JP7413986B2 - 燃料電池モジュールとその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池モジュールおよび燃料電池モジュールの製造方法に関する。
従来、この種の燃料電池モジュールとして、たとえば、特許文献1には、燃料電池スタックと、これを駆動する補機と、燃料電池スタックと補機とが並設されるように、これらを収容するケースと、を備えた燃料電池モジュールが開示されている。
特開2016-96064号公報
ところで、特許文献1に示す燃料電池モジュールでは、ケース内に燃料電池スタックおよび補機が、ブラケット等の支持部材を介して、ケース内に取付けられている。しかしながら、これらの複数の補機を上下方向に固定しようとした場合、上側に位置する補機は、ケースの下側から支持部材を介して支持することになる。このような支持部材は、下側に位置する補機を避けながら燃料電池モジュール内に設置されるため、燃料電池モジュールの大きさが大きくなってしまうことがある。
さらに、燃料電池モジュールを組み立てる(製造する)際には、下側に位置する補機および支持部材を配置するまでは、上側に位置する補機を配置することができないため、その作業は煩雑で、作業者によってはその作業の時間が長くなることもある。
このような点を鑑みて、本発明として、上下方向に複数の補機類を配置したとしても、燃料電池モジュールの小型化を図ることができる燃料電池モジュールを提供する。さらに、このような燃料電池モジュールをより簡単に製造することができる燃料モジュールの製造方法を提供する。
前記課題を解決すべく、本発明に係る燃料電池モジュールは、燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックを駆動させる複数の補機と、前記燃料電池スタックおよび前記複数の補機を固定するフレームと、を備える燃料電池モジュールであって、前記フレームは、上側フレームと、前記上側フレームに連結された下側フレームと、を有しており、前記燃料電池スタックおよび前記複数の補機のうちの少なくとも1つの補機は、前記下側フレームに載置するように固定されており、前記複数の補機のうちの残りの補機は、前記上側フレームに吊下げるように固定されている。
本発明によれば、上側フレームと下側フレームに分けて補機を固定するため、複数の補機のうち上側に位置する補機は、上側フレームに吊下げられるように、固定されている。このため、上側に位置する補機を、下側フレームから支持部材を上方に延ばして固定しなくてもよいため、上下方向に複数の補機を配置したとしても、燃料電池モジュールの小型化を図ることができる。
なお、本発明でいう「複数の補機」とは、フレーム内に直接的または間接的に固定される補機であり、燃料電池スタックを駆動するすべての補機ではない。したがって、本発明でいう上側フレームに固定される「残りの補機」とは、フレーム内においてフレームの直接的または間接的に固定されている補機のうち、下側フレームに、直接的または間接的に固定にされていない残りの補機のことをいう。
ここで、たとえば、上側フレームと下側フレームとが、固着されていてもよいが、たとえば、以下に示す態様であってもよい。具体的な態様としては、前記上側フレームと前記下側フレームとは、連結部材を介して脱離自在に連結されている。
この態様によれば、下側フレームと上側フレームとを、連結部材で連結する前に、下側フレームと上側フレームとのそれぞれに、補機を予め固定しておけば、下側フレームと上側フレームとの連結時に、フレーム内にすべての補機を収容することができる。このようにして、補機をフレームに簡単に固定することができる。さらに、補機をメンテナンスする際には、上側フレームと下側フレームの連結を解除し、上側フレームを下側フレームから取り外せば、上側フレームに取付けられた補機および下側フレームに取付けられた補機の点検、交換等を簡単に行うことができる。
ここで、上側フレームと下側フレームと脱離自在に連結することができるのでれば、これらの構造および連結位置は特に限定されるものではないが、たとえば、以下に示す態様であってもよい。具体的な態様としては、前記フレームは、金属製であり、前記下側フレームは、水平方向に延在する下側梁部分と、前記下側梁部分から鉛直方向に延在する柱部分とを備えており、前記上側フレームは、水平方向に延在する上側梁部分を備えており、前記下側梁部分と前記柱部分とは、溶接により固定されており、前記柱部分と、前記上側梁部分とは、前記連結部材を介して脱離自在に連結されている。
この態様によれば、下側フレームは、下側梁部分と柱部分とを溶接により固定しているので、下側フレームの剛性を確保することができる。さらに、上側フレームは、下側フレームの柱部分に連結部材を介して脱離自在に連結されているので、上側フレームに残りの補機を固定した後、下側フレームの柱部分に、上側フレームの上側梁部分を簡単に連結することができる。また、メンテナンス時には、これらの連結を解除すれば、各補機の点検・交換を簡単に行うことができる。
さらに、上側フレームを構成する上側梁部分、下側フレームを構成する下側梁部分と柱部分は、フレームの剛性を確保できるのであれば、角材などにより構成されていてもよいが、たとえば、以下に示す態様であってもよい。具体的な態様としては、前記燃料電池スタックと前記複数の補機は、可撓性を有したケーブルまたはパイプで接続されており、前記下側梁部分、前記上側梁部分、および前記柱部分は、長手方向と直交する断面がL字状となるL字部分が形成され、前記L字部分により形成された空間が、前記フレームの内部空間の一部として形成されており、前記L字部分により形成された空間内において、前記ケーブルまたは前記パイプが、前記L字部分に接触するように配設されている。
この態様によれば、燃料電池スタックと各補機とを可撓性を有したケーブルまたはパイプを介して接続する際に、ケーブルまたはパイプのうち、フレームからはみ出しそうな部分を、L字部分により形成された空間内に収まるように、L字部分に接触させながら配設することができる。これにより、フレームの内部空間にケーブルおよびパイプを収めることができるため、燃料電池モジュールの小型化を図ることができる。
本明細書では、本発明に係る燃料電池モジュールの製造方法も開示する。本発明に係る燃料電池モジュールの製造方法は、燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックを駆動させる複数の補機と、前記燃料電池スタックおよび前記複数の補機を固定するフレームと、を備える燃料電池モジュールの製造方法であって、前記フレームは、上側フレームと、前記上側フレームに連結された下側フレームと、を有しており、前記上側フレームと前記下側フレームとを離した状態で、前記燃料電池スタックと、前記複数の補機のうちの少なくとも1つの補機と、を前記下側フレームに載置するように固定し、前記複数の補機のうちの残りの補機を前記上側フレームに固定する工程と、前記上側フレームに前記残りの補機が吊下げられるように、前記下側フレームの上方から、前記下側フレームに前記上側フレームを連結する工程と、を含むことを特徴とする。
前記のように構成された燃料電池モジュールの製造方法では、上側フレームと下側フレームとを離した状態で、燃料電池スタックと複数の補機と固定する。具体的には、燃料電池スタックと少なくとも1つの補機とが載置される位置に、これらを下側フレームに固定し、複数の補機のうちの残りの補機が吊下げられる位置に、残りの補機を上側フレームに固定する。その後、下側フレームに上側フレームを連結するので、フレームを作製後、フレームに燃料電池スタックおよび複数の補機を取付ける場合に比べて、これらをフレームに簡単に組み付けることができる。
ここで、下側フレームと上側フレームを連結する際には、これらを溶接等で固着してもよく、これらを連結し、1つのフレームとして機能できるものであれば、その連結方法は特に限定されるものではないが、たとえば、以下の態様であってもよい。より具体的な態様としては、前記上側フレームと前記下側フレームとは、連結部材を介して脱離自在に連結されているものであり、前記連結する工程において、前記連結部材を介して前記下側フレームに前記上側フレームを連結する。
この態様によれば、下側フレームに上側フレームを連結部材を介して容易に連結することができ、補機をメンテナンスする際には、上側フレームと下側フレームの連結を解除し、上側フレームを下側フレームから取り外せば、上側フレームに取付けられた補機および下側フレームに取付けられた補機の点検、交換等を簡単に行うことができる。
ここで、上側フレームと下側フレームと脱離自在に連結することができるのでれば、これらの構造および連結位置は特に限定されるものではないが、たとえば、以下に示す態様であってもよい。より具体的な態様としては、前記フレームは、金属製であり、前記下側フレームは、水平方向に延在する下側梁部分と、前記下側梁部分から鉛直方向に延在する柱部分とを備えており、前記上側フレームは、水平方向に延在する上側梁部分を備えており、前記下側梁部分と前記柱部分とは、溶接により固定されており、前記連結する工程において、前記柱部分と、前記上側梁部分とを、前記連結部材を介して連結する。
この態様によれば、下側フレームは、下側梁部分と柱部分とを溶接により固定しているので、下側フレームの剛性を確保することができる。さらに、上側フレームは、下側フレームの柱部分に連結部材を介して脱離自在に連結されているので、上側フレームに残りの補機を固定した後、下側フレームの柱部分に、上側フレームの上側梁部分を簡単に連結することができる。また、メンテナンス時には、これらの連結を解除すれば、各補機の点検・交換を簡単に行うことができる。
さらに、上側フレームを構成する上側梁部分、下側フレームを構成する下側梁部分と柱部分は、フレームの剛性を確保できるのであれば、角材などにより構成されていてもよいが、たとえば、以下に示す態様であってもよい。具体的な態様としては、前記燃料電池スタックと前記複数の補機は、前記固定する工程後および前記連結する工程後に、可撓性を有したケーブルまたはパイプで接続されるものであり、前記下側梁部分、前記上側梁部分、および前記柱部分は、長手方向と直交する断面がL字状となるL字部分が形成され、前記L字部分により形成された空間が、前記フレームの内部空間の一部として形成されており、前記燃料電池スタックと前記複数の補機とを接続する際に、前記ケーブルまたは前記パイプを、前記L字部分により形成された空間内において、前記L字部分に接触させて接続する。
この態様によれば、燃料電池スタックと各補機とをケーブルまたはパイプを介して接続するとき、フレームからはみ出しそうなケーブルまたはパイプの部分を、L字部分により形成された空間内に収まるように接触させるため、燃料電池モジュールの小型化を図ることができる。
本発明に係る燃料電池モジュールによれば、上下方向に複数の補機類を配置したとしても、燃料電池モジュールの小型化を図ることができる。本発明に係る燃料電池モジュールの製造方法によれば、上下方向に複数の補機類を配置した燃料電池モジュールをより簡単に製造することができる。
本実施形態に係る燃料電池モジュールの模式的斜視図である。 本実施形態に係る燃料電池モジュールの一実施形態を構成する燃料電池システムの概略系統図である。 図1に示す燃料電池モジュールのフレームを分解した分解斜視図である。 本実施形態の燃料電池モジュールの底面図である。 図3に示すフレームの上側フレームに複数の補機を固定し、下側フレームに複数の補機を固定した状態の斜視図である。 図1のA-A線に沿う断面図である。 図1のB-B線に沿う断面図である。 図1に示す、燃料電池モジュールの製造方法を説明するためのフロー図である
以下、本発明に係る燃料電池モジュールの一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る燃料電池モジュール1は、燃料電池スタック1Aと、燃料電池スタック1Aを駆動させる複数の補機(後述する)と、燃料電池スタック1Aおよび複数の補機を固定するフレーム10と、を備える。フレーム10については後述する。図2に示すように、燃料電池システム100は、燃料電池モジュール1、メンテナンス部品等の機器のほか、水素タンク等の他の装置から構成される。
燃料電池スタック1Aの燃料電池セルは、イオン透過性の電解質膜と、該電解質膜を挟持するアノード側触媒層(アノード電極)およびカソード側触媒層(カソード電極)とからなる膜電極接合体(MEA)を備えている。MEAの両側には、燃料ガスである水素ガス、酸化剤ガスであるエアを供給するとともに電気化学反応によって生じた電気を集電するためのガス拡散層(GDL)が形成されている。GDLが両側に配置された膜電極接合体は、MEGAと称され、MEGAは、一対のセパレータにより挟持されている。ここで、MEGAが燃料電池の発電部であり、ガス拡散層がない場合には、MEAが燃料電池の発電部となる。
燃料電池スタック1Aは、これを駆動する複数の補機に接続されており、図2に示すように、これらの補機は、エア供給系20、水素ガス供給系30、冷却系40、および制御系50を構成している。
エア供給系20は、燃料電池スタック1Aを構成する各セルのカソード電極にエアを供給し、各燃料電池セルで電気化学反応に供された後のオフガスを燃料電池スタック1Aから排出するものである。エア供給系20には、燃料電池スタック1Aの上流側から、エアクリーナ21、コンプレッサ22、インタクーラ23等が設けられ、燃料電池スタック1Aの下流側には、マフラ28等が設けられている。
エアクリーナ21は、大気中から取り込むエア中の塵埃を除去する。コンプレッサ22は、エアクリーナ21を介して導入されたエアを圧縮し、圧縮されたエアをインタクーラ23へ圧送する。インタクーラ23は、コンプレッサ22から圧送されて導入されたエアを通過させるときに、例えば冷媒との熱交換によって冷却し、燃料電池スタック1A(のカソード電極)に供給する。本実施形態の燃料電池モジュール1では、燃料電池スタック1Aの補機として、コンプレッサ22およびインタクーラ23が、フレーム10に固定されている。
水素ガス供給系30は、燃料電池スタック1Aを構成する各セルのアノード電極に水素ガスを供給し、各燃料電池セルで電気化学反応に供された後のオフガスを燃料電池スタック1Aから排出するものである。水素ガス供給系30は、燃料電池スタック1Aの上流側から、水素ガス供給源31、および水素ガス供給装置33を備え、燃料電池スタック1Aの下流側には、気液分離器37を備えている。水素ガス供給系30は、気液分離器37を通過した水素ガスを上流側に循環させる水素ガスポンプ38を備えている。
水素ガス供給装置33は、燃料電池スタック1Aに水素ガスを供給するインジェクタ等を備えている。気液分離器37は、オフガスに含まれる生成水を分離し、生成水を分離した水素ガスは水素ガスポンプ38に送られ、生成水はマフラ28に送られる。水素ガスポンプ38は、気液分離器37で分離された水素ガスを圧送して、燃料ガス供給流路へ循環させる。本実施形態の燃料電池モジュール1では、燃料電池スタック1Aの補機として、水素ガスポンプ38等が、フレーム10内に搭載されている。
冷却系40は、燃料電池スタック1Aを冷却するメイン冷却系40Aと、後述するコンバータ54等が集約された高電圧機器54A(図1参照)、コンプレッサ22のモータ等を冷却するサブ冷却系40Bと、で構成されている。
メイン冷却系40Aは、循環系であり、メイン冷却系40Aには、メインポンプ42A、熱交換器43A、三方弁(ロータリバルブ)45、イオン交換器47、およびメインタンク48Aが設けられている。メインポンプ42Aは、熱交換器43Aで冷却された冷媒(冷却液)を燃料電池スタック1Aに圧送する。熱交換器43Aは、燃料電池スタック1Aから排出される冷媒を冷却する。イオン交換器47は、燃料電池スタック1Aを冷却する冷媒からイオンを除去する機能を有しており、バイパス通路に設けられている。三方弁45は、燃料電池スタック1Aから排出された冷媒を、熱交換器43Aまたはイオン交換器47に分流する。メインタンク48Aは、メイン冷却系40Aに補給用の冷媒を収容しており、冷媒の不足時に、メイン冷却系40Aに補給用の冷媒が供給される。本実施形態では、燃料電池スタック1Aの補機として、メインポンプ42Aおよび三方弁45等が、フレーム10に固定されている。
サブ冷却系40Bには、熱交換器43B、サブポンプ42B、およびサブタンク48Bが設けられている。サブポンプ42Bは、熱交換器43Bで冷却された冷媒(冷却液)をコンバータ54等に圧送する。熱交換器43Aは、コンバータ54等から排出される冷媒を冷却する。サブタンク48Bは、サブ冷却系40Bに補給用の冷媒を収容しており、冷媒の不足時に、サブ冷却系40Bに補給用の冷媒が供給される。本実施形態では、燃料電池スタック1Aの補機として、サブポンプ42B等が、フレーム10に固定されている。
エア供給系20、水素ガス供給系30、冷却系40の各機器(補機等)は、可撓性を有したパイプ7で接続されており、バルブを介して、これらを流れる流体の流量、圧力等が制御されている。なお、図1では、複数のパイプのうち、一部のパイプ7が示されている。
制御系50は、燃料電池スタック1Aの駆動等を制御するものである。制御系50には、制御装置51、バッテリ52、PCU53、コンバータ54、ジャンクションボックス(中継ボックス)55、および負荷56が設けられている。制御装置51は、上述したバルブ、後述するPCU(パワーコントロールユニット)53を制御する。バッテリ52は、燃料電池スタック1Aで発電された電力を蓄電する。PCU53は、制御装置51の制御に応じてジャンクションボックス55を介して負荷56に電力を供給する。コンバータ54は、高電圧機器54A(図1参照)に含まれており、燃料電池スタック1Aの出力電圧を昇圧してPCU53に供給する。これらの補機は、ケーブル6を介して電気的に接続されている。なお、図1では、複数のケーブルのうち、一部のケーブル6が示されている。
ここで、本実施形態では、図1および図5に示すように、フレーム10には、燃料電池スタック1Aおよび複数の補機が固定されている。フレーム10に固定される複数の補機は、上述したように、コンプレッサ22、インタクーラ23、水素ガス供給装置33、水素ガスポンプ38、メインポンプ42A、三方弁45、サブポンプ42B、PCU53、高電圧機器54A、ジャンクションボックス55等である。しかしながら、これらの補機に限定されるものではなく、エアクリーナ21、熱交換器43A、43B、その他のバルブ等がさらに固定されていてもよい。図1および図5では、これらの補機のうち、後述する下側フレーム12に固定される補機に、符号8Aを付し、上側フレーム15に固定される補機に、符号8Bを付す。
本実施形態の燃料電池モジュール1を構成する複数の補機8A、8Bは、燃料電池スタック1Aとともにフレーム10に固定されている。図3において、フレーム10は、基本的には金属製の溝型鋼材やアングル材、パイプ材等で構成され、下側フレーム12と上側フレーム15とを有している。上側フレーム15と、下側フレーム12とは脱離自在に連結されている。具体的には、フレーム10は金属製であり、下側フレーム12の上部に上側フレーム15が連結ボルト等のブラケット16および連結部材18を介して脱離自在に連結されている。
下側フレーム12は、フレーム10の下部を構成しており、下側フレーム12には、燃料電池スタック1Aおよび複数の補機8Aが、載置するように固定されている。ここで、補機8Aは、インタクーラ23、水素ガスポンプ38、メインポンプ42A、三方弁45、サブポンプ42B、高電圧機器54A、およびジャンクションボックス55等である。なお、高電圧機器54Aは、燃料電池スタック1Aを介して、下側フレーム12に間接的に固定されている。
上側フレーム15は、フレーム10の上部を構成し、上側フレーム15には、残りの補機8Bが、吊下げるように固定されている。ここで、残りの補機8Bは、上述した補機のうち、フレーム10に固定される補機のうち、下側フレーム12に搭載された補機8Bを除く、残りの補機である。ここで、補機8Bは、コンプレッサ22、水素ガス供給装置33、およびPCU53が吊下げるように固定されている。
図3に示すように、下側フレーム12は、水平方向に延在する下側梁部分12A、12Bと、下側梁部分12A、12Bから鉛直方向に延在する柱部分12Cと、を備えている。下側梁部分12A、12Bは、矩形状の枠を形成しており、外周の4辺のうち、長辺の下側梁部分12Aと短辺の下側梁部分12Bとは、溶接により、接合されている。
さらに、対向する長辺の下側梁部分12A、12Aを連結するように、短辺方向に沿って、複数の連結部12Dが、下側梁部分12A、12Aに溶接等により固定されている。これらの連結部12Dにより、下側フレーム12を固定するとともに、下側フレーム12に、燃料電池スタック1Aおよび補機8Aが、ブラケット等を介して固定される。
図3に示すように、下側フレーム12の四隅および長辺に沿った隅部同士の中間位置には、鉛直方向に延在する6本の柱部分12Cが下側梁部分12A、12Bに溶接により固定されている。各柱部分12Cの上部は、広がるように形成されており、上側フレーム15に連結するためのブラケット16が、ボルト等を介して固定されている。ブラケット16の上面には、上側フレーム15を連結ボルトで連結するためのボルト孔が穿設されている。上側フレーム15と下側フレーム12とは、ボルト等の連結部材18を介して脱離自在に連結される。
図4に示すように、下側フレーム12の底面には、燃料電池モジュール1をボルトで固定するための貫通孔19Aが複数形成されている。本実施形態では、貫通孔19Aは、下側フレーム12の四隅と、長辺に沿った隅部同士の中間位置に、設けられている。貫通孔19Aが形成された下側フレーム12の上部には、ナット19B(図3参照)が固着されている。これにより、車体等の取付け部(図示せず)から、固定用のボルトを、貫通孔19Aに挿通し、ナット19Bに螺着させれば、燃料電池モジュール1を安定して固定することができる。
上側フレーム15は、下側フレーム12の形状に応じて形成されており、水平方向に延在する上側梁部分15A、15Bを備えている。上側梁部分15A、15Bは、矩形状の枠を形成しており、外周の4辺のうち、長辺の上側梁部分15Aと短辺の上側梁部分15Bとは、下側フレーム12の柱部分12Cに取付けられたブラケット16を介して、ボルト等の連結部材18で連結されている。なお、上側梁部分15A、15Bを溶接により接合し、矩形状の上側フレーム15を形成してもよい。
さらに、本実施形態では、長辺方向の上辺の上側梁部分15A、15Aの中間に2本の中間梁15C、15Cが連結されるとともに、これらの中間梁15C、15Cの長手方向の中央には、補強バー15Dが連結されている。
フレーム10を形成する下側梁部分12A、12B、上側梁部分15A、15B、および柱部分12Cは、長手方向と直交する断面がL字状となるL字部分が形成されており、アングル材等により形成されている。なお、L字部分を有するアングル材は、2つの長尺状の板材を長手方向に沿って溶接することにより形成してもよいし、1つの長尺状の板材を長手方向に沿ってプレス成形することにより形成してもよい。
たとえば図6A、図6Bに示すように、下側梁部分12A、12B、上側梁部分15A、15B、および柱部分12CのL字部分により形成された空間S1は、フレーム10の内部空間Sの一部として形成されている。換言すると、長手方向に沿って形成されたL字部分が、フレーム10の内側に開口している。たとえば、下側梁部分12A、12Bは、フレーム10の内側の上方に向けて開口している。また、上側梁部分15A、15BのL字部分は、フレーム10の内側の下方に向けて開口している。このようなL字部分は、上述したケーブル6およびパイプ7をフレーム10内に収納するためのガイド部分として、作用させることができる。
このように構成されたフレーム10の上側フレーム15と下側フレーム12とは、柱部分12Cの上部のブラケット16を介してボルト等の連結部材18を介して連結されるとともに、連結部材18を外すことで分離できる構成となっている。
つぎに、フレーム10に固定される燃料電池スタック1Aと、複数の補機8A、8Bについて説明する。図5に示すように、フレーム10の下側フレーム12には、燃料電池スタック1Aが固定される。具体的には、燃料電池スタック1Aは、下側フレーム12の短辺方向の2本の連結部12D、12Dに跨って載置するように固定ボルト等で固定されている。
また、下側フレーム12には、複数の補機8A、8Bのうち、補機8Aに相当するインタクーラ23、水素ガスポンプ38、高電圧機器54A、三方弁45、メインポンプ42A、サブポンプ42B、ジャンクションボックス55が、載置するように固定ボルト等で固定されている。上側フレーム15には、複数の補機8A、8Bのうち、補機8Bに相当するコンプレッサ22、水素ガス供給装置33、PCU52が、吊下げるように固定ボルト等で固定されている。これらの補機8A、8Bは、ブラケット等を介して、フレーム10に固定されていてもよく、たとえば、補機8Aは、フレーム10に固定された燃料電池スタック1Aまたは別の補機8Aに固定することにより、間接的に下側フレーム12に固定されてもよい。
下側梁部分12A、12B、上側梁部分15A、15B、および柱部分12CのL字部分により形成された空間S1内において、上述した可撓性を有したケーブル6またはパイプ7が、L字部分に接触するように配設されている。たとえば、L字部分に、ケーブル6またはパイプ7が、たとえば結束バンド等で結束されていてもよい。
図6Aの断面図に示すように、長辺の上側梁部分15Aには、L字部分15aが形成されており、L字部分15aにより形成された空間S1は、フレーム10の内側に向けて開口している。本実施形態では、L字部分15aにより形成された空間S1内に、高電圧機器54Aと、ジャンクションボックス55とを接続するケーブル6が、L字部分15aに接触するように配設されている。
また、図6Bの断面図に示すように、下側フレーム12の隅部同士の中間に位置する柱部分12Cにも、L字部分12aが形成されている。L字部分12aにより形成された空間S1は、フレーム10の内側に向けて開口している。本実施形態では、L字部分12aにより形成された空間S1内に、高電圧機器54Aと、水素ガスポンプ38とを接続するケーブル6が、L字部分15aに接触するように配設されている。
図6A、図6Bに示すいずれの場合であっても、ケーブル6のうち、フレーム10からはみ出しそうな部分を、L字部分12a、15aにより形成された空間S1内に収まるように、フレーム10の内部空間Sにケーブル6を収納することができるため、燃料電池モジュール1の小型化を図ることができる。さらに、図6A、図6Bでは、上側梁部分15A、柱部分12CのL字部分15a、12aに、ケーブル6を接触させたが、たとえば、これらに、パイプ7が接触するように配設されていてもよく、下側梁部分12AのL字部分12aに、ケーブル6またはパイプ7を接触させてもよい。
本実施形態の燃料電池モジュール1を製造する方法について、図7を参照しながら、以下に説明する。下側固定工程S11と上側固定工程S21とを行う。具体的には、上側フレーム15と下側フレーム12とを離した状態で、下側固定工程S11において、燃料電池スタック1Aと、複数の補機8A、8Bのうち補機8Aと、を下側フレーム12に載置するように固定し、上側固定工程S21において、複数の補機8A、8Bのうちの残りの補機8Bを上側フレーム15に固定する。
より具体的には、下側固定工程S11では、下側フレーム12に燃料電池スタック1Aを固定し、その後、水素ガスポンプ38、高電圧機器54A、および三方弁45等の補機8Aを固定する。上側固定工程S21では、補機8Bが吊下げられる側に、補機8Bを固定する。本実施形態では、上側フレーム15のうち、短辺の上側梁部分15Bを外した状態で、上側フレーム15の本体を組み立て、この本体に、コンプレッサ22、水素ガス供給装置33、PCU52等の補機8Bを固定する。なお、下側固定工程S11と上側固定工程S21とは同時に行わなくてもよい。
次に、下側接続工程S12と上側接続工程S22とを行う。この工程では、下側接続工程S12では、燃料電池スタック1Aと複数の補機8Aと、補機8A、8A同士を、可撓性を有したケーブル6またはパイプ7で接続する。上側接続工程S22では、複数の補機8B、8B同士を、ケーブル6またはパイプ7で接続する。この際に、たとえば、図6B等で説明したように、燃料電池スタック1Aと補機8Aとを接続する際に、補機8A、8A同士、または補機8B、8B同士を接続する際に、フレーム10の空間Sからその一部がはみ出しそうケーブル6またパイプ7を、L字部分により形成された空間S1内において、L字部分に接触させた状態で、接続する。なお、下側接続工程S12と上側接続工程S22は、同時に行わなくてもよく、下側接続工程S12後、上側接続工程S22を行ってもよく、各固定工程後に、各接続工程を行えばよい。
次に、連結工程S3を行う。連結工程S3では、上側フレーム15に補機8Bが吊下げられるように、下側フレーム12の上方から、下側フレーム12に上側フレーム15を連結する。具体的には、下側フレーム12の柱部分12Cと、上側フレーム15の上側梁部分15A、15Bとを、ボルトなどの連結部材18を介して連結する。本実施形態では、補機8Bが取付けられた、上側フレーム15の本体と、短辺の上側梁部分15Bとを、下側フレーム12の柱部分12Cに、脱離自在に取付ける。
最後に、連結工程S3後に、下側フレーム12に固定された燃料電池スタック1Aおよび複数の補機8Aと、上側フレーム15に固定された複数の補機8Bを、ケーブル6またはパイプ7で接続する。この際、図6B等で説明するように、下側フレーム12において接続されたケーブル6またはパイプ7が、フレーム10の空間Sからはみ出さないように、L字部分により形成された空間S1内において、上側梁部分15A、15BのL字部分15aに接触させた状態で、接続する。
このように、本実施形態によれば、上側フレーム15と下側フレーム12に分けて補機を固定するため、複数の補機8A、8Bのうち上側に位置する補機8Bは、上側フレームに吊下げられるように、固定されている。このため、上側に位置する補機8Bを、下側フレーム12から支持部材を上方に延ばして固定しなくてもよいため、上下方向に複数の補機8A、8Bを配置したとしても、燃料電池モジュール1の小型化を図ることができる。さらに、下側フレーム12と、上側フレーム15とに、補機8A、8Bを個別に固定することができるため、簡単かつ短時間に、フレーム10に燃料電池スタック1Aおよび複数の補機8A、8Bを組み付けることができる。
さらに、下側フレーム12に上側フレーム15を連結部材18を介して容易に連結することができ、補機8A、8Bをメンテナンスする際には、上側フレーム15と下側フレーム12の連結を解除し、上側フレーム15を下側フレーム12から取り外せば、上側フレーム15に取付けられた補機8Bおよび下側フレーム12に取付けられた補機8Aの点検、交換等を簡単に行うことができる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、
1:燃料電池モジュール、1A:燃料電池スタック、6:ケーブル、7:パイプ、8A,8B:補機、12:下側フレーム、12A,12B:下側梁部分、12a:L字部分、12C:柱部分、15:上側フレーム、15A,15B:上側梁部分、15a:L字部分、18:連結部材(ボルト)

Claims (6)

  1. 燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックを駆動させる複数の補機と、前記燃料電池スタックおよび前記複数の補機を固定するフレームと、を備える燃料電池モジュールであって、
    前記フレームは、上側フレームと、前記上側フレームに連結された下側フレームと、を有しており、
    前記燃料電池スタックおよび前記複数の補機のうちの少なくとも1つの補機は、前記下側フレームに載置するように固定されており、
    前記複数の補機のうちの残りの補機は、前記上側フレームに吊下げるように固定されており、
    前記上側フレームと前記下側フレームとは、連結部材を介して脱離自在に連結されており、
    前記フレームは、金属製であり、
    前記下側フレームは、水平方向に延在する下側梁部分と、前記下側梁部分から鉛直方向に延在する柱部分とを備えており、
    前記上側フレームは、水平方向に延在する上側梁部分を備えており、
    前記下側梁部分と前記柱部分とは、溶接により固定されており、
    前記柱部分と、前記上側梁部分とは、前記連結部材を介して脱離自在に連結されていることを特徴とする燃料電池モジュール。
  2. 前記燃料電池スタックと前記複数の補機は、可撓性を有したケーブルまたはパイプで接続されており、
    前記下側梁部分、前記上側梁部分、および前記柱部分は、長手方向と直交する断面がL字状となるL字部分が形成され、前記L字部分により形成された空間が、前記フレームの内部空間の一部として形成されており、
    前記L字部分により形成された空間内において、前記ケーブルまたは前記パイプが、前記L字部分に接触するように配設されていることを特徴とする請求項に記載の燃料電池モジュール。
  3. 燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックを駆動させる複数の補機と、前記燃料電池スタックおよび前記複数の補機を固定するフレームと、を備える燃料電池モジュールの製造方法であって、
    前記フレームは、上側フレームと、前記上側フレームに連結された下側フレームと、を有しており、
    前記上側フレームと前記下側フレームとを離した状態で、前記燃料電池スタックと、前記複数の補機のうちの少なくとも1つの補機と、を前記下側フレームに載置するように固定し、前記複数の補機のうちの残りの補機を前記上側フレームに固定する工程と、
    前記上側フレームに前記残りの補機が吊下げられるように、前記下側フレームの上方から、前記下側フレームに前記上側フレームを連結する工程と、
    を含むことを特徴とする燃料電池モジュールの製造方法。
  4. 前記上側フレームと前記下側フレームとは、連結部材を介して脱離自在に連結されているものであり、
    前記連結する工程において、前記連結部材を介して前記下側フレームに前記上側フレームを連結することを特徴とする請求項に記載の燃料電池モジュールの製造方法。
  5. 前記フレームは、金属製であり、
    前記下側フレームは、水平方向に延在する下側梁部分と、前記下側梁部分から鉛直方向に延在する柱部分とを備えており、
    前記上側フレームは、水平方向に延在する上側梁部分を備えており、
    前記下側梁部分と前記柱部分とは、溶接により固定されており、
    前記連結する工程において、前記柱部分と、前記上側梁部分とを、前記連結部材を介して連結することを特徴とする請求項に記載の燃料電池モジュールの製造方法。
  6. 前記燃料電池スタックと前記複数の補機は、前記固定する工程後および前記連結する工程後に、可撓性を有したケーブルまたはパイプで接続されるものであり、
    前記下側梁部分、前記上側梁部分、および前記柱部分は、長手方向と直交する断面がL字状となるL字部分が形成され、前記L字部分により形成された空間が、前記フレームの内部空間の一部として形成されており、
    前記燃料電池スタックと前記複数の補機とを接続する際に、前記ケーブルまたは前記パイプを、前記L字部分により形成された空間内において、前記L字部分に接触させて接続することを特徴とする請求項に記載の燃料電池モジュールの製造方法。
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