JPH103193A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH103193A
JPH103193A JP8155615A JP15561596A JPH103193A JP H103193 A JPH103193 A JP H103193A JP 8155615 A JP8155615 A JP 8155615A JP 15561596 A JP15561596 A JP 15561596A JP H103193 A JPH103193 A JP H103193A
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toner image
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和彦 新井
Tsukasa Matsuda
司 松田
Masanori Kobayashi
政憲 小林
Sanehiro Katsuta
修弘 勝田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高光沢であって、かつ、トナー割れなどの欠陥
の少ない高画質のカラー画像を得ることのできるカラー
画像形成装置を提供することを目的とする。 【解決手段】トナー像保持体1と、画像データに基づい
てトナー像保持体1上に複数色のトナーによるカラート
ナー像を形成するトナー像形成手段と、トナー像保持体
1を記録媒体7と重ね合わせて加熱加圧することにより
トナー像保持体1上のカラートナー像を記録媒体7上に
転写定着する転写定着手段(2,3)とを備えたカラー
画像形成装置に、十点平均あらさが10μm以下の表面
を有する記録媒体7を用いてカラー画像形成を行う場
合、トナー像保持体1上に形成されるカラートナー像
の、単位面積当りのトナー質量の上限を、1.5mg/
cm2 に調整するトナー量調整手段40を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式のカ
ラープリンタ、カラー複写機などのカラー画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のカラープリンタ、カラー
複写機などのカラー画像形成装置は、特殊な感光紙を必
要とせず、普通紙またはOHP(オーバーヘッドプロジ
ェクタ)用透明フィルムなどの記録媒体上に直接カラー
トナー像を転写させることができるため広く用いられて
いる。最近、これらの画像形成装置において高速定着が
行われるようになり、トナー像を瞬間的に加熱加圧する
ことにより定着性の向上が図られているが、トナー像の
定着を高速で行うほど画像の光沢が低下する傾向があ
る。そのため、画像光沢を増加させることによる画質向
上の要望が高まっている。特に、フルカラー画像の場
合、高光沢画像に対する要望が強い。
【0003】これに関連して、例えば特開昭63−19
2068号公報には、トナー像保持体上にトナー像を形
成しそのトナー像を定着した後、加熱加圧ローラ及び加
圧ローラから成る加熱加圧装置を用いて、トナー像保持
体を加熱加圧状態で圧接する工程を、連続して2回以上
繰り返すことによりトナー像光沢を向上させる方法が開
示されている。しかし、この方法では、ヒータを備えた
加熱加圧ローラ及び加圧ローラから成る加熱加圧装置を
2組以上複数組設置する必要があるため画像形成装置が
複雑化、大型化するという問題があるほか、加熱された
トナー像が溶融状態のままトナー像保持体から分離され
るため、トナー像表面に凹凸が生じ乱反射を起こすよう
になり、トナー像光沢の向上効果が減殺されるという問
題がある。また、乱反射によるトナー透明度の低下によ
り画質が低下するという問題を起こす恐れもある。
【0004】一方、特開昭63−6584号公報には、
トナー像が転写された記録媒体を透明な合成樹脂フィル
ムでラミネートする方法が開示されている。こうするこ
とにより高光沢の画像を得ることができるが、合成樹脂
フィルムの厚みの分だけ記録媒体の厚みが増加し、記録
媒体本来の柔軟性が失われると共に、ラミネートされた
記録媒体に後から加筆することができないという問題が
ある。また、画像形成装置にラミネートのための特別な
機構を組み込む必要がある上、ラミネート用の合成樹脂
フィルム自体のコストも加わるので画像コストが上昇す
るという問題もある。
【0005】このような問題に対する解決策として、特
開平5−19642号公報には、平滑な表面を有するト
ナー像保持体上にトナー像を形成し、トナー像が形成さ
れたトナー像保持体上に記録媒体を重ね、これらトナー
像保持体及び記録媒体を加熱ローラ及び加圧ローラで挟
圧し密着状態の下で加熱及び加圧してトナー像保持体上
のトナー像を記録媒体上に転写し、トナー像を冷却した
後、トナー像の転写された記録媒体をトナー像保持体か
ら分離するという方式の画像形成方法が開示されてい
る。この方法によれば、ラミネート方式によらずに簡易
な方法で高光沢度のカラー画像を形成することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法では
記録媒体上のトナー像が転写された箇所は高光沢となる
が、トナー像が転写されていない箇所は転写紙自体の光
沢のままとなる。そのため、好ましい画像を得るために
は、コート紙などの、表面が平滑で光沢を持つ記録媒体
を用いる必要がある。しかし、コート紙のような記録媒
体を用いて複数色のトナー像を重ね合わせたカラー画像
を得ようとすると、複数色のトナー像が重ね合わされた
箇所でトナーが割れて画像に亀裂が生じるという問題が
ある。
【0007】図8は、表面あらさの大きい、低光沢の普
通紙に転写定着されたトナー像の断面図であり、図9
は、表面あらさの小さい、高光沢の平滑紙に転写定着さ
れたトナー像の断面図である。図8(a)及び図9
(a)には、表面にトナー像8を保持するトナー像保持
体1を記録媒体7と重ね合わせて加熱すると共に加圧し
た状態が示されており、図8(b)及び図9(b)に
は、加熱加圧によってトナー像保持体1上のトナー像8
が記録媒体7上に転写されると共に定着され、その後、
冷却された状態が示されている。また、図8(c)及び
図9(c)には、その記録媒体7を円弧状に曲げた状態
が示されており、さらに、図9(d)には、平滑紙にお
いてトナーが割れて亀裂が生じた状態が示されている。
【0008】図8(a)及び図8(b)に示すように、
普通紙においては、加熱加圧されたトナー像8は溶融し
記録媒体7表面の凹凸に合った形状で冷却され固化す
る。図8(b)に示すように、冷却固化したトナー像8
表面は平滑となり高光沢となる。しかし、記録媒体7表
面の白地部、すなわち、トナー像が転写されなかった部
分は記録媒体自体の低光沢のままであり、一枚の絵柄の
中に光沢の差が生じ、画像としては好ましくない。
【0009】図8(c)に示すように、普通紙の場合、
記録媒体7を円弧状に曲げると、普通紙の繊維が変形す
ることにより緩衝材として働きトナー像8に割れは生じ
ない。また、表面の歪みも小さい。さらに、強く曲げる
ことによってトナー像8に割れが発生したとしても、記
録媒体7とトナー像8との境界面には凹凸が存在するた
め割れは進行せず、亀裂が生じにくい。
【0010】平滑紙の場合は、図9(b)に示すよう
に、冷却固化したトナー像8表面は平滑となり高光沢と
なる。白地部、すなわち、トナー像が転写されなかった
部分も記録媒体自体の光沢により高光沢を示し、一枚の
絵柄の中で光沢の差がほとんど無く、好ましい画像が得
られる。しかし、普通紙の場合とは異なり、記録媒体7
とトナー像8との境界面の凹凸が少ないため、トナー像
8は記録媒体7上に層状に形成される。そのため、図9
(c)に示すように、記録媒体7を円弧状に曲げた場
合、トナー像8に割れが発生し画像内に亀裂9が生じる
ことがある。電子写真に一般的に用いられている熱可塑
性樹脂で構成されたトナーの場合、固化した後、脆く破
壊されやすい特性を有しているため、この割れ・亀裂が
特に発生しやすい。
【0011】本発明は、上記の事情に鑑み、高光沢であ
って、かつ、トナー割れなどの欠陥の少ない高画質のカ
ラー画像を得ることのできるカラー画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明のカラー画像形成装置は、表面にトナー像を保持す
るトナー像保持体と、画像データに基づいて上記トナー
像保持体上に複数色のトナーによるカラートナー像を形
成するトナー像形成手段と、カラートナー像が形成され
たトナー像保持体を所定の記録媒体と重ね合わせて加熱
すると共に加圧することによりトナー像保持体上のカラ
ートナー像を記録媒体上に転写すると共に定着する転写
定着手段とを備えたカラー画像形成装置において、十点
平均あらさSRzが10μm以下の表面を有する記録媒
体を用いてカラー画像形成を行う場合に、上記トナー像
保持体上に形成されるカラートナー像の、単位面積当り
のトナー質量の上限を1.5mg/cm2 に調整するト
ナー量調整手段を備えたものであることを特徴とする。
【0013】ここで、上記トナー像形成手段は、表面に
静電潜像が形成される静電潜像被形成体を備え、静電潜
像被形成体上に静電潜像を形成し静電潜像をトナーで現
像して静電潜像被形成体上にトナー像を形成した後に、
静電潜像被形成体上に形成されたトナー像を上記トナー
像保持体上に転写するものであってもよく、また、上記
トナー像保持体が、トナー像保持体表面に静電潜像が形
成されるものであって、上記トナー像形成手段が、上記
トナー像保持体上に静電潜像を形成し静電潜像をトナー
で現像することによりトナー像保持体上にトナー像を形
成するものであってもよい。
【0014】また、上記トナー量調整手段が、カラート
ナー像を構成する複数色のトナーのうちの少なくとも1
色のトナーの、カラートナー像単位面積当たりのトナー
質量の上限を調整することにより上記トナー像保持体上
に形成されるカラートナー像の、単位面積当たりのトナ
ー質量を調整するものであってもよく、また、上記トナ
ー量調整手段が、露光光量、現像バイアス、トナー帯電
量のうちの少なくとも1つを操作することにより上記ト
ナー像保持体上に形成されるカラートナー像の、単位面
積当たりのトナー質量を調整するものであってもよい
し、さらにまた、上記トナー量調整手段が、黒色トナー
による下色除去処理により上記トナー像保持体上に形成
されるカラートナー像の、単位面積当たりのトナー質量
を調整するものであってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明のカラー画像形成装置の第1
の実施形態の概要図である。図1には、加熱加圧ロール
2、及びローラ5a,5b,5cに張架された無端ベル
ト状の感光体1が示されている。感光体1の周辺には、
帯電器10、光走査部20、現像器11,12,13,
14、加熱加圧ロール3、トレイ6、冷却ファン4、画
像読取部30、トナー量調整手段40などが配備されて
いる。これらのうち、帯電器10、光走査部20、現像
器11,12,13,14、及び画像読取部30、トナ
ー量調整手段40などにより本発明にいうトナー像形成
手段が構成される。加熱加圧ロール2と加熱加圧ロール
3は互いに対向して配置されており、これらの加熱加圧
ロール2,3などにより本発明にいう転写定着手段が構
成される。
【0016】次に、このカラー画像形成装置の動作につ
いて説明する。画像読取部30は原稿の画像データを読
み取り、それを光走査部20に送る。感光体1は矢印A
方向に循環移動し帯電器10によって表面が一様に帯電
される。次に、光走査部20による画像データに基づく
露光により感光体1上に静電潜像が形成される。感光体
1上に形成された静電潜像は現像器により現像されてト
ナー像が形成される。これらの帯電、露光、及び現像の
各工程はイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の4色よ
り成るフルカーカラー画像形成のため、4回繰り返して
行われる。
【0017】すなわち、先ず、帯電器10により第1回
目の帯電が行われ、次に光走査部20により第1色目の
イエロー用の露光が行われて感光体1上にイエロー用の
静電潜像が形成され、次に現像器11においてイエロー
トナーにより現像が行われて感光体1上にイエローのト
ナー像が形成される。次に、感光体1が1巡して、帯電
器10により第2回目の帯電が行われ、光走査部20に
より第2色目のマゼンタ用の露光が行われて感光体1上
にマゼンタ用の静電潜像が形成され、現像器11におい
てマゼンタトナーにより現像が行われて感光体1上にマ
ゼンタのトナー像が形成される。この場合、マゼンタの
トナー像は第1色目のイエローのトナー像の上に重ねら
れるよう帯電、露光、及び現像の各工程のタイミングが
調整されている。以下、シアン及び黒についても同様に
帯電、露光、及び現像の各工程が繰り返され、感光体1
上には、イエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の各トナ
ー像が重ねられたフルカラーのトナー像が形成される。
【0018】感光体1上に形成されたフルカラートナー
像が感光体1と共に搬送されて、加熱加圧ロール2,3
により構成された転写定着手段の転写定着位置Pに到達
するタイミングに合わせて、図示しない給紙装置により
トレイ6内の記録媒体7が転写定着位置Pに供給され
る。加熱加圧ロール2,3は感光体1と記録媒体7と
を、フルカラートナー像を挟んで重ね合わせた状態で加
熱すると共に加圧する。これによりトナー像は軟化、溶
融する。加熱加圧された感光体1及び記録媒体7は、密
着したまま搬送され、冷却ファン4により冷却される。
その結果、トナー像は凝集固化し強い接着力で記録媒体
7に接着される。その後、曲率の小さいローラ5aの部
位に搬送され、そこで記録媒体7はそれ自体の腰の強さ
によって感光体1から剥離される。
【0019】なお、感光体1の材質としては、耐熱性を
有する各種の感光体、例えば、Se、a−Si、a−S
iC、CdSなどを用いることができる。トナーは、イ
エロー、マゼンタ、シアンなどの色素を含有した熱可塑
性のバインダで構成された周知の材料を用いることがで
きる。加熱加圧ロール2,3としては、金属ロール、ま
たは、金属ロールにシリコンゴムなどの耐熱弾性層を被
覆したものを用いることができる。加熱加圧ロール2,
3の加熱温度は、転写定着位置Pにおけるトナーが、ト
ナーの軟化温度以上、好ましくは溶融温度以上の温度に
加熱されるように設定される。設計条件にもよるが、加
熱加圧ロール2,3の加熱温度は、通常約120〜24
0℃程度に設定される。また、加熱加圧ロール2,3の
加圧力は3〜20kg/cm2 程度に設定される。
【0020】ところで、本実施形態では、上述のトナー
像形成手段に、感光体1上に形成されるカラートナー像
の、単位面積当たりのトナー質量を調整するトナー量調
整手段40が備えられている。このトナー量調整手段4
0は、このカラー画像形成装置が、十点平均あらさSR
z10μm以下の表面を有する記録媒体を用いてカラー
画像形成を行う場合に、感光体上に形成されるカラート
ナー像の単位面積当たりのトナー質量の上限を1.5m
g/cm2 に調整する。なお、トナー量調整手段40に
よるトナー量調整機能については後述する。
【0021】上記のように、カラートナー像の、単位面
積当たりのトナー質量の上限を定めたのは、以下に述べ
る理由によるものである。図2は、低粘弾性ポリエステ
ルトナーを用いた場合の、記録媒体の表面あらさと、ト
ナー像のトナー質量と、トナーの割れ・亀裂との関係を
示すグラフであり、図3は、高粘弾性ポリエステルトナ
ーを用いた場合の、記録媒体の表面あらさと、トナー像
のトナー質量と、トナーの割れ・亀裂との関係を示すグ
ラフである。
【0022】図2、図3ともに、十点平均あらさSRz
20μmの普通紙(市販J紙)、十点平均あらさSRz
10μmの平滑紙(市販Jコート紙)、及び十点平均あ
らさSRz5μmの平滑紙(市販ニューエイジ紙(印刷
用マットコート紙の一種))、の3種類の記録媒体を用
いた。図2及び図3には、これら3種類の記録媒体につ
いて、図1に示したカラー画像形成装置を用い、トナー
像の単位面積当たりのトナー質量を0.5mg/cm2
から3.0mg/cm2 まで変化させて画像形成を行
い、画像形成後の記録媒体を曲率半径10mmの棒状に
丸めてトナーの割れ・亀裂をテストした結果が示されて
いる。テスト条件として曲率半径10mmを選んだの
は、通常の使用における記録媒体の曲げの状態をおおよ
そ再現できると考えられるからである。なお、図2は、
重量平均分子量(Mw)が13000の低粘弾性ポリエ
ステルトナー(以下、トナーAという)を用いた場合の
グラフであり、図3は、重量平均分子量(Mw)が54
000の高粘弾性ポリエステルトナー(以下、トナーB
という)を用いた場合のグラフである。
【0023】図2及び図3に示すように、十点平均あら
さSRzが10μm以下の平滑紙の場合、トナー質量が
1.5mg/cm2 以下では割れ・亀裂は発生せず、ト
ナー質量が1.75mg/cm2 以上になると割れ・亀
裂が発生していることがわかる。また、トナーの割れ・
亀裂の発生状況は、トナーA、トナーBともほとんど同
様である。
【0024】一般的な白黒の電子写真方式では、記録媒
体に転写されるトナー質量の上限は、おおよそ1.0m
g/cm2 程度であるため割れ・亀裂は生じないが、複
数色、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナ
ー像を重ね合わせるカラー画像形成装置では、記録媒体
に転写されるトナー質量の上限は、おおよそ2.0〜
3.5mg/cm2 であり、白黒の場合の2〜3倍近く
に達するため、割れ・亀裂が生じやすい。
【0025】従って、本実施形態の画像形成装置は、十
点平均あらさSRzが10μm以下の表面を有する記録
媒体を用いてカラー画像形成を行う場合に、前述のトナ
ー量調整手段が、カラートナー像の、単位面積当たりの
トナー質量の上限を1.5mg/cm2 に調整するよう
構成する。なお、十点平均あらさSRzが10μm以下
の平滑な記録媒体は、一般にコート紙であり高光沢であ
る。従って、このような高光沢紙に転写定着されたトナ
ー像の表面も平滑化され高光沢となる。
【0026】このようにして、本実施形態の画像形成装
置により、高光沢で、かつ、トナー割れなどの欠陥の少
ない高画質のカラー画像を得ることができる。図4は、
トナー量調整手段による、カラートナー像のトナー質量
の調整機能を示す概要図である。図4には、トナー量調
整手段40による、感光体1上のカラートナー像のトナ
ー質量を、露光光量、現像バイアス、トナー帯電量を操
作することにより、調整するトナー量調整機能の概要が
示されている。トナー量調整は、イエロー、マゼンタ、
シアン、及び黒の各トナー毎に行われる。すなわち、イ
エロートナーについて説明すると、露光光量の調整は、
トナー量調整手段40が、半導体レーザ20aに印可す
る電流値を調整することにより行われ、現像バイアスの
調整は、トナー量調整手段40が、高圧電源11bの出
力電圧を調整することにより行われ、トナー帯電量の調
整は、トナー量調整手段40が、トナー供給装置11a
から現像器11へのトナー供給量を調整することにより
行われる。マゼンタ、シアン、及び黒の各トナーについ
ても同様である。
【0027】このように、トナー量調整手段40は、ト
ナー像形成手段における露光光量、現像バイアス、トナ
ー帯電量のうちの少なくとも1つを操作することによ
り、カラートナー像の、単位面積当たりのトナー質量を
調整する。なお、トナー量調整手段40によるトナー量
調整は、図示しない操作パネルなどから入力される情報
に基づいて調整の要否を判定した上で行われるように構
成してもよいし、通常は、記録媒体として平滑紙が用い
られることを前提とし、特別な操作を行わない限り、上
記のトナー質量の調整をオンの状態に設定しておき、記
録媒体として普通紙を用いる場合のみ、オフの状態に設
定するようにしてもよい。あるいは、トレイ6から供給
される記録媒体7の表面あらさをオンラインセンサによ
り検出してその検出情報に基づいてトナー量調整を行う
ようにしてもよい。
【0028】なお、トナー量調整手段40は、調整対象
のカラートナー像を構成する各単色トナー像の質量をそ
の構成比に応じて調整するよう構成されたものであって
もよいが、それに限らず、トナー量調整手段40は、カ
ラートナー像を構成する複数色のトナーのうちの少なく
とも1色のトナーの、カラートナー像単位面積当たりの
トナー質量の上限を調整することにより、カラートナー
像の、単位面積当たりのトナー質量を調整するよう構成
されたものであってもよい。
【0029】次に、本発明のカラー画像形成装置の他の
実施形態について説明する。図5は、本発明のカラー画
像形成装置の第2の実施形態におけるトナー量調整手段
の概要図であり、図6は、図5のトナー量調整手段によ
り調整されて形成されたカラートナー像の模式図であ
る。この実施形態においては、イエロー、マゼンタ、シ
アンの3色のトナーが重なり合う部分を黒に置き換える
下色除去処理が行われる。図5に示すように、トナー量
調整手段40は、図示しない操作パネルなどから送られ
てくる、記録媒体の表面あらさに関する情報に基づき下
色除去処理の実施の要否を判定し、トナー量調整手段6
0内に記憶される下色除去(UCR)係数を0又は1の
いずれかに設定する。例えば、下色除去処理実施が要で
ある場合は、UCR係数は1に設定され、否である場合
はUCR係数は0に設定される。
【0030】UCR係数が0に設定されている場合は、
イエロー、マゼンタ、シアンの3つの画像信号Y,M,
Cは、画像処理装置60に内蔵されたCPU61を素通
りして選択器62に供給されるが、UCR係数が1に設
定されている場合は、イエロー、マゼンタ、シアンの3
つの画像信号Y,M,Cは、画像処理装置60に内蔵さ
れたCPU61により下色除去処理される。例えば、U
CR係数が1に設定されている場合、図6(a)に示す
ように、イエロー、マゼンタ、シアンの3つの画像信号
Y,M,Cのトナー質量がそれぞれ0.7mg/cm
2 ,0.5mg/cm2 ,0.7mg/cm2 である
と、CPU61は、これらのトナー質量を、図6(b)
に示すように、イエロー0.2mg/cm2 、マゼンタ
0.0mg/cm2 、シアン0.2mg/cm2 、黒色
0.5mg/cm2 に置き換える。このような画像処理
を行うことにより、感光体1上に形成されるカラートナ
ー像のトナー質量を、1.9mg/cm2 (図6
(a))から0.9mg/cm2 (図6(b))に低減
させることができ、割れ・亀裂などの欠陥のないカラー
画像を得ることができる。
【0031】なお、この実施形態においては、画像信号
の処理のみでトナー質量の低減を実現することができる
ため、前述のような露光光量、現像バイアス、トナー帯
電量などを調整するための手段(図4参照)が不要とな
り、カラー画像形成装置を低コストで構成することがで
きる。なお、この実施形態の変形として、通常は、記録
媒体として平滑紙が用いられることを前提とし、特別な
操作を行わない限り、上記のUCR係数を1に設定して
おき、記録媒体として普通紙を用いる場合のみ、UCR
係数を0に設定するようにしてもよい。
【0032】次に、本発明のカラー画像形成装置の他の
実施形態について説明する。図7は、本発明のカラー画
像形成装置の第3の実施形態の概要図である。図7に
は、加熱加圧ロール2、及びローラ5a,5bに張架さ
れた無端ベルト状の中間転写体50が示されている。中
間転写体50の周辺には、感光体1a,1b,1c,1
d、帯電器10a,10b,10c,10d、現像器1
1,12,13,14、一次転写器15a,15b,1
5c,15d、加熱加圧ロール3、トレイ6、冷却ファ
ン4、光走査部20、画像読取部30、トナー量調整手
段40などが配備されている。これらのうち、光走査部
20、感光体1a,1b,1c,1d、現像器11,1
2,13,14、及び画像読取部30により、本発明に
いうトナー像形成手段が構成される。加熱加圧ロール2
と加熱加圧ロール3は互いに対向して配置されており、
この両者により本発明にいう転写定着手段が構成され
る。なお、中間転写体50は本発明にいうトナー像保持
体に相当し、感光体1a,1b,1c,1dは本発明に
いう静電潜像被形成体に相当する。
【0033】次に、このカラー画像形成装置の動作につ
いて説明する。画像読取部30は原稿の画像データを読
み取り、それを光走査部20に送る。イエロー用の感光
体1aは帯電器10aによって表面が一様に帯電され、
次に、光走査部20による画像データに基づく露光によ
り感光体1a上にイエローの静電潜像が形成される。感
光体1a上に形成されたイエローの静電潜像は現像器1
1により現像されてイエローのトナー像が形成される。
感光体1a上に形成されたイエローのトナー像は一次転
写器15aにより中間転写体50上に転写される。同様
に、マゼンタ用、シアン用、及び黒用の感光体1b,1
c,1d上にマゼンタ、シアン、及び黒のトナー像が形
成され、これら各トナー像が、一次転写器15b,15
c,15dにより前述のイエローのトナー像の上に順次
重ねて転写され、中間転写体50上にフルカラートナー
像が形成される。
【0034】中間転写体50上に形成されたフルカラー
トナー像が中間転写体50と共に搬送されて、加熱加圧
ロール2,3により構成された転写定着手段により記録
媒体7と共に加熱加圧される以降の工程は第1の実施形
態(図1参照)におけると同様である。トナー量調整手
段40は、第1の実施例と同様、十点平均あらさSRz
10μm以下の表面を有する記録媒体を用いてカラー画
像形成を行う場合に、中間転写体50上に形成されるカ
ラートナー像の、単位面積当たりのトナー質量の上限
を、1.5mg/cm2 に調整する。こうすることによ
り、第1の実施例と同様、高光沢で、かつ、割れ・亀裂
などの欠陥のないカラー画像を得ることができる。
【0035】なお、中間転写体50には、ベース層と表
面層とから成る2層構造が採用されている。ベース層と
しては、例えば、カーボンブラックを添加した厚さ70
μmのポリイミドフィルムが用いられる。ベース層の体
積抵抗率はカーボンブラックの添加量を変化させること
により調整する。なお、ベース層として上記のポリイミ
ドのほかにも、例えば、厚さ10〜300μmの高耐熱
性のフィルム、例えば、ポリエステル、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテル
ケトン、ポリサルフォン、ポリイミドアミド、ポリアミ
ドなどのポリマーフィルムを用いることもできる。
【0036】また、表面層としては、厚さ50μmのシ
リコン共重合体が用いられる。シリコン共重合体は、そ
の表面が常温ではトナーに対して粘着性を有している
が、溶融して流動化したトナーとは離れやすい特性を有
しているため、表面層の材質として最適である。なお、
表面層として上記のシリコン共重合体のほかにも、厚さ
1〜100μmの離型性の高い樹脂層、例えば、テトラ
フルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテ
ル共重合体、ポリテトラフルオロエチレンなどを用いる
こともできる。
【0037】トナーの材質、加熱加圧ロールの材質及び
加熱温度、加圧力などは第1の実施形態と同様である。
なお、この実施形態においては、複数色のトナー像を重
ね合わせてカラートナー像を形成するにあたり、図1を
参照して説明した第1の実施形態のように感光体上のト
ナー像に対して再帯電、再露光を行う必要がなく、高画
質化にとって有利である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカラー画
像形成装置によれば、平滑紙などの表面あらさの小さい
記録媒体を用いて画像形成を行う場合、トナー量調整手
段がカラートナー像の、単位面積当たりのトナー質量の
上限を1.5mg/cm2 に調整することにより、記録
媒体上のトナーの有無による光沢の差がなく、高光沢で
あって、かつ、トナー割れなどの欠陥の少ない高画質の
カラー画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像形成装置の第1の実施形態
の概要図である。
【図2】低粘弾性ポリエステルトナーを用いた場合の、
記録媒体の表面あらさと、トナー像のトナー質量と、ト
ナーの割れ・亀裂との関係を示すグラフである。
【図3】高粘弾性ポリエステルトナーを用いた場合の、
記録媒体の表面あらさと、トナー像のトナー質量と、ト
ナーの割れ・亀裂との関係を示すグラフである。
【図4】トナー量調整手段による、カラートナー像のト
ナー質量の調整機能を示す概要図である。
【図5】本発明のカラー画像形成装置の第2の実施形態
におけるトナー質量調整機構の概要図である。
【図6】図5のトナー質量調整機構により調整されて形
成されたカラートナー像の模式図である。
【図7】本発明のカラー画像形成装置の第3の実施形態
の概要図である。
【図8】表面あらさの大きい、低光沢の普通紙に転写定
着されたトナー像の断面図である。
【図9】表面あらさの小さい、高光沢の平滑紙に転写定
着されたトナー像の断面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d 感光体 2,3 加熱加圧ロール 4 冷却ファン 5a,5b,5c ローラ 6 トレイ 7 記録媒体 10,10a,10b,10c,10d 帯電器 11,12,13,14 現像器 15a,15b,15c,15d 一次転写器 20 光走査部 30 画像読取部 40 トナー量調整手段 50 中間転写体 60 画像処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝田 修弘 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にトナー像を保持するトナー像保持
    体と、画像データに基づいて前記トナー像保持体上に複
    数色のトナーによるカラートナー像を形成するトナー像
    形成手段と、カラートナー像が形成されたトナー像保持
    体を所定の記録媒体と重ね合わせて加熱すると共に加圧
    することにより該トナー像保持体上のカラートナー像を
    該記録媒体上に転写すると共に定着する転写定着手段と
    を備えたカラー画像形成装置において、 前記トナー像形成手段が、十点平均あらさSRzが10
    μm以下の表面を有する記録媒体を用いてカラー画像形
    成を行う場合に、前記トナー像保持体上に形成されるカ
    ラートナー像の、単位面積当りのトナー質量の上限を、
    1.5mg/cm2 に調整するトナー量調整手段を備え
    たものであることを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー像形成手段が、表面に静電潜
    像が形成される静電潜像被形成体を備え、該静電潜像被
    形成体上に静電潜像を形成し該静電潜像をトナーで現像
    して該静電潜像被形成体上にトナー像を形成した後に、
    該静電潜像被形成体上に形成されたトナー像を前記トナ
    ー像保持体上に転写するものであることを特徴とする請
    求項1記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記トナー像保持体が、該トナー像保持
    体表面に静電潜像が形成されるものであって、前記トナ
    ー像形成手段が、前記トナー像保持体上に静電潜像を形
    成し該静電潜像をトナーで現像することにより該トナー
    像保持体上にトナー像を形成するものであることを特徴
    とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記トナー量調整手段が、カラートナー
    像を構成する複数色のトナーのうちの少なくとも1色の
    トナーの、該カラートナー像単位面積当たりのトナー質
    量の上限を調整することにより前記トナー像保持体上に
    形成されるカラートナー像の、単位面積当たりのトナー
    質量を調整するものであることを特徴とする請求項1記
    載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記トナー量調整手段が、露光光量、現
    像バイアス、トナー帯電量のうちの少なくとも1つを操
    作することにより前記トナー像保持体上に形成されるカ
    ラートナー像の、単位面積当たりのトナー質量を調整す
    るものであることを特徴とする請求項4記載のカラー画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記トナー量調整手段が、黒色トナーに
    よる下色除去処理により前記トナー像保持体上に形成さ
    れるカラートナー像の、単位面積当たりのトナー質量を
    調整するものであることを特徴とする請求項1記載のカ
    ラー画像形成装置。
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