JP2007169808A - 袖裾装着具 - Google Patents

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裕美子 石田
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Abstract

【課題】作業着等の被服の袖やズボンの裾に装着して、被服の袖口と腕の隙間若しくはズボンの裾口と脚の隙間を無くし、袖口や裾口から体毛等が落下することを防止するようにした袖裾装着具を提供する。
【解決手段】袖裾装着具1は、不織布で構成した筒状の本体2と、本体2の一方側の開口縁2aのほぼ全周に沿って設けられ、被服の袖若しくはズボンの裾に着脱自在に取り付ける固定具3と、本体2の他方側の開口縁2bを絞縮する伸縮帯4と、本体2の絞縮された他方開口縁2bから延長して設けられ、径方向に伸縮する袖先部5とを備えた構成である。そのため、作業着として着用する被服の袖やズボンの裾に装着具1を取り付けた状態で着用することにより、筒状体5が手首や腕周り若しくは足首や脚周りに密着するので、袖や裾の内側から体毛等が落下する隙間を無くすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品工場や製薬工場等のように衛生上の注意を払う必要がある場所、或いは半導体製造ライン等のように塵の飛散を回避する必要がある場所等において、身体からの体毛等の落下を防止するために、白衣等の被服の袖や衛生服等のズボンの裾に装着して使用する袖裾装着具に関するものである。
従来、食品工場や製薬工場等では、衛生上、作業員は衛生キャップ(例えば、特許文献1参照)や手袋を装着すると共に、白衣や衛生服等を作業着として着用して作業を行う。また半導体製造ライン等でも周囲への体毛等の飛散を防止するために防塵服等が作業着として着用される。
特開平8−158134号公報
しかしながら、作業着として着用される従来の被服は、身体から抜け落ちた体毛や皮膚、垢等をある程度は捕集することが期待できるものの、通常、袖口には若干の余裕をもたせてあり、着用したときには袖口と腕の間に隙間を生じ、作業者の動作によっては袖口等から体毛等が落下するという問題があった。また衛生服や防塵服等として着用されるズボンについても同様であり、作業者の動作によっては裾口の隙間から体毛等が落下する。
そこで本発明は、上記従来の問題点を解決することを目的としてなされたものであり、作業着として着用される被服の袖又はズボンの裾に装着して、袖口と腕の隙間或いは裾口と脚の隙間を無くし、それらの隙間から体毛等が落下することを防止するようにした袖裾装着具を提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明に係る袖裾装着具が解決手段として採用したところは、不織布で構成した筒状の本体と、前記本体の一方側の開口縁のほぼ全周に沿って設けられ、被服の袖若しくはズボンの裾に着脱自在に取り付ける固定具と、前記本体の他方側の開口縁を絞縮する伸縮帯と、前記本体の絞縮された他方開口縁から延長して設けられ、径方向に伸縮する筒状体とを備えた構成とした点にある。この袖裾装着具は、固定具を介して被服の袖又はズボンの裾に装着して使用するが、被覆の袖及びズボンの裾のいずれか一方に対する専用装着具とすることもできる。そして上記構成によると、作業着として着用する被服の袖若しくはズボンの裾に、袖裾装着具を取り付けた状態で着用することにより、筒状体が手首若しくは腕周り又は足首若しくは脚周りに密着するので、被服の袖やズボンの裾から体毛等が落下する隙間を無くすことができる。
上記構成を有する袖裾装着具の好ましい態様は、前記不織布を筒状に構成する縫着部を前記本体の外側に設けることである。また、前記筒状体は吸湿性のある素材で構成することが好ましい。更には、前記不織布を、恒久的な電気分極を生じさせた電石不織布で構成することがより好ましい。
また前記固定具は例えば一対の面ファスナーのうちの一方を用いて構成することができ、前記伸縮帯は例えばゴム紐で構成することができる。また更に、前記筒状体はゴム編み布で構成することができる。
本発明に係る袖裾装着具によれば、本体に設けた固定具を介して装着具を被服の袖若しくはズボンの裾に装着し、その装着具に腕や脚を挿通すると、筒状体が作業者の手首若しくは腕周りに又は足首若しくは脚周りに密着した状態にフィットするので、被服の袖やズボンの裾の内側から体毛等が落下することを防止できるようになる。また袖裾装着具が汚れた場合には、被服やズボンから装着具を取り外して装着具のみを洗濯できると共に、被服を着替えることなく、装着具のみを交換して作業を継続することも可能になる。
また本体を筒状に構成する不織布の縫着部を本体の外側に設けることにより、装着具に腕や脚を通したとき、縫着部が直接腕や脚に触れない態様となるので、違和感のない着用感が得られる。
また筒状体を吸湿性のある素材で構成することにより、発汗される汗は腕や脚周りに密着した筒状体で吸収されるので、袖裾装着具の外部に汗が落下することも防止できるようになる。
更には、本体を構成する不織布として、恒久的な電気分極を生じさせた電石不織布を用いることにより、この電石不織布に体毛等を吸着できるので、体毛等の落下を極めて良好に防止できるようになる。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。図1及び図2は本発明の一実施形態である袖裾装着具1を示す図であり、図1はこの装着具1の斜視図、図2は装着具1を折り畳んだ状態の側面図である。この袖裾装着具1は、筒状の本体2と、本体2の一方側の開口縁2aに沿って外面のほぼ全周にわたって設けた面ファスナー3と、本体2の他方側の開口縁2bを絞縮するように設けられるゴム紐等の伸縮帯4と、この伸縮帯4と一体的に縫着され、本体2の開口縁2bから所定長さ延設される筒状体5とを備えて構成される。
本体2は、不織布に恒久的な電気分極を生じさせた電石不織布を用いて構成され、台形若しくは矩形にカットした2枚の電石不織布を縫着部2cで互いに縫着することにより筒状の形態として構成される。尚、2枚の電石不織布を縫着する縫着部2cは本体2の外側面に設けられる。この本体2は開口縁2bに設けた伸縮帯4の絞縮作用により、筒状体5に向かって漸次縮径する形態となっている。
筒状体5は、例えばゴム編み布等のように長手方向に伸縮性のある帯状の生地を用いて、その両端を縫着することにより径方向に伸縮自在な筒状の形態とされており、その先端開口は袖裾装着具1の袖口(若しくは裾口)5aを構成する。この筒状体5は、図2に示す如く、伸縮帯4が設けられた本体2の開口縁2bよりも更に縮径した状態で取り付けられる。また筒状体5は、伸縮性に加えて、柔軟性を有し、吸湿作用の高い素材の生地を用いて構成される。そして、この筒状体5に手や脚を通したときには、作業者の手首若しくは腕周りに、又は足首若しくは脚周りに筒状体5が密着してフィットするように構成される。
面ファスナー3は作業着として着用される被服の袖内側、若しくはズボンの裾内側に対して袖裾装着具1を着脱可能に取り付けるための固定具である。そのため、この袖裾装着具1を使用する被服の袖若しくはズボンの裾の内側には、面ファスナー3と係合する面ファスナーを予め全周にわたって設けておくことが好ましい。但し、被服の袖やズボンの裾の内側に使用される生地自体が、面ファスナー3と係合する特性を有する素材である場合には、敢えて被服の袖内側に面ファスナーを設ける必要はない。
図3は、被服の袖内側に袖裾装着具1を取り付けて着用した状態の一例を示す図である。袖裾装着具1の面ファスナー3は、被服の袖8の内側に設けられた面ファスナー9と全周にわたって係合し、装着具1が被服の袖8に装着される。この状態で被服を着用すると、作業者の腕が袖裾装着具1に挿通され、図3に示す如く、手首若しくは腕周りに筒状体5が密着した状態にフィットするので、袖8の内側から装着具1の内側を通って体毛等が落下することを防止できる。また本体2の開口縁2aは面ファスナー3を介して袖8の内側全周に沿って貼着されるので、開口縁2aの外側にも体毛等が落下する程の隙間は生じず、袖裾装着具1の外側を通って体毛等が落下することを防止している。尚、ズボンの裾内側に袖裾装着具1を取り付けて着用した場合にも同様の作用効果を奏し、ズボンの内側からの体毛等の落下を防止できることは言うまでもない。
しかも、本体2は電石不織布で構成されているので、帯電した塵埃を吸着する作用を有しており、袖裾装着具1の内側に落下してきた体毛や垢等を本体2の内側で吸着できるので、この点においても体毛等の落下を良好に防止できるようになる。また電石不織布は恒久的に塵埃等の吸着作用を示すので、被服やズボンを脱ぐ際や袖裾装着具1を取り外す際にも体毛や皮膚、垢等を吸着し続け、周辺への体毛等の落下を防止する。
また本体2の縫着部2cは装着具1の外面側に設けられるので、袖裾装着具1に腕や脚を通したとき、縫着部2cが腕や脚に直接触れることはなく、違和感のない着用感が得られる。
また袖裾装着具1の先端に設けられる筒状体5は柔軟性があるので、手首や腕周り又は足首や脚周りに密着した状態であるにもかかわらず、作業者の動作を妨げることがない。更には筒状体5の吸湿作用により、被服やズボン或いは袖裾装着具1の内側で発汗される汗は筒状体5で吸収されるので、装着具1の外部に汗が落下することも防止できる。
そしてこの袖裾装着具1は被服の袖やズボンの裾の内側に対して着脱自在であるので、装着具が汚れた場合であっても、被服やズボンから装着具1を取り外して装着具1のみを洗濯できると共に、被服やズボンを着替えることなく、装着具1のみを交換して作業を継続することも可能である。
また図3では、被服が長袖であり、袖裾装着具1の筒状体5が手首の周りに密着する態様を例示しているが、被服が七分袖や半袖の場合には筒状体5は腕周りに密着する態様となる。またズボンに装着する場合には、通常の長ズボンであれば筒状体5が足首周りに密着し、七分丈であれば脹脛辺りに密着し、半ズボンであれば大腿部辺りに密着する態様となる。このように上述の袖裾装着具1は、白衣、衛生服、防塵服等どのような形態の被服であっても袖に装着することにより、袖口からの体毛等の落下を防止できると共に、どのような形態のズボンであっても裾に装着することにより、裾口からの体毛等の落下を防止でき、その用途は極めて汎用性の高いものとなっている。
尚、上記実施形態においては、袖裾装着具1を被服の袖やズボンの裾の内側に装着する場合を例示したが、これに限れるものではなく、例えば本体2の開口縁2aの内面側に面ファスナーを設け、被服の袖の外側或いはズボンの裾の外側に装着する構成としても良い。
また上記実施形態ではひとつの袖裾装着具1を被服の袖及びズボンの裾のいずれにも適用する場合を例示したが、例えばサイズの異なる2種類の装着具を用意し、小さなサイズの装着具を袖専用装着具とし、大きなサイズの装着具を裾専用装着具として構成してもよい。
本発明の一実施形態である着脱袖の斜視図である。 着脱袖を折り畳んだ状態の側面図である。 被服の袖内側に着脱袖を取り付けて着用した状態の一例を示す概念図である。
符号の説明
1 袖裾装着具
2 本体
2a,2b 開口縁
2c 縫着部
3 面ファスナー(固定具)
4 伸縮帯(ゴム紐)
5 筒状体
5a 袖口(若しくは裾口)
8 被服の袖

Claims (7)

  1. 不織布で構成した筒状の本体と、
    前記本体の一方側の開口縁のほぼ全周に沿って設けられ、被服の袖若しくはズボンの裾に着脱自在に取り付ける固定具と、
    前記本体の他方側の開口縁を絞縮する伸縮帯と、
    前記本体の絞縮された他方開口縁から延長して設けられ、径方向に伸縮する筒状体と
    を備えることを特徴とする袖裾装着具。
  2. 前記不織布を筒状に構成する縫着部を前記本体の外側に設けた請求項1記載の袖裾装着具。
  3. 前記筒状体を、吸湿性のある素材で構成した請求項1又は2記載の袖裾装着具。
  4. 前記不織布は、恒久的な電気分極を生じさせた電石不織布である請求項1乃至3のいずれかに記載の袖裾装着具。
  5. 前記固定具は、一対の面ファスナーのうちの一方である請求項1乃至4のいずれかに記載の袖裾装着具。
  6. 前記伸縮帯は、ゴム紐である請求項1乃至5のいずれかに記載の袖裾装着具。
  7. 前記筒状体をゴム編み布で構成した請求項1乃至6のいずれかに記載の袖裾装着具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113498895A (zh) * 2021-07-05 2021-10-15 天长市科惠医疗用品有限公司 基于拼接式可调节衣长的透气型医用防护服
JP7444449B2 (ja) 2020-08-07 2024-03-06 シゲモリ株式会社 衣服

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