JP7408126B2 - 衣服 - Google Patents

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Description

本発明は、作業服等の衣服に関する。
作業者が着用する作業服として、例えばブルゾン型の作業服が使用されている(特許文献1等を参照)。図7に示すように、ブルゾン型の作業服100を着用して作業を行うときに、作業服100の上から胴ベルト101を装着することがある。胴ベルト101は、例えばクッションの役割を果たす胴当て102を備え、胴当て102を身体に当てた状態で腰骨の位置で身体に巻かれる。
実用新案登録第3103267号公報
上述したように作業服100の上から胴ベルト101を装着すると、作業服100の下部が胴ベルト101によって締め付けられてしまう。そのため、腕を上げたり、しゃがんだりするときに、その動きが妨げられる。
そして、腕を上げたり、しゃがんだりしたときに、作業服100の下部がずり上がってしまう。その結果、腕を降ろしたり、しゃがんだ姿勢から立位に戻ったりしたときに、作業服100の下部がずり上がった状態に維持されて、胴ベルト101の上方で作業服が膨らんだ状態になってしまう。
また、腕を上げたり、しゃがんだりするときの動きが妨げられないように、作業服100の上からでなく、図8に示すように、ズボン103の上から胴ベルト101を装着して、その状態で作業服100を着用することがある。しかしながら、この場合、作業服100の裾部101aが胴ベルト101に被さってしまい、胴ベルト101に装着される工具入れ104の工具の出し入れ等の邪魔になるおそれがある。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、運動性が損なわれないようにする作業服を提供することを目的とする。
本発明の衣服の一つは、上着本体を備えた衣服であって、前記上着本体の脇下を含む部分と、背面腰部とに、前記上着本体の他の部分よりも高い伸縮性を持たせており、前記上着本体において、前記脇下から袖部の上腕下部に至る部分と、前記脇下から、前記袖部がつながるアームホールよりも背中側に至る部分とが、裾までには至らない範囲で、前記上着本体を構成する主布材よりも高い伸縮性を有する第1の布材により構成されることを特徴とする。
また、本発明の衣服の一つは、裾部をズボンに入れるタイプの上着本体と、ズボンとをセットにした衣服であって、前記上着本体の脇下を含む部分と、前記ズボンの背面腰部とに伸縮性を持たせており、前記上着本体において、前記脇下から袖部の上腕下部に至る部分と、前記脇下から、前記袖部がつながるアームホールよりも背中側に至る部分とが、裾までには至らない範囲で、前記上着本体を構成する主布材よりも高い伸縮性を有する布材により構成され、前記ズボンにおいて、前記背面腰部の一部が、前記ズボンを構成する主布材よりも高い伸縮性を有する布材により構成されることを特徴とする
本発明によれば、運動性が損なわれないようにする作業服を提供することができる。
第1の実施形態に係る作業服を示す図である。 折りひだ部の構成を説明するための模式図である。 蛇腹部の構成を説明するための模式図である。 第2の実施形態に係る作業服を示す図である。 第2の実施形態に係る作業服を示す図である。 第2の実施形態に係る作業服を着用した状態でしゃがんだ様子を示す図である。 従来のブルゾン型の作業服を示す図である。 従来のブルゾン型の作業服の着用例を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1に、第1の実施形態に係る作業服1を示す。図1(a)は作業服1の正面図、(b)は作業服1の背面図、(c)は作業服1の側面図である。
第1の実施形態に係る作業服1は、ブルゾン型の作業服であり、ファスナによる前開き部を有する前身頃3と、後身頃4と、後身頃4の上部につながるヨーク5と、2本の長袖部6とを含んで構成される上着本体2を備える。上着本体2には、適宜、ポケットや反射材等を設けるようにしてもよい。
図1(c)に示すように、前身頃3の下側の左右の側部に、前身頃の一部を構成する側部布7が縫合される。また、後身頃4の下側の左右の側部に、後身頃の一部を構成する側部布8が縫合される。そして、これら側部布7、8同士が縫合される(縫合部9)。
また、図1(b)に示すように、後身頃4の上部の幅は、ヨーク5の幅よりも狭くなっている。これにより、ヨーク5の左右の側部はアームホール10(長袖部6がつながる穴)を構成するが、後身頃4の上側の側部(以下、上側部と呼ぶ)はアームホール10を構成しない。
そして、側部布7、8よりも上方の部分と、長袖部6の上腕下部と、後身頃4の上側部と長袖部6との間の部分とが、伸縮性を有する布材11により構成される。これにより、ヨーク5の側部と、前身頃3と、布材11とがアームホール10を構成することになる。このように、脇下から長袖部6の上腕下部に至る部分と、脇下から、アームホール10よりも背中側に至る部分とが、伸縮性を有する布材11により構成される。なお、布材11が本発明でいう第1の布材に相当する。
後身頃4の上側部には、折りひだ部12が設けられる。図2は、折りひだ部11の構成を説明するための模式図であり、図1(b)の矢印II方向から見た断面構造を示す。図2に示すように、布材11が後身頃4の上側部よりも内側に入り込み、後身頃4の上側部と布材11との間に折り返し布13が設けられる。長袖部6に入れた腕を動かすときに、折りひだ部12が広がるので、腕が動かしやすくなる。
また、後身頃4の下部、すなわち背面腰部に、山折りと谷折りの繰り返し構造を有する蛇腹部14が設けられる。図3は、蛇腹部14の構成を説明するための模式図である。図3に示すように、左右の側部布8間に、後身頃4の下部を構成する布材15を配置し、この布材15を内側上方に向かうように折り曲げた後(山折り部16)、再び下方に向かうように折り曲げる(谷折り部17)ことを複数段繰り返す。山折り部16及び谷折り部17には糸を縫い付けて、折り曲げ形状が維持されるようにする。また、上着本体2の内側、すなわち蛇腹部14の裏側において、複数の谷折り部17に架け渡すように伸縮性を有する布材18が配置され、布材18が各谷折り部17に縫合される。なお、布材18が本発明でいう第2の布材に相当する。
第1の実施形態に係る作業服1では、上着本体2の脇下を含む部分に、布材11により伸縮性を持たせ、また、上着本体2の背面腰部に、蛇腹部14により伸縮性を持たせている。
これにより、作業服1の上から胴ベルト101(図7を参照)を装着するような場合でも、腕を上げるときに、蛇腹部14が広がるとともに、布材11が伸びるので、腕を上げる動きが妨げられることがない。さらに、布材11の形状を工夫して、脇下だけでなく、長袖部6の一部(上腕下部)と、後身頃4の上側部と長袖部6との間の部分とに伸縮性を持たせているので、腕を上げるだけでなく、前方に伸ばしたり、腕を回したり、腕を曲げ伸ばししたりするときにも、腕が動かしやすくなる。
また、作業服1の上から胴ベルト101を装着するような場合でも、しゃがむときに、蛇腹部14が広がるので、しゃがむ動きが妨げられることがない(図6を参照)。そして、しゃがんだ姿勢から立位に戻ったときには、広がった蛇腹部14を布材18により元の状態に復帰させることができる。
また、腕を上げたり、しゃがんだりしたときに、作業服1の下部がずり上がるのを防ぐことができる。したがって、腕を降ろしたり、しゃがんだ姿勢から立位に戻ったりしたときに、胴ベルト101の上方で作業服が膨らんだ状態になることもない。
以上のように、運動性が損なわれないようにする作業服を提供することができる。
[第2の実施形態]
図4乃至図6に、第2の実施形態21に係る作業服を示す。図5(a)は着用状態の作業服21の正面図、(b)は着用状態の作業服21の背面図である。また、図4は作業服21の裾部21aの形状を示す図である。以下では、第1の実施形態に係る作業服1との相違点を中心に説明し、第1の実施形態に係る作業服1と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。なお、図4では作業服21のデザインの具体例を示すが、作業服21のデザインは限られるものではない。
第2の実施形態に係る作業服21は、ブルゾン型又はシャツ型の作業服であり、裾部21aが着用者の股或いは股下程度まで達する長さを有し、裾部21aをズボンに入れるタイプになっている。このような作業服21でも、作業服21の上から胴ベルト101を装着するような場合、腕を上げたり、しゃがんだりするときに、その動きが妨げられることがある。また、作業服21の裾部21aをズボン22に入れた状態でズボン22にベルトを装着するような場合にも、胴ベルト101を装着するときと同様に、腕を上げたり、しゃがんだりするときに、その動きが妨げられることがある。
第2の実施形態に係る作業服21でも、上着本体2の脇下を含む部分に、布材11により伸縮性を持たせ、また、上着本体2の背面腰部に、蛇腹部14により伸縮性を持たせている。これにより、第1の実施形態と同様、運動性が損なわれないようにする作業服を提供することができる。
また、ズボン22の背面腰部の一部が、伸縮性を有する布材23により構成される。例えば胴ベルト101を装着するときに、胴ベルト101がズボン22の上部に重なる場合、ズボン22の上部が胴ベルト101によって締め付けられてしまう。そのため、しゃがむときに、その動きが妨げられるともに、下腹部が圧迫されて着用感が悪くなり、しゃがんだときには、ズボン22の上部がずり下がってしまう。ズボン22の背面腰部にも布材23により伸縮性を持たせることにより、図6の矢印に示すように、上着本体2の背面腰部の蛇腹部14が広がるのと、布材23が伸びるのとが相まって、しゃがむときに、その動きが妨げられることがない。
第2の実施形態に係る作業服21は、例えばフルハーネス型安全帯を装着するときに着用するのに好適である。高所作業を行う際にはフルハーネス型安全帯を装着する必要があるが、太ももまわりや肩を通るようにベルトが位置するため、例えば丈の短いブルゾン型の作業服を着用している場合、作業服がずり上がって、腰まわりが露出して不快感を与えることがある。また、フルハーネスと胴ベルト101の両方を装着することもある。一方、こういった不快感等を軽減させるために、つなぎ服タイプの作業服を着用することも考えられるが、トイレを使うときの不便さもある。第2の実施形態に係る作業服21では、裾部21aをズボンに入れるタイプであるので、腰まわりが露出するような不快感がなくなり、また、トイレを使うときの不便さもない。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
上記実施形態では作業服に本発明を適用した例を述べたが、本発明は作業服以外の衣服(例えば運動服)にも適用可能である。
1、21:作業服、2:上着本体、3前身頃、4:後身頃、5:ヨーク、6:長袖部、10:アームホール、11:布材、14:蛇腹部、15:布材、16:山折り部、17:谷折り部、18:布材

Claims (4)

  1. 上着本体を備えた衣服であって、
    前記上着本体の脇下を含む部分と、背面腰部とに、前記上着本体の他の部分よりも高い伸縮性を持たせており、
    前記上着本体において、前記脇下から袖部の上腕下部に至る部分と、前記脇下から、前記袖部がつながるアームホールよりも背中側に至る部分とが、裾までには至らない範囲で、前記上着本体を構成する主布材よりも高い伸縮性を有する第1の布材により構成されることを特徴とする衣服。
  2. 前記上着本体において、前記背面腰部に山折りと谷折りの繰り返し構造を有する蛇腹部が設けられることを特徴とする請求項1記載の衣服。
  3. 前記蛇腹部の裏側に、前記主布材よりも高い伸縮性を有する第2の布材が設けられることを特徴とする請求項に記載の衣服。
  4. 裾部をズボンに入れるタイプの上着本体と、ズボンとをセットにした衣服であって、
    前記上着本体の脇下を含む部分と、前記ズボンの背面腰部とに伸縮性を持たせており、
    前記上着本体において、前記脇下から袖部の上腕下部に至る部分と、前記脇下から、前記袖部がつながるアームホールよりも背中側に至る部分とが、裾までには至らない範囲で、前記上着本体を構成する主布材よりも高い伸縮性を有する布材により構成され、
    前記ズボンにおいて、前記背面腰部の一部が、前記ズボンを構成する主布材よりも高い伸縮性を有する布材により構成されることを特徴とする衣服。
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JP3221537U (ja) 2018-09-25 2019-06-06 保科 賢介 裾のズレ上がり防止及び、ズレ上がっても不快感の軽減を図り、同時に肌の露出を防ぐ事ができるポロシャツ、スポーツシャツ、tシャツ等の衣服

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