JP7414062B2 - 酸化ガリウム基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本開示は、酸化ガリウム基板の製造方法、および酸化ガリウム基板用の研磨スラリーに関する。
近年、シリコン半導体基板に代えて、化合物半導体基板を用いることが提案されている。化合物半導体としては、炭化ケイ素、窒化ガリウム、酸化ガリウムなどが挙げられる。化合物半導体は、シリコン半導体に比べて、大きなバンドギャップを有する点で優れている。化合物半導体基板は研磨され、その研磨面にはエピタキシャル膜が形成される。
特許文献1には、酸化ガリウム基板の研磨方法が記載されている。この研磨方法では、ダイヤモンド粒子を含む研磨スラリーと、コロイダルシリカを含む研磨スラリーとがこの順番で用いられる。この研磨方法によれば、酸化ガリウム単結晶の主面にステップとテラスとを形成できると記載されている。
特許文献2には、炭化ケイ素または窒化ガリウムで形成される基板の研磨方法が記載れている。この研磨方法では、研磨スラリーとして、複数の酸化数を取り得る金属元素の酸化性粒子を含むものが用いられる。酸化性粒子の具体例として、酸化マンガン粒子が開示されており、特に酸化力が高い二酸化マンガン粒子が好適であると記載されている。
特許文献3には、二酸化マンガンを含む砥粒でシリコン基板を研磨することが開示されている。特許文献3の第33段落には、シリコン基板の研磨メカニズムについて記載されている。その記載によるとシリコン基板を高レートで研磨するには、アルカリ環境下で研磨することが重要であり、砥粒に要求されるのはアルカリ環境下で溶解しないことが求められる。よって、特許文献3においては、アルカリ環境下で溶解しない砥粒の一つとして二酸化マンガンが一例に挙げられているに過ぎず、二酸化マンガン砥粒を酸化ガリウム基板の研磨用いることは何ら示唆されていない。
日本国特開2008-105883号公報 日本国特開2017-71787号公報 日本国特開2015-189806号公報
特許文献1では、ダイヤモンド粒子を含む研磨スラリーと、コロイダルシリカを含む研磨スラリーとがこの順番で用いられる。この場合、ダイヤモンド粒子によって生じたダメージを、コロイダルシリカで十分に除去することが困難であった。なお、コロイダルシリカを含む研磨スラリーのみを用いる場合、研磨速度が低過ぎるという問題があった。
特許文献2では、二酸化マンガン粒子を含む研磨スラリーが用いられる。二酸化マンガン粒子は、高い酸化力を有するので、炭化ケイ素または窒化ガリウムに対して高い研磨力を有すると記載されている。これに対し、酸化ガリウムは、酸化物であるので、粒子の酸化力を利用して研磨速度を向上することはできない。
本開示の一態様は、酸化ガリウム基板の研磨速度向上とダメージ低減とを両立できる、技術を提供する。
本開示の一態様に係る酸化ガリウム基板の製造方法は、
研磨スラリーを用いて酸化ガリウム基板を研磨することと、
前記研磨することの後に、洗浄液で前記酸化ガリウム基板を洗浄することと、
を有し、
前記研磨スラリーは、二酸化マンガンの粒子と、水とを含み、
前記洗浄液は、アスコルビン酸およびエリソルビン酸のうちの少なくとも1つを含み、且つ、6以下のpHを有する。
本開示の一態様によれば、酸化ガリウム基板の研磨速度向上とダメージ低減とを両立できる。
図1は、一実施形態に係る酸化ガリウム基板の製造方法を示すフローチャートである。 図2は、例4および例10~例18の粒子材料と研磨速度との関係を示す図である。 図3は、例4、例10~例11および例15~例18の粒子材料と研磨速度とモース硬度との関係を示す。 図4は、例1~例5の粒子含有量と研磨速度との関係を示す図である。 図5は、例3および例6~例9のpHと研磨速度との関係を示す図である。 図6は、例19~例23のpHとゼータ電位との関係を示す。 図7は、例19~例23のpHと粒子径分布との関係を示す。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書の結晶学的記載においては、個別方位を[]、集合方位を<>、個別面を()、集合面を{}でそれぞれ示す。結晶学上の指数が負であることは、通常、数字の上にバーを付すことによって表現されるが、本明細書では数字の前に負の符号を付すことによって結晶学上の負の指数を表現する。
図1は、一実施形態に係る酸化ガリウム基板の製造方法を示すフローチャートである。図1に示すように、酸化ガリウム基板の製造方法は、一次研磨スラリーを用いて酸化ガリウム基板を一次研磨すること(S1)を有する。酸化ガリウム基板として、例えば、予めβ-Ga単結晶を、ワイヤーソーなどで板状にスライスし、続いて、研削装置などで所定の厚さに研削したものが用いられる。酸化ガリウム基板は、ドーパントを含んでもよいし、含まなくてもよい。ドーパントとして、例えばSi、Sn、AlまたはInなどが用いられる。
酸化ガリウム基板は円盤状に形成され、酸化ガリウム基板の外周には酸化ガリウムの結晶方位を示すノッチなどが形成される。ノッチの代わりに、オリエンテーションフラットが形成されてもよい。酸化ガリウム基板は、互いに平行な第1主表面と第2主表面とを有する。第1主表面は、一次研磨スラリーで研磨される主表面である。第1主表面は、例えば{001}面である。{001}面は、<001>方向に対して垂直な結晶面であり、(001)面および(00-1)面のいずれでもよい。
なお、第1主表面は、{001}面以外の結晶面であってもよい。また、第1主表面は、予め設定された結晶面に対し、いわゆるオフ角を有してもよい。オフ角は、研磨後の第1主表面に形成されるエピタキシャル膜の結晶性を向上する。第1主表面だけではなく、第2主表面も一次研磨スラリーで研磨されてもよい。
一次研磨スラリーは、二酸化マンガン(MnO)の粒子と、水とを含む。二酸化マンガンの粒子が分散質であり、水が分散媒である。二酸化マンガンは、詳しくは後述するが、一般的な研磨材であるダイヤモンドおよびシリカ等に比べて、低いモース硬度を有し、且つ、高い研磨速度を有する。
モース硬度が低いにも関わらず研磨速度が高いことから、研磨中に二酸化マンガンと酸化ガリウムとの化学的な反応が生じると推定される。その化学的な反応によって、酸化ガリウムを構成する酸素とガリウムとの結合が弱まり、酸化ガリウムの研磨速度が高くなると推定される。
二酸化マンガンは、上記の通り、一般的な研磨材であるダイヤモンドおよびシリカ等に比べて、低いモース硬度を有し、且つ、高い研磨速度を有する。それゆえ、酸化ガリウム基板の研磨速度向上とダメージ低減とを両立できる。ダメージは、例えばクラックまたはスクラッチである。ダイヤモンド粒子によって形成されるダメージ深さは15μm程度であり、二酸化マンガン粒子によって形成されるダメージ深さは2μm以下である。
なお、酸化マンガンとして、二酸化マンガン(MnO)の他、一酸化マンガン(MnO)、三酸化二マンガン(Mn)、四酸化三マンガン(Mn)等が挙げられるが、これらの中でも、二酸化マンガン(MnO)の研磨速度が特に高い。詳しくは後述する。
一次研磨スラリーに占める二酸化マンガンの粒子の含有量は、例えば、0.01質量%以上、50質量%以下である。前記含有量が0.01質量%以上であると、研磨速度が高い。前記含有量は、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上である。また、前記含有量が20%以下であると、一次研磨スラリーの材料コストが安い。前記含有量は、好ましくは40質量%以下、より好ましくは20質量%以下である。
なお、一次研磨スラリーは、二酸化マンガンの粒子に加えて、他の材料の粒子をさらに含んでもよい。他の材料の粒子は、研磨速度を低下させない範囲で、且つ、ダメージを増加させない範囲で、添加される。他の材料の粒子として、例えばコロイダルシリカの粒子が挙げられる。
一次研磨スラリーのpHは、研磨速度の観点からは特に限定されないが、分散性の観点からは好ましくは、1以上3以下であるか、または7以上14以下である。pHが1以上3以下であると、粒子のゼータ電位が正の値になり、その絶対値が大きいので、粒子同士が反発し、分散性が良くなる。pHは、好ましくは1以上2以下である。また、pHが7以上14以下であると、粒子のゼータ電位が負の値になり、その絶対値が大きいので、粒子同士が反発し、分散性が良くなる。分散性が良いと、保管が容易である。pHは、好ましくは8以上14以下である。
一次研磨スラリーは、そのpHを調整すべく、pH調整剤を含んでもよい。pH調整剤としては、例えば、硝酸(HNO)または水酸化ナトリウム(NaOH)などが用いられる。pH調整剤は、分散剤としての役割も有する。分散剤は、二酸化マンガンの粒子の分散性を高める。なお、一次研磨スラリーは、一般的な分散剤を含んでもよい。
二酸化マンガンの粒子の動的光散乱法で測定した粒子径分布における体積基準の積算分率の50%径D50が、1nm以上、2000nm以下である。動的光散乱法は、一次研磨スラリーにレーザー光を照射し、その散乱光を光検出器で観測することにより、粒子径分布を測定する方法である。D50が1nm以上であると、研磨速度が高い。D50は、好ましくは50nm以上である。また、D50が2000nm以下であると、研磨後の第1主表面の表面粗さが小さく、また、ダメージが小さい。D50は、好ましくは1000nm以下である。
酸化ガリウム基板の研磨においては、酸化ガリウムと二酸化マンガン同士が化学反応を起こし、研磨が高速に進行していくものと本発明者は推測する。
酸化ガリウム基板の製造方法は、一次研磨(S1)の後に、酸化ガリウム基板を洗浄液で洗浄すること(S2)を有する。洗浄液が、酸化ガリウム基板に付着する二酸化マンガンの粒子を洗い流す。従って、一次研磨(S1)で用いた二酸化マンガンの粒子が残らないので、一次研磨(S1)で生じた傷などを後述する二次研磨(S3)で除去できる。
洗浄液は、例えば、アスコルビン酸およびエリソルビン酸のうちの少なくとも1つを含み、且つ6以下のpHを有する。この洗浄液は、二酸化マンガンの粒子を溶解させることができ、化学反応によって二酸化マンガンの粒子を除去できる。
なお、洗浄液は、硫酸(HSO)および塩酸(HCl)のうちの少なくとも1つを含み、且つ過酸化水素(H)を含んでもよい。この洗浄液も、二酸化マンガンの粒子を溶解させることができ、化学反応によって二酸化マンガンの粒子を除去できる。
酸化ガリウム基板の製造方法は、二次研磨スラリーを用いて酸化ガリウム基板を研磨すること(S3)を有する。二次研磨スラリーの粒子のD50は、一次研磨スラリーの粒子のD50よりも小さい。二次研磨スラリーの粒子の材料は、一次研磨スラリーの粒子の材料と同一のものでもよいし、異なるものでもよい。後者の場合、例えば、コロイダルシリカが用いられる。
以下、実施例および比較例について説明する。下記の例1~例18のうち、例1~例9が実施例であり、例10~例18が比較例である。
[例1]
例1では、β-Ga単結晶基板の(001)面を片面研磨装置によって研磨した。片面研磨装置は、株式会社ナノファクター製の商品名NF-300を用いた。片面研磨装置の回転定盤の直径は、300mmであった。その回転定盤に貼り付ける研磨パッドは、株式会社FILWEL製の商品名N0571を用いた。研磨圧力は113g/cmに設定し、回転定盤の回転数は40rpmに設定した。これらの研磨条件は、例1~例18において共通の研磨条件であった。
また、例1では、研磨スラリーとして、MnO粒子を1質量%含み、水を99質量%含むものを用いた。MnO粒子は、株式会社高純度化学研究所製の商品名MNO02PBを用いた。研磨スラリーのpHは6.7であり、MnO粒子のD50は1.6μmであった。MnO粒子のD50は、動的光散乱法で測定した。動的光散乱法は、研磨スラリーにレーザー光を照射し、その散乱光を光検出器で観測することにより、粒子径分布を測定する方法である。研磨の前後の板厚差と研磨時間とに基づき、研磨速度を求めたところ、研磨速度は11.7μm/hであった。
[例2]
例2では、研磨スラリーに占めるMnO粒子の含有量を2質量%に増やし、水の含有量を98質量%に減らした以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。研磨スラリーのpHは6.5であり、MnO粒子のD50は1.6μmであり、研磨速度は16.8μm/hであった。
[例3]
例3では、研磨スラリーに占めるMnO粒子の含有量を5質量%に増やし、水の含有量を95質量%に減らした以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。研磨スラリーのpHは6.5であり、MnO粒子のD50は1.6μmであり、研磨速度は12.3μm/hであった。
[例4]
例4では、研磨スラリーに占めるMnO粒子の含有量を10質量%に増やし、水の含有量を90質量%に減らした以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。研磨スラリーのpHは6.0であり、MnO粒子のD50は1.6μmであり、研磨速度は15.1μm/hであった。
[例5]
例5では、研磨スラリーに占めるMnO粒子の含有量を20質量%に増やし、水の含有量を80質量%に減らした以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。研磨スラリーのpHは5.6であり、MnO粒子のD50は1.6μmであり、研磨速度は8.5μm/hであった。
[例6]
例6では、研磨スラリーに占めるMnO粒子の含有量を5質量%に増やし、pH調整剤としてNaOHを添加し、残りを水で構成した以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。研磨スラリーのpHは10.2であり、MnO粒子のD50は0.2μmであり、研磨速度は9.9μm/hであった。
[例7]
例7では、研磨スラリーに占めるMnO粒子の含有量を5質量%に増やし、pH調整剤としてNaOHを添加し、残りを水で構成した以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。研磨スラリーのpHは7.7であり、MnO粒子のD50は0.2μmであり、研磨速度は12.4μm/hであった。
[例8]
例8では、研磨スラリーに占めるMnO粒子の含有量を5質量%に増やし、pH調整剤としてHNOを添加し、残りを水で構成した以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。研磨スラリーのpHは4.7であり、MnO粒子のD50は3.3μmであり、研磨速度は8.3μm/hであった。
[例9]
例9では、研磨スラリーに占めるMnO粒子の含有量を5質量%に増やし、pH調整剤としてHNOを添加し、残りを水で構成した以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。研磨スラリーのpHは2.2であり、MnO粒子のD50は0.4μmであり、研磨速度は7.2μm/hであった。
[例10]
例10では、研磨スラリーとして、ダイヤモンド粒子を1質量%含み、水を99質量%含むものを用いた以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。ダイヤモンド粒子は、トーメイダイヤ株式会社製の商品名MD500を用いた。研磨スラリーのpHは6.0であり、ダイヤモンド粒子のD50は0.5μmであり、研磨速度は5.4μm/hであった。
[例11]
例11では、研磨スラリーとして、SiO粒子を10質量%含み、水を90質量%含むものを用いた以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。SiO粒子は、株式会社フジミインコーポレーテッド製の商品名COMPOL80を用いた。研磨スラリーのpHは10.0であり、SiO粒子のD50は0.1μmであり、研磨速度は0.4μm/hであった。
[例12]
例12では、研磨スラリーとして、Mn粒子を10質量%含み、水を90質量%含むものを用いた以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。Mn粒子は、株式会社高純度化学研究所製の商品名MNO04PBを用いた。研磨スラリーのpHは7.0であり、研磨速度は1.0μm/hであった。
[例13]
例13では、研磨スラリーとして、Mn粒子を10質量%含み、水を90質量%含むものを用いた以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。Mn粒子は、株式会社高純度化学研究所製の商品名MNO05PBを用いた。研磨スラリーのpHは6.2であり、研磨速度は0.4μm/hであった。
[例14]
例14では、研磨スラリーとして、MnO粒子を10質量%含み、水を90質量%含むものを用いた以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。MnO粒子は、株式会社高純度化学研究所製の商品名MNO01PBを用いた。研磨スラリーのpHは7.0であり、研磨速度は2.1μm/hであった。
[例15]
例15では、研磨スラリーとして、TiO粒子を10質量%含み、水を90質量%含むものを用いた以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。TiO粒子は、株式会社高純度化学研究所製の商品名TIO21PBを用いた。研磨スラリーのpHは6.0であり、TiO粒子のD50は0.6μmであり、研磨速度は0.8μm/hであった。
[例16]
例16では、研磨スラリーとして、ZrO粒子を10質量%含み、水を90質量%含むものを用いた以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。ZrO粒子は、株式会社高純度化学研究所製の商品名ZRO02PBを用いた。研磨スラリーのpHは4.2であり、ZrO粒子のD50は1.7μmであり、研磨速度は0.6μm/hであった。
[例17]
例17では、研磨スラリーとして、Fe粒子を10質量%含み、水を90質量%含むものを用いた以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。Fe粒子は、株式会社高純度化学研究所製の商品名FEO10PBを用いた。研磨スラリーのpHは5.5であり、研磨速度は0.7μm/hであった。
[例18]
例18では、研磨スラリーとして、ZnO粒子を10質量%含み、水を90質量%含むものを用いた以外、例1と同じ条件で、β-Ga単結晶基板の(001)面を研磨した。ZnO粒子は、株式会社高純度化学研究所製の商品名ZNO06PBを用いた。研磨スラリーのpHは7.0であり、研磨速度は0.1μm/hであった。
[例1~例18の結果の分析]
例1~例18の研磨条件および研磨結果について、表1に示す。表1において「粒子材料」の欄の「D」は、ダイヤモンドを意味する。
Figure 0007414062000001
表1に記載の「ダメージ深さ」は、下記の方法で測定した。先ず、研磨した(001)面を光学顕微鏡で観察し、研磨で生じたクラックおよびスクラッチの位置を記録した。次いで、記録した位置においてクラックおよびスクラッチが消失するまで、(001)面をコロイダルシリカによって0.2μm程度再研磨することと、記録した位置におけるクラックおよびスクラッチの有無を光学顕微鏡で確認することとを交互に繰り返した。記録した位置においてクラックおよびスクラッチが消失するまでの累積の研磨量を、ダメージ深さとして測定した。表1から明らかなように、ダイヤモンド粒子によって形成されるダメージ深さは15μm程度であったのに対し、二酸化マンガン粒子によって形成されるダメージ深さは2μm以下であった。
図2は、例4および例10~例18の粒子材料と研磨速度との関係を示す図である。例4および例10~例18は、表1から明らかなように、pH調整剤を使用しなかった点で共通し、粒子材料の種類の点で相違する。例4および例10~例18ではpH調整剤を使用しなかったので、pHが異なるのは主に粒子材料の違いに起因する。また、例4および例11~例18は、表1から明らかなように、粒子含有量を10質量%に設定した点でも共通する。
図2から明らかなように、MnOは、一般的な研磨材であるダイヤモンドおよびSiOに比べて、研磨速度が高かった。また、MnOは、MnO、Mn、Mnに比べても、研磨速度が高かった。さらに、MnOは、マンガン以外の遷移金属の酸化物(TiO、ZrO、Fe、ZnO)に比べても、研磨速度が高かった。
粒子材料と研磨速度とモース硬度との関係を、表2および図3に示す。表2および図3は、例4、例10~例11および例15~例18の粒子材料と研磨速度とモース硬度との関係を示す。
Figure 0007414062000002
表2および図3から明らかなように、MnOは、一般的な研磨材であるダイヤモンドおよびSiOに比べて、モース硬度が低いにも関わらず、研磨速度が高かった。また、MnOは、マンガン以外の遷移金属の酸化物(TiO、ZrO、Fe、ZnO)に比べても、モース硬度が低いにも関わらず、研磨速度が高かった。
モース硬度が低いにも関わらず研磨速度が高いことから、研磨中にMnOとGaとの化学的な反応が生じると推定される。その化学的な反応によって、Gaを構成する酸素とガリウムとの結合が弱まり、Gaの研磨速度が高くなると推定される。
なお、MnO、Mn、およびMnは、MnOに比べて、研磨速度が低いので、粒子とGaとの化学的な反応が生じないか、またはその反応速度が著しく遅いと推定される。
図4は、例1~例5の粒子含有量と研磨速度との関係を示す図である。例1~例5は、表1から明らかなように、粒子材料がMnOである点、pH調整剤を使用しなかった点で共通し、粒子含有量の大小の点で相違する。例1~例5では、pH調整剤を使用しなかったので、pHが異なるのは主に粒子含有量の違いに起因する。
図4から明らかなように、例1~例5は、MnO粒子の含有量が0.01質量%以上、50質量%以下であったので、研磨速度が6.0μm/h以上であった。なお、MnO粒子に代えてダイヤモンド粒子を用いる例10の研磨速度は5.4μmであった。
図5は、例3および例6~例9のpHと研磨速度との関係を示す図である。例3および例6~例9は、表1から明らかなように、粒子材料がMnOである点と、粒子含有量が5質量%である点とで共通し、pH調整剤の添加の有無および添加量の点で相違する。例3および例6~例9では、同じ商品のMnOが用いられるので、D50が異なるのは主にpHの違いに起因する。詳しくは後述する。
図5から明らかなように、例3および例6~例9は、pH調整剤の添加の有無および添加量の違いでpHが異なるが、いずれも研磨速度が6.0μm/h以上であった。なお、MnO粒子に代えてダイヤモンド粒子を用いる例10の研磨速度は5.4μmであった。
[例19~例23]
例19~例23では、pH調整剤の添加の有無および添加量を変えて、MnO粒子を5質量%含む研磨スラリーを調製した。例19~例23の研磨スラリーは、MnO粒子として株式会社高純度化学研究所製の商品名MNO02PBを用いた点、および粒子含有量が5質量%である点で共通し、pH調整剤の添加の有無および添加量の点で相違する。
pHとゼータ電位と粒子径分布との関係を、表3、図6および図7に示す。表3は、例19~例23のpHとゼータ電位と粒子径分布との関係を示す。
Figure 0007414062000003
D10、D50、D90は、研磨スラリーにレーザー光を照射し、その散乱光を光検出器で観測することにより、測定した。D10は粒子径分布における体積基準の積算分率の10%径を意味し、D50は粒子径分布における体積基準の積算分率の50%径を意味し、D90は粒子径分布における体積基準の積算分率の90%径を意味する。
例19~例23では同じ商品のMnO粒子を用いたので、粒子径分布の違いは主に研磨スラリーの内部での粒子同士の凝集の程度の違いに起因する。凝集によって見かけ上の粒子径が大きくなるので、D10とD90との差が大きくなる。凝集の程度の違いは、主にpHの違いに起因する。
ゼータ電位は、研磨スラリーに電圧を印加して運動させた粒子にレーザー光を照射し、ドップラー効果による振動数変化を光検出器で観測することにより、測定した。
図6は、例19~例23のpHとゼータ電位との関係を示す。また、図7は、例19~例23のpHと粒子径分布との関係を示す。図6に示すようにpHが1以上3以下であると、MnO粒子のゼータ電位が正の値になり、その絶対値が大きいので、粒子同士が反発し、図7に示すようにD10とD90の差が小さく、分散性が良くなる。また、図6に示すようにpHが7以上14以下であると、粒子のゼータ電位が負の値になり、その絶対値が大きいので、粒子同士が反発し、図7に示すようにD10とD90の差が小さく、分散性が良くなる。分散性が良いと、保管が容易である。
以上、本開示に係る酸化ガリウム基板の製造方法、および酸化ガリウム基板用の研磨スラリーの実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態などに限定されない。特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更、修正、置換、付加、削除、および組合わせが可能である。それらについても当然に本開示の技術的範囲に属する。
例えば、本開示の研磨スラリーは、上記実施形態では酸化ガリウム基板の一次研磨に用いられるが、その二次研磨等に用いられてもよい。つまり、酸化ガリウムの製造方法は、本開示の研磨スラリーで酸化ガリウム基板を研磨する前に、別の研磨スラリーで酸化ガリウム基板を研磨することを有してもよい。
本出願は、2019年3月27日に日本国特許庁に出願された特願2019-061748号に基づく優先権を主張するものであり、特願2019-061748号の全内容を本出願に援用する。

Claims (5)

  1. 研磨スラリーを用いて酸化ガリウム基板を研磨することと、
    前記研磨することの後に、洗浄液で前記酸化ガリウム基板を洗浄することと、
    を有し、
    前記研磨スラリーは、二酸化マンガンの粒子と、水とを含み、
    前記洗浄液は、アスコルビン酸およびエリソルビン酸のうちの少なくとも1つを含み、且つ、6以下のpHを有する、酸化ガリウム基板の製造方法。
  2. 研磨スラリーを用いて酸化ガリウム基板を研磨することと、
    前記研磨することの後に、洗浄液で前記酸化ガリウム基板を洗浄することと、
    を有し、
    前記研磨スラリーは、二酸化マンガンの粒子と、水とを含み、
    前記洗浄液は、硫酸および塩酸のうちの少なくとも1つを含み、且つ、過酸化水素を含む、酸化ガリウム基板の製造方法。
  3. 前記研磨スラリーに占める前記二酸化マンガンの粒子の含有量は、0.01質量%以上、50質量%以下である、請求項1又は2に記載の酸化ガリウム基板の製造方法。
  4. 前記研磨スラリーのpHは、1以上3以下であるか、または7以上14以下である、請求項1~3のいずれか1項に記載の酸化ガリウム基板の製造方法。
  5. 前記二酸化マンガンの粒子の動的光散乱法で測定した粒子径分布における体積基準の積算分率の50%径が、1nm以上、2000nm以下である、請求項1~のいずれか1項に記載の酸化ガリウム基板の製造方法。
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