JP7415012B2 - モータ制御装置、ブラシレスdcモータ、アクチュエータ及びegrバルブ装置 - Google Patents

モータ制御装置、ブラシレスdcモータ、アクチュエータ及びegrバルブ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7415012B2
JP7415012B2 JP2022541035A JP2022541035A JP7415012B2 JP 7415012 B2 JP7415012 B2 JP 7415012B2 JP 2022541035 A JP2022541035 A JP 2022541035A JP 2022541035 A JP2022541035 A JP 2022541035A JP 7415012 B2 JP7415012 B2 JP 7415012B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duty ratio
value
motor
rotational position
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022541035A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022029949A5 (ja
JPWO2022029949A1 (ja
Inventor
凌 粟屋
祥子 川崎
友邦 加藤
泰平 川阪
直樹 今村
敏 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2022029949A1 publication Critical patent/JPWO2022029949A1/ja
Publication of JPWO2022029949A5 publication Critical patent/JPWO2022029949A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7415012B2 publication Critical patent/JP7415012B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/14Estimation or adaptation of motor parameters, e.g. rotor time constant, flux, speed, current or voltage
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/022Synchronous motors
    • H02P25/03Synchronous motors with brushless excitation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/60Controlling or determining the temperature of the motor or of the drive
    • H02P29/68Controlling or determining the temperature of the motor or of the drive based on the temperature of a drive component or a semiconductor component

Description

本開示は、モータ制御装置、ブラシレスDCモータ、アクチュエータ及びEGRバルブ装置に関する。
従来、自動車におけるバルブの開度制御にアクチュエータが用いられている。具体的には、例えば、EGR(Exhaust Gas Recirculation)バルブの開度制御、ウェイストゲートバルブの開度制御、又はスロットルバルブの開度制御にアクチュエータが用いられている。また、かかるアクチュエータにモータが用いられている。具体的には、例えば、ブラシレスDC(Direct Current)モータが用いられている。
特開2005-124359号公報
モータにおける電子部品を保護する観点、及びモータにおける温度の上昇を抑制する観点から、モータにおける電流値を所定値未満の値に制御することが要求される。他方、モータにおけるトルクを大きくする観点から、モータにおける電流値を大きくすることが要求されることがある。この場合、モータにおける電流値は、所定値未満の値のうちの所定値に対する近傍の値(以下「最大限の値」という。)に制御されるのが好適である。
かかる制御を実現するために、電流値のフィードバックを用いることが考えられる(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、この場合、電流値のフィードバックを実現する観点、及び当該フィードバックされた電流値に基づく演算を実行する観点から、モータにおける回路構成が複雑になる問題があった。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な回路構成により電流値を所定値未満の値に制御することを目的とする。
本開示に係るモータ制御装置は、モータ本体部におけるロータの目標回転位置を取得する目標回転位置取得部と、モータ本体部における回転位置センサにより出力されたパルス信号を用いて、ロータの回転位置を演算する回転位置演算部と、回転位置に基づき、ロータの回転数を演算する回転数演算部と、目標回転位置及び回転位置に基づき、モータ本体部の制御に用いられる第1デューティ比を演算する第1デューティ比演算部と、回転数に対応する変数を含む一次関数に基づき、第1デューティ比の絶対値の上限値に対応する第2デューティ比を演算する第2デューティ比演算部と、第1デューティ比の絶対値が第2デューティ比の絶対値よりも小さい場合、第1デューティ比に対応する制御信号を出力して、第2デューティ比の絶対値が第1デューティ比の絶対値よりも小さい場合、第2デューティ比に対応する制御信号を出力する制御信号出力部と、を備え、一次関数における傾き値は、基準温度に対するモータ本体部における温度の差分値を変数とする第2の一次関数に基づき演算され、差分値が増加すると傾き値が増加し、差分値が減少すると傾き値が減少し、一次関数における切片値は、差分値を変数とする第3の一次関数に基づき演算され、差分値が増加すると切片値が増加し、差分値が減少すると切片値が減少することを特徴とするものである。
本開示によれば、上記のように構成したので、簡単な回路構成により電流値を所定値未満の値に制御することができる。
実施の形態1に係るモータ制御装置を含むブラシレスDCモータの要部を示す断面図である。 個々の磁気センサにより出力されるパルス信号の例、及び各相に対する給電の状態がオン状態であるタイミングの例を示す説明図である。 実施の形態1に係るモータ制御装置を含むブラシレスDCモータの要部を示すブロック図である。 正の切片を有する一次関数に対応する第2デューティ比のグラフを示す説明図である。 負の切片を有する一次関数に対応する第2デューティ比のグラフを示す説明図である。 第2デューティ比演算部により演算される第2デューティ比のグラフを示す説明図である。 実施の形態1に係るモータ制御装置の要部のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るモータ制御装置の要部の他のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るモータ制御装置の要部の他のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るモータ制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るモータ制御装置における第2デューティ比演算部及び制御信号出力部の動作を示すフローチャートである。 回転数に対するトルクの例を示す特性図である。 個々の磁気センサにより出力されるパルス信号の他の例、及び各相に対する給電の状態がオン状態であるタイミングの他の例を示す説明図である。 実施の形態1に係るモータ制御装置を含むブラシレスDCモータを含むアクチュエータの要部を示すブロック図である。 実施の形態1に係るモータ制御装置を含むブラシレスDCモータを含むアクチュエータを含むEGRバルブ装置の要部を示すブロック図である。
以下、この開示をより詳細に説明するために、この開示を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るモータ制御装置を含むブラシレスDCモータの要部を示す断面図である。図2は、個々の磁気センサにより出力されるパルス信号の例、及び各相に対する給電の状態がオン状態であるタイミングの例を示す説明図である。図3は、実施の形態1に係るモータ制御装置を含むブラシレスDCモータの要部を示すブロック図である。図1~図3を参照して、実施の形態1に係るモータ制御装置を含むブラシレスDCモータについて説明する。
図1に示す如く、ブラシレスDCモータ100は、略円筒状のステータ1を有するものである。ステータ1は、ステータコア2、インシュレータ3及びコイル4を含むものである。また、ステータ1にロータ5が通されている。換言すれば、ロータ5に対する外周部にステータ1が配置されている。ロータ5は、メインマグネット6、ロータコア7、樹脂成形部8及びシャフト9を含むものである。メインマグネット6は、ステータ1と対向配置されている。これに加えて、ロータ5は、センサマグネット10を含むものである。センサマグネット10は、後述する基板16と対向配置されている。ロータ5は、軸受11,12により、ステータ1に対して回動自在に支持されている。
図中、RAは、ロータ5の回動軸を示している。また、RD1は、ロータ5の回転方向を示している。また、RD2は、ロータ5の他の回転方向を示している。以下、回転方向RD1,RD2のうちのいずれか一方に対応する方向を「正転方向」ということがある。また、回転方向RD1,RD2のうちのいずれか他方に対応する方向を「逆転方向」ということがある。すなわち、正転方向は、ロータ5の正転に対応する方向である。他方、逆転方向は、ロータ5の逆転に対応する方向である。
ハウジング13及びカバー14により、ブラシレスDCモータ100の筐体部15が構成されている。ステータ1、ロータ5及び軸受11,12は、筐体部15に収容されている。ただし、シャフト9の先端部は、筐体部15の外部に突出している。また、筐体部15に基板16が収容されている。
基板16に複数個の回路が設けられている。当該複数個の回路は、制御回路(すなわちモータ制御装置200)、電源回路21及び駆動回路22を含むものである。また、基板16に複数個のセンサが設けられている。当該複数個のセンサは、回転位置センサ23及び温度センサ24を含むものである。
電源回路21は、外部電源300により供給された電力を用いて、モータ制御装置200に動作用の電力を供給するものである。また、電源回路21は、外部電源300により供給された電力を用いて、回転位置センサ23に動作用の電力を供給するものである。外部電源300は、ブラシレスDCモータ100の外部に設けられている。外部電源300は、例えば、車載用バッテリにより構成されている。図1において、外部電源300は図示を省略している。
駆動回路22は、外部電源300により供給された電力を用いて、モータ制御装置200による制御の下、コイル4に電流を供給することによりロータ5を駆動するものである。ここで、ブラシレスDCモータ100は、三相型である。駆動回路22は、各相に対応する2個のスイッチング素子SE_H,SE_Lを含むものである。より具体的には、駆動回路22は、U相のハイサイドに対応するスイッチング素子SE_H_U、U相のローサイドに対応するスイッチング素子SE_L_U、V相のハイサイドに対応するスイッチング素子SE_H_V、V相のローサイドに対応するスイッチング素子SE_L_V、W相のハイサイドに対応するスイッチング素子SE_H_W、及びW相のローサイドに対応するスイッチング素子SE_L_Wを含むものである。個々のスイッチング素子SEは、FET(Field Effect Transistor)を用いたものである。
第一に、スイッチング素子SE_H_Uの状態が連続的にオフ状態に制御されるとともに、スイッチング素子SE_L_Uの状態が連続的にオン状態に制御されることにより、U相に対する給電の状態がオン状態となるものである。また、スイッチング素子SE_H_Vの状態が連続的にオフ状態に制御されるとともに、スイッチング素子SE_L_Vの状態が連続的にオン状態に制御されることにより、V相に対する給電の状態がオン状態となるものである。また、スイッチング素子SE_H_Wの状態が連続的にオフ状態に制御されるとともに、スイッチング素子SE_L_Wの状態が連続的にオン状態に制御されることにより、W相に対する給電の状態がオン状態となるものである。以下、これらの状態を総称して「第1オン状態」ということがある。
第二に、スイッチング素子SE_H_UがPWM(Pulse Width Modulation)にて駆動するとともに、スイッチング素子SE_L_UがPWMにて駆動することにより、U相に対する給電の状態がオン状態となるものである。また、スイッチング素子SE_H_VがPWMにて駆動するとともに、スイッチング素子SE_L_VがPWMにて駆動することにより、V相に対する給電の状態がオン状態となるものである。また、スイッチング素子SE_H_WがPWMにて駆動するとともに、スイッチング素子SE_L_WがPWMにて駆動することにより、W相に対する給電の状態がオン状態となるものである。以下、これらの状態を総称して「第2オン状態」ということがある。
ロータ5の回転中、U相に対する給電の状態、V相に対する給電の状態、及びWに対する給電の状態が順次オン状態となる。換言すれば、U相に対する給電の状態、V相に対する給電の状態、及びWに対する給電の状態が順次オン状態となることにより、ロータ5が回転する。図2は、各相に対する給電の状態がオン状態であるタイミングの例を示している。
回転位置センサ23は、各相に対応する磁気センサMSを含むものである。すなわち、回転位置センサ23は、U相に対応する磁気センサMS_U、V相に対応する磁気センサMS_V、及びW相に対応する磁気センサMS_Wを含むものである。個々の磁気センサMSは、ホールIC(Integrated Circuit)を用いたものである。
ここで、個々の磁気センサMSは、ロータ5と対向配置されている。上記のとおり、ロータ5にセンサマグネット10が設けられており、センサマグネット10が基板16と対向配置されている。センサマグネット10における磁極数は、ブラシレスDCモータ100における界磁数と同一の値に設定されている。
これにより、ロータ5の回転中、個々の磁気センサMSによりパルス信号PSが出力される。より具体的には、磁気センサMS_Uによりパルス信号PS_Uが出力される。また、磁気センサMS_Vによりパルス信号PS_Vが出力される。また、磁気センサMS_Wによりパルス信号PS_Wが出力される。図2は、個々の磁気センサMSにより出力されるパルス信号PSの例を示している。
温度センサ24は、例えば、サーミスタを用いたものである。温度センサ24は、ブラシレスDCモータ100における温度Tを検出するものである。
このようにして、ブラシレスDCモータ100の要部が構成されている。以下、ブラシレスDCモータ100のうちのモータ制御装置200を除く部位を総称して「モータ本体部」ということがある。すなわち、ブラシレスDCモータ100は、モータ制御装置200及びモータ本体部400を含むものである。
以下、図3を参照して、モータ制御装置200について説明する。なお、図3において、モータ本体部400のうちの電源回路21、駆動回路22、回転位置センサ23及び温度センサ24を除く部位は図示を省略している。
図3に示す如く、モータ制御装置200は、目標回転位置取得部31、回転位置演算部32、回転数演算部33、第1デューティ比演算部34、第2デューティ比演算部35及び制御信号出力部36を含むものである。また、ブラシレスDCモータ100の外部に外部制御装置500が設けられている。外部制御装置500は、例えば、モータ制御装置200に対する上位のECU(Electronic Control Unit)により構成されている。
外部制御装置500は、モータ制御装置200に対する指示信号を出力するものである。当該出力された指示信号は、個々の時刻tにおけるロータ5の目標回転位置TRPを含むものである。目標回転位置取得部31は、当該出力された指示信号を取得するものである。これにより、目標回転位置取得部31は、個々の時刻tにおけるロータ5の目標回転位置TRPを取得するものである。
回転位置演算部32は、個々の磁気センサMSにより出力されたパルス信号PSを取得するものである。回転位置演算部32は、当該取得されたパルス信号PSを用いて、個々の時刻tにおけるロータ5の回転位置RPを演算するものである。
回転数演算部33は、回転位置演算部32により演算された回転位置RPを取得するものである。回転数演算部33は、当該取得された回転位置RPを用いて、ロータ5の回転速度(以下「回転数」という。)Nを演算するものである。
より具体的には、回転数演算部33は、各タイミング(t)における回転位置RPについて、前タイミング(tn-1)における回転位置RPに対する差分値ΔRPを演算する。回転数演算部33は、当該演算された差分値ΔRPに基づき、対応するタイミング(t)における回転数Nを演算する。
第1デューティ比演算部34は、目標回転位置取得部31により取得された目標回転位置TRP、回転位置演算部32により演算された回転位置RP、及び回転数演算部33により演算された回転数Nを取得するものである。第1デューティ比演算部34は、当該取得された目標回転位置TRP、当該取得された回転位置RP及び当該取得された回転数Nを用いて、個々のスイッチング素子SEの制御に用いられるデューティ比(以下「第1デューティ比」という。)DR1を演算するものである。
すなわち、第1デューティ比演算部34は、各タイミング(t)における回転位置RPについて、対応するタイミング(t)における目標回転位置TRPに対する偏差ΔP1を演算する。また、第1デューティ比演算部34は、各タイミング(t)における目標回転位置TRPについて、前タイミング(tn-1)における目標回転位置TRPに対する偏差ΔP2を演算する。第1デューティ比演算部34は、当該演算された偏差ΔP1、当該演算された偏差ΔP2及び上記取得された回転数Nを用いて、所定の演算式により第1デューティ比DR1を演算する。
かかる演算式は、例えば、I-PD制御及びフィードフォワード制御(FF制御)を組み合わせてなるものである。このとき、第1デューティ比演算部34は、上記演算された偏差ΔP1を積分項(I項)における係数に用いる。また、第1デューティ比演算部34は、上記取得された回転数Nを比例項(P項)における係数に用いる。また、第1デューティ比演算部34は、上記演算された偏差ΔP2をフィードフォワード項(FF項)における係数に用いる。
このようにして、第1デューティ比DR1が演算される。すなわち、回転位置RPのフィードバックによる第1デューティ比DR1が演算される。なお、ロータ5を正転方向に駆動するとき、第1デューティ比DR1は、正の値に設定される。他方、ロータ5を逆転方向に駆動するとき、第1デューティ比DR1は、負の値に設定される。
第2デューティ比演算部35は、第1デューティ比演算部34により演算された第1デューティ比DR1の正負を示す情報(以下「正負情報」という。)を取得するものである。また、第2デューティ比演算部35は、回転数演算部33により検出された回転数Nを取得するものである。第2デューティ比演算部35は、当該取得された正負情報及び当該取得された回転数Nを用いて、第1デューティ比DR1の絶対値の上限値に対応するデューティ比(以下「第2デューティ比」という。)DR2を演算するものである。
より具体的には、上記演算された第1デューティ比DR1が正の値である場合、第2デューティ比演算部35は、以下の式(1)に示す一次関数を用いて第2デューティ比DR2を演算する。他方、上記演算された第1デューティ比DR1が負の値である場合、第2デューティ比演算部35は、以下の式(2)に示す一次関数を用いて第2デューティ比DR2を演算する。
DR2=aN+b (1)
DR2=aN-b (2)
すなわち、第2デューティ比DR2の演算に用いられる一次関数は、回転数Nに対応する変数を含むものである。また、第2デューティ比DR2の演算に用いられる一次関数は、傾き値a及び切片値bを含むものである。切片値bの正負は、第1デューティ比DR1の正負に応じて設定されるものである。
図4は、式(1)に示す一次関数に対応する第2デューティ比DR2のグラフを示している。すなわち、図4は、正の切片(+b)を有する一次関数に対応する第2デューティ比DR2のグラフを示している。他方、図5は、式(2)に示す一次関数に対応する第2デューティ比DR2のグラフを示している。すなわち、図5は、負の切片(-b)を有する一次関数に対応する第2デューティ比DR2のグラフを示している。これに対して、図6は、第2デューティ比演算部35により演算される第2デューティ比DR2のグラフを示している。
ここで、第2デューティ比演算部35は、以下のようにして傾き値aを設定する。また、第2デューティ比演算部35は、以下のようにして切片値bを設定する。
すなわち、第2デューティ比演算部35は、ブラシレスDCモータ100における温度Tを温度センサ24から取得する。第2デューティ比演算部35は、所定の基準温度T_refに対する当該取得された温度Tの差分値ΔTを演算する。また、第2デューティ比演算部35は、ブラシレスDCモータ100における電源電圧Vを電源回路21から取得する。
第2デューティ比演算部35は、以下の式(3)によりKを演算して、以下の式(4)により傾き値aを演算する。ここで、keは、相誘起電圧定数を示している。αは、磁力の温度係数を示している。βは、所定の定数を示している。
K=ke×(1+α×ΔT) (3)
a=K/(V×β) (4)
第2デューティ比演算部35は、以下の式(5)によりRを演算して、以下の式(6)により切片値bを演算する。ここで、rは、相抵抗を示している。γは、抵抗の温度係数を示している。i_limは、相電流制限値を示している。δは、所定の定数を示している。相電流制限値i_limは、各相における電流値iについて、許容される最大値に対応するものである。
R=r×(1+γ×ΔT) (5)
b=R×i_lim/(V×δ) (6)
このように、傾き値aは、差分値ΔTに応じて異なる値に設定されるものであり、かつ、電源電圧Vに応じて異なる値に設定されるものである。また、傾き値aは、相誘起電圧定数keに応じた値に設定されるものである。また、切片値bは、差分値ΔTに応じて異なる値に設定されるものであり、かつ、電源電圧Vに応じて異なる値に設定されるものである。また、切片値bは、相抵抗rに応じた値に設定されるものである。また、切片値bは、相電流制限値i_limに応じた値に設定されるものである。
制御信号出力部36は、第1デューティ比演算部34により演算された第1デューティ比DR1を取得するとともに、第2デューティ比演算部35により演算された第2デューティ比DR2を取得するものである。制御信号出力部36は、当該取得された第1デューティ比DR1の絶対値を当該取得された第2デューティ比DR2の絶対値と比較するものである。制御信号出力部36は、かかる比較の結果に応じた制御信号を出力するものである。当該出力された制御信号は、対応するスイッチング素子SEに入力される。これにより、モータ制御装置200による駆動回路22の制御が実現される。この結果、各相に対する給電が実現されて(図2参照)、ロータ5が駆動する。
ここで、第1デューティ比DR1の絶対値が第2デューティ比DR2の絶対値よりも小さい場合、制御信号出力部36は、第1デューティ比DR1に対応する制御信号を出力する。他方、第2デューティ比DR2の絶対値が第1デューティ比DR1の絶対値よりも小さい場合、制御信号出力部36は、第2デューティ比DR2に対応する制御信号を出力する。これにより、上記のとおり、第2デューティ比DR2が第1デューティ比DR1の絶対値の上限値に対応するものとなる。換言すれば、制御信号出力部36により出力される制御信号に対応するデューティ比(以下「制御デューティ比」という。)DRは、かかる上限値未満の値に制御される。
より具体的には、正転中のロータ5を正転方向に駆動するとき、制御デューティ比DRは、図6に示す領域A1内の値となる。また、逆転中のロータ5を逆転方向に駆動するとき、制御デューティ比DRは、図6に示す領域A2内の値となる。また、逆転中のロータ5を正転方向に駆動するとき、制御デューティ比DRは、図6に示す領域A3内の値となる。また、正転中のロータ5を逆転方向に駆動するとき、制御デューティ比DRは、図6に示す領域A4内の値となる。
このようにして、モータ制御装置200の要部が構成されている。
以下、目標回転位置取得部31により実行される処理を総称して「目標回転位置取得処理」ということがある。また、回転位置演算部32により実行される処理を総称して「回転位置演算処理」ということがある。また、回転数演算部33により実行される処理を総称して「回転数演算処理」ということがある。また、第1デューティ比演算部34により実行される処理を総称して「第1デューティ比演算処理」ということがある。また、第2デューティ比演算部35により実行される処理を総称して「第2デューティ比演算処理」ということがある。また、制御信号出力部36により実行される処理を総称して「制御信号出力処理」ということがある。
以下、目標回転位置取得部31が有する機能を総称して「目標回転位置取得機能」ということがある。また、回転位置演算部32が有する機能を総称して「回転位置演算機能」ということがある。また、回転数演算部33が有する機能を総称して「回転数演算機能」ということがある。また、第1デューティ比演算部34が有する機能を総称して「第1デューティ比演算機能」ということがある。また、第2デューティ比演算部35が有する機能を総称して「第2デューティ比演算機能」ということがある。また、制御信号出力部36が有する機能を総称して「制御信号出力機能」ということがある。
以下、目標回転位置取得機能に「F1」の符号を用いることがある。また、回転位置演算機能に「F2」の符号を用いることがある。また、回転数演算機能に「F3」の符号を用いることがある。また、第1デューティ比演算機能に「F4」の符号を用いることがある。また、第2デューティ比演算機能に「F5」の符号を用いることがある。また、制御信号出力機能に「F6」の符号を用いることがある。
次に、図7~図9を参照して、モータ制御装置200の要部のハードウェア構成について説明する。
図7に示す如く、モータ制御装置200は、プロセッサ41及びメモリ42を有するものである。メモリ42には、複数個の機能(目標回転位置取得機能、回転位置演算機能、回転数演算機能、第1デューティ比演算機能、第2デューティ比演算機能及び制御信号出力機能を含む。)F1~F6に対応するプログラムが記憶されている。プロセッサ41は、メモリ42に記憶されているプログラムを読み出して実行する。これにより、複数個の機能F1~F6が実現される。
または、図8に示す如く、モータ制御装置200は、処理回路43を有するものである。処理回路43は、複数個の機能F1~F6に対応する処理を実行する。これにより、複数個の機能F1~F6が実現される。
または、図9に示す如く、モータ制御装置200は、プロセッサ41、メモリ42及び処理回路43を有するものである。メモリ42には、複数個の機能F1~F6のうちの一部の機能に対応するプログラムが記憶されている。プロセッサ41は、メモリ42に記憶されているプログラムを読み出して実行する。これにより、かかる一部の機能が実現される。また、処理回路43は、複数個の機能F1~F6のうちの残余の機能に対応する処理を実行する。これにより、かかる残余の機能が実現される。
プロセッサ41は、1個以上のプロセッサにより構成されている。個々のプロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ又はDSP(Digital Signal Processor)を用いたものである。
メモリ42は、1個以上の不揮発性メモリにより構成されている。または、メモリ42は、1個以上の不揮発性メモリ及び1個以上の揮発性メモリにより構成されている。すなわち、メモリ42は、1個以上のメモリにより構成されている。個々のメモリは、例えば、半導体メモリ又は磁気ディスクを用いたものである。より具体的には、個々の揮発性メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)を用いたものである。また、個々の不揮発性メモリは、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ソリッドステートドライブ又はハードディスクドライブを用いたものである。
処理回路43は、1個以上のデジタル回路により構成されている。または、処理回路43は、1個以上のデジタル回路及び1個以上のアナログ回路により構成されている。すなわち、処理回路43は、1個以上の処理回路により構成されている。個々の処理回路は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、SoC(System on a Chip)又はシステムLSI(Large Scale Integration)を用いたものである。
ここで、プロセッサ41が複数個のプロセッサにより構成されているとき、複数個の機能F1~F6と複数個のプロセッサとの対応関係は任意である。すなわち、複数個のプロセッサの各々は、複数個の機能F1~F6のうちの対応する1個以上の機能に対応するプログラムを読み出して実行するものであっても良い。または、プロセッサ41は、複数個の機能F1~F6の各々に対応する専用のプロセッサを含むものであっても良い。
また、メモリ42が複数個のメモリにより構成されているとき、複数個の機能F1~F6と複数個のメモリとの対応関係は任意である。すなわち、複数個のメモリの各々は、複数個の機能F1~F6のうちの対応する1個以上の機能に対応するプログラムを記憶するものであっても良い。または、メモリ42は、複数個の機能F1~F6の各々に対応する専用のメモリを含むものであっても良い。
また、処理回路43が複数個の処理回路により構成されているとき、複数個の機能F1~F6と複数個の処理回路との対応関係は任意である。すなわち、複数個の処理回路の各々は、複数個の機能F1~F6のうちの対応する1個以上の機能に対応する処理を実行するものであっても良い。または、処理回路43は、複数個の機能F1~F6の各々に対応する専用の処理回路を含むものであっても良い。
次に、図10に示すフローチャートを参照して、モータ制御装置200の動作について説明する。図10に示す処理は、所定の条件が満たされているとき(例えば外部電源300によるブラシレスDCモータ100に対する給電の状態がオン状態であるとき)、繰り返し実行される。
まず、目標回転位置取得部31が目標回転位置取得処理を実行する(ステップST1)。次いで、回転位置演算部32が回転位置演算処理を実行する(ステップST2)。次いで、回転数演算部33が回転数演算処理を実行する(ステップST3)。次いで、第1デューティ比演算部34が第1デューティ比演算処理を実行する(ステップST4)。次いで、第2デューティ比演算部35が第2デューティ比演算処理を実行する(ステップST5)。次いで、制御信号出力部36が制御信号出力処理を実行する(ステップST6)。
次に、図11に示すフローチャートを参照して、第2デューティ比演算部35及び制御信号出力部36の動作について説明する。すなわち、ステップST5,ST6にて実行される処理について説明する。
まず、第2デューティ比演算部35は、温度T及び電源電圧Vを取得する(ステップST11)。温度Tは、温度センサ24から取得される。電源電圧Vは、電源回路21から取得される。
次いで、第2デューティ比演算部35は、ステップST11にて取得された温度T及び電源電圧Vを用いて、傾き値a及び切片値bを設定する(ステップST12)。このとき、傾き値aは、式(3)及び式(4)に基づく値に設定される。また、切片値bは、式(5)及び式(6)に基づく値に設定される。
次いで、第2デューティ比演算部35は、ステップST4にて出力された正負情報を用いて、ステップST4にて演算された第1デューティ比DR1の正負を判定する(ステップST13)。第1デューティ比DR1が正の値である場合(ステップST13“YES”)、第2デューティ比演算部35は、式(1)に基づき第2デューティ比DR2を演算する(ステップST14)。他方、第1デューティ比DR1が負の値である場合(ステップST13“NO”)、第2デューティ比演算部35は、式(2)に基づき第2デューティ比DR2を演算する(ステップST15)。
次いで、制御信号出力部36は、ステップST4にて演算された第1デューティ比DR1の絶対値をステップST14又はステップST15にて演算された第2デューティ比DR2の絶対値と比較する(ステップST16)。第1デューティ比DR1の絶対値が第2デューティ比DR2の絶対値よりも小さい場合(ステップST16“YES”)、制御信号出力部36は、第1デューティ比DR1に対応する制御信号を出力する(ステップST17)。他方、第2デューティ比DR2の絶対値が第1デューティ比DR1の絶対値よりも小さい場合(ステップST16“NO”)、制御信号出力部36は、第2デューティ比DR2に対応する制御信号を出力する(ステップST18)。ステップST17又はステップST18にて出力された制御信号は、対応するスイッチング素子SEに入力される。
次に、ブラシレスDCモータ100の効果について説明する。
第一に、制御デューティ比DRを所定値(より具体的には第2デューティ比DR2に対応する上限値)未満の値にすることができる。これにより、ブラシレスDCモータ100における電流値I(より具体的には各相における電流値i)を所定値未満の値に制御することができる。また、第1デューティ比演算部34における演算式により、電流値Iを最大限の値に制御することもできる。
このとき、第1デューティ比演算部34は、回転位置RPのフィードバックにより第1デューティ比DR1を演算する。より具体的には、第1デューティ比演算部34は、目標回転位置TRP、回転位置RP及び回転数Nを用いて第1デューティ比DR1を演算する。また、第2デューティ比演算部35は、回転数Nに対応する変数を含む一次関数に基づき第2デューティ比DR2を演算する。すなわち、電流値Iを所定値未満の値に制御するにあたり、電流値Iのフィードバックを不要とすることができる。これにより、電流値Iのフィードバックを用いる場合に比して、ブラシレスDCモータ100における回路構成を簡単にすることができる。
換言すれば、電流値Iのフィードバックを用いることなく、電流値Iのフィードバックを用いた制御と同様の制御を実現することができる。具体的には、例えば、ブラシレスDCモータ100におけるトルクTR及び電流値Iを一定にしつつ、ブラシレスDCモータ100における印加電圧を変化させる制御を実現することができる。すなわち、通常、回転数Nが大きくなるにつれて、トルクTRの発生を阻害する逆起電圧が次第に大きくなるものである。これに対して、制御デューティ比DRを連続的に変化させることができるため、かかる制御を実現することができる。図12は、回転数Nに対するトルクTR(すなわち電流値I)の例を示す特性図である。
第二に、モータ制御装置200が基板16に設けられている。換言すれば、モータ制御装置200がモータ本体部400と一体に構成されている。これにより、モータ本体部400の外部にモータ制御装置200を設けることを不要とすることができる。この結果、ブラシレスDCモータ100をコンパクトにすることができる。
第三に、メインマグネット6がロータ5に設けられており、かつ、センサマグネット10がロータ5に設けられている。換言すれば、メインマグネット6及びセンサマグネット10がロータ5と一体に構成されている。これにより、メインマグネット6の着磁位置に対して、センサマグネット10の着磁位置のずれが発生するのを抑制することができる。この結果、実際の回転位置RPに対して、回転位置演算部32により演算される回転位置RPのずれが発生するのを抑制することができる。
第四に、傾き値a及び切片値bの各々は、基準温度T_refに対する温度Tの差分値ΔTに応じて異なる値に設定される。また、傾き値a及び切片値bの各々は、電源電圧Vに応じて異なる値に設定される。より具体的には、傾き値aは、式(3)及び式(4)に基づく値に設定される。また、切片値bは、式(5)及び式(6)に基づく値に設定される。これにより、温度Tの変動及び電源電圧Vの変動に起因する磁力の変動及び抵抗の変動に対して、傾き値a及び切片値bの各々を適切な値に設定することができる。換言すれば、これらの変動に対して、個々の領域A1,A2,A3,A4を適切な範囲に設定することができる。
第五に、第1デューティ比DR1の正負に応じて、ブラシレスDCモータ100を正転方向に駆動することができるのはもちろんのこと、ブラシレスDCモータ100を逆転方向に駆動することもできる。これにより、ブラシレスDCモータ100を種々の用途に用いることができる。換言すれば、ブラシレスDCモータ100の用途を増やすことができる。
次に、ブラシレスDCモータ100の変形例について説明する。
第1デューティ比演算部34は、正負情報を第2デューティ比演算部35に出力するのに代えて、正負情報を制御信号出力部36に出力するものであっても良い。
この場合、第2デューティ比演算部35は、式(1)に基づく第2デューティ比DR2を演算するとともに、式(2)に基づく第2デューティ比DR2を演算する。すなわち、第2デューティ比演算部35は、各タイミング(t)に対応する2個の第2デューティ比DR2を演算する。第2デューティ比演算部35は、当該演算された2個の第2デューティ比DR2を制御信号出力部36に出力する。制御信号出力部36は、正負情報を用いて、当該演算された2個の第2デューティ比DR2のうちの第1デューティ比DR1の正負に対応する1個の第2デューティ比DR2を選択する。
制御信号出力部36は、上記選択された第2デューティ比DR2の絶対値を第1デューティ比DR1の絶対値と比較する。上記選択された第2デューティ比DR2の絶対値が第1デューティ比DR1の絶対値よりも小さい場合、制御信号出力部36は、上記選択された第2デューティ比DR2に対応する制御信号を出力する。
次に、ブラシレスDCモータ100の他の変形例について説明する。
回転位置演算部32における回転位置RPの演算、回転数演算部33における回転数Nの演算、第1デューティ比演算部34における第1デューティ比DR1の演算、第2デューティ比演算部35における温度Tの取得、第2デューティ比演算部35における電源電圧Vの取得、及び第2デューティ比演算部35における第2デューティ比DR2の演算のうちの少なくとも一つにおいて、移動平均が用いられるものであっても良い。
すなわち、回転位置演算部32は、連続するM個のタイミング(t~t)に対応するM個の回転位置RP_1~RP_Mについて、M個の回転位置RP_1~RP_Mによる移動平均値を演算するものであっても良い。この場合、かかる移動平均値が回転数Nの演算に用いられるものであっても良い。また、かかる移動平均値が第1デューティ比DR1の演算に用いられるものであっても良い。ここで、Mは、2以上の整数である。
また、回転数演算部33は、連続するM個のタイミング(t~t)に対応するM個の回転数N_1~N_Mについて、M個の回転数N_1~N_Mによる移動平均値を演算するものであっても良い。この場合、かかる移動平均値が第1デューティ比DR1の演算に用いられるものであっても良い。また、かかる移動平均値が第2デューティ比DR2の演算に用いられるものであっても良い。
また、第1デューティ比演算部34は、連続するM個のタイミング(t~t)に対応するM個の第1デューティ比DR1_1~DR1_Mについて、M個の第1デューティ比DR1_1~DR1_Mによる移動平均値を演算するものであっても良い。この場合、第1デューティ比演算部34は、各タイミング(t)に対応する第1デューティ比DR1を制御信号出力部36に出力するのに代えて、かかる移動平均値を制御信号出力部36に出力するものであっても良い。
また、第2デューティ比演算部35は、連続するM個のタイミング(t~t)に対応するM個の温度T_1~T_Mについて、M個の温度T_1~T_Mによる移動平均値を演算するものであっても良い。この場合、かかる移動平均値が傾き値aの設定に用いられるものであっても良い。また、かかる移動平均値が切片値bの設定に用いられるものであっても良い。
また、第2デューティ比演算部35は、連続するM個のタイミング(t~t)に対応するM個の電源電圧V_1~V_Mについて、M個の電源電圧V_1~V_Mによる移動平均値を演算するものであっても良い。この場合、かかる移動平均値が傾き値aの設定に用いられるものであっても良い。また、かかる移動平均値が切片値bの設定に用いられるものであっても良い。
また、第2デューティ比演算部35は、連続するM個のタイミング(t~t)に対応するM個の第2デューティ比DR2_1~DR2_Mについて、M個の第2デューティ比DR2_1~DR2_Mによる移動平均値を演算するものであっても良い。この場合、第2デューティ比演算部35は、各タイミング(t)に対応する第2デューティ比DR2を制御信号出力部36に出力するのに代えて、かかる移動平均値を制御信号出力部36に出力するものであっても良い。
または、制御信号出力部36は、連続するM個のタイミング(t~t)に対応するM個の制御デューティ比DR_1~DR_Mについて、M個の制御デューティ比DR_1~DR_Mによる移動平均値を演算するものであっても良い。制御信号出力部36は、かかる移動平均値に対応する制御信号を出力するものであっても良い。
これらの移動平均値を用いることにより、以下のような効果を得ることができる。すなわち、個々のセンサ(回転位置センサ23及び温度センサ24を含む。)による検出値について、連続するM個のタイミング(t~t)に対応するM個の検出値のうちの少なくとも1個の検出値に誤差が発生することがある。このとき、かかる誤差の影響を低減することができる。この結果、制御信号出力部36により出力される制御信号に対応する操作量θを安定させることができる。
他方、これらの移動平均値を用いないことにより、モータ制御装置200における演算量を低減することができる。換言すれば、モータ制御装置200における移動平均値を演算する部位の個数を低減することにより、モータ制御装置200における演算量を低減することができる。特に、上記のような誤差の発生確率が低いパラメータについては、移動平均値を用いないのが好適である。
次に、ブラシレスDCモータ100の他の変形例について説明する。
上記のとおり、センサマグネット10における磁極数は、ブラシレスDCモータ100における界磁数と同一の値に設定されているものであっても良い。これに対して、センサマグネット10における磁極数は、ブラシレスDCモータ100における界磁数に対する整数倍の値に設定されているものであっても良い。
具体的には、例えば、センサマグネット10における磁極数は、ブラシレスDCモータ100における界磁数に対する2倍の値に設定されているものであっても良い。図13は、この場合における各相に対する給電の状態がオン状態であるタイミングの例を示している。また、図13は、この場合における個々の磁気センサMSにより出力されるパルス信号PSの例を示している。
これにより、図2に示す例に比して、個々の磁気センサMSにより出力されるパルス信号PSの周期を1/2にすることができる。この結果、モータ制御装置200による駆動回路22の制御について、制御分解能を2倍に向上することができる。
次に、ブラシレスDCモータ100の用途の具体例について説明する。
図14に示す如く、ブラシレスDCモータ100は、アクチュエータ600に用いられるものであっても良い。アクチュエータ600は、ブラシレスDCモータ100及びアクチュエータ出力部700を含むものである。アクチュエータ出力部700は、例えば、ロータ5のシャフト9と機械的に接続された出力軸を含むものである。
アクチュエータ600は、例えば、EGRバルブの開度制御、ウェイストゲートバルブの開度制御、又はスロットルバルブの開度制御に用いられるものである。この場合、アクチュエータ出力部700の出力軸は、かかるバルブの弁体と機械的に接続される。ロータ5が回転することにより、かかるバルブの開度が変化する。他方、ロータ5の回転位置RPが維持されることにより、かかるバルブの開度が維持される。
ここで、アクチュエータ出力部700は、いわゆる「リターントルク」を発生させる部材(例えばスプリング)を含むものであっても良い。この場合、かかる部材により発生するリターントルクとブラシレスDCモータ100により発生するトルクTRとのバランスにより、かかるバルブの開度が制御されるものであっても良い。具体的には、例えば、弁体の開方向に対するトルクTRと弁体の閉方向に対するリターントルクとのバランスにより、かかるバルブの開度が制御されるものであっても良い。
次に、アクチュエータ600の用途の具体例について説明する。
図15に示す如く、アクチュエータ600は、EGRバルブ装置800に用いられるものであっても良い。EGRバルブ装置800は、アクチュエータ600及びEGRバルブ900を含むものである。アクチュエータ出力部700の出力軸は、EGRバルブ900の弁体と機械的に接続されている。ロータ5が回転することにより、EGRバルブ900の開度が変化する。他方、ロータ5の回転位置RPが維持されることにより、EGRバルブ900の開度が維持される。すなわち、アクチュエータ600によりEGRバルブ900の開度が制御される。
以上のように、実施の形態1に係るモータ制御装置200は、モータ本体部400におけるロータ5の目標回転位置TRPを取得する目標回転位置取得部31と、モータ本体部400における回転位置センサ23により出力されたパルス信号PSを用いて、ロータ5の回転位置RPを演算する回転位置演算部32と、回転位置RPに基づき、ロータ5の回転数Nを演算する回転数演算部33と、目標回転位置TRP及び回転位置RPに基づき、モータ本体部400の制御に用いられる第1デューティ比DR1を演算する第1デューティ比演算部34と、回転数Nに対応する変数を含む一次関数に基づき、第1デューティ比DR1の絶対値の上限値に対応する第2デューティ比DR2を演算する第2デューティ比演算部35と、第1デューティ比DR1の絶対値が第2デューティ比DR2の絶対値よりも小さい場合、第1デューティ比DR1に対応する制御信号を出力して、第2デューティ比DR2の絶対値が第1デューティ比DR1の絶対値よりも小さい場合、第2デューティ比DR2に対応する制御信号を出力する制御信号出力部36と、を備える。これにより、モータ(例えばブラシレスDCモータ100)における電流値Iを所定値未満の値に制御するにあたり、電流値Iのフィードバックを不要とすることができる。この結果、かかるモータにおける回路構成を簡単にすることができる。また、制御デューティ比DRを連続的に変化させることができる。
また、一次関数における傾き値aは、基準温度T_refに対するモータ本体部400における温度Tの差分値ΔTに応じて異なる値に設定されるものであり、一次関数における切片値bは、差分値ΔTに応じて異なる値に設定されるものである。これにより、温度Tの変動に対して、傾き値a及び切片値bの各々を適切な値に設定することができる。
また、一次関数における傾き値aは、モータ本体部400における電源電圧Vに応じて異なる値に設定されるものであり、一次関数における切片値bは、電源電圧Vに応じて異なる値に設定されるものである。これにより、電源電圧Vの変動に対して、傾き値a及び切片値bの各々を適切な値に設定することができる。
また、一次関数における傾き値aは、モータ本体部400における相誘起電圧定数keに応じた値に設定されるものである。これにより、相誘起電圧定数keに応じて、傾き値aを適切な値に設定することができる。
また、一次関数における切片値bは、モータ本体部400における相電流制限値i_limに応じた値に設定されるものである。これにより、相電流制限値i_limに応じて、切片値bを適切な値に設定することができる。この結果、過電流の発生を回避することができる。
また、第1デューティ比DR1の演算に移動平均が用いられるものである。これにより、操作量θを安定させることができる。
また、第2デューティ比DR2の演算に移動平均が用いられるものである。これにより、操作量θを安定させることができる。
また、モータ制御装置200は、モータ本体部400と一体に構成されている。これにより、モータ(例えばブラシレスDCモータ100)をコンパクトにすることができる。
また、ロータ5の駆動方向に応じて第1デューティ比DR1の正負が設定されるものであり、第1デューティ比DR1の正負に応じて一次関数における切片値bの正負が設定されるものである。これにより、ロータ5を正転方向に駆動することができるのはもちろんのこと、ロータ5を逆転方向に駆動することもできる。この結果、モータ(例えばブラシレスDCモータ100)の用途を増やすことができる。
また、実施の形態1に係るブラシレスDCモータ100は、モータ制御装置200と、モータ本体部400と、を備える。これにより、モータ制御装置200を用いたブラシレスDCモータ100を実現することができる。
また、回転位置センサ23は、磁気センサMSを用いたものであり、モータ本体部400におけるパルス信号PSの生成に磁石(センサマグネット10)が用いられるものであり、磁石(センサマグネット10)における磁極数は、モータ本体部400における界磁数と同一の値に設定されている。これにより、各相に対応するパルス信号PSを生成することができる。
また、回転位置センサ23は、磁気センサMSを用いたものであり、モータ本体部400におけるパルス信号PSの生成に磁石(センサマグネット10)が用いられるものであり、磁石(センサマグネット10)における磁極数は、モータ本体部400における界磁数に対する整数倍の値に設定されている。これにより、各相に対応するパルス信号PSを生成することができる。また、制御分解能を向上することができる。
また、実施の形態1に係るアクチュエータ600は、ブラシレスDCモータ100を備える。これにより、ブラシレスDCモータ100を用いたアクチュエータ600を実現することができる。
また、アクチュエータ600は、EGRバルブ900の開度制御、ウェイストゲートバルブの開度制御、又はスロットルバルブの開度制御に用いられるものである。このように、アクチュエータ600は、車載用バルブの開度制御に用いることができる。
また、実施の形態1に係るEGRバルブ装置800は、アクチュエータ600と、EGRバルブ900と、を備え、EGRバルブ900の開度がアクチュエータ600により制御されるものである。これにより、アクチュエータ600を用いたEGRバルブ装置800を実現することができる。
なお、本願開示はその開示の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
本開示に係るモータ制御装置は、例えば、ブラシレスDCモータに用いることができる。本開示に係るブラシレスDCモータは、例えば、アクチュエータに用いることができる。本開示に係るアクチュエータは、例えば、EGRバルブ装置に用いることができる。本開示に係るEGRバルブ装置は、例えば、自動車に用いることができる。
1 ステータ、2 ステータコア、3 インシュレータ、4 コイル、5 ロータ、6 メインマグネット、7 ロータコア、8 樹脂成形部、9 シャフト、10 センサマグネット、11 軸受、12 軸受、13 ハウジング、14 カバー、15 筐体部、16 基板、21 電源回路、22 駆動回路、23 回転位置センサ、24 温度センサ、31 目標回転位置取得部、32 回転位置演算部、33 回転数演算部、34 第1デューティ比演算部、35 第2デューティ比演算部、36 制御信号出力部、41 プロセッサ、42 メモリ、43 処理回路、100 ブラシレスDCモータ、200 モータ制御装置、300 外部電源、400 モータ本体部、500 外部制御装置、600 アクチュエータ、700 アクチュエータ出力部、800 EGRバルブ装置、900 EGRバルブ。

Claims (14)

  1. モータ本体部におけるロータの目標回転位置を取得する目標回転位置取得部と、
    前記モータ本体部における回転位置センサにより出力されたパルス信号を用いて、前記ロータの回転位置を演算する回転位置演算部と、
    前記回転位置に基づき、前記ロータの回転数を演算する回転数演算部と、
    前記目標回転位置及び前記回転位置に基づき、前記モータ本体部の制御に用いられる第1デューティ比を演算する第1デューティ比演算部と、
    前記回転数に対応する変数を含む一次関数に基づき、前記第1デューティ比の絶対値の上限値に対応する第2デューティ比を演算する第2デューティ比演算部と、
    前記第1デューティ比の絶対値が前記第2デューティ比の絶対値よりも小さい場合、前記第1デューティ比に対応する制御信号を出力して、前記第2デューティ比の絶対値が前記第1デューティ比の絶対値よりも小さい場合、前記第2デューティ比に対応する前記制御信号を出力する制御信号出力部と、
    を備え、
    前記一次関数における傾き値は、基準温度に対する前記モータ本体部における温度の差分値を変数とする第2の一次関数に基づき演算され、前記差分値が増加すると前記傾き値が増加し、前記差分値が減少すると前記傾き値が減少し、
    前記一次関数における切片値は、前記差分値を変数とする第3の一次関数に基づき演算され、前記差分値が増加すると前記切片値が増加し、前記差分値が減少すると前記切片値が減少することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記一次関数における傾き値は、前記モータ本体部における電源電圧に応じて異なる値に設定されるものであり、
    前記一次関数における切片値は、前記電源電圧に応じて異なる値に設定されるものである
    ことを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 前記一次関数における傾き値は、前記モータ本体部における相誘起電圧定数に応じた値に設定されるものであることを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  4. 前記一次関数における切片値は、前記モータ本体部における相電流制限値に応じた値に設定されるものであることを特徴とする請求項記載のモータ制御装置。
  5. 前記第1デューティ比の演算に移動平均が用いられるものであることを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  6. 前記第2デューティ比の演算に移動平均が用いられるものであることを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  7. 前記モータ本体部と一体に構成されていることを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  8. 前記ロータの駆動方向に応じて前記第1デューティ比の正負が設定されるものであり、
    前記第1デューティ比の正負に応じて前記一次関数における切片値の正負が設定されるものである
    ことを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  9. 請求項1記載のモータ制御装置と、
    前記モータ本体部と、
    を備えるブラシレスDCモータ。
  10. 前記回転位置センサは、磁気センサを用いたものであり、
    前記モータ本体部における前記パルス信号の生成に磁石が用いられるものであり、
    前記磁石における磁極数は、前記モータ本体部における界磁数と同一の値に設定されている
    ことを特徴とする請求項記載のブラシレスDCモータ。
  11. 前記回転位置センサは、磁気センサを用いたものであり、
    前記モータ本体部における前記パルス信号の生成に磁石が用いられるものであり、
    前記磁石における磁極数は、前記モータ本体部における界磁数に対する整数倍の値に設定されている
    ことを特徴とする請求項記載のブラシレスDCモータ。
  12. 請求項記載のブラシレスDCモータを備えるアクチュエータ。
  13. EGRバルブの開度制御、ウェイストゲートバルブの開度制御、又はスロットルバルブの開度制御に用いられるものであることを特徴とする請求項12記載のアクチュエータ。
  14. 請求項12記載のアクチュエータと、
    EGRバルブと、を備え、
    前記EGRバルブの開度が前記アクチュエータにより制御されるものである
    ことを特徴とするEGRバルブ装置。
JP2022541035A 2020-08-06 2020-08-06 モータ制御装置、ブラシレスdcモータ、アクチュエータ及びegrバルブ装置 Active JP7415012B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2020/030106 WO2022029949A1 (ja) 2020-08-06 2020-08-06 モータ制御装置、ブラシレスdcモータ、アクチュエータ及びegrバルブ装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2022029949A1 JPWO2022029949A1 (ja) 2022-02-10
JPWO2022029949A5 JPWO2022029949A5 (ja) 2022-10-28
JP7415012B2 true JP7415012B2 (ja) 2024-01-16

Family

ID=80117824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022541035A Active JP7415012B2 (ja) 2020-08-06 2020-08-06 モータ制御装置、ブラシレスdcモータ、アクチュエータ及びegrバルブ装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20230223881A1 (ja)
JP (1) JP7415012B2 (ja)
CN (1) CN116134722A (ja)
WO (1) WO2022029949A1 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003026123A1 (fr) 2001-09-17 2003-03-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Frein pour moteur a courant continu
JP2004343822A (ja) 2003-05-13 2004-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd モータ駆動装置および洗濯乾燥機のモータ駆動装置
JP2007274764A (ja) 2006-03-30 2007-10-18 Fujitsu Ten Ltd 三相ブラシレスdcモータの制御装置及び制御方法
WO2009110206A1 (ja) 2008-03-04 2009-09-11 三菱電機株式会社 ブラシレスモータ装置及び制御装置
JP2013070467A (ja) 2011-09-21 2013-04-18 Hitachi Automotive Systems Ltd ブラシレスモータの駆動装置
JP2014007882A (ja) 2012-06-26 2014-01-16 Noritz Corp ファンモータ制御装置およびそのファンモータ制御装置をヒートポンプユニットに備える貯湯式ヒートポンプ給湯システム
WO2019244243A1 (ja) 2018-06-19 2019-12-26 三菱電機株式会社 モータ及びバルブタイミング調整装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003026123A1 (fr) 2001-09-17 2003-03-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Frein pour moteur a courant continu
JP2004343822A (ja) 2003-05-13 2004-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd モータ駆動装置および洗濯乾燥機のモータ駆動装置
JP2007274764A (ja) 2006-03-30 2007-10-18 Fujitsu Ten Ltd 三相ブラシレスdcモータの制御装置及び制御方法
WO2009110206A1 (ja) 2008-03-04 2009-09-11 三菱電機株式会社 ブラシレスモータ装置及び制御装置
JP2013070467A (ja) 2011-09-21 2013-04-18 Hitachi Automotive Systems Ltd ブラシレスモータの駆動装置
JP2014007882A (ja) 2012-06-26 2014-01-16 Noritz Corp ファンモータ制御装置およびそのファンモータ制御装置をヒートポンプユニットに備える貯湯式ヒートポンプ給湯システム
WO2019244243A1 (ja) 2018-06-19 2019-12-26 三菱電機株式会社 モータ及びバルブタイミング調整装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2022029949A1 (ja) 2022-02-10
US20230223881A1 (en) 2023-07-13
CN116134722A (zh) 2023-05-16
JPWO2022029949A1 (ja) 2022-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6779981B2 (en) Fan control system using a microcontroller
JP4987119B2 (ja) ブラシレスモータ装置及び制御装置
EP1710904B1 (en) Brushless DC motor control
US7077087B2 (en) Valve timing controller
KR20110060839A (ko) 모터용 구동 회로 및 그것을 구비한 모터
JPH09501817A (ja) 車両駆動ユニット出力設定要素の操作装置
JP7415012B2 (ja) モータ制御装置、ブラシレスdcモータ、アクチュエータ及びegrバルブ装置
US9242557B2 (en) Accelerator apparatus for vehicle
US20090212727A1 (en) Actuating drive and method for operating an actuating drive
GB2289349A (en) Air flow rate control apparatus for internal combustion engine
CN107517597B (zh) 致动器的控制装置、致动器、泵驱动装置及致动器的控制方法
KR20120031463A (ko) 모터
US20200244196A1 (en) Control device of motor and storage medium
JP2016200041A (ja) アクチュエータの制御装置、アクチュエータ、バルブ駆動装置およびアクチュエータの制御方法
US7311081B2 (en) Electronic throttle control system with integrated controller and power stage
CN110875698B (zh) 控制系统、控制方法以及带有步进电机的冷媒阀
JP6419922B1 (ja) 直流モータの制御装置
JP6232526B1 (ja) 直流モータの制御装置
JP2005016461A (ja) 電子スロットル制御装置
JP2006121774A (ja) モータ制御回路
JP3409499B2 (ja) 電子制御スロットル装置
JPWO2022029949A5 (ja)
JP3915894B2 (ja) 電動車両駆動用ブラシレス直流電動機の駆動装置
US20220209693A1 (en) Motor unit
JP2010226794A (ja) ホール素子を用いたブラシレスモータ駆動回路

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220831

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7415012

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150