JP7444449B2 - 衣服 - Google Patents
衣服 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7444449B2 JP7444449B2 JP2020134792A JP2020134792A JP7444449B2 JP 7444449 B2 JP7444449 B2 JP 7444449B2 JP 2020134792 A JP2020134792 A JP 2020134792A JP 2020134792 A JP2020134792 A JP 2020134792A JP 7444449 B2 JP7444449 B2 JP 7444449B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hem
- rear end
- main body
- tip
- cuff
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 9
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 claims description 6
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 210000004247 hand Anatomy 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Description
又、寝衣や部屋着等の衣服においても、裾口や袖口の内側に内袖を設けて保温性を高める技術が知られている(特許文献2)。
(2)また、例えば机に手を着けて作業したときに、固定されたリブの先端が手首、作業の材料などに片当たりして擦れ、図10に示すように、リブ先端が破断するおそれがある。そして、破断した部位からリブの繊維が脱落し、作業中に異物として落下や拡散の可能性がある。
又、袖口の先端部が折り返した形状となっているため、たくり上げたとき、袖口の内面を腕に確実に密着させながら折り返し部の位置が腕の長手方向に自由に移動できるので、腕との密着度が高くなる。そして、袖口を下げる(戻す)ときに、袖口の折り返し部生地を掴んで引き下げる事で、袖口の表側が裏側に反転しながら、腕との密着距離を維持するので、着用者の希望位置で袖口を止める事ができる。その結果、袖や裾の微妙な長さ調整が出来て袖口を引き上げたときのずり下がりを抑制できる。
裾口についても同様である。
腕や足(ひざ下)は、先端に向かって細くなるので、袖口(裾口)を円錐状とすることで、腕や足により均等に密着し、毛髪等落下を防ぐとともに肌への密着性が均等になって着用感がより快適になる。
図1は本発明の実施形態に係る衣服100,110の正面図、図2は衣服100の袖口20周辺の部分分解斜視図、図3は衣服110の裾口40周辺の部分分解斜視図、図4は衣服100,110を着用した着用者が手や足を上げ下げする態様を示す図、図5は図4において、袖口20の移動を示す図、図10は図4において、裾口40の移動を示す図である。
衣服100は、胴部11と、胴部11を前側で閉じるファスナー12と、胴部11の上端の襟部14と、胴部11の上側両側に縫着され、両手をそれぞれ挿入する一対の袖部本体16と、を有する。
又、袖部本体16の先端には伸縮性の筒状体からなる袖口20がそれぞれ取り付けられている。
又、裾部本体32の先端には伸縮性の筒状体からなる裾口40がそれぞれ取り付けられている。
袖口20及び裾口40は、編物または織物で伸縮性を付与することが好ましい。
第1後端部23は、衣服を構成する袖部本体16の先端部16aに第1縫着部S1にて周方向に縫着され、第2後端部25は、袖部本体16の部位16bに第2縫着部S2にて周状に縫着されている。
そして、先端部21は、袖部本体16の先端部16aよりも先端に突出し、先端部21から第2後端部25に至る部位(内面)20rが、袖部本体16の内側に配置されて着用者の腕部200に密着し、袖口20から外部への異物の落下を防止するインナーパーツを兼ねている。
なお、本例では、袖部本体16は、先端パーツ16xと、後端パーツ16yとを周方向に縫着して形成されており、両パーツのつなぎ目が部位16bとなっているが、袖部本体16が長手方向に一体であってもよい。
第1後端部43は、衣服を構成する裾部本体32の先端部32aに第1縫着部S1にて周方向に縫着され、第2後端部45は、裾部本体32の部位32bに第2縫着部S2にて周状に縫着されている。
そして、先端部41は、裾部本体32の先端部32aよりも先端に突出し、先端部41から第2後端部45に至る部位(内面)40rが、裾部本体32の内側に配置されて着用者の膝下300に密着し、裾口40から外部への異物の落下を防止するインナーパーツを兼ねている。
なお、本例では、裾部本体32は、先端パーツ32xと、後端パーツ32yとを周方向に縫着して形成されており、両パーツのつなぎ目が部位32bとなっているが、裾部本体32が長手方向に一体であってもよい。
まず、図4にて、着用者が衣服(上着)100を着用して腕を挙げたり袖をたくり上げたりすると、袖口20は図4のA11→A12→A13の順に下から上へ移動する。そして、腕をA11の位置に戻し袖口20をA14にたくり下げるとり、最初のA11の状態よりも袖口20がたくれて短くなる(たくり上げ)。
このとき、図5に示すように、袖口20がA11→A12→A13の順に上へたくれるとともに、袖口20の内面20r(図2参照)も上に上がりながら腕と密着する位置が変化する。そして、着用者が希望する位置のA14に戻ると、袖口20がたくれて短くなる。
なお、図5では、図4に対応するA11~A14の各位置での袖口20付近の移動を示す部分断面図を表すと共に、各位置における袖口20の折り返し部が腕の長手方向に自由に移動する状態の位置関係を、上記部分断面図の上側にそれぞれ模式的に表す。
(1)つまり、腕や足の太さが着用者によって異なっていても腕や足に密着して異物の落下を確実に防止することができる。
そして、袖口20がA14に戻したとき、A13でたくり上げられた位置から折り返し部の位置が長手方向の下方に移動して止まる。このとき、袖口20がA13からA14に落ちると、位置P2~P5で腕200へ密着し、密着部位は一定して変わらないので、着用者の希望位置で袖口20を止める事ができる。その結果、袖口20を引き上げたときのずり下がりを抑制できる。
一方、図8に示すように、腕200が細い場合には、そもそも袖口が腕と密着しないので、A13で位置P3、P4までたくり上げた袖口20が、A14でストンと落下してしまい、袖口20を引き上げたときのずり下がりを抑制することが困難となる。
(3)また、袖を引き上げてから戻したときに、個人の希望する位置で止まり、腕に食い込まないから着用感が向上し、袖口の内面が常に腕に密着しているので体毛落下防止機能が向上する。
このとき、図9に示すように、裾口40がL11→L12→L13の順に上へたくれるとともに、裾口40の内面40r(図3参照)も上に上がりながら足と密着する位置が変化する。そして、L14に戻ると、着用者が希望する位置に裾口40がたくれて短くなる。
袖口20及び/又は裾口40のうち、少なくとも第1縫着部S1から第2縫着部S2に亘る部分が第1縫着部S1に向かって窄まる円錐状をなすと好ましい。腕や足(ひざ下)は、先端に向かって細くなるので、袖口20及び/又は裾口40を上述のような円錐状とすることで、腕や足により均等に密着し、毛髪等落下を防ぐとともに肌への密着性が均等になって着用感がより快適になる。
円錐状に形成する方法としては、台形に切り抜いた一対の編物を長手方向に縫合して円錐形にする方法や、ホールガーメント編機で円錐形に編む方法がある。
16a 袖部本体の先端部
20 袖口
32 裾部本体
32a 裾部本体の先端部
40 裾口
21、41 先端部
23、43 第1後端部
25、45 第2後端部
100,110 衣服
200 腕
300 膝下
S1 第1縫着部
S2 第2縫着部
Claims (2)
- 袖口及び/又は裾口を有する衣服であって、
前記袖口及び/又は前記裾口は、伸縮性の筒状体からなり、自身を折り返してなる環状の先端部と、該先端部から後方に延びて一端となる第1後端部と、該先端部から前記第1後端部の内側にて前記第1後端部よりも後方に延びて他端となる第2後端部とを備え、
前記第1後端部は、前記衣服を構成する袖部本体及び/又は裾部本体の先端部に第1縫着部にて周方向に縫着され、
前記第2後端部は、前記袖部本体及び/又は前記裾部本体に第2縫着部にて周状に縫着され、
前記先端部は、前記袖部本体及び/又は前記裾部本体よりも先端に突出し、
前記先端部から前記第2後端部に至る部位が、前記袖部本体及び/又は前記裾部本体の内側に配置されて着用者の腕及び/又は膝下に密着し、前記袖口及び/又は前記裾口から外部への異物の落下を防止するインナーパーツを兼ねてなる衣服。 - 前記袖口及び/又は前記裾口のうち、少なくとも前記第1縫着部から前記第2縫着部に亘る部分が前記第1縫着部に向かって窄まる円錐状をなす請求項1に記載の衣服。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020134792A JP7444449B2 (ja) | 2020-08-07 | 2020-08-07 | 衣服 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020134792A JP7444449B2 (ja) | 2020-08-07 | 2020-08-07 | 衣服 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022030654A JP2022030654A (ja) | 2022-02-18 |
JP7444449B2 true JP7444449B2 (ja) | 2024-03-06 |
Family
ID=80324780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020134792A Active JP7444449B2 (ja) | 2020-08-07 | 2020-08-07 | 衣服 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7444449B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002212807A (ja) | 2001-01-10 | 2002-07-31 | Harada Sangyo Kk | 裾ずれ防止構造付きズボン |
JP2005533188A (ja) | 2001-11-01 | 2005-11-04 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | 手袋フラップを備えた防護衣類 |
JP2007169808A (ja) | 2005-12-20 | 2007-07-05 | San Road:Kk | 袖裾装着具 |
JP2008202180A (ja) | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Kenichi Kasahara | クリーンルーム用防塵服 |
JP2017020144A (ja) | 2015-07-14 | 2017-01-26 | 株式会社ワコウ | 作業用衣服の袖構造 |
US20170258161A1 (en) | 2016-03-10 | 2017-09-14 | Cuffsy Llc | Garment having expansile characteristics |
-
2020
- 2020-08-07 JP JP2020134792A patent/JP7444449B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002212807A (ja) | 2001-01-10 | 2002-07-31 | Harada Sangyo Kk | 裾ずれ防止構造付きズボン |
JP2005533188A (ja) | 2001-11-01 | 2005-11-04 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | 手袋フラップを備えた防護衣類 |
JP2007169808A (ja) | 2005-12-20 | 2007-07-05 | San Road:Kk | 袖裾装着具 |
JP2008202180A (ja) | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Kenichi Kasahara | クリーンルーム用防塵服 |
JP2017020144A (ja) | 2015-07-14 | 2017-01-26 | 株式会社ワコウ | 作業用衣服の袖構造 |
US20170258161A1 (en) | 2016-03-10 | 2017-09-14 | Cuffsy Llc | Garment having expansile characteristics |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022030654A (ja) | 2022-02-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3606692B2 (ja) | 乳幼児用を含む幼児用衣類 | |
US9713352B2 (en) | Crumple zone garments providing enhanced fit | |
US5608915A (en) | Combination garment with detachable torso and leg enclosing components | |
US4896379A (en) | Drop down cuff arrangement for pant legs or sleeves | |
US2664570A (en) | Wearing apparel with stretchable circumferential insets | |
JPH06158402A (ja) | 衣 服 | |
JP3167570U (ja) | 上着 | |
JP7444449B2 (ja) | 衣服 | |
JP3218894U (ja) | 被服 | |
JP4629441B2 (ja) | 改善された快適性をもつモーターサイクリスト用衣服 | |
JPH0860405A (ja) | 袖を有する衣類 | |
JP5036434B2 (ja) | 衣服 | |
JP3215271U (ja) | 袖の長さを調整可能な上着 | |
GB2588841A (en) | An extendable garment | |
JP3507416B2 (ja) | 作業服上衣、作業服下衣および作業つなぎ服 | |
KR101898275B1 (ko) | 유니폼 | |
JP3163375U (ja) | 上着及びスーツ | |
JP6674082B2 (ja) | 衣類 | |
US11910855B1 (en) | Article of clothing | |
JP3133868U (ja) | 使い捨て作業着 | |
JP7408126B2 (ja) | 衣服 | |
CN218832023U (zh) | 一种健康睡眠裤 | |
JP3232392U (ja) | パジャマ | |
JP2019218655A (ja) | 衣類 | |
CN217565002U (zh) | 一种瑜伽练习用耐磨针织服装 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230601 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7444449 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |