JP2018056370A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却水を使用することなく、良好な放熱特性を実現可能な電源装置を提供すること。
【解決手段】第1の電源回路1aを収納する第1の筐体2aと、前記第1の電源回路1と排他動作する第2の電源回路1bを収納する第2の筐体2bと、前記第1の筐体2a及び前記第2の筐体2bに一端が接続されたヒートパイプ3と、前記ヒートパイプ3の他端と接続されたヒートシンク4と、を備える電源装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、電源装置に関する。
近年、電気自動車に用いられるインバータ装置や充電装置等の電源装置に関して、半導体の高出力化・小型化に伴い、基板実装部品の損失増大及び当該部品の高密度化が併発しているため、その放熱性が課題となっている。
特許文献1には、冷却水を利用して、インバータ装置やモータを冷却するための放熱構造が開示されている。
特開2013−193632号公報
ところで、電気自動車(例えば、マイクロEV、電動コミュータ)においては、エンジンを使用しない関係から冷却水を利用した冷却設備を搭載しない車輌もある。かかる車輌において、特許文献1のように冷却水を利用した放熱構造を適用する場合、冷却水の設備を別途設ける必要が生じ、コストの増加につながるのみならず、車体の形状に影響を与えたり、室内空間を圧迫することになる。
他方、冷却水を搭載する車輌であっても、冷却水を循環させるための循環回路を車輌の内部で引き回したりすることは、上記と同様に、車体の形状に影響を与えることになるため、できる限り冷却水を使用しない構成にしたいという要請もある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、冷却水を使用することなく、省スペース化と良好な放熱特性を実現可能な電源装置を提供することを目的とする。
前述した課題を解決する主たる本発明は、第1の電源回路を収納する第1の筐体と、前記第1の電源回路と排他動作する第2の電源回路を収納する第2の筐体と、前記第1の筐体及び前記第2の筐体に一端が接続されたヒートパイプと、前記ヒートパイプの他端と接続されたヒートシンクと、を備える電源装置である。
本発明に係る電源装置によれば、冷却水を使用することなく、省スペース化と良好な放熱特性を実現することができる。
第1の実施形態に係る電源装置を上方から見た斜視図 第1の実施形態に係る電源装置の横断面図 第1の実施形態に係る電源装置の動作を説明する図 第1の実施形態に係る電源装置の動作を説明する図 第2の実施形態に係る電源装置を上方から見た斜視図 第2の実施形態に係る電源装置の横断面図
(第1の実施形態)
以下、図1、図2を参照して、第1の実施形態に係る電源装置Aの一例について説明する。
図1は、本実施形態に係る電源装置Aを上方から見た斜視図である。図2は、本実施形態に係る電源装置Aの横断面図である。
本実施形態に係る電源装置Aは、例えば、車載電源装置に適用される。
本実施形態に係る電源装置Aは、インバータ装置1a、充電装置1b、筐体2a及び2b、ヒートパイプ3、ヒートシンク4を含んで構成される。
インバータ装置1a(「第1の電源回路」に相当)は、バッテリ1cからモータに電力供給するための電源回路であり、電力を制御するパワー素子などにおいて大きな発熱量を有する。又、充電装置1b(「第2の電源回路」に相当)は、外部の商用電源等からバッテリ1cに充電するための装置であり、電力を制御するパワー素子やリアクトルなどにおいて大きな発熱量を有する。
インバータ装置1aは、主に、車輌走行中に動作する電源回路であり、充電装置1bは、主に、車輌停止時の充電中に動作する電源回路である。つまり、両者は、排他動作をする関係(両方が同時に動作する状態がないことを表す。以下同じ)にある。
但し、排他動作する電源回路の組み合わせであれば、本実施形態に係る電源装置Aは、インバータ装置1aと充電装置1b以外の組み合わせについても、好適に用いることができる。また、「一方が動作中に、他方が停止する」といった完全な排他動作でなくとも、「一方の発熱量が大きい時に、他方の発熱量が小さい」といった排他動作についても、好適に用いることができる。
筐体2aはインバータ装置1aを収納し、筐体2bは充電装置1bを収納している。筐体2a及び2bは、それぞれ、インバータ装置1a、充電装置1b又はその他の電子機器等を周囲の水分等から保護するため、密閉状態でこれらを収納している。
尚、筐体2a及び2bは、いずれも六面の壁体で直方体形状を呈し、内部に同形状の収納空間を形成する。ここでは、筐体2aと筐体2bは、別体として形成されている。
筐体2a及び2bにおいて、少なくともインバータ装置1a及び充電装置1bが配設される壁体は、熱伝導率の高い素材(例えば、アルミ材)で構成されている。そして、インバータ装置1a及び充電装置1bが発する熱は、それぞれ、当該筐体2a及び2bの壁体から、ヒートパイプ3に伝達し、筐体2a及び2bの外部に放熱される。
本実施形態に係る筐体2aと筐体2bは、インバータ装置1a及び充電装置1bが発する熱を放熱するヒートパイプ3を共用するため、一体的に形成されている。より詳細には、筐体2aと筐体2bとは、上下に隣接して配設され、当該隣接する位置の壁体を接続して一の筐体2を形成している。尚、筐体2aと筐体2bとは、例えば、筐体2aの壁体と筐体2bの壁体をボルト等で接続して一体的に形成されるが、これに限らず、一体的に成形されてもよい。
そして、筐体2a及び筐体2bそれぞれの壁体と接触するように、当該筐体2aの壁体及び筐体2bの壁体の間には、ヒートパイプ3が接続されている。又、インバータ装置1a及び充電装置1bは、それぞれ、ヒートパイプ3に対して効果的に放熱するため、筐体2a及び2bそれぞれの壁体と接触するように配設されている。尚、筐体2aと筐体2bは、収納空間を別個にすることによって、インバータ装置1a及び充電装置1bそれぞれが発する電磁ノイズによる影響を抑制するとともに、筐体2a又は筐体2bの一方を容易に着脱し得るものとしている。
ヒートパイプ3は、インバータ装置1a及び充電装置1bが発する熱をヒートシンク4に伝熱する熱輸送部材である。ヒートパイプ3は、例えば、パイプ内部に作動液を真空封入するとともに、内壁にウィック(毛細管構造)を備えたウィック式のヒートパイプが用いられる。ヒートパイプ3は、かかる作動液の蒸発と凝縮を利用して、高温側から低温側に大きな熱量を移動させることができる。換言すると、ヒートパイプ3を用いることによって、熱を自由に他の領域に伝達させることが可能となる。
ヒートパイプ3は、一端が、インバータ装置1a及び充電装置1bの発熱部に接続し、他端がヒートシンク1に接続している。本実施形態に係るヒートパイプ3は、柱形状を呈し、複数の発熱部それぞれに近接するように複数本設けられている。ヒートパイプ3は、望ましくは、インバータ装置1a及び充電装置1bにおいて発熱部となるスイッチング素子群やリアクトルそれぞれの直下に設けられる。
尚、ヒートパイプ3は、柱形状のものに代えて、板状のものであってもよい。又、ヒートパイプ3は、上記したウィック式に代えて、サーモサイホン式、自励振動式等の他の方式のヒートパイプであってもよい。また、ヒートパイプ3は、冷却水を循環させずに、熱伝導率が高いものであれば良く、単純な銅材であっても良い。
ヒートシンク4は、ヒートパイプ3から輸送される熱を外部空間に放熱する。ヒートシンク4は、ベースプレート4aと放熱フィン4bとを含んで構成される。
ベースプレート4aは、アルミ部材等の熱伝導率の高い材料で形成された板部材であり、ヒートパイプ3が接続される。放熱フィン4bは、ヒートパイプ3からベースプレート4aに伝達された熱を外部に放出する。放熱フィン4bは、例えば、熱伝導率の高い材料で形成された複数の突起部であり、基端部がベースプレート1aに接続され、当該基端部から上方に突出する。放熱フィン4bは、例えば、送風方向に沿って板面を形成する板形状やピン形状の突起部が用いられる。尚、ベースプレート4aと放熱フィン4bは、一体的に成形されてもよい。
ここで、放熱フィン4bは、押出成形により成形されたフィンが好ましい。押出成形のフィンは、ダイカスト成形のフィンよりも突起部間の距離(フィンピッチ)を短くすることが可能である。これにより、ダイカスト成形により筐体と一体化されたフィンと比較して、小型化・高放熱が可能となる。また、筐体それぞれに押出成形されたフィンを接着する場合よりも小型化が可能となる。
又、ヒートシンク4には、ファン4cが取り付けられている。ファン4cは、放熱フィン1bが設けられた位置に向かって送風し、放熱フィン1bからの放熱力を向上させる。尚、放熱フィン4bは、ファン4cの送風方向に沿って開口が形成された筒状のケースに収容されている(図2中ではケースを省略して表している)。
ヒートシンク4は、上記のとおり、周囲の空気との熱交換によって、ヒートパイプ3から伝達されるインバータ装置1a及び充電装置1bが発する熱を放熱する。従って、ヒートシンク4は、車輌走行中に通流する空気が当たる位置に配設するのが望ましい。ヒートシンク4は、例えば、車輌前方側であればフロントグリル、車輌後方側であればトランクルーム下に配設される。尚、かかる構成の場合、ヒートシンク4のファン4cを省略することも可能である。
[電源装置の放熱動作]
本発明者らは、良好な放熱特性と省スペース化を実現するために鋭意検討し、車載電源装置のインバータ装置1aと充電装置1bは、排他動作する点に着目して上記した放熱構造に想到した。
図3A、図3Bは、電源装置Aの放熱動作について説明する図である。
図3Aは、車輌走行中における放熱動作について説明する図である。車輌走行中、インバータ装置1aはモータに電力を供給する動作をする一方、充電装置1bは動作しない状態となる。そのため、インバータ装置1aのみが発熱している状態となっている。
このとき、インバータ装置1aが発生した熱は、筐体2aの下面、ヒートパイプ3、ヒートシンク4の順に伝達し、ヒートシンク4を介して、外部に放熱される。尚、図3A中の矢印は、このときの熱流を表している。
図3Bは、車輌停車時の充電中における放熱動作について説明する図である。車輌停車時の充電中、充電装置1bは動作する一方、インバータ装置1aは動作しない状態となる。そのため、充電装置1bのみが発熱している状態となっている。
このとき、充電装置1bが発生した熱は、下方側の筐体2bの上面、ヒートパイプ3、ヒートシンク4の順に伝達し、ヒートシンク4を介して、外部に放熱される。尚、図3B中の矢印は、このときの熱流を表している。
このように、本実施形態に係る電源装置Aは、排他動作するインバータ装置1aと充電装置1bで放熱経路(ヒートパイプ3及びヒートシンク4)を共用化している。そのため、通常状態においては、インバータ装置1a又は充電装置1bの一方のみが動作及び発熱し、放熱対象となる。従って、インバータ装置1a及び充電装置1bそれぞれ個別に放熱部材を設けることなく、比較的小型のヒートパイプ3及びヒートシンク4によっても良好な放熱特性を得ることができる。
特に、車輌は、ヒートシンク4を配設するスペースや位置の制約が大きいが、ヒートパイプ3を用いることで電源回路(インバータ装置1a及び充電装置1b)からの放熱経路を自由に形成することができる。これによって、より効果的に放熱し得る位置(例えば、外気が流通する位置)にヒートシンク4を配設することが可能であり、省スペース化にも資することになる。
又、本実施形態に係る電源装置Aは、空気冷却を採用しているため、冷却水の循環回路や循環ポンプ等の冷却設備が不要となり、省スペース化やコスト低減を図ることもできる。
(第2の実施形態)
以下、図4、図5を参照して、第2の実施形態に係る電源装置Aの構成の一例について説明する。
図4は、本実施形態に係る電源装置Aを上方から見た斜視図である。図5は、本実施形態に係る電源装置Aの横断面図である。
本実施形態に係る電源装置Aは、筐体2aと筐体2bとが分離され、ヒートパイプ3aとヒートパイプ3bがそれぞれの筐体2a及び2bに接続された構成となっている点で、第1の実施形態と相違する。
より詳細には、筐体2aと筐体2bは分離され、いずれもヒートシンク4から離間して配設されている。そして、ヒートパイプ3aとヒートパイプ3bがそれぞれの筐体2a及び2bに接続され、ヒートパイプ3aは、一端が筐体2aに接続され、他端がヒートシンク4に接続されている。又、ヒートパイプ3bは、一端が筐体2bに接続され、他端がヒートシンク4に接続されている。
つまり、本実施形態に係る電源装置Aにおいては、インバータ装置1aと充電装置1bとは、ヒートパイプ3a及び3bを別個にしつつ、ヒートシンク4を共用化している。
このように、筐体2aと筐体2bとを分離した構成とすることによって、筐体2aが収納するインバータ装置1aと、筐体2bが収納する充電装置1bとを別個の位置に配設することができる。かかる構成は、例えば、インバータ装置1aをモータと一体的に構成したり、充電装置1bを充電プラグの差し込み口と一体的に構成する等、インバータ装置1aや充電装置1bを所望の位置に配設する場合に有効である。
又、本実施形態に係る電源装置Aにおいても、排他動作する関係にあるインバータ装置1aと充電装置1bでヒートシンク4を共用化しているため、比較的小型のヒートシンク4によっても良好な放熱特性を得ることができる。
尚、上記各実施形態では、電源装置Aの一例として、2つの発熱部品(インバータ装置1a及び充電装置1b)からヒートパイプ3とヒートシンク4を利用して放熱する態様について説明した。しかし、この電源装置Aは、発熱部品が3つ以上の場合にも適用し得るのは勿論である。例えば、インバータ装置1a及び充電装置1bに加えて、他の発熱部品(例えば、モータ)が発する熱も、ヒートパイプ3を介してヒートシンク4に伝達される構成としてもよい。但し、その場合も、より望ましくは、各発熱部品同士が排他動作するものとする。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
第1の電源回路1aを収納する第1の筐体2aと、前記第1の電源回路1aと排他動作する第2の電源回路1bを収納する第2の筐体2bと、前記第1の筐体2a及び前記第2の筐体2bに一端が接続されたヒートパイプ3と、前記ヒートパイプ3の他端と接続されたヒートシンク4と、を備える電源装置Aを開示する。
この電源装置Aによれば、排他動作する少なくとも2つの電源回路1a及び1bをセットにして、放熱部材(ヒートパイプ3、ヒートシンク4)を共用化する構成とする。従って、2つの電源回路1a及び1bそれぞれに個別に放熱部材3、4を設けることなく、良好な放熱特性を得ることができる。
この電源装置Aにおいて、前記第1の筐体2aと前記第2の筐体2bとは、少なくとも一部の壁体が隣接するように配設され、前記ヒートパイプ3は、一端が前記第1の筐体2aと前記第2の筐体2bそれぞれの前記壁体の間に接続し、他端が前記ヒートシンク4に接続するものであってもよい。
この電源装置Aによれば、2つの電源回路でヒートパイプ3を共用することが可能であり、ヒートパイプ3の本数を減らし、より省スペース化することができる。
この電源装置Aにおいて、前記第1の筐体2aは、前記第1の電源回路1aが前記第2の筐体2bと隣接する前記壁体に接触するように、前記第1の電源回路1aを収納し、前記第2の筐体2bは、前記第2の電源回路1bが前記第1の筐体2aと隣接する前記壁体に接触するように、前記第2の電源回路1bを収納するものであってもよい。
この電源装置Aによれば、前記第1の電源回路1a及び前記第2の電源回路1bからより効果的に放熱することができる。
この電源装置Aにおいて、前記第1の筐体2aと前記第2の筐体2bとは離間して配設され、前記ヒートパイプ3は、一端が前記第1の筐体2aに接続し、他端が前記ヒートシンク4に接続する第1のヒートパイプ3aと、一端が前記第2の筐体2bに接続し、他端が前記ヒートシンク4に接続する第2のヒートパイプ3bとを有するものであってもよい。
この電源装置Aによれば、ヒートシンク4を共用化しながら、筐体2aが収納するインバータ装置1aと、筐体2bが収納する充電装置1bとを別個の位置に配設することができる。
この電源装置Aは、車載電源装置に適用され、前記ヒートシンク4は、車輌の外気が流通する位置に配設されるものであってもよい。この電源装置Aは、かかる利用態様により好適である。
本開示に係る電源装置は、インバータ装置や充電装置のような排他動作する電源回路を有する電源装置に好適に用いることができる。
1a インバータ装置
1b 充電装置
2a、2b 筐体
3、3a、3b ヒートパイプ
4 ヒートシンク

Claims (5)

  1. 第1の電源回路を収納する第1の筐体と、
    前記第1の電源回路と排他動作する第2の電源回路を収納する第2の筐体と、
    前記第1の筐体及び前記第2の筐体に一端が接続されたヒートパイプと、
    前記ヒートパイプの他端と接続されたヒートシンクと、
    を備える電源装置。
  2. 前記第1の筐体と前記第2の筐体とは少なくとも一部の壁体が隣接するように配設され、
    前記ヒートパイプは、一端が前記第1の筐体と前記第2の筐体それぞれの隣接する前記壁体の間に接続し、他端が前記ヒートシンクに接続する
    請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記第1の筐体は、前記第1の電源回路が前記第2の筐体と隣接する前記壁体に接触するように、前記第1の電源回路を収納し、
    前記第2の筐体は、前記第2の電源回路が前記第1の筐体と隣接する前記壁体に接触するように、前記第2の電源回路を収納する
    請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記第1の筐体と前記第2の筐体とは離間して配設され、
    前記ヒートパイプは、一端が前記第1の筐体に接続し、他端が前記ヒートシンクに接続する第1のヒートパイプと、一端が前記第2の筐体に接続し、他端が前記ヒートシンクに接続する第2のヒートパイプとを有する
    請求項1に記載の電源装置。
  5. 車載電源装置に適用され、
    前記ヒートシンクは、車輌の外気が流通する位置に配設される
    請求項1に記載の電源装置。
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