JP4970813B2 - 車両の人員拘束装置用ガス発生器 - Google Patents

車両の人員拘束装置用ガス発生器 Download PDF

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Description

本発明は、車両の人員拘束装置用ガス発生器に関する。
車両の人員拘束用ガス発生器は、取り付けスペース上、小型・軽量化の必要があり、特に固形ガス発生剤を使用するパイロ式のガス発生器では、ガス発生剤の充填量が小型・軽量化に影響を与える。
ガス発生器に充填する固定ガス発生剤量は、組み合わせるエアバッグの容量によって増減され、助手席用のエアバッグになると容量が大きいことから、固定ガス発生剤の充填量も多くなる。そして、固定ガス発生剤の充填量が多くなると、発生する燃焼ガスの冷却・浄化のために用いるフィルタ量も多くなり、ガス発生器の小型・軽量化が難しい。
特許文献1では、イニシエータシェル1とクロージャシェル2からなるハウジング3内に燃焼室5が形成され、ガス発生剤4が配置され、ガス発生剤4を取り囲むように、フィルタ部材6が配置されている。そして、イニシエータシェル1とクロージャシェル2は、クロージャシェル2の筒部9とフランジ部12との境界部分に形成された環状の切り欠き部に、イニシエータシェル1の筒部13の先端部が嵌め込まれて一体化されている。
フィルタ部材6は、イニシエータシェル1とクロージャシェル2の両方にまたがって配置されており、上半分はクロージャシェル2の周壁部内周面と間隔をあけて配置されているが、下半分はイニシエータシェル1周壁部内周面に接触した状態である。このため、フィルタの下半分は燃焼ガスの通過が悪く、十分に濾過及び冷却機能が発揮されていないため、フィルタ量からすると濾過及び冷却の効率が悪い。
特開2005−53382号公報
特許文献1では、フィルタがイニシエータシェル1とクロージャシェル2の両方にまたがって配置されているが、主として濾過及び冷却機能を発揮しているのはイニシエータシェル1側にある半分程度であり、このように濾過及び冷却機能の発現に充分に利用されないフィルタの存在が小型化や軽量化を妨げる要因になっている。
本発明は、ガス発生剤のフィルタの取付構造を改変することにより、少ないフィルタ量にて、充分な濾過及び冷却効率が発揮される車両の人員拘束装置用ガス発生器を提供することを課題とする。
〔請求項1〕
本発明は、課題の解決手段として、
複数のガス排出口を周壁部に有する略カップ状のディフューザシェルと、該ディフューザシェルと組み合わせて外殻容器を形成する略カップ状のクロージャシェルとからなるハウジング内部に、点火装置と、該点火装置の作動により燃焼して燃焼ガスを発生させるガス発生剤と、該ガス発生剤から発生する燃焼ガスの浄化・冷却を行う略筒状のフィルタを有しているガス発生器であり、
前記ハウジングが、ディフューザシェル開口部側の内側周面の一部に、前記クロージャシェル開口部側の外側周面の一部が当接されるようにして嵌め込まれて一体化されており、
前記フィルタが、前記ディフューザシェルの天井面に一端面が当接され、少なくとも前記クロージャシェル開口部の環状端面に他端面が当接されることで支持されており、
前記ディフューザシェルのガス排出口を有する周壁部と前記フィルタの外周面の間に環状空間を有している、車両の人員拘束装置用ガス発生器を提供する。
本発明で用いるディフューザシェルとクロージャシェルは、略カップ状のものであり、幅方向及び軸方向の断面形状は特に制限されず、幅方向の断面形状は、円形、楕円形、角が丸い四角形等にすることができる。本発明で用いるフィルタは公知の材質及び構造のものであり、厚み、高さ(長さ)、幅(直径)等はガス発生器に応じて設定される。
ハウジングは、略カップ状のディフューザシェルの開口部内に略カップ状のクロージャシェルの開口部が嵌め込まれた構造のものであり、ディフューザシェルの開口部近傍の内壁面と、クロージャシェルの開口部近傍の外壁面とが全周に渡って接触されており、前記接触部分においてディフューザシェルとクロージャシェルが溶接一体化されている。
このようにディフューザシェルの開口部内にクロージャシェルの開口部が嵌め込まれた構造であることから、ディフューザシェル内には、クロージャシェル開口部の環状端面が位置していることになる。クロージャシェル開口部の環状端面は、クロージャシェル自体の厚みと同じでもよいし、フィルタを支持させるために、クロージャシェルの他の部分よりも少し厚めにしてもよい。例えば、クロージャシェル開口部の周縁の全部又は一部を内側又は外側に折り曲げることで、他の部分よりも厚めの環状端面を形成してもよい。
本発明では、クロージャシェル開口部の環状端面にてフィルタ端面の一方を支持することで、別途、リテーナのような支持部材を用いることなく、フィルタの厚みを変えずにフィルタの高さをディフューザシェルの高さと同程度にできるため、フィルタ量を減少できる。そして、前記ディフューザシェルのガス排出口を有する周壁部と前記フィルタの外周面の間には環状空間を有しているため、フィルタ全域にて濾過及び冷却機能が発揮される。一方、特許文献1のように環状の切り欠き部においてイニシエータシェル1とクロージャシェル2が嵌合されている場合、イニシエータシェル1の環状端面に相当する部分では、フィルタ他端面との接触面積が小さくなってフィルタを支持することが難しく、上記のような環状空間を形成することも難しくなる。
なお、本発明における「環状空間」は、燃焼ガスがフィルタの全領域を通過するように作用するものであるから、同様の作用をすることができるものであれば、環状空間の全部又は一部に他の部材を配置してもよい。例えば、環状空間の全部又は一部に嵩密度が小さい(即ち、通気抵抗が小さい)部材(例えば、目の粗い積層金網)を配置してもよいし、外周面がガス排出口に接するような外径のフィルタを用い、前記フィルタの外周面近傍部分の嵩密度を小さく(即ち、通気抵抗を小さく)したものを配置してもよい。このようにすることで若干の質量増加を伴うが、フィルタの位置決めが容易になったり、半径方向へのフィルタのずれが防止されるという効果が得られる。
〔請求項2〕
本発明は、課題の他の解決手段として、
前記フィルタが、前記ディフューザシェルの天井面に一端面が当接され、前記ディフューザシェル開口部側の内側周面、前記クロージャシェル開口部の環状端面及び前記クロージャシェル開口部側の内側周面の3つの面に他端面が当接されることで支持されており、
前記ディフューザシェルのガス排出口を有する周壁部と前記フィルタの外周面の間に環状空間を有している、請求項1記載の車両の人員拘束装置用ガス発生器を提供する。
フィルタの他端面を上記したような3つの面で支持することで、クロージャシェル開口部の環状端面のみで支持した場合と比べると接触面積を大きくすることができるため、フィルタの支持強度が高められる。また、クロージャシェル開口部の環状端面の幅をより狭くすることができる(即ち、必要な耐圧性を維持できる範囲で、クロージャシェルの厚みをより薄くできる)ため、軽量化にも役立つ。更には、フィルタ他端面とクロージャシェル又はディフューザシェルとの接触面が複雑となり、燃焼ガスのショートパス防止効果も向上される。
前記3つの面に接するフィルタの他端面は、予め所定形状に加工しておいてもよいし、3つの面に強く押し付けることで変形させてもよいが、予め所定形状に加工しておくと、フィルタの取り付け作業と全体の組立作業が容易になる。
〔請求項3〕
本発明は、課題の他の解決手段として、前記フィルタが、前記ディフューザシェルの天井面と前記クロージャシェル開口部の環状端面により、上下方向から圧縮されている、請求項1又は2記載の車両の人員拘束装置用ガス発生器を提供する。
このようにしてフィルタが上下方向から圧縮されていると、フィルタの両端面と、ディフューザシェルの天井面とクロージャシェル開口部の環状端面との密着状態が高められる。このため、ガス発生器の作動時において、発生した燃焼ガスが、フィルタを通過せずに、フィルタ端面と、ディフューザシェルの天井面とクロージャシェル開口部の環状端面との接触面から漏れ出るショートパスの発生が防止される。また、フィルタが、がたつきなくハウジング内部に固定されるため、振動による異音の発生やフィルタのずれが防止される。
〔請求項4〕
本発明は、課題の他の解決手段として、
複数のガス排出口を周壁部に有する略カップ状のディフューザシェルと、該ディフューザシェルと組み合わせて外殻容器を形成する略カップ状のクロージャシェルとからなるハウジング内部に、点火装置と、該点火装置の作動により燃焼して燃焼ガスを発生させるガス発生剤と、該ガス発生剤から発生する燃焼ガスの浄化・冷却を行う略筒状のフィルタを有しているガス発生器であり、
前記ハウジングが、ディフューザシェル開口部側の内側周面の一部に、前記クロージャシェル開口部側の外側周面の一部が当接されるようにして嵌め込まれて一体化され、前記ハウジング内には、前記クロージャシェル開口部の環状端面に少なくとも一つの環状面が支持された環状リテーナが配置されており、
前記フィルタが、前記ディフューザシェルの天井面に一端面が当接され、前記環状リテーナの別の環状面に他端面が当接されることで支持されており、
前記ディフューザシェルのガス排出口を有する周壁部と前記フィルタの外周面の間に環状空間を有している、車両の人員拘束装置用ガス発生器を提供する。
請求項4の発明は、基本的構成は請求項1の発明と同じであり、フィルタがリテーナにより支持されている点で異なっている。そして、環状リテーナを用いてフィルタを支持していることにより、フィルタ端面との接触面積を大きくできるため、フィルタの支持強度が高められると共に、フィルタの取り付けも容易になり、ショートパスの防止効果も高められる。リテーナは、1つの環状面がクロージャシェル開口部の環状端面に支持されているものであるが、クロージャシェルの底面とは接触していない。
なお、本発明における「環状空間」は、燃焼ガスがフィルタの全領域を通過するように作用するものであるから、同様の作用をすることができるものであれば、環状空間の全部又は一部に他の部材を配置してもよい。例えば、環状空間の全部又は一部に嵩密度が小さい(即ち、通気抵抗が小さい)部材(例えば、目の粗い積層金網)を配置してもよいし、外周面がガス排出口に接するような外径のフィルタを用い、前記フィルタの外周面近傍部分の嵩密度を小さく(即ち、通気抵抗を小さく)したものを配置してもよい。このようにすることで若干の質量増加を伴うが、フィルタの位置決めが容易になったり、半径方向へのフィルタのずれが防止されるという効果が得られる。
〔請求項5〕
本発明は、課題の他の解決手段として、前記環状リテーナが、外側環状面と、前記外側環状面とは段差が付けられて形成された内側環状面を有し、前記外側環状面が前記クロージャシェル開口部の環状端面上に支持されており、少なくとも前記内側環状面上に前記フィルタの他端面が支持されている、請求項4記載の車両の人員拘束装置用ガス発生器を提供する。
リテーナは、上記のとおり、外側環状面と内側環状面、前記2つの面の段差部に形成された面(環状壁面)とを有するものにすることができる。このようなリテーナを用いた場合、フィルタの他端面は、内側環状面のみで支持されていてもよいが、外側環状面の一部又は全部、環状壁面及び内側環状面の3つの面に接触支持されるようにすると、支持強度やショートパスの防止効果がより高められる。前記3つの面に接するフィルタの他端面は、予め所定形状に加工しておく。なお、フィルタ周面の一部がディフューザシェルの内周壁に当接されるようにして、フィルタの固定強度を高めるようにすることもできる。
このようなリテーナを用いた場合、外側環状面、環状壁面及び内側環状面の3つの面とフィルタの接触面によりショートパスの防止がなされるが、環状壁面及び内側環状面により充分なショートパス防止効果が確保できるのであれば、軽量化の観点から、外側環状面は連続した環状ではなく、不連続状態(即ち、独立した複数の部分)にて環状端面に支持されていてもよい。
〔請求項6〕
本発明は、課題の他の解決手段として、前記フィルタが、前記ディフューザシェルの天井面と前記環状リテーナにより、上下方向から圧縮されている、請求項4又は5記載の車両の人員拘束装置用ガス発生器を提供する。
このようにしてフィルタが上下方向から圧縮されていると、ショートパスの防止効果がより高められる。
本発明のガス発生器では、燃焼ガスの濾過及び冷却をするフィルタの取付構造を改良することにより、充分な濾過及び冷却機能を維持したままフィルタ量を減少させることができるため、ガス発生器全体の小型化及び軽量化ができる。
(1)図1、図2のガス発生器
図面により、本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明のガス発生器の軸方向への断面図、図2(a)は、図1の部分断面図、図2(b)は、(a)とは別実施形態の部分断面図である。
図1においてガス発生器10は、ディフューザシェル12とクロージャシェル13とを組み合わせて接合してなるハウジング11により、外殻容器が形成されている。
ディフューザシェル12は、幅方向の断面形状が円形のカップ形状であり、天板12aと周壁12bを有し、天板12aと対向する側に開口部を有している。
ディフューザシェル12の周壁12bには、所要数のガス排出口17が設けられ、防湿のため、アルミニウムのシールテープ18で閉塞されている。ガス排出口17は、単一の径を持つ複数のものであるが、異なる径を有する複数のものであってもよい。
ディフューザシェル12の天板12aと周壁12bとの境界部分には、上部環状斜面14が設けられている。上部環状斜面14は、平面でも曲面でもよく、ガス発生器10の作動により、内圧の上昇を受けてハウジング11が膨張変形したときの形状と同様の形状に設定されているため、実際のガス発生器10の作動前後において殆ど変形しない。
クロージャシェル13は、幅方向の断面形状が円形のカップ形状であり、底板13aと周壁13bを有し、底板13aには点火器32等を取り付けるための穴13cを有し、底板13aに対向する側に開口部を有している。クロージャシェル13の外径は、ディフューザシェル12の内径と同程度か、僅かに小さくなるように調整されている。
ディフューザシェル12とクロージャシェル13は、ディフューザシェル12の開口部内にクロージャシェル13を嵌め込み、周壁12bの下端部内周面に周壁13bの上端部外周面を当接させた状態にて、接触部分(溶接部)16がレーザー溶接にて接合されることで一体化されている。ハウジング11内には、クロージャシェル13の開口部の環状端面13dが存在している。周壁12bの下端部内周面と周壁13bの上端部内周面との接触面積又は溶接部分の面積や溶接部分の深さは、ガス発生器に要求される耐圧性を確保できる接合強度が得られる範囲で設定される。
ハウジング11内には、ガス発生器10の作動時において濾過及び冷却機能を行う筒状フィルタ20が配置されている。筒状フィルタ20は公知のものであり、例えば、平編みの金網を多層に編み上げ、型内で圧縮したものや、一本の線材を連続的に何層にも巻回したものから実質的に構成される、弾性を有するものが用いられる。
図1、図2(a)に示す筒状フィルタ20の上端面21は傾斜面であり、上部環状斜面14に当接されている。上端面21は、全部が上部環状斜面14と接触していてもよいが、一部が天板12aと接触していてもよい。ショートパス防止効果を高めるためには、上端面21総面積の80%以上が上部環状斜面14と接していることが好ましい。
図1、図2(a)に示す筒状フィルタ20の下端面は予め所定形状に加工されており、下端面22aが周壁部12bの内周面に当接され、下端面22bが環状端面13dに当接され、下端面22cが周壁部13bの内周面に当接されている。
図2(b)に示す筒状フィルタ20は、上端面は図1のものと同じであり、下端面22bが環状端面13dに当接され、下端面22cが周壁部13bの内周面に当接されている。
筒状フィルタ20は、軸方向の高さが、ほぼディフューザの周壁部12bの高さに等しく、ディフューザ12の周壁部12b(ガス排出口17)との間に環状空間27を有するように配置されている。この環状空間27の作用により、発生ガスが筒状フィルタ20の全領域を通過するようになるため、発生ガスの濾過及び冷却効果が向上される。
本実施形態では、外部振動による筒状フィルタ20のずれを防止したり、燃焼ガスがフィルタ20の上端面21からショートパスすることを防止したりするため、円形の保持リテーナ26が天板12aの内側面に当接された状態で嵌め込まれている。また、保持リテーナ26は、ガス発生器10の組立時において、ディフューザシェル12とクロージャシェル13で上下方向からフィルタ20を挟み付けたとき、上端面21側が内側に倒れ込むことを防止するようにも作用する。
ハウジング11内には、一端が閉塞されたチューブ状部材30が、ハウジング11と同心円状で、保持リテーナ26と間隙を形成するように配置されている。チューブ状部材30はフランジ部31を有しており、フランジ部31が電気式点火器32の金属カラー33に溶接固定されている。金属カラー33は、クロージャシェル13の穴13cに溶接固定されている。
チューブ状部材30の内部空間は第1燃焼室35となり、外部空間は第2燃焼室36となっている。第1燃焼室35内には、点火装置となる所要量の伝火用ガス発生剤(図示せず)及び点火薬を備えた電気式点火器32が収容されている。
伝火用ガス発生剤は、点火器32の作動により着火燃焼して、ガス発生剤25を着火燃焼させてエアバッグ膨張媒体となるガスを発生させるためのものであるほか、それ自体の燃焼による発生ガスもエアバッグの膨張に利用されるものである。伝火用ガス発生剤としてガス発生剤25よりも燃焼温度が高いものを用いることで、ガス発生剤25への着火を確実に行うことができる。
伝火用ガス発生剤としては、燃料であるニトログアニジン、酸化剤である硝酸ストロンチウムに、更にバインダとしてカルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、残渣捕集剤として酸性白土を混合した組成のものを使用できる。ガス発生剤25には、燃料である硝酸グアニジン、酸化剤である塩基性酸化銅に、更にバインダーとしてカルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、冷却剤として水酸化アルミニウムを混合した組成のものを使用できる。
チューブ状部材30の周壁部には、円周方向及び軸方向のそれぞれに等間隔になるように複数の連通孔34が設けられており、第1燃焼室35と第2燃焼室36は、連通孔34により連通されている。連通孔34は外側からアルミニウムのシールテープで閉塞されている。このような配置状態の連通孔34を有しているため、第1燃焼室35から生じた火炎及び高温ガスは、第2燃焼室36内に均等に行き渡るので、ガス発生剤25の着火性が向上される。
同様の効果が得られるのであれば、連通孔34の大きさや配置状態は均等でなくてもよい。例えば、点火器32に近い位置の連通孔34を小さくし、逆に点火器32に遠い位置の連通孔34を大きくすることができ、また点火器32から遠い位置に連通孔34を偏在させることもできる。
図1、図2(a)に示すガス発生器10の組立方法を説明する。まず、クロージャシェル13の穴13cに点火器32(金属カラー33に取り付けた状態)を溶接固定する。
次に、点火器32の金属カラー33に、伝火用ガス発生剤を入れたチューブ状部材30を溶接固定する(フランジ部31を金属カラー33に溶接固定する)。この状態でクロージャシェル13の環状端面13d上に筒状フィルタ20を嵌め込む。
次に、クロージャシェル13、筒状フィルタ20及びチューブ状部材30で囲まれた状態の第2燃焼室35に所要量のガス発生剤25を充填し、その上から保持リテーナ26を被せて、最後にディフューザシェル12をクロージャシェル13の外側に嵌め込む。そして、ディフューザシェル12をクロージャシェル13方向に押さえつけて、筒状フィルタ20を軸方向にわずかに圧縮した状態で、溶接部16にてレーザー溶接する。
このようにハウジング11内部に筒状フィルタ20を取り付けることで、上部環状斜面14がフィルタの上端面21に強く当接される。筒状フィルタ20は軸方向に圧縮された状態で配置されているため、その反発力で、上部環状斜面14及び環状端面13dが強く押されることになる。これによって、上部環状斜面14と上端面21と、環状端面13d及びその隣接した面と下端面22a〜22cとの接触面からの燃焼ガスのショートパスが防止される。
なお、環状端面13dは平坦面であるが、環状端面13dが凸部(尖った部分)を有するような形状にして、筒状フィルタ20を軸方向に圧縮したとき、筒状フィルタ20の下端面が前記した尖った部分に食い込むようにしてもよい。
また上部環状斜面14は、ガス発生器10の作動により生じる膨張変形後の形状と同様の形状に設定されているため、筒状フィルタ20の上端面21の当接状態が変化せず、筒状フィルタ20の上端面21のシール性能が維持される。
次に、図1、図2(a)により、本発明のガス発生器を自動車のエアバッグ装置に組み込んだ場合の動作を説明する。
自動車が衝突したとき、衝撃センサからの指令を受け、点火器32が作動して、第1燃焼室35内の伝火用ガス発生剤を着火燃焼させ、火炎及び高温ガスを発生させる。火炎及び高温ガスは、チューブ状部材30に設けられた複数の連通孔34(連通孔34を閉塞しているシールテープは破裂する)から第2燃焼室36内に噴射され、ガス発生剤25を着火燃焼させ、エアバッグ膨張媒体となるガスを発生させる。
燃焼ガスは、筒状フィルタ20の全面を通過する際に濾過及び冷却され、シールテープ18を破ってガス排出口17から排出され、エアバッグを膨張させる。
このとき、図1で示すガス発生器10の上部環状斜面14は変形せず、また燃焼ガスの通過で筒状フィルタ20は外へ向かって膨らもうとするが、その力で傾斜している筒状フィルタ20の上端面21が上部環状斜面14に強く押し付けられ、この間からのガスのショートパスが防止される。また、フィルタ下端面22a〜22cにおいても、下端面22a、下端面22cがそれぞれディフューザシェル周壁面12bの内面及びクロージャシェル周壁面13bの内面に押し付けられるため、燃焼ガスのショートパスが防止される。
(2)図3、図4のガス発生器
図3のガス発生器100は、図1のガス発生器10と筒状フィルタの取り付け構造が異なるものの縦断面図、図4(a)は、図3の部分断面図、図4(b)は、(a)とは別実施形態の部分断面図である。図3のガス発生器100では、環状リテーナ60に筒状フィルタ120又はフィルタ130が支持されていることが、図1のガス発生器10とは異なる。図1と同一番号は同一のものであることを意味する。
環状リテーナ60は、外側環状面61と、外側環状面61とは段差が付けられて形成された内側環状面63を有し、外側環状面61と内側環状面63との間には、ほぼ垂直壁面である環状壁面62を有している。
環状リテーナ60は、ディフューザシェル12の内径と同程度の外径を有するもので、外側環状面61が、その先端部が周壁12bの内周面に当接された状態で環状端面13d上に当接されていると共に、環状壁面62が周壁13bの内周面に当接されることで支持されている。
図4(a)で示す筒状フィルタ120の下端面は予め所定形状に加工されており、下端面120aが外側環状面61の一部面に当接され、下端面120bが環状壁面62に当接され、下端面120cが内側環状面63に当接されることで支持されている。
図4(b)で示す筒状フィルタ130は、下方に環状突出部131を有しており、環状突出部131の外周部131aが周壁12bの内周面に押し付けられている。筒状フィルタ130の下端面は予め所定形状に加工されており、下端面130aが外側環状面61に当接され、下端面130bが環状壁面62に当接され、下端面130cが内側環状面63に当接されることで支持されている。
このような環状リテーナ60を用いると、筒状フィルタ120、130の取付が容易であるほか、環状リテーナ60と筒状フィルタ120、130の接触面積が大きくなるので、ショートパス防止効果も高められる。
本発明のガス発生器の縦断面図。 (a)は図1の部分断面図、(b)は別実施形態の部分断面図。 本発明の別実施形態であるガス発生器の縦断面図。 (a)は図4の部分断面図、(b)は別実施形態の部分断面図。
符号の説明
10、100 ガス発生器
11 ハウジング
12 ディフューザシェル
13 クロージャシェル
17 ガス排出口
20、120、130 筒状フィルタ
25 ガス発生剤
60 環状リテーナ

Claims (7)

  1. 複数のガス排出口(17)を周壁部(12b)に有する略カップ状のディフューザシェル(12)と、該ディフューザシェル(12)と組み合わせて外殻容器を形成する略カップ状のクロージャシェル(13)とからなるハウジング(11)内部に、点火装置(32)と、該点火装置(32)の作動により燃焼して燃焼ガスを発生させるガス発生剤(25)と、該ガス発生剤(25)から発生する燃焼ガスの浄化・冷却を行う略筒状のフィルタ(20)を有しているガス発生器(10)であり、
    前記ハウジング(11)が、ディフューザシェル開口部側の内側周面の一部に、前記クロージャシェル開口部側の外側周面の一部が当接されるようにして嵌め込まれて一体化されており、
    前記フィルタ(20)が、前記ディフューザシェル(12)の天井面(12a)に一端面が当接され、少なくとも前記クロージャシェル開口部の環状端面(13d)に他端面が当接されることで支持されており、
    前記ディフューザシェル(12)のガス排出口(17)を有する周壁部(12b)と前記フィルタ(20)の外周面の間に環状空間(27)を有している、車両の人員拘束装置用ガス発生器(10)
  2. 前記フィルタが、前記ディフューザシェルの天井面に一端面が当接され、前記ディフューザシェル開口部側の内側周面、前記クロージャシェル開口部の環状端面及び前記クロージャシェル開口部側の内側周面の3つの面に他端面が当接されることで支持されており、
    前記ディフューザシェルのガス排出口を有する周壁部と前記フィルタの外周面の間に環状空間を有している、請求項1記載の車両の人員拘束装置用ガス発生器。
  3. 前記フィルタが、前記ディフューザシェルの天井面と前記クロージャシェル開口部の環状端面により、上下方向から圧縮されている、請求項1又は2記載の車両の人員拘束装置用ガス発生器。
  4. 複数のガス排出口(17)を周壁部(12b)に有する略カップ状のディフューザシェル(12)と、該ディフューザシェル(12)と組み合わせて外殻容器を形成する略カップ状のクロージャシェル(13)とからなるハウジング(11)内部に、点火装置(32)と、該点火装置(32)の作動により燃焼して燃焼ガスを発生させるガス発生剤(25)と、該ガス発生剤(25)から発生する燃焼ガスの浄化・冷却を行う略筒状のフィルタ(120)を有しているガス発生器(100)であり、
    前記ハウジング(11)が、ディフューザシェル開口部側の内側周面の一部に、前記クロージャシェル開口部側の外側周面の一部が当接されるようにして嵌め込まれて一体化され、前記ハウジング(11)内には、外側環状面(61)と、外側環状面(61)とは段差が付けられて形成された内側環状面(63)を有し、外側環状面(61)と内側環状面(63)との間には、ほぼ垂直壁面である環状壁面(62)を有している環状リテーナ(60)が配置されており、
    前記フィルタ(120)が、前記ディフューザシェル(12)の天井面(12a)に上端面が当接され、前記環状リテーナ(60)の外側環状面(61)と環状壁面(62)に下端面が当接されており、
    前記ディフューザシェル(12)のガス排出口(17)を有する周壁部(12b)と前記フィルタ(120)の外周面の間に環状空間(27)を有している、車両の人員拘束装置用ガス発生器(100)
  5. 前記環状リテーナが、前記外側環状面が前記クロージャシェル開口部の環状端面上に支持されており、前記内側環状面上に前記フィルタの他端面が支持されている、請求項4記載の車両の人員拘束装置用ガス発生器。
  6. 前記フィルタが、前記ディフューザシェルの天井面と前記環状リテーナにより、上下方向から圧縮されている、請求項4又は5記載の車両の人員拘束装置用ガス発生器。
  7. 前記ディフューザシェルが、天板と周壁との境界部分に上部環状斜面が設けられており、前記フィルタの上端面が前記上部環状斜面に当接されている、請求項4〜6のいずれか1項記載の車両の人員拘束装置用ガス発生器。
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