JP4449512B2 - 画像形成装置、ワックス除去装置および画像形成方法 - Google Patents
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Description
また、ワックス除去に繰り返し使用すると機能上吸着性が落ちるため、使用開始から徐々にワックス除去性能が低下していき、用紙ごとの画像品質にばらつきが生じるという課題が残されている。
さらに、ワックス除去材料の吸着が飽和すると全く除去できなくなってしまうため、長期の使用ないしは連続的な使用に際しては、ワックス除去材料の交換が必要になり、ランニングコストが割高になることが懸念されている。
ここで、ワックス除去手段におけるワックス非吸着部材の記録媒体の表面に接触する部分が、記録媒体の搬送方向に直交する方向における記録媒体の長さと同じ長さを少なくとも有することを特徴にすることができる。
また、ワックス除去手段が、記録媒体の裏面側に配置された対向ロールを備え、対向ロールとワックス非吸着部材との間に記録媒体を挟み込んでワックス除去を行うことを特徴とすることができる。
ワックス除去手段が、ワックス非吸着部材を記録媒体に対して接離可能に移動させる移動部を備えていることを特徴とすることができる。また、ワックス除去手段が、記録媒体の表面から除去したワックスを収容するためのワックス収容部を備えていることを特徴とすることができる。
図1は本実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示した図であり、所謂タンデム型のデジタルカラープリンタを示している。図1に示す画像形成装置は、本体1に、各色の階調データに対応して画像形成を行う画像プロセス系10、記録媒体(用紙などのシート部材)を搬送するシート搬送系40、例えばパーソナルコンピュータや画像読み取り装置等に接続され、受信された画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理系であるIPS(Image Processing System)50、本実施の形態における特徴的な構成として定着後のトナー像に含まれるワックスを除去するためのワックス除去部60を備えている。
また、ブレード61が記録媒体70の表面71に接触する部分の長さは、記録媒体70の搬送方向における横方向の寸法と同じ長さを有しているので、1つのブレード61で記録媒体70の表面全体にわたってワックスを除去することができ、装置の構成を簡略化することができる。
また、対向ロール62とブレード61との間に記録媒体70を挟み込んでワックス除去を行うので、ブレード61と記録媒体70との安定的な接触状態が確保でき、より確実なワックス除去を行うことができる。
また、定着器29からのブレード61の位置を、トナー像が加熱定着された記録媒体70の搬送に伴う表面71の温度降下によりワックス除去処理における適温になるようにしているので、別途温度設定部を設ける必要がなく、ワックス除去処理による構成部材の増加を極力抑えることができ、画像形成装置の大型化を防ぐことができる。
なお、温度設定部64に記録媒体70の表面温度を検出する温度センサ(図示せず)を設け、この温度センサの検出結果に基づき、記録媒体70の表面71をワックス除去処理の適温にするために加熱又は冷却することができるように構成することもできる。このように構成することにより、自然空冷による温度勾配が装置外の温度によって変わってくるような場合にも対応することができる。
Claims (12)
- トナー材料にて画像形成されたトナー像を記録媒体上に加熱定着する定着手段と、
前記定着手段により加熱定着されたトナー像に含まれるワックスの融点以上でかつ前記トナー材料の融点よりも低い温度の前記記録媒体の表面にワックス非吸着部材を接触させて記録媒体表面のワックスを除去するワックス除去手段と
を含み、
前記ワックス除去手段が、前記ワックス非吸着部材を前記記録媒体に対して接離可能に移動させる移動部を備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記ワックス除去手段における前記ワックス非吸着部材の前記記録媒体の表面に接触する部分が、前記記録媒体の搬送方向に直交する方向における記録媒体の長さと同じ長さを少なくとも有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記ワックス除去手段が、前記記録媒体の裏面側に配置された対向ロールを備え、
前記対向ロールと前記ワックス非吸着部材との間に記録媒体を挟み込んでワックス除去を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記定着手段からの前記ワックス除去手段の位置は、前記トナー像が加熱定着された記録媒体表面の搬送に伴う温度降下に基づいて定められていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記ワックス除去手段が、前記ワックス非吸着部材が接触する記録媒体表面の温度を前記トナー像に含まれるワックスの融点以上でかつ前記トナー材料の融点よりも低い温度にする温度設定部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記ワックス除去手段が、前記記録媒体の表面から除去したワックスを収容するためのワックス収容部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 画像形成装置に設置されるワックス除去装置であって、
トナー材料にて画像形成されたトナー像が加熱定着された記録媒体を受け入れる受入手段と、
前記トナー像に含まれるワックスの融点以上でかつ前記トナー材料の融点よりも低い温度の前記記録媒体の表面にワックス非吸着部材を接触させて記録媒体表面全体のワックスを除去するワックス除去手段と
を含み、
前記ワックス除去手段が、前記ワックス非吸着部材を前記記録媒体に対して接離可能に移動させる移動部を備えていることを特徴とするワックス除去装置。 - 前記ワックス除去手段における前記ワックス非吸着部材の前記記録媒体の表面に接触する部分が、前記記録媒体の搬送方向に直交する方向における記録媒体の長さと同じ長さを少なくとも有することを特徴とする請求項7に記載のワックス除去装置。
- 前記ワックス除去手段が、前記ワックス非吸着部材が接触する記録媒体表面の温度を前記トナー像に含まれるワックスの融点以上でかつ前記トナー材料の融点よりも低い温度にする温度設定部を備えていることを特徴とする請求項7に記載のワックス除去装置。
- 前記ワックス除去手段が、前記記録媒体の表面から除去したワックスを収容するためのワックス収容部を備えていることを特徴とする請求項7に記載のワックス除去装置。
- 画像形成装置内でトナー材料にて画像形成されたトナー像が加熱定着された記録媒体を、当該トナー像に含まれるワックスの融点以上でかつ前記トナー材料の融点よりも低い温度にし、
高グロスモード時にワックス非吸着部材の端部を前記記録媒体の表面に接触させて前記記録媒体表面に析出したワックスを掻き取り、
低グロスモード時には前記ワックス非吸着部材の端部を前記記録媒体の表面に非接触にすることを特徴とする画像形成方法。 - ワックスの掻き取りを、前記記録媒体の裏面側に配置された対向ロールと前記ワックス非吸着部材との間に記録媒体を挟み込んで行うことを特徴とする請求項11に記載の画像形成方法。
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