JP7394993B2 - 除湿装置 - Google Patents

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Description

本開示は、除湿装置に関するものである。
従来、たとえば特開昭61-211668号公報(特許文献1)に記載されているように、冷凍サイクル回路と、ヒートパイプとを備えた除湿装置が提案されている。この冷凍サイクル回路では、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器の順に第1冷媒が循環する。このヒートパイプでは、予冷却器および再熱器を第2冷媒が循環する。予冷却器は、蒸発器よりも空気流れにおいて風上に配置されている。再熱器は、凝縮器よりも空気流れにおいて風上に配置されている。蒸発器へ送られる湿り空気が予冷却器であらかじめ冷やされることにより湿り空気の相対湿度が高くなるため、蒸発器での除湿量を増加させることが可能となる。
特開昭61-211668号公報
上記の公報に記載された除湿装置では、予冷却器の処理量が大きくなると、再熱器から凝縮器への放熱量が増える。つまり、凝縮器の吸込み空気温度が上昇する。このため、凝縮温度が上昇する。この結果、圧縮機の圧縮比が大きくなるため、システム全体のCOP(Coefficient Of Performance)が低下する。このCOPに相当し、除湿装置の除湿性能を示す指標であり、1kWh当たりの除湿量Lを示すEF(Energy Factor)値(L/kWh)が低下する。
本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、EF値を向上させることができる除湿装置を提供することである。
本開示の除湿装置は、筐体と、筐体内に収容された第1冷媒回路、第2冷媒回路および送風機を備えている。第1冷媒回路は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器および第1冷媒を有し、かつ圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器の順に第1冷媒が流れるように構成されている。第2冷媒回路は、予冷却器、再熱器および第2冷媒を有し、かつ予冷却器および再熱器を第2冷媒が循環するように構成されている。筐体は、第1風路と、第1風路から仕切られた第2風路とを有している。凝縮器は、第1風路に配置された第1凝縮部および第2凝縮部と、第2風路に配置された第3凝縮部とを有している。予冷却器は、第1風路に配置された第1予冷却部と、第2風路に配置された第2予冷却部とを有している。第1風路は、送風機によって送風された空気が第1予冷却部、蒸発器、再熱器、第1凝縮部、第2凝縮部を順に通過するように構成されている。第2風路は、空気が第2予冷却部、第3凝縮部を順に通過するように構成されている。
本開示の除湿装置によれば、予冷却器により蒸発器での除湿量を増加させることができる。また、第2風路は空気が第2予冷却部、第3凝縮部を順に通過するように構成されているため、EF値を向上させることができる。
実施の形態1に係る除湿装置の構成を概略的に示す図である。 比較例の除湿装置における第1予冷却部および蒸発器空気入口での温度変遷を説明するための図である。 実施の形態1に係る除湿装置における第1予冷却部および蒸発器空気入口での温度変遷を説明するための図である。 実施の形態1に係る除湿装置の変形例1における予冷却器の構成を概略的に示す断面図であり、図5のIV-IV線に沿う断面図である。 実施の形態1に係る除湿装置の変形例1における予冷却器の構成を概略的に示す正面図である。 実施の形態1に係る除湿装置の変形例2における第1予冷却部、第2予冷却部よび再熱器の少なくともいずれかとして用いられる熱交換器の第1の構成を概略的に示す側面図である。 実施の形態1に係る除湿装置の変形例2における第1予冷却部、第2予冷却部よび再熱器の少なくともいずれかとして用いられる熱交換器の第2の構成を概略的に示す側面図である。 実施の形態1に係る除湿装置の変形例2における第1予冷却部、第2予冷却部、再熱器の構成を概略的に示す断面図である。 熱交換器の伝熱性能と、空気の流れ方向での熱交換の幅(列幅)との関係を示すグラフである。 実施の形態1に係る除湿装置の変形例3における第1凝縮部、第2凝縮部、第3凝縮部の構成を概略的に示す断面図である。 実施の形態1に係る除湿装置の変形例3における第1凝縮部、第2凝縮部、第3凝縮部の少なくともいずれかとして用いられる熱交換器の構成を概略的に示す側面図である。 実施の形態2に係る除湿装置の構成を概略的に示す図である。
以下、図面を参照して、実施の形態について説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照符号が付され、その説明は繰り返されない。また、以下の図面において、白抜き矢印は空気の流れを示している。
実施の形態1.
図1を参照して、実施の形態1に係る除湿装置1は、圧縮機2、凝縮器3、減圧装置4および蒸発器5を含む第1冷媒回路C1と、送風機6と、予冷却器7および再熱器8を含む第2冷媒回路C2と、筐体20とを備えている。第1冷媒回路C1、第2冷媒回路C2および送風機6は筐体20内に収容されている。筐体20は、除湿装置1が除湿対象とする外部空間(室内空間)に面している。筐体20は、第1風路FP1と、第2風路FP2とを有している。第2風路FP2は、第1風路FP1から仕切られている。
第1冷媒回路C1は、圧縮機2、凝縮器3、減圧装置4、蒸発器5および第1冷媒を有している。第1冷媒回路C1は、圧縮機2、凝縮器3、減圧装置4、蒸発器5の順に第1冷媒が流れるように構成されている。具体的には、第1冷媒回路C1は、圧縮機2、凝縮器3、減圧装置4、蒸発器5の順に配管を介して接続されることにより構成されている。第1冷媒は、この配管内を通って第1冷媒回路C1を圧縮機2、凝縮器3、減圧装置4、蒸発器5の順に循環する。図1中実線矢印は、第1冷媒回路C1における第1冷媒の流れを示している。
圧縮機2は第1冷媒を圧縮するように構成されている。具体的には、圧縮機2は吸入口から低圧冷媒を吸入して圧縮し、高圧冷媒として吐出口から吐出するように構成されている。圧縮機2は、冷媒の吐出容量が可変に構成されていてもよい。具体的には、圧縮機2はインバータ圧縮機であってもよい。圧縮機2が第1冷媒の吐出容量を可変に構成されている場合には、除湿装置1内の第1冷媒の循環量は、圧縮機2の吐出容量を調整することにより制御することが可能となる。圧縮機2は、機械室内に配置されている。
凝縮器3は、圧縮機2で昇圧された第1冷媒を凝縮して冷却するように構成されている。凝縮器3は、第1冷媒と空気との間で熱交換を行う熱交換器である。凝縮器3は、第1冷媒の入口と出口、および空気の入口と出口とを有している。凝縮器3の第1冷媒の入口は上側に配置されており、出口は下側に配置されている。凝縮器3の第1冷媒の入口は圧縮機2の吐出口に配管で接続されている。凝縮器3は、空気の流れ方向において、蒸発器5、予冷却器7、再熱器8よりも風下に配置されている。
凝縮器3は、複数のフィン3Fと、伝熱管3Pとを有している。複数のフィン3Fは、互いに間隔をあけて積層するように配置されている。伝熱管3Pは、複数のフィン3Fが積層された方向に複数のフィン3Fを貫通するように構成されている。複数のフィン3Fは、伝熱管3Pの外側に取り付けられている。伝熱管3Pは、伝熱管3Pの内側に第1冷媒が流れるように構成されている。
凝縮器3は、第1凝縮部3aと、第2凝縮部3bと、第3凝縮部3cとを有している。第1凝縮部3a、第2凝縮部3b、第3凝縮部3cは、空気の流れ方向において、蒸発器5、予冷却器7、再熱器8よりも風下に配置されている。第1凝縮部3aおよび第2凝縮部3bは、第1風路FP1に配置されている。第3凝縮部3cは、第2風路FP2に配置されている。
第1凝縮部3aは、過冷却状態の第1冷媒が流れるように構成されている。第1凝縮部3aは、過冷却状態の第1冷媒が流れる領域を有していればよく、過冷却状態および気液二相状態の第1冷媒が流れる領域を有していてもよい。第1凝縮部3aは、空気の流れ方向において第2凝縮部3bよりも風上に配置されている。
第1凝縮部3aは、再熱器8に向かい合っている。第1凝縮部3aは、空気の流れ方向において再熱器8と重なるように配置されている。第1凝縮部3aは、空気の流れ方向において再熱器8の下流側に配置されている。第1凝縮部3aは、再熱器8を通過した空気が第1凝縮部3aに直接流れるように配置されている。
第2凝縮部3bは、気液二相状態の冷媒が流れるように構成されている。第2凝縮部3bは、第1冷媒回路C1において第1凝縮部3aと第3凝縮部3cとの間に配置されている。
第2凝縮部3bは、第1凝縮部3aに向かい合っている。第2凝縮部3bは、空気の流れ方向において第1凝縮部3aと重なるように配置されている。第2凝縮部3bは、空気の流れ方向において第1凝縮部3aの下流側に配置されている。第2凝縮部3bは、第1凝縮部3aを通過した空気が第2凝縮部3bに直接流れるように配置されている。
第3凝縮部3cは、過熱ガス状態の冷媒が流れるように構成されている。第3凝縮部3cは、過熱ガス状態の第1冷媒が流れる領域を有していればよく、過熱ガス状態および気液二相状態の第1冷媒が流れる領域を有していてもよい。第3凝縮部3cは、第2凝縮部3bの上方に配置されている。第3凝縮部3cの高さは、第1凝縮部3a、第2凝縮部3b、蒸発器5、予冷却器7、再熱器8の高さよりも高い。第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cの合計の高さは、第1凝縮部3a、蒸発器5、予冷却器7、再熱器8の高さよりも高い。
第3凝縮部3cは、第2予冷却部7bに向かい合っている。第3凝縮部3cは、空気の流れ方向において第2予冷却部7bと重なるように配置されている。第3凝縮部3cは、空気の流れ方向において第2予冷却部7bの下流側に配置されている。第3凝縮部3cは、第2予冷却部7bを通過した空気が第3凝縮部3cに直接流れるように構成されている。
凝縮器3において、第1冷媒は、第3凝縮部3c、第2凝縮部3b、第1凝縮部3aの順に流れる。第1凝縮部3a、第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cの各々は、第1冷媒の入口および出口を有している。第3凝縮部3cの冷媒の入口は、圧縮機2の吐出口に配管を介して接続されている。第3凝縮部3cの冷媒の出口は、第2凝縮部3bの冷媒の入口に接続されている。第2凝縮部3bの冷媒の出口は、第1凝縮部3aの冷媒の入口に接続されている。第1凝縮部3aの冷媒の出口は、減圧装置4に配管を介して接続されている。
減圧装置4は、凝縮器3にて冷却された第1冷媒を減圧させて膨張させるように構成されている。減圧装置4は、例えば膨張弁である。減圧装置4は、キャピラリ―チューブであってもよい。また、減圧装置4は、電子膨張弁であってもよい。電子膨張弁はコイルを用いたものであってもよい。減圧装置4は、凝縮器3の冷媒の出口と蒸発器5の冷媒の入口との各々に配管を介してそれぞれ接続されている。減圧装置4は、機械室内に配置されている。
蒸発器5は、減圧装置4にて減圧されて膨張された第1冷媒に吸熱させて冷媒を蒸発させるように構成されている。蒸発器5は、第1冷媒と空気との間で熱交換を行う熱交換器である。蒸発器5は、第1冷媒の入口と出口、および空気の入口と出口とを有している。蒸発器5の第1冷媒の入口は下側に配置されており、蒸発器5の第1冷媒の出口は下側に配置されている。蒸発器5の第1冷媒の流路は、下側から上側に延びてから下側に折り返すように構成されている。蒸発器5の第1冷媒の出口は圧縮機2の吸込口に配管を介して接続されている。蒸発器5は、送風機6によって発生する空気の流れにおいて凝縮器3よりも上流に配置されている。つまり、蒸発器5は、凝縮器3よりも風上に配置されている。
送風機6は空気を送風するように構成されている。送風機6は、空気を筐体20の外部から内部に取り込んで凝縮器3および蒸発器5に送風可能に構成されている。具体的には、送風機6は、外部空間(室内空間)から空気を筐体20内に取り込んで蒸発器5および凝縮器3を通過させた後に筐体20外に吐き出すように構成されている。
本実施の形態では、送風機6は、軸6aと、ファン6bとを有している。ファン6bは軸6aを中心に回転するように構成されている。ファン6bが軸6aを中心に回転することによって、図中矢印Aで示されるように室内から筐体20の内部に空気が取り込まれる。図中矢印Bで示されるように、筐体20の内部に取り込まれた空気は外部空間(室内空間)へ吐き出される。このようにして、空気は、除湿装置1を経由して外部空間(室内空間)を循環する。
本実施の形態では、送風機6は、空気の流れ方向において、凝縮器3よりも下流に配置されている。なお、送風機6は、空気の流れ方向において、凝縮器3と蒸発器5との間に配置されていてもよい。また、送風機6は、空気の流れ方向において、蒸発器5よりも上流に配置されていてもよい。
第2冷媒回路C2は、予冷却器7、再熱器8および第2冷媒を有している。第2冷媒回路C2は、予冷却器7および再熱器8を第2冷媒が循環するように構成されている。具体的には、第2冷媒回路C2は、予冷却器7と再熱器8とが配管を介して接続されることにより構成されている。第2冷媒回路C2は、自然循環回路であってもよい。具体的には、第2冷媒回路C2は、ヒートパイプであってもよい。図1中破線矢印は、第2冷媒回路C2における第2冷媒の流れを示している。
予冷却器7は、筐体20の外部から内部に送風機6によって取り込まれた空気を蒸発器5に流入する前にあらかじめ冷却するように構成されている。予冷却器7は、空気から第2冷媒に吸熱させて第2冷媒を蒸発させるように構成されている。予冷却器7は、第2冷媒と空気との間で熱交換を行う熱交換器である。
予冷却器7は、送風機6によって発生する空気の流れにおいて、再熱器8よりも上流に配置されている。また、予冷却器7は、送風機6によって発生する空気の流れにおいて、蒸発器5よりも上流に配置されている。つまり、予冷却器7は、蒸発器5よりも風上に配置されている。
予冷却器7は、第1予冷却部7aと、第2予冷却部7bとを有している。第1予冷却部7aは、第1風路FP1に配置されている。第2予冷却部7bは、第2風路FP2に配置されている。第1予冷却部7aおよび第2予冷却部7bは、第1予冷却部7aから第2予冷却部7bへ第2冷媒が流れるように構成されている。第2予冷却部7bは、第1予冷却部7aの上方に配置されている。第2予冷却部7bの高さは、第1予冷却部7a、蒸発器5、再熱器8、第1凝縮部3a、第2凝縮部3bの高さよりも高い。第1予冷却部7aおよび第2予冷却部7bの合計の高さ(総高さ)は、蒸発器5、再熱器8、第1凝縮部3a、第2凝縮部3bの高さよりも高い。
予冷却器7は、第2冷媒の入口と出口、および空気の入口と出口とを有している。第1予冷却部7aは、予冷却器7に第2冷媒が流入する予冷却器入口部71を有している。予冷却器入口部71は、予冷却器7の第2冷媒の入口である。第2予冷却部7bは、予冷却器7から第2冷媒が流出する予冷却器出口部72を有している。予冷却器出口部72は、予冷却器7の第2冷媒の出口である。
再熱器8は、筐体20の外部から内部に送風機6によって取り込まれた空気を凝縮器3に流入する前に再び加熱するように構成されている。再熱器8は、予冷却器7で蒸発した第2冷媒を凝縮させて空気を加熱するように構成されている。再熱器8は、第2冷媒と空気との間で熱交換を行う熱交換器である。
再熱器8は、凝縮器3と蒸発器5との間に配置されている。再熱器8は、送風機6によって発生する空気の流れにおいて、凝縮器3よりも上流に配置されている。つまり、再熱器8は、凝縮器3よりも風上に配置されている。具体的には、再熱器8は、第1風路FP1において、第1凝縮部3aと蒸発器5との間に配置されている。つまり、再熱器8は、第1凝縮部3aよりも風上に配置されている。
再熱器8は、第2冷媒の入口と出口、および空気の入口と出口とを有している。再熱器8は、第2冷媒が流入する再熱器入口部81と、第2冷媒が流出する再熱器出口部82とを有している。再熱器入口部81は、再熱器8の第2冷媒の入口である。再熱器出口部82は、再熱器8の第2冷媒の出口である。第2予冷却部7bの予冷却器出口部72は、再熱器8の再熱器入口部81よりも重力方向Dにおいて高い位置に配置されている。第1予冷却部7aの予冷却器入口部71は、再熱器8の再熱器出口部82と重力方向Dにおいて同等以下の高さ位置に配置されている。第1予冷却部7aの予冷却器入口部71は、再熱器8の再熱器出口部82よりも重力方向Dにおいて低い位置に配置されていることが好ましい。
予冷却器7と再熱器8とは2つの配管により互いに接続されている。予冷却器7の第2冷媒の入口は、再熱器8の第2冷媒の出口に配管を介して接続されている。つまり、第1予冷却部7aの予冷却器入口部71は、再熱器8の再熱器出口部82に配管を介して接続されている。予冷却器7の第2冷媒の出口は、再熱器8の第2冷媒の入口に配管を介して接続されている。つまり、第2予冷却部7bの予冷却器出口部72は、再熱器8の再熱器入口部81に配管を介して接続されている。
予冷却器7および再熱器8の各々は、複数のフィンと、複数のフィンとを貫通する伝熱管とを有している。複数のフィンは、伝熱管の外側に取り付けられている。伝熱管は、伝熱管の内側に第2冷媒が流れるように構成されている。
筐体20は仕切部11を有している。仕切部11は、第1風路FP1と第2風路FP2とを仕切るように構成されている。第1風路FP1および第2風路FP2の各々は、筐体20および仕切部11によって規定されている。つまり、筐体20の内部には、第1風路FP1と第2風路FP2の2つの風路(空気の流路)が設けられている。
第1風路FP1の内部には、第1凝縮部3a、第2凝縮部3b、蒸発器5、第1予冷却部7aおよび再熱器8が配置されている。第1風路FP1は、送風機6によって送風された空気が第1予冷却部7a、蒸発器5、再熱器8、第1凝縮部3a、第2凝縮部3bを順に通過するように構成されている。つまり、第1風路FP1は、図中矢印Aで示されるようにファン6bが軸6aを中心に回転することよって送風機6によって送風された空気が第1予冷却部7a、蒸発器5、再熱器8、第1凝縮部3a、第2凝縮部3bを順に通過するように構成されている。
第2風路FP2の内部には、第3凝縮部3cおよび第2予冷却部7bが配置されている。第2風路FP2は、送風機6によって送風された空気が第2予冷却部7b、第3凝縮部3cを順に通過するように構成されている。つまり、第2風路FP2は、図中矢印Cで示されるようにファン6bが軸6aを中心に回転することよって送風機6によって送風された空気が第2予冷却部7b、第3凝縮部3cを順に通過するように構成されている。図中矢印Aおよび図中矢印Cで示されるように、第1風路FP1内の空気と第2風路FP2内の空気とは互いに並行に流れ、かつ同一の方向に流れる。
なお、第1風路FP1を規定する空間は、第2風路FP2を規定する空間と完全に分離されている必要はない。本実施の形態では、第1風路FP1を規定する空間は、第1風路FP1内の空気の流れ方向において第1凝縮部3aよりも下流にて、第2風路FP2を規定する空間に接続されている。
仕切部11は、第2予冷却部7bと第3凝縮部3cとの間に配置されている。仕切部11は、第2予冷却部7bから第3凝縮部3cまで連続的に延在している。第1風路FP1および第2風路FP2内の空気の流れ方向において、仕切部11の上流側に位置する一端(上流端部)は、第2予冷却部7bの空気出口よりも下流側に配置されている。第1風路FP1および第2風路FP2内の空気の流れ方向において、仕切部11の下流側に位置する他端(下流端部)は、第3凝縮部3cの空気入口よりも上流側に配置されている。仕切部11は、たとえば平板状に形成されている。仕切部11は、筐体20の内部に固定されている。
筐体20には、吸込口21と、吹出口22とが設けられている。吸込口21は、除湿対象とする外部空間(室内空間)から筐体20の内部に空気を入れるためのものである。吸込口21は、第1吸込口21aと、第2吸込口21bとを含んでいる。第1吸込口21aは、第1風路FP1に連通している。第2吸込口21bは、第2風路FP2に連通している。第1吸込口21aは、第1風路FP1での空気の流れ方向において、第1風路FP1内の第1予冷却部7aの空気入口よりも上流側に配置されている。第2吸込口21bは、第2風路FP2での空気の流れ方向において、第2風路FP2内の第2予冷却部7bの空気入口よりも上流側に配置されている。吹出口22は、筐体20の内部から外部空間に空気を吹き出すためのものである。
筐体20は背面20aと前面20bとを有している。背面20aに第1吸込口21aおよび第2吸込口21bが設けられている。背面20aにおいて第1吸込口21aは第1風路FP1に空気を吸い込むように構成されている。背面20aにおいて第2吸込口21bは第2風路FP2に空気を吸い込むように構成されている。
第1冷媒と第2冷媒とは同一であってもよい。また、第1冷媒と第2冷媒とは異なってもよい。例えば、第1冷媒はフロン系冷媒であり、第2冷媒は炭化水素(HC)系冷媒であってもよい。第1冷媒と第2冷媒とが異なっていることにより、第1冷媒および第2冷媒の両方がフロン系冷媒である場合に比べ、コスト低減および低GWP(地球温暖化係数)化が可能となる。
続いて、図1を参照して、本実施の形態に係る除湿装置1の除湿運転時の動作について説明する。
第1冷媒回路C1において、圧縮機2から吐出された過熱ガス状態の第1冷媒は、第2風路FP2内に配置された第3凝縮部3cに流入する。第3凝縮部3cに流入した過熱ガス状態の第1冷媒は、第2吸込口21bを通じて外部空間から第2風路FP2内に取り込まれ、第2予冷却部7bを通過した空気と熱交換されて気液二相状態となる。
第3凝縮部3cから流出した気液二相状態の第1冷媒は、第1風路FP1内に配置された第2凝縮部3bに流入する。第2凝縮部3bに流入した気液二相状態の第1冷媒は、第1吸込口21aを通じて外部空間から第1風路FP1内に取り込まれ、第1予冷却部7a、蒸発器5、再熱器8、第1凝縮部3aを通過した空気と熱交換されてさらに凝縮する。
第2凝縮部3bから流出した気液二相状態の第1冷媒は、第1風路9内に配置された第1凝縮部3aに流入する。第1凝縮部3aに流入した気液二相状態の第1冷媒は、第1吸込口21aを通じて外部空間から第1部迂路FP1内に取り込まれ、第1予冷却部7a、蒸発器5、再熱器8を通過した空気と熱交換されて過冷却状態となる。
第1凝縮部3aから流出した過冷却状態の第1冷媒は、減圧装置4を通過することにより減圧され、気液二相状態となった後、第1風路FP1内に配置された蒸発器5に流入する。蒸発器5に流入した気液二相状態の第1冷媒は、第1吸込口21aを通じて外部空間から第1風路FP1内に取り込まれ、第1予冷却部7aにて冷却された相対湿度の高い空気と熱交換されることにより加熱されて過熱ガス状態となる。この過熱ガス状態の第1冷媒が圧縮機2に吸入され、圧縮機2で圧縮されて再び吐出される。このようにして、第1冷媒は、第1冷媒回路C1を循環する。
第2冷媒回路C2において、第2冷媒は、第1予冷却部7aにて第1風路FP1内に取り込まれた空気と熱交換されることにより蒸発する。また、第1予冷却部7aから流出した第2冷媒は、第2予冷却部7bにて第2風路FP2内に取り込まれた空気と熱交換されることにより蒸発する。
気液二相状態またはガス状態の第2冷媒は、第1予冷却部7aおよび第2予冷却部7b内を上方に向かって流れてから圧力差により配管を経由して再熱器8に流れる。再熱器8に流れた第2冷媒は、第1風路FP1内に取り込まれ第1予冷却部7a、蒸発器5を順に通過した空気と熱交換されることにより凝縮する。気液二相状態または液状体の第2冷媒は、再熱器8内を下方に向かって流れてから重力により第1予冷却部7aに流れる。このようにして、第2冷媒は、第2冷媒回路C2を循環する。
第1風路FP1内に取り込まれた空気は、第1予冷却部7aにおいて第2冷媒と熱交換されることにより冷却される。第1予冷却部7aにおいて冷却された空気は、蒸発器5において第1冷媒と熱交換されることにより空気の露点以下の温度に冷却される。これにより、蒸発器5において空気は除湿される。蒸発器5へ送られる空気は、第1予冷却部7aであらかじめ冷却されることにより湿り空気の相対密度が高くなるため、蒸発器5での除湿量を増大させることが可能となる。
蒸発器5において冷却された空気は、再熱器8において第2冷媒と熱交換されることにより加熱される。再熱器8において加熱された空気は、第1凝縮部3aにおいて第1冷媒と熱交換されることによりさらに加熱される。
また、第2風路FP2内に取り込まれた空気は、第2予冷却部7bにおいて第2冷媒と熱交換されることにより冷却される。第2予冷却部7bにおいて冷却された空気は、第3凝縮部3cにおいて第1冷媒と熱交換されることにより過熱される。
除湿運転時には、図示しない温度検知手段(例えば、吸入温度、吐出温度、熱交換器温度、空気吸込み温湿度等)の検知結果に基づき、図示しない制御部より信号が送られ、圧縮機2の周波数またはファン6bの回転数が調整される。圧縮機2は、一定速の場合、ON/OFF切換えにより制御され、インバータ制御の場合、周波数にて制御される。
また、減圧装置4の絞り機構がコイルなどで絞りを可変可能な膨張弁であれば、蒸発側の熱交換器中間部付近に設けられた温度検知手段と圧縮機吸入部に設けられた温度検知手段との温度差に基づいて膨張弁が制御される。膨張弁が冷媒吐出温度にて制御される場合には、吐出温度検知手段がさらに設けられ、検知結果と予め設定されている目標吐出温度との温度差に基づいて膨張弁の絞りが制御されてもよい。
また、ファン6bは、ユーザー側の設定(例えば弱風モードまたは強風モード)が優先されてもよい。ファン6bは、設定湿度と、室内湿度との差から設定される運転モード(定格(高回転時)または中間(低回転時))に応じて予め設定されたファン回転数にて運転されてもよい。また、除湿装置1の特性上、室内の温度が上昇しやすいため、室温が予め設定した温度以上となった際に、圧縮機2の周波数が低減または停止されてもよい。
また、圧縮機吐出部に図示しない温度検知手段が設けられ、冷媒の吐出温度が検知され、温度検知手段の検知結果と、予め設定した圧縮機2の吐出温度との温度差に基づき、図示しない制御部に信号が送られ、圧縮機回転数、ファン回転数の増減、または、膨張弁の開度が調整されてもよい。これにより、耐熱温度以上とならないようにすることが可能となる。
次に、本実施の形態に係る除湿装置1の作用効果について説明する。
本実施の形態に係る除湿装置1によれば、予冷却器7により蒸発器5での除湿量を増大させることができる。つまり、蒸発器5へ送られる湿り空気が予冷却器7であらかじめ冷やされることにより湿り空気の相対湿度が高くなるため、蒸発器5での除湿量を増大させることが可能となる。また、第2風路FP2は空気が第2予冷却部7b、第3凝縮部3cを順に通過するように構成されている。このため、第2予冷却部7bで冷却された空気を蒸発器5、再熱器8、第1凝縮部3aを通さずに第3凝縮部3cで第1冷媒と熱交換させることにより、第3凝縮部3cにおいて空気と第1冷媒との温度差を拡大させることができる。この温度差を拡大させることにより伝熱性能を向上させることができる。伝熱性能を向上させることにより第1冷媒の凝縮温度を低下させることができる。蒸発器5を通過させずに第1冷媒の凝縮温度を低下させることができるため、除湿量を低下させずに1kWh当たりの除湿量Lを示すEF(Energy Factor)値(L/kWh)を向上させることができる。
また、第1予冷却部7aおよび第2予冷却部7bの合計の高さを第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cの合計の高さ以下とすることにより、第2予冷却部7bが設けられたことによって筐体20の高さを大きくする必要が無い。したがって、筐体20のサイズを大型化せずにEF値を向上させることができる。
また、第1風路FP1は、空気が第1凝縮部3aを通過してから第2凝縮部3bを通過するように構成されている。過冷却状態の冷媒が流れる第1凝縮部3aは、第1凝縮部3a、第2凝縮部3b、第3凝縮部3cの中で冷媒温度が最も低くなる。このため、再熱器8の放熱時の空気温度と第1凝縮部3aの第1冷媒との温度差が近くなることにより、第1凝縮部3aでの受熱量が小さくなる。これにより、再熱器8の放熱による凝縮性能の低下を抑制することができる。また、第2凝縮部3bの冷媒温度は第1凝縮部3aの冷媒温度よりも高いため、第1凝縮部3aにおいて熱交換されることにより温度が高くなった空気とも熱交換することができる。これにより、第2凝縮部3bにより凝縮性能を確保することができるため、第1冷媒回路C1での凝縮性能の低下を抑制することができる。
図2および図3を参照して、比較例の除湿装置と対比して本実施の形態に係る除湿装置1の作用効果を説明する。図2を参照して、比較例の除湿装置は、本実施の形態の予冷却器7の第2予冷却部7bが設けられていない点で主に異なっている。比較例1の除湿装置では、第1予冷却部7aの上部において第2冷媒はガス状態となり、第2冷媒の温度と吸込み空気温度T1との差が小さくなる。第1予冷却部7aの上部において第2冷媒がガス状態または気液二相状態となる下部よりも第2冷媒の温度が上昇する。この結果、蒸発器5の空気入口での空気の温度は、蒸発器5の上部において下部よりも高い状態となる。したがって、蒸発器5での除湿量が低下する。
これに対して、図1および図3を参照して、本実施の形態に係る除湿装置1では、第2予冷却部7bの予冷却器出口部72は、再熱器8の再熱器入口部81よりも重力方向Dにおいて高い位置に配置されている。このため、第2予冷却部7bにおいて第2冷媒をガス状態にすることが可能となる。第2予冷却部7bは、蒸発器5よりも高い位置に配置されている。このため、蒸発器5の空気入口での空気の温度が高くなることを抑制することが可能となる。また、第1予冷却部7aにおいて第2冷媒が気液二相状態となる領域を拡大することができる。このため、蒸発器5の空気入口での空気の温度の上限と下限との差を低減することができる。したがって、蒸発器5に流入する空気の平均温度を低下させることができる。空気の相対温度を低下させることで蒸発器入口側空気の相対湿度を高くすることができる。蒸発器5に相対湿度が高い空気を通過させることで全熱交換量(顕熱熱交換量および潜熱熱交換量の和)のうち潜熱熱交換量の比率を増加させることができる。これにより、除湿量を向上させることができる。したがって、除湿量を向上させることでEF値を向上させることができる。さらに、第1予冷却部7aの予冷却器入口部71は、再熱器8の再熱器出口部82と重力方向Dにおいて同等以下の高さ位置に配置されている。第1予冷却部7aの予冷却器入口部71では第2冷媒の液冷媒比率が高い。このため、第1予冷却部7aの予冷却器入口部71が再熱器8の再熱器出口部82と同等以下の高さ位置に配置されることで、第2冷媒の位置ヘッドによるロスを低減することができる。
また、第1予冷却部7aおよび再熱器8の各々の伝熱管は互いに千鳥状態に配置されている。つまり、第1予冷却部7aおよび再熱器8の各々の伝熱管は互いに高さ位置がずれるように配置されている。このため、第1予冷却部7aを再熱器8よりも重力方向Dに対して低くすることができる。よって、液冷媒を位置ヘッドの影響を受けることなく第1予冷却部7aに流入させることができる。
続いて、本実施の形態に係る除湿装置1の変形例について説明する。なお、本実施の形態に係る除湿装置1の変形例は、特に説明しない限り上記の本実施の形態に係る除湿装置と同一の構成、動作および効果を有している。
図4および図5を参照して、本実施の形態に係る除湿装置1の変形例1では、予冷却器7は、複数の第1フィンF1と、第1伝熱管P1とを有している。
複数の第1フィンF1は、複数の第1フィン部F11と、複数の第2フィン部F12とを有している。複数の第1フィン部F11は、第1予冷却部7aに配置されている。複数の第2フィン部F12は、第2予冷却部7bに配置されている。複数の第1フィン部F11は、複数の第2フィン部F12と異なるフィンピッチを有している。本実施の形態の変形例2では、複数の第1フィン部F11は、複数の第2フィン部F12よりも狭いフィンピッチを有している。
第1伝熱管P1は、円管である。第1伝熱管P1は、一つの穴が設けられた一穴伝熱管である。第1伝熱管P1は、第1直線部P11と、第2直線部P12と、曲げ部P13とを有している。第1直線部P11は、第1予冷却部7aに配置されている。第1直線部P11は、複数の第1フィン部F11が積層された方向に複数の第1フィン部F11を貫通するように構成されている。第2直線部P12は、第2予冷却部7bに配置されている。第2直線部P12は、複数の第2フィン部F12が積層された方向に複数の第2フィン部F12を貫通するように構成されている。第1直線部P11は、第2直線部P12と異なる外径を有している。本実施の形態の変形例2では、第1直線部P11は、第2直線部P12よりも小さい外径を有している。
本実施の形態では、第1伝熱管P1は、複数の第1直線部P11と、複数の第2直線部P12と、複数の曲げ部P13とを有している。複数の曲げ部P13の各々は、互いに隣り合う第1直線部P11同士、互いに隣り合う第2直線部P12同士、および、互いに隣り合う第1直線部P11と第2直線部P12をつなぐように構成されている。複数の第1直線部P11と、複数の第2直線部P12と、複数の曲げ部P13とが直列に接続されることにより、第1伝熱管P1は蛇行するように構成されている。
本実施の形態に係る除湿装置1の変形例1によれば、第1直線部P11は、第2直線部P12と異なる外径を有している。このため、第1直線部P11および第2直線部P12の外径の差によって第1予冷却部7aおよび第2予冷却部7bでの風路抵抗差をつけることができる。したがって、風量比を調整することができる。
また、風路抵抗差をダンパー等の要素を増やすことなく実現することが可能となる。予冷却器7および除湿装置1の要素数を増やさないため、コスト増加を抑制することが可能となる。
本実施の形態に係る除湿装置1の変形例1によれば、複数の第1フィン部F11は、複数の第2フィン部F12と異なるフィンピッチを有している。このため、複数の第1フィン部F11および複数の第2フィン部F12のフィンピッチの差によって第1予冷却部7aおよび第2予冷却部7bでの風路抵抗差をつけることができる。したがって、風量比を調整することができる。
また、風路抵抗差をダンパー等の要素を増やすことなく実現することが可能となる。予冷却器7および除湿装置1の要素数を増やさないため、コスト増加を抑制することが可能となる。
図6~図9を参照して、本実施の形態1に係る除湿装置1の変形例2について説明する。
図6は、第1予冷却部7a、第2予冷却部7bおよび再熱器8の少なくともいずれかとして用いられる熱交換器の第1の構成を概略的に示す側面図である。図7は、第1予冷却部7a、第2予冷却部7bおよび再熱器8の少なくともいずれかとして用いられる熱交換器の第2の構成を概略的に示す側面図である。図8は、第1予冷却部7a、第2予冷却部7b、再熱器8の構成を概略的に示す断面図である。なお、図8では、説明の便宜のため、第1凝縮部3a、第2凝縮部3b、第3凝縮部3c、蒸発器5が図示されており、第1凝縮部3a、第2凝縮部3b、第3凝縮部3c、蒸発器5の断面ではなく側面が図示されている。
図6~図8を参照して、本実施の形態1に係る除湿装置1の変形例2では、第1予冷却部7a、第2予冷却部7bおよび再熱器8の少なくともいずれかは、第1多穴伝熱管PM1と、第1コルゲートフィンFC1とを有している。本実施の形態の変形例2では、第1予冷却部7a、第2予冷却部7bおよび再熱器8はすべて第1多穴伝熱管PM1と第1コルゲートフィンFC1とを有している。
第1多穴伝熱管PM1は、扁平形状を有している。第1多穴伝熱管PM1は、複数の貫通孔THを有している。複数の貫通孔THは、空気の流れ方向での熱交換器の幅方向に並んで配置されている。第1多穴伝熱管PM1は、複数の第1平板部SP1を有している。複数の第1平板部SP1は、平板状に構成されている。
第1コルゲートフィンFC1は、複数の第1平板部SP1のうち互いに隣り合う第1平板部SP1の間に配置されている。第1コルゲートフィンFC1は、波形形状に折り曲げられている。第1コルゲートフィンFC1は、互いに隣り合う第1平板部SP1の一方および他方に交互に当接するように構成されている。第1コルゲートフィンFC1は、フィンピッチFpで同じ第1平板部SP1に当接している。
図6を参照して、第1予冷却部7a、第2予冷却部7bおよび再熱器8の少なくともいずれかとして用いられる熱交換器の第1の構成では、第1多穴伝熱管PM1は、複数の第1平板部SP1と、ヘアピン部CPとを有している。複数の第1平板部SP1は、互いに同じ方向に延在している。複数の第1平板部SP1は、段ピッチDpで並んで配置されている。ヘアピン部CPは、複数の第1平板部SP1のうち互いに隣り合う第1平板部SP1をつなぐように構成されている。
第1予冷却部7a、第2予冷却部7bおよび再熱器8の少なくともいずれかとして用いられる熱交換器の第1の構成では、第1多穴伝熱管PM1は、複数の第1平板部SP1と、複数のヘアピン部CPとを有している。複数のヘアピン部CPの各々は、複数の第1平板部SP1のうち互いに隣り合う第1平板部SP1をつなぐように構成されている。複数の第1平板部SP1と、複数のヘアピン部CPとが直列に接続されることにより、第1多穴伝熱管PM1は蛇行するように構成されている。つまり、複数の第1平板部SP1および複数のヘアピン部CPは、一連の数珠つなぎの閉回路を構成している。
図7を参照して、第1予冷却部7a、第2予冷却部7bおよび再熱器8の少なくともいずれかとして用いられる熱交換器の第2の構成では、第1予冷却部7a、第2予冷却部7bおよび再熱器8の少なくともいずれかは、第1多穴伝熱管PM1と、複数の第1コルゲートフィンFC1と、複数のヘッダHとを有している。第1多穴伝熱管PM1の複数の第1平板部SP1は、複数のヘッダHの各々に接続されている。
図9を参照して、熱交換器の伝熱性能と、空気の流れ方向での熱交換器の幅(列幅)との関係を説明する。図9では、伝熱管が円管である場合が破線で示されており、伝熱管が多穴伝熱管である場合が実線で示されている。伝熱管が円管である場合の基準に対して、伝熱管が多穴伝熱管である場合には、列幅同等で伝熱性能を向上させることができ、伝熱性能同等で列幅を低減させることができる。
本実施の形態に係る除湿装置1の変形例2によれば、第1予冷却部7a、第2予冷却部7bおよび再熱器8の少なくともいずれかは、第1多穴伝熱管PM1と、第1コルゲートフィンFC1とを有している。このため、伝熱管として円管が用いられている場合に比べて、空気の流れ方向における熱交換器の幅を変えずに伝熱性能を向上させることができる。
また、予冷却器7の伝熱性能を向上させることで熱交換量を増加させることができる。このため、予冷却器7の出口側の空気温度をより高相対湿度の状態にすることができる。
また、伝熱管として円管が用いられている場合と同等の伝熱性能となるように熱交換器を構成することで空気の流れ方向での熱交換器の幅を小さくすることができる。空気の流れ方向での熱交換器の幅を小さくすることで、空気の流れ方向での除湿装置1の幅を小さくすることができる。
空気の流れ方向での熱交換器の幅を小さくすることで空気の流れ方向での通風抵抗を低減することができる。空気の流れ方向での通風抵抗を低減することで送風機6の入力を低減することができる。つまり、より低回転で風量を出すことができる。
送風機6の入力を低減することにより除湿装置1の消費電力を低減することができる。除湿装置1の消費電力を低減することでEF値を向上させることができる。
本実施の形態に係る除湿装置1の変形例2の熱交換器の第1の構成によれば、ヘアピン部CPは、複数の第1平板部SP1のうち互いに隣り合う第1平板部SP1をつなぐように構成されている。このため、複数の第1平板部SP1が分岐管で接続されている場合のように冷媒流れの滞留部が形成されない。冷媒流れの滞留部が形成されないため、伝熱に寄与しない熱交換部が形成されない。したがって、高効率で熱交換を行うことができる。
図10および図11を参照して、本実施の形態1に係る除湿装置1の変形例3について説明する。
図10は、第1凝縮部3a、第2凝縮部3b、第3凝縮部3cの構成を概略的に示す断面図である。なお、図10では、説明の便宜のため、第1予冷却部7a、第2予冷却部7b、蒸発器5、再熱器8が図示されており、第1予冷却部7a、第2予冷却部7b、再熱器8の断面および蒸発器5の断面ではなく側面が図示されている。図11は、第1凝縮部3a、第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cの少なくともいずれかとして用いられる熱交換器の構成を概略的に示す側面図である。
本実施の形態1に係る除湿装置1の変形例3では、第1凝縮部3a、第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cの少なくともいずれかは、第2多穴伝熱管PM2と、第2コルゲートフィンFC2とを有している。本実施の形態の変形例3では、第1凝縮部3a、第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cはすべて第2多穴伝熱管PM2と第2コルゲートフィンFC2とを有している。
第2多穴伝熱管PM2は、扁平形状を有している。第2多穴伝熱管PM2は、複数の貫通孔THを有している。複数の貫通孔THは、空気の流れ方向での熱交換器の幅方向に並んで配置されている。第2多穴伝熱管PM2は、複数の第2平板部SP2を有している。複数の第2平板部SP2は、平板状に構成されている。
第2コルゲートフィンFC2は、複数の第2平板部SP2のうち互いに隣り合う第2平板部SP2の間に配置されている。第2コルゲートフィンFC2は、波形形状に折り曲げられている。第2コルゲートフィンFC2は、互いに隣り合う第2平板部SP2の一方および他方に交互に当接するように構成されている。第2コルゲートフィンFC2は、フィンピッチFpで同じ第2平板部SP2に当接している。
第1凝縮部3a、第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cの少なくともいずれかは、第2多穴伝熱管PM2と、複数の第2コルゲートフィンFC2と、複数のヘッダHとを有している。第2多穴伝熱管PM2の複数の第2平板部SP2は、複数のヘッダHの各々に接続されている。
本実施の形態に係る除湿装置1の変形例3によれば、第1凝縮部3a、第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cの少なくともいずれかは、第2多穴伝熱管PM2と、第2コルゲートフィンFC2とを有している。このため、伝熱管として円管が用いられている場合に比べて、空気の流れ方向における熱交換器の幅を変えずに伝熱性能を向上させることができる。
また、凝縮器3の伝熱性能を向上させることで熱交換量を増加させることができる。このため、冷媒の凝縮温度を低減することができる。
また、伝熱管として円管が用いられている場合と同等の伝熱性能となるように熱交換器を構成することで空気の流れ方向での熱交換器の幅を小さくすることができる。空気の流れ方向での熱交換器の幅を小さくすることで、空気の流れ方向での除湿装置1の幅を小さくすることができる。
空気の流れ方向での熱交換器の幅を小さくすることで空気の流れ方向での通風抵抗を低減することができる。空気の流れ方向での通風抵抗を低減することで送風機6の入力を低減することができる。つまり、より低回転で風量を出すことができる。
送風機6の入力を低減することにより除湿装置1の消費電力を低減することができる。除湿装置1の消費電力を低減することでEF値を向上させることができる。
実施の形態2.
図12を参照して、実施の形態2に係る除湿装置1は、予冷却器7が一体的に構成されている点で実施の形態1に係る除湿装置1と主に異なっている。
本実施の形態に係る除湿装置1では、第1予冷却部7aおよび第2予冷却部7bは一体的に構成されている。つまり、第1予冷却部7aおよび第2予冷却部7bは、互いに分離されていない。また、第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cは一体的に構成されている。第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cは、互いに分離されていない。
次に、本実施の形態に係る除湿装置1の作用効果について説明する。
本実施の形態に係る除湿装置1によれば、第1予冷却部7aおよび第2予冷却部7bは一体的に構成されている。このため、予冷却器7および除湿装置1の要素数を低減させることができる。予冷却器7および除湿装置1の要素数を低減させることで、製造の際に組み立て工数を削減することができる。
なお、上記の凝縮器3、蒸発器5、予冷却器7、再熱器8は、それぞれ図示された列数、段数、高さの比を有していてもよい。段数に関して、第1凝縮部3a、蒸発器5、再熱器8はそれぞれ同等の高さを有していることが好ましい。
また、熱交換器の伝熱管が多列に設置されている場合、熱交換器は空気の流れ方向に対し冷媒の流れ方向が対向流となるように構成されることが好ましい。
また、ヒートパイプに相当する予冷却器7および再熱器8では、温度差による駆動力のみで熱輸送媒体が循環する。このため、予冷却器7は重力方向Dにおいて低い方から高い方に向かって熱輸送媒体が流れるように構成されることが好ましい。再熱器8は重力方向Dにおいて高い方から低い方に向かって熱輸送媒体が流れるように構成されることが好ましい。
上記の各実施の形態は適宜組み合わせることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 除湿装置、2 圧縮機、3 凝縮器、3a 第1凝縮部、3b 第2凝縮部、3c 第3凝縮部、4 減圧装置、5 蒸発器、6 送風機、7 予冷却器、7a 第1予冷却部、7b 第2予冷却部、8 再熱器、11 仕切部、20 筐体、21 吸込口、21a 第1吸込口、21b 第2吸込口、22 吹出口、71 予冷却器入口部、72 予冷却器出口部、81 再熱器入口部、82 再熱器出口部、C1 第1冷媒回路、C2 第2冷媒回路、CP ヘアピン部、D 重力方向、F1 第1フィン、F11 第1フィン部、F12 第2フィン部、FC1 第1コルゲートフィン、FC2 第2コルゲートフィン、FP1 第1風路、FP2 第2風路、H ヘッダ、P1 第1伝熱管、P11 第1直線部、P12 第2直線部、P13 曲げ部、PM1 第1多穴伝熱管、PM2 第2多穴伝熱管、SP1 第1平板部、SP2 第2平板部。

Claims (8)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に収容された第1冷媒回路、第2冷媒回路および送風機とを備え、
    前記第1冷媒回路は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器および第1冷媒を有し、かつ前記圧縮機、前記凝縮器、前記減圧装置、前記蒸発器の順に前記第1冷媒が流れるように構成されており、
    前記第2冷媒回路は、予冷却器、再熱器および第2冷媒を有し、かつ前記予冷却器および前記再熱器を前記第2冷媒が循環するように構成されており、
    前記筐体は、第1風路と、前記第1風路から仕切られた第2風路とを有し、
    前記凝縮器は、前記第1風路に配置された第1凝縮部および第2凝縮部と、前記第2風路に配置された第3凝縮部とを有し、
    前記予冷却器は、前記第1風路に配置された第1予冷却部と、前記第2風路に配置された第2予冷却部とを有し、
    前記第1風路は、前記送風機によって送風された空気が前記第1予冷却部、前記蒸発器、前記再熱器、前記第1凝縮部、前記第2凝縮部を順に通過するように構成されており、
    前記第2風路は、前記空気が前記第2予冷却部、前記第3凝縮部を順に通過するように構成されている、除湿装置。
  2. 前記第1予冷却部は、前記予冷却器に前記第2冷媒が流入する予冷却器入口部を有し、
    前記第2予冷却部は、前記予冷却器から前記第2冷媒が流出する予冷却器出口部を有し、
    前記再熱器は、前記第2冷媒が流入する再熱器入口部と、前記第2冷媒が流出する再熱器出口部とを有し、
    前記第2予冷却部の前記予冷却器出口部は、前記再熱器の前記再熱器入口部よりも重力方向において高い位置に配置されており、
    前記第1予冷却部の前記予冷却器入口部は、前記再熱器の前記再熱器出口部と前記重力方向において同等以下の高さ位置に配置されている、請求項1に記載の除湿装置。
  3. 前記予冷却器は、第1伝熱管を有し、
    前記第1伝熱管は、前記第1予冷却部に配置された第1直線部と、前記第2予冷却部に配置された第2直線部とを有し、
    前記第1直線部は、前記第2直線部と異なる外径を有している、請求項1または2に記載の除湿装置。
  4. 前記予冷却器は、複数の第1フィンを有し、
    前記複数の第1フィンは、前記第1予冷却部に配置された複数の第1フィン部と、前記第2予冷却部に配置された複数の第2フィン部とを有し、
    前記複数の第1フィン部は、前記複数の第2フィン部と異なるフィンピッチを有している、請求項1~3のいずれか1項に記載の除湿装置。
  5. 前記第1予冷却部、前記第2予冷却部および前記再熱器の少なくともいずれかは、第1多穴伝熱管と、第1コルゲートフィンとを有し、
    前記第1多穴伝熱管は、複数の第1平板部を有し、
    前記第1コルゲートフィンは、複数の前記第1平板部のうち互いに隣り合う前記第1平板部の間に配置され、波形形状に折り曲げられている、請求項1または2に記載の除湿装置。
  6. 前記第1多穴伝熱管は、ヘアピン部を有し、
    前記ヘアピン部は、複数の前記第1平板部のうち互いに隣り合う前記第1平板部をつなぐように構成されている、請求項5に記載の除湿装置。
  7. 前記第1凝縮部、前記第2凝縮部および前記第3凝縮部の少なくともいずれかは、第2多穴伝熱管と、第2コルゲートフィンとを有し、
    前記第2多穴伝熱管は、複数の第2平板部を有し、
    前記第2コルゲートフィンは、複数の前記第2平板部のうち互いに隣り合う前記第2平板部の間に配置され、波形形状に折り曲げられている、請求項1~6のいずれか1項に記載の除湿装置。
  8. 前記第1予冷却部および前記第2予冷却部は一体的に構成されている、請求項1~7のいずれか1項に記載の除湿装置。
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