JP7395876B2 - 画像形成装置及び感光体クリーナーへのトナーの供給方法 - Google Patents
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Description
(1)感光体と、転写部と、前記感光体の表面に残留する残留トナーを除去する感光体クリーナーと、前記感光体の表面にトナーパッチを形成するパッチ形成手段と、を備え、前記トナーパッチが前記転写部を通過するときに、トナーパッチの転写を阻止してトナーパッチを感光体の表面に保持することにより、トナーパッチのトナーを前記感光体クリーナーに供給する画像形成装置において、前記パッチ形成手段は、印刷される複数のシートにおける各紙間でトナーパッチを形成するとともに、形成するトナーパッチの量を、紙間の前後のシートの基準位置間を回転する感光体回転距離に基づいて紙間毎に決定することを特徴とする画像形成装置。
(2)前記感光体回転距離とは、前回のシートの基準位置から今回のシートの基準位置まで回転した距離であることを特徴とする、前項1に記載の画像形成装置。
(3)印字モードに基づいて今回のシートと次のシートのピッチを決定する決定手段を備え、前記感光体回転距離とは、印字モードから決まるピッチに対して今回のシートの基準位置から次のシートの基準位置まで回転すると想定される距離であることを特徴とする、前項1または2に記載の画像形成装置。
(4)前記基準位置とは、シートの先端位置、シートの後端位置、パッチ形成開始位置、パッチ形成終了位置のいずれかであることを特徴とする、前項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
(5)今回のシートの基準位置から次のシートの基準位置まで回転した感光体回転距離から決まるトナーパッチ量に対して、前回のシートの基準位置から今回のシートの基準位置まで回転した感光体回転距離に基づきトナーパッチ量を補正することを特徴とする、前項1~4のいずれかに記載の画像形成装置。
(6)トナーパッチ量の補正とは、前回のシートの基準位置から今回のシートの基準位置まで回転した感光体回転距離から求まるトナーパッチ量に対して、前の紙間で形成したトナーパッチ量が不足している分を加算することである前項5に記載の画像形成装置。
(7)基準距離に応じて供給する基準トナーパッチ量を有し、前記パッチ形成手段で形成されるトナーパッチ量は、「感光体回転距離」と「基準距離」から求まる係数を「基準トナーパッチ量」に乗算することにより決定することを特徴とする、前項1~6のいずれかに記載の画像形成装置。
(8)基準トナーパッチ量は、環境、感光体の累積回転距離、色の少なくともいずれかから決定されることを特徴とする、前項7に記載の画像形成装置。
(9)前記パッチ形成手段で形成されるトナーパッチ量は、トナーパッチの長さ、トナーパッチの濃度のうち少なくとも一方を用いてコントロールすることを特徴とする、前項1~8のいずれかに記載の画像形成装置。
(10)決定されたトナーパッチ量を今回の紙間で形成できない場合は、形成できない分を未実施トナーパッチ量として記憶する記憶手段を備えていることを特徴とする、前項1~9のいずれかに記載の画像形成装置。
(11)決定したトナー量を今回の紙間で形成できない場合とは、少なくとも紙間の長さと、感光体速度、1次転写応答時間、パッチ形成手段の応答時間、から決まる紙間内で形成できる上限パッチ長よりも、決定したトナーパッチ長が長い場合であることを特徴とする、前項10に記載の画像形成装置。
(12)決定したトナー量を今回の紙間で形成できない場合とは、感光体クリーナーにおける感光体ブレードのクリーニング性能から求まる1回あたりに形成できるトナーパッチ量よりも、決定したトナーパッチ量が多い場合であることを特徴とする、前項10または11に記載の画像形成装置。
(13)決定したトナーパッチ量に対して、未実施パッチ量を加算してトナーパッチ量を再決定することを特徴とする、前項10~12のいずれかに記載の画像形成装置。
(14)トナーパッチ量決定後に次用紙到達が遅くなるようなウェイト要因が発生した場合は、ウェイト要因の種類に応じて次用紙到達までのトナーパッチ量を切り替えることを特徴とする、前項1~13のいずれかに記載の画像形成装置。
(15)ウェイト時間が想定できるウェイト要因が発生した場合は、ウェイト時間で延長される感光体回転距離で必要なトナーパッチ量を加算してトナーパッチを形成することを特徴とする、前項14に記載の画像形成装置。
(16)画像形成部の立下げの際に未実施パッチ量がゼロでない場合は、最終画像の形成後に未実施パッチ量分のトナーパッチを形成することを特徴とする、前項1~15のいずれかに記載の画像形成装置。
(17)感光体クリーナーにおける感光体ブレードのクリーニング性能から求まる1回あたりに形成できるトナー量よりも未実施パッチ量が多い場合は、感光体ブレードのクリーニング性能から求まる1回あたりに形成できるトナー量をトナーパッチとして形成し、形成できなかった分を未実施パッチ量として記憶しておくことを特徴とする、前項10~16のいずれかに記載の画像形成装置。
(18)未実施パッチ量が所定以上になった場合は、紙間を通常の紙間よりも広げてプリントを行うことを特徴とする、前項17に記載の画像形成装置。
(19)プリントが中断した場合は、決定しているトナーパッチ量のうち、まだ形成出来ていないトナーパッチ量を未実施パッチ長に加算することを特徴とする、前項10~18のいずれかに記載の画像形成装置。
(20)未実施パッチ長は不揮発メモリに保存することを特徴とする、前項19に記載の画像形成装置。
(21)感光体上にトナー像を形成するためにレーザーを照射するレーザー照射手段を備え、パッチ形成手段は、レーザー照射手段によりレーザーを照射させることによりトナーパッチを形成することを特徴とする、前項1~20のいずれかに記載の画像形成装置。
(22)パッチ形成手段で形成されたトナーパッチが、転写部を通過する際、転写部の電圧をトナーパッチが転写されないパッチ出力に制御することで、トナーパッチの転写を阻止してトナーパッチを感光体の表面に保持することを特徴とする、前項1~21のいずれかに記載の画像形成装置。
(23)パッチ形成手段は、画像間もしくは最終画像の下流の非画像部にトナーパッチを形成することを特徴とする、前項1~22のいずれかに記載の画像形成装置。
(24)感光体と、転写部と、前記感光体の表面に残留する残留トナーを除去する感光体クリーナーと、を備えた画像形成装置が、印刷される複数のシートにおける各紙間でトナーパッチを形成するとともに、形成するトナーパッチの量を、紙間の前後のシートの基準位置間を回転する感光体回転距離に基づいて紙間毎に決定するステップと、決定された量のトナーパッチを前記感光体の表面に形成するステップと、前記トナーパッチが前記転写部を通過するときに、トナーパッチの転写を阻止してトナーパッチを感光体の表面に保持することにより、トナーパッチのトナーを前記感光体クリーナーに供給するステップと、を実施することを特徴とする感光体クリーナーへのトナーの供給方法。
[トナーパッチの形成方法]
まず、各用紙に転写されるトナー画像間(像間)において、感光体ドラム13にトナーパッチを形成する方法について説明する。
[トナーパッチ量の決定]
次に、トナー画像間に形成するトナーパッチ量の決定方法について、図9を参照して説明する。図9は中間転写ベルト14に一時転写された後、用紙に二次転写される複数のトナー画像(図では単に画像と記している)を、順に感光体ドラム13の表面に形成する場合のタイミングチャートを示している。
(1)必要パッチ長(図では単にパッチ長と記している)aについて
次用紙との想定ピッチからこの紙の後に形成すべき必要パッチ長aを決定する。たとえば、基準用紙(例;A4横(A4Y))のピッチで必要となる基準パッチ長を基準に、パッチ長を以下の式から決定する。
必要パッチ長a=基準パッチ長×想定ピッチ/基準用紙のピッチ
また、基準距離(例:1mm)で必要となる基準パッチ長を基準に、パッチ長を以下の式で決定しても良い。
必要パッチ長a=基準パッチ長×想定ピッチ/基準距離
(2)上限パッチ長(図では単に上限と記している)bについて
次用紙との想定ピッチからこの紙の後方に形成できるパッチ長の上限を決定する。上限パッチ長bは想定ピッチ、用紙の副走査方向の長さである用紙FD長、一時転写バイアス、現像バイアス、帯電バイアス等のHV(高電圧)切り替え応答時間、感光体周速から以下の式で計算する。
紙間=想定ピッチ-用紙FD長
上限パッチ長b=紙間-(HV切り替え時間×感光体周速)
(3)不足パッチ長cについて
図9(B)のように、前後のトナー画像間の実際のピッチが通常のピッチよりも長くなると、その分、感光体ドラム13の回転距離が長くなる。この実施形態では、回転距離に応じてトナーパッチ量を変更し、回転距離が長くなるほどトナーパッチ量を大きくしている。図9(B)のピッチが長くなった分のトナーピッチを、図9(C)に示す次のピッチで追加補正している。
実際に必要だったパッチ長=基準パッチ長×感光体回転距離差分/基準距離
なお、上式において、「基準距離」ではなく、(1)必要パッチ長aについての項目でも説明したような「基準用紙のピッチ」を用いて計算しても良い。そして、以下の式から不足パッチ長を求める。
不足パッチ長c=実際に必要だったパッチ長-前回形成したパッチ長
(4)実パッチ長hについて
図9(C)の領域では、必要パッチ長aと不足パッチ長cを形成するが、必要パッチ長aと不足パッチ長cの合計が上限パッチ長bを超える場合がある。この場合は、上限パッチ長bを超える部分は、図9(D)のように、未実施パッチ長dとして次用紙以降に形成されることになる。
(I)まず、上限パッチ長b≧必要パッチ長a+不足パッチ長c+未実施パッチ長d、の場合ついて説明する。
◇Lpmax ≧必要パッチ長a+不足パッチ長c+未実施パッチ長d、の場合は、
実パッチ長h=必要パッチ長a+不足パッチ長c+未実施パッチ長d
であり、未実施パッチ長d=0となる。
◇Lpmax <必要パッチ長a+不足パッチ長c+未実施パッチ長d、の場合は、
実パッチ長h=Lpmax
であり、
未実施パッチ長d=必要パッチ長a+不足パッチ長c+未実施パッチ長d-Lpmax
となる。
(II)次に、上限パッチ長b<必要パッチ長a+不足パッチ長c+未実施パッチ長d、の場合について説明する。
◇Lpmax ≧上限パッチ長b、の場合は、
実パッチ長h=上限パッチ長b
であり、
未実施パッチ長d=(必要パッチ長a+不足パッチ長c+未実施パッチ長d)-上限パッチ長b
となる。
◇Lpmax <上限パッチ長b、の場合は、
実パッチ長h=Lpmax
であり、
未実施パッチ長d=必要パッチ長a+不足パッチ長c+未実施パッチ長d-Lpmax
となる。
トナーパッチ量[g] = トナーパッチ長[mm] × トナー濃度[g/mm2]
トナー濃度を固定値にして、トナーパッチ長のみでコントロールしても良いし、あるいは、トナーパッチ長を固定値にして、トナー濃度のみでコントロールをしても問題ない。
(1)片面起因ピッチ
印字モードから決定する片面ピッチに対してPPMを考慮し、以下の式で決定する。
片面起因ピッチ=印字モード(カラーモード/用紙FD長/速度/給紙口)から決定される片面ピッチ÷PPM
ここで、PPMは定着やトナー要因で一律生産性を落とす制御であり、単位は%である。片面ピッチの決定テーブル例を図12に示す。図12の例では、FD方向の用紙サイズが同じであれば、速度が遅くなるほど片面起因ピッチは大きくなり、速度が同じであれば、FD方向の用紙サイズが大きくなるほど片面起因ピッチは大きくなっている。
(2)フィニッシャ(FNS)ピッチ
図13に示すように、次用紙が、後処理を行うフィニッシャへ排出される場合にのみ、以下の式で計算する。それ以外は0とする。
フィニッシャ(FNS)ピッチ=FNSウェイト時間-前用紙ピッチ
前用紙ピッチは、前FNS用紙と自用紙のピッチである。また、FNSウェイト時間は、後処理を実施するのに必要な時間に基づいて決定する。後処理には、ステープル、パンチ、折り、製本等がある。
(3)両面1周起因ピッチ
両面1周起因ピッチは、次用紙と対となる表面の用紙の両面1周ピッチから自用紙までのピッチを合算して引いたものである。次用紙が裏面用紙の場合のみ計算し、それ以外は0とする。
[ウェイト時間が想定できるウェイトが発生した場合のトナーパッチ量の決定]
ウェイト時間が想定できるウェイトが発生した場合は、ウェイト時間で延長される感光体回転距離に合わせてウェイトパッチ量を算出し、形成するトナーパッチ量に加算する。ウェイト時間が想定できるウェイトの例としては、カラーモード切替、給紙口切り替え、2次転写クリーニング、定着器の加熱部と加圧部の圧離ウェイト等がある。想定できるウェイト時間にばらつきがある場合は、最低限想定されるウェイト時間からウェイトパッチ量を求める。
トナーパッチ長=必要ピッチ長a+前回不足パッチ長c+未実施パッチ長d+ウェイトパッチ長f
となる。
ウェイトパッチ長f=基準パッチ長×ウェイト時間に相当するピッチ/基準用紙のピッチ、
または
ウェイトパッチ長f=基準パッチ長×ウェイト時間に相当するピッチ/基準距離
で計算すれば良い。
[ウェイト時間が想定できないウェイトが発生した場合のトナーパッチ量の決定]
ウェイト時間が想定できないウェイトが発生した場合は、図17(A)に示すように、ウェイトが所定時間経過ごとに、その際の感光体回転距離に相当するウェイトパッチ長fを形成する。ウェイト時間が想定できないウェイトとしては、画像準備待ちウェイトなどがある。
ウェイトパッチ長f=基準パッチ長×所定時間に相当するピッチ/基準用紙のピッチ、
または
ウェイトパッチ長f=基準パッチ長×所定時間に相当するピッチ/基準距離
で計算すれば良い。
[動作終了時のトナーパッチ形成]
プリントジョブの終了等による画像形成部の立下げの際に、未実施パッチが残っている場合は、未実施パッチとして記憶している量のトナーパッチを最終画像の形成後に形成する。画像形成部の立下げは、画像が二次転写ローラ17を超えたタイミングで、感光体ドラム13に画像が存在しないときに行われる。具体的には、ジョブ終了の場合、次用紙と次用紙の速度が異なる場合、次用紙と次用紙の解像度が異なる場合等に行われる。
[PPM制御の実施]
未実施パッチが所定量たまった場合はPPM制御を実施する。前述したように、PPM制御とは、通常の生産性に対して所定の割合生産性を落とす制御のことである。たとえば、通常生産性が100枚/分の場合、PPM制御で90%にした場合は90枚/分となる。これにより紙間を一律に広げ、1画像当たりに感光体ブレード201に供給できるパッチ量を増やすことができ、未実施パッチを少しずつ解消することができる。
[フローチャート]
図22は、感光体ドラム13へのトナーパッチTPの形成処理を含むプリントジョブを画像形成装置1が実行する際の動作を示すフローチャートである。
13(13Y,13M,13C,13K) 感光体ドラム
14 中間転写ベルト
41 レーザー
100 MFPコントローラ
110 エンジン制御部
120 高圧制御部
121 帯電部
122 現像部
123 転写部
130 イレーサ
200 感光体クリーナー
201 感光体ブレード
TP トナーパッチ
a 必要パッチ長
b 上限パッチ長
c 不足パッチ長
d 未実施パッチ長
f ウェイトパッチ長
Claims (24)
- 感光体と、
転写部と、
前記感光体の表面に残留する残留トナーを除去する感光体クリーナーと、
前記感光体の表面にトナーパッチを形成するパッチ形成手段と、
を備え、
前記トナーパッチが前記転写部を通過するときに、トナーパッチの転写を阻止してトナーパッチを感光体の表面に保持することにより、トナーパッチのトナーを前記感光体クリーナーに供給する画像形成装置において、
前記パッチ形成手段は、印刷される複数のシートにおける各紙間でトナーパッチを形成するとともに、形成するトナーパッチの量を、紙間の前後のシートの基準位置間を回転する感光体回転距離に基づいて紙間毎に決定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記感光体回転距離とは、前回のシートの基準位置から今回のシートの基準位置まで回転した距離であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 印字モードに基づいて今回のシートと次のシートのピッチを決定する決定手段を備え、
前記感光体回転距離とは、印字モードから決まるピッチに対して今回のシートの基準位置から次のシートの基準位置まで回転すると想定される距離であることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記基準位置とは、シートの先端位置、シートの後端位置、パッチ形成開始位置、パッチ形成終了位置のいずれかであることを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 今回のシートの基準位置から次のシートの基準位置まで回転した感光体回転距離から決まるトナーパッチ量に対して、前回のシートの基準位置から今回のシートの基準位置まで回転した感光体回転距離に基づきトナーパッチ量を補正することを特徴とする、請求項1~4のいずれかに記載の画像形成装置。
- トナーパッチ量の補正とは、前回のシートの基準位置から今回のシートの基準位置まで回転した感光体回転距離から求まるトナーパッチ量に対して、前の紙間で形成したトナーパッチ量が不足している分を加算することである請求項5に記載の画像形成装置。
- 基準距離に応じて供給する基準トナーパッチ量を有し、
前記パッチ形成手段で形成されるトナーパッチ量は、「感光体回転距離」と「基準距離」から求まる係数を「基準トナーパッチ量」に乗算することにより決定することを特徴とする、請求項1~6のいずれかに記載の画像形成装置。 - 基準トナーパッチ量は、環境、感光体の累積回転距離、色の少なくともいずれかから決定されることを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記パッチ形成手段で形成されるトナーパッチ量は、トナーパッチの長さ、トナーパッチの濃度のうち少なくとも一方を用いてコントロールすることを特徴とする、請求項1~8のいずれかに記載の画像形成装置。
- 決定されたトナーパッチ量を今回の紙間で形成できない場合は、形成できない分を未実施トナーパッチ量として記憶する記憶手段を備えていることを特徴とする、請求項1~9のいずれかに記載の画像形成装置。
- 決定したトナー量を今回の紙間で形成できない場合とは、少なくとも紙間の長さと、感光体速度、1次転写応答時間、パッチ形成手段の応答時間、から決まる紙間内で形成できる上限パッチ長よりも、決定したトナーパッチ長が長い場合であることを特徴とする、請求項10に記載の画像形成装置。
- 決定したトナー量を今回の紙間で形成できない場合とは、感光体クリーナーにおける感光体ブレードのクリーニング性能から求まる1回あたりに形成できるトナーパッチ量よりも、決定したトナーパッチ量が多い場合であることを特徴とする、請求項10または11に記載の画像形成装置。
- 決定したトナーパッチ量に対して、未実施パッチ量を加算してトナーパッチ量を再決定することを特徴とする、請求項10~12のいずれかに記載の画像形成装置。
- トナーパッチ量決定後に次用紙到達が遅くなるようなウェイト要因が発生した場合は、ウェイト要因の種類に応じて次用紙到達までのトナーパッチ量を切り替えることを特徴とする、請求項1~13のいずれかに記載の画像形成装置。
- ウェイト時間が想定できるウェイト要因が発生した場合は、ウェイト時間で延長される感光体回転距離で必要なトナーパッチ量を加算してトナーパッチを形成することを特徴とする、請求項14に記載の画像形成装置。
- 画像形成部の立下げの際に未実施パッチ量がゼロでない場合は、最終画像の形成後に未実施パッチ量分のトナーパッチを形成することを特徴とする、請求項1~15のいずれかに記載の画像形成装置。
- 感光体クリーナーにおける感光体ブレードのクリーニング性能から求まる1回あたりに形成できるトナー量よりも未実施パッチ量が多い場合は、感光体ブレードのクリーニング性能から求まる1回あたりに形成できるトナー量をトナーパッチとして形成し、形成できなかった分を未実施パッチ量として記憶しておくことを特徴とする、請求項10~16のいずれかに記載の画像形成装置。
- 未実施パッチ量が所定以上になった場合は、紙間を通常の紙間よりも広げてプリントを行うことを特徴とする、請求項17に記載の画像形成装置。
- プリントが中断した場合は、決定しているトナーパッチ量のうち、まだ形成出来ていないトナーパッチ量を未実施パッチ長に加算することを特徴とする、請求項10~18のいずれかに記載の画像形成装置。
- 未実施パッチ長は不揮発メモリに保存することを特徴とする、請求項19に記載の画像形成装置。
- 感光体上にトナー像を形成するためにレーザーを照射するレーザー照射手段を備え、
パッチ形成手段は、レーザー照射手段によりレーザーを照射させることによりトナーパッチを形成することを特徴とする、請求項1~20のいずれかに記載の画像形成装置。 - パッチ形成手段で形成されたトナーパッチが、転写部を通過する際、転写部の電圧をトナーパッチが転写されないパッチ出力に制御することで、トナーパッチの転写を阻止してトナーパッチを感光体の表面に保持することを特徴とする、請求項1~21のいずれかに記載の画像形成装置。
- パッチ形成手段は、画像間もしくは最終画像の下流の非画像部にトナーパッチを形成することを特徴とする、請求項1~22のいずれかに記載の画像形成装置。
- 感光体と、
転写部と、
前記感光体の表面に残留する残留トナーを除去する感光体クリーナーと、
を備えた画像形成装置が、
印刷される複数のシートにおける各紙間でトナーパッチを形成するとともに、形成するトナーパッチの量を、紙間の前後のシートの基準位置間を回転する感光体回転距離に基づいて紙間毎に決定するステップと、
決定された量のトナーパッチを前記感光体の表面に形成するステップと、
前記トナーパッチが前記転写部を通過するときに、トナーパッチの転写を阻止してトナーパッチを感光体の表面に保持することにより、トナーパッチのトナーを前記感光体クリーナーに供給するステップと、
を実施することを特徴とする感光体クリーナーへのトナーの供給方法。
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