JP7416225B2 - 作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、作業機に関する。
作業機の一例である釘打機は、作業者が操作するトリガおよびスイッチレバーを備えている。また、トリガにはトリガが操作されたことを検出するトリガスイッチが設けられ、スイッチレバーには作業機本体が相手材に押し付けられたことを検出するプッシュレバースイッチが設けられる。
特許文献1に開示されているように、作業機の制御部は単発打ちモードと連続打ちモードを有している。単発打ちモードでは、プッシュレバースイッチがオンされた状態でトリガスイッチがオンされるごとに、打込みが行われる。これに対し、トリガスイッチがオンされた状態でプッシュレバースイッチがオンされても、打込みは行われない。
一方、連続打ちモードでは、トリガスイッチがオンされた状態でプッシュレバースイッチオンされるたびに、打込みが行われる。これに対し、プッシュレバースイッチがオンされた状態でトリガスイッチがオンされても、打込みは行われない。
特開2018-089715号公報
ところで、単発打ちモードにおいて、作業機を相手材に押し付けてプッシュレバースイッチがオンされた状態で、トリガスイッチがオンされると、打込みの衝撃等によりトリガスイッチのオン、オフが短期間に繰り返される場合がある。そうすると、作業者が意図しない2回目の打込みが行われ、打ち損じが生じてしまう。
連続打ちモードにおいても同様の現象が生じる可能性がある。作業者がトリガスイッチをオンした状態で、打込みの衝撃等によりプッシュレバースイッチのオン、オフが短時間に繰り返される場合がある。そうすると、作業者が意図しない2回目の打込みが行われ、打ち損じが生じてしまう。
このような状況への対策として、例えば、トリガスイッチおよびプッシュレバースイッチがオフされてから、これらのスイッチがオフになったと制御部が判定するまでの時間を規定するオフ判定時間を長くすることで、打ち損じを回避することができる。しかし、一方では、オフ判定時間を長くすると、作業者の操作と制御部のオフ判定との間にタイムラグが生じるため、操作性が悪くなってしまう。
本発明の目的は、操作性を維持しながら打ち損じを抑制することが可能な作業機を提供することにある。
一実施形態の作業機は、駆動源と、駆動源の駆動を制御する制御回路と、作業者の操作により第1オン位置と第1オフ位置とに切替可能な第1操作部と、作業者の操作により第2オン位置と第2オフ位置とに切替可能な第2操作部とを備えている。制御回路は、第1モードと第2モードとを有している。制御回路は、第1操作部が第1オフ位置から第1オン位置に移動したと判定する第1オン判定と、第1操作部が第1オン位置から第1オフ位置に移動したと判定する第1オフ判定と、第2操作部が第2オフ位置から第2オン位置に移動したと判定する第2オン判定と、第2操作部が第2オン位置から第2オフ位置に移動したと判定する第2オフ判定と、を行う。制御回路は、第1操作部が第1オン位置から第1オフ位置に移動してから第1オフ判定時間が経過するまで第1オフ位置を維持していると、第1オフ判定を行い、第2操作部が第2オン位置から第2オフ位置に移動してから第2オフ判定時間が経過するまで第2オフ位置を維持していると、第2オフ判定を行う。第1モードにおいて、制御回路は、第1操作部が第1オフ位置であり、かつ第2操作部が第2オフ位置である初期状態において、第2オン判定を行い、第2操作部が第2オン位置を維持した状態で、第1オン判定を行うと、駆動源を駆動し、駆動源を駆動した後、第1操作部が第1オン位置を維持した状態で第2オフ判定を行うと、第1オフ判定を行い初期状態に戻った後でなければ駆動源を再度駆動しない。第2モードにおいて、制御回路は、初期状態において、第1オン判定を行い、第1操作部が第1オン位置を維持した状態で、第2オン判定を行うと、駆動源を駆動する。第2モードにおける第2オフ判定時間は、第1モードにおける第2オフ判定時間よりも長い。
本発明によれば、操作性を維持しながら打ち損じを抑制することが可能である。
本発明の実施の形態1に係る作業機の全体構造を示す側面断面図である。 作業機の底面図である。 作業機が有するモータケース及びマガジンであり、釘をマガジンへ装填する例を示す側面図である。 マガジンの開口部を開いた状態の側面断面図である。 図4の要部を拡大した側面断面図である。 マガジンの開口部が閉じられ、かつ、釘の残数が所定数以上である例を示す側面断面図である。 マガジンの開口部が閉じられ、かつ、釘の残数が所定数未満である例を示す側面断面図である。 作業機の制御系統を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る釘打ち制御方法の一例を示す状態遷移図である。 オフ判定時間の一例を示すテーブルである。 本発明の実施の形態2に係る釘打ち制御方法の一例を示す状態遷移図である。 オフ判定時間の他の例を示すテーブルである 本発明の実施の形態3に係る釘打ち制御方法の一例を示す状態遷移図である。
(実施の形態1) 以下、本発明に係る作業機を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る作業機の全体構造を示す側面断面図である。図2は、作業機の底面図である。図3は、が有するモータケース及びマガジンであり、釘をマガジンへ装填する例を示す側面図である。
図1、図2及び図3に示す釘打機10は、ハウジング11、打撃部12、マガジン13、電動モータ(駆動源)14、動力伝達部15、制御回路16、電源部17及びカウンタウェイト18を有する。ハウジング11は、筒形状の本体部19と、本体部19に接続されたハンドル20と、本体部19に接続されたモータケース21と、を有する。装着部22がハンドル20及びモータケース21に接続されている。
打撃部12は、本体部19の内外に亘って設けられている。打撃部12は、プランジャ23及びドライバブレード24を有する。ドライバブレード24は、プランジャ23に固定されている。プランジャシャフト25が、本体部19内に固定して設けられている。打撃部12は、プランジャシャフト25に取り付けられ、かつ、プランジャシャフト25に対して中心線A1に沿った方向に作動可能である。中心線A1は、プランジャシャフト25の中心を通る仮想線である。
カウンタウェイト18は、本体部19内に設けられている。カウンタウェイト18は、打撃部12が作動した場合に、ハウジング11が受ける反動を抑制する。カウンタウェイト18は、プランジャシャフト25に取り付けられ、かつ、プランジャシャフト25に対して中心線A1に沿った方向に作動可能である。
スプリング26が本体部19内に配置され、スプリング26は、中心線A1に沿った方向でプランジャ23とカウンタウェイト18との間に配置されている。スプリング26は、金属製の圧縮コイルスプリングである。
ウェイトバンパ27及びプランジャバンパ28が、本体部19内に設けられている。ウェイトバンパ27及びプランジャバンパ28は、共に合成ゴム製である。
図1において、プランジャ23がプランジャバンパ28に近づく作動方向、及びその場合における打撃部12の作動方向を、第1方向B1と定義する。なお、打撃部12が第1方向B1で作動することを、打撃部12の下降と呼ぶ。また、プランジャ23がプランジャバンパ28から離間する作動方向、及びその場合における打撃部12の作動方向を、第2方向B2と定義する。なお、打撃部12が第2方向B2で作動することを、打撃部12の上昇と呼ぶ。
電源部17は、装着部22に対して取り付け及び取り外し可能であり、電源部17は、収容ケース29と、収容ケース29内に収容した複数の電池セルとを有する。電池セルは、充電及び放電が可能な二次電池であり、電池セルは、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、リチウムイオンポリマー電池、ニッケルカドミウム電池の何れかを用いることができる。
電動モータ14は、駆動軸35を有し、電動モータ14は、電源部17から電力が供給されると駆動軸35が回転する。減速機36がモータケース21内に配置されている。減速機36は、遊星歯車機構、入力要素37及び出力要素38を有し、入力要素37は駆動軸35に連結されている。駆動軸35の回転力が減速機36に伝達されると、減速機36は、出力要素38の回転速度が入力要素37の回転速度よりも低速となる。電動モータ14及び減速機36は、中心線A2を中心として同心状に配置されている。
動力伝達部15は、出力要素38の回転力を打撃部12の作動力に変換し、かつ、出力要素38の回転力をカウンタウェイト18の作動力に変換する。動力伝達部15は、複数のギヤ及び係合部を有する。図示しない回転規制機構が、モータケース21内に設けられている。回転規制機構は、プランジャ23から出力要素38に回転力が伝達された場合に、その回転力で出力要素38が逆回転することを阻止する。また、回転規制機構は、出力要素38が電動モータ14の回転力で正回転することを許容する。
ノーズ部44が、本体部19に設けられている。ノーズ部44は、本体部19から、中心線A1に沿った方向に突出されている。ノーズ部44は、本体部19に固定されたブレードガイド80と、ブレードガイド80に取り付けられたプッシュレバー48と、を有する。プッシュレバー48は、ブレードガイド80に対して中心線A1に沿った方向に移動可能である。ブレードガイド80は、ドライバブレード24の移動をガイドし、かつ、プッシュレバー48の移動をガイドする。作業者は、止具を対象物W1に打ち込む作業時に、プッシュレバー48の先端48Aを対象物W1に対して接触及び離間させることが可能である。
マガジン13は、ノーズ部44及びモータケース21により支持されている。射出路49が、ノーズ部44とマガジン13との間に設けられている。ドライバブレード24は、射出路49内で中心線A1に沿った方向に移動可能である。
マガジン13は、図1における中心線A1に沿った方向において、プッシュレバー48の先端48Aと、モータケース21との間に配置されている。マガジン13は、図3に示すように、マガジンフレーム13A、ロック部材13B及びマガジンベース13Cを有する。マガジンフレーム13Aは、ノーズ部44及びモータケース21に対して固定されている。マガジンフレーム13Aは、一例として金属製である。マガジンフレーム13Aは、図2に示すように、2つの側壁58,59を有する。2つの側壁58,59は、間隔をおいて平行に設けられている。
図4に示す収容室40が、側壁58と側壁59との間に設けられ、収容室40は、開口部41につながっている。開口部41は、マガジン13のうち中心線A1に沿った方向で、プッシュレバー48の先端48Aに最も近い位置である。開口部41は、中心線A1に沿った方向でマガジン13の下端に位置する。収容室40は、釘50を複数収容可能な空間である。開口部41は、釘50を収容室40へ充填する場合の経路である。マガジン13は、収容室40に釘50を直線状に、かつ、1列に並べて収容可能である。釘50の送り方向C1は、釘50が1列に並べられた方向と同じ方向である。さらに、側壁58の外面の一部を覆うマガジンカバー43が設けられている。マガジンカバー43は、例えば合成樹脂製である。マガジンカバー43は、側壁58に取り付けられている。
マガジンベース13Cは、マガジンフレーム13Aに対し挿入方向G1及び引き出し方向G2で移動可能である。挿入方向G1及び引き出し方向G2は、送り方向C1と平行である。挿入方向G1と引き出し方向G2とは、逆向きである。マガジンベース13Cが挿入方向G1で移動されると、マガジンベース13Cはノーズ部44に近づく。マガジンベース13Cが引き出し方向G2で移動されると、マガジンベース13Cは、ノーズ部44から離間される。作業者はロック部材13Bを操作して、ロック部材13Bをロック状態と解除状態とに切り替えることができる。マガジンベース13Cが挿入方向G1で移動され、かつ、ロック部材13Bがロック状態に切り替えられると、マガジンベース13Cが、図2のように、マガジンフレーム13Aに対して固定される。ロック部材13Bが解除状態に切り替えられると、作業者は、図3のように、マガジンベース13Cを引き出し方向G2で移動可能である。
作業者が、マガジン13の収容室へ釘50をセットする場合は、先ず、作業者がマガジンベース13Cを、図3のようにマガジンフレーム13Aから引き出し、かつ、停止させる。すると、開口部41が開かれる。さらに、作業者は、釘50群をマガジンフレーム13Aの下方から第3方向G3で接近させ、かつ、釘50群を開口部41を通過させて収容室40へ装填する。第3方向G3は、打撃部12の作動方向を表す中心線A1に沿った方向である。次いで、作業者は、マガジンベース13Cを挿入方向G1に移動させて停止し、ロック部材13Bを操作する。その結果、マガジンベース13Cが、マガジンフレーム13Aに固定される。つまり、開口部41が閉じられる。
さらに、図4、図5、図6及び図7のように、フィーダ51が、マガジンベース13Cに取り付けられている。マガジンべース13Cが、ノーズ部44から離間された状態、または、マガジンべース13Cが、ノーズ部44に接触した状態において、フィーダ51は、マガジンフレーム13Aに対して、挿入方向G1及び引き出し方向G2で移動可能である。フィーダ51は、スプリング45により挿入方向G1で付勢されている。フィーダ51は、収容室40に収容された釘50を、射出路49へ向けて直線状に送る。更に、フィーダ51は、接触部51Aを有する。
図1に示すプッシュレバースイッチ52が、マガジンフレーム13Aに設けられている。プッシュレバースイッチ52は、プッシュレバー48が対象物W1に接触されているか、または、プッシュレバー48が対象物W1から離間されているかを検出して信号を出力する。
ハンドル20は、作業者が手で握る個所であり、トリガ30及びトリガスイッチ31がハンドル20に設けられている。作業者が、指でトリガ30に操作力を加えるとトリガスイッチ31がオンし、トリガ30に対する操作力が解除されると、トリガスイッチ31がオフする。本体部19内にウェイト検出スイッチ32が設けられている。ウェイト検出スイッチ32は、中心線A1方向におけるカウンタウェイト18の位置を検出して信号を出力する。
釘打機10の制御系統が、図8に示されている。制御回路16は、装着部22内に設けられている。制御回路16は、電源部17が装着部22に取り付けられると起動される。制御回路16は、電源部17が装着部22から取り外されると停止する。制御回路16は、入力インタフェース、出力インタフェース、中央演算処理装置、記憶装置及びタイマーを有するマイクロコンピュータである。
また、インバータ回路33は、例えばモータケース21内に設けられている。インバータ回路33は、電動モータ14と電源部17との間の電気回路の一部を構成する。インバータ回路33は、複数のスイッチング素子を有し、複数のスイッチング素子は、それぞれオン及びオフされる。位相検出センサ42が、モータケース21内に設けられている。位相検出センサ42は、駆動軸35の回転方向における位相を検出して信号を出力する。トリガスイッチ31の信号、プッシュレバースイッチ52の信号、ウェイト検出スイッチ32の信号は、それぞれ制御回路16に入力される。
作業者は、釘打機10を次のように使用可能である。作業者が、トリガ30に対する操作力を解除し、かつ、プッシュレバー48を対象物W1から離間させていると、制御回路16は、電動モータ14を停止させている。このため、打撃部12は待機位置で停止し、かつ、カウンタウェイト18は待機位置で停止している。
作業者が、トリガ30に操作力を付加し、かつ、プッシュレバー48を対象物W1に押し付けると、制御回路16は、電動モータ14を回転させる。電動モータ14の回転力は、減速機36を経由して動力伝達部15に伝達される。すると、打撃部12は、第2方向B2で作動し、かつ、カウンタウェイト18は、第1方向B1で作動する。
動力伝達部15の係合部がプランジャ23から解放されると、打撃部12が上死点から下死点に向けて第1方向B1で作動する。このため、ドライバブレード24は、射出路49へ送られた釘50を1個打撃し、釘50が対象物W1に打ち込まれる。カウンタウェイト18は打撃部12とは逆向きに作動するため、ハウジング11の振動が抑制される。
その後、動力伝達部15の係合部がプランジャ23に係合されると、打撃部12は第2方向B2で作動する。また、動力伝達部15の係合部がカウンタウェイト18に係合されと、カウンタウェイト18は、第1方向B1で作動する。そして、制御回路16は、打撃部12が待機位置に到達したことを検出すると、電動モータ14を停止させる。このため、カウンタウェイト18も、待機位置で停止する。
釘打機10は、照射部を有する。照射部は、釘50を打ち込む箇所に光を照射することにより、作業者による視認性、作業性を向上させる光源である。照射する光は、例えば、可視光線である。照射部の一例として2個のLED(Light Emitting Diode)ランプ60,61が設けられている。LEDランプ60は、モータケース21に取り付けられ、LEDランプ61は、マガジンカバー43に取り付けられている。開口部41は、打撃部12の作動方向で、LEDランプ60,61と、プッシュレバー48の先端48Aとの間に設けられている。
スイッチ回路62が、ハウジング11、または、マガジン13に設けられている。スイッチ回路62は、電源部17からLEDランプ60,61に電圧を供給する回路の一部を構成する。制御回路16は、スイッチ回路62を制御することにより、LEDランプ60,61に供給される電圧をそれぞれ制御可能、一例としてPWM(Pulse Width Modulation)制御可能である。LEDランプ60,61は、電圧が供給されると点灯され、LEDランプ60,61からそれぞれ照射される光線E1は、マガジン13の下端に設けられた開口部41の側方を通過する。光線E1は、プッシュレバー48の先端48A付近、または、対象物W1のうち、プッシュレバー48の先端48Aが接触される箇所付近へ到達可能である。
LEDランプ60,61は、供給される電圧に応じて照度が変化する。照度は、光度または光量または輝度と定義することも可能である。LEDランプ60,61に電圧が供給されると、LEDランプ60,61が点灯する。LEDランプ60,61に電圧が供給されていなければ、LEDランプ60,61が消灯する。
釘残数検出部の一例である釘検出スイッチ63が、マガジンフレーム13Aに設けられている。釘検出スイッチ63は、可動片63Aを有する。釘検出スイッチ63は、可動片63Aの位置に応じたオン信号及びオフ信号を出力する接触形のセンサである。図5及び図6のように、フィーダ51の接触部51Aが、可動片63Aから離間されていると、マガジンベース13Cが開口部41を閉じているか否かに関わり無く、釘検出スイッチ63はオフされる。
また、マガジンベース13Cが開口部41を閉じており、かつ、図7のように、収容室40における釘50の残数が所定数未満、例えば、“1未満”であると、フィーダ51の接触部51Aによって可動片63Aが押され、釘検出スイッチ63がオンされる。制御回路16は、釘検出スイッチ63の信号を処理することにより、マガジン13における釘50の残数を検出可能である。さらに、制御回路16は、釘検出スイッチ63がオンされることで、釘50の残数が所定数未満であることを検出した後、釘検出スイッチ63がオフされると、図5のように、マガジンベース13Cが開口部41を開いたと判断する。
さらに、図1に示す操作パネル65が、装着部22に設けられている。作業者は、操作パネル65を目視及び操作可能である。操作パネル65は、電源スイッチ66、モード切替スイッチ67、モード表示部68及び釘残数表示部69を有する。作業者が電源スイッチ66をオンすると、制御回路16が起動され、制御回路16と操作パネル65との間で、信号の送信及び受信が可能になる。作業者は、モード切替スイッチ67を操作することにより、モードを切り替えて選択可能である。モードは、単発打ちモードと連続打ちモードとを含む、釘打ち方法を規定するものである。なお、電源スイッチ66は設けられていなくてもよい。制御回路16は、トリガスイッチ31またはプッシュレバースイッチ52の操作により起動する構成でもよい。
作業者は、モード切替スイッチ67を操作して、単発打ちモード(第1モード)及び連続打ちモード(第2モード)を切り替えて選択できる。例えば、作業者がモード切替スイッチ67を指で1回押す毎に、連続打ちモード、連続打ちモードの順序でモードが切り替わる。
制御回路16は、作業者によって選択されたモードを、モード表示部68に表示させる。モード表示部68は、例えば、単発打ちモード及び連続打ちモードに対応するランプをそれぞれ有し、選択されているモードのランプを点灯可能である。釘残数表示部69は、収容室40に収容されている釘50の数を表示可能である。さらに、釘残数表示部69は、釘50の残数が所定数未満になったことを表示可能である。釘残数表示部69は、液晶ディスプレイ、または、ランプを含む。制御回路16は、釘検出スイッチ63の信号を処理して釘50の数を検出し、かつ、釘残数表示部69に釘50の残数を表示させる。
《釘打ち制御方法》 次に、釘打ち制御方法について説明する。図9は、本発明の実施の形態1に係る釘打ち制御方法の一例を示す状態遷移図である。釘打ち制御は、制御回路16により行われる。図9に示すように、制御回路16は、単発打ちモードと連続打ちモードとを有し、作業者の操作によりこれらのモードを切り替える。図10は、オフ判定時間の一例を示すテーブルである。
〈単発打ちモード〉 まず、単発打ちモードについて説明する。単発打ちモードとは、プッシュレバー48がオン位置にある状態で、すなわちプッシュレバー48を対象物W1に接触させた状態で、トリガ30を引いてオンすることで釘の打ち込みを行うモードである。釘が打ち込まれると、トリガ30を一旦オフにしなければ、次の釘の打ち込みを行うことができない。
動作開始時、釘打機10は、トリガ30がオフ位置(第1オフ位置)にあり、かつプッシュレバー48がオフ位置(第2オフ位置)にある。この状態を初期状態S1と呼ぶ。
初期状態S1において、プッシュレバー48が、対象物W1に接触してオフ位置からオン位置(第2オン位置)に移動すると、プッシュレバースイッチ52がオンされる。すなわち、プッシュレバー48は、作業者の操作によりオン位置とオフ位置とに切替可能である。そして、プッシュレバースイッチ52は、プッシュレバー48がオフ位置からオン位置に移動したことを示すプッシュレバーオン信号を制御回路16へ送信する。この場合、制御回路16は、モードを単発打ちモードに切り替える。
制御回路16は、プッシュレバースイッチ52からプッシュレバーオン信号を受信すると、プッシュレバー48がオン位置に移動したと判定し(第2オン判定)、状態S11へ移行する。
状態S11において、トリガ30がオフ位置からオン位置(第1オン位置)に移動すると、トリガスイッチ31がオンされる。すなわち、トリガ30は、作業者の操作によりオン位置とオフ位置とに切替可能である。そして、トリガスイッチ31は、トリガ30がオフ位置からオン位置に移動したことを示すトリガオン信号を制御回路16へ送信する。
制御回路16は、トリガオン移動信号を受信すると、トリガ30がオン位置に移動したと判定し(第1オン判定)、状態S12へ移行する。そして、制御回路16は、電動モータ14を駆動し、対象物W1への釘の打ち込みを実行させる。このように、制御回路16は、電動モータ14の駆動を制御する。
状態S12において、釘の打ち込みが実行された後、トリガ30がオン位置からオフ位置に移動すると、トリガスイッチ31がオフされる。そして、トリガスイッチ31は、トリガ30がオン位置からオフ位置に移動したことを示すトリガオフ信号を制御回路16へ送信する。
制御回路16は、トリガ30がオン位置からオフ位置に移動してから所定のオフ判定時間(第1オフ判定時間)が経過するまでオフ位置を維持している場合、トリガ30がオフ位置に移動したと判定し(第1オフ判定)、状態S12から状態S11へ戻る。このオフ判定時間(第1オフ判定時間)は、単発打ちモードにおけるトリガスイッチ31のオフ判定時間であり、図10に示すように、例えば100msに設定される。なお、単発打ちモードにおけるトリガ30のオフ判定時間は、50ms以上であればよい。再度の状態S11において、トリガ30がオン位置に移動すると、状態S12へ移行し釘の打ち込みが再度実行される。
一方、状態S12において、トリガ30についてのオフ判定時間中、何らかの理由でトリガ30が一瞬でもオン位置に移動すると、制御回路16は、トリガ30がオフ位置に移動したと判定することができない。この場合、状態S12が維持されるが、すでに釘の打ち込みは実行済みであるので、特段の動作は行われない。そうすると、トリガ30のオフ判定が行われるまで、状態S11へ戻ることができない。
状態S11において、プッシュレバー48がオン位置からオフ位置に移動してから所定のオフ判定時間(第2オフ判定時間)が経過するまでオフ位置を維持している場合、制御回路16は、プッシュレバー48がオフ位置に移動したと判定し(第2オフ判定)、状態S11から初期状態S1へ戻る。このオフ判定時間(第2オフ判定時間)は、単発打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間であり、図10に示すように、例えば30msに設定される。なお、単発打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間は、50ms未満であればよい。
状態S11において、プッシュレバー48についてのオフ判定時間中、何らかの理由でプッシュレバー48が一瞬でもオン位置に移動すると、制御回路16は、プッシュレバー48がオフ位置に移動したと判定することができない。この場合、状態S11が維持される。
状態S12において、釘の打ち込みが実行された後、プッシュレバー48がオン位置からオフ位置に移動してから所定のオフ判定時間(第2オフ判定時間)が経過するまでオフ位置を維持している場合、制御回路16は、プッシュレバー48がオフ位置に移動したと判定し(第2オフ判定)、状態S12から状態S13へ移行する。このオフ判定時間(第2オフ判定時間)は、状態S11と同様、例えば30msに設定される。
一方、状態S12において、プッシュレバー48についてのオフ判定時間中、何らかの理由でプッシュレバー48が一瞬でもオン位置に移動すると、制御回路16は、プッシュレバー48のオフ判定を行うことができない。この場合、状態S12が維持されるが、すでに釘の打ち込みは実行済みであるので、特段の動作は行われない。そうすると、プッシュレバー48のオフ判定が行われるまで、状態S13へ移行することができない。
単発打ちモードでは、状態S13へ移行すると、再度プッシュレバー48のオン判定が行われても状態S12へ戻ることができない。
状態S13において、トリガ30がオン位置からオフ位置に移動し、オフ判定されると、状態S13から初期状態S1へ戻る。このオフ判定時間(第1オフ判定時間)は、状態S12と同様、例えば30msに設定される。なお、状態S13では、制御回路16は、トリガ30のオフ判定時間を設けずにトリガ30のオフ判定を行い、初期状態S1へ移行してもよい。
このように、制御回路16は、電動モータ14を駆動し釘打ちを行わせた後、トリガ30がオン位置を維持した状態でプッシュレバー48のオフ判定を行うと、トリガ30のオフ判定を行い初期状態S1に戻った後でなければ電動モータ14を再度駆動しない。
〈連続打ちモード〉 次に、連続打ちモードについて説明する。連続打ちモードとは、トリガ30がオン位置にある状態で、プッシュレバー48を対象物W1へ接触させることで釘の打ち込みを行うモードである。釘が打ち込まれた後、トリガ30のオン位置を維持した状態で、プッシュレバー48を対象物W1から離間させた後、再びプッシュレバー48を対象物W1へ接触させることで連続して釘を打ち込むことが可能である。
図9に示すように、初期状態S1において、トリガ30がオン位置に移動すると、トリガスイッチ31がオンされる。そして、トリガスイッチ31は、トリガ30がオフ位置からオン位置に移動したことを示すトリガオン信号を制御回路16へ送信する。この場合、制御回路16は、モードを連続打ちモードに切り替える。
制御回路16は、トリガスイッチ31からトリガオン信号を受信すると、トリガ30のオン判定を行い、状態S21へ移行する。
状態S21において、プッシュレバー48がオン位置に移動すると、プッシュレバースイッチ52がオンされる。そして、プッシュレバースイッチ52は、プッシュレバー48がオフ位置からオン位置に移動したことを示すプッシュレバーオン信号を制御回路16へ送信する。
制御回路16は、プッシュレバーオン信号を受信すると、プッシュレバー48のオン判定を行い、状態S22へ移行する。そして、制御回路16は、電動モータ14を駆動し、対象物W1への釘の打ち込みを実行させる。
状態S22において、釘の打ち込みが実行された後、プッシュレバー48がオン位置からオフ位置に移動すると、プッシュレバースイッチ52がオフされる。そして、プッシュレバースイッチ52は、プッシュレバー48がオン位置からオフ位置に移動したことを示すプッシュレバーオフ信号を制御回路16へ送信する。
制御回路16は、プッシュレバー48がオン位置からオフ位置に移動してから所定のオフ判定時間(第2オフ判定時間)が経過するまでオフ位置を維持している場合、プッシュレバー48のオフ判定を行い、状態S22から状態S21へ戻る。このオフ判定時間(第2オフ判定時間)は、連続打ちモードにおけるプッシュレバースイッチ52のオフ判定時間であり、図10に示すように、例えば130msに設定される。なお、連続打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間は、50ms以上であればよい。このように、連続打ちモードにおけるプッシュレバースイッチ52のオフ判定時間は、単発打ちモードにおけるプッシュレバースイッチ52のオフ判定時間よりも長い。
再度の状態S21において、プッシュレバー48がオン位置に移動すると、状態S22へ移行し、釘の打ち込みが再度実行される。
一方、状態S22において、プッシュレバー48についてのオフ判定時間中、何らかの理由でプッシュレバー48が一瞬でもオン位置に移動すると、制御回路16は、プッシュレバー48のオフ判定を行うことができない。この場合、状態S22が維持されるが、すでに釘の打ち込みは実行済みであるので、特段の動作は行われない。そうすると、プッシュレバー48のオフ判定が行われるまで、状態S21へ戻ることができない。
状態S21において、トリガ30がオン位置からオフ位置に移動してから所定のオフ判定時間(第1オフ判定時間)が経過するまでオフ位置を維持している場合、制御回路16は、トリガ30のオフ判定を行い、状態S21から初期状態S1へ戻る。このオフ判定時間(第1オフ判定時間)は、連続打ちモードにおけるトリガ30のオフ判定時間であり、図10に示すように、例えば30msに設定される。なお、連続打ちモードにおけるトリガ30のオフ判定時間は、50ms未満であればよい。このように、連続打ちモードにおけるトリガスイッチ31のオフ判定時間は、単発打ちモードにおけるトリガスイッチ31のオフ判定時間よりも短い。
状態S21において、トリガ30についてのオフ判定時間中、何らかの理由でトリガ30が一瞬でもオン位置に移動すると、制御回路16は、トリガ30のオフ判定を行うことができない。この場合、状態S21が維持される。
状態S22において、釘の打ち込みが実行された後、トリガ30がオン位置からオフ位置に移動してから所定のオフ判定時間(第1オフ判定時間)が経過するまでオフ位置を維持している場合、制御回路16は、トリガ30のオフ判定を行い、状態S22から状態S23へ移行する。このオフ判定時間(第1オフ判定時間)は、状態S21と同様、例えば30msに設定される。
一方、状態S22において、トリガ30についてのオフ判定時間中、何らかの理由でトリガ30が一瞬でもオン位置に移動すると、制御回路16は、トリガ30のオフ判定を行うことができない。この場合、状態S22が維持されるが、すでに釘の打ち込みは実行済みであるので、特段の動作は行われない。そうすると、トリガ30のオフ判定が行われるまで、状態S23へ移行することができない。
状態S23は、プッシュレバー48のオフ待ちの状態である。連続打ちモードでは、状態S23へ移行すると、再度トリガ30のオン判定が行われても状態S22へ戻ることができない。状態S23において、プッシュレバー48がオフ判定されると、状態S23から初期状態S1へ戻る。このオフ判定時間(第2オフ判定時間)は、状態S22と同様、例えば130msに設定される。なお、状態S23では、制御回路16は、プッシュレバー48のオフ判定時間を設けずにプッシュレバー48のオフ判定を行い、初期状態S1へ移行してもよい。
このように、制御回路16は、電動モータ14を駆動し釘打ちを行わせた後、プッシュレバー48がオン位置を維持した状態でトリガ30のオフ判定を行うと、プッシュレバー48のオフ判定を行い初期状態S1に戻った後でなければ電動モータ14を再度駆動しない。
図9の制御方法であれば、作業者によるモードの設定が行われなくても、制御回路16は、作業者の操作手順に応じた制御を行うことが可能である。すなわち、図9では、便宜上、単発打ちモードおよび連続打ちモードと表記した上で、各モードの制御を説明したが、制御回路16は、各モードの設定を行うことなく、作業者の操作に応じた制御を行うことが可能である。
なお、作業者によるモードの設定が行われた場合、制御回路16は、設定されたモードに対応する制御を行い、設定されていないモードに対応する制御を行わない。例えば、単発打ちモードに設定された場合、制御回路16は、初期状態S1でプッシュレバー48が操作されると単発打ちモードの制御を行うが、初期状態S1でトリガ30が操作されても連続打ちモードの制御を行わない。連続打ちモードに設定された場合も、同様である。
<本実施の形態による主な効果> 本実施の形態によれば、連続打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間は、単発打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間よりも長い。この構成によれば、連続打ちモードにおいて、打ち込み時の振動等によりプッシュレバー48が不用意に対象物W1に接触した場合でも、意図しない釘打ちが行われにくくなるので、操作性を維持しながら打ち損じを抑制することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、単発打ちモードにおけるトリガ30のオフ判定時間は、連続打ちモードにおけるトリガ30のオフ判定時間よりも長い。連続打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間は、単発打ちモードにおけるトリガ30のオフ判定時間よりも長い。
具体的には、単発打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間および連続打ちモードにおけるトリガ30のオフ判定時間は、50ms未満である。また、単発打ちモードにおけるトリガ30のオフ判定時間および連続打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間は、50ms以上である。
この構成によれば、単発打ちモードにおいては、トリガ30のオフ判定時間が十分に確保されているため釘の打ち損じが抑えられ、プッシュレバー48のオフ判定時間が短くされているため初期状態S1への移行が容易に行われる。また、連続打ちモードにおいては、プッシュレバー48のオフ判定時間が十分に確保されているため釘の打ち損じが抑えられ、トリガ30のオフ判定時間が短くされているため初期状態S1への移行が容易に行われる。これにより、操作性を維持しながら打ち損じを抑制することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、連続打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間は、単発打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間よりも長い。この構成によれば、単発打ちモードでは、短時間でプッシュレバー48をオフ判定することで単発打ちモードから離脱し、不用意な再度の釘打ちを防止することができる。また、連続打ちモードでは、連続打ちモードを維持しつつも、不用意な再度の釘打ちを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、単発打ちモードにおけるトリガ30のオフ判定時間は、連続打ちモードにおけるトリガ30のオフ判定時間よりも長い。この構成によれば、単発打ちモードでは、単発打ちモードを維持しつつも、不用意な再度の釘打ちを防止することができる。また、連続打ちモードでは、短時間でトリガ30をオフ判定することで連続打ちモードから離脱し、不用意な再度の釘打ちを防止することができる。
(実施の形態2) 次に、実施の形態2について説明する。本実施の形態では、単発打ちモードにおける他の制御方法について説明する。本実施の形態は、作業者により単発打ちモードの設定が事前に行われた場合を想定している。なお、以下では、前述の実施の形態と重複する箇所については、原則として説明を省略する。
図11は、本発明の実施の形態2に係る釘打ち制御方法の一例を示す状態遷移図である。図11は、例えば、作業者により事前に単発打ちモードに設定された場合の制御方法である。図12は、オフ判定時間の他の例を示すテーブルである。図11の制御方法では、図12のオフ判定時間が参照される。
まず、初期状態S1において、プッシュレバー48がオフ位置からオン位置に移動すると、プッシュレバースイッチ52がオンされる。そして、制御回路16は、プッシュレバー48のオン判定を行い状態S31へ移行する。
状態S31において、トリガ30がオフ位置からオン位置に移動すると、トリガスイッチ31がオンされる。そして、制御回路16は、トリガ30のオン判定を行い状態S32へ移行する。そして、制御回路16は、電動モータ14を駆動し、対象物W1への釘の打ち込みを実行させる。
状態S32において、制御回路16がトリガ30のオフ判定を行うと、状態S34へ移行する。このときのオフ判定時間(第1オフ判定時間)は、単発打ちモードにおけるトリガ30のオフ判定時間であり、図12に示すように、例えば30msに設定される。なお、単発打ちモードにおけるトリガ30のオフ判定時間は、50ms未満であればよい。
状態S34は、プッシュレバー48のオフ待ちの状態である。状態S34へ移行すると、再度トリガ30のオン判定が行われても状態S32へ戻ることができない。状態S34において、プッシュレバー48がオフ判定されると、状態S34から初期状態S1へ戻る。このオフ判定時間(第2オフ判定時間)は、単発打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間であり、図12に示すように、例えば30msに設定される。なお、単発打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間は、50ms未満であればよい。なお、状態S34では、制御回路16は、プッシュレバー48のオフ判定時間を設けずにプッシュレバー48のオフ判定を行い、初期状態S1へ移行してもよい。
一方、状態S32において、制御回路16がプッシュレバー48のオフ判定を行うと、状態S33へ移行する。このときのオフ判定時間(第2オフ判定時間)は、単発打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間であり、図12に示すように、例えば30msに設定される。なお、単発打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間は、50ms未満であればよい。このように、単発打ちモードにおいて、トリガ30のオフ判定時間およびプッシュレバー48のオフ判定時間は同じに設定されてもよい。
状態S33は、トリガ30のオフ待ちの状態である。状態S33へ移行すると、再度プッシュレバー48のオン判定が行われても状態S32へ戻ることができない。状態S33において、トリガ30がオフ判定されると、状態S33から初期状態S1へ戻る。このオフ判定時間(第1オフ判定時間)は、単発打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間であり、図12に示すように、例えば30msに設定される。なお、状態S33では、制御回路16は、オフ判定時間を設けずにトリガ30のオフ判定を行い、初期状態S1へ移行してもよい。
このように、本実施の形態では、釘の打ち込みが実行されると、一旦初期状態へ戻らなければ、再度の釘の打ち込みができないようになっている。
状態S31において、制御回路16がプッシュレバー48のオフ判定を行うと、初期状態S1へ戻る。このときのオフ判定時間(第2オフ判定時間)は、状態S34と同様である。なお、状態S31においても、制御回路16は、オフ判定時間を設けずにプッシュレバー48のオフ判定を行い、初期状態S1へ移行してもよい。
また、初期状態S1において、制御回路16がトリガ30のオン判定を行うと、状態S33へ移行する。すでに述べた通り、状態S33は、トリガ30のオフ待ちの状態であるので、プッシュレバー48のオン判定が行われても釘の打ち込みが行われることはない。
本実施の形態によれば、単発打ちモードでは、釘の打ち込みが行われると、一旦初期状態S1に戻らないと、再度の釘の打ち込みができないようになっている。この構成によれば、打ち込み時の振動等によりプッシュレバー48が不用意に対象物W1に接触した場合でも、意図しない釘打ちがより行われにくくなるので、操作性を維持しながら打ち損じをさらに抑制することが可能となる。
(実施の形態3) 次に、本実施の形態では、連続打ちモードにおける他の制御方法について説明する。本実施の形態は、作業者により連続打ちモードの設定が事前に行われた場合を想定している。
図13は、本発明の実施の形態3に係る釘打ち制御方法の一例を示す状態遷移図である。図13の制御方法においても、図12のオフ判定時間が参照される。
まず、初期状態S1において、トリガ30がオフ位置からオン位置に移動すると、トリガスイッチ31がオンされる。そして、制御回路16は、トリガのオン判定を行い状態S41へ移行する。
状態S41において、プッシュレバー48がオフ位置からオン位置に移動すると、プッシュレバースイッチ52がオンされる。そして、制御回路16は、プッシュレバー48のオン判定を行い状態S42へ移行する。そして、制御回路16は、電動モータ14を駆動し、対象物W1への釘の打ち込みを実行させる。
状態S42において、釘の打ち込みが実行された後、プッシュレバー48がオン位置からオフ位置に移動すると、プッシュレバースイッチ52がオフされる。制御回路16は、プッシュレバー48のオフ判定を行うと、状態S41へ戻る。このときのオフ判定時間(第2オフ判定時間)は、連続打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間であり、図12に示すように、例えば130msに設定される。また、このときのオフ判定時間は、図10のテーブルが参照されてもよい。そして、状態S41においてプッシュレバー48のオン判定が再度行われると、状態S42へ移行し、釘の打ち込みが再度行われる。
一方、状態S42において、制御回路16がトリガ30のオフ判定を行うと、状態S43へ移行する。このときのオフ判定時間(第1オフ判定時間)は、連続打ちモードにおけるトリガ30のオフ判定時間であり、図12に示すように、例えば30msに設定される。なお、このときのトリガ30のオフ判定時間は、50ms未満であればよい。このように、連続打ちモードにおいて、プッシュレバー48のオフ判定時間はトリガ30のオフ判定時間より長い。
状態S43は、プッシュレバー48のオフ待ちの状態である。状態S43へ移行すると、再度トリガ30のオン判定が行われても状態S42へ戻ることができない。状態S43において、プッシュレバー48がオフ判定されると、状態S43から初期状態S1へ戻る。このオフ判定時間(第2オフ判定時間)は、連続打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間であり、図12に示すように、例えば130msに設定される。なお、状態S43では、制御回路16は、オフ判定時間を設けずにプッシュレバー48のオフ判定を行い、初期状態S1へ移行してもよい。
状態S41において、制御回路16がプッシュレバー48のオフ判定を行うと、初期状態S1へ戻る。このときのオフ判定時間(第2オフ判定時間)は、状態S43と同様である。
《連続打ちモード内の単発打ち》 次に、連続打ちモード内の単発打ちの制御について説明する。初期状態S1において、制御回路16がプッシュレバー48のオン判定を行うと、状態S51へ移行する。状態S51において、制御回路16がトリガ30のオン判定を行うと、状態S52へ移行する。そして、制御回路16は、電動モータ14を駆動し、対象物W1への釘の打ち込みを実行させる。
状態S52において、制御回路16がプッシュレバー48のオフ判定を行うと、状態S53へ移行する。このときのオフ判定時間(第2オフ判定時間)は、例えば、単発打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間であり、図12に示すように、例えば30msに設定される。あるいは、連続打ちモードにおけるプッシュレバー48のオフ判定時間でもよく、例えば図12、図10を参照して130msに設定してもよい。
状態S53は、トリガ30のオフ待ちの状態である。状態S53へ移行すると、再度プッシュレバー48のオン判定が行われても状態S52へ戻ることができない。状態S53において、トリガ30がオフ判定されると、状態S53から初期状態S1へ戻る。このオフ判定時間(第1オフ判定時間)は、単発打ちモードにおけるトリガ30のオフ判定時間であり、図12に示すように、例えば30msに設定される。あるいは、図10を参照して、オフ判定時間を100msに設定してもよい。なお、状態S53では、制御回路16は、オフ判定時間を設けずにトリガ30のオフ判定を行い、初期状態S1へ移行してもよい。
また、状態S52において、制御回路16がトリガ30のオフ判定を行うと、状態S43へ移行する。このときのオフ判定時間(第1オフ判定時間)は、単発打ちモードにおけるトリガ30のオフ判定時間であり、図12に示すように、例えば30msに設定される。あるいは、図10を参照して、オフ判定時間を100msに設定してもよい。状態S43の制御は、すでに述べた通りである。
なお、本実施の形態では、連続打ち込みモードに設定された場合を想定して説明したが、モードが設定されない場合についても適用可能である。
本実施の形態によれば、操作性を維持しながら打ち損じを抑制することが可能となる。さらに、本実施の形態によれば、連続打ちモードの中に単発打ちモードが含まれるような制御が行われる。これにより、連続打ちモードに設定された状態でも、単発打ちモードで釘を打ち込むことが可能となる。
尚、トリガ30は第1操作部の一例であり、プッシュレバー48は第2操作部の一例である。あるいは、プッシュレバー48は第1操作部の一例であり、トリガ30は第2操作部の一例でもある。また、トリガ30またはプッシュレバー48は操作部の一例でもある。
10…釘打機、12…打撃部、13…マガジン、13C…マガジンベース、14…電動モータ、15…動力伝達部、16…制御回路、26…スプリング、30…トリガ、31…トリガスイッチ、40…収容室、41…開口部、44…ノーズ部、48…プッシュレバー、50…釘、52…プッシュレバースイッチ、60,61…LEDランプ、63…釘検出スイッチ、65…操作パネル、B1…第1方向、B2…第2方向

Claims (12)

  1. 駆動源と、
    前記駆動源の駆動を制御する制御回路と、
    作業者の操作により第1オン位置と第1オフ位置とに切替可能な第1操作部と、
    作業者の操作により第2オン位置と第2オフ位置とに切替可能な第2操作部と、
    を備え、
    前記制御回路は、第1モードと第2モードとを有し、
    前記制御回路は、
    前記第1操作部が前記第1オフ位置から前記第1オン位置に移動したと判定する第1オン判定と、
    前記第1操作部が前記第1オン位置から前記第1オフ位置に移動したと判定する第1オフ判定と、
    前記第2操作部が前記第2オフ位置から前記第2オン位置に移動したと判定する第2オン判定と、
    前記第2操作部が前記第2オン位置から前記第2オフ位置に移動したと判定する第2オフ判定と、
    を行い、
    前記制御回路は、
    前記第1操作部が前記第1オン位置から前記第1オフ位置に移動してから第1オフ判定時間が経過するまで前記第1オフ位置を維持していると、前記第1オフ判定を行い、
    前記第2操作部が前記第2オン位置から前記第2オフ位置に移動してから第2オフ判定時間が経過するまで前記第2オフ位置を維持していると、前記第2オフ判定を行い、
    前記第1モードにおいて、前記制御回路は、
    前記第1操作部が前記第1オフ位置であり、かつ前記第2操作部が前記第2オフ位置である初期状態において、
    前記第2オン判定を行い、前記第2操作部が前記第2オン位置を維持した状態で、前記第1オン判定を行うと、前記駆動源を駆動し、
    前記駆動源を駆動した後、前記第1操作部が前記第1オン位置を維持した状態で前記第2オフ判定を行うと、前記第1オフ判定を行い前記初期状態に戻った後でなければ前記駆動源を再度駆動せず、
    前記第2モードにおいて、前記制御回路は、
    前記初期状態において、
    前記第1オン判定を行い、前記第1操作部が前記第1オン位置を維持した状態で、前記第2オン判定を行うと、前記駆動源を駆動し、
    前記第2モードにおける前記第2オフ判定時間は、前記第1モードにおける前記第2オフ判定時間よりも長い、作業機。
  2. 前記第1モードにおいて、前記制御回路は、前記駆動源を駆動した後、前記第2操作部が前記第2オン位置を維持した状態で前記第1オフ判定を行い、再度前記第1オン判定を行うと前記駆動源を再度駆動し、
    前記第2モードにおいて、前記制御回路は、前記駆動源を駆動した後、前記第1操作部が前記第1オン位置を維持した状態で前記第2オフ判定を行い、再度前記第2オン判定を行うと前記駆動源を再度駆動する、請求項1に記載の作業機。
  3. 前記第2モードにおいて、前記制御回路は
    記駆動源を駆動した後、前記第2操作部が前記第2オン位置を維持した状態で前記第1オフ判定を行うと、前記第2オフ判定を行い前記初期状態に戻った後でなければ前記駆動源を再度駆動せず、
    前記第1モードにおける前記第1オフ判定時間は、前記第2モードにおける前記第1オフ判定時間よりも長い、請求項1に記載の作業機。
  4. 前記第2モードにおける前記第2オフ判定時間は、前記第1モードにおける前記第1オフ判定時間よりも長い、請求項3に記載の作業機。
  5. 前記第1モードにおける前記第2オフ判定時間および前記第2モードにおける前記第1オフ判定時間は、50ms未満であり、
    前記第1モードにおける前記第1オフ判定時間および前記第2モードにおける前記第2オフ判定時間は、50ms以上である、請求項3または4に記載の作業機。
  6. 前記第1モードにおいて、前記制御回路は、
    前記駆動源を駆動した後、前記第2操作部が前記第2オン位置を維持した状態で前記第1オフ判定を行うと、前記第2オフ判定を行い前記初期状態に戻った後でなければ前記駆動源を再度駆動せず、
    前記第2モードにおける前記第2オフ判定時間は、前記第1モードにおける前記第1オフ判定時間よりも長い、請求項1に記載の作業機。
  7. 前記第1モードにおいて、前記第1オフ判定時間は、前記第2オフ判定時間と同じである、請求項6に記載の作業機。
  8. 前記第2モードにおいて、前記制御回路は
    記駆動源を駆動した後、前記第2操作部が前記第2オン位置を維持した状態で前記第1オフ判定を行うと、前記第2オフ判定を行い前記初期状態に戻った後でなければ前記駆動源を再度駆動せず、
    前記第2モードにおいて、前記第2オフ判定時間は、前記第1オフ判定時間よりも長い、請求項1に記載の作業機。
  9. 記第2モードにおいて、前記第2オフ判定時間は、前記第1オフ判定時間よりも長い、請求項1に記載の作業機。
  10. 駆動源と、
    前記駆動源の駆動を制御する制御回路と、
    作業者の操作により第1オン位置と第1オフ位置とに切替可能な第1操作部と、
    作業者の操作により第2オン位置と第2オフ位置とに切替可能な第2操作部と、を備え、
    前記制御回路は、
    前記第1操作部が前記第1オフ位置から前記第1オン位置に移動したと判定する第1オン判定と、
    前記第1操作部が前記第1オン位置から前記第1オフ位置に移動したと判定する第1オフ判定と、
    前記第2操作部が前記第2オフ位置から前記第2オン位置に移動したと判定する第2オン判定と、
    前記第2操作部が前記第2オン位置から前記第2オフ位置に移動したと判定する第2オフ判定と、
    を行い、
    前記制御回路は、
    前記第1操作部が前記第1オン位置から前記第1オフ位置に移動してから第1オフ判定時間が経過するまで前記第1オフ位置を維持していると、前記第1オフ判定を行い、
    前記第2操作部が前記第2オン位置から前記第2オフ位置に移動してから第2オフ判定時間が経過するまで前記第2オフ位置を維持していると、前記第2オフ判定を行い、
    前記制御回路は、
    前記第1オン判定を行った後に、前記第1操作部が前記第1オン位置を維持した状態で、前記第2オン判定を行うと、前記駆動源を駆動し、
    前記第2オン判定を行った後に、前記第2操作部が前記第2オン位置を維持した状態で、前記第1オン判定を行っても、前記駆動源を駆動せず、
    前記第2オフ判定時間は、前記第1オフ判定時間よりも長い、作業機。
  11. 駆動源と、
    前記駆動源の駆動を制限する制御回路と、
    作業者の操作によりオン位置とオフ位置とに切替可能な操作部と、
    を備え、
    前記制御回路は、第1モードと第2モードとを有し、
    前記制御回路は、
    前記操作部が前記オフ位置から前記オン位置に移動したと判定するオン判定と、
    前記操作部が前記オン位置から前記オフ位置に移動したと判定するオフ判定と、
    を行い、
    前記制御回路は、前記操作部が前記オン位置から前記オフ位置に移動してからオフ判定時間が経過するまで前記オフ位置を維持していると、前記オフ判定を行い、
    前記第2モードにおいて、前記制御回路は、
    初期状態において、前記オン判定を行うと前記駆動源を駆動し、
    前記駆動源を駆動した後、前記オフ判定を行い、再度前記オン判定を行うと、前記駆動源を再度駆動し、
    前記第1モードにおいて、前記制御回路は、
    前記初期状態において、前記オン判定を行うと前記駆動源を駆動し、
    前記駆動源を駆動した後、前記オフ判定を行い、再度前記オン判定を行っても前記駆動源を駆動せず、
    前記第2モードにおける前記オフ判定時間は、前記第1モードにおける前記オフ判定時間よりも長い、作業機。
  12. 前記駆動源を駆動することで対象物に釘を打ち込む、請求項1乃至11の何れか一項に記載の作業機。
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