JP6330722B2 - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、トナー像を用紙に転写、定着させて画像を形成する画像形成装置、及び画像形成装置を備えた画像形成システムに関する。
従来から、プリンタ、複写機等として電子写真方式の画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、画像形成時や用紙の搬送時に、用紙に静電気が発生して帯電することがある。帯電した用紙を装置外に排出して積載する際に、用紙間に発生した反発力や吸着力によって積載不良を起こす場合がある。
このような問題に対して、積載前の用紙を帯電させる帯電部を備えた技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−140223号公報
画像形成装置では、感光体ドラムに形成された潜像をトナーで現像することによって顕像化し、顕像化されたトナー画像を感光体ドラムから転写ベルトに1次転写し、転写ベルトに1次転写されたトナー画像を用紙に2次転写し、用紙に転写されたトナー画像を定着させることで、用紙に画像が形成される。
画像形成装置で使用されるトナーは、定着部での定着ローラと用紙との分離性を向上させるため、ワックスが添加されている。画像形成装置では、定着部で用紙に熱と圧力を与え、トナーを用紙に定着させている。
このため、定着部を通過して帯電部に搬送される用紙上のトナーの温度が、ワックスの結晶化温度を超えていると、ワックスが溶融した状態となる。ワックスが溶融した状態で、用紙が帯電部に搬送されると、帯電部で帯電される帯電ローラにワックスが付着する。ワックスは絶縁体であるので、帯電ローラにワックスが付着すると、帯電性能が劣化する。
本発明は、このような課題を解決するためなされたもので、トナーに含まれるワックスの帯電部での付着を抑えることが可能な画像形成装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、請求項1に係る発明は、用紙にトナーを転写して画像を形成する画像形成手段と、画像形成手段で画像が形成された用紙に画像を定着させる定着手段と、定着手段で画像が定着された用紙を帯電させる帯電手段と、用紙の搬送方向に対して帯電手段の上流側に設けられ、用紙に転写されたトナーに含まれるワックスの帯電手段への付着を抑制する付着抑制手段とを備え、帯電手段の電荷制御は定電圧制御とし、用紙上の印字面積の累積からトナー付着量を求め、トナー付着量に基づき帯電手段に印加される電圧値を補正し、付着抑制手段は、用紙に空気を吹き付ける冷却部であり、冷却部は、搬送されている用紙に空気を吹き付ける画像形成装置である。
請求項2に係る発明は、定着手段でトナーが定着された用紙上のトナー温度を検知する温度検知手段で検知されたトナー温度に基づき冷却部を制御して、トナー温度をワックスの結晶化温度以下とする制御手段を備えた請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に係る発明は、定着手段でトナーが定着された用紙上のトナー温度を検知する温度検知手段で検知されたトナー温度に基づき、定着手段が用紙に加える温度を制御し、トナー温度をワックスの結晶化温度以下とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項4に係る発明は、帯電手段の電荷制御は定電流制御とし、電圧値を可変として用紙の電位を制御する請求項に記載の画像形成装置である。
請求項に係る発明は、用紙上の印字率からトナー付着量を求め、トナー付着量に基づき冷却部を制御する請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項に係る発明は、用紙上の印字率からトナー付着量を求め、トナー付着量に基づき定着手段が用紙に加える温度を制御する請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項に係る発明は、帯電手段の電荷制御は定電流制御とし、帯電手段に印加される電圧値が定格電圧値を超える前に、帯電手段の交換時期を通知する請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項に係る発明は、帯電手段の電荷制御は定電圧制御とし、用紙上の印字面積の累積から求めたトナー付着量に基づく帯電手段に印加される電圧値の補正値が定格電圧値を超える前に、帯電手段の交換時期を通知する請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項9に係る発明は、用紙にトナーを転写して画像を形成する画像形成手段及び画像形成手段で画像が形成された用紙に画像を定着させる定着手段を有した画像形成装置と、定着手段で画像が定着された用紙を帯電させる帯電装置と、用紙の搬送方向に対して帯電装置の上流側に設けられ、用紙に転写されたトナーに含まれるワックスの帯電装置での付着を抑制する付着抑制装置とを備え、帯電装置の電荷制御は定電圧制御とし、用紙上の印字面積の累積からトナー付着量を求め、トナー付着量に基づき帯電装置に印加される電圧値を補正し、付着抑制装置は、用紙に空気を吹き付ける冷却部であり、冷却部は、搬送されている用紙に空気を吹き付ける画像形成システムである。


本発明によれば、帯電手段でのワックスの付着が抑制されることで、ワックスの付着に伴う帯電性能の劣化が抑制され、帯電手段の寿命を延ばすことができる。
本実施の形態の画像形成装置の一例を示す構成図である。 本実施の形態の画像形成装置の制御機能の一例を示す機能ブロック図である。 本実施の形態の画像形成装置の動作の一例を示す説明図である。 従来の画像形成装置の動作の一例を示す説明図である。 本実施の形態の画像形成装置の他の構成例を示す要部説明図である。 帯電ローラの交換時期を通知する動作の一例を示すフローチャートである。 帯電ローラの交換時期を通知する動作の他の例を示すフローチャートである。 本実施の形態の画像形成システムの一例を示す構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の画像形成装置及び画像形成システムの実施の形態について説明する。
<本実施の形態の画像形成装置の構成例>
図1は、本実施の形態の画像形成装置の一例を示す構成図である。画像形成装置1Aは、例えば複写機といった電子写真方式の画像形成装置であり、本例では、複数の感光体を一本の中間転写ベルトに対面させて縦方向に配列することによりフルカラーの画像を形成する、いわゆる、タンデム型カラー画像形成装置である。
画像形成装置1Aは、原稿読取部10と、画像形成部11と、用紙搬送部2と、定着部3と、帯電部4と、冷却部5と、温度検知部6を備える。
原稿読取部10は、走査露光装置の光学系により原稿の画像を走査露光し、その反射光をラインイメージセンサにより読み取り、これにより、画像信号を得る。なお、画像形成装置1Aは、原稿を給紙する図示しない自動原稿搬送装置が上部に備えられる構成でも良い。
画像形成部11は画像形成手段の一例で、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成部11Yと、マゼンダ(M)の画像を形成する画像形成部11Mと、シアン(C)の画像を形成する画像形成部11Cと、ブラック(BK)の画像を形成する画像形成部11BKを備える。
画像形成部11Yは、感光体ドラムY及びその周辺に配置された帯電部12Y、光書込部13Y、現像装置14Y及びドラムクリーナ15Yを備える。同様に、画像形成部11M,11C,11BKは、感光体ドラムM,C,BK及びその周辺に配置された帯電部12M,12C,12BK、光書込部13M,13C,13BK、現像装置14M,14C,14BK及びドラムクリーナ15M,15C,15BKを備える。
感光体ドラムYは、帯電部12Yにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13Yによる走査露光により、感光体ドラムYには潜像が形成される。さらに、現像装置14Yは、トナーで現像することによって感光体ドラムY上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムY上には、イエローに対応する所定色の画像(トナー画像)が形成される。
同様に、感光体ドラムMは、帯電部12Mにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13Mによる走査露光により、感光体ドラムMには潜像が形成される。さらに、現像装置14Mは、トナーで現像することによって感光体ドラムM上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムM上には、マゼンダに対応する所定色のトナー画像が形成される。
感光体ドラムCは、帯電部12Cにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13Cによる走査露光により、感光体ドラムCには潜像が形成される。さらに、現像装置14Cは、トナーで現像することによって感光体ドラムC上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムC上には、シアンに対応する所定色のトナー画像が形成される。
感光体ドラムBKは、帯電部12BKにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13BKによる走査露光により、感光体ドラムBKには潜像が形成される。さらに、現像装置14BKは、トナーで現像することによって感光体ドラムBK上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムBK上には、ブラックに対応する所定色のトナー画像が形成される。
感光体ドラムY,M,C、BK上に形成された画像は、1次転写ローラ17Y,17M,17C,17BKにより、ベルト状の中間転写体である中間転写ベルト16上の所定位置へと逐次転写される。
中間転写ベルト16上に転写された各色よりなる画像は、用紙搬送部2により所定のタイミングで搬送される用紙Pに対して、2次転写部18で転写される。2次転写部18は、2次転写ローラ18aが中間転写ベルト16と圧接して配置されることにより転写ニップ部19を形成し、用紙Pを搬送しながら当該用紙Pに画像を転写する。
2次転写部18では、用紙Pにトナー像を転写させるため、2次転写ローラ18aで用紙Pの裏面側から正の電圧を印加する。これにより、2次転写部18を通過した用紙Pは、トナーが転写される画像形成面側が負極に、裏面が正極に帯電する。
用紙搬送部2は、用紙Pが収納される本例では複数の給紙トレイ21と、給紙トレイ21に収納された用紙Pを繰り出す給紙部21aを備える。また、用紙搬送部2は、給紙トレイ21から繰り出された用紙Pが搬送される主搬送路23と、用紙Pの表裏を反転させる反転搬送路24を備える。
主搬送路23は、給紙トレイ21から排紙トレイ25までの間の搬送経路を構成する。手差しトレイと称す外部給紙トレイ22を開いて使用する場合、外部給紙トレイ22からの搬送経路は、主搬送路23と反転搬送路24との合流箇所より上流側で主搬送路23と合流する。
用紙搬送部2は、主搬送路23を搬送される用紙Pに対し、スキューと称す用紙Pの傾き、及び、搬送方向に直交した用紙Pの幅方向の位置の片寄りを補正するレジストローラ26を備える。また、用紙搬送部2は、レジストローラ26に用紙を突き当てるループローラ27を備える。
レジストローラ26は、主搬送路23を搬送される用紙Pを挟んで対向する一対のローラで構成され、用紙Pの搬送方向に対して直交する軸を備え、用紙Pの搬送方向に沿って回転する。
ループローラ27は、主搬送路23を搬送される用紙Pを挟んで対向する一対のローラで構成され、用紙Pの搬送方向に対してレジストローラ26の上流側に設けられる。ループローラ27は、用紙Pの搬送方向に対して直交する軸を備え、用紙Pの搬送方向に沿って回転することで、用紙Pを搬送する。
レジストローラ26を停止させた状態として、ループローラ27により用紙Pが搬送され、一対のローラの当接部で構成されるニップ部26aに用紙Pの先端が突き当てられて、ループと称す湾曲した状態となるまで用紙Pが搬送されることで、用紙Pの面に沿った方向の傾きが補正される。
用紙Pの傾きが補正された後、レジストローラ26が用紙Pの搬送方向に沿って回転駆動されることで、用紙Pが挟持されて搬送される。更に、レジストローラ26を用紙Pの搬送方向と直交する用紙Pの幅方向に移動させることで、用紙Pの幅方向の位置が補正される。上述したように、用紙Pを搬送しながら幅方向の位置の片寄りを補正する一連の用紙位置補正動作をレジスト揺動と称す。
反転搬送路24は、定着部3の下流側で主搬送路23から分岐し、主搬送路23と反転搬送路24の分岐箇所に切換ゲート23aを備える。反転搬送路24は、主搬送路23から分岐し、主搬送路23の下側で略水平方向に延在する第1の反転搬送路24aを備える。第1の反転搬送路24aでは、用紙Pの搬送方向が矢印D1方向から矢印D2方向に反転される。
反転搬送路24は、矢印D2で示す搬送方向に対して第1の反転搬送路24aから上方に分岐し、略U形状に曲がる第2の反転搬送路24bと、第2の反転搬送路24bから、第1の反転搬送路24aに沿って延在する第3の反転搬送路24cを備える。更に、反転搬送路24は、第3の反転搬送路24cから略U形状に曲がり、主搬送路23と合流する第4の反転搬送路24dを備える。
画像形成装置1Aでは、主搬送路23を搬送され、転写ニップ部19及び定着部3を通過した用紙Pは、上側を向いた面に画像が形成される。用紙Pの両面に画像を形成する場合、上側を向いた一の面に画像が形成された用紙Pが主搬送路23から反転搬送路24の第1の反転搬送路24aに搬送されることで、画像形成面が下側を向く。
第1の反転搬送路24aへ搬送された用紙Pが、第2の反転搬送路24bから第3の反転搬送路24cへ搬送されることで、画像形成面が上側を向く。そして、第3の反転搬送路24cへ搬送された用紙Pが、第4の反転搬送路24dから主搬送路23へ搬送されることで、画像形成面が下側を向く。これにより、用紙Pが表裏反転され、上側を向いた他の面に画像を形成することが可能となる。
定着部3は定着手段の一例で、画像が転写された用紙Pに対して、画像を定着させる定着処理を行う。定着部3は、互いに圧接して配置される一対の定着部材として定着ローラ31と定着ローラ32を備え、定着ローラ31と定着ローラ32が圧接されることで定着ニップ部33が形成される。
また、定着部3は、定着部材を加熱する加熱手段として、定着ローラ31を加熱する定着ヒータ34を備える。定着ヒータ34は通電によって点灯し、例えばハロゲンランプを用いることができる。定着部3は、用紙Pを搬送するとともに、一対の定着ローラ31,32による圧力定着、定着ヒータ34による熱定着を行うことで、画像を用紙Pに定着させる。
帯電部4は帯電手段の一例で、主搬送路23において用紙Pの搬送方向に対して定着部3の下流側に設けられ、定着部3を通過した用紙Pを帯電させ、用紙Pの表裏面の電位を制御する。
帯電部4は、主搬送路23を搬送される用紙Pを挟んで対向する一対の帯電ローラ40a及び帯電ローラ40bを備える。帯電ローラ40a及び帯電ローラ40bは、用紙Pの搬送方向に対して直交する軸を備え、用紙Pの搬送方向に沿って回転する。
帯電部4は、電圧値あるいは電流値、または、電圧値と電流値の両方、更に、電圧の正負が制御されたDC電圧あるいはAC重畳電圧が、帯電ローラ40a及び帯電ローラ40bに印加されることで、用紙Pの表裏面の電位が制御される。
冷却部5は付着抑制手段の一例で、主搬送路23を搬送される用紙Pの搬送方向に対し、定着部3より下流側、かつ、帯電部4より上流側に設けられ、定着部3を通過して温度が上げられた用紙P上のトナーを冷却する。冷却部5は、本例では、定着部3と帯電部4との間で主搬送路23を搬送される用紙Pに空気を吹き付けるファンで構成される。
画像形成装置1Aでは、定着部3を通過して温度が上げられた用紙P上のトナーが冷却部5で冷却されることで、トナーの温度が、所定の温度であるワックスの結晶化温度以下に下げられた用紙Pが帯電部4に搬送される。
温度検知部6は温度検知手段の一例で、主搬送路23において用紙Pの搬送方向に対して定着部3の下流側かつ冷却部5の上流側で用紙Pの一の面に対向して設けられ、定着部3を通過した用紙Pの一の面である画像形成面のトナー温度を検知する。
<本実施の形態の画像形成装置の制御機能例>
図2は、本実施の形態の画像形成装置の制御機能の一例を示す機能ブロック図である。ここで、図2では、定着後の用紙P上のトナー温度を制御することで、用紙Pに定着されたトナーに含まれるワックスの帯電ローラ40a,40bへの付着を抑制する動作に関連する制御機能について説明する。
画像形成装置1Aは、用紙Pを給紙し、画像を形成して排紙する一連の制御を行う制御部100を備える。制御部100は制御手段の一例で、CPU、MPUと称されるマイクロプロセッサと、記憶手段としてRAM、ROM等のメモリを備える。
また、画像形成装置1Aは、用紙のサイズ等の用紙情報を取得する用紙情報取得部101と、画像データ等の画像情報を取得する画像情報取得部102を備える。用紙情報取得部101は用紙情報取得手段の一例で、用紙Pの坪量、サイズ、紙種等が選択される操作手段としての操作部101a、給紙トレイ21にセットされた用紙Pのサイズを検知する用紙サイズ検知センサ101b等で構成される。画像情報取得部102は画像情報取得手段の一例で、画像形成動作によるページ毎のトナー付着量を算出する。
画像形成装置1Aで用紙Pに画像を形成する通常の動作ついて説明すると、制御部100は、用紙搬送部2を制御して用紙Pを搬送する。制御部100は、原稿読取部10で原稿から取得した画像データ、あるいは、外部から取得した画像データに基づき画像形成部11を制御して、用紙Pに画像を形成する。また、制御部100は、定着部3を制御して画像を用紙Pに定着させ、画像が形成された用紙Pを排紙する。
制御部100は、排紙される用紙Pの表面電位が、先行する用紙Pに対して後続する用紙Pの貼り付きが抑えられ、かつ、用紙同士の反発が少なくなる値となるように帯電部4を制御して、連続排紙を行う場合に積載される用紙Pの貼り付きや反発による積載不良の発生を抑制する。
制御部100は、用紙Pと接する帯電ローラ40a及び帯電ローラ40bの表面電位を、電圧値を一定として電流値を変化させる定電圧制御、あるいは、電流値を一定として電圧値を変化させる定電流制御等により制御する。
制御部100は、帯電ローラ40a、40bの表面電位が所定の値となるように帯電部4を制御する電流値と電圧値の何れか、あるいは、電流値と電圧値の両方が予め設定される。なお、用紙Pの電位を検知する電位検知部を備え、電位検知部で検知された用紙Pの電位に基づき、設定電流及び設定電圧を算出しても良い。
また、制御部100は、温度検知部6で検知された用紙P上のトナー温度に応じて冷却部5を制御する。制御部100は、温度検知部6で検知された用紙P上のトナー温度と、ワックスの結晶化温度との高低から、冷却部5による冷却動作の実行の有無及び冷却動作の出力が設定される。
<本実施の形態の画像形成装置の動作例>
図3は、本実施の形態の画像形成装置の動作の一例を示す説明図、図4は、従来の画像形成装置の動作の一例を示す説明図であり、次に、各図を参照して、本実施の形態の画像形成装置の動作について説明する。
画像形成装置1Aで使用されるトナーは、定着部3での定着ローラ31と用紙Pとの分離性を向上させるため、ワックスが添加されている。ワックスの主成分は、本例ではガルバナロウであり、ガルバナロウの結晶化温度は80℃である。
画像形成装置1Aは、定着部3で定着ローラ31により用紙Pに熱を与え、トナーを用紙Pに定着させている。このため、定着部3を通過して帯電部4に搬送される用紙P上のトナーTの温度が、ワックスWの結晶化温度を超えていると、ワックスWが溶融した状態で、用紙Pが矢印Fで示す方向に搬送されて、帯電部4の帯電ローラ40a、40bの間に突入する。
ワックスWが溶融した状態で、用紙Pが帯電部4に搬送されると、図4(a)に示すように、ワックスWが帯電ローラ40aに付着する。両面印刷であれは、ワックスWが帯電ローラ40bにも付着する可能性がある。図4(b)に示すように、帯電ローラ40が1周すると、帯電ローラ40aに付着するワックスWの量が、次の画像で2倍となる。ワックスは絶縁体であるので、導電性を有した帯電ローラ40aの表面にワックスが付着すると、帯電性能が劣化する。
そこで、図2に示す制御部100は、定着部3を通過して帯電部4に搬送される用紙P上のトナーTの温度を温度検知部6で検知する。そして、用紙P上のトナー温度がワックスWの結晶化温度を超えていると、用紙P上のトナー温度がワックスの結晶化温度以下となるように、冷却部5を制御して用紙Pの空気Aを吹き付ける。
定着部3を通過した用紙P上のトナー温度がワックスWの結晶化温度以下となると、ワックスは固体となるので、図3(a)に示すように、用紙Pが矢印F方向に搬送されて帯電部4を通過しても、ワックスWが帯電ローラ40a、40bに付着することが抑制される。
これにより、図3(b)に示すように、帯電ローラ40aが1周しても、帯電ローラ40aにワックスWが付着することが抑制され、所期の帯電性能が維持されるので、帯電性能が安定する。
このように、帯電ローラ40aへのワックスWの付着が抑制されることで、ワックスの付着に伴う帯電ローラ40a、40bの帯電性能の劣化が抑制され、帯電ローラ40a、40の寿命を延ばすことができ、清掃や交換の時期を延ばすことができる。なお、冷却部としては、送風によるもの以外に、温度制御が可能なローラ等、用紙Pに接触する冷却手段を用いてトナー温度を制御しても良い。ローラを使用する場合、用紙Pの裏面からローラを接触させると良い。
<本実施の形態の画像形成装置の他の構成例>
用紙P上のトナー温度を制御して、帯電ローラ40a、40bへのワックスの付着を抑制する他の構成としては、温度検知部6で検知した用紙Pのトナー温度に基づき定着ヒータ34の設定温度を制御しても良い。
制御部100は、定着ヒータ34の設定温度を制御することで、帯電ローラ40a及び帯電ローラ40b間に突入する用紙P上のトナー温度をワックスの結晶化温度以下となるように、定着ローラ31の温度を制御する。このように、付着抑制手段を定着部3で実現しても良い。また、温度検知部6で検知した用紙P上のトナー温度に基づき、冷却部5と定着部3の両方で用紙P上のトナーの温度制御を行っても良い。
図5は、本実施の形態の画像形成装置の他の構成例を示す要部説明図である。帯電ローラ40a、40bへのワックスの付着を抑制する他の構成として、ワックス除去部7を備える。
ワックス除去部7は付着抑制手段の一例で、主搬送路23を搬送される用紙Pの搬送方向に対し、定着部3より下流側、かつ、帯電部4より上流側に設けられ、定着部3を通過してトナー温度が上げられた用紙Pからワックスを除去する。ワックス除去部7は、本例では、用紙PからワックスWを除去する除去ローラ70と、除去ローラ70に付着したワックスWを清掃するクリーニングウェブ71と、清掃前のクリーニングウェブ71が巻かれた繰り出しローラ72と、清掃後のクリーニングウェブ71が巻き取られる巻き取りローラ73と、巻き取りローラ73等を駆動する図示しないモータを備える。
画像形成装置1Aでは、定着部3を通過してトナー温度が上げられた用紙Pが、除去ローラ70と接した状態で除去ローラ70の回転と同期して搬送されることで、結晶化温度より温度が上げられることで溶融したワックスWが除去ローラ70に付着して、用紙Pから除去される。これにより、ワックスWが除去された用紙Pが帯電部4に搬送される。除去ローラ70に付着したワックスWは、矢印方向に回転するクリーニングウェブ71で回収されることで、除去ローラ70によるワックスの除去能力の低下が抑制される。
なお、温度検知部6で検知した用紙P上のトナー温度に基づき、冷却部5で用紙P上のトナーの温度制御を行う構成に加えて、ワックス除去部7でワックスを除去する構成を加えても良い。また、温度検知部6で検知した用紙P上のトナー温度に基づき、冷却部5と定着部3で用紙P上のトナーの温度制御を行う構成に加えて、ワックス除去部7でワックスを除去する構成を加えても良い。
<画像形成装置の他の実施の形態例>
画像形成装置1Aでは、帯電ローラ40a及び帯電ローラ40b間に突入する用紙P上のトナー温度をワックスの結晶化温度以下となるようにすることで、帯電ローラ40a、40bへのワックスの付着を抑制することができる。但し、長期間の使用によるワックスの付着を完全に抑制することはできない。
特に、用紙Pにおける印字率が高い、または、印字面積が広い、すなわち、トナーの付着量が多い画像程、長期間の使用では、帯電ローラ40aにワックスが付着する可能性が高くなると考えられる。これにより、冷却部5で用紙Pに空気を吹き付けることで、帯電ローラ40aへのワックスの付着を抑制する効果が、トナー付着量が多い場合は低下する可能性がある。両面印刷であれば、長期間の使用で帯電ローラ40bにもワックスが付着する可能性がある。
そこで、制御部100は、帯電部4に搬送されて帯電ローラ40a及び帯電ローラ40bの間に突入される用紙P上のトナー温度を、温度検知部6で検知された用紙P上のトナー温度に基づき制御する動作に加えて、帯電部4、更には冷却部5を制御しても良い。
制御の実施の形態の一例としては、制御部100は、用紙情報取得部101で取得した用紙Pのサイズ等の用紙情報、画像情報取得部102で取得した画像データ等の画像情報から印字率、印字面積を求め、印字率、印字面積からトナー付着量を求める。
制御部100は、トナー付着量が所定の閾値を超えると、帯電部4を制御する設定電流あるいは設定電圧の何れか、または、設定電流と設定電圧の両方を上げる。あるいは、トナー付着量の増加に応じて、帯電部4を制御する設定電流あるいは設定電圧の何れか、または、設定電流と設定電圧の両方を段階的に上げる。制御部100は、トナー付着量の累積を求め、トナー付着量の累積値が所定の閾値を超えると、設定電圧等を上げる制御を行っても良い。
定電圧制御で帯電部4を駆動する構成では、トナー付着量に応じて設定電圧の補正値を予め設定しておき、トナー付着量に応じて設定電圧を変えても良い。また、定電流制御で帯電部4を駆動する構成では、トナー付着量に応じて設定電流の補正値を予め設定しておき、トナー付着量に応じて設定電流を変えても良い。
また、制御部100は、トナー付着量によって変化し得る帯電ローラ40a、40bへのワックスの付着を抑制する効果の低下に考慮して、ワックスの溶融の要因である用紙P上のトナーの温度上昇を抑制するため、定着ヒータ34の温度をトナー付着量に応じて変えても良い。
制御部100は、トナー付着量が所定の閾値を超えると、定着性能に応じて定着ヒータ34の設定温度を下げ、定着ローラ31の温度をトナー付着量が閾値以下の場合より下げて、用紙P上のトナーの温度上昇を抑制する。あるいは、トナー付着量の増加に応じて、定着ヒータ34の設定温度を段階的に下げる。
更に、制御部100は、トナー付着量によって変化し得る帯電ローラ40aへのワックスの付着を抑制する効果の低下に考慮して、冷却部5の出力をトナー付着量に応じて変えてもよい。
制御部100は、トナー付着量が所定の閾値を超えると、送風量を増やす等、冷却部5の出力を上げて、用紙P上のトナー温度をワックスの結晶化温度以下に下げる能力を向上させる。あるいは、トナー付着量の増加に応じて、冷却部5の出力を段階的に上げる。
長期間の使用やトナー付着量等によって変化し得る帯電ローラ40a、40bへのワックスの付着を抑制する効果の低下に考慮して、帯電部4を制御する設定電圧あるいは設定電流を変える構成において、帯電ローラ40a、40bの交換時期を通知しても良い。
図6は、帯電ローラの交換時期を通知する動作の一例を示すフローチャートである。制御部100は、図6のステップSA1、SA2で、画像形成ジョブの実行の有無を判断し、画像形成ジョブを開始するまで待機する。
制御部100は、画像形成ジョブを開始すると、図6のステップSA3で、用紙搬送部2を制御して用紙Pを搬送する。また、制御部100は、図6のステップSA4で、原稿読取部10で原稿から取得した画像データ、あるいは、外部から取得した画像データに基づき画像形成部11を制御して、中間転写ベルト16に画像を1次転写する。そして、中間転写ベルト16に1次転写された画像を、2次転写部18で用紙Pに2次転写する。
制御部100は、画像が転写された用紙Pを定着部3に搬送し、図6のステップSA5で、定着部3を制御して画像を用紙Pに定着させる。制御部100は、図6のステップSA6で、画像形成ジョブが両面印刷であり、裏面の印刷が有るか判断する。制御部100は、裏面の印刷があると判断すると、図6のステップSA7で、用紙Pを反転搬送路24へ搬送し、表裏を反転させて主搬送路23に戻す。
制御部100は、図6のステップSA6で、画像形成ジョブが片面印刷であり、裏面の印刷が無いと判断した場合、あるいは、画像形成ジョブが両面印刷であるが、両面の印刷が終了して裏面の印刷が無いと判断した場合は、ステップSA8で、温度検知部6により用紙P上のトナー温度を検知する。
制御部100は、温度検知部6で検知されたトナー温度及び印刷枚数の累積値に基づき、図6のステップSA9で、定着ローラ31を温度制御する定着ヒータ34の温度を決定し、ステップSA10で、定電流制御である場合、帯電ローラ40a、40bに印加する電圧値を決定する。
制御部100は、図6のステップSA11で、帯電ローラ40a、40bに印加する電圧値が、電源の定格電圧以下であるか判断し、印加電圧が定格電圧を超えると判断すると、ステップSA12で、帯電ローラ40a、40bの交換時期であると判断し、帯電ローラの交換を促す通知を行う。帯電ローラ交換通知は、例えば、画像形成装置1Aに設けられた操作部101aを構成する表示部に文言等を表示することで行われる。
制御部100は、図6のステップSA11で、帯電ローラ40a、40bに印加する電圧値が、電源の定格電圧以下であると判断すると、ステップSA13で、帯電ローラ40a、40bに設定した電圧を印加することで、ステップSA14で用紙Pを所定の電位で帯電させる。そして、ステップSA15で、画像の形成及び帯電が終了した用紙Pを排紙トレイ25に排紙する。
図7は、帯電ローラの交換時期を通知する動作の他の例を示すフローチャートである。制御部100は、図7のステップSB1、SB2で、画像形成ジョブの実行の有無を判断し、画像形成ジョブを開始するまで待機する。
制御部100は、画像形成ジョブを開始すると、図7のステップSB3で、用紙搬送部2を制御して用紙Pを搬送する。また、制御部100は、図7のステップSB4で、画像データに基づき画像形成部11を制御して、中間転写ベルト16に画像を1次転写する。そして、中間転写ベルト16に1次転写された画像を、2次転写部18で用紙Pに2次転写する。
制御部100は、画像が転写された用紙Pを定着部3に搬送し、図7のステップSB5で、定着部3を制御して画像を用紙Pに定着させる。制御部100は、図7のステップSB6で、画像形成ジョブが両面印刷であり、裏面の印刷が有るか判断する。制御部100は、裏面の印刷があると判断すると、図7のステップSB7で、用紙Pを反転搬送路24へ搬送し、表裏を反転させて主搬送路23に戻す。
制御部100は、図7のステップSB6で、画像形成ジョブが片面印刷であり、裏面の印刷が無いと判断した場合、あるいは、画像形成ジョブが両面印刷であるが、両面の印刷が終了して裏面の印刷が無いと判断した場合は、ステップSB8で、温度検知部6により用紙P上のトナー温度を検知する。
制御部100は、温度検知部6で検知されたトナー温度に基づき、図7のステップSB9で、定着ローラ31を温度制御する定着ヒータ34の温度を決定する。また、ステップSB10で、印字面積の累積値を求め、印字面積の累積値からトナー付着量を求めて、ステップSB11で、定電圧制御である場合、帯電ローラ40a、40bに印加する電圧値の補正値を決定する。
制御部100は、図7のステップSB12で、帯電ローラ40a、40bに印加する電圧値が、電源の定格電圧以下であるか判断し、印加電圧が定格電圧を超えると判断すると、ステップSB13で、帯電ローラ40a、40bの交換時期であると判断し、帯電ローラの交換を促す通知を表示等により行う。
制御部100は、図7のステップSB12で、帯電ローラ40a、40bに印加する電圧値が、電源の定格電圧以下であると判断すると、ステップSB14で、帯電ローラ40a、40bに設定した電圧を印加することで、ステップSB15で用紙Pを所定の電位で帯電させる。そして、ステップSB16で、画像の形成及び帯電が終了した用紙Pを排紙トレイ25に排紙する。
<画像形成システムの一例>
図8は、本実施の形態の画像形成システムの一例を示す構成図である。本実施の形態の画像形成装置1Aでは、帯電部4及び冷却部5を装置内に設ける構成とした。これに対し、帯電部4を備えた帯電装置111を、画像形成装置1Bとは独立して画像形成装置1Bの後段に備え、用紙綴じ装置等の後処理装置112と組み合わせて使用される画像形成システム115を構成しても良い。冷却部5は、画像形成装置1B内に設ける構成、帯電装置111内に設ける構成としても良い。また、画像形成装置1B及び帯電装置111とは独立して、画像形成装置1Bと帯電装置111の間に、冷却部5を備えた冷却装置113を付着抑制装置として設ける構成としても良い。
本発明は、用紙を帯電させてトナー像を転写させる画像形成装置に適用される。
1A、1B・・・画像形成装置、2・・・用紙搬送部、3・・・転写部、4・・・帯電部、5・・・冷却部、6・・・温度検知部、100・・・制御部

Claims (9)

  1. 用紙にトナーを転写して画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段で画像が形成された用紙に画像を定着させる定着手段と、
    前記定着手段で画像が定着された用紙を帯電させる帯電手段と、
    用紙の搬送方向に対して前記帯電手段の上流側に設けられ、用紙に転写されたトナーに含まれるワックスの前記帯電手段への付着を抑制する付着抑制手段とを備え、
    前記帯電手段の電荷制御は定電圧制御とし、用紙上の印字面積の累積からトナー付着量を求め、トナー付着量に基づき前記帯電手段に印加される電圧値を補正し、
    前記付着抑制手段は、用紙に空気を吹き付ける冷却部であり、
    前記冷却部は、搬送されている用紙に空気を吹き付ける
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記定着手段でトナーが定着された用紙上のトナー温度を検知する温度検知手段で検知されたトナー温度に基づき前記冷却部を制御して、トナー温度をワックスの結晶化温度以下とする制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記定着手段でトナーが定着された用紙上のトナー温度を検知する温度検知手段で検知されたトナー温度に基づき、前記定着手段が用紙に加える温度を制御し、トナー温度をワックスの結晶化温度以下とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記帯電手段の電荷制御は定電流制御とし、電圧値を可変として用紙の電位を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 用紙上の印字率からトナー付着量を求め、トナー付着量に基づき前記冷却部を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 用紙上の印字率からトナー付着量を求め、トナー付着量に基づき前記定着手段が用紙に加える温度を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記帯電手段の電荷制御は定電流制御とし、前記帯電手段に印加される電圧値が定格電圧値を超える前に、前記帯電手段の交換時期を通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記帯電手段の電荷制御は定電圧制御とし、用紙上の印字面積の累積から求めたトナー付着量に基づく前記帯電手段に印加される電圧値の補正値が定格電圧値を超える前に、前記帯電手段の交換時期を通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 用紙にトナーを転写して画像を形成する画像形成手段及び前記画像形成手段で画像が形成された用紙に画像を定着させる定着手段を有した画像形成装置と、
    前記定着手段で画像が定着された用紙を帯電させる帯電装置と、
    用紙の搬送方向に対して前記帯電装置の上流側に設けられ、用紙に転写されたトナーに含まれるワックスの前記帯電装置での付着を抑制する付着抑制装置とを備え、
    前記帯電装置の電荷制御は定電圧制御とし、用紙上の印字面積の累積からトナー付着量を求め、トナー付着量に基づき前記帯電装置に印加される電圧値を補正し、
    前記付着抑制装置は、用紙に空気を吹き付ける冷却部であり、
    前記冷却部は、搬送されている用紙に空気を吹き付ける
    ことを特徴とする画像形成システム。
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