JP5846943B2 - 電動車両制御装置、及びそれを用いた電動車両 - Google Patents

電動車両制御装置、及びそれを用いた電動車両 Download PDF

Info

Publication number
JP5846943B2
JP5846943B2 JP2012019414A JP2012019414A JP5846943B2 JP 5846943 B2 JP5846943 B2 JP 5846943B2 JP 2012019414 A JP2012019414 A JP 2012019414A JP 2012019414 A JP2012019414 A JP 2012019414A JP 5846943 B2 JP5846943 B2 JP 5846943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric vehicle
road surface
cooling device
surface gradient
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012019414A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013158221A (ja
Inventor
山岡 士朗
士朗 山岡
宮崎 英樹
英樹 宮崎
和人 大山
和人 大山
岡田 隆
隆 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2012019414A priority Critical patent/JP5846943B2/ja
Publication of JP2013158221A publication Critical patent/JP2013158221A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5846943B2 publication Critical patent/JP5846943B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Description

電動車両を制御する電動車両制御装置、及びそれを用いた電動車両に関する。
環境負荷の小さな車両として、電気駆動によって車両を走行させる電気自動車やプラグインハイブリッド自動車などの電動車両が注目されている。
しかしながら、電動車両に用いられる蓄電池であるバッテリは、従来の内燃機関に用いる燃料と比べてエネルギー密度が小さく、航続距離が短いという欠点がある。バッテリの搭載量をなるべく上げずに航続距離を延ばすためには、車両重量を軽くする、パワートレインの駆動効率を上げるなどの対応が有効であり、電動車両用の駆動モータの小型化が重要になる。
しかし、モータ体格を小型化すると、高速走行や追越し等の高負荷条件などの高電力要求時に、モータまたはこれを駆動する駆動装置(以降、インバータ)が過度に高温となり、故障の原因となるという課題があった。
本課題を解決する施策として、例えば特許文献1では、電気自動車のモータおよびインバータのスイッチング素子の温度を検出し、この検出結果に応じて冷却装置を制御することで、モータやインバータを冷却する技術が記載されている。
特開2008−72818号公報
しかし、モータやインバータのスイッチング素子や駆動回路などの温度を下げるには、筐体の熱伝導などに起因して一定の時間が必要であり、例えばこれらを搭載した車両が急かつ継続的な登坂状態にある場合、車両のドライバのアクセル操作に律速されるスイッチング素子や駆動回路の温度上昇は、冷却系の温度低減作用よりも早い時定数で作用する。その結果、冷却が追い付かず、これらの装置を破損してしまう可能性があった。
本発明は、上記課題に鑑み、その目的は、モータやインバータに高出力が要求される場合でも、異常な高温状態を避けることができ、当該機器の故障を防止することである。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、電動車両を駆動するモータと、モータを駆動するモータ駆動装置と、モータ及びモータ駆動装置を冷却する冷却装置と、共に用いられる電動車両を制御する電動車両制御装置において、入力されたアクセル開度と、ブレーキポジションと、自車速と、セレクタポジションと、に基づいて前記電動車両が停止又は走行する路面の路面勾配角を推定する路面勾配推定部と、路面勾配推定部で推定された路面勾配角と、モータ及びモータ駆動装置の温度と、に基づいて、冷却装置の電力指令値を演算する冷却装置電力演算部と、を有し、電動車両が登坂で停止中又は走行中の場合の路面勾配角における冷却装置の電力指令値が、電動車両が平坦路で停止中又は走行中の場合の車速及び路面勾配角における冷却装置の電力指令値よりも大きい値となり、電動車両がキーオンした直後の冷却装置の電力指令値が、電動車両が平坦路で停止中又は走行中の場合の車速及び路面勾配角における冷却装置の電力指令値よりも大きい値となる構成とする。
モータやインバータに高出力が要求される場合でも、異常な高温状態を避けることができ、当該機器の故障を防止することができる。
本発明に係る電動車両制御装置を有する電動車両の第一の実施例を示す図である。 本発明の電動車両の運転範囲とモータ回転数−トルクの関係の一例を示す図である。 所定運転条件で電動車両を連続運転した場合のモータの代表点温度履歴の一例を示す図である。 本発明に係る電動車両制御装置の第一の実施例を示す制御ブロック図である。 電動車両が平坦路及び登坂路を走行中に働く力や抵抗を示す図である。 本発明の第一の実施例を適用した場合の推定車重、推定勾配、冷却装置電力、冷却水温の履歴の一例を示す図である。 本発明に係る電動車両制御装置を有する電動車両の第二の実施例を示す図である。 本発明に係る電動車両制御装置の第二の実施例を示す制御ブロック図である。 本発明の第一の実施例を適用した場合の推定勾配、冷却装置電力、冷却水温の履歴の一例を示す図である。 本発明に係る電動車両制御装置の第三の実施例を示す制御ブロック図である。 本発明の第三の実施例を適用した場合の推定勾配、冷却装置電力、冷却水温の履歴の一例を示す図である。 本発明の第三の実施例において、走行履歴を活用した場合の制御ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面と共に説明する。
図1は本発明の第一の実施例に係る電動車両101の構成図を示している。
図1の電動車両101は、電動車両101を制御する電動車両制御装置である車両ECU102を有し、アクセル開度、ブレーキポジション、車両のドライバが意図するギアや走行モードを指令するセレクタのポジション、ハンドル等のステアリングポジション、自車速、モータ温度、バッテリ状態を示すバッテリ情報のようなセンサ信号が入力される。これらのセンサ信号から、車両状態を判定及び制御状態を演算し、各アクチュエータやパーツの制御装置であるECUに指令を送る。
また、電動車両101を駆動するモータ104に対して電力ハーネスを通じて駆動電力を供給するモータ駆動装置であるインバータ103と、このインバータ103に電力を供給する蓄電池であるバッテリ106と、を有する。バッテリ106の制御はバッテリ制御装置であるバッテリECU107で行い、車両ECU102との通信により、バッテリ情報を電動車両制御装置である車両ECU102に伝達するのと同時に、モータ104の駆動のためのバッテリ制御情報を受信する。
また減速ギア105は、モータ104の軸回転力を減速比に応じた回転数とトルクを電動車両101のタイヤへ伝達する。
ブレーキ制御装置であるブレーキECU108は、車両ECU102から受けた制動指令に基づき、各タイヤに搭載されたブレーキ状態を制御する。
冷却装置109は、車両ECU102からの指令に基づいて電気駆動し、インバータ103およびモータ104を冷却する冷却水(冷媒でも可)を、冷却水通路111aおよび冷却水通路111bを通じて循環させる。
本実施例において、この冷却装置109は、インバータ103とモータ104を冷却水通路111aおよび冷却水通路111bを介してそれぞれ独立に冷却しているが、インバータ103とモータ104の間をつなぐ冷却水通路を設けて、冷却装置109からインバータ103、モータ104を順に循環する形で冷却してもよい。また冷却装置109の駆動電力は、バッテリ106から直接もしくは間接的に供給されるものであるが、本発明の電動車両制御装置である車両ECU102を、エンジンを搭載したプラグインハイブリッド車に搭載する場合は、その他の補機バッテリから電力供給される方式も、本発明の範疇の技術である。
図2は、本発明の電動車両101の運転範囲とモータ104の回転数−トルクの関係を示している。この電動車両101は、市街地走行領域204および高出力領域203で囲まれる力行の領域と、回生領域205で囲まれる領域とで、走行領域が構成されている。この走行領域は、電動車両101を運転するユーザが指示するアクセル開度、セレクタポジション、ブレーキポジションなどに応じて、運転状態(走行状態)を決定する。
電動車両101のモータ104は、車両が要求するトルクや回転数を満たすように電力が供給され、駆動する。この電動車両101の走行状態の大部分は、市街地走行領域204で示される領域で占められることが多く、市街地走行を多用する領域にモータ104の高効率域を合わせて設計すると、モータ104の体格を小さくする必要がある。この場合、高速走行や登坂走行等の高出力要求を満足しようとすると、高い電力によって、モータ104やインバータ103が過度に高温となり、故障の原因となる。モータ104を、なるべく市街地走行領域204で高効率動作できるように小型化する場合、それ以外の力行領域、例えば登坂走行の代表点201や高速走行の代表点206を含む高出力領域203の走行時には、モータ104やインバータ103を、冷却装置109によって好適に冷却する必要がある。
図3は、所定運転条件で電動車両を連続運転した場合のモータ104の代表点温度の履歴の一例を示している。
線301は図2の登坂走行の代表点201で運転した場合、線302は図2の市街地走行の代表点202で運転した場合の履歴である。
本発明のモータ104は登坂走行の代表点201で長時間運転した場合、モータ104の限界温度を超えてモータ104を破損する、すなわちステータコイルの絶縁破壊を起こしたり、ロータ等に永久磁石を使用している場合にはこの減磁を引き起こしたりする可能性がある。
よって、登坂走行の代表点201のような高負荷域で長時間運転する場合には、図1の冷却装置109を用いて、点線303のような履歴となるよう、制御することが特徴である。これにより、本発明のモータ104において、高負荷運転を続けても破損を防ぐことができるものである。
図4は、本発明の電動車両制御装置である車両ECU102の第一の実施例を示す制御ブロック図であり、冷却装置109の駆動電力の決定システムフローの一例である。
電動車両制御装置である車両ECU102には、図4に示されるように、電動車両101のユーザが示すアクセル開度、ブレーキポジション、ステアリングポジション(ハンドル)、電動車両101の車速、車両のドライバが意図するギアや走行モードを指令するセレクタのポジションなどが入力され、これらの値から当該車両が走行する路面の勾配を推定する路面勾配推定部401を有している。この路面勾配推定部401は、少なくとも、入力されたアクセル開度と、ブレーキポジションと、自車速と、セレクタポジションと、に基づいて電動車両101が停止又は走行する路面の路面勾配角を推定するものである。
また、この路面勾配推定部401で演算された推定勾配角、およびモータ104およびインバータ103の温度(冷却水温でも可)を入力して、冷却装置109を駆動する電力量を決定し、冷却装置電力指令を出力する冷却装置電力演算部402を有している。すなわち、この制御ブロック図が意図するところは、電動車両が走行する路面勾配をリアルタイム推定し、これを用いてこの先車両が走行する路面におけるモータやインバータの温度上昇を予見して冷却装置を駆動するものであり、冷却装置の使用電力を抑えながら、モータインバータの異常な高温状態の継続を避けることができるという効果がある。
この路面勾配推定部における路面勾配角の推定方法の一例について図5を用いて以下に示す。図5(a)は平坦路を走行する電動車両501が平坦路を走行している場合であり、車両には駆動力Fおよび走行抵抗(ころがり抵抗Rr+速度抵抗Rv)が働いて平坦路加速度αfが発生している。また、図5(b)は登坂路を走行する電動車両502が勾配路を走行している場合であり、車両には駆動力F、走行抵抗に加えて勾配抵抗Riが働いて推定加速度αsが発生している。ここで、Mは車両重量、gは重力加速度、θは勾配の傾斜角である。高速道路の道路勾配は5[%]以下が多く、山岳路においても7〜10[%]程度のため、その傾斜角θは十分小さい。したがって、勾配路のころがり抵抗は平坦路の場合と等しいと仮定すると、図5(a)の平坦路と図5(b)の勾配路における車両の前後方向の運動方程式はそれぞれ(1)、(2)式で表される。
M×αf=F−Rr−Rv (1)
M×αs=F−Rr−Rv−Ri (2)
(2)式から(1)式を引くと(3)式を得る。
M×(αs−αf)=−Ri (3)
また、勾配抵抗Riは傾斜角θを用いて(4)式で表される。
Ri=M×g×sinθ (4)
(3)式に(4)式を代入して整理すると(5)式を得る。
sinθ=(−1)×(αs−αf)÷g (5)
一般に車両走行路面における傾斜角θは十分小さいことからtanθ≒sinθとなるので、道路勾配i[%]として(6)式が得られる。
i=tanθ×100
≒sinθ×100=(−1)×(αs−αf)÷g×100 (6)
すなわち、走行する車両の所定時間における加速度差を利用することで、道路勾配が演算可能である。なお、平坦路加速度αfは駆動力の関数として(1)式の運動方程式から求め、推定加速度αsは車速を擬似微分して求める。但し、このαsおよびαfを式(1)および(2)から求める際、一旦、同じような路面勾配角において車両重量Mを収束演算させる必要があるため、車重推定開始から、一定の時間後(数分後)に路面勾配角の推定が可能となる。
図6には、本発明の第一の実施例を適用した場合の電動車両101の走行中の推定車重、推定勾配、冷却装置電力、冷却水温の履歴の一例を示している。
線601は前述した路面勾配推定部401で推定される車重Mの履歴、点線602はその車両の実際の重量、線603は線601に基づいて推定勾配角θの履歴、点線604はその車両が実際に走行している路面勾配角の履歴、線605は冷却装置109の電力Pc、点線606は冷却装置109の上限電力値、線608はモータ104の冷却水温Twの履歴、線607は本実施例の電動車両における設定冷却水温の上限値、点線609は、冷却装置109の電力を点線606付近で運転し続けた場合の冷却水温の履歴である。
まず時刻t0において、電動車両101をキーONし、走行をスタートする。この時、まず冷却装置電力Pcは一旦上限電力に近いところに設定し、冷却水温Twを下げる(もしくは上昇を抑制する)。つまり、電動車両がキーONした直後の冷却装置109の電力指令値が、電動車両101が平坦路で停止中又は走行中の場合の車速及び路面勾配角における冷却装置109の電力指令値よりも大きい値となる。これは、上述のように、冷却装置が機器冷却する時定数は、モータ104やインバータ103の急峻な温度上昇に対応できないため、なるべく起動初期の冷却水温Twを低く保っておくことで、走行中のモータ104やインバータ103の温度上昇を抑えることを目的としている。車両走行後に図4および図5で述べたフローによって車重推定を開始し、推定車重Mの演算が収束する時刻t1において、勾配推定を開始し、冷却装置電力Pcを制御する。時刻t1において、推定勾配は平坦路に近いため、冷却装置電力Pcを下げて(もしくは停止して)、電力消費を抑制する。時刻t2以降、電動車両101は線604にあるように登り勾配に入る。時刻t3までは推定勾配θが大きくなるので、これに合わせて線605のように冷却装置電力Pcの値が大きくなり、冷却水温Twの上昇を抑える。時刻t3以降、推定勾配θはマイナス、すなわち下り勾配に入るため、このθと冷却水温の状態に基づき、冷却装置電力Pcを下げるように制御し、この後時刻t4までは比較的平坦路を走行するので、冷却装置電力Pcは水温Twの状態を見ながら、低い値となるように制御する。時刻t4からは再び登り勾配に入るため、推定勾配θの値に応じて冷却装置電力Pcを大きくして、水温Twの上昇を抑制するように制御する。すなわち、この図6の示す本実施例の効果は、推定勾配θおよびモータ104やインバータ103の冷却水温Twの値に基づいて、冷却装置電力Pcの値を制御することで、継続的な高電力化(高温化)に起因するモータ104やインバータ103の異常状態や故障を避けつつ、電力消費を抑制することができるところにある。
なお、冷却装置109が、線605のような連続的な電力制御が不可能で、例えば電力のON・OFFのみを制御するタイプの場合でも、推定勾配θの値に基づき、例えば登り勾配で冷却装置電力PcをON、下りもしくは平坦路で水温Twが所定値以下の場合にOFF、といった制御をすればよく、これも本発明の範疇の技術であることは言うまでもない。また、登り勾配だけでなく、車速が所定値以上(例えば図2の領域206)の場合も、継続的な高電力化が必要な領域である。よって、車速に応じて冷却装置電力Pcを制御し、モータ104やインバータ103の異常状態や故障を避けつつ、電力消費を抑制することができることから、これも本発明の範疇の技術であることは言うまでもない。
本発では、電動車両101が登坂で停止中又は走行中の場合の路面勾配角における冷却装置109の電力指令値が、電動車両101が平坦路で停止中又は走行中の場合の車速及び路面勾配角における冷却装置109の電力指令値よりも大きい値となるようにしていることで、継続的な高電力化(高温化)に起因するモータ104やインバータ103の異常状態や故障を避けつつ、電力消費を抑制することができる。
なお、電動車両101が停止中又は走行中の路面の路面勾配角と、冷却装置109の電力指令値とは、比例の関係にある。
図7は本発明の第二の実施例に係る電動車両101の構成図を示している。
図1に示した第一の実施例との違いは、図1の構成に加えて、電動車両101には加速度センサ112を備えていることである。この出力値を路面勾配推定部801の演算に用いることで、勾配推定精度を向上する狙いがある。
図8は、本発明の電動車両制御装置の第二の実施例を示す制御ブロック図であり、冷却装置109の駆動電力の決定システムフローの一例である。図4で説明した本発明の第一の実施例との違いは、当該車両が走行する路面の勾配を推定する路面勾配推定部801に対して、ユーザが示すアクセル開度、ブレーキポジション、ステアリングポジション(ハンドル)、電動車両101の車速、車両のドライバが意図するギアや走行モードを指令するセレクタのポジションに加え、加速度センサ109の出力値が入力されるところである。加速度センサを用いることで、キーON(システムスタート)直後から、車両の加速度を計測することができるため、特に車両が停止中であれば、式(6)にαf=0となり、αsにこの加速度センサから求められる演算値を代入すれば、道路勾配iを求めることができる。この値を元に、走行開始後に車速の微分値と加速度センサの値を演算することで推定車重Mを求めることなく、推定勾配θを演算できる。すなわち、第一の実施例にあるような、走行開始後の車重推定や勾配推定の時間が必要なくなり、また勾配推定精度も高くなる、という効果がある。この路面勾配推定部801で演算された推定勾配角、およびモータ104およびインバータ103の温度(冷却水温でも可)を冷却装置電力演算部802に入力し、冷却装置電力演算部802で冷却装置109を駆動する電力を決定し、冷却装置電力指令を出力する。
図9は、本発明の第二の実施例を適用した場合の電動車両101の走行中の推定車重、推定勾配、冷却装置電力、冷却水温の履歴の一例を示している。図6に示した本発明の第一の実施例との違いは、上述のように、走行開始直後から推定勾配角θの演算が可能となること、また勾配推定精度が高くなることで、キーON時の冷却装置電力Pcの電力消費を抑制し、また車両スタート直後に勾配変化がある場合でも、高精度な勾配推定が可能となり、継続的な高電力化(高温化)に起因するモータ104やインバータ103の異常状態や故障を避けることができるところにある。なお、冷却装置109が、線904のような連続的な電力制御が不可能で、例えば電力のON・OFFのみを制御するタイプの場合でも、推定勾配角θの値に基づき、例えば登り勾配で冷却装置電力PcをON、下りもしくは平坦路で水温Twが所定値以下の場合にOFF、といった制御を実施すればよく、これも本発明の範疇の技術であることは言うまでもない。また、登り勾配だけでなく、車速が所定値以上(例えば図2の領域206)の場合も、継続的な高電力化が必要な領域である。よって、車速に応じて冷却装置電力Pcを制御し、モータ104やインバータ103の異常状態や故障を避けつつ、電力消費を抑制することができることから、これも本発明の範疇の技術である。
図10は本発明の第三の実施例に係る電動車両101の構成図を示している。
この第三の実施例の特徴は、第一の実施例および第二の実施例に対して、道路の制限速度情報など含む地図情報を外部から受信する受信部、又は地図情報を記憶する記憶装置(図示していない)や電動車両101の周囲の画像情報を取得できる車載カメラ(図示していない)の画像情報を路面勾配推定部1001に入力することで、電動車両101が現在および将来に走行もしくは停止する路面勾配の詳細情報を、演算に用いることができ、より精密な冷却制御が実施できるところにある。
つまり、これらの地図情報や画像情報から、電動車両101の走行予定ルートが把握できる。本発明では、路面勾配推定部801で推定された走行予定ルートの路面勾配角が所定値以上、且つ走行時間が所定値以上と判断される場合の冷却装置109の電力指令値が、電動車両101が平坦路で停止中又は走行中の場合の車速及び路面勾配角における冷却装置109の電力指令値よりも大きい値とする。よって、電動車両101が現在および将来に走行もしくは停止する路面勾配の詳細情報を、演算に用いることができ、より精密な冷却制御が実施できる。
図11は本発明の第三の実施例を適用した場合の電動車両101の走行中の推定車重、推定勾配、冷却装置電力、冷却水温の履歴の一例を示している。図6および図9に示した本発明の第一、第二の実施例に対して、地図情報や路面勾配情報を直接路面勾配推定の演算に用いることで、現在の走行路面の勾配が登坂状態になくても、将来の登坂状況を鑑みて、予め冷却装置109の電力を制御して、継続的な高電力化(高温化)に起因するモータ104やインバータ103の異常状態や故障を避けることができるところにある。以下に具体的に説明する。線1101は推定勾配角θの履歴、点線1102はその車両が実際に走行している路面勾配角の履歴、線1104は冷却装置109の電力Pc、点線1103は冷却装置109の上限電力値、線1106はモータ104の冷却水温Twの履歴、線1105は本実施例の電動車両における設定冷却水温の上限値、点線1107は冷却装置109の電力を点線1103(上限電力値)付近で運転し続けた場合の冷却水温の履歴である。
まず時刻t0において、電動車両101をキーONし、走行をスタートする。この時、まず冷却装置電力Pcは一旦上限電力に近いところに設定し、冷却水温Twを下げる(もしくは上昇を抑制する)。これは、上述のように、冷却装置が機器冷却する時定数は、モータ104やインバータ103の急峻な温度上昇に対応できないため、なるべく起動初期の冷却水温Twを低く保っておくことで、走行中のモータ104やインバータ103の温度上昇を抑えることを目的としている。この後推定勾配角θに基づいて、冷却装置電力Pcを制御するが、図10の路面勾配推定部1001に入力される地図情報や車載カメラ情報などから、時刻t11において、登り勾配があると判定される場合、冷却水温Twも鑑みて、時刻t10の時点から冷却装置電力Pcを上げて、冷却を強化する。その後、推定勾配θに応じて線1104のように冷却装置電力Pcを制御するが、時刻t14において、再び推定勾配θが大きくなるという情報を地図情報や車載カメラ情報から判定されれば、時刻t14以前の時刻t13において冷却装置電力Pcを上げて、冷却を強化するものである。なお、冷却装置109が、線1104のような連続的な電力制御が不可能で、例えば電力のON・OFFのみを制御するタイプの場合でも、現在走行中の推定勾配θ、地図情報、車載カメラ情報に基づき、例えば登り勾配で冷却装置電力PcをON、下りもしくは平坦路で水温Twが所定値以下の場合にOFF、といった制御を実施すればよく、これも本発明の範疇の技術であることは言うまでもない。また、登り勾配だけでなく、車速が所定値以上(例えば図2の領域206)の場合も、継続的な高電力化が必要な領域である。よって、車速に応じて冷却装置電力Pcを制御し、モータ104やインバータ103の異常状態や故障を避けつつ、電力消費を抑制することができることから、これも本発明の範疇の技術であることは明白である。
図12は、第三の実施例において、走行履歴を活用した場合の制御ブロック図である。
この特徴は、図10および図11で述べた第三の実施例において、さらに電動車両制御装置である車両ECU102や通信可能な車両外部の記憶装置(図示していない)などに、これまでの走行履歴や機器情報を格納し、この結果も冷却装置電力演算部1002に入力して、冷却装置109への電力指令を決定するものである。つまり、冷却装置電力演算部1002は、路面勾配推定部1001で推定された路面勾配角と、モータ104及びインバータ103の温度と、入力された車両の走行履歴又機器情報に基づいて、冷却装置109の電力指令値を演算する。この効果は、モータ104の機器劣化や電動車両101のユーザの運転特性等をも鑑みることで、モータ104やインバータ103などが高温化する条件を履歴的にも判定して冷却制御できるところにあり、走行中の路面勾配や車速以外の要因も含めることによって、より高精度にモータ104やインバータ103の異常状態や故障を避けることができるところにある。この走行履歴の活用については、第三の実施例だけでなく、第一の実施例や第二の実施例に適用しても本発明の技術の範疇として効果があることは言うまでもない。
101 電動車両
102 車両ECU
103 インバータ
104 モータ
105 減速ギア
106 バッテリ
107 バッテリECU
108 ブレーキECU
109 冷却装置
111a、111b、111c 冷却水通路
112 加速度センサ
201 登坂走行の代表点
202 市街地走行の代表点
203 高出力領域
204 市街地走行領域
205 回生領域
401、801、1001 路面勾配推定部
402、802、1002 冷却装置電力演算部
501 平坦路を走行する電動車両
502 登坂路を走行する電動車両

Claims (12)

  1. 電動車両を駆動するモータと、前記モータを駆動するモータ駆動装置と、前記モータ及び前記モータ駆動装置を冷却する冷却装置と、共に用いられる電動車両を制御する電動車両制御装置において、
    入力されたアクセル開度と、ブレーキポジションと、自車速と、セレクタポジションと、に基づいて前記電動車両が停止又は走行する路面の路面勾配角を推定する路面勾配推定部と、
    前記路面勾配推定部で推定された路面勾配角と、前記モータ及び前記モータ駆動装置の温度と、に基づいて、前記冷却装置の電力指令値を演算する冷却装置電力演算部と、を有し、
    前記電動車両が登坂で停止中又は走行中の場合の路面勾配角における前記冷却装置の電力指令値が、前記電動車両が平坦路で停止中又は走行中の場合の車速及び路面勾配角における前記冷却装置の電力指令値よりも大きい値となり、
    前記電動車両がキーオンした直後の前記冷却装置の電力指令値が、前記電動車両が平坦路で停止中又は走行中の場合の車速及び路面勾配角における前記冷却装置の電力指令値よりも大きい値となることを特徴とする電動車両制御装置。
  2. 請求項1に記載の電動車両制御装置において、
    前記電動車両が停止中又は走行中の路面の路面勾配角と、前記冷却装置の電力指令値とは、比例の関係にあることを特徴とする電動車両制御装置。
  3. 請求項1に記載の電動車両制御装置において、
    前記路面勾配推定部は、入力されたアクセル開度と、ブレーキポジションと、自車速と、セレクタポジションと、加速度センサで検知した出力値と、に基づいて前記電動車両が停止又は走行する路面の路面勾配角を推定することを特徴とする電動車両制御装置。
  4. 請求項1に記載の電動車両制御装置において、
    前記路面勾配推定部は、入力されたアクセル開度と、ブレーキポジションと、自車速と、セレクタポジションと、地図情報と、電動車両の周囲の画像情報と、に基づいて前記電動車両が停止又は走行する路面の路面勾配角を推定することを特徴とする電動車両制御装置。
  5. 請求項4に記載の電動車両制御装置において、
    前記路面勾配推定部で推定された走行予定ルートの路面勾配角が所定値以上、且つ走行時間が所定値以上と判断される場合の前記冷却装置の電力指令値が、前記電動車両が平坦路で停止中又は走行中の場合の車速及び路面勾配角における前記冷却装置の電力指令値よりも大きい値となることを特徴とする電動車両制御装置。
  6. 請求項4に記載の電動車両制御装置において、
    前記地図情報は、走行する道路の制限速度情報を含み、
    走行予定ルートにおける自車速が所定値以上と判断される場合の前記冷却装置の電力指令値が、前記電動車両が平坦路で停止中又は走行中の場合の車速及び路面勾配角における前記冷却装置の電力指令値よりも大きい値となることを特徴とする電動車両制御装置。
  7. 請求項1に記載の電動車両制御装置において、
    入力された前記モータ及び前記モータ駆動装置の温度が、予め定めた期間、持続的な上昇を示す場合の前記冷却装置の電力指令値は、前記電動車両が平坦路で停止中又は走行中の場合の車速及び路面勾配角における前記冷却装置の電力指令値よりも大きい値となることを特徴とする電動車両制御装置。
  8. 請求項1に記載の電動車両制御装置において、
    前記冷却装置電力演算部は、前記路面勾配推定部で推定された路面勾配角と、前記モータ及び前記モータ駆動装置の温度と、入力された車両の走行履歴に基づいて、前記冷却装置の電力指令値を演算し、
    前記車両の走行履歴から、前記モータ及び前記モータ駆動装置の温度が持続的な上昇を示すと予想される場合の前記冷却装置の電力指令値は、前記電動車両平坦路で停止中又は走行中の場合の車速及び路面勾配角における前記冷却装置の電力指令値よりも大きい値となることを特徴とする電動車両制御装置。
  9. 電動車両を駆動するモータと、
    前記モータを駆動するモータ駆動装置と、
    前記モータ及び前記モータ駆動装置を冷却する冷却装置と、
    電動車両を制御する電動車両制御装置と、を有し、
    前記電動車両制御装置は、
    入力されたアクセル開度と、ブレーキポジションと、自車速と、セレクタポジションと、に基づいて前記電動車両が停止又は走行する路面の路面勾配角を推定する路面勾配推定部と、
    前記路面勾配推定部で推定された路面勾配角と、前記モータ及び前記モータ駆動装置の温度と、に基づいて、前記冷却装置の電力指令値を演算する冷却装置電力演算部と、を有し、
    前記電動車両制御装置は、前記電動車両が登坂で停止中又は走行中の場合の路面勾配角における前記冷却装置の電力指令値が、前記電動車両が平坦路で停止中又は走行中の場合の車速及び路面勾配角における前記冷却装置の電力指令値よりも大きい値となり、
    前記電動車両がキーオンした直後の前記冷却装置の電力指令値が、前記電動車両が平坦路で停止中又は走行中の場合の車速及び路面勾配角における前記冷却装置の電力指令値よりも大きい値となることを特徴とする電動車両。
  10. 請求項9に記載の電動車両において、
    加速度を検知する加速度センサを有し、
    前記電動車両制御装置の前記路面勾配推定部は、入力されたアクセル開度と、ブレーキポジションと、自車速と、セレクタポジションと、前記加速度センサで検知した出力値と、に基づいて前記電動車両が停止又は走行する路面の路面勾配角を推定することを特徴とする電動車両。
  11. 請求項9に記載の電動車両において、
    電動車両の周囲の画像情報を取得する車載カメラと、
    地図情報が記憶された記憶装置と、を有し、
    前記電動車両制御装置の前記路面勾配推定部は、入力されたアクセル開度と、ブレーキポジションと、自車速と、セレクタポジションと、前記地図情報と、前記電動車両の周囲の画像情報と、に基づいて前記電動車両が停止又は走行する路面の路面勾配角を推定することを特徴とする電動車両。
  12. 請求項9に記載の電動車両において、
    車両の走行履歴が記憶された記憶装置を有し、
    前記電動車両制御装置の前記冷却装置電力演算部は、前記路面勾配推定部で推定された路面勾配角と、前記モータ及び前記モータ駆動装置の温度と、入力された車両の走行履歴に基づいて、前記冷却装置の電力指令値を演算し、前記車両の走行履歴から、前記モータ及び前記モータ駆動装置の温度が持続的な上昇を示すと予想される場合の前記冷却装置の電力指令値は、前記電動車両平坦路で停止中又は走行中の場合の車速及び路面勾配角における前記冷却装置の電力指令値よりも大きい値となることを特徴とする電動車両。
JP2012019414A 2012-02-01 2012-02-01 電動車両制御装置、及びそれを用いた電動車両 Expired - Fee Related JP5846943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012019414A JP5846943B2 (ja) 2012-02-01 2012-02-01 電動車両制御装置、及びそれを用いた電動車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012019414A JP5846943B2 (ja) 2012-02-01 2012-02-01 電動車両制御装置、及びそれを用いた電動車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013158221A JP2013158221A (ja) 2013-08-15
JP5846943B2 true JP5846943B2 (ja) 2016-01-20

Family

ID=49052888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012019414A Expired - Fee Related JP5846943B2 (ja) 2012-02-01 2012-02-01 電動車両制御装置、及びそれを用いた電動車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5846943B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017085709A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 三菱自動車工業株式会社 四輪駆動電気自動車の発進制御機構
JP2018056370A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 電源装置
JP7480696B2 (ja) * 2020-12-23 2024-05-10 株式会社デンソー 制御装置
JP2023111443A (ja) * 2022-01-31 2023-08-10 株式会社デンソー 移動体の制御システム、プログラム
CN115331478A (zh) * 2022-08-11 2022-11-11 富赛汽车电子有限公司 避免车辆在斜坡停车的控制方法、装置、电子设备及介质

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0596977A (ja) * 1991-10-09 1993-04-20 Hitachi Ltd 道路状況認識方式
JP3453093B2 (ja) * 1999-12-22 2003-10-06 イオインダストリー株式会社 軸流送風機
JP4374799B2 (ja) * 2001-05-17 2009-12-02 株式会社デンソー 燃料電池自動車
JP2003042594A (ja) * 2001-07-27 2003-02-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温度調節装置
JP3975990B2 (ja) * 2003-09-17 2007-09-12 日産自動車株式会社 車両用電池の冷却制御装置
JP4055733B2 (ja) * 2004-03-29 2008-03-05 トヨタ自動車株式会社 温度調節装置および温度調節方法
JP4356646B2 (ja) * 2005-05-06 2009-11-04 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
JP4920337B2 (ja) * 2006-08-09 2012-04-18 日産自動車株式会社 ハイブリッド車両のラジエータファン制御装置
JP2008072818A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Toyota Motor Corp 冷却システムおよびそれを備える車両
JP4807309B2 (ja) * 2007-04-20 2011-11-02 トヨタ自動車株式会社 冷却装置
JP2008296881A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Toyota Motor Corp 車両及びその制御方法
JP4506881B2 (ja) * 2008-06-19 2010-07-21 株式会社デンソー ハイブリッド車両の制御装置
JP2010155532A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Toyota Motor Corp ハイブリッド車およびその制御方法
JP5307603B2 (ja) * 2009-04-08 2013-10-02 アイシン・エーアイ株式会社 車両の動力伝達制御装置
JP5504034B2 (ja) * 2010-03-30 2014-05-28 本田技研工業株式会社 冷却制御方法
JPWO2011125865A1 (ja) * 2010-04-05 2013-07-11 本田技研工業株式会社 ハイブリッド車両の制御装置
JP2011235695A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Clarion Co Ltd 車載勾配推定装置、勾配推定方法
JP5455808B2 (ja) * 2010-06-21 2014-03-26 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013158221A (ja) 2013-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6056789B2 (ja) 電気自動車の回生制動制御装置
JP5912705B2 (ja) 車両制御システム
US10040369B2 (en) Cooling system for vehicle device
JP5609898B2 (ja) 走行制御装置
KR101923933B1 (ko) 하이브리드 자동차 및 그를 위한 주행 모드 제어 방법
JP5846943B2 (ja) 電動車両制御装置、及びそれを用いた電動車両
US20180141552A1 (en) Vehicle Systems and Methods for Electrified Vehicle Battery Thermal Management Based on Anticipated Power Requirements
CN109747627B (zh) 混合动力车辆及该混合动力车辆的加热控制方法
WO2017098799A1 (ja) 車両の制御装置
US10780877B2 (en) Heat exchange system for vehicle, heat exchange method for vehicle, and storage medium
JP2017189051A (ja) モータの制御装置
JP6021776B2 (ja) 電気自動車のバッテリ冷却装置
US20170087994A1 (en) Control device of electric vehicle
US20130338875A1 (en) Method and device for determining a power reserve of an electric drive
JP2009143263A (ja) 車両用駆動制御装置
JP2007202222A (ja) 車両用モータの制御装置
US9994123B2 (en) Controlling apparatus for vehicle
JP4055733B2 (ja) 温度調節装置および温度調節方法
JP6174557B2 (ja) バッテリ冷却装置
JP6210677B2 (ja) ハイブリッド電気自動車の走行制御装置
JP6547497B2 (ja) ハイブリッド車両及びその制御方法
KR102085316B1 (ko) 하이브리드 차량의 트랙션 배터리의 성능 회복 시간을 추정하는 방법
JP5846029B2 (ja) 車両制御装置
JP2004023857A (ja) モータ駆動車両
JP2007292007A (ja) ファン・カップリング制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151027

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5846943

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees