JP2022063455A - 光沢処理装置、画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】光沢処理時にトナーの一部がトナー像から剥がれ、トナーの一部が無端ベルトに残留してしまうこと(トナーオフセット)を抑制することができる光沢処理装置を提供する。【解決手段】搬送方向Aに印刷媒体3を搬送する無端ベルト61と、加熱ローラ62と、ニップ領域NPにおいて前記加熱ローラ62との間で前記印刷媒体3及び前記無端ベルト61を押圧する加圧ローラ63と、前記搬送方向Aにおいて前記ニップ領域NPよりも上流側に配置され、静電気により前記印刷媒体3を帯電させる帯電部91と、を備える光沢処理装置60。【選択図】図2
Description
画像形成システムは、例えば、用紙を搬送する搬送装置と、静電潜像が形成される像担持体と、静電潜像を現像する現像装置と、トナー像を用紙に転写する転写装置と、トナー像を用紙に定着させる定着装置と、トナー像に光沢処理を施す光沢処理装置と、用紙を排出する排出装置と、を備える。
上述したとおり、画像形成システムは光沢処理装置を備え得る。光沢処理装置には、定着装置によりトナー像が溶融定着された用紙が供給される。光沢処理装置は、加熱ローラ及び加圧ローラと、加熱ローラに係止された無端ベルトと、を備え、加熱ローラ及び加圧ローラによってトナー像を加熱して再溶融させ、無端ベルトの平坦面をトナー像の表面に機械的に転写することにより、トナー像に光沢処理を施す。
しかしながら、光沢処理時にトナーの一部がトナー像から剥がれ、無端ベルトに付着して残留してしまう事態が生じ得る。以下、このようにトナーの一部が無端ベルトに残留してしまう事態を「トナーオフセット」ともいう。無端ベルトにトナーが残留していると、次回以降の光沢処理時に用紙に汚れが生じるおそれがある。
これに対し、以下に説明する画像形成システムの光沢処理装置は、静電気により用紙を帯電させる帯電部を備えている。これにより、用紙と無端ベルトとを静電気的に吸着させることができ、その結果、トナーオフセットの発生を抑制することができる。
以下、図面を参照して、例示的な画像形成システムについて説明する。画像形成システムは、プリンタ等の画像形成装置であってもよく、画像形成装置等に用いられる装置であってもよい。図面に基づいて説明するにあたり、同一する要素又は同一の機能を有す類似する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。「~」を用いて示された数値範囲は、「~」の前後に記載される数値をそれぞれ最小値及び最大値として含む範囲を示す。「略」を付して表記した値は、当該値を含むとともに、当該値の近傍を含む範囲を示している。「略」で表記した値は、例えば、「略」を削除した値そのものであってもよい。
まず、一例の画像形成装置の概略構成を説明する。図1は、一例の画像形成装置1の概略図である。画像形成装置1は、マゼンタ、イエロー、シアン、ブラックの4色を用いてカラー画像を形成する装置である。画像形成装置1は、印刷媒体(記録媒体)である用紙3を搬送する搬送装置10と、表面(周面)に静電潜像が形成される像担持体20M,20Y,20C,20Kと、静電潜像を現像してトナー像を形成する現像装置30M,30Y,30C,30Kと、トナー像を用紙3に転写する転写装置40と、トナー像を用紙3に定着させる定着装置50と、用紙3上のトナー像に光沢処理を施す光沢処理装置60と、用紙3を排出する排出装置70と、制御部80と、を備えている。
搬送装置10は、画像が形成される記録媒体としての用紙3を搬送経路11上で搬送する。用紙3は、カセット12に積層されて収容され、給紙ローラ13によりピックアップされて搬送される。
像担持体20M,20Y,20C,20Kの各々は、静電潜像担持体、感光体ドラム等とも呼ばれる。像担持体20Mは、マゼンタのトナー像を形成するための静電潜像を形成する。像担持体20Yは、イエローのトナー像を形成するための静電潜像を形成する。像担持体20Cは、シアンのトナー像を形成するための静電潜像を形成する。像担持体20Kは、ブラックのトナー像を形成するための静電潜像を形成する。像担持体20M,20Y,20C,20Kは、基本的に同じ構成をしている。このため、特に分けて説明する場合を除き、像担持体20Mを代表として説明する。
像担持体20Mの周上には、現像装置30Mと、帯電ローラ22Mと、露光ユニット23と、クリーニングユニット24Mと、が設けられている。像担持体20Y,20C,20Kの各々の周上にも、像担持体20Mの周上と同様に、現像装置30Y,30C,30Kの各々と、帯電ローラと、露光ユニット23と、クリーニングユニットと、が設けられている。
帯電ローラ22Mは、像担持体20Mの表面を所定の電位に帯電させる帯電手段である。帯電ローラ22Mは、像担持体20Mの回転に追従して動く。露光ユニット23は、帯電ローラ22Mによって帯電した像担持体20Mの表面を、用紙3に形成する画像に応じて露光する。これにより、像担持体20Mの表面のうち露光ユニット23により露光された部分の電位が変化し、静電潜像が形成される。クリーニングユニット24Mは、像担持体20M上に残存するトナーを回収する。
現像装置30Mは、マゼンタのトナー及びキャリアが充填されているトナータンク21Mから供給されたトナーによって、像担持体20Mに形成された静電潜像を現像し、マゼンタのトナー像を形成する。現像装置30Yは、イエローのトナー及びキャリアが充填されているトナータンク21Yから供給されたトナーによって、像担持体20Yに形成された静電潜像を現像し、イエローのトナー像を形成する。現像装置30Cは、シアンのトナー及びキャリアが充填されているトナータンク21Cから供給されたトナーによって、像担持体20Cに形成された静電潜像を現像し、シアンのトナー像を形成する。現像装置30Kは、ブラックのトナー及びキャリアが充填されているトナータンク21Kから供給されたトナーによって、像担持体20Bに形成された静電潜像を現像し、ブラックのトナー像を形成する。現像装置30M,30Y,30C,30Kは、基本的に同じ構成をしている。このため、特に分けて説明する場合を除き、現像装置30Mを代表として説明する。
現像装置30Mは、トナーを像担持体20Mに担持させる現像ローラ31Mを備えている。現像装置30Mでは、現像剤として、トナー及びキャリアを含む二成分現像剤を用いる。つまり、現像装置30Mでは、トナーとキャリアを所望の混合比になるように調整し、更に混合撹拌してトナーを分散させることで、最適な帯電量が付与された現像剤が調整される。現像装置30Mでは、この現像剤が現像ローラ31Mに担持させる。そして、現像ローラ31Mの回転により現像剤が像担持体20Mと対向する領域まで搬送されると、現像ローラ31Mに担持された現像剤のうちのトナーが像担持体20Mの周面上に形成された静電潜像に移動し、静電潜像が現像される。
転写装置40は、現像装置30M,30Y,30C,30Kの各々で形成されたトナー像を搬送して用紙3に転写する。転写装置40は、像担持体20M,20Y,20C,20Kの各々からトナー像が一次転写される転写ベルト41と、転写ベルト41を懸架する懸架ローラ44,45,46,47と、像担持体20M,20Y,20C,20Kの各々と共に転写ベルト41を挟持して像担持体20M,20Y,20C,20Kの各々から転写ベルト41にトナー像を一次転写する一次転写ローラ42M,42Y,42C,42Kと、懸架ローラ47と共に転写ベルト41を挟持して転写ベルト41から用紙3に各トナー像を二次転写する二次転写ローラ43と、を備えている。
転写ベルト41は、懸架ローラ44,45,46,47により循環移動する無端ベルトである。懸架ローラ44,45,46,47の各々は、軸線周りに回転可能なローラである。懸架ローラ47は、軸線周りに回転駆動する駆動ローラであり、懸架ローラ44,45,46は、懸架ローラ47の回転駆動により従動回転する従動ローラである。一次転写ローラ42Mは、転写ベルト41の内周側から像担持体20Mを押圧するように設けられる。一次転写ローラ42Yは、転写ベルト41の内周側から像担持体20Yを押圧するように設けられる。一次転写ローラ42Cは、転写ベルト41の内周側から像担持体20Cを押圧するように設けられる。一次転写ローラ42Kは、転写ベルト41の内周側から像担持体20Kを押圧するように設けられる。二次転写ローラ43は、転写ベルト41を挟んで懸架ローラ47と平行に配置されて、転写ベルト41の外周側から懸架ローラ47を押圧するように設けられる。これにより、二次転写ローラ43は、転写ベルト41との間に、転写ベルト41から用紙3にトナー像を転写するための転写ニップ領域14を形成する。
定着装置50は、加熱及び加圧する定着ニップ領域に用紙3を通過させることで、転写ベルト41から用紙3に二次転写されたトナー像を用紙3に付着させ、定着させる。定着装置50は、用紙3を加熱する加熱ローラ52と、加熱ローラ52を押圧して回転駆動する加圧ローラ54と、を備えている。加熱ローラ52及び加圧ローラ54は円筒状に形成されており、加熱ローラ52は内部にハロゲンランプ等の熱源を備えている。加熱ローラ52と加圧ローラ54との間には接触領域である定着ニップ領域が設けられ、定着ニップ領域に用紙3を通過させることにより、トナー像を用紙3に溶融定着させる。
光沢処理装置60は、定着装置50により定着された用紙3上のトナー像に光沢処理を施す。光沢処理装置60の詳細については後述する。排出装置70は、光沢処理装置60により光沢処理が施された用紙3を装置外部へ排出するための排出ローラ72,74を備えている。
制御部80は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有する電子制御ユニットである。制御部80では、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、CPUで実行することで、各種の制御を実行する。制御部80は、複数の電子制御ユニットにより構成されていてもよく、単一の電子制御ユニットにより構成されていてもよい。制御部80は、画像形成装置1における様々な制御を行う。
続いて、画像形成装置1による印刷工程について説明する。画像形成装置1に記録対象画像の画像信号が入力されると、制御部80は、給紙ローラ13を回転させて、カセット12に積層された用紙3をピックアップして搬送する。そして、帯電ローラ22Mにより像担持体20M,20Y,20C,20Kの各々の表面を所定の電位に帯電する(帯電工程)。その後、制御部80は、受信した画像信号に基づいて、露光ユニット23により像担持体20M,20Y,20C,20Kの各々の表面にレーザ光を照射して静電潜像を形成する(露光工程)。
現像装置30M,30Y,30C,30Kの各々では、像担持体20M,20Y,20C,20Kの各々に形成された静電潜像が現像されてトナー像が形成される(現像工程)。こうして形成された各トナー像は、像担持体20M,20Y,20C,20Kの各々と転写ベルト41とが対向する領域において、転写ベルト41に一次転写される(転写工程)。転写ベルト41には、像担持体20M,20Y,20C,20Kの各々に形成された各トナー像が順次積層されて、1つの積層トナー像が形成される。そして、積層トナー像は、懸架ローラ47と二次転写ローラ43とが対向する転写ニップ領域14において、搬送装置10により搬送された用紙3に二次転写される。
積層トナー像が二次転写された用紙3は、定着装置50へ搬送される。そして、定着装置50は、用紙3が定着ニップ領域を通過する際に、用紙3を加熱ローラ52と加圧ローラ54との間で加熱及び加圧することにより、積層トナー像を用紙3へ溶融定着させる(定着工程)。続いて、光沢処理装置60により用紙3に光沢処理が施される(光沢処理工程)。その後、用紙3は、排出ローラ72,74によって画像形成装置1の外部へ排出される。
図2は、一例の光沢処理装置60を示す模式図である。光沢処理装置60は、無端ベルト61と、加熱ローラ62と、加圧ローラ63と、テンションローラ64と、冷却部65と、帯電部66と、除電部67と、を備えている。帯電部66は、帯電ローラ91及び接地ローラ92を含んでいる。
無端ベルト61は、テンションローラ64及び接地ローラ92に架けられている。無端ベルト61は、テンションローラ64及び接地ローラ92の回転により駆動され、表面上に配置された用紙3を搬送方向Aに沿って搬送する。無端ベルト61は、平坦な接触面61aを外周に有している。無端ベルト61は、平滑性付与ベルトとも呼ばれ、接触面61aにおいてトナー像に接触することで用紙3上のトナー像に平滑性を付与する。接触面61aは、約5mJ/m2以上の表面自由エネルギーを有している。接触面61aの表面自由エネルギーは、無端ベルト61の材料を変更することにより調整され得る。例えば、無端ベルト61の基材の材料は、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンスルフィド又はポリカーボネート等であってもよい。接触面61aの表面自由エネルギーは、接触面61aに疎水コーティングを施すことによっても調整され得る。接触面61aの表面自由エネルギーは、接触面61aにフッ素やケイ素原子を含有するコーティング等を施すことによっても調整され得る。表面自由エネルギーは、例えば、協和界面科学社製のポータブル接触角計PCA-11等を用いた濡れ性試験により測定され得る。
加熱ローラ62、加圧ローラ63、テンションローラ64、帯電ローラ91及び接地ローラ92は、軸線周りに回転可能である。加圧ローラ63は、軸線周りに回転駆動される駆動ローラであり、加熱ローラ62、テンションローラ64、帯電ローラ91及び接地ローラ92は、加圧ローラ63の回転により従動回転する従動ローラである。
加熱ローラ62は、例えば内部に加熱手段を備えており、温度が調整可能となっている。加圧ローラ63は、弾性を有する外周面を有しており、当該外周面と加熱ローラ62との間で用紙3及び無端ベルト61を押圧する。加熱ローラ62と加圧ローラ63との間にはニップ領域NPが形成されており、ニップ領域NPにおいて加熱ローラ62及び加圧ローラ63により押圧されつつ加熱されることで、用紙3上のトナー像が再溶融される。溶融した状態のトナー像に無端ベルト61の接触面61aが転写されることで、トナー像に光沢処理が施される。
テンションローラ64は、搬送方向Aにおいてニップ領域NPよりも下流側に配置され、無端ベルト61に係止されている。冷却部65は、用紙3上のトナーを冷却する。冷却部65は、例えば、無端ベルト61の内側に配置されており、無端ベルト61に向けて冷却風を吹き付けることで用紙3上のトナーを冷却する。
図3は、経過時間と温度及び面圧の関係を示すグラフである。横軸は、ニップ領域NPにおいて用紙3が加熱ローラ62及び加圧ローラ63によりニップされた時点を0秒とした場合の時間を表している。図3に示されるように、用紙3に加わる面圧は、ニップ領域NPにおいて2kgf/cm2程度となった後に略0となっている。用紙3の温度は、ニップ領域NPにおいて約120~130℃程度に達した後、5秒程度かけて50℃以下に低下している。
帯電部66は、搬送方向Aにおいてニップ領域NPよりも上流側に配置され、静電気(静電荷)により用紙3を帯電させる。帯電部66には、定着装置50によりトナー像が定着された用紙3が提供される。用紙3を帯電させることで、用紙3と無端ベルト61とを静電気的に吸着させることができる。
上述したとおり、帯電部66は、帯電ローラ91及び接地ローラ92を含んでいる。帯電ローラ91は、接地ローラ92との間で用紙3及び無端ベルト61を押圧する。帯電ローラ91は、電源に電気的に接続されて帯電しており、静電気により用紙3を帯電させる。接地ローラ92は、接地されている。接地ローラ92は、無端ベルト61にテンションを付与するテンションローラとしても機能する。
除電部67は、搬送方向Aにおいてニップ領域NPよりも下流側に配置され、用紙3から静電気を除去する。用紙3から静電気を除去することで、用紙3を無端ベルト61から剥がすことができる。ニップ領域NPから除電部67までの距離DSは、約10cm以上である。距離DSは、ニップ領域NPにおける除電部67側の端部から除電部67までの距離である。除電部67は、交流高電圧が印加されるワイヤ電極94と、ワイヤ電極94を覆う接地されたケース95と、を含んでいる。除電部67の構成としては、この例に限定されず、任意の構成を採用することができる。
図4及び図5を参照して、光沢処理装置において生じ得る課題について説明する。図4及び図5は、参考例の光沢処理装置160を示す模式図である。光沢処理装置160は、無端ベルト161、加熱ローラ162、加圧ローラ163及びテンションローラ164を備えている。光沢処理装置160は、帯電部66及び除電部67を備えていない点において、上述した光沢処理装置60と主に相違する。
光沢処理装置160では、光沢処理時にトナーの一部がトナー像から剥がれ、剥がれたトナーが無端ベルト161に転移及び付着して残留してしまうトナーオフセットが生じ得る。図4及び図5では、無端ベルト161に残留したトナーが符号TNで示されている。無端ベルト161にトナーが残留していると、次回以降の光沢処理時に用紙に汚れが生じるおそれがある。
トナーオフセットは、大面積な画像(Solid画像)ではなく、網点又は細線等を含む画像(Screenパターン)において生じ易い。これは、後者はトナー間の引力が弱くなり易い物理的形状を有しており、トナー側の引力よりも無端ベルト161の表面自由エネルギーによる引力が大きくなり易いためであると考えられる。
トナーオフセットの生じ易さは、用紙の粗度によっても変化する。発明者らは、用紙の粗度が高いほどトナーオフセットが生じ易いことを実験により確認した。これは、粗度が高いほど、トナーが凹部に入り込むことで押圧が不十分となり、トナーの繊維への接着が弱くなるためであると考えられる。
図6は、参考例において高光沢画像を得るための条件を示すグラフである。ニップ圧力は、加熱ローラ62及び加圧ローラ63がニップ領域NPにおいて用紙3に加える圧力である。図6において、「Good:〇」はトナーオフセットが生じなかったことを示し、「Bad:×」はトナーオフセットが生じたことを示す。この点は図7,9,11についても同様である。図7は、参考例においてトナーオフセットを防止するための条件を示すグラフである。図8は、トナーの複素粘性率と温度の関係を示すグラフである。トナーの複素粘性率は、例えば、ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン社製の溶融粘弾性測定装置ARES-G2により測定され得る。
図7に示されるように、参考例の場合、無端ベルト161の表面自由エネルギーを5mJ/m2よりも小さく設定する必要がある。また、トナー間の引力を無端ベルト161の引力よりも大きくするために、トナーの複素粘性率を2×103Pa・Sよりも大きくなるように制御する必要がある。図8に示されるように、トナーの複素粘性率はトナーの温度に応じて変化する。
一方、無端ベルト161を用いてトナー像に良好に平滑性を付与するためには、トナーの複素粘性率は1×104Pa・Sよりも小さい必要がある。したがって、光沢処理を可能としつつトナーオフセットを抑制するためには、トナーの複素粘性率を2×103~1×104Pa・Sに制御する必要がある。この場合、図8に示されるように、光沢処理時の加熱ローラ62の温度を約85℃~100℃に制御する必要があり、温度制御幅W1は約15℃と狭い範囲となる。温度制御幅W1を満たすように温度を制御することは難しく、そのため、良好な画質を安定的に得ることが難しくなるおそれがある。
対して、上述した光沢処理装置60は、静電気により用紙3を帯電させる帯電部66を備えている。これにより、用紙3と無端ベルト61とを静電気的に吸着させることができ、その結果、トナーオフセットの発生を抑制することができる。
本発明者らは、以下の知見を見出した。上述したように加圧ローラ63の表面は弾性を有しており、加熱ローラ62との間で用紙3及び無端ベルト61を押圧する際に圧縮変形する。用紙3がニップ領域NPから搬送される際に、加圧ローラ63が圧縮形状から元の形状に戻る動きの影響により、用紙3上のトナー像と無端ベルト61との間に僅かな速度差や微小ギャップが発生する。この際に、溶融と固化の間の状態にあるトナー像の一部が千切れ、無端ベルト61に転移及び付着して残留する可能性があることが分かった。これに対し、上述したとおり、帯電部66を用いて用紙3と無端ベルト61とを静電気的に吸着させることで、トナー像が無端ベルト61に残留することを抑制することができる。
また、光沢処理装置60は、搬送方向Aにおいてニップ領域NPよりも下流側に配置され、用紙3から静電気を除去する除電部67を備えている。これにより、静電気により吸着された用紙3を無端ベルト61から確実に剥がすことができ、トナーオフセットの発生を確実に抑制することができる。
また、光沢処理時の除電部67における用紙3(用紙3上のトナー)の温度が、約105℃以下である。これにより、トナーオフセットの発生を確実に抑制することができる。この点について図9を参照しつつ更に説明する。図9は、ニップ領域NPと除電部67との間の距離DSを変化させた場合の実験結果を示すグラフである。この実施例では、印刷速度を8PPM(Page Per Minute)に、ニップ圧力を2kgf/cm2に、加熱ローラ62の温度(システム温度)を130℃に(換言すればトナーの複素粘性率を2.66×102Pa・Sに)、無端ベルト61の表面自由エネルギーを12.2mJ/m2に設定した。
図9に示されるように、ニップ領域NPと除電部67との距離DSが10cm以上である場合、光沢処理時の除電部67における用紙3の温度が約105℃以下となり、トナーオフセットの発生を防止することができた。距離DSが10cmよりも短いと、トナーが105℃よりも高温の状態で無端ベルト61から離れるため、オフセットが発生すると考えられる。距離DSが10cm以上であると、トナーが105℃よりも高温の状態では用紙3と無端ベルト61との間に微小ギャップが発生せず、105℃よりも低温の状態になった後にトナーが無端ベルト61から離れるため、トナーオフセットを防止することができたと考えられる。除電部67における用紙3の温度を約105℃以下とするために必要な距離DSは、条件に応じて変化し得る。例えば、上記例において印刷速度が4PPMと半分に設定された場合には、距離DSが5cmである位置において用紙3の温度が105℃に低下することが予想される。
また、光沢処理装置60では、帯電部66が、互いの間に用紙3及び無端ベルト61を挟む帯電ローラ91及び接地ローラ92を含んでいる。これにより、用紙3を良好に帯電させることができる。
また、光沢処理装置60は、搬送方向Aにおいてニップ領域NPよりも下流側に配置され、無端ベルト61に係止されたテンションローラ64を備えている。これにより、ニップ領域NPとテンションローラ64との間に用紙3の搬送経路を形成することができ、ニップ領域NPの下流側において静電気を除去することやトナーを冷却することが可能となる。なお、テンションローラ64を接地してテンションローラ64に静電気を除去する機能を持たせてもよいし、或いはテンションローラ64にトナーを冷却する機能を持たせてもよい。
また、光沢処理装置60では、無端ベルト61が約5mJ/m2以上の表面自由エネルギーを有している。このように、光沢処理装置60では、約5mJ/m2以上の表面自由エネルギーを有する無端ベルト61を使用することができ、設計自由度を向上することができる。
また、光沢処理装置60では、光沢処理時のニップ領域NPにおける用紙3(用紙3上のトナー)の温度が、約85℃~150℃である。すなわち、光沢処理装置60では、図8に示されるように、トナーの複素粘性率は1×102~1×104Pa・Sであればよく、光沢処理時のニップ領域NPにおけるトナーの温度は約85℃~150℃であればよい。したがって、温度制御幅W2が約65℃と広く、良好な画質を安定的に得ることが可能となる。すなわち、光沢処理装置60では、温度制御幅W2が約15℃よりも広く、光沢処理時にニップ領域NPにおける用紙3が約100℃~150℃の温度に達し得る。換言すれば、上述した参考例の光沢処理装置160では、トナーの温度を温度制御幅W1内に収めるために加熱ローラ162の温度を厳しく制御する必要があるのに対し、光沢処理装置60では、温度制御幅W2が広いため、制御を容易化することができる。
また、画像形成装置1は、光沢処理装置60と、トナー像を用紙3に定着させる定着装置50と、を備え、定着装置50によりトナー像が定着された用紙3が光沢処理装置60に提供される。画像形成装置1によれば、上述した理由により、トナーオフセットの発生を抑制することができる。
図10は、他の例の光沢処理装置60Aを示す模式図である。光沢処理装置60Aは、第1無端ベルト61Aと、第2無端ベルト61Bと、加熱ローラ62と、加圧ローラ63と、第1テンションローラ64Aと、第2テンションローラ64Bと、を備えている。第1無端ベルト61A、加熱ローラ62、加圧ローラ63及び第1テンションローラ64Aは、上述した無端ベルト61、加熱ローラ62、加圧ローラ63及びテンションローラ64にそれぞれ対応する。
第1無端ベルト61Aは、用紙3を搬送方向Aに沿って搬送する。第2無端ベルト61Bは、第1無端ベルト61Aとの間で用紙3を挟んで搬送する。加熱ローラ62は、第1無端ベルト61Aの内側に配置され、第1無端ベルト61Aに係止されている。加圧ローラ63は、第2無端ベルト61Bの内側に配置され、第2無端ベルト61Bに係止されている。加圧ローラ63は、ニップ領域NPにおいて加熱ローラ62との間で用紙3、第1無端ベルト61A及び第2無端ベルト61Bを押圧する。第1テンションローラ64Aは、搬送方向Aにおいてニップ領域NPよりも下流側に配置され、第1無端ベルト61Aに係止されている。第2テンションローラ64Bは、搬送方向Aにおいてニップ領域NPよりも下流側に配置され、第2無端ベルト61Bに係止されている。
第1無端ベルト61Aは、平坦な接触面61Aaを外周に有している。接触面61Aaは、約5mJ/m2以上30mJ/m2以下の表面自由エネルギーを有している。
光沢処理装置60Aによっても、上述した光沢処理装置60と同様に、トナーオフセットの発生を抑制することができる。より具体的には、光沢処理装置60Aでは、用紙3が第1無端ベルト61Aと第2無端ベルト61Bとの間で挟んで搬送される。そのため、用紙3を第1無端ベルト61Aに良好に接触させることができ、その結果、トナーオフセットの発生を抑制することができる。また、第1無端ベルト61Aが、約30mJ/m2以下の表面自由エネルギーを有する接触面61Aaを形成している。このことによっても、トナーオフセットの発生を抑制することができる。
また、光沢処理装置60Aは、搬送方向Aにおいてニップ領域NPよりも下流側に配置され、第1無端ベルト61Aに係止された第1テンションローラ64Aを備えている。これにより、用紙3を良好に搬送することができる。
また、光沢処理装置60Aは、搬送方向Aにおいてニップ領域NPよりも下流側に配置され、第2無端ベルト61Bに係止された第2テンションローラ64Bを備えている。これにより、用紙3を良好に搬送することができる。
また、光沢処理装置60Aでは、光沢処理時のニップ領域NPにおける用紙3(用紙3上のトナー)の温度が、約85℃~150℃である。すなわち、光沢処理装置60Aにおいても、図8に示されるように、トナーの複素粘性率は1×102~1×104Pa・Sであればよく、光沢処理時のニップ領域NPにおけるトナーの温度は約85℃~150℃であればよい。したがって、温度制御幅W2が約65℃と広く、良好な画質を安定的に得ることが可能となる。すなわち、光沢処理装置60Aでは、温度制御幅W2が約15℃よりも広く、光沢処理時にニップ領域NPにおける用紙3が約100℃~150℃の温度に達し得る。換言すれば、上述した参考例の光沢処理装置160では、トナーの温度を温度制御幅W1内に収めるために加熱ローラ162の温度を厳しく制御する必要があるのに対し、光沢処理装置60では、温度制御幅W2が広いため、制御を容易化することができる。
また、光沢処理装置60Aでは、加熱ローラ62及び加圧ローラ63は、ニップ領域NPにおいて用紙3に約0.5gf/cm2~5.0kgf/cm2の圧力を加える。図6に示されるように、ニップ圧力を当該範囲内に設定することで、光沢処理を良好に実施することができる。
また、光沢処理装置60Aでは、接触面61Aaが約5mJ/m2以上の表面自由エネルギーを有している。このように、光沢処理装置60Aでは、約5mJ/m2以上の表面自由エネルギーを有する第1無端ベルト61Aを使用することができ、設計自由度を向上することができる。
図11は、光沢処理装置60Aにおいてトナーオフセットを防止するための条件を示すグラフである。図11に示される実施例では、印刷速度を8PPM(Page Per Minute)に、ニップ圧力を2kgf/cm2に設定した。図11に示されるように、複素粘性率が1×102~1×104Pa・Sであり、接触面61Aaの表面自由エネルギーが約5mJ/m2以上30mJ/m2以下である場合に、トナーオフセットの発生を抑制することができた。
本明細書に記載の全ての側面、利点及び特徴が、必ずしも、いずれかひとつの特定の例及び実施形態により達成される又は含まれるわけではないことは理解されたい。実際、本明細書において様々な例を記載し示したが、他の例もその配置及び詳細について修正することができることは明らかであるべきだ。ここに請求される保護主題の精神及び範囲に包含される全ての修正及び変形を請求する。
光沢処理装置60において、除電部67は省略されてもよい。この場合、テンションローラ64の曲率を大きく設定することにより、用紙3を無端ベルト61から剥がれ易くしてもよい。光沢処理装置60Aにおいて、第2無端ベルト61Bが、約5mJ/m2以上30mJ/m2以下の表面自由エネルギーを有する接触面を外周に有していてもよい。第1無端ベルト61A及び第2無端ベルト61Bの少なくとも一方が、約30mJ/m2以下の表面自由エネルギーを有する接触面を形成していればよい。光沢処理装置60,60Aは、定着装置50を備えない装置に適用されてもよい。
Claims (15)
- 搬送方向に印刷媒体を搬送する無端ベルトと、
加熱ローラと、
ニップ領域において前記加熱ローラとの間で前記印刷媒体及び前記無端ベルトを押圧する加圧ローラと、
前記搬送方向において前記ニップ領域よりも上流側に配置され、静電気により前記印刷媒体を帯電させる帯電部と、を備える光沢処理装置。 - 前記搬送方向において前記ニップ領域よりも下流側に配置され、前記印刷媒体から前記静電気を除去する除電部を備える、請求項1に記載の光沢処理装置。
- 光沢処理時の前記除電部における前記印刷媒体の温度は、約105℃以下である、請求項2に記載の光沢処理装置。
- 前記帯電部は、互いの間に前記印刷媒体及び前記無端ベルトを挟む帯電ローラ及び接地ローラを含んでいる、請求項1に記載の光沢処理装置。
- 前記搬送方向において前記ニップ領域よりも下流側に配置され、前記無端ベルトに係止されたテンションローラを備える、請求項1に記載の光沢処理装置。
- 前記無端ベルトは、約5mJ/m2以上の表面自由エネルギーを有する、請求項1に記載の光沢処理装置。
- 光沢処理時の前記ニップ領域における前記印刷媒体の温度は、約85℃~150℃である、請求項1に記載の光沢処理装置。
- 請求項1に記載の光沢処理装置と、
トナー像を前記印刷媒体に定着させる定着装置と、を備え、
前記定着装置によりトナー像が定着された前記印刷媒体が前記光沢処理装置に提供される、画像形成システム。 - 搬送方向に印刷媒体を搬送する第1無端ベルトと、
前記第1無端ベルトとの間で前記印刷媒体を挟んで搬送する第2無端ベルトと、
前記第1無端ベルトの内側に配置された加熱ローラと、
前記第2無端ベルトの内側に配置され、ニップ領域において前記加熱ローラとの間で前記印刷媒体、前記第1無端ベルト及び前記第2無端ベルトを押圧する加圧ローラと、を備え、
前記第1無端ベルト及び前記第2無端ベルトの少なくとも一方は、約30mJ/m2以下の表面自由エネルギーを有する接触面を形成する、光沢処理装置。 - 前記搬送方向において前記ニップ領域よりも下流側に配置され、前記第1無端ベルトに係止された第1テンションローラを備える、請求項9に記載の光沢処理装置。
- 前記搬送方向において前記ニップ領域よりも下流側に配置され、前記第2無端ベルトに係止された第2テンションローラを備える、請求項10に記載の光沢処理装置。
- 光沢処理時の前記ニップ領域における前記印刷媒体の温度は、約85℃~150℃である、請求項1に記載の光沢処理装置。
- 前記加熱ローラ及び前記加圧ローラは、前記ニップ領域において前記印刷媒体に約0.5gf/cm2~5.0kgf/cm2の圧力を加える、請求項9に記載の光沢処理装置。
- 前記接触面は、約5mJ/m2以上の表面自由エネルギーを有する、請求項9に記載の光沢処理装置。
- 請求項9に記載の光沢処理装置と、
トナー像を前記印刷媒体に定着させる定着装置と、を備え、
前記定着装置によりトナー像が定着された前記印刷媒体が前記光沢処理装置に提供される、画像形成システム。
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