JP7410714B2 - ガス発生器 - Google Patents
ガス発生器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7410714B2 JP7410714B2 JP2019236165A JP2019236165A JP7410714B2 JP 7410714 B2 JP7410714 B2 JP 7410714B2 JP 2019236165 A JP2019236165 A JP 2019236165A JP 2019236165 A JP2019236165 A JP 2019236165A JP 7410714 B2 JP7410714 B2 JP 7410714B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- combustion chamber
- gas generator
- housing
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 136
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 130
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 111
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 8
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 261
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 81
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 63
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 38
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 38
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 20
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 15
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 7
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 5
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 4
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 2
- DHEQXMRUPNDRPG-UHFFFAOYSA-N strontium nitrate Chemical compound [Sr+2].[O-][N+]([O-])=O.[O-][N+]([O-])=O DHEQXMRUPNDRPG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- IDCPFAYURAQKDZ-UHFFFAOYSA-N 1-nitroguanidine Chemical compound NC(=N)N[N+]([O-])=O IDCPFAYURAQKDZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007792 addition Methods 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- XTVVROIMIGLXTD-UHFFFAOYSA-N copper(II) nitrate Chemical compound [Cu+2].[O-][N+]([O-])=O.[O-][N+]([O-])=O XTVVROIMIGLXTD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- NDEMNVPZDAFUKN-UHFFFAOYSA-N guanidine;nitric acid Chemical compound NC(N)=N.O[N+]([O-])=O.O[N+]([O-])=O NDEMNVPZDAFUKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003721 gunpowder Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/26—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
- B60R21/264—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/26—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
- B60R2021/26029—Ignitors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Description
技術の一態様は、点火部と前記点火部の作動により燃焼するガス発生剤とが配置される燃焼室と、筒状の周壁部と、前記周壁部の一端側に設けられた第1壁部と、前記周壁部の他端側に設けられ、前記周壁部及び前記第1壁部と共に前記燃焼室を画定する第2壁部と、を含むハウジングであって、前記燃焼室と前記ハウジングの外部とを連通するガス排出孔が形成されたハウジングと、筒状のフィルタであって、前記ガス発生剤を取り囲み且つ前記ガス排出孔がその外側に位置するように前記燃焼室に配置されたフィルタと、を備えるガス発生器であって、前記第1壁部と前記第2壁部とのうちの少なくとも一方であるハウジング壁部は、前記フィルタの軸方向に沿って前記燃焼室の内部側に向かって突出すると共に前記周壁部に繋がる環状の段差部を有し、前記フィルタの軸方向の端面は、前記段差部の頂面によって当接して支持され、前記燃焼室には、前記フィルタの前記端面と前記段差部の頂面との当接箇所を前記フィルタの径方向内側から覆うカバー部材が、前記フィルタと前記段差部とに跨るようにして設けられ、前記カバー部材は、前記フィルタの内周面に当接する筒状の第1当接面と、前記段差部の内周面に当接する筒状の第2当接面と、を含む、ガス発生器である。
ガス発生剤の燃焼によりハウジング壁部の当接部位がフィルタの端面から離れることが抑制され、フィルタの端面とハウジング壁部との当接状態が維持され易くなる。その結果、ショートパスを抑制することができる。
図1は、実施形態1に係るガス発生器100の軸方向断面図である。図1では、ガス発生器100の作動前の状態が示されている。ガス発生器100は、例えばエアバッグ用に使用されるエアバッグ用ガス発生器である。
図1に示すように、ガス発生器100は、点火装置4と、内筒部材5と、フィルタ6と、カバー部材7と、伝火薬110と、ガス発生剤120と、これらを収容するハウジング1と、を備えている。ガス発生器100は、点火装置を1つのみ備えた、いわゆるシングルタイプのガス発生器として構成されている。また、ガス発生器100は、点火装置4に含まれる点火器41を作動させることで、ガス発生剤120を燃焼させ、その燃焼生成物である燃焼ガスをハウジング1に形成されたガス排出孔11から放出するように構成されている。以下、ガス発生器100の各構成について説明する。なお、本明細書では、点火装置(点火部)に含まれる点火器が作動することを、便宜上、「点火装置(点火部)が作動する」と表現する場合がある。
ハウジング1は、それぞれが有底略円筒状に形成された金属製の上部シェル2及び下部シェル3が互いの開口端同士を向き合わせた状態で接合されることによって、軸方向の両端が閉塞した短尺円筒状に形成されている。ハウジング1の内部には、点火装置4、内筒部材5、フィルタ6、カバー部材7、伝火薬110、及びガス発生剤120が配置される燃焼室10が形成されている。ここで、ハウジング1の軸方向に沿う方向をガス発生器100の上下方向と定義し、上部シェル2側(即ち、図1における上側)をガス発生器100の上側とし、下部シェル3側(即ち、図1における下側)をガス発生器100の下側とする。
部32と周壁部12とによって、燃焼室10が画定されている。天板部22は、本開示に係る「第1壁部」に相当する。また、底板部32は、本開示に係る「第2壁部」に相当する。また、上部シェル2の上側周壁部21には、燃焼室10とハウジング1の外部空間とを連通するガス排出孔11が、周方向に沿って複数並んで形成されている。ガス排出孔11は、点火装置4が作動する前の状態では、シールテープ(図示なし)により閉塞されている。
点火装置4は、下部シェル3の底板部32に形成された取付部322に固定されている。図1に示すように、点火装置4は、点火器41と、取付部322に対して点火器41を固定する、樹脂材料で形成された保持部42と、を備える。点火装置4は、本開示に係る「点火部」に相当する。点火器41は、点火薬が収容された金属製のカップ体411と、外部から電流の供給を受けるための一対の通電ピン412,412と、を有する。点火器41は、一対の通電ピン412,412に供給される着火電流により作動することで該点火薬を燃焼させ、その燃焼生成物をカップ体411の外部に放出させる。保持部42は、点火器41と取付部322との間に介装されることで、取付部322に対して点火器41を固定する樹脂製の部材である。保持部42は、点火器41の下部を覆うと共に取付部322と係合することで、カップ体411の少なくとも一部が保持部42から露出した状態となるように、取付部322に対して点火器41を固定する。但し、保持部42によってカップ体411の全体がオーバーモールドされていてもよい。即ち、カップ体411の全体が樹脂に覆われた状態であってもよい。また、保持部42は、取付部322の内側に、一対の通電ピン412,412に外部電源からの電力を供給するコネクタ(図示せず)を挿入可能なコネクタ挿入空間を形成している。保持部42は、一対の通電ピン412,412の下端がコネクタ挿入空間に露出するように、一対の通電ピン412,412の一部を覆い、保持している。保持部42によって、一対の通電ピン412,412同士の絶縁性が保たれている。
内筒部材5は、点火装置4を取り囲むようにして底板部32から天板部22に向かって延びる筒状の部材である。内筒部材5は、一端(上端)が閉塞され他端部が開口した筒状に形成されており、その他端(下端)に取付部322が嵌入(圧入)されることで、底板部32に取り付けられている。内筒部材5と点火装置4との間には、伝火薬110が収容される空間である伝火室51が形成されている。伝火薬110は、点火器41の作動により燃焼し、燃焼ガスを発生させる。また、内筒部材5には、その内部空間(即ち、伝火室51)と外部空間とを連通する連通孔52が複数形成されている。連通孔52は、点火装置4が作動する前の状態では、シールテープ(図示なし)により閉塞されている。
図1に示すように、フィルタ6は、筒状に形成されており、ガス発生剤120を取り囲み、且つ、その径方向においてガス排出孔11がその外側に位置するように、燃焼室10に配置されている。つまり、フィルタ6は、ガス発生剤120を取り囲むようにガス発生剤120とガス排出孔11との間に配置されている。フィルタ6は、軸方向の両端面のうち、一端面(符号61で示す上端面)が上部シェル2の天板部22に当接して支持され、他端面(符号62で示す下端面)が下部シェルの底板部32における段差部323に当接して支持されている。これにより、フィルタ6の軸方向がハウジング1の軸方向(即ち、周壁部の軸方向)と平行となっている。このフィルタ6は、燃焼室10に配置されたガス発生剤120の燃焼ガスがフィルタ6を通過する際に、燃焼ガスの熱を奪い取ることで当該燃焼ガスを冷却する。また、フィルタ6は、燃焼ガスの冷却機能に加え、燃焼ガスに含まれる燃焼残渣を捕集することで当該燃焼ガスを濾過する機能を有する。なお、図1中、符号63はフィルタ6の内周面を示し、符号64はフィルタ6の外周面を示す。図1に示すように、ガス発生器100では、フィルタ6の内周面63と段差部323の内周面323bとが面一となっている。なお、本例では、フィルタの上端面61と天板部22とが直接当接し、下端面62と段差部323の頂面323aとが直接当接しているが、これらの間にガスケットなどのシール部材が介在していてもよい。
伝火薬110としては、公知の黒色火薬の他、着火性が良く、ガス発生剤120よりも燃焼温度の高いガス発生剤を使用することができる。伝火薬110の燃焼温度は、1700~3000℃の範囲に設定することができる。このような伝火薬110としては、例えば、ニトログアニジン(34重量%)、硝酸ストロンチウム(56重量%)を含む、公知のものを用いることができる。また、伝火薬110には、例えば顆粒状、ペレット状、円柱状、ディスク状等、種々の形状を採用できる。
ガス発生剤120には、比較的燃焼温度の低いガス発生剤を使用することができる。ガス発生剤120の燃焼温度は、1000~1700℃の範囲に設定することができる。このようなガス発生剤120としては、例えば、硝酸グアニジン(41重量%)、塩基性硝酸銅(49重量%)及びバインダーや添加物を含む、公知のものを用いることができる。また、ガス発生剤120には、例えば顆粒状、ペレット状、円柱状、ディスク状等、種々の形状を採用できる。
上述のように、ハウジング1の底板部32には、フィルタ6の軸方向に沿って燃焼室10の内部側に向かって突出すると共に周壁部12に繋がる環状の段差部323が形成されている。これにより、底板部32のうちの段差部323に囲まれた部位、即ち、段差部323よりも径方向内側の部位であって、底壁部321と取付部322とを含む部位は、段差部323よりも変形し易い変位部D1として形成されている。換言すると、変位部D1は、底板部32における変位部D1を除く部位よりも変形し易く形成されている。一方で、底板部32に段差部323が形成されることで、段差部323自体に剛性が付与され、底板部32の段差部323における強度が増大し、底板部32は段差部323において変形し難く形成されている。
域A1は、第2領域A2の径方向内側の領域(即ち、第2領域A2によって囲まれた領域)として画定されている。上述のように、変位部D1は、当接部位C1を含む段差部323に囲まれた部位として形成されていることから、第1領域A1には、変位部D1が含まれている。つまり、変位部D1は、底板部32における当接部位C1よりもフィルタ6の径方向内側の第1領域A1において、底板部32における変位部D1を除く部位(即ち、段差部323)よりも変形し易く形成されている。
図2は、カバー部材7の斜視図である。カバー部材7は、フィルタ6と段差部323とに跨るようにして燃焼室10に設けられることで、フィルタ6の下端面62と段差部323の頂面323aとの当接箇所をフィルタ6の径方向内側から覆う部材である。
以下、実施形態1に係るガス発生器100の動作について説明する。まず、図1を参照しながら説明する。センサ(図示せず)が衝撃を感知すると、一対の通電ピン412,412に着火電流が供給され、点火器41が作動する。すると、点火器41のカップ体411に収容された点火薬が燃焼し、その燃焼生成物である火炎や高温のガス等がカップ体411の外部に放出される。これにより、伝火室51に収容された伝火薬110が燃焼し、燃焼ガスが発生する。伝火薬110の燃焼ガスは、連通孔52を閉塞していたシールテープを破って連通孔52から伝火室51の外部へ放出される。すると、伝火薬110の燃焼ガスがガス発生剤120と接触し、ガス発生剤120が着火される。ガス発生剤120が燃焼することで、燃焼室10に高温・高圧の燃焼ガスが生成される。この燃焼ガスがフィルタ6を通過することで、燃焼ガスが冷却され、燃焼残渣が捕集される。フィルタ6によって冷却及び濾過されたガス発生剤120の燃焼ガスは、間隙13を通り、ガス排出孔11を閉塞していたシールテープを破ってガス排出孔11からハウジング1の外部へと放出される。ガス発生剤120の燃焼ガスは、ハウジング1の外部へ放出された後に、エアバッグ(図示せず)内に流入する。エアバッグが膨張することで、乗員と堅い構造物の間にクッションが形成され、乗員が衝撃から保護される。
とを接続又は固定する部材を有しないため、周壁部12よりも天板部22や底板部32の方が大きく変形し易い傾向がある。
以上のように、実施形態1に係るガス発生器100では、ハウジング1の底板部32が
、フィルタ6の軸方向に沿って燃焼室10の内部側に向かって突出すると共に周壁部12に繋がる環状の段差部323を有することで、段差部323自体に剛性が付与されると共に、底板部32のうちの段差部323に囲まれた部位が、段差部323よりも変形し易い変位部D1として形成されている。そして、フィルタ6の下端面62が段差部323の頂面323aによって当接して支持されている。これにより、ハウジング1の内圧の上昇によりハウジング1が膨張するように底板部32が変形する場合には、フィルタ6の下端面62との当接部位C1を含む段差部323よりも変位部D1の方が優先してフィルタ6の軸方向において燃焼室10の外部側に変位する。その結果、実施形態1に係るガス発生器100によれば、ガス発生剤120の燃焼により底板部32の当接部位C1がフィルタ6の下端面62から離れることが抑制され、フィルタ6の下端面62と底板部32との当接状態が維持され易くなる。その結果、ショートパスを抑制することができる。
って当接して支持してもよい。
以下、実施形態1の変形例に係るガス発生器について説明する。変形例の説明では、図1~図4で説明したガス発生器100との相違点を中心に説明し、ガス発生器100と同様の点については同一の符号を付すことにより詳細な説明は割愛する。
図5は、実施形態1の変形例1に係るガス発生器100Aの軸方向断面図である。図5では、ガス発生器100Aの作動前の状態が示されている。図6は、実施形態1の変形例1に係るカバー部材7Aの斜視図である。図7は、点火装置4の作動によりガス発生剤120が燃焼してハウジング1の底板部32が変形したときの底板部32付近の状態を示す図である。図5に示すように、ガス発生器100Aでは、フィルタ6の内周面63が段差部323の内周面323bよりもフィルタ6の径方向外側に位置している。図5及び図6に示すように、カバー部材7Aは、第1筒状部73と第2筒状部74と環状部72と接続部75を含む。図5に示すように、第1筒状部73は、フィルタ6の内周面63に沿って延びている。第2筒状部74は、段差部323の内周面323bに沿って延びており、本例では、第1筒状部73よりも小さな外径を有している。環状部72は、第2筒状部74の下端縁からフィルタ6の径方向内側へ底壁部321に沿って延びている。接続部75は、第1筒状部73の下端縁と第2筒状部74の上端縁とを接続するように環状に形成されている。第1筒状部73の外周面は、フィルタ6の内周面63と当接する第1当接面S1として形成されている。第2筒状部74の外周面は、段差部323の内周面323bと当接する第2当接面S2として形成されている。環状部72の下面は、第2当接面S2から径方向内側に延びて底壁部321に当接する第3当接面S3として形成されている。接続部75の下面は、第1当接面S1と第2当接面S2とを接続すると共に段差部323の頂面323aに当接する第4当接面S4として形成されている。
図8は、実施形態1の変形例2に係るガス発生器100Bの軸方向断面図である。図8では、ガス発生器100Bの作動前の状態が示されている。図9は、実施形態1の変形例2に係るカバー部材7Bの斜視図である。図8に示すように、ガス発生器100Bは、ガス発生器100Aと同様に、フィルタ6の内周面63が段差部323の内周面323bよりもフィルタ6の径方向外側に位置している。また、ガス発生器100Bにおける段差部
323の軸方向における突出量(即ち、底壁部321と段差部323の軸方向の高さの差)は、ガス発生器100及びガス発生器100Aにおける段差部323の突出量よりも大きくなっている。これにより、ガス発生器100Bにおけるフィルタ6の軸方向の長さをガス発生器100及びガス発生器100Aにおけるフィルタ6の軸方向の長さよりも短くすることを可能としている。また、図8及び図9に示すように、カバー部材7Bは、第1筒状部73と第2筒状部74と接続部75を含む。本例においても、第2筒状部74は、第1筒状部73よりも小さな外径を有している。カバー部材7Bは、環状部72を有しない点で、実施形態1の変形例1に係るカバー部材7Aと相違する。カバー部材7Bでは、カバー部材7Aと同様に、第1筒状部73の外周面が第1当接面S1として形成され、第2筒状部74の外周面が第2当接面S2として形成され、接続部75の下面が第4当接面S4として形成されている。
図10は、実施形態1の変形例3に係るガス発生器100Cの軸方向断面図である。図10では、ガス発生器100Cの作動前の状態が示されている。図11は、実施形態1の変形例3に係るカバー部材7Cの斜視図である。図8に示すように、ガス発生器100Cは、ガス発生器100Bと同様に、段差部323のフィルタ6の突出量(軸方向の高さ)が、ガス発生器100及びガス発生器100Aにおける段差部323の突出量よりも大きくなっている。これにより、ガス発生器100Cにおけるフィルタ6の軸方向の長さをガス発生器100及びガス発生器100Aにおけるフィルタ6の軸方向の長さよりも短くすることを可能としている。また、図10に示すように、ガス発生器100Cでは、段差部323の頂面323aが、フィルタ6の軸方向において底板部32側に向かうに従って(即ち、下方に向かうに従って)縮径するように傾斜している。これにより、フィルタ6の下端面62と段差部323の頂面323aとのうち、下端面62と頂面323aとの当接部位を除く部位によって、フィルタ6の径方向内側に開口した溝G1が形成されている。また、図10及び図11に示すように、カバー部材7Cは、第1筒状部73と第2筒状部74と拡径部76とを含む。図10に示すように、第1筒状部73は、フィルタ6の内周面63に沿って延びている。第2筒状部74は、段差部323の内周面323bに沿って延びている。拡径部76は、第1筒状部73及び第2筒状部74よりも大きな外径を有しており、第1筒状部73の下端縁と第2筒状部74の上端縁とを接続すると共に、フィルタ6の径方向外側に突出している。ガス発生器100Cでは、第1筒状部73の外周面が第1当接面S1として形成され、第2筒状部74の外周面が第2当接面S2として形成されている。そして、拡径部76の外周面は、第1当接面S1と第2当接面S2とを接続すると共に溝G1の開口から溝G1に差し込まれるように第1当接面S1及び第2当接面S2よりも拡径した、差込面S5として形成されている。
図12は、実施形態1の変形例4に係るガス発生器100Dの軸方向断面図である。図12では、ガス発生器100Dの作動前の状態が示されている。図12に示すように、ガス発生器100Dは、第1点火装置4Xと、第2点火装置4Yと、内筒部材5Dと、フィ
ルタ6と、カバー部材7Dと、伝火薬110と、第1ガス発生剤120Xと、第2ガス発生剤120Yと、これらを収容するハウジング1Dと、を備えている。ガス発生器100Dは、点火装置を2つ備えた、いわゆるデュアルタイプのガス発生器として構成されている。第1点火装置4Xは、本開示に係る「点火部」に相当する。また、ガス発生器100Dは、第1点火装置4Xの作動により第1ガス発生剤120Xを燃焼させ、第2点火装置4Yの作動により第2ガス発生剤120Yを燃焼させることで、比較的多量の燃焼ガスをガス排出孔11から放出するように構成されている。ガス発生器100Dにおいては、第2点火装置4Yは、第1点火装置4Xとは独立して作動するものであり、作動する場合には第1点火装置4Xの作動時以降の所定のタイミングで作動する。
、段差部142よりも変形し易い変位部D1として形成されている。換言すると、変位部D1は、隔壁部14における変位部D1を除く部位である段差部142よりも変形し易く形成されている。
図13は、実施形態2に係るガス発生器200の軸方向断面図である。図1では、ガス発生器200の作動前の状態が示されている。ガス発生器200は、例えばエアバッグ用に使用されるエアバッグ用ガス発生器である。以下、実施形態2に係るガス発生器200について、ガス発生器100との相違点を中心に説明し、ガス発生器100と同様の点については同一の符号を付すことにより詳細な説明は割愛する。
第2領域A2は、第1領域A1の径方向外側に画定された環状の領域であり、その外周縁において周壁部12(上側周壁部21)と繋がっている。第2領域A2には、当接部位C1が含まれる。第1領域A1は、第2領域A2の径方向内側の領域(即ち、第2領域A2によって囲まれた領域)として画定されている。図13に示すように、第1領域A1には、変位部D2が形成されている。
部D211と第2屈曲部D212とが向き合うように屈曲した状態(屈曲状態)から、第1屈曲部D211と第2屈曲部D212とが開くように伸びた状態(伸長状態)となるように変形する。これにより、変位部D2の上方向への変位が許容される。
以上のように、実施形態2に係るガス発生器200では、天板部22が、フィルタ6の上端面61を当接して支持し、且つ、天板部22におけるフィルタ6の上端面61との当接部位C1よりもフィルタ6の径方向内側の領域である第1領域A1に変位部D2を含んでいる。そして、変位部D2は、ガス発生剤120が燃焼した場合に天板部22における変位部D2を除く部位よりも燃焼室10の外部側へ優先的に変位するように、天板部22における変位部D2を除く部位よりも変形し易く形成されている。
以下、実施形態2の変形例に係るガス発生器について説明する。変形例の説明では、図13~図16で説明したガス発生器100との相違点を中心に説明し、ガス発生器100
と同様の点については同一の符号を付すことにより詳細な説明は割愛する。
図17は、実施形態2の変形例1に係るガス発生器200Aの軸方向断面図である。図17では、ガス発生器200Aの作動前の状態が示されている。
図20は、実施形態2の変形例2に係るガス発生器200Bの軸方向断面図である。ガス発生器200Bの作動前の状態が示されている。図21は、図20における天板部22付近の拡大図である。図20に示すように、ガス発生器200Bでは、符号D3で示す変位部が、天板部22に形成されている。本例では、第1壁部としての天板部22を「ハウジング壁部」としている。天板部22は、フィルタ6の上端面61との当接部位C1よりも内側の領域である第1領域A1と、第1領域A1を除く領域である第2領域A2と、に区分することができ、第1領域A1には、変位部D3が形成されている。
6よりもt5の方が小さくなっている。つまり、変位部D3の全体が天板部22における変位部D3を除く部位よりも薄肉に形成されている。これにより、変位部D3は、天板部22における当接部位C1よりもフィルタ6の径方向内側の第1領域A1において、天板部22における変位部D3を除く部位よりも変形し易く形成されている。
以上、本開示の好適な実施形態について説明したが、本明細書に開示された各々の態様は、本明細書に開示された他のいかなる特徴とも組み合わせることができる。
1 ハウジング
11 ガス排出孔
12 周壁部
14 隔壁部(第2壁部の一例)
142 段差部
2 上部シェル
22 天板部(第1壁部の一例)
3 下部シェル
32 底板部(第2壁部の一例)
323 段差部
323a 頂面
323b 内周面
4 点火装置(点火部の一例)
5 内筒部材
6 フィルタ
61 上端面(フィルタの一端面)
62 下端面(フィルタの他端面)
63 内周面
7 カバー部材
10 燃焼室
120 ガス発生剤
A1 第1領域
A2 第2領域
D1,D2,D3 変位部
D21 第1部位
D21 第2部位
S1 第1当接面
S2 第2当接面
S3 第3当接面
S4 第4当接面
S5 差込面
S100 変位面
S10 底面
S20 接続曲面
G1 溝
Claims (16)
- 点火部と前記点火部の作動により燃焼するガス発生剤とが配置される燃焼室と、
筒状の周壁部と、前記周壁部の一端側に設けられた第1壁部と、前記周壁部の他端側に設けられ、前記周壁部及び前記第1壁部と共に前記燃焼室を画定する第2壁部と、を含むハウジングであって、前記燃焼室と前記ハウジングの外部とを連通するガス排出孔が形成されたハウジングと、
筒状のフィルタであって、前記ガス発生剤を取り囲み且つ前記ガス排出孔がその外側に位置するように前記燃焼室に配置されたフィルタと、
を備えるガス発生器であって、
前記第1壁部と前記第2壁部とのうちの少なくとも一方であるハウジング壁部は、前記フィルタの軸方向に沿って前記燃焼室の内部側に向かって突出すると共に前記周壁部に繋がる環状の段差部を有し、
前記フィルタの軸方向の端面は、前記段差部の頂面によって当接して支持され、
前記燃焼室には、前記フィルタの前記端面と前記段差部の頂面との当接箇所を前記フィルタの径方向内側から覆うカバー部材が、前記フィルタと前記段差部とに跨るようにして設けられ、
前記カバー部材は、前記フィルタの内周面に当接する筒状の第1当接面と、前記段差部の内周面に当接する筒状の第2当接面と、を含み、
前記フィルタの内周面は、前記段差部の内周面よりも前記フィルタの径方向外側に位置し、
前記カバー部材は、前記第1当接面と前記第2当接面とを接続すると共に前記段差部の頂面に当接する第4当接面を、更に含む、
ガス発生器。 - 点火部と前記点火部の作動により燃焼するガス発生剤とが配置される燃焼室と、
筒状の周壁部と、前記周壁部の一端側に設けられた第1壁部と、前記周壁部の他端側に設けられ、前記周壁部及び前記第1壁部と共に前記燃焼室を画定する第2壁部と、を含むハウジングであって、前記燃焼室と前記ハウジングの外部とを連通するガス排出孔が形成されたハウジングと、
筒状のフィルタであって、前記ガス発生剤を取り囲み且つ前記ガス排出孔がその外側に位置するように前記燃焼室に配置されたフィルタと、
を備えるガス発生器であって、
前記第1壁部と前記第2壁部とのうちの少なくとも一方であるハウジング壁部は、前記フィルタの軸方向に沿って前記燃焼室の内部側に向かって突出すると共に前記周壁部に繋がる環状の段差部を有し、
前記フィルタの軸方向の端面は、前記段差部の頂面によって当接して支持され、
前記燃焼室には、前記フィルタの前記端面と前記段差部の頂面との当接箇所を前記フィルタの径方向内側から覆うカバー部材が、前記フィルタと前記段差部とに跨るようにして設けられ、
前記カバー部材は、前記フィルタの内周面に当接する筒状の第1当接面と、前記段差部の内周面に当接する筒状の第2当接面と、を含み、
前記フィルタの前記端面と前記段差部の頂面とのうち、前記端面と前記頂面との当接部位を除く部位によって、前記フィルタの径方向内側に開口した溝が形成され、
前記カバー部材は、前記第1当接面と前記第2当接面とを接続すると共に前記開口から前記溝に差し込まれるように前記第1当接面及び前記第2当接面よりも拡径した差込面を、更に含む、
ガス発生器。 - 点火部と前記点火部の作動により燃焼するガス発生剤とが配置される燃焼室と、
筒状の周壁部と、前記周壁部の一端側に設けられた第1壁部と、前記周壁部の他端側に設けられ、前記周壁部及び前記第1壁部と共に前記燃焼室を画定する第2壁部と、を含むハウジングであって、前記燃焼室と前記ハウジングの外部とを連通するガス排出孔が形成されたハウジングと、
筒状のフィルタであって、前記ガス発生剤を取り囲み且つ前記ガス排出孔がその外側に位置するように前記燃焼室に配置されたフィルタと、
を備えるガス発生器であって、
前記第1壁部と前記第2壁部とのうちの少なくとも一方であるハウジング壁部は、前記フィルタの軸方向に沿って前記燃焼室の内部側に向かって突出すると共に前記周壁部に繋がる環状の段差部を有し、
前記フィルタの軸方向の端面は、前記段差部の頂面によって当接して支持され、
前記燃焼室には、前記フィルタの前記端面と前記段差部の頂面との当接箇所を前記フィルタの径方向内側から覆うカバー部材が、前記フィルタと前記段差部とに跨るようにして設けられ、
前記カバー部材は、前記フィルタの内周面に当接する筒状の第1当接面と、前記段差部の内周面に当接する筒状の第2当接面と、を含み、
前記第1壁部は、前記周壁部の一端に設けられた天板部であり、
前記第2壁部は、前記周壁部の他端側に設けられた底板部であり、
前記段差部は、前記底板部に形成されており、
前記底板部は、前記燃焼室の内側に隆起すると共に前記点火部が取り付けられる取付部を含んでおり、
前記段差部よりも径方向内側の部位であって、前記底板部と前記取付部とを含む部位は、前記段差部よりも変形し易い、
ガス発生器。 - 前記カバー部材は、前記第2当接面から前記フィルタの径方向内側に延びて前記ハウジング壁部に当接する第3当接面を更に含む、
請求項1から3の何れか一項に記載のガス発生器。 - 前記段差部の内周面は、前記フィルタの軸方向に沿って延びており、
前記フィルタの内周面と前記段差部の内周面とが面一となっており、
前記カバー部材は、前記第1当接面と前記第2当接面とが連なった筒状の連続当接面を
含む、
請求項2又は3に記載のガス発生器。 - 前記第2当接面は、前記段差部の内周面に沿って延びており、前記第1当接面よりも小さな外径を有している、
請求項1に記載のガス発生器。 - 前記段差部の頂面は、前記フィルタの軸方向において前記底板部側に向かうに従って縮径するように傾斜している、
請求項3に記載のガス発生器。 - 前記フィルタの前記端面と前記段差部の頂面とのうち、前記端面と前記頂面との当接部位を除く部位によって、前記フィルタの径方向内側に開口した溝が形成されている、
請求項1又は3に記載のガス発生器。 - 点火部と前記点火部の作動により燃焼するガス発生剤とが配置される燃焼室と、
筒状の周壁部と、前記周壁部の一端側に設けられた第1壁部と、前記周壁部の他端側に設けられ、前記周壁部及び前記第1壁部と共に前記燃焼室を画定する第2壁部と、を含むハウジングであって、前記燃焼室と前記ハウジングの外部とを連通するガス排出孔が形成されたハウジングと、
筒状のフィルタであって、前記ガス発生剤を取り囲み且つ前記ガス排出孔がその外側に位置するように前記燃焼室に配置されたフィルタと、
を備えるガス発生器であって、
前記第1壁部と前記第2壁部とのうちの少なくとも一方であるハウジング壁部は、前記フィルタの軸方向の端面を当接して支持し、且つ、前記ハウジング壁部における前記フィルタの前記端面との当接部位よりも前記フィルタの径方向内側の領域である第1領域に変位部を含み、
前記変位部は、前記ガス発生剤が燃焼した場合に前記ハウジング壁部における前記変位部を除く部位よりも前記燃焼室の外部側へ優先的に変位するように、前記ハウジング壁部における前記変位部を除く部位よりも変形し易く形成されている、
ガス発生器。 - 前記変位部は、その少なくとも一部において、前記ハウジング壁部における前記変位部を除く部位よりも薄肉に形成されている、
請求項9に記載のガス発生器。 - 前記変位部は、前記ハウジング壁部における前記変位部を除く部位よりも変形し易く、且つ、環状に形成された第1部位と、前記第1部位に囲まれ、且つ、前記第1部位よりも変形し難く形成された第2部位と、を含む、
請求項9又は10に記載のガス発生器。 - 前記点火部は、複数の点火装置を含み、
前記複数の点火装置は、前記第2部位に固定され、
前記複数の点火装置の各々に対応して、前記点火装置を取り囲む筒状の内筒部材が、前記フィルタの軸方向に沿って取り付けられている、
請求項11に記載のガス発生器。 - 前記変位部は、前記ハウジング壁部における前記変位部を除く部位よりも変形し易く形成された環状の第1部位を含み、
前記第1部位は、その周長方向に直交する断面において、前記燃焼室の外部側へ凹むよ
うに屈曲した形状を有する、
請求項9から12の何れか一項に記載のガス発生器。 - 前記変位部は、その全体において、前記ハウジング壁部における前記変位部を除く部位よりも薄肉に形成されており、
前記ハウジング壁部における前記燃焼室を画定する面のうち、前記変位部における面である変位面は、前記変位面よりも径方向外側の周囲の面よりも前記フィルタの軸方向において前記燃焼室の外部側に位置する底面と、前記底面と前記周囲の面とを曲率を有して接続する接続曲面と、を含む、
請求項10に記載のガス発生器。 - 前記ハウジング壁部は、前記フィルタの軸方向に沿って前記燃焼室の内部側に向かって突出する環状の段差部を有し、
前記フィルタの軸方向の端面は、前記段差部の頂面によって当接して支持され、
前記ハウジング壁部のうち前記段差部によって囲まれた部位が、前記変位部として形成されている、
請求項9に記載のガス発生器。 - 前記燃焼室には、前記フィルタの前記端面と前記段差部の頂面との当接部位を前記フィルタの径方向内側から覆うカバー部材が、前記フィルタと前記段差部とに跨るようにして設けられ、
前記カバー部材は、前記フィルタの内周面に当接する筒状の第1当接面と、前記段差部の内周面に当接する筒状の第2当接面と、を含む、
請求項15に記載のガス発生器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019236165A JP7410714B2 (ja) | 2019-12-26 | 2019-12-26 | ガス発生器 |
CN202011549116.2A CN113043989B (zh) | 2019-12-26 | 2020-12-24 | 气体发生器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019236165A JP7410714B2 (ja) | 2019-12-26 | 2019-12-26 | ガス発生器 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021104707A JP2021104707A (ja) | 2021-07-26 |
JP2021104707A5 JP2021104707A5 (ja) | 2022-12-28 |
JP7410714B2 true JP7410714B2 (ja) | 2024-01-10 |
Family
ID=76508151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019236165A Active JP7410714B2 (ja) | 2019-12-26 | 2019-12-26 | ガス発生器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7410714B2 (ja) |
CN (1) | CN113043989B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023000015A (ja) * | 2021-06-17 | 2023-01-04 | 株式会社ダイセル | ガス発生器 |
CN114523932B (zh) * | 2022-03-15 | 2023-04-28 | 湖北航天化学技术研究所 | 整体式点火结构和压缩气体式燃气发生器 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000018618A1 (fr) | 1998-09-28 | 2000-04-06 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Generateur de gaz pour coussin gonflable de securite et dispositif de coussin gonflable de securite |
JP2008114773A (ja) | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Daicel Chem Ind Ltd | ガス発生器 |
DE102008022749A1 (de) | 2008-05-08 | 2009-11-12 | Trw Airbag Systems Gmbh | Gasgenerator |
JP2012140028A (ja) | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Daicel Corp | 人員拘束装置用ガス発生器 |
JP2015009625A (ja) | 2013-06-27 | 2015-01-19 | 日本化薬株式会社 | ガス発生器 |
WO2017130735A1 (ja) | 2016-01-26 | 2017-08-03 | 株式会社ダイセル | ガス発生器 |
JP2019156107A (ja) | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 株式会社ダイセル | 火工装置用の筒状フィルタ、前記筒状フィルタの製造方法、前記筒状フィルタを使用した火工装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3267546B2 (ja) * | 1997-12-26 | 2002-03-18 | ダイセル化学工業株式会社 | エアバッグ用ガス発生器及びエアバッグ装置 |
JP3781603B2 (ja) * | 1999-02-05 | 2006-05-31 | 日本化薬株式会社 | ガス発生器 |
JP5179156B2 (ja) * | 2007-12-07 | 2013-04-10 | 株式会社ダイセル | 車両の人員拘束装置用ガス発生器 |
JP6353326B2 (ja) * | 2014-09-16 | 2018-07-04 | 株式会社ダイセル | ガス発生器 |
JP7120536B2 (ja) * | 2018-04-05 | 2022-08-17 | 株式会社ダイセル | ガス発生器 |
-
2019
- 2019-12-26 JP JP2019236165A patent/JP7410714B2/ja active Active
-
2020
- 2020-12-24 CN CN202011549116.2A patent/CN113043989B/zh active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000018618A1 (fr) | 1998-09-28 | 2000-04-06 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Generateur de gaz pour coussin gonflable de securite et dispositif de coussin gonflable de securite |
JP2008114773A (ja) | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Daicel Chem Ind Ltd | ガス発生器 |
DE102008022749A1 (de) | 2008-05-08 | 2009-11-12 | Trw Airbag Systems Gmbh | Gasgenerator |
JP2012140028A (ja) | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Daicel Corp | 人員拘束装置用ガス発生器 |
JP2015009625A (ja) | 2013-06-27 | 2015-01-19 | 日本化薬株式会社 | ガス発生器 |
WO2017130735A1 (ja) | 2016-01-26 | 2017-08-03 | 株式会社ダイセル | ガス発生器 |
JP2019156107A (ja) | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 株式会社ダイセル | 火工装置用の筒状フィルタ、前記筒状フィルタの製造方法、前記筒状フィルタを使用した火工装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN113043989B (zh) | 2024-03-08 |
CN113043989A (zh) | 2021-06-29 |
JP2021104707A (ja) | 2021-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4970813B2 (ja) | 車両の人員拘束装置用ガス発生器 | |
CN109070834B (zh) | 气体发生器 | |
JP7410714B2 (ja) | ガス発生器 | |
JP7315410B2 (ja) | ガス発生器 | |
KR102288663B1 (ko) | 가스 발생기 | |
EP3369630B1 (en) | Gas generator | |
WO2021075376A1 (ja) | ガス発生器、及びガス発生器の組立方法 | |
JP2010260387A (ja) | ガス発生器 | |
US20050151357A1 (en) | Gas generator | |
WO2019225298A1 (ja) | ガス発生器 | |
WO2021261134A1 (ja) | ガス発生器 | |
JP7470845B2 (ja) | ガス発生器 | |
JP7274359B2 (ja) | ガス発生器 | |
WO2021009948A1 (ja) | ガス発生器 | |
JP7369044B2 (ja) | ガス発生器 | |
WO2021153368A1 (ja) | ガス発生器及びガス発生器の組立方法 | |
JP7238302B2 (ja) | ガス発生器 | |
WO2004052523A1 (ja) | エアバッグ用ガス発生器 | |
JP7368325B2 (ja) | ガス発生器 | |
JP2009101806A (ja) | ガス発生器 | |
CN116917167A (zh) | 点火器组装体以及气体发生器 | |
WO2018220950A1 (ja) | ガス発生器、及びデュアルタイプのガス発生器の組立方法 | |
JP2023000015A (ja) | ガス発生器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221213 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230615 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230704 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230926 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231222 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7410714 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |