JP2009179100A - ガス発生器 - Google Patents

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達朗 田中
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Abstract

【課題】ガス発生器の大きさが同じである場合、点火器が発火してからガス発生器の外部にガスが排出されるまでの時間(着火時間)が、従来のものに比べ短縮されたガス発生器を提供する。
【解決手段】円筒状部材1と、円筒状部材1の一端に設けられた蓋部材2と、円筒状部材1の他端を封止するように設けられ、円筒状部材1の内部において点火器3を保持しているホルダ4とを有したハウジング5と、内部にガス発生剤6が装填され、ハウジング5内部の蓋部材2側に設けられた燃焼室7と、ハウジング5内部において、燃焼室7と軸方向に対向するように且つ点火器3を包囲するようにハウジング5内周に沿って設けられた円筒状のフィルター8とを備えている。円筒状部材1は、フィルター8の周囲に沿って設けられたガス放出孔9を有している。フィルター8と点火器3との間に円筒状の仕切り部材10が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアバッグ等を膨張させるガス発生器に関するものである。
ガス発生器は、例えば、下記特許文献1に開示されているようなものが公知となっている。この下記特許文献1に開示されているガス発生器は、開放端部を有する有底筒状ハウジング内に、前記開放端部とは異なる端部から前記開放端部に向かう方向に、フィルター材が装着されるフィルター室と、ガス発生剤及びエンハンサ剤が充填される燃焼室と、第一仕切り部材と、点火器とが、この順で配置されるものであって、前記エンハンサ剤が前記第一仕切り部材側に、前記ガス発生剤が前記フィルター室側に配置されると共に、前記ガス発生剤と前記エンハンサ剤との間に分離シートが設けられているものである。
特開2005−313812号公報
上記特許文献1を代表とするガス発生器においては、発生ガス量を増加させたい場合、多くのガス発生剤を充填する必要があるため、ガス発生器のハウジングを大型化して燃焼室を大型化する必要があった。このとき、例えば、上記特許文献1の図1などのガス発生器においては、ガス発生器のハウジングを大型化し、ガス発生剤を多量に充填しすぎると、ガス発生剤が燃焼する際、点火器側から燃焼するので、発生したガスの圧力により、まだ未燃焼のガス発生剤が仕切り部材側に押されて密になり、ガスが仕切り部材における孔を通過しにくくなるということがあった。したがって、点火器が発火してから、ガス発生器の外にガスが排出されるまでの時間(着火時間)が増加し、エアバッグへのガスの流れ込みが遅れるおそれがあった。
そこで、本発明は、例えば、ガス発生器の大きさが同じである場合、点火器が発火してからガス発生器の外部にガスが排出されるまでの時間(着火時間)が、従来のものに比べ短縮されたガス発生器を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
(1) 本発明は、円筒状部材と、前記円筒状部材の一端を封止するように設けられた蓋部材と、前記円筒状部材の他端を封止するように設けられ、前記円筒状部材の内部において点火器を保持しているホルダとを有したハウジングと、内部にガス発生剤が装填され、前記ハウジング内部の前記蓋部材側に設けられた燃焼室と、前記ハウジング内部において、前記燃焼室と前記ハウジング軸方向に対向するように、且つ、前記点火器を包囲するように前記ハウジング内周に沿って設けられた筒状のフィルターとを備えたガス発生器であって、前記円筒状部材が、前記フィルターの周囲に沿って設けられたガス放出孔を有し、前記フィルターと前記点火器との間に、少なくとも筒状部を有した仕切り部材が設けられており、前記フィルターと前記仕切り部材との間にガス流路が設けられているものである。なお、前記仕切り部材は、前記筒状部の前記燃焼室側の端部を封止し、前記点火器の発火によって開口する底部を有しているカップ状部材であってもよい。
上記(1)の構成によれば、ガス発生器が作動した際、フィルターと仕切り部材との間の空間(ガス流路)からも、ガス発生剤の燃焼により発生したガスが、迅速にフィルターを介してガス放出孔から外部へと排出されるので、例えば、ガス発生器の大きさが同じである場合、点火器が発火してからガス発生器の外部にガスが排出されるまでの時間(着火時間)が、従来のものに比べ短縮される。したがって、例えば、作動したガス発生器のガスがエアバッグに送られる場合には、エアバッグの展開をはやくすることができるので、従来のものに比べ、運転席用、助手席用に限らず、乗員拘束力を向上できる。
(2) 上記(1)のガス発生器においては、前記フィルターが、前記円筒状部材における前記ガス放出孔が設けられている内壁部分に、ガスを一時的に溜めるガス溜まり部を介して対向している第1筒状部と、前記第1筒状部から前記燃焼室側に延設され、前記円筒状部材の内壁に環状に内接している第2筒状部とを有しているものであることが好ましい。
(3) 別の観点として、上記(1)のガス発生器においては、前記フィルターが、前記円筒状部材における前記ガス放出孔が設けられている内壁部分に、ガスを一時的に溜めるガス溜まり部を介して対向している第1筒状部と、前記第1筒状部から前記燃焼室側に延設され、前記第1筒状部よりも厚肉に形成されている第2筒状部とを有しており、前記フィルターを前記第2筒状部側から前記ハウジング内に圧入することによって、前記第2筒状部を前記円筒状部材の内壁に環状に内接させているものであってもよい。
上記(2)又は(3)の構成によれば、前記フィルターにおける第1筒状部と、前記円筒状部材における前記ガス放出孔が設けられている内壁部分との間のガス溜まり部に、ガス発生剤の燃焼により発生したガスを一時的に溜めることができる。このガス溜まり部により、ガス発生剤の燃焼により発生したガスを均圧化させることができ、ガスが最低圧力のガス放出孔に向かってフィルター内を局部的に流通する偏流現象を防止し、ガスをフィルター全体において略均一に通過させることができる。これにより、フィルターの利用効率が高くなり、ガス発生器の小型化および軽量化の要請に十分に対応することができる。
(4) 他の観点として、上記(1)のガス発生器においては、前記フィルターの前記燃焼室側の端部が、外径側から内径側にかけて凹む部分を有しており、前記仕切り部材の前記燃焼室側の端部が、前記フィルターの前記燃焼室側の端部よりも前記燃焼室側に配置されていることが好ましい。
上記(4)の構成によれば、点火器が点火された際の火炎が、フィルターに直接接することを防止できる。その結果として、フィルターの溶融変形を防止し、フィルターの性能を保持することができる。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係るガス発生器について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るガス発生器の断面図である。
図1において、ガス発生器100は、円筒状部材1と、円筒状部材1の一端を封止するように設けられた蓋部材2と、円筒状部材1の他端を封止するように設けられ、円筒状部材1の内部において点火器3を保持している金属製のホルダ4とを有したハウジング5と、内部にガス発生剤6が装填され、ハウジング5内部の蓋部材2側に設けられた燃焼室7と、ハウジング5内部において、燃焼室7と軸方向に対向するように、且つ、点火器3を包囲するようにハウジング5内周に沿って設けられた円筒状のフィルター8とを備えたものである。そして、円筒状部材1は、フィルター8の周囲に沿って設けられたガス放出孔9を有している。また、フィルター8と点火器3との間に、円筒状の仕切り部材10が設けられている。
ハウジング5は、円筒状部材1の両端を封止するように、蓋部材2とホルダ4とがそれぞれ溶接などにより溶接部12、13で固定されることによって形成されている。また、円筒状部材1は、略中央部の位置に内部に向かって押圧して形成した環状凹部1aを有している。
仕切り部材10は、ホルダ4側においてフィルター8と接する筒状部10aと、筒状部10aから延設され、筒状部10aよりも縮径した筒状部10bと、ホルダ4側に形成されたフランジ部10cとを有している。筒状部10bは、燃焼室7側に開口部を有しており、フランジ部10cは、ホルダ4に設けられた突起部4aによってホルダ4にかしめ固定されている。また、円筒状のガス流路11が、筒状部10bとフィルター8との間に形成されている。このガス流路11の厚み(筒状部10bとフィルター8との間の距離)は、1mm〜5mmの範囲に調整されている。
ガス放出孔9の内側には、シール部材14が貼付されている。
点火器3は、ゴム等の材料で構成されるOリング15を介して、ホルダ4にカシメ等の方法により固定される。この時、点火器3とホルダ4との界面は、Oリング15によりシール性を有する構造となる。ここで、点火器3は、その内部にセンサからの通電による電気エネルギーを、内部に含まれる火薬の燃焼エネルギーに変換する役割を持つものであるが、その外部の大半はモールドにより熱可塑性樹脂等で覆われ、電気的に絶縁されている。
フィルター8は、円筒状部材1におけるガス放出孔9が設けられている内壁部分に、略円筒状のガスたまり部16を介して対向している第1筒状部8aと、第1筒状部8aから燃焼室7側に延設され、円筒状部材1の内壁に環状に内接している第2筒状部8bとを有しており、第2筒状部8bは、第1筒状部8aよりも厚肉に形成されている。また、フィルター8は、第2筒状部8b側から円筒状部材1の環状凹部1aまで圧入されており、第2筒状部8bの外径側部分が、円筒状部材1の内周及び環状凹部1aに環状に密接している。また、フィルター8の燃焼室7側の端部は、外径側から内径側にかけて凹む部分を有しており、仕切り部材10の燃焼室7側の端部(筒状部10bの開口部)が、フィルター8の燃焼室7側の端部よりも燃焼室7側に配置されている。
次に、ガス発生器100の作動を説明する。衝突センサが自動車の衝突を検出すると、ガス発生器100の点火器3に信号を送り、点火器3内で点火薬(図示せず)を発火させることによって、ガス及び火炎を発生させる。点火器3のガス及び火炎は仕切り部材10内に噴出し、ガス発生剤6を着火燃焼させ、高温高圧のガスを発生させる。
その後、発生した高温高圧のガスは、ガス流路11及びフィルター8の燃焼室7側の端部からフィルター8内に流入し、スラグ捕集及びガス冷却がなされる。そして、ガス発生剤6の燃焼が進み、ハウジング5内全体が所定圧力に達すると、各ガス放出孔9を封止しているシール部材14が破裂し、各ガス放出孔9からエアバッグ(図示しない)に放出され、エアバッグを急速に膨張展開させる。
本実施形態によれば、ガス発生器100が作動した際、フィルター8と仕切り部材10との間のガス流路11からも、ガス発生剤6の燃焼により発生したガスが、迅速にフィルター8を介してガス放出孔9から外部へと排出されるので、例えば、ガス発生器の大きさが同じである場合、点火器3が発火してからガス発生器100の外部にガスが排出されるまでの時間(着火時間)が、従来のものに比べ短縮される。したがって、例えば、作動したガス発生器100のガスがエアバッグに送られる場合には、エアバッグの展開を速くすることができるので、従来のものに比べ、運転席用、助手席用に限らず、乗員拘束力を向上できる。
また、ガス流路11を、ガス発生剤6の燃焼により発生したガスのガス溜まりとすることができる。このガス溜まりにより、ガス発生剤6の燃焼により発生したガスを均圧化させることができ、ガスが最低圧力のガス放出孔に向かってフィルター内を局部的に流通する偏流現象を防止し、ガスをフィルター全体において略均一に通過させることができる。これにより、フィルターの利用効率が高くなり、ガス発生器の小型化および軽量化の要請に十分に対応することができる。
また、フィルター8における第1筒状部8aと、円筒状部材1におけるガス放出孔9が設けられている内壁部分との間のガス溜まり部16に、ガス発生剤6の燃焼により発生したガスを一時的に溜めることができる。このガス溜まり部16により、ガス発生剤6の燃焼により発生したガスを均圧化させることができ、ガスが最低圧力のガス放出孔9に向かってフィルター8内を局部的に流通する偏流現象を防止し、ガスをフィルター8全体において略均一に通過させることができる。これにより、フィルター8の利用効率が高くなり、ガス発生器100の小型化および軽量化の要請に十分に対応することができる。
さらに、フィルター8の燃焼室7側の端部が、外径側から内径側にかけて凹む部分を有しており、仕切り部材10の燃焼室7側の端部(筒状部10bの開口部)が、フィルター8の燃焼室7側の端部よりも燃焼室7側に配置されているので、点火器3が点火された際の火炎が、フィルター8に直接接することを防止できる。その結果として、フィルター8の溶融変形を防止し、フィルター8の性能を保持することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るガス発生器について説明する。図2は、本発明の第2実施形態に係るガス発生器の断面図である。なお、第1実施形態の符号1〜9、11〜15と同様の部分には、符号21〜29、31〜36を順にふり、これらの部分の説明を省略することがある。
本実施形態のガス発生器200は、仕切り部材10の代わりに、内部に伝火剤37が装填されたカップ状部材30を用いている点が、主に第1実施形態と異なっている。なお、カップ状部材30は、ホルダ24側においてフィルター28と接する筒状部30aと、筒状部30aから延設され、筒状部30aよりも縮径した筒状部30bと、ホルダ24側に形成されたフランジ部30cと、筒状部30bの燃焼室27側の端部を封止しているとともに孔30dを有した蓋部材30eとを備えており、孔30dはシール部材38で封止されている。
次に、ガス発生器200の作動を説明する。衝突センサが自動車の衝突を検出すると、ガス発生器200の点火器23に信号を送り、点火器23内で点火薬(図示せず)を発火させることによって、ガス及び火炎を発生させる。点火器23のガス及び火炎はカップ状部材30内に噴出し、伝火剤37を効率よく着火燃焼させる。そして、着火した伝火剤37から発生する火炎が、カップ状部材30に貼付されたシール部材38を破裂させるとともに、ガス発生剤26を着火燃焼させ、高温高圧のガスを発生させる。
その後、発生した高温高圧のガスは、ガス流路31及びフィルター28の燃焼室27側の端部からフィルター28内に流入し、スラグ捕集及びガス冷却がなされる。そして、ガス発生剤26の燃焼が進み、ハウジング25内全体が所定圧力に達すると、各ガス放出孔29を封止しているシール部材34が破裂し、各ガス放出孔29からエアバッグ(図示しない)に放出され、エアバッグを急速に膨張展開させる。
本実施形態のガス発生器200によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で設計変更できるものであり、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記各実施形態においては、ガス発生剤を粒状のものとしているが、一体成形されたガス発生剤であってもよい。
また、第1実施形態におけるガス流路11は、仕切り部材10の筒状部10bを筒状部10aよりも縮径させて、フィルター8との間に設けたものであるが、例えば、以下のように形成してもよい。すなわち、(1)第1実施形態の仕切り部材10のまま、フィルター8の燃焼室側の端部からホルダ4側の途中までの内径だけを大きくする、(2)筒状部10bの径を筒状部10aよりは小さく、第1実施形態の筒状部10bよりは大きくして、フィルター8の燃焼室側の端部からホルダ4側の途中までの内径を大きくする、(3)筒状部10bを筒状部10aと同じ径のもの(仕切り部材10全体が一定の径を有した筒状部材)として、フィルター8の燃焼室側の端部からホルダ4側の途中までの内径だけを大きくする、などし、適宜、ガス流路11の容積及びフィルター8の性能を考慮しながら形成してもよい。第2実施形態においても同様である。
また、振動を吸収して、ガス発生剤の粉化を防止するためのクッション材を、上記各実施形態における燃焼室の蓋部材側の端部、燃焼室の点火器側の端部、ハウジングの内壁などに適宜設けてもよい。
また、ハウジング5は、プレスなどで成型された開放端部を有する有底筒状ハウジングであってもよい。
本発明の第1実施形態に係るガス発生器の断面図である。 本発明の第2実施形態に係るガス発生器の断面図である。
符号の説明
1、21 円筒状部材
1a、21a 環状凹部
2、22 蓋部材
3、23 点火器
4、24 ホルダ
4a、24a 突起部
5、25 ハウジング
6、26 ガス発生剤
7、27 燃焼室
8、28 フィルター
8a、28a 第1筒状部
8b、28b 第2筒状部
9、29 ガス放出孔
10a、10b、30a、30b 筒状部
10c、30c フランジ部
10 仕切り部材
11、31 ガス流路
12、13 溶接部
14、34、38 シール部材
15 リング
16 ガス溜まり部
30 カップ状部材
30d 孔
30e 蓋部材
37 伝火剤
100、200 ガス発生器

Claims (5)

  1. 円筒状部材と、前記円筒状部材の一端を封止するように設けられた蓋部材と、前記円筒状部材の他端を封止するように設けられ、前記円筒状部材の内部において点火器を保持しているホルダとを有したハウジングと、
    内部にガス発生剤が装填され、前記ハウジング内部の前記蓋部材側に設けられた燃焼室と、
    前記ハウジング内部において、前記燃焼室と前記ハウジング軸方向に対向するように、且つ、前記点火器を包囲するように前記ハウジング内周に沿って設けられた筒状のフィルターとを備えたガス発生器であって、
    前記円筒状部材が、前記フィルターの周囲に沿って設けられたガス放出孔を有し、
    前記フィルターと前記点火器との間に、少なくとも筒状部を有した仕切り部材が設けられており、
    前記フィルターと前記仕切り部材との間にガス流路が設けられているものであることを特徴とするガス発生器。
  2. 前記仕切り部材が、
    前記筒状部の前記燃焼室側の端部を封止し、前記点火器の発火によって開口する底部を有しているカップ状部材であることを特徴とする請求項1に記載のガス発生器。
  3. 前記フィルターが、
    前記円筒状部材における前記ガス放出孔が設けられている内壁部分に、ガスを一時的に溜めるガス溜まり部を介して対向している第1筒状部と、
    前記第1筒状部から前記燃焼室側に延設され、前記円筒状部材の内壁に環状に内接している第2筒状部とを有しているものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス発生器。
  4. 前記フィルターが、
    前記円筒状部材における前記ガス放出孔が設けられている内壁部分に、ガスを一時的に溜めるガス溜まり部を介して対向している第1筒状部と、
    前記第1筒状部から前記燃焼室側に延設され、前記第1筒状部よりも厚肉に形成されている第2筒状部とを有しており、
    前記フィルターを前記第2筒状部側から前記ハウジング内に圧入することによって、前記第2筒状部を前記円筒状部材の内壁に環状に内接させているものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス発生器。
  5. 前記フィルターの前記燃焼室側の端部が、外径側から内径側にかけて凹む部分を有しており、
    前記仕切り部材の前記燃焼室側の端部が、前記フィルターの前記燃焼室側の端部よりも前記燃焼室側に配置されているものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス発生器。
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