JP2013206856A - 車載用燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のフロントボックスに搭載される車載用燃料電池スタックとフロントボックスカバーとの間のスペース効率を容易且つ確実に向上させることを可能にする。
【解決手段】燃料電池スタック10は、複数の燃料電池18が車幅方向に積層され、燃料電池車両12のフロントボックス14に搭載される。燃料電池18は、車長方向に互いに対向して配置され、鉛直方向に延在する第1辺18fs及び第2辺18rsの近傍には、それぞれ燃料ガス、酸化剤ガス又は冷却媒体である流体を積層方向に流通させる第1連通孔及び第2連通孔が形成されている。そして、第1辺18fsは、前記第1辺18fsよりも車両後方側に配置される第2辺18rsに比べて鉛直方向に短尺に構成される。第1辺18fsの上部と第2辺18rsの上部とを結んで、傾斜上辺18usが構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を有し、複数の前記燃料電池が積層されて車両のフロントボックスに搭載される車載用燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード電極及びカソード電極を配設した電解質膜・電極構造体(MEA)を、セパレータによって挟持した発電セルを備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数の発電セルを積層することにより、車載用燃料電池スタックとして使用されている。
上記の車載用燃料電池スタックでは、例えば、特許文献1に開示されている構造が知られている。この構造では、図7に示すように、車両Sには、その走行方向前方側である車両Sの前方側Sfに燃料電池1が設置されている。
車両Sの前方側Sfには、燃料電池1とともに、前記燃料電池1へ酸化ガスである空気を圧縮して送り込むエアコンプレッサ2、前記燃料電池1を冷却させる冷却水を外気と熱交換させるファン3を備えたラジエータ4、及び前記燃料電池1の電力によって駆動力を発生させるトラクションモータ5が設置されている。
特開2008−74291号公報
ところで、上記の特許文献1では、車両Sの前方側Sf内部に燃料電池1が収容されており、前記燃料電池1とカバー(ボンネット)6との間には、比較的大きな空間Pが存在している。このため、燃料電池1の上方側のスペース効率が低下するという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、車両のフロントボックスに搭載される車載用燃料電池スタックとフロントボックスカバーとの間のスペース効率を容易且つ確実に向上させることが可能な車載用燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を有し、複数の前記燃料電池が積層されて車両のフロントボックスに搭載される車載用燃料電池スタックに関するものである。
この車載用燃料電池スタックでは、燃料電池は、車両の車幅方向に積層されるとともに、車長方向に互いに対向して配置され、且つ、鉛直方向に延在する第1辺及び第2辺の近傍には、それぞれ燃料ガス、酸化剤ガス又は冷却媒体である流体を積層方向に流通させる第1連通孔及び第2連通孔が形成されている。そして、第1辺は、前記第1辺よりも車両後方側に配置される第2辺に比べて鉛直方向に短尺に構成されている。
また、この車載用燃料電池スタックでは、フロントボックスの上部を覆うフロントボックスカバーは、車長方向後方に向かって上方に傾斜するとともに、燃料電池は、第1辺から第2辺に向かって前記フロントボックスカバーの傾斜に対応して傾斜することが好ましい。
さらに、この車載用燃料電池スタックでは、車載用燃料電池スタックは、車両側フレームに固定される燃料電池フレームに搭載されるとともに、前記車載用燃料電池スタックの下方には、車両走行用モータが配置されることが好ましい。
本発明によれば、燃料電池は、車両の車幅方向に積層されるとともに、車両前方側の第1辺は、車両後方側の第2辺よりも鉛直方向に短尺に構成されている。車両のフロントボックスでは、通常、フロントボックスカバーが車両後方側に向かって上方に傾斜している。従って、燃料電池の上方とフロントボックスカバーとの間のスペースを有効に活用することができ、スペース効率を容易且つ確実に向上させることが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタックが搭載される燃料電池車両の要部側面説明図である。 前記燃料電池車両の要部斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する燃料電池の要部分解斜視図である。 前記燃料電池を構成する第2セパレータの正面説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタックを構成する燃料電池の要部分解斜視図である。 前記燃料電池を構成する第2セパレータの正面説明図である。 特許文献1に開示されている構造の側面説明図である。
図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタック10は、燃料電池車両12のフロントボックス(所謂、モータルーム)14に収容される。燃料電池車両12は、燃料電池スタック10をフロントボックス14に搭載するための車体フレーム(車両側フレーム)16を備える。
燃料電池スタック10は、複数の燃料電池18が、立位姿勢で燃料電池車両12の車長方向(矢印L方向)に交差する車幅方向(矢印H方向)に積層されて構成される。
図2に示すように、複数の燃料電池18の積層方向両端には、それぞれターミナルプレート20及び絶縁プレート22を介装してエンドプレート24a、24bが配設される。エンドプレート24a、24bは、後述する燃料電池18の形状に対応し、車両後方向(矢印Lb方向)に向かって上方に傾斜する略台形状を有する。
各エンドプレート24a、24bの中央部からは、それぞれターミナルプレート20に接続された出力端子26が延在する。エンドプレート24a、24bの各辺間には、連結バー(締結部材)28の両端がねじ29により固定される。
図1に示すように、燃料電池18は、横長の略長方形状を有する。燃料電池18は、車長方向に互いに対向して配置され、且つ、鉛直方向に延在する第1辺18fs及び第2辺18rsを有する。車両前方側の第1辺18fsは、車両後方側の第2辺18rsよりも鉛直方向(矢印T方向)に短尺に構成される。
第1辺18fsの上部と第2辺18rsの上部とを結んで、傾斜上辺18usが構成される。傾斜上辺18usは、車両後方向(矢印Lb方向)に向かって上方に傾斜するとともに、その傾斜角度は、燃料電池車両12のフロントボックス14の上部を覆うフロントボックスカバー14aの傾斜角度と同等に設定される。
図3に示すように、燃料電池18は、電解質膜・電極構造体30が、第1セパレータ32及び第2セパレータ34により挟持される。第1セパレータ32及び第2セパレータ34は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、あるいはめっき処理鋼板等の金属セパレータやカーボンセパレータにより構成される。
燃料電池18の矢印L方向(図3中、水平方向)の一端縁部(第1辺18fs側)には、積層方向である矢印H方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス入口連通孔(第1連通孔)36a、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出するための燃料ガス出口連通孔(第1連通孔)38b、及び冷却媒体を供給するための冷却媒体入口連通孔(第1連通孔)40aが、設けられる。
燃料電池18の矢印L方向の他端縁部(第2辺18rs側)には、矢印H方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス入口連通孔(第2連通孔)38a、酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔(第2連通孔)36b、及び冷却媒体を排出するための冷却媒体出口連通孔(第2連通孔)40bが、設けられる。
第1セパレータ32の電解質膜・電極構造体30に向かう面32aには、酸化剤ガス入口連通孔36aと酸化剤ガス出口連通孔36bとに連通し、略矢印L方向に延在する複数本の酸化剤ガス流路42が設けられる。酸化剤ガス流路42は、正面視で車両後方向(矢印Lb方向)に向かって上方に拡大する略台形状を有する。酸化剤ガス流路42と酸化剤ガス入口連通孔36aと、前記酸化剤ガス流路42と酸化剤ガス出口連通孔36bとは、それぞれ連結流路43a、43bを介して連通する。
図4に示すように、第2セパレータ34の電解質膜・電極構造体30に向かう面34aには、燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス出口連通孔38bとに連通する複数本の燃料ガス流路44が設けられる。燃料ガス流路44は、略台形状の領域内で矢印L方向に蛇行しながら、上方から下方に向かうサーペンタイン流路を構成する。燃料ガス流路44と燃料ガス入口連通孔38aと、前記燃料ガス流路44と燃料ガス出口連通孔38bとは、それぞれ連結流路45a、45bを介して連通する。
互いに隣接する燃料電池18を構成する第1セパレータ32の面32bと、第2セパレータ34の面34bとの間には、冷却媒体入口連通孔40aと冷却媒体出口連通孔40bとを連通し、矢印L方向に延在する複数本の冷却媒体流路46が設けられる(図3参照)。
第1セパレータ32及び第2セパレータ34には、それぞれシール部材48、50が、一体的又は個別に設けられる。シール部材48、50は、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン、又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材を使用する。
電解質膜・電極構造体30は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜52と、前記固体高分子電解質膜52を挟持するカソード電極54及びアノード電極56とを備える。
カソード電極54及びアノード電極56は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜52の両面に形成されている。
図2に示すように、エンドプレート24aには、酸化剤ガス入口連通孔36a、酸化剤ガス出口連通孔36b、燃料ガス入口連通孔38a及び燃料ガス出口連通孔38bに連通する酸化剤ガス供給マニホールド60a、酸化剤ガス排出マニホールド60b、燃料ガス供給マニホールド62a及び燃料ガス排出マニホールド62bが取り付けられる。
2エンドプレート24bには、図示しないが、冷却媒体入口連通孔40a及び冷却媒体出口連通孔40bに連通する冷却媒体供給マニホールド及び冷却媒体排出マニホールドが取り付けられる。
なお、上記の構成に代えて、エンドプレート24aに、全てのマニホールド(酸化剤ガス供給マニホールド60a、酸化剤ガス排出マニホールド60b、燃料ガス供給マニホールド62a、燃料ガス排出マニホールド62b、冷却媒体供給マニホールド及び冷却媒体排出マニホールド)を設けてもよい。
図1及び図2に示すように、エンドプレート24a、24bには、マウント部材64の一端が固定されるとともに、前記マウント部材64の他端は、燃料電池用フレーム部材66に固定される。
フレーム部材66は、車両側構成部材であるサイドフレーム68にブラケット70を介して固定される。サイドフレーム68は、車体フレーム16の一部を構成する。
図1に示すように、フレーム部材66の下部側には、高電圧系ユニット72が固定される。高電圧系ユニット72は、例えば、PDU(パワードライブユニット)、水素ポンプPDU、DC−DCコンバータ、燃料電池VCU(ヴォルテージコントロールユニット)、燃料電池コンタクタの他、燃料ガス供給装置を構成する遮断弁、水素ポンプ及びその他の各種バルブ類やエアコンヒータ等を備える。
高電圧系ユニット72は、燃料電池スタック10よりも外形寸法が小さく設定され、前記燃料電池スタック10の下方に且つ該燃料電池スタック10の投影範囲内に配置される。
車体フレーム16には、燃料電池車両12を走行させるための走行モータ(車両走行用モータ)74が取り付けられる。走行モータ74には、複数の連結部材76を介してエアモータ78が取り付けられる。エアモータは、酸化剤ガス供給装置(図示せず)を構成し、大気からの空気を圧縮した酸化剤ガスを燃料電池18に供給する。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、燃料電池車両12との関連で、以下に説明する。
先ず、図2に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給マニホールド60aに供給された後、燃料電池スタック10の酸化剤ガス入口連通孔36aに供給される。一方、燃料ガスは、燃料ガス供給マニホールド62aから燃料電池スタック10の燃料ガス入口連通孔38aに供給される。
また、純水やエチレングリコールオイル等の冷却媒体は、冷却媒体供給マニホールド(図示せず)から燃料電池スタック10の冷却媒体入口連通孔40aに供給される。
このため、図3に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔36aから第1セパレータ32の酸化剤ガス流路42に導入される。酸化剤ガスは、矢印L方向に移動しながら、電解質膜・電極構造体30を構成するカソード電極54に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔38aから第2セパレータ34の燃料ガス流路44に導入される。燃料ガスは、図4に示すように、矢印L方向に蛇行しながら、電解質膜・電極構造体30を構成するアノード電極56に供給される。
従って、電解質膜・電極構造体30では、カソード電極54に供給される酸化剤ガスと、アノード電極56に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。これにより、走行モータ74に電力が供給されるため、燃料電池車両12は、走行可能になる。
次いで、カソード電極54から酸化剤ガス出口連通孔36bに排出された酸化剤ガスは、図2に示すように、酸化剤ガス排出マニホールド60bから排出される。一方、アノード電極56から燃料ガス出口連通孔38bに排出された燃料ガスは、燃料ガス排出マニホールド62bから排出される。また、冷却媒体は、冷却媒体流路46に導入された後、電解質膜・電極構造体30を冷却し、冷却媒体排出マニホールド(図示せず)から戻される。
この場合、第1の実施形態では、図1に示すように、燃料電池18は、車長方向に互いに対向して配置され、且つ、鉛直方向に延在する第1辺18fs及び第2辺18rsを有し、車両前方側の前記第1辺18fsは、車両後方側の前記第2辺18rsよりも鉛直方向に短尺に構成されている。
そして、第1辺18fsの上部と第2辺18rsの上部とを結んで、傾斜上辺18usが構成されている。傾斜上辺18usは、車両後方向(矢印Lb方向)に向かって上方に傾斜するとともに、その傾斜角度は、燃料電池車両12のフロントボックス14の上部を覆うフロントボックスカバー14aの傾斜角度と同等に設定されている。
従って、燃料電池18の上部とフロントボックスカバー14aとの間に形成される空間は、相当に狭小化される。これにより、燃料電池18の上方とフロントボックスカバー14aとの間のスペースを有効に活用することができ、スペース効率を容易且つ確実に向上させることが可能になるという効果が得られる。
さらに、図4に示すように、第2セパレータ34の面34aには、一方の対角位置に燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス出口連通孔38bとが形成されるとともに、前記燃料ガス入口連通孔38aと前記燃料ガス出口連通孔38bとは、サーペンタイン流路である燃料ガス流路44に連通している。
このため、図4中、二点鎖線で示す長方形状のセパレータが使用される際に比べて、燃料ガス流路44の流路長が良好に長尺化される。従って、燃料ガス流路44での圧損が大きくなり、差圧による排水性の向上を図ることができるという利点がある。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタック80を構成する燃料電池82の要部分解斜視図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池82は、電解質膜・電極構造体84が、第1セパレータ86及び第2セパレータ88により挟持される。燃料電池82の矢印L方向(図5中、水平方向)の一端縁部(第1辺18fs側)には、燃料ガス入口連通孔(第1連通孔)38a、燃料ガス出口連通孔(第1連通孔)38b及び冷却媒体出口連通孔(第1連通孔)40bが、設けられる。
燃料電池18の矢印L方向の他端縁部(第2辺18rs側)には、酸化剤ガス入口連通孔(第2連通孔)36a、酸化剤ガス出口連通孔(第2連通孔)36b及び冷却媒体入口連通孔(第2連通孔)40aが、設けられる。
第1セパレータ86の電解質膜・電極構造体84に向かう面86aには、酸化剤ガス入口連通孔36aと酸化剤ガス出口連通孔36bとに連通し、略台形状の領域内で略U字状に湾曲する複数本の酸化剤ガス流路42aが設けられる。
図6に示すように、第2セパレータ88の電解質膜・電極構造体84に向かう面88aには、燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス出口連通孔38bとに連通し、略台形状の領域内で略U字状に湾曲する複数本の燃料ガス流路44aが設けられる。
互いに隣接する燃料電池82を構成する第1セパレータ86の面86bと、第2セパレータ88の面88bとの間には、冷却媒体入口連通孔40aと冷却媒体出口連通孔40bとを連通し、矢印L方向に延在する複数本の冷却媒体流路46aが設けられる。
このように構成される第2の実施形態では、燃料電池82は、車長方向に互いに対向して配置され、且つ、鉛直方向に延在する第1辺18fs及び第2辺18rsを有し、車両前方側の前記第1辺18fsは、車両後方側の前記第2辺18rsよりも鉛直方向に短尺に構成されている。そして、第1辺18fsの上部と第2辺18rsの上部とを結んで、傾斜上辺18usが構成されている。
これにより、燃料電池82の上方とフロントボックスカバー14a(図1参照)との間のスペースを有効に活用することができ、スペース効率を容易且つ確実に向上させることが可能になる等、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
10、80…燃料電池スタック 12…燃料電池車両
14…フロントボックス 16…車体フレーム
18、82…燃料電池 18fs、18rs…辺
18us…傾斜上辺 24a、24b…エンドプレート
30、84…電解質膜・電極構造体 32、34、86、88…セパレータ
36a…酸化剤ガス入口連通孔 36b…酸化剤ガス出口連通孔
38a…燃料ガス入口連通孔 38b…燃料ガス出口連通孔
40a…冷却媒体入口連通孔 40b…冷却媒体出口連通孔
42、42a…酸化剤ガス流路 44、44a…燃料ガス流路
46、46a…冷却媒体流路 52…固体高分子電解質膜
54…カソード電極 56…アノード電極
66…フレーム部材 68…サイドフレーム
70…ブラケット 72…高電圧系ユニット
74…走行モータ

Claims (3)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を有し、複数の前記燃料電池が積層されて車両のフロントボックスに搭載される車載用燃料電池スタックであって、
    前記燃料電池は、前記車両の車幅方向に積層されるとともに、
    車長方向に互いに対向して配置され、且つ、鉛直方向に延在する第1辺及び第2辺の近傍には、それぞれ燃料ガス、酸化剤ガス又は冷却媒体である流体を積層方向に流通させる第1連通孔及び第2連通孔が形成され、
    前記第1辺は、該第1辺よりも車両後方側に配置される前記第2辺に比べて鉛直方向に短尺に構成されることを特徴とする車載用燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の車載用燃料電池スタックにおいて、前記フロントボックスの上部を覆うフロントボックスカバーは、車長方向後方に向かって上方に傾斜するとともに、
    前記燃料電池は、前記第1辺から前記第2辺に向かって前記フロントボックスカバーの傾斜に対応して傾斜することを特徴とする車載用燃料電池スタック。
  3. 請求項1又は2記載の車載用燃料電池スタックにおいて、前記車載用燃料電池スタックは、車両側フレームに固定される燃料電池フレームに搭載されるとともに、
    前記車載用燃料電池スタックの下方には、車両走行用モータが配置されることを特徴とする車載用燃料電池スタック。
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