JP2001260877A - 鉄道車両用電力変換装置 - Google Patents

鉄道車両用電力変換装置

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JP2001260877A
JP2001260877A JP2000075674A JP2000075674A JP2001260877A JP 2001260877 A JP2001260877 A JP 2001260877A JP 2000075674 A JP2000075674 A JP 2000075674A JP 2000075674 A JP2000075674 A JP 2000075674A JP 2001260877 A JP2001260877 A JP 2001260877A
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power converter
heat
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heat radiating
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Masaki Miyairi
入 正 樹 宮
Takashi Hashimoto
本 隆 橋
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Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
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Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両進行方向における後側変換器の冷却効率
の低下を抑制すること。 【解決手段】 車両進行方向は図1の左側方向である。
電力変換器3側の放熱部7の走行風出口と電力変換器4
側の放熱部7の走行風入り口とにヒートパイプ12が配
設されているので、電力変換器3の放熱部7を通過し温
度上昇した走行風は、充分に冷却された状態で電力変換
器4側の放熱部7を通過することになる。したがって、
従来装置に比べて後側変換器である電力変換器4の冷却
効率を大幅に向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄道車両用電力変換
装置に関するものであり、より詳しくは、鉄道車両用電
力変換装置内の半導体素子に対する冷却効率を向上させ
るための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両床下に配設される電力変換装置
は、鉄道架線から供給される電力を半導体素子のスイッ
チングにより変換して車両駆動用電動機を制御するもの
である。この電力変換装置の運転中、半導体素子はかな
りの熱を発生するため、この半導体素子に対する冷却及
び放熱を如何に効率よく行うかは電力変換装置の健全な
運転を確保する上で重要な役割を有する技術である。
【0003】一般に、鉄道車両床下に配設される電力変
換装置の場合、半導体素子を冷却する構造は、半導体素
子を受熱部に取り付けて熱を収集し、収集した熱を車体
側方部付近に設置された放熱部から大気中に放散する、
自然冷却熱放散方式が採用されている。ここで、放熱部
を車体側方部付近へ設置するのは、車体床下に熱がこも
るのを防ぐと共に、車両走行時の走行風を受けやすくす
るためである。このような自然冷却熱放散方式は、送風
機を使用しないことから機器のメインテナンス作業が不
要となるため、鉄道車両用として向いている方式といえ
る。
【0004】以下、上記のような自然冷却熱放散方式の
半導体素子冷却構造を備えた従来の鉄道車両用電力変換
装置の構成につき説明する。図34は、鉄道用車両にお
ける電力変換装置の配設位置を示した説明図である。こ
の図において、車体1の床下であって、車輪と車輪との
間の中間部に2台の電力変換器3,4を有する電力変換
装置2が配設されている。なお、この例では、電力変換
装置2は、2台の電力変換器3,4を有しているが、場
合によっては4台又は3台の電力変換器を有しているこ
ともある。
【0005】図35は、図34における電力変換装置2
の詳細な構成を示す説明図である。この図において、2
台の電力変換器3,4は車両の進行方向に沿って配設さ
れている。したがって、車両進行方向が左側の場合は、
電力変換器3が前側変換器で電力変換器4が後側変換器
となり、また、車両進行方向が右側の場合は、電力変換
器4が前側変換器で電力変換器3が後側変換器となる。
後側変換器は前側変換器の陰に隠れ走行風を受ける割合
が少なくなるため、冷却効率を均等化させるためには電
力変換器3,4を車両進行方向に対して横並びに配設す
るのが本来は好ましい。しかし、車体1の床下という狭
い場所では設計上種々のスペース的制約が存在するた
め、やむを得ず上記のように、電力変換器3,4を車両
進行方向に沿って配設した構成としている。
【0006】図35において、電力変換器3,4の各半
導体素子は箱体5の内部に収納されており、箱体5の側
方に多孔板で形成された各電力変換器の保護カバー6が
取り付けられている。そして、この保護カバー6内に各
電力変換器の放熱部7が配設されている。図35では、
車両進行方向が左側である場合を示しており、矢印で示
したように、走行風はまず電力変換器3の放熱部7を通
過し、その後、電力変換器4の放熱部7を通過すること
になる。なお、電力変換器3,4の各保護カバー6,6
の対向面は開口した状態となっており、走行風が円滑に
吹き抜けられるようになっている。
【0007】図36は、放熱部7の外観構成を示す斜視
図である。この図に示すように、放熱部7は、U字形状
に折曲された複数本のヒートパイプ8と、これらヒート
パイプ8が挿通している複数枚の放熱フィン9とで構成
されている。ヒートパイプ8は、内部に冷媒(以前はフ
レオン等が用いられていたが、最近は環境問題の影響に
より純水が多く用いられている。)が封入され両端が密
閉された銅製のパイプにより形成されている。また、放
熱フィン9は、熱伝導率の良好な銅又はアルミ製の薄板
部材により形成されている。
【0008】図37は図35のW−W矢視図であり、図
38は図35のX−X矢視図である。これらの図に示す
ように、箱体5の内部にはヒートパイプ8の一端側が支
持された受熱部10が配設されており、この受熱部10
の外面に半導体素子11が取り付けられている。箱体5
の内部は密閉状態となっており、外部からの塵埃等によ
り半導体素子11及びその周辺部品が汚損されないよう
になっている。一方、箱体5から外側へ延びたヒートパ
イプ8の他端側及び放熱フィン9は、多孔板により形成
された保護カバー6の内部に位置し、大気へ熱を放散し
やすい状態となっている。
【0009】ヒートパイプ8は、図37に示したよう
に、受熱部10に支持された一端側が他端側よりも低く
なるようにやや傾斜した状態で配設されている。これ
は、半導体素子11からの熱により受熱部10側で蒸発
したヒートパイプ8の冷媒は、放熱フィン9側で凝縮し
て大気へ熱放散を行うが、このようにヒートパイプ8を
やや傾斜させておくことにより、凝縮した冷媒は重力の
働きにより円滑に受熱部10側へ戻ることができるから
である。また、放熱フィン9は地面に対してほぼ垂直な
姿勢で配設された状態となっているが、これにより上昇
気流が発生しやすくなり、最も下側のヒートパイプ8か
らの熱も円滑に大気へ放散されるようになっている。
【0010】なお、図37に示すように、車体1の床下
には艤装限界線Lが設けられており、電力変換装置2は
この艤装限界線Lの内側に収まるように配置されなけれ
ばならない。そのため、保護カバー6の一部には面取り
部6aが形成されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したヒートパイプ
8及び放熱フィン9で構成される放熱部7の働きによ
り、半導体素子11で発生した熱は大気中に放散され、
半導体素子11の過熱による損傷の防止が図られてい
る。
【0012】しかし、前述したように、後側変換器は前
側変換器の陰に隠れ走行風を受ける割合が少なくなるた
め、どうしても後側変換器側の冷却効率は前側変換器側
に比べて低下することを避けることができないでいる。
また、後側変換器側に送り込まれる走行風は前側変換器
により暖められた走行風となるために、後側変換器側の
冷却効率の低下は一層著しいものとなっている。例え
ば、図35において、前側変換器である電力変換器3の
保護カバー6の後側(又は電力変換器4の保護カバー6
の前側)の温度よりも、後側変換器である電力変換器4
の保護カバー6の後側の温度の方が約10℃程度高くな
っており、後側変換器側の冷却効率の悪さが顕著となっ
ている。
【0013】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、後側電力変換器の冷却効率の低下を極力抑制する
ことが可能な鉄道車両用電力変換装置を提供することを
目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明は、車体の床下に、
複数台の電力変換器が車両進行方向に沿って配設されて
成り、しかも、これらの電力変換器には、空気通過用の
孔部が多数形成されたカバー部材で囲まれ、且つ半導体
素子からの発熱を放熱する放熱部が形成されている、鉄
道車両用電力変換装置において、前記各電力変換器は、
前記放熱部の車両進行方向に対して垂直な面であって、
隣接する電力変換器に対する対向面の付近に、前記放熱
部を通過する空気を冷却するためのヒートパイプを配設
した、ことを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ヒートパイプは、前記放熱部を通過す
る空気が通るための通風口が形成され、前記カバー部材
に固着された仕切板に取り付けられている、ことを特徴
とする。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記ヒートパイプは、前記対向面の
付近に配置された対向面部分と、前記放熱部の車両進行
方向に対して平行な面である車両側方面に対向して配置
された側方面部分とを有するものである、ことを特徴と
する。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記ヒートパイプは、前記放熱部の対向面
の反対側の面である反対面に対向して配置された反対面
部分を有するものである、ことを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかの発明において、前記各電力変換器は、前記放
熱部の前記対向面付近に配設した前記ヒートパイプの他
に、前記放熱部の車両進行方向に対して平行な面であっ
て、前記車体の床面に対向する床対向面付近にもヒート
パイプを配設した、ことを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明は、車体の床下に、複
数台の電力変換器が車両進行方向に沿って配設されて成
り、しかも、これらの電力変換器には半導体素子からの
発熱を放熱する放熱部が形成されている、鉄道車両用電
力変換装置において、隣接する一対の前記電力変換器の
放熱部同士の間に形成される間隙部に、これら放熱部を
通過する空気を冷却するためのヒートパイプを配設し
た、ことを特徴とする。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記ヒートパイプはストレート形状のもの
であり、このヒートパイプは前記車体の床面に略平行又
は垂直な姿勢で配設されたものである、ことを特徴とす
る。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ヒートパイプは、少なくとも前記放熱
部の前記対向面側の面積よりも大きな面積のプレート面
を有するプレート形ヒートパイプであり、このプレート
面には前記放熱部を通過する空気が通るための通風口が
形成されているものである、ことを特徴とする。
【0022】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、前記プレート形ヒートパイプは、前記対向
面の付近に配置された対向面部分と、前記放熱部の車両
進行方向に対して平行な面である車両側方面に対向して
配置された側方面部分とを有するものである、ことを特
徴とする。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
発明において、前記プレート形ヒートパイプは、前記放
熱部の対向面の反対側の面である反対面に対向して配置
された反対面部分を有するものである、ことを特徴とす
る。
【0024】請求項11記載の発明は、車体の床下に、
複数台の電力変換器が車両進行方向に沿って配設されて
成り、しかも、これらの電力変換器には、空気通過用の
孔部が多数形成されたカバー部材で囲まれ、且つ半導体
素子からの発熱を放熱する放熱部が形成されている、鉄
道車両用電力変換装置において、前記各電力変換器の前
記カバー部材に、前記車両進行方向に向かって開口し、
前記放熱部に対して外気を導入するための入風ガイドを
形成した、ことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づき説明する。但し、図34乃至図38において説明し
た構成要素と同様のものには同一符号を付して重複した
説明を省略する。
【0026】図1は本発明の第1の実施形態の要部構成
を示す説明図であり、図2は図1のA−A矢視図、図3
は図1のB−B矢視図、図4は図1のC−C矢視図であ
る。これらの図に示すように、電力変換器3には、放熱
部7の車両進行方向に対して垂直な面であって、隣接す
る電力変換器4側に対向する対向面の付近に、放熱部7
を通過する空気を冷却するための複数本のヒートパイプ
12が配設されている。同様に、電力変換器4にも、放
熱部7の車両進行方向に対して垂直な面であって、隣接
する電力変換器3側に対向する対向面の付近に、放熱部
7を通過する空気を冷却するための複数本のヒートパイ
プ12が配設されている。
【0027】このヒートパイプ12は、図3の図示から
明らかなように、ストレート形状のものであり、保護カ
バー6に固着された仕切板13に取り付けられている。
図5は、この仕切板13の外観形状を示した斜視図であ
り、また、図6は、図3のD−D矢視図である。これら
の図に示すように、仕切板13には複数個所に通風口1
3aが設けられており、また、ヒートパイプ12の外形
に対応した形状の半円部13bが形成されている。ヒー
トパイプ12は、この半円部13bの内側に沿って配設
されている。図7は、図6の一部拡大図である。この図
に示すように、ヒートパイプ12の外面は仕切板13の
半円部13bの内面にハンダ付けされて固着されてい
る。なお、ヒートパイプ12の内面には溝12aが形成
されているが、これは放熱により凝縮した冷媒としての
水に毛細管現象を起こさせ、表面張力による球状の水滴
が局所的に偏在することを防止するためのものである。
【0028】次に、上記のように構成される第1の実施
形態の作用につき説明する。鉄道車両用電力変換装置で
は、当然のことながら半導体素子11より熱が発生する
のは車両走行時であり、車両停止時には半導体素子11
は通電されず損失も生じないので熱が発生することはな
い。そして、車両走行時に半導体素子11より発生する
熱は、受熱部10を介して放熱部7へ送られ、走行風を
利用した冷却が行われた後に大気中へ熱放散される。
【0029】ここで、走行風とは、車両走行時に車両の
周囲の空気が車両と相対的に動くことで、車両及び車両
と一体になって運動する物に対して働くものである。し
たがって、車両走行時には、車両床下に配設されている
放熱部7の放熱フィン9の間を走行風が流れ、放熱フィ
ン9の表面では空気流速が速くなるため、自然対流のみ
のときと比較すれば放熱フィン9の放射性能が向上す
る。
【0030】いま、車両進行方向を図35の場合と同様
に左側方向とすると、電力変換器3側の保護カバー6の
走行風入り口付近では、走行風の温度は大気温度と同じ
である。そして、この走行風は放熱部7内を電力変換器
4側へ向けて移動するにしたがって次第に温度が上昇
し、保護カバー6の走行風出口に到達した後、更に電力
変換器4側の保護カバー6の走行風入り口から電力変換
器4の放熱部7に入ろうとする。
【0031】しかし、図1の構成では、電力変換器3の
保護カバー6の走行風出口にはヒートパイプ12が配設
されており、電力変換器3の放熱部7を通過して温度が
上昇した状態の走行風はこのヒートパイプ12によって
冷却され、温度が低下した状態で電力変換器4側へ送り
出されることになる。そして、電力変換器4側では、そ
の保護カバー6の走行風入り口付近にもヒートパイプ1
2が配設されているため、電力変換器3側より送り込ま
れてくる走行風は、ここで更に冷却された後に電力変換
器4の放熱部7を通過することになる。
【0032】すなわち、従来装置では、電力変換器3側
の放熱部7を通過して温度上昇した走行風がそのまま電
力変換器4側の放熱部7を通過する構成となっていたた
め、後側変換器である電力変換器4の冷却効率が著しく
低下した結果となっていた。ところが、図1の構成で
は、電力変換器3側の放熱部7の走行風出口と電力変換
器4側の放熱部7の走行風入り口とにヒートパイプ12
が配設されているので、電力変換器3の放熱部7を通過
し温度上昇した走行風は、充分に冷却された状態で電力
変換器4側の放熱部7を通過することになる。したがっ
て、従来装置に比べて後側変換器である電力変換器4の
冷却効率を大幅に向上させることができる。
【0033】図8は本発明の第2の実施形態の要部構成
を示す説明図であり、図9は図8のE−E矢視図、図1
0は図8のF−F矢視図、図11は図8のG−G矢視図
である。第1の実施形態において用いられていたヒート
パイプ12はストレート形状のものであったが、この第
2の実施形態において用いられているヒートパイプ12
Aは、図11の図示で明らかにしたように、ストレート
形状のヒートパイプを略L字形状に折曲して形成したも
のである。すなわち、電力変換器3側に配設されている
ヒートパイプ12Aは、電力変換器4側に対する対向面
付近に配置される対向面部分12Aaと、車両進行方向
に対して平行な面である車両側方面に対向して配置され
る側方面部分12Abと、から成るものである。また、
電力変換器4側に配設されているヒートパイプ12Aも
同様の形状である。
【0034】電力変換器3側の放熱部7の走行風出口と
電力変換器4側の放熱部7の走行風入り口とにはヒート
パイプ12の対向面部分12Aaが配設されているが、
この対向面部分12Aaは走行風にとっては障害物とな
っている。もちろん、対向面部分12Aaは、図5にお
いて示したものとほぼ同様の仕切板13に取り付けら
れ、この仕切板13には通風口13aが設けられている
ため、極力走行風の流れが阻害されないような構成とな
っている。しかし、通風口13a間にはヒートパイプ部
分が存在し、走行風の一部はこのヒートパイプ部分にに
ぶつかりはね返されることから、どうしても対向面部分
12Aaの左方側においてある程度の空気が滞留し、温
度が上昇しがちになる。ところが、この実施形態のヒー
トパイプ12Aは対向面部分12Aaに隣接して折曲さ
れた側方面部分12Abを有しているので、はね返され
た空気の流れは側方面部分12Abで冷却される。した
がって、第1の実施形態に比べて、より温度上昇を抑制
した走行風を電力変換器4側へ送り込むことができ、電
力変換器4側の冷却効率をより向上させることができ
る。
【0035】一方、電力変換器4側でも電力変換器3側
から送り込まれてきた走行風は大部分が放熱部7を通過
することになるが、一部は保護カバー6の入り口付近及
び側方付近で滞留しがちになり、保護カバー6内の温度
を上昇させようとする。電力変換器4側のヒートパイプ
12Aの側方面部分12Abは、このように滞留しがち
な空気を冷却し保護カバー6内の温度上昇抑制に寄与す
ることになる。
【0036】なお、この第2の実施形態においては、ヒ
ートパイプ12の側方面部分12Abの取付構造につい
て特に言及しなかったが、側方面部分12Abの先端部
付近を適当な取付部材により保護カバー6へ固定してお
くのが好ましい。あるいは、この側方面部分12Abに
ついても対向面部分12Aaと同様に、通風口が形成さ
れた仕切板により保護カバー6に取り付ける構造とする
ことも可能である。
【0037】図12は本発明の第3の実施形態の要部構
成を示す説明図であり、図13は図12のH−H矢視図
である。第2の実施形態において用いられていたヒート
パイプ12Aは、対向面部分12Aa及び側方面部分1
2Abを有する略L字形状のものであったが、この第3
の実施形態において用いられているヒートパイプ12B
は、更に、反対面部分12Bcを有する略U字形状のも
のである。すなわち、電力変換器3側に配設されている
ヒートパイプ12Bは、電力変換器4側に対する対向面
付近に配置される対向面部分12Baと、車両進行方向
に対して平行な面である車両側方面に対向して配置され
る側方面部分12Bbと、上記の対向面の反対側の面で
ある反対面に対向して配設された反対面部分12Bc
と、から成るものである。そして、反対面部分12Bc
も対向面部分12Bbと同様に、仕切板13により保護
カバー6に取り付けられている。電力変換器4側に配設
されているヒートパイプ12Bも同様の形状である。
【0038】電力変換器3側の保護カバー6の入り口側
付近、及び電力変換器4の保護カバー6の出口側付近に
も滞留しがちな空気が若干存在すると考えられるが、こ
のような空気についても反対面部分12Bcにより冷却
を行うことができる。
【0039】図14は本発明の第4の実施形態の要部構
成を示す説明図であり、図15は図14のI−I矢視
図、図16は図14のJ−J矢視図である。この第4の
実施形態は、第2の実施形態で用いられていた略L字形
状のヒートパイプ12Aの他に、一端側がやや折曲され
たヒートパイプ12Cを、車両進行方向に対して平行な
放熱部7の面であって、車体1の床面に対向する床対向
面付近に配設したものである。そして、図15に示すよ
うに、ヒートパイプ12Cが取り付けられる保護カバー
6の上面には保護カバー6内部にこもった空気を逃がす
ための複数の通風口6bが形成されている。
【0040】この第4の実施形態によれば、上昇気流に
より保護カバー6内を上昇し、保護カバー6内の上部に
滞留しがちな暖められた空気流をヒートパイプ12Cに
より冷却することができる。したがって、第2の実施形
態の場合よりも、更に冷却効率を向上させることができ
る。
【0041】図17は本発明の第5の実施形態の要部構
成を示す説明図であり、図18は図17のK−K矢視
図、図19は図17のL−L矢視図、図20は図17の
M−M矢視図である。この第5の実施形態は、電力変換
器3,4の放熱部7同士の間に形成される間隙部に、第
1の実施形態で用いられたのと同様のストレート形状の
ヒートパイプ12を配設したものである。そして、この
ヒートパイプ12には、放熱フィン9と同様の放熱フィ
ン14を取り付けている。
【0042】ヒートパイプ12は、図18及び図19に
図示したように、受熱部10に近い一端側が他端側より
も低くなるようにやや傾斜した状態で配設されている。
これは、放熱部7におけるヒートパイプ8の場合と同様
に、凝縮した冷媒を重力の働きにより円滑に受熱部10
に近い一端側に戻すためである。
【0043】この第5の実施形態では、既述した第1乃
至第4の実施形態のように、ヒートパイプを仕切板13
に取り付けているわけではないので、電力変換器3側の
放熱部7から電力変換器4側の放熱部7への走行風量が
多くなると考えられる。また、この第5の実施形態では
電力変換器同士の間隙部にヒートパイプを配設した構成
としているので、第1乃至第4の実施形態の場合に比べ
てヒートパイプ12の本数が少なくなっている。しか
し、反面、第1乃至第4の実施形態では設けることがで
きなかった放熱フィン14を設けることができ、充分な
冷却効率が確保された結果となっている。なお、この第
5の実施形態では、ヒートパイプ12を取り付けるため
の取り付け部材等の図示及び説明は省略しているが、こ
れら取り付け部材としては種々の形状又は構造のものを
容易に考えることができる。
【0044】図21は本発明の第6の実施形態の要部構
成を示す説明図であり、図22は図21のN−N矢視
図、図23は図21のO−O矢視図、図24は図21の
P−P矢視図である。第5の実施形態におけるストレー
ト形状のヒートパイプ12は、車体1の床面に対して略
平行な姿勢で配設されたものであったが、この第6の実
施形態におけるヒートパイプ12は車体1の床面に対し
て垂直な姿勢で配設されている。第5の実施形態におけ
るヒートパイプ12は、図18乃至図20に示されてい
るように、他端側が保護カバー6からやや側方へ突出し
た状態となっているが、この第6の実施形態ではヒート
パイプ12が保護カバー6の側方に突出することはな
い。したがって、車体1の床下におけるスペース的制約
に応じて、設計者は第5又は第6の実施形態のうち好適
な方を選択することができ、設計上の自由度を大きくす
ることができる。
【0045】図25は本発明の第7の実施形態の要部構
成を示す説明図であり、図26は図25のQ−Q矢視
図、図27は図26のR−R矢視図、図28は図25の
S−S矢視図、である。これまでの第1乃至第6の実施
形態において用いているヒートパイプ12,12A〜1
2Cは、断面形状が円形の一般的なものであったが、こ
の第7の実施形態では、断面が扁平形状のプレート形ヒ
ートパイプ12Dを用いている。
【0046】図29は、このプレート形ヒートパイプ1
2Dの外観形状を示す斜視図である。この図に示すよう
に、プレート形ヒートパイプ12Dは、対向面部分12
Da、側方面部分12Db、及び反対面部分12Dcを
有しており、各部分に通風口12Ddが形成されてい
る。これら各部分のプレート面の面積は、放熱部7の対
向面、側方面、反対面の面積よりも充分に大きなものと
なっている。したがって、点線部分で示した折曲部で折
り曲げることにより、図26に示したように、各部分に
よって放熱部7を囲むことができる。また、図25及び
図28に図示したように、プレート形ヒートパイプ12
Dの上面側及び底面側は多孔板15により覆われてい
る。
【0047】このような第7の実施形態の構成では、プ
レート形ヒートパイプ12Dが第1乃至第6の実施形態
における保護カバー6の役割をほぼ兼ねている。そし
て、図27の断面図に図示したように、プレート形ヒー
トパイプ12Dの内側の全域にわたって広く冷媒16が
封入されている。したがって、放熱部7周辺の走行風が
プレート形ヒートパイプ12Dと接触する割合はこれま
での第1乃至第6の実施形態の場合と比べてはるかに大
きくすることができ、冷却効率を大幅に向上させること
ができる。
【0048】なお、図25及び図28に示したように、
プレート形ヒートパイプ12Dの上面側及び底面側を多
孔板15により覆った構成としているが、これは形状が
複雑となりプレート形ヒートパイプ12Dの製造が困難
とならないよう配慮したためである。したがって、場合
によっては、これら上面側及び底面側についてもプレー
ト形ヒートパイプ12Dにより製作することが可能であ
る。
【0049】また、本実施形態では、図26に示すよう
に、プレート形ヒートパイプ12Dが対向面部分12D
a、側方面部分12Db、及び反対面部分12Dcを有
している場合につき説明したが、反対面部分12Dcの
個所については多孔板15を用いることとし、対向面部
分12Da及び側方面部分12Dbのみを有する構成と
することが可能である。あるいは、更に反対面部分12
Dc及び側方面部分12Dbの個所について多孔板15
を用いることとし、対向面部分12Daのみでプレート
形ヒートパイプ12Dを形成することも可能である。
【0050】図30は本発明の第8の実施形態の要部構
成を示す説明図であり、図31は図30のT−T矢視
図、図32は図30のU−U矢視図、図33は図32の
V−V矢視図、である。これまでの第1乃至第7の実施
形態においては、冷却効率を向上させる手段としていず
れもヒートパイプを用いた構成となっていたが、この第
8の実施形態では、ヒートパイプを用いることなく後側
変換器の冷却効率を高めることが可能な構成としてあ
る。
【0051】すなわち、図30に示すように、電力変換
器3,4の各保護カバー6の上面部及び底面部に、外気
導入口として機能する入風ガイド17,18を設けた構
成としてある。入風ガイド17,18の開口部は互いに
対向するように形成されており、また、入風ガイド17
は放熱部7の一端側付近(図30の左側端部付近)に形
成されると共に、入風ガイド18は放熱部7の他端側付
近(図30の右側端部付近)に形成されている。
【0052】いま、車両の進行方向が図30の左側方向
であったとすると、矢印で示すように、左側から右側へ
向かう走行風が電力変換器3,4の保護カバー6の上面
側及び底面側に沿って流れる。そして、この走行風の向
きと対向するように開口している入風ガイド18のみ
が、走行風を保護カバー6内に導入することができる。
この走行風は入風ガイド18から勢いよく保護カバー6
内に入り込み、保護カバー6の内面とぶつかった後放熱
部7と接触する。したがって、後側変換器である電力変
換器4の放熱部7における冷却効率が大きく向上するこ
とになる。このとき、前側変換器である電力変換器3の
入風ガイド17の開口部は走行風と対向する向きとなっ
ていないため、入風ガイド17から走行風が保護カバー
6内に入り込むことはない。これは、前側変換器はもと
もと充分な冷却効率を保持しているため敢えて入風ガイ
ド17から走行風を送り込まないようにし、その分入風
ガイド18側から充分な量の走行風を送り込むことがで
きるようにしたものである。
【0053】一方、車両の進行方向が図30の右側方向
であったとすると、今度は走行風の向きは矢印と反対方
向となり、電力変換器4が前側変換器、電力変換器3が
後側変換器となる。したがって、入風ガイド17のみが
走行風を導入し、入風ガイド18は走行風を導入しない
状態となり、後側変換器である電力変換器3の冷却効率
を大きく向上させることになる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、隣接す
る電力変換器の放熱部の対向面付近にヒートパイプを配
設する構成、あるいは各電力変換器のカバー部材に入風
ガイドを設けて後側変換器側に走行風を導入する構成と
したので、従来装置に比べて冷却効率を大幅に向上させ
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の要部構成を示す説明
図。
【図2】図1のA−A矢視図。
【図3】図1のB−B矢視図。
【図4】図1のC−C矢視図。
【図5】図1における仕切板13の外観形状を示した斜
視図。
【図6】図3のD−D矢視図。
【図7】図6の一部拡大図。
【図8】本発明の第2の実施形態の要部構成を示す説明
図。
【図9】図8のE−E矢視図。
【図10】図8のF−F矢視図。
【図11】図8のG−G矢視図。
【図12】本発明の第3の実施形態の要部構成を示す説
明図。
【図13】図12のH−H矢視図。
【図14】本発明の第4の実施形態の要部構成を示す説
明図。
【図15】図14のI−I矢視図。
【図16】図14のJ−J矢視図。
【図17】本発明の第5の実施形態の要部構成を示す説
明図。
【図18】図17のK−K矢視図。
【図19】図17のL−L矢視図。
【図20】図17のM−M矢視図。
【図21】本発明の第6の実施形態の要部構成を示す説
明図。
【図22】図21のN−N矢視図。
【図23】図21のO−O矢視図。
【図24】図21のP−P矢視図。
【図25】本発明の第7の実施形態の要部構成を示す説
明図。
【図26】図25のQ−Q矢視図。
【図27】図26のR−R矢視図。
【図28】図25のS−S矢視図。
【図29】図25におけるプレート形ヒートパイプ12
Dの外観形状を示す斜視図。
【図30】本発明の第8の実施形態の要部構成を示す説
明図。
【図31】図30のT−T矢視図。
【図32】図30のU−U矢視図。
【図33】図32のV−V矢視図。
【図34】鉄道用車両における従来の電力変換装置の配
設位置を示した説明図。
【図35】図34における従来の電力変換装置2の詳細
な構成を示す説明図。
【図36】図35における放熱部7の外観構成を示す斜
視図。
【図37】図35のW−W矢視図。
【図38】図35のX−X矢視図。
【符号の説明】 1 車体 2 電力変換装置 3 電力変換器 4 電力変換器 5 箱体 6 保護カバー 6a 面取り部 6b 通風口 7 放熱部 8 ヒートパイプ 9 放熱フィン 10 受熱部 11 半導体素子 12,12A〜12C ヒートパイプ 12a 溝 12Aa 対向面部分 12Ab 側方面部分 12Ba 対向面部分 12Bb 側方面部分 12Bc 反対面部分12Bc 12D プレート形ヒートパイプ 12Da 対向面部分 12Db 側方面部分 12Dc 反対面部分 12Dd 通風口 13 仕切板 13a 通風口 13b 半円部 14 放熱フィン 15 多孔板 16 冷媒 17,18 入風ガイド L 艤装限界線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 7/48 H02M 7/48 M (72)発明者 橋 本 隆 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5H007 BB00 BB06 HA05 5H115 PG01 PU01 PV22 TR02 TU12 UI28 UI40

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の床下に、複数台の電力変換器が車両
    進行方向に沿って配設されて成り、しかも、これらの電
    力変換器には、空気通過用の孔部が多数形成されたカバ
    ー部材で囲まれ、且つ半導体素子からの発熱を放熱する
    放熱部が形成されている、鉄道車両用電力変換装置にお
    いて、 前記各電力変換器は、前記放熱部の車両進行方向に対し
    て垂直な面であって、隣接する電力変換器に対する対向
    面の付近に、前記放熱部を通過する空気を冷却するため
    のヒートパイプを配設した、 ことを特徴とする鉄道車両用電力変換装置。
  2. 【請求項2】前記ヒートパイプは、前記放熱部を通過す
    る空気が通るための通風口が形成され、前記カバー部材
    に固着された仕切板に取り付けられている、 ことを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用電力変換装
    置。
  3. 【請求項3】前記ヒートパイプは、前記対向面の付近に
    配置された対向面部分と、前記放熱部の車両進行方向に
    対して平行な面である車両側方面に対向して配置された
    側方面部分とを有するものである、 ことを特徴とする請求項1又は2記載の鉄道車両用電力
    変換装置。
  4. 【請求項4】前記ヒートパイプは、前記放熱部の対向面
    の反対側の面である反対面に対向して配置された反対面
    部分を有するものである、 ことを特徴とする請求項3記載の鉄道車両用電力変換装
    置。
  5. 【請求項5】前記各電力変換器は、前記放熱部の前記対
    向面付近に配設した前記ヒートパイプの他に、前記放熱
    部の車両進行方向に対して平行な面であって、前記車体
    の床面に対向する床対向面付近にもヒートパイプを配設
    した、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の鉄
    道車両用電力変換装置。
  6. 【請求項6】車体の床下に、複数台の電力変換器が車両
    進行方向に沿って配設されて成り、しかも、これらの電
    力変換器には半導体素子からの発熱を放熱する放熱部が
    形成されている、鉄道車両用電力変換装置において、 隣接する一対の前記電力変換器の放熱部同士の間に形成
    される間隙部に、これら放熱部を通過する空気を冷却す
    るためのヒートパイプを配設した、ことを特徴とする鉄
    道車両用電力変換装置。
  7. 【請求項7】前記ヒートパイプはストレート形状のもの
    であり、このヒートパイプは前記車体の床面に略平行又
    は垂直な姿勢で配設されたものである、 ことを特徴とする請求項6記載の鉄道車両用電力変換装
    置。
  8. 【請求項8】前記ヒートパイプは、少なくとも前記放熱
    部の前記対向面側の面積よりも大きな面積のプレート面
    を有するプレート形ヒートパイプであり、このプレート
    面には前記放熱部を通過する空気が通るための通風口が
    形成されているものである、ことを特徴とする請求項1
    記載の鉄道車両用電力変換装置。
  9. 【請求項9】前記プレート形ヒートパイプは、前記対向
    面の付近に配置された対向面部分と、前記放熱部の車両
    進行方向に対して平行な面である車両側方面に対向して
    配置された側方面部分とを有するものである、 ことを特徴とする請求項8記載の鉄道車両用電力変換装
    置。
  10. 【請求項10】前記プレート形ヒートパイプは、前記放
    熱部の対向面の反対側の面である反対面に対向して配置
    された反対面部分を有するものである、 ことを特徴とする請求項9記載の鉄道車両用電力変換装
    置。
  11. 【請求項11】車体の床下に、複数台の電力変換器が車
    両進行方向に沿って配設されて成り、しかも、これらの
    電力変換器には、空気通過用の孔部が多数形成されたカ
    バー部材で囲まれ、且つ半導体素子からの発熱を放熱す
    る放熱部が形成されている、鉄道車両用電力変換装置に
    おいて、 前記各電力変換器の前記カバー部材に、前記車両進行方
    向に向かって開口し、前記放熱部に対して外気を導入す
    るための入風ガイドを形成した、 ことを特徴とする鉄道車両用電力変換装置。
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