収容された状態の冷却装置10を鉛直方向下部から見た図である。図4は、筐体20に収容された状態の冷却装置10を鉛直方向上部から見た図である。
受熱ブロック11は、第1主面11aと、第1主面11aの反対に位置する第2主面11bとを有する。受熱ブロック11は、平らな板状部材であることが好ましい。実施の形態1では、第1主面11aと第2主面11bは、Y軸方向に対向する。受熱ブロック11は、熱伝導率の高い材料、例えば、銅、アルミニウム等の金属で形成される。
複数の放熱部材12は、受熱ブロック11の第2主面11bに、互いに隙間を空けて固定される。各放熱部材12は、電子部品21から受熱ブロック11を介して伝達された熱を、隙間を通る空気に放熱する。実施の形態1では、各放熱部材12は、フィンの形状を有する。詳細には、各放熱部材12は、主面がYZ平面に沿ったフィンの形状を有し、X軸方向に間隔を空けて第2主面11bに固定される。
各放熱部材12は、熱伝導率の高い材料、例えば、銅、アルミニウム等の金属で形成される。各放熱部材12は、嵌合、ろう付け、溶接、接着剤を用いた接着、締結部材を用いた締結等の任意の取り付け方法で受熱ブロック11の第2主面11bに固定される。具体的には、各放熱部材12は、鉄道車両の走行時の振動を受けて、各放熱部材12と受熱ブロック11との位置関係が変化しない程度の強度で受熱ブロック11に固定されればよい。
流路形成部13は、複数の放熱部材12を覆って受熱ブロック11の第2主面11bに固定され、複数の放熱部材12の隙間を通る空気の流路14を形成する。詳細には、流路形成部13は、Z軸方向に延びる流路14を形成する。流路形成部13には、複数の通風口、具体的には、空気を流路14に流入させる通風口13aと、流路14に流入した空気を流出させる通風口13bが形成される。実施の形態1では、通風口13a,13bは、互いにZ軸方向に対向する位置に形成される。通風口13aは、通風口13bより鉛直方向下側に位置する。
上記構成を有する冷却装置10は、図1に示すように、流路形成部13の通風口13a,13bがそれぞれ、筐体20の第1開口20a,20bに対向する向きで筐体20に取り付けられる。第1開口20aは、通風口13aより小さく、XY平面において第1開口20aの縁は、通風口13aの縁より内側に位置することが好ましい。第2開口20bは、通風孔13bより小さく、XY平面において第1開口20bの縁は、通風孔13bの縁より内側に位置することが好ましい。上述のように冷却装置10が筐体20に取り付けられることで、第1開口20aが通風口13aに接続され、第1開口20bが通風口13bに接続される。この結果、流路形成部13が形成する流路14は、第1開口20a,20bを介して筐体20の外部に連通する。流路14が鉛直方向に延びているため、送風機を用いなくても、第1開口20aから流路14を通って第1開口20bに向かう鉛直方向上向きの空気の流れが生じる。この結果、電子部品21を自然空冷式に冷却することが可能となる。
流路形成部13の構造の詳細について以下に説明する。
図3および図4に示すように、実施の形態1では、流路形成部13は、一対の側壁部材15と、蓋部材16と、を有する。
図3の分解斜視図である図5に示すように、一対の側壁部材15は、板状の形状を有し、主面15aが複数の放熱部材12を挟んで互いに対向する向きで受熱ブロック11に固定される。詳細には、各側壁部材15は、長手方向に沿った2つの側面の内、一方の側面15bが第2主面11bに当接した状態で、受熱ブロック11に固定される。各側壁部材15は、鉄道車両の走行時の振動を受けて、各側壁部材15と受熱ブロック11との位置関係が変化しない程度の強度で受熱ブロック11に固定されればよい。
各側壁部材15は、鉄道車両の走行時の振動を受けて変形しない程度の強度を有する。例えば、各側壁部材15は、少なくとも10ミリメートルの厚みを有するアルミニウム板で形成される。
蓋部材16は、板状の形状を有し、受熱ブロック11の第2主面11bに複数の放熱部材12を挟んで面する向きで一対の側壁部材15に固定される。詳細には、蓋部材16は、主面16aが、各側壁部材15の長手方向に沿った2つの側面の内、他方の側面15cに当接した状態で、各側壁部材15に固定される。換言すれば、蓋部材16は、第2主面11bとの間に複数の放熱部材12および一対の側壁部材15を挟み、一対の側壁部材15に固定される。各側壁部材15において、側面15cは、側面15bと反対に位置する。蓋部材16は、鉄道車両の走行時の振動を受けて、蓋部材16と各側壁部材15との位置関係が変化しない程度の強度で各側壁部材15に固定されればよい。
蓋部材16は、鉄道車両の走行時の振動を受けて変形しない程度の強度を有する。例えば、蓋部材16は、少なくとも10ミリメートルの厚みを有するアルミニウム板で形成される。
各側壁部材15の端部151、蓋部材16の端部161、および受熱ブロック11の端部111に囲まれた空間は、通風口13aを形成する。端部151は、側壁部材15のZ軸方向の一端を含む部分である。端部151に含まれ、Z軸方向に交差する面を端面15dとする。端部161は、蓋部材16のZ軸方向の一端を含む部分である。端部161に含まれ、Z軸方向に交差する面を端面16bとする。端部111は、受熱ブロック11のZ軸方向の一端を含む部分である。端部111に含まれ、Z軸方向に交差する面を端面11cとする。
各側壁部材15の端部152、蓋部材16の端部162、および受熱ブロック11の端部112に囲まれた空間は、通風口13bを形成する。端部152は、側壁部材15のZ軸方向の他端を含む部分である。端部152に含まれ、Z軸方向に交差する面を端面15eとする。端部162は、蓋部材16のZ軸方向の他端を含む部分である。端部162に含まれ、Z軸方向に交差する面を端面16cとする端部112は、受熱ブロック11のZ軸方向の他端を含む部分である。端部112に含まれ、Z軸方向に交差する面を端面11dとする。
上述したように受熱ブロック11、一対の側壁部材15および蓋部材16を設けることで、通風口13aから放熱部材12の隙間を通って通風口13bに向かう流路14が形成される。図1に示すように、通風口13a,13bがそれぞれ、筐体20の第1開口20a,20bに対向する向きで筐体20に取り付けられることで、筐体20の第1開口20aから流入した筐体20の外部の空気は、流路14を通って、第1開口20bから筐体20の外部に排出される。電子部品21で発生した熱が、受熱ブロック11および放熱部材12を介して、流路14を通る空気に放熱されることで、電子部品21が冷却される。図2に示すように、流路14と電子部品21が収容されている筐体20の内部空間とは、受熱ブロック11、一対の側壁部材15、および蓋部材16によって隔てられているため、流路14から電子部品21が収容されている筐体20の内部に空気が流入することが抑制される。
上述したように、流路14には、筐体20の外部の空気が流れる。車載機器1には、電子部品21が収容される筐体20の内部空間に筐体20の外部の空気が流入することが抑制可能な程度の密閉性が求められる。
このため、筐体20に当接する冷却装置10の各部は滑らかな平面であることが好ましい。詳細には、図5に示す各側壁部材15の端面15d,15eは、滑らかな平面であって、筐体20に面で当接することが好ましい。受熱ブロック11の端面11c,11dは、滑らかな平面であることが好ましい。蓋部材16の端面16b,16cは、滑らかな平面であって、筐体20に面で当接することが好ましい。
さらに、通風口13aを形成する各側壁部材15の端面15dおよび受熱ブロック11の端面11cは互いに滑らかに接続されることが好ましい。滑らかに接続されるとは、接平面の傾きが連続していることを意味する。実施の形態1では、端面15dおよび端面11cは同一平面上に位置する。通風口13aを形成する各側壁部材15の端面15dおよび蓋部材16の端面16bは互いに滑らかに接続されることが好ましい。実施の形態1では、端面15dおよび端面16bは同一平面上に位置する、換言すれば、端面15d、端面11c、および端面16bは、同一平面上に位置する。
同様に、通風口13bを形成する各側壁部材15の端面15eおよび受熱ブロック11の端面11dは互いに滑らかに接続されることが好ましい。実施の形態1では、端面15eおよび端面11dは同一平面上に位置する。通風口13bを形成する各側壁部材15の端面15eおよび蓋部材16の端面16cは互いに滑らかに接続されることが好ましい。実施の形態1では、端面15eおよび端面16cは同一平面上に位置する。換言すれば、端面15e、端面11d、および端面16cは、同一平面上に位置する。
車載機器1の密閉性を高めるため、冷却装置10は、受熱ブロック11に固定された状態の流路形成部13を、通風口13a,13bを残して密閉する流路密閉部材をさらに備えることが好ましい。流路密閉部材が設けられることで、流路14は、通風口13a,13bを残して密閉される。換言すれば、通風口13a,13bを介さずに、流路14へ空気が流入することおよび流路14から空気が流出することが抑制される。この結果、流路14を流れる空気が、電子部品21が収容される筐体20の内部空間に流入することが抑制され、車載機器1の密閉性を高めることが可能となる。
詳細には、冷却装置10は、各側壁部材15の側面15bと受熱ブロック11の第2主面11bとの間に充填されて密閉性を有する第1流路密閉部材を備えることが好ましい。第1流路密閉部材は、例えば、防水性および防塵性を有する樹脂である。例えば、各側壁部材15の側面15bと受熱ブロック11の第2主面11bが当接する部分に対して樹脂を塗布する防水防塵処理を行った上で、各側壁部材15を締結部材によって受熱ブロック11に固定すればよい。上述のように各側壁部材15の側面15bと受熱ブロック11の第2主面11bとが当接する部分に対して、密閉性を確保するための防水防塵処理が行われることで、車載機器1の密閉性を高めることが可能となる。
さらに、冷却装置10は、各側壁部材15の側面15cと蓋部材16の主面16aとの間に充填されて密閉性を有する第2流路密閉部材を備えることが好ましい。第2流路密閉部材は、例えば、防水性および防塵性を有する樹脂である。例えば、各側壁部材15の側面15cと蓋部材16の主面16aが当接する部分に対して樹脂を塗布する防水防塵処理を行った上で、各側壁部材15と蓋部材16を締結部材によって締結すればよい。上述のように各側壁部材15の側面15cと蓋部材16の主面16aとが当接する部分に対して、密閉性を確保するための防水防塵処理が行われることで、車載機器1の密閉性を高めることが可能となる。
以上説明した通り、実施の形態1に係る冷却装置10によれば、冷却装置10の内部に空気が流れる流路14が形成されるため、車載機器1に冷却風を流すためのダクトを設ける必要がない。このため、車載機器1の構造は、ダクトを備える車載機器に比べて簡易である。
ダクトを設ける場合には、ダクトの全体に亘って、防水防塵処理を施す必要がある。特に鉄道車両に設けられる機器では、機器が大きいため、ダクトの距離が長い。このため、防水防塵処理が必要となる箇所が多く、製造工程が煩雑である。一方、実施の形態1に係る車載機器1は、ダクトは必要でないため、防水防塵処理が必要となる箇所が少なく、製造工程が簡易である。
(実施の形態2)
実施の形態1に開示される車載機器1は、外部の空気を流路14に通し、電子部品21で生じた熱を、受熱ブロック11および放熱部材12を介して空気に放熱させることで電子部品21を冷却する自然風冷式の冷却を行うが、強制風冷式の冷却を行ってもよい。強制風冷式の車載機器2について実施の形態2で説明する。
図6に示すように、車載機器2は、実施の形態1に係る車載機器1の構成に加えて、筐体20の内部を第1空間23と第2空間24とに分ける仕切り部材22と、第2空間24に設けられた送風機25と、をさらに備える。冷却装置10の全体および電子部品21は、第1空間23に収容される。
仕切り部材22は、主面がY軸方向に直交する向きで筐体20の内部に設けられ、筐体20の内部を第1空間23と第2空間24とに分ける。仕切り部材22には、第1空間23に収容される冷却装置10が有する流路形成部13の通風口13aに対向する第2開口22aが形成される。第2開口22aは、通風口13aより小さく、XZ平面において第2開口22aの縁は、通風口13aの縁より内側に位置することが好ましい。
筐体20のY軸方向に対向する二面にはそれぞれ、吸排気口20cおよび第1開口20dが形成されている。詳細には、第2空間24に接し、Y軸に直交する筐体20の面に吸排気口20cが形成される。吸排気口20cは、第2空間24に筐体20の外部の空気を流入させ、または、第2空間24の空気を筐体20の外部に流出させる。第1空間23に接し、Y軸に直交する筐体20の面に第1開口20dが形成される。第1開口20dは、第1空間23に収容される冷却装置10が有する流路形成部13の通風口13bに対向する。第1開口20dは、通風口13bより小さく、XZ平面において第1開口20dの縁は、通風口13bの縁より内側に位置することが好ましい。
図6のVII-VII線における矢視断面図である図7に示すように、車載機器2が備える冷却装置10は、受熱ブロック11の面積が蓋部材16の面積より大きい点を除いて、車載機器1が備える冷却装置10と同じ構成である。詳細には、受熱ブロック11のX軸方向の幅は、蓋部材16のX軸方向の幅より長い。
図6に示すように、冷却装置10は、流路形成部13の通風口13aが仕切り部材22に形成された第2開口22aに対向し、流路形成部13の通風口13bが筐体20に形成された第1開口20dに対向する向きで筐体20と仕切り部材22に取り付けられる。これにより、第2開口22aが通風口13aに接続され、第1開口20dが通風口13bに接続される。この結果、流路形成部13が形成する流路14は、第2開口22a、第2空間24、および吸排気口20cを介して筐体20の外部に連通する。流路14は、第1開口20dを介して筐体20の外部に連通する。
冷却装置10は、図6および図7に示すように、受熱ブロック11の第1主面11aおよび第2主面11bのそれぞれに連続する3つの面が筐体20に当接し、他の1つの側面が仕切り部材22に当接した状態で筐体20に固定される。詳細には、冷却装置10は、第1主面11aおよび第2主面11bのそれぞれに連続する4つの面の内、端面11cが仕切り部材22に当接し、端面11dを含む残りの3つの面が筐体20に当接した状態で、筐体20に固定される。この場合に、蓋部材16の端面16bは、仕切り部材22に当接し、蓋部材16の端面16cは筐体20に当接している。
上述のように冷却装置10が筐体20に固定されることで、第1空間23における冷却装置10と筐体20の間の空間に、筐体20の外部の空気が流入することが抑制される。筐体20の外部の空気は、吸排気口20cを介して第2空間24に流入する。
図6に示す送風機25は、筐体20に形成された吸排気口20cから第2空間24に流入した筐体20の外部の空気を、冷却装置10の流路14に送風する。詳細には、送風機25の排出口は、第2開口22aに接続される。送風機25は、第2空間24に流入した筐体20の外部の空気を吸気して、第2開口22aを介して冷却装置10の流路14に排気する。
筐体20の吸排気口20cから第2空間24に流入した筐体20の外部の空気は、送風機25によって吸気され、送風機25の排出口を介して流路14に排気される。送風機25から排気されて流路14に流入した空気は、流路14を通って、筐体20の第1開口20dから筐体20の外部に排出される。電子部品21で発生した熱が、受熱ブロック11および放熱部材12を介して、流路14を通る空気に放熱されることで、電子部品21が冷却される。図6および図7に示すように、流路14と電子部品21が収容されている筐体20の第1空間23とは、受熱ブロック11、一対の側壁部材15、および蓋部材16によって隔てられているため、第1空間23における冷却装置10と筐体20の間の空間に、筐体20の外部の空気が流入することが抑制される。この結果、第1空間23における冷却装置10と筐体20の間の空間に、塵埃、水分等が流入することが抑制される。
以上説明した通り、実施の形態2に係る冷却装置10によれば、冷却装置10の内部に空気が流れる流路14が形成されるため、車載機器2に冷却風を流すためのダクトを設けずに強制風冷式の冷却が可能となる。このため、車載機器2の構造は、ダクトを備える車載機器に比べて簡易である。
ダクトを設ける場合には、ダクトの全体に亘って、防水防塵処理を施す必要がある。特に鉄道車両に設けられる機器では、機器が大きいため、ダクトの距離が長い。このため、防水防塵処理が必要となる箇所が多く、製造工程が煩雑である。一方、実施の形態2に係る車載機器2は、ダクトは必要でないため、防水防塵処理が必要となる箇所が少なく、製造工程が簡易である。
本開示の実施の形態は、上述の例に限られない。上述の実施の形態は組み合わせることができる。一例として、車載機器1の筐体20の内部は、車載機器2と同様に、主面がY軸方向に直交する仕切り部材22によって、第1空間23と第2空間24とに分けられてもよい。この場合、仕切り部材22に第2開口22aは形成される必要はない。第1空間23に接し、Z軸方向に対向する筐体20の二面に、第1開口20a,20bが形成されればよい。
仕切り部材22の配置の仕方は上述の例に限られない。一例として、車載機器2の筐体20において、仕切り部材22は、主面がZ軸方向に直交する向きで筐体20の内部に設けられてもよい。この場合、例えば、鉛直方向下側に第2空間24が位置し、鉛直方向上側に第1空間23が設けられればよい。
上述の実施の形態において、固定とは、一体に形成されることを含む。例えば、放熱部材12と受熱ブロック11は、一体に形成されてもよい。放熱部材12と受熱ブロック11を一体に形成することで、電子部品21で発生した熱は、受熱ブロック11および放熱部材12を介して、より効率的に流路14を流れる空気に伝達される。
一対の側壁部材15と蓋部材16は、一体に形成されてもよい。一対の側壁部材15と蓋部材16とが一体に形成されることで、流路14から筐体20の内部に塵埃、水分等が流入することがより確実に防止される。この結果、車載機器1,2の密閉性を高めることが可能となる。
放熱部材12の形状は、上述の実施の形態の例に限られず、流路14を流れる空気に熱を伝達することが可能な形状であれば任意である。一例として、各放熱部材12は、第2主面11bから離隔する方向に延びる突起でもよい。この場合、各放熱部材12の先端を第2主面11bに固定されている部分よりも細くすることが好ましい。
放熱部材12はヒートパイプでもよい。この場合、放熱部材12は、受熱ブロック11に埋め込まれて流路14における空気の流れに沿って延びる母管と、母管に連通し、受熱ブロック11から離隔する方向に延びる支管と、を有することが好ましい。さらに支管に固定されるフィンが設けられてもよい。
通風口13a,13bの個数は2つに限られない。例えば、流路形成部13は、分岐を有する流路14を形成し、空気を流路14に流入させる1つの通風口13aと、流路14の空気を流出させる複数の通風口13bとを有してもよい。
各側壁部材15および蓋部材16の形状は、流路14を形成することができる形状であれば任意である。蓋部材16は、各側壁部材15の主面15aに固定されてもよい。
さらに車載機器1,2の密閉性を高めるため、冷却装置10と筐体20が当接する部分に対して、密閉性を確保するための防水防塵処理が行われることが好ましい。同様に、冷却装置10と仕切り部材22が当接する部分に対して、密閉性を確保するための防水防塵処理が行われることが好ましい。
車載機器1,2の密閉性を高めるため、冷却装置10と筐体20との間の空間を塞ぐ部材が設けられてもよい。図8に示す車載機器3は、車載機器1の構成に加えて、冷却装置10と第1開口20aの周囲とに当接する第1筐体密閉部材17aをさらに備える。詳細には、第1筐体密閉部材17aは、図5に示す、受熱ブロック11の端面11c、各側壁部材15の端面15d、および蓋部材16の端面16bに当接し、第1開口20aの周囲の筐体20に当接する。第1筐体密閉部材17aが冷却装置10および筐体20に挟まれて押圧され、変形すると、冷却装置10と筐体20との間に生じる隙間が第1筐体密閉部材17aによって塞がれる。
図8に示す車載機器3は、冷却装置10と第1開口20bの周囲とに当接する第1筐体密閉部材17bをさらに備える。詳細には、第1筐体密閉部材17bは、図5に示す、受熱ブロック11の端面11d、各側壁部材15の端面15e、および蓋部材16の端面16cに当接し、第1開口20bの周囲の筐体20に当接する。第1筐体密閉部材17bが冷却装置10および筐体20に挟まれて押圧され、変形すると、冷却装置10と筐体20との間に生じる隙間が第1筐体密閉部材17bによって塞がれる。
第1筐体密閉部材17a,17bは、例えばパッキンである。第1筐体密閉部材17a,17bを設けることで、流路14から筐体20の内部に筐体20の外部の空気が流入することが抑制される。
車載機器2の密閉性を高めるため、冷却装置10と仕切り部材22との間の空間を塞ぐ部材が設けられてもよい。図9に示す車載機器4は、車載機器2の構成に加えて、冷却装置10と第1開口20dの周囲とに当接する第1筐体密閉部材17cをさらに備える。詳細には、第1筐体密閉部材17cは、図5に示す、受熱ブロック11の端面11d、各側壁部材15の端面15e、および蓋部材16の端面16cに当接し、第1開口20dの周囲の筐体20に当接する。第1筐体密閉部材17cが冷却装置10および筐体20に挟まれて押圧され、変形すると、冷却装置10と筐体20との間に生じる隙間が第1筐体密閉部材17cによって塞がれる。
図9に示す車載機器4は、冷却装置10と第2開口22aの周囲とに当接する第2筐体密閉部材18をさらに備える。詳細には、第2筐体密閉部材18は、図5に示す、受熱ブロック11の端面11c、各側壁部材15の端面15d、および蓋部材16の端面16bに当接し、第2開口22aの周囲の仕切り部材22に当接する。第2筐体密閉部材18が冷却装置10および仕切り部材22に挟まれて押圧され、変形すると、冷却装置10と仕切り部材22との間に生じる隙間が第2筐体密閉部材18によって塞がれる。
第1筐体密閉部材17cおよび第2筐体密閉部材18は、例えばパッキンである。第1筐体密閉部材17cおよび第2筐体密閉部材18を設けることで、流路14から第1空間23に筐体20の外部の空気が流入することが抑制される。
図5に示す各側壁部材15を受熱ブロック11に固定する方法は、実施の形態1で説明した締結部材による締結に限られない。例えば、各側壁部材15を受熱ブロック11にろう付けによって固定してもよい。この場合、ろう材が、流路14から電子部品21が収容される筐体20の内部への空気の流入を抑制するため、各側壁部材15の側面15bと受熱ブロック11の第2主面11bが当接する部分に対する防水防塵処理は不要となる。
同様に、蓋部材16を各側壁部材15に固定する方法は、実施の形態1で説明した締結部材による締結に限られない。例えば、蓋部材16を各側壁部材15にろう付けによって固定してもよい。この場合、ろう材が、流路14から電子部品21が収容される筐体20の内部への空気の流入を抑制するため、蓋部材16の主面16aと各側壁部材15の側面15cが当接する部分に対する防水防塵処理は不要となる。
第1開口20a,20b,20dおよび吸排気口20cは、上述の例に限られず、冷却装置10の流路14に空気を流入させ、流入した空気を流出させることができる任意の位置に形成されればよい。一例として、図6に示す車載機器2が備える筐体20の第2空間24に接し、X軸方向に直交する面に吸排気口20cが形成されてもよい。送風機を遠心送風機とすることで、送風機の軸方向、すなわちX軸方向に筐体20の外部の空気が吸排気口20cを通って第2空間24に流入し、送風機によって吸気された空気が流路14に排気される。
送風機25は、送風機25の吸気方向および排気方向に応じて、任意の向きで筐体20に収容されればよい。送風機25は、筐体20の外部に設けられてもよい。例えば、筐体20の外部で第1開口20dに隣接した位置に送風機25が設けられ、送風機25が筐体20の外部の空気を第1開口20dを介して流路14に送風してもよい。この場合、第1開口20dから流路14に流入した空気は、第2開口22aを通って第2空間24に流入し、吸排気口20cから筐体20の外部に流出する。
車載機器1-4は、架線から供給される電力を主電動機に供給するための三相交流電力に変換する電力変換装置に限られず、発熱体を有し、車両に搭載される機器であれば任意である。車載機器1-4は、鉄道車両に限られず、自動車、航空機、船舶等の任意の移動体に搭載されることができる。
筐体20は、鉄道車両の屋根上に取り付けられてもよい。
筐体20を鉄道車両に取り付ける向きは、上述の例に限られない。一例として、車載機器1は、放熱部材12の主面がY軸方向に直交する向きで、鉄道車両に搭載されてもよい。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。すなわち、本開示の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、この開示の範囲内とみなされる。
1,2,3,4 車載機器、10 冷却装置、11 受熱ブロック、11a 第1主面、11b 第2主面、11c,11d,15d,15e,16b,16c 端面、12 放熱部材、13 流路形成部、13a,13b 通風口、14 流路、15 側壁部材、15a,16a 主面、15b,15c 側面、16 蓋部材、17a,17b,17c 第1筐体密閉部材、18 第2筐体密閉部材、20 筐体、20a,20b,20d 第1開口、20c 吸排気口、21 電子部品、22 仕切り部材、22a 第2開口、23 第1空間、24 第2空間、25 送風機、111,112,151,152,161,162 端部。

Claims (14)

  1. 車載機器の筐体であって、内部が仕切り部材によって第1空間と第2空間とに分けられる前記筐体前記第1空間に、発熱体である電子部品とともに全体が収容される冷却装置であって、
    前記発熱体が第1主面に取り付けられる受熱ブロックと、
    前記受熱ブロックの前記第1主面の反対に位置する第2主面に互いに隙間を空けて固定され、前記発熱体から前記受熱ブロックを介して伝達された熱を、前記隙間を通る空気に放熱する複数の放熱部材と、
    前記複数の放熱部材を覆って前記受熱ブロックの前記第2主面に固定され、前記複数の放熱部材の前記隙間を通る前記空気の流路であって、前記筐体の外部に連通する前記流路を形成する流路形成部と、
    を備え、
    前記流路形成部には、前記空気を前記流路に流入させ、前記流路に流入した前記空気を流出させるための複数の通風口が形成され、
    前記流路形成部は、
    板状の形状を有し、主面が前記複数の放熱部材を挟んで互いに対向する向きで前記受熱ブロックに固定される一対の側壁部材と、
    板状の形状を有し、前記受熱ブロックの前記第2主面に前記複数の放熱部材を挟んで面する向きで前記一対の側壁部材に固定される蓋部材と、
    を有し、
    前記流路形成部には、前記一対の側壁部材、前記蓋部材および前記受熱ブロックのそれぞれの一方の端部に囲まれた空間が形成する通風口と、前記一対の側壁部材、前記蓋部材および前記受熱ブロックのそれぞれの他方の端部に囲まれた空間が形成する通風口が形成され、
    前記流路形成部が形成する前記流路は、互いに対向する前記一対の側壁部材に沿って延び、
    前記受熱ブロックおよび前記流路形成部は、前記流路と前記第1空間とを隔て、前記第1空間における前記冷却装置と前記筐体の間の空間に、前記筐体の外部の空気が流入することを抑制する、
    冷却装置。
  2. 前記側壁部材のそれぞれと前記受熱ブロックとの間に充填されて密閉性を有する第1流路密閉部材と、
    前記側壁部材のそれぞれと前記蓋部材との間に充填されて密閉性を有する第2流路密閉部材と、をさらに備える、
    請求項1に記載の冷却装置。
  3. 同一の前記通風口を形成する前記一対の側壁部材および前記受熱ブロックのそれぞれの前記端部が有する端面は互いに滑らかに接続される、
    請求項1または2に記載の冷却装置。
  4. 同一の前記通風口を形成する前記一対の側壁部材および前記受熱ブロックのそれぞれの前記端部が有する端面は同一平面上に位置する、
    請求項3に記載の冷却装置。
  5. 前記一対の側壁部材は、前記受熱ブロックと一体に形成されている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の冷却装置。
  6. 同一の前記通風口を形成する前記一対の側壁部材および前記蓋部材のそれぞれの前記端部が有する端面は互いに滑らかに接続される、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の冷却装置。
  7. 同一の前記通風口を形成する前記一対の側壁部材および前記蓋部材のそれぞれの前記端部が有する端面は同一平面上に位置する、
    請求項6に記載の冷却装置。
  8. 前記複数の放熱部材はそれぞれ、前記一対の側壁部材が対向する方向に主面が交差して配置されるフィンである、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の冷却装置。
  9. 前記複数の放熱部材は、前記受熱ブロックと一体に形成されている、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の冷却装置。
  10. 車両に搭載される車載機器であって、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の冷却装置と、
    前記冷却装置が備える前記受熱ブロックの前記第1主面に取り付けられる前記発熱体である電子部品と、
    前記冷却装置の全体および前記電子部品を収容し、前記流路形成部の前記複数の通風口のいずれかに接続される第1開口が少なくとも1つ形成される筐体と、
    前記筐体の内部を、前記冷却装置の全体および前記電子部品が収容される第1空間と、第2空間とに分ける仕切り部材と、
    前記冷却装置が備える前記流路形成部の前記複数の通風口のいずれかの縁と前記筐体の前記第1開口のいずれかの縁とに当接する第1筐体密閉部材と、を備え、
    前記流路形成部が形成する前記流路は、前記第1開口を介して前記筐体の外部に連通
    前記第1空間における前記冷却装置と前記筐体の間の空間に、前記筐体の外部の空気が流入することが抑制されている、
    車載機器。
  11. 車両に搭載される車載機器であって、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の冷却装置と、
    前記冷却装置が備える前記受熱ブロックの前記第1主面に取り付けられる前記発熱体である電子部品と、
    前記冷却装置の全体および前記電子部品を収容する筐体と、
    前記筐体の内部を、前記冷却装置の全体および前記電子部品が収容される第1空間と、第2空間とに分ける仕切り部材と、を備え、
    前記流路形成部が形成する前記流路は、前記筐体の外部に連通し、
    前記第1空間における前記冷却装置と前記筐体の間の空間に、前記筐体の外部の空気が流入することが抑制されている、
    車載機器。
  12. 前記仕切り部材に前記流路形成部の前記複数の通風口のいずれかに接続される第2開口が形成され、
    前記流路形成部が形成する前記流路は、前記第2開口を介して前記第2空間に接続され、
    前記第2空間に接する前記筐体の面に、前記第2空間に前記筐体の外部の空気を流入させる、または、前記第2空間の空気を前記筐体の外部に流出させる吸排気口が形成される、
    請求項10または11に記載の車載機器。
  13. 前記流路形成部の前記複数の通風口のいずれかの縁と前記仕切り部材の前記第2開口の縁とに当接する第2筐体密閉部材をさらに備える、
    請求項12に記載の車載機器。
  14. 前記流路形成部が形成する前記流路に前記筐体の外部の空気を流入させる送風機をさらに備える、
    請求項10から13のいずれか1項に記載の車載機器。
JP2023505017A 2021-03-11 2021-03-11 冷却装置および車載機器 Active JP7418657B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2021/009878 WO2022190325A1 (ja) 2021-03-11 2021-03-11 冷却装置および車載機器

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2022190325A1 JPWO2022190325A1 (ja) 2022-09-15
JPWO2022190325A5 JPWO2022190325A5 (ja) 2023-06-16
JP7418657B2 true JP7418657B2 (ja) 2024-01-19

Family

ID=83226453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023505017A Active JP7418657B2 (ja) 2021-03-11 2021-03-11 冷却装置および車載機器

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7418657B2 (ja)
DE (1) DE112021007253T5 (ja)
WO (1) WO2022190325A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009130258A (ja) 2007-11-27 2009-06-11 Denso Corp 発熱素子の冷却構造
WO2018020615A1 (ja) 2016-07-27 2018-02-01 三菱電機株式会社 電力変換装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011188671A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Daihen Corp 電源装置
JP5425828B2 (ja) 2011-03-08 2014-02-26 株式会社日立製作所 高速車両用機器装置
JP6479268B2 (ja) * 2016-06-01 2019-03-06 三菱電機株式会社 電力変換装置
JP7090426B2 (ja) * 2018-01-24 2022-06-24 株式会社トランストロン 電子装置
JP7064998B2 (ja) * 2018-08-30 2022-05-11 ニチコン株式会社 設置型電力変換装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009130258A (ja) 2007-11-27 2009-06-11 Denso Corp 発熱素子の冷却構造
WO2018020615A1 (ja) 2016-07-27 2018-02-01 三菱電機株式会社 電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE112021007253T5 (de) 2024-01-11
WO2022190325A1 (ja) 2022-09-15
JPWO2022190325A1 (ja) 2022-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5161533B2 (ja) バッテリモジュール及びバッテリパック
JP4231626B2 (ja) 自動車用モータ駆動装置
KR20140089421A (ko) 차량용 언더 플로어 장치의 냉각 장치
JP7172579B2 (ja) 電気機器
CN112333981A (zh) 无人飞行器
JP7418657B2 (ja) 冷却装置および車載機器
CN210226031U (zh) 可移动平台、机载电脑终端及其散热组件
CN113645812B (zh) 用于电子设备的散热结构以及电子设备
JP2019022293A (ja) 電源装置
WO2018079141A1 (ja) 放熱構造体とそれを用いた車載電源装置
JP2001260877A (ja) 鉄道車両用電力変換装置
WO2021199252A1 (ja) 電力変換装置
WO2023007587A1 (ja) 車載機器
JP3879080B2 (ja) 車両用発熱電気品の冷却装置
JP2005353880A (ja) 電力変換装置
WO2018061814A1 (ja) 電源装置
CN220570846U (zh) 一种车载终端及车辆
CN216357931U (zh) 车载装置
WO2023157183A1 (ja) 電子機器
JPWO2019049405A1 (ja) 鉄道車両の電力変換装置および電力変換装置を搭載した鉄道車両
JP2003046282A (ja) 電子ユニットの冷却装置及び格納箱
JP7484779B2 (ja) 機器モジュール
CN114222472B (zh) 车载多媒体主机散热结构及车载多媒体主机
CN211607208U (zh) 一种车载电子产品的电源模块
WO2024058191A1 (ja) 電気接続箱

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230424

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230424

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20230424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7418657

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150