JP2011103393A - 基地局の冷却構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】基地局を冷却する循環流の流量を増加できる、基地局の冷却構造を提供する。
【解決手段】発熱デバイス31が設置される筐体2を有する基地局1の冷却構造8であって、発熱デバイス31側に向かう吹出し方向F1で流体を流動させる第1ファン6と、吹出し方向F1に対して逆の方向F2で流体を流動させる第2ファン7とを有し、第1ファンからの流体の吹き出しによって、発熱デバイス側に向かう流体の流れが形成され、第1ファンから吹き出された流体は発熱デバイスの周囲を流動した後、第2ファンの吸い込み口に導入される。一方、第2ファンからの流体の吹き出しによって、第1ファンの吸い込み口に向かう流体の流れが積極的に形成されることで、循環流による冷却効率を高めることが可能となる。
【選択図】図3
【解決手段】発熱デバイス31が設置される筐体2を有する基地局1の冷却構造8であって、発熱デバイス31側に向かう吹出し方向F1で流体を流動させる第1ファン6と、吹出し方向F1に対して逆の方向F2で流体を流動させる第2ファン7とを有し、第1ファンからの流体の吹き出しによって、発熱デバイス側に向かう流体の流れが形成され、第1ファンから吹き出された流体は発熱デバイスの周囲を流動した後、第2ファンの吸い込み口に導入される。一方、第2ファンからの流体の吹き出しによって、第1ファンの吸い込み口に向かう流体の流れが積極的に形成されることで、循環流による冷却効率を高めることが可能となる。
【選択図】図3
Description
本発明は、基地局の冷却構造に関するものである。
従来から、携帯電話やPHS等のための基地局が使用されている。この基地局は屋外に設けられるが、近年小型化が進み建築構造物の外壁や電柱等に取りつけることが多くなっている。基地局の筐体は、その内部に設けられる電子機器を風雨から保護するために密閉構造が採られている。また、筐体内には動作に伴って発熱する発熱デバイスが設けられている。そこで、密閉構造を有する基地局において、その内部を冷却する構造が用いられている。
基地局の筐体には高い熱伝導率を有する材料が用いられ、筐体の外面には放熱のための放熱フィンやスリット等が設けられている。発熱デバイスの熱が筐体に伝わって放熱されることで、発熱デバイス及び基地局の内部は冷却される。また、特許文献1には、基地局にも使用でき、空気の循環流を形成するファンを備えた筐体が開示されている。空気の循環流が発熱デバイスの熱を筐体に移動させ、筐体が放熱することで、発熱デバイス及び基地局の内部の冷却が行われている。
しかしながら、上述した従来技術には、以下のような課題が存在する。
上記従来技術では、循環流における流動経路の設計、特にファンの吸込み口側における流動経路の確保が十分に行われていない。そのため、ファンの吸込み口から空気が導入されにくくなり、ファンから吹き出される空気の流量が弱まっていた。結果として循環流の流量が少なくなり、循環流による基地局の冷却効果が低下してしまうという課題があった。
上記従来技術では、循環流における流動経路の設計、特にファンの吸込み口側における流動経路の確保が十分に行われていない。そのため、ファンの吸込み口から空気が導入されにくくなり、ファンから吹き出される空気の流量が弱まっていた。結果として循環流の流量が少なくなり、循環流による基地局の冷却効果が低下してしまうという課題があった。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、基地局を冷却する循環流による冷却効果を従来より高めることができる、基地局の冷却構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、発熱デバイスが設置される筐体を有する基地局の冷却構造であって、発熱デバイス側に向かう吹出し方向で流体を流動させる第1ファンと、上記吹出し方向に対して逆の方向で流体を流動させる第2ファンとを有する、という構成を採用する。
本発明では、第1ファンからの流体の吹き出しによって、発熱デバイス側に向かう流体の流れが形成される。第1ファンから吹き出された流体は発熱デバイスの周囲を流動した後、第2ファンの吸込み口に導入される。一方、第2ファンからの流体の吹き出しによって、第1ファンの吸込み口に向かう流体の流れが形成される。すなわち、第1ファンの吸込み口に対して積極的に流体が導入されることで、基地局を冷却する循環流による冷却効果を従来より高めることが可能となる。
本発明は、発熱デバイスが設置される筐体を有する基地局の冷却構造であって、発熱デバイス側に向かう吹出し方向で流体を流動させる第1ファンと、上記吹出し方向に対して逆の方向で流体を流動させる第2ファンとを有する、という構成を採用する。
本発明では、第1ファンからの流体の吹き出しによって、発熱デバイス側に向かう流体の流れが形成される。第1ファンから吹き出された流体は発熱デバイスの周囲を流動した後、第2ファンの吸込み口に導入される。一方、第2ファンからの流体の吹き出しによって、第1ファンの吸込み口に向かう流体の流れが形成される。すなわち、第1ファンの吸込み口に対して積極的に流体が導入されることで、基地局を冷却する循環流による冷却効果を従来より高めることが可能となる。
また、本発明は、第1ファンの吸込み口及び第2ファンの吹出し口と筐体の内面との間には空間が形成されている、という構成を採用する。本発明では、上記空間が形成されているため、流体が第2ファンから第1ファンに向けて流動するための十分な流動経路が確保される。
また、本発明は、第1ファン及び第2ファンが筐体内に並んで設置されている、という構成を採用する。本発明では、これらのファンが筐体内に並んで配置されているため、ファンが設置される空間を有効に利用して基地局の小型化を図ることが可能となる。
また、本発明は、吹出し方向で流動する流体と吹出し方向に対して逆の方向で流動する流体とを分けるセパレータを有する、という構成を採用する。本発明では、互いに逆の方向に向かう流体の流れがセパレータによって分けられることから、第1ファンから吹き出された流体が、発熱デバイスの周囲を流動せずに第2ファンに導入されることが防止される。
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
本発明によれば、筐体内で流動する循環流による、基地局の冷却効率を向上できるという効果がある。
本発明によれば、筐体内で流動する循環流による、基地局の冷却効率を向上できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図1から図4を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
〔第1実施形態〕
本実施形態における基地局1の構成を、図1及び図2を参照して説明する。
図1は、基地局1の外形を示す斜視図である。なお、図1における紙面上下方向は、基地局1の鉛直方向である。図2は、基地局1の内部の構成を示す斜視図である。
本実施形態における基地局1の構成を、図1及び図2を参照して説明する。
図1は、基地局1の外形を示す斜視図である。なお、図1における紙面上下方向は、基地局1の鉛直方向である。図2は、基地局1の内部の構成を示す斜視図である。
図1に示すように、基地局1は無線通信に用いられる装置であり、屋外例えば建築構造物の外壁や電柱等に設置されるものである。基地局1の外装を構成する筐体2は、略箱状の部材であり、その内部に複数の電子機器を設置するものである。筐体2は、内部に電子機器を設置するときに分割できる構成となっているが、電子機器を風雨から保護するために密閉構造となっている。
筐体2は、建築構造物に設置される側の筐体本体21と、筐体本体21に取り付けられる蓋体22とからなる。筐体本体21及び蓋体22は、筐体2内の熱を効率よく放熱するため、建築構造物よりも高い熱伝導率を有する金属材料等を用いて成形されている。筐体本体21と蓋体22との間の接続部23には、筐体2を密閉構造とするためのシール部材が接続部23の全周に亘り配設されている。
蓋体22の筐体本体21と逆側の外面には、蓋体22からの放熱効率を高めるための放熱フィン24が複数形成されている。放熱フィン24は、ダイキャスト等の鋳造法を用いて蓋体22と一体的に成形されている。筐体本体21の上面及び蓋体22の下面には、基地局1の外部に設けられる不図示のアンテナやケーブル等を接続するための防滴タイプのコネクタ25が複数設けられている。ケーブルの種類としては、中央のシステムとの通信に用いられる通信ケーブルや、基地局1に電力を供給する電源ケーブル等が挙げられる。
図2に示すように、基地局1は、筐体2内に設置される機器として、無線制御基板3と、回線制御基板4と、電源ユニット5と、第1ファン6と、第2ファン7とを有している。また、基地局1では、その内部を冷却するための冷却構造8が用いられている。本実施形態に係る冷却構造8は、筐体2と、第1ファン6と、第2ファン7とを含んで構成される。
無線制御基板3は、無線通信に用いられる機器を構成し、複数の電子部品が実装された略矩形の基板である。無線制御基板3は、筐体2の略中央部に設置されている。無線制御基板3には、基地局1の外部に設置される不図示のアンテナが所定のコネクタ25を介して接続されている。また、無線制御基板3には、その動作に伴って発熱する発熱デバイス31が複数実装されている。発熱デバイス31は、第1ファン6及び第2ファン7が協働して作り出す空気の第1旋回流C1(図3参照)の流動経路に設けられている。
回線制御基板4は、中央のシステムとの通信に用いられる機器を構成し、複数の電子部品が実装された略矩形の基板である。回線制御基板4は、無線制御基板3と平行し且つ対向して、筐体2の略中央部に設置されている。回線制御基板4には、中央のシステムとの通信に用いられる不図示の通信ケーブルが所定のコネクタ25を介して接続されている。また、回線制御基板4には、その動作に伴って発熱する第2発熱デバイス(図示せず)が複数実装されている。第2発熱デバイスは、後述する空気の第1旋回流C1(図3参照)の流動経路に設けられている。
電源ユニット5は、筐体2内に設置される電子機器に電力を供給する機器である。電源ユニット5には、基地局1の外部に設けられる不図示の電源ケーブルが所定のコネクタ25を介して接続されている。なお、電源ユニット5と、無線制御基板3及び回線制御基板4との間には、筐体2の内部空間を分ける仕切り板26が設けられている。仕切り板26は、無線制御基板3及び回線制御基板4に対する、電源ユニット5の発熱の影響を低減させている。
第1ファン6は、発熱デバイス31及び不図示の第2発熱デバイス側に向かう第1吹出し方向F1で、筐体2内の空気を流動させるファンである。第1ファン6は、その第1吹出し口61が無線制御基板3及び回線制御基板4のそれぞれの端部に対向するように設けられている。第1吹出し方向F1は、筐体2における筐体本体21の内側面(紙面略左右方向での内面)に略平行し、且つ無線制御基板3及び回線制御基板4のそれぞれの基板面に略平行している。第1ファン6の第1吸込み口62は、筐体本体21の内面21aと対向している。
第2ファン7は、第1吹出し方向F1に対して逆方向の第2吹出し方向F2で、筐体2内の空気を流動させるファンである。第2ファン7の第2吹出し口71は、筐体本体21の内面21aと対向している。第2ファン7は、その第2吸込み口72が無線制御基板3及び回線制御基板4のそれぞれの端部に対向するように設けられている。第1ファン6の第1吸込み口62及び第2ファン7の第2吹出し口71と、筐体本体21の内面21aとの間には、空間Sが形成されている。なお、第1ファン6及び第2ファン7は、筐体2内に並んで設置されている。このように、基地局1は、空間Sを有効に利用して2つのファン6、7を設置していることで、基地局の小型化を図っている。
続いて、本実施形態に係る冷却構造8の冷却作用を、図3を参照して説明する。図3は、冷却構造8の冷却作用を示す概略図である。なお、回線制御基板4及び不図示の第2発熱デバイスへの冷却は、無線制御基板3及び発熱デバイス31への冷却と同様であるため、その説明を省略する。
無線制御基板3の動作により、無線制御基板3に実装されている発熱デバイス31が発熱する。この熱により無線制御基板3の温度が上昇すると、無線制御基板3や基地局1の正常な動作を妨げる虞がある。そこで、冷却構造8を用いて、基地局1の内部を冷却する。
第1ファン6及び第2ファン7の動作により、筐体2内の空気が流動する。第1ファン6の第1吹出し口61から第1吹出し方向F1で吹き出された空気は、仕切り板26に衝突して旋回し、第2ファン7の第2吸込み口72に導入される。すなわち、第1吹出し口61から第2吸込み口72へ導入される第1旋回流C1が形成される。
より詳細には、第1吹出し口61から吹き出された第1旋回流C1は、まず発熱デバイス31側に向かって流動する。第1旋回流C1は、無線制御基板3の表面側及び裏面側をいずれも流動し、無線制御基板3に実装された発熱デバイス31の周囲を流動する。発熱デバイス31は、第1旋回流C1によって冷却される。一方、発熱デバイス31の熱により、第1旋回流C1は温められる。第1旋回流C1は、仕切り板26に衝突した後、第2ファン7に吸引され第2吸込み口72に導入される。第1旋回流C1は、第2吸込み口72に導入されるまでの間も、発熱デバイス31を冷却する。
第2ファン7の第2吹出し口71から第2吹出し方向F2で吹き出された空気は、筐体本体21の内面21aに衝突して旋回し、第1ファン6の第1吸込み口62に導入される。すなわち、第2吹出し口71から第1吸込み口62へ導入される第2旋回流C2が形成される。また、第1旋回流C1及び第2旋回流C2は、筐体2内を循環して流動する循環流Cとなっている。
より詳細には、第2吹出し口71から吹き出された第2旋回流C2は、まず内面21aに向かって流動し、内面21aに衝突する。第2旋回流C2は、第1旋回流C1が第2ファン7を通って再び吹き出された流れであるため、発熱デバイス31の熱により温められている。ここで、第2旋回流C2が内面21aに衝突することで、第2旋回流C2の熱が筐体2に移動して放熱され、第2旋回流C2は冷却される。よって、第1旋回流C1及び第2旋回流C2からなる循環流Cが筐体2内を循環して流動することで、発熱デバイス31の熱を筐体2(放熱フィン24を含む)を介して放熱させることができる。すなわち、筐体2内で循環流Cを流動させることで、発熱デバイス31及び基地局1の内部を冷却することができる。
筐体本体21の内面21aに衝突して旋回した後の第2旋回流C2は、第1ファン6の第1吸込み口62に導入される。ここで、第1吸込み口62及び第2吹出し口71と、内面21aとの間には空間Sが形成されており、第2旋回流C2が第2吹出し口71から第1吸込み口62に向けて流動するための十分な流動経路が確保されている。そのため、第2旋回流C2に対する流動抵抗は小さく、第2旋回流C2は円滑に流動して第1吸込み口62に導入される。第2ファン7の動作により、第1ファン6の第1吸込み口62に導入される第2旋回流C2を積極的に形成することができる。よって、第1ファン6から吹き出される第1旋回流C1の流量が増加し、循環流Cの流量も増加することから、基地局1の冷却効率を向上させることができる。
したがって、本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、筐体2内で流動する循環流Cを強めることができ、基地局1の冷却効率を向上できるという効果がある。
本実施形態によれば、筐体2内で流動する循環流Cを強めることができ、基地局1の冷却効率を向上できるという効果がある。
〔第2実施形態〕
第2基地局1Aの構成及び第2冷却構造8Aの冷却作用を、図4を参照して説明する。図4は、第2基地局1Aの構成及び第2冷却構造8Aの冷却作用を示す概略図である。また、図4において、図2及び図3に示す第1の実施形態の構成要素と同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
第2基地局1Aの構成及び第2冷却構造8Aの冷却作用を、図4を参照して説明する。図4は、第2基地局1Aの構成及び第2冷却構造8Aの冷却作用を示す概略図である。また、図4において、図2及び図3に示す第1の実施形態の構成要素と同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
第2基地局(基地局)1Aは携帯電話やPHS等の通信に用いられる装置であり、屋外例えば建築構造物の外壁や電柱等に設置されるものである。第2基地局1Aでは、その内部を冷却するための第2冷却構造(冷却構造)8Aが用いられている。本実施形態に係る第2冷却構造8Aは、筐体2と、第1ファン6と、第2ファン7と、セパレータ9とを含んで構成される。
セパレータ9は、板状の部材であり、筐体本体21の内部底面に直交して立設されている。セパレータ9は、筐体2内の第1旋回流C1が流動する側の、第1吹出し方向F1で流動する空気の流れと、第2吹出し方向F2と略平行する方向で流動する空気の流れとを分ける位置に設けられている。なお、本実施形態ではセパレータ9が設けられているため、セパレータ9を挟んだ両側に無線制御基板3及び回線制御基板4がそれぞれ設けられている。無線制御基板3には複数の発熱デバイス31が実装され、回線制御基板4には複数の第2発熱デバイス(発熱デバイス)41が実装されている。
続いて、本実施形態に係る第2冷却構造8Aの冷却作用を、図4を参照して説明する。
本実施形態では、第1旋回流C1における、第1吹出し方向F1で流動する空気の流れと、第2吹出し方向F2と略平行する方向で流動する空気の流れとを分ける位置に、セパレータ9が設けられている。そのため、この冷却作用は、第1ファン6から吹き出された空気が、発熱デバイス31の周囲を流動しないまま第2ファン7に導入されることを防止して、第1旋回流C1を仕切り板26の近傍まで流動させることができ、結果として複数の発熱デバイス31及び複数の第2発熱デバイス41を全体的に冷却することができる。
本実施形態では、第1旋回流C1における、第1吹出し方向F1で流動する空気の流れと、第2吹出し方向F2と略平行する方向で流動する空気の流れとを分ける位置に、セパレータ9が設けられている。そのため、この冷却作用は、第1ファン6から吹き出された空気が、発熱デバイス31の周囲を流動しないまま第2ファン7に導入されることを防止して、第1旋回流C1を仕切り板26の近傍まで流動させることができ、結果として複数の発熱デバイス31及び複数の第2発熱デバイス41を全体的に冷却することができる。
したがって、本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、第1の実施形態によって得られる効果に加え、第1旋回流C1を仕切り板26の近傍まで流動させることができることから、複数の発熱デバイス31及び複数の第2発熱デバイス41を全体的に冷却できるという効果がある。
本実施形態によれば、第1の実施形態によって得られる効果に加え、第1旋回流C1を仕切り板26の近傍まで流動させることができることから、複数の発熱デバイス31及び複数の第2発熱デバイス41を全体的に冷却できるという効果がある。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、第1ファン6及び第2ファン7は並んで筐体2内に設置されているが、これに限定されるものではなく、第1ファン6と第2ファン7とが互いに離れて設置され、且つ逆方向に筐体2内の空気を吹き出すことで循環流Cを形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、第1ファン6及び第2ファン7はそれぞれ1つずつ用いられているが、これに限定されるものではなく、それぞれ複数個のファンを用いてもよい。また、各複数個の第1ファン6及び第2ファン7を筐体2内で交互に並べてもよいし、第1ファン6及び第2ファン7をそれぞれ集めて設置してもよい。第1ファン6及び第2ファン7を交互に並べた場合は、隣り合う第1ファン6及び第2ファン7毎に循環流が形成される。第1ファン6及び第2ファン7をそれぞれ集めて設置する場合は、複数個のファンに亘る大きな循環流が形成される。
1…基地局、1A…第2基地局(基地局)、2…筐体、21a…内面、31…発熱デバイス、41…第2発熱デバイス(発熱デバイス)、6…第1ファン、62…第1吸込み口、7…第2ファン、71…第2吹出し口、8…冷却構造、8A…第2冷却構造(冷却構造)、9…セパレータ、F1…第1吹出し方向、F2…第2吹出し方向、S…空間
Claims (4)
- 発熱デバイスが設置される筐体を有する基地局の冷却構造であって、
前記発熱デバイス側に向かう吹出し方向で流体を流動させる第1ファンと、
前記吹出し方向に対して逆の方向で流体を流動させる第2ファンとを有することを特徴とする基地局の冷却構造。 - 請求項1に記載の基地局の冷却構造において、
前記第1ファンの吸込み口及び前記第2ファンの吹出し口と、前記筐体の内面との間には、空間が形成されていることを特徴とする基地局の冷却構造。 - 請求項1又は2に記載の基地局の冷却構造において、
前記第1ファン及び前記第2ファンは、前記筐体内に並んで設置されていることを特徴とする基地局の冷却構造。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の基地局の冷却構造において、
前記吹出し方向で流動する流体と、前記吹出し方向に対して逆の方向で流動する流体とを分けるセパレータを有することを特徴とする基地局の冷却構造。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016063714A (ja) * | 2014-09-22 | 2016-04-25 | 株式会社ノーリツ | 電気装置 |
JP2016096198A (ja) * | 2014-11-13 | 2016-05-26 | 富士電機株式会社 | 冷却機能付半導体装置 |
JP2016127341A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 富士通株式会社 | 無線装置 |
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- 2009-11-11 JP JP2009258149A patent/JP2011103393A/ja active Pending
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