JP7392502B2 - 給紙装置システム、給紙装置、給紙装置制御プログラム、および画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態に係る給紙装置システム1の概略構成図である。また図2は、本実施形態の給紙装置本体10の概略断面図であって、図1のA-A’断面に相当する図である。これらの図に示す給紙装置システム1は、給紙装置本体10と、学習装置20(図1のみに図示)とを備える。
給紙トレイ11は、図示しない昇降機構によって、図中の白抜き矢印に示すように昇降可能となっている。すなわち、用紙Pは給紙トレイ11上に昇降可能に収容されている。また、給紙トレイ11は、以降に説明する上昇検知センサーUSでの検知結果に基づく昇降機構の制御により、上部に積載された用紙束Pbの高さが所定の高さに維持される。所定の高さとは、以降に説明する側方ファン13L,13R、および先端ファン14からの空気の吹き付けによる用紙Pの浮上および用紙Pの分離に最適な高さである。
用紙規制部材12は、給紙トレイ11上における用紙Pの載置位置を規制する部材であって、給紙トレイ11上に積載された用紙Pの四方向に配置されている。このような用紙規制部材12は、前端規制部材12A、後端規制部材12B、側部規制部材12L,12Rである。
前端規制部材12Aは、給紙トレイ11上に積載された用紙Pの搬送方向Xの前方に配置され、用紙Pの搬送方向Xの前端位置を規制している。ここで用紙Pの搬送方向Xとは、以降に説明する吸着搬送部15が用紙Pを搬送する方向である。このような前端規制部材12Aは、例えば板状の部材であって、上端部を切り欠いた前端開口121(図2のみに図示)を有する。この前端開口121は、以降に説明する先端ファン14から吹き出された空気を、用紙束Pbの前端側から給紙トレイ11上に積載された用紙Pの用紙束Pbの上部に吹き付けるための開口となっている。
後端規制部材12Bは、給紙トレイ11上に積載された用紙Pの搬送方向Xの後端側に配置さている。この後端規制部材12Bは、用紙Pの搬送方向Xに移動自在に構成された板状の部材であって、給紙トレイ11上に積載された用紙Pを、搬送方向Xの後端側から軽く押圧することによって用紙Pの搬送方向Xの後端位置を規制している。
側部規制部材12L,12Rは、給紙トレイ11上に積載された用紙Pの幅方向Yの両側に配置されている。用紙Pの幅方向Yとは、給紙トレイ11上に積載された用紙Pの搬送方向Xに対して垂直な方向である。これらの側部規制部材12L,12Rは、幅方向Yに移動自在に設けられており、給紙トレイ11上に積載された用紙Pの用紙幅に対応して、用紙Pを両側から軽く押圧することによって用紙Pの両側位置を規制する。
側方ファン13L,13Rは、用紙束Pbの上部の用紙Pを浮上させる浮上ファンとして用いられるものであり、側部規制部材12L,12Rの内部に収容されている。各側方ファン13L,13Rは、送風管131を有し、送風管131の吹出口132は、側部規制部材12L,12Rの側部開口122に一致して設けられている。これにより、側方ファン13L,13Rは、用紙Pの搬送方向Xに直交する幅方向Yの両側から用紙束Pbの上部に空気を吹き付け、用紙束Pbの上部の用紙Pを浮上させる浮上ファンとして機能する。このような側方ファン13L,13Rは、以降に説明する制御部17からの指示に基づいて、オン/オフおよび風量の調整が自在である。
先端ファン14は、用紙束Pbから浮上した複数の用紙Pを捌いて分離させるための分離ファン、および用紙束Pbの上部の用紙Pを浮上させる浮上ファンとで機能を切り替えて用いられる機能切替ファンである。このような先端ファン14は、前端規制部材12Aに近接して配置されている。前端規制部材12Aが、筐体として構成されている場合であれば、先端ファン14は前端規制部材12Aの内部に収容されていることとする。このような先端ファン14は、送風管141を有する。送風管141の吹出口142(図2のみに図示)は、前端規制部材12Aの前端開口121に一致して設けられている。
図1および図2に戻り、吸着搬送部15は、用紙Pの搬送方向Xの前端部上方に配置されている。この吸着搬送部15は、駆動ローラー151、2つの従動ローラー152A,152B、吸着ベルト153、および吸引装置154を有する。
図2に示すように、用紙搬送部16は、吸着搬送部15における用紙Pの搬送方向Xの下流側に配置されている。この用紙搬送部16は、下方ガイド部材161、上方ガイド部材162、下方搬送ローラー163、および上方搬送ローラー164を備える。
図4は、本発明の実施形態に係る給紙装置システム1のブロック図である。以下、図4に基づき、先の図1~図3を参照しつつ、制御部17の構成を説明する。制御部17は、以降に説明する入力部18、上昇検知センサーUS、用紙Pの浮上高さセンサーLS1~LSn、規制部材位置センサーBS,FS、吸着センサーAS、および開閉センサーOpSに接続され、これらで検知した信号が入力される。また制御部17は、側方ファン13L,13R、先端ファン14、先端ファン14に設けた切替駆動部144、吸着搬送部15、用紙搬送部16に接続され、これらの駆動を制御する。さらに制御部17は、後端規制部材12Bおよび側部規制部材12L,12Rのそれぞれの駆動機構に接続され、後端規制部材12Bおよび側部規制部材12L,12Rの位置を制御する。さらに制御部17は、以降に説明する学習装置20に接続され、学習装置20との間での通信が可能である。
駆動制御部171は、入力部18からの指示、上昇検知センサーUS、用紙Pの浮上高さセンサーLS1~LSn、規制部材位置センサーBS,FS、吸着センサーAS、および開閉センサーOpSから入力された信号に基づいて、給紙装置本体10の各駆動部分の駆動を制御する。駆動制御部171による給紙装置本体10の各駆動部分の駆動の制御は、駆動制御プログラムに従って実施される。
学習情報収集部172は、学習装置20で実施する強化学習に必要な情報を、学習情報として収集する。このような学習情報は、給紙装置本体10の駆動情報、および用紙Pに関する用紙情報である。
学習情報通知部173は、学習情報収集部172で収集した学習情報を、以次に説明する学習装置20に通知する。この学習情報通知部173による学習情報の通知の手順は、上述した更新プログラムに従って実施される手順である。
更新処理部174は、以次に説明する学習装置20から出力された制御情報に基づいて、駆動制御部171において実行される駆動制御プログラムを更新する。この更新処理部174による駆動制御プログラムの更新の手順は、上述した更新プログラムに従って実施される手順である。
入力部18は、給紙装置本体10による給紙開始の指示、および給紙装置本体10で給紙する用紙Pの種類、サイズ、坪量、および平滑度(表面性)を入力する。このような入力部18は、例えば図示したタッチパネル式の操作部のようにユーザーが任意に指定操作する構成のものであってよい。なお、用紙Pの種類、サイズ、坪量、および平滑度(表面性)は、上述したメディアセンサーなどを用いて自動的に判別される構成であってもよい。この場合、用紙Pの種類、サイズ、坪量、および平滑度(表面性)を判別するためのメディアセンサーも、入力部18として含んでよい。
上昇検知センサーUSは、用紙Pが積載された給紙トレイ11の上昇を制御するためのセンサーである。このような上昇検知センサーUSは、給紙トレイ11上に積載された用紙束Pbの最上部が、所定の高さ位置にまで上昇したことを検知する。所定の高さとは、先にも説明したように、側方ファン13L,13R、および先端ファン14からの空気の吹き付けにより、給紙トレイ11上に積載された用紙Pの浮上および用紙Pの分離に最適な高さである。
図3に示すように、浮上高さセンサーLS1~LSnは、給紙トレイ11上の用紙束Pbからの用紙Pの浮上を検出するための浮上検出部材に含まれる。浮上高さセンサーLS1~LSnは、用紙Pの積層方向である高さ方向Hに沿って複数配置され、用紙Pの浮上高さ[h]を検知する。ここでは、用紙束Pbの上端から、吸着搬送部15における吸着ベルト153の下端面までの間に、用紙束Pbの上端側から順に浮上高さセンサーLS1~LSnを配置した。これらの浮上高さセンサーLS1~LSnは、例えば浮上した用紙Pが各浮上高さセンサーLS1~LSnと一致する高さとなった場合にオン状態となり、それ以外はオフ状態となり、これにより用紙Pの浮上高さが検知される構成となっている。なお、浮上高さセンサーLS1~LSnは、用紙束Pbから吸着搬送部15までの間の用紙Pの浮上高さを検知できれば、個々に設けられたセンサーに限定されることはなく、複数の撮像素子を有して用紙Pの浮上高さを画像で読み取るラインセンサーのような撮像装置であってもよい。
規制部材位置センサーBS,FSは、後端規制部材12Bの位置を検知する後端規制部材位置センサーBSと、側部規制部材12L,12Rの位置を検知する側部規制部材位置センサーFSである。
吸着センサーASは、用紙束Pbの上部から浮上した用紙Pが、吸着搬送部15の吸着ベルト153に吸着したことを検知する。吸着センサーASは、給紙トレイ11上の用紙束Pbからの用紙Pの浮上を検出するための浮上検出部材に含まれる。このような吸着センサーASは、例えば吸着ベルト153の内周側から、吸着ベルト153の下面に臨む位置に配置されている。
開閉センサーOpSは、給紙トレイ11上への用紙Pの出し入れを検知する。このような開閉センサーOpSは、一例として後端規制部材12Bに設けられ、後端規制部材12Bの移動を検知することによって、給紙トレイ11上への用紙Pの出し入れを検知する構成であるが、これに限定されることはない。
次に、駆動制御プログラムに従った駆動制御部171での制御による給紙装置本体10の駆動の概要を説明する。図5~図7は、本実施形態の給紙装置本体の駆動の概要を説明する図(その1)~(その3)である。以下、これらの図に基づいて、上述した構成の給紙装置本体10の駆動の概要を説明する。
図4に戻り、学習装置20は、給紙装置本体10の駆動制御部171が有する駆動制御プログラムを更新するための制御情報を、強化学習によって作成するためのものである。このような学習装置20は、計算機によって構成されている。計算機は、上述したコンピューターとして用いられるハードウェアである。
学習情報取得部21は、給紙装置本体10の制御部17から通知された学習情報を取得する。この学習情報取得部21が取得した学習情報は、報酬計算部22と学習部23とに出力される。
報酬計算部22は、学習情報取得部21から出力された学習情報に基づいて、次の学習部23において実施する学習のための報酬の計算を実施する。この報酬計算部22における報酬の計算手順は、予め定めたルールに従って実施される。このような報酬の計算は、以降の給紙装置の制御方法において詳細に説明する。
学習部23は、学習情報取得部21で取得した学習情報と、報酬計算部22において計算した報酬の計算結果とに基づく学習を実施する。この学習部23において実施する学習は、学習における行動価値を算出することにより、行動価値が最も高くなるような行動を学習する。また学習部23は、学習結果から、給紙装置本体10において実施する次の行動を決定する。
制御情報出力部24は、学習部23での学習結果に基づいて決定した次の行動を、制御プログラムの更新情報として給紙装置本体10に出力する。
次に、以上のような構成の給紙装置システム1によって実施される給紙装置の制御方法を説明する。ここで説明する給紙装置の制御方法は、図1~図4を用いて説明した給紙装置システム1における給紙装置本体10の制御部17と、学習装置20とが、給紙装置制御プログラムを実行することによって実現される。給紙装置制御プログラムは、給紙装置本体10の制御部17が実行する駆動制御プログラムを更新するためのプログラムである。この給紙装置制御プログラムは、給紙装置本体10の制御部17が実行する更新プログラムと、学習装置20が実行する学習プログラムとを含む。
図8は、本実施形態に係る給紙装置システムによって実施される学習処理の手順を示すフローチャートである。ここで説明する学習処理の手順は、給紙装置制御プログラムの一部である学習プログラムの手順であって、学習装置20によって実施される。以下、図8のフローチャートに示す順に、図1~図4および必要に応じて他の図を参照しつつ、学習処理の手順を説明する。
ステップS1において、学習情報取得部21は、給紙装置本体10の制御部17から学習情報を取得したか否かを判断し、取得した(Yes)と判断されるまで待機する。ここで学習情報取得部21が取得する学習情報は、制御部17の学習情報収集部172が収集して学習情報通知部173から通知された情報であって、上述したような給紙装置本体10の駆動情報、および用紙Pに関する用紙情報を含む。
ステップS2において、学習情報取得部21は、取得した学習情報を、報酬計算部22と学習部23とに伝達する。この場合、報酬計算部22には、駆動情報と、給紙装置本体10において給紙した用紙Pについての用紙情報を伝達する。また学習部23には、駆動情報と、次に給紙を実施する用紙Pについての用紙情報を伝達する。
ステップS3において、報酬計算部22は、学習情報取得部21が取得した学習情報に基づいて、強化学習における報酬の計算を実施する。この場合、報酬計算部22は、学習情報の通知があった給紙装置本体10について、強化学習における各状態の場合の各行動においての各報酬を計算する。以下、強化学習における状態と行動、および報酬の計算の具体例を説明する。
この場合の強化学習における状態は、用紙Pの高さ位置であることとする。この高さ位置は、ここでは例えば、給紙トレイ11上に積載された用紙束Pbの最上部の高さ位置であって、上昇検知センサーUSで検知された所定の高さ位置であることとする。
本実施形態に係る強化学習の報酬は、浮上検出部材である吸着センサーASにおいての用紙Pの検出結果に基づいて算出される。より詳しくは、本実施形態に係る強化学習の報酬は、浮上ファンでの送風を開始してから、吸着搬送部15に対する用紙Pの吸着が吸着センサーASにおいて検出されるまでの間の浮上時間[t]に基づいて算出される。ここでの浮上ファンは、例えば側方ファン13L,13R、および浮上ファンとして機能させた先端ファン14であることとする。
次に、報酬計算部22が実施する報酬の計算処理の手順を説明する。図13は、浮上完了高さまでの浮上時間[t]に基づく報酬の計算処理を示すフローチャートであって、図8のステップS3における報酬の計算処理の手順を示す図である。以下、図13に従って報酬の計算処理の手順を説明する。
ステップS301において、報酬計算部22は、学習情報取得部21から伝達された学習情報に基づいて、過去に給紙を実施した、ある用紙情報を有する用紙Pの浮上完了高さまでの浮上時間[t]を測定する。この際、報酬計算部22は、浮上ファンとしての側方ファン13R,13Lおよび先端ファン14がオンした時点から、吸着センサーASが用紙Pの吸着を検知するまでの時間を、浮上完了高さ[hn]までの浮上時間[t]として測定する。
ステップS302において、報酬計算部22は、取得した浮上完了高さ[hn]までの浮上時間[t]が所定の時間範囲[Tth]であるか否かを判断する。そして範囲内である(Yes)と判断した場合にはステップS303に進み、範囲内ではない(No)と判断した場合にはステップS304に進む。
ステップS303において、報酬計算部22は、ステップS303において浮上完了高さ[hn]までの浮上時間[t]を取得したある状態の場合のある行動に対して正の報酬を付与し、処理を終了させる。
ステップS304において、報酬計算部22は、ステップS303において浮上完了高さ[hn]まで浮上時間[t]を取得したある状態の場合のある行動に対して負の報酬を付与し、処理を終了させる。
本実施形態に係る強化学習の報酬は、各浮上高さ[h]で算出されてもよい。図14は、強化学習における報酬の計算処理の他の例を説明する図である。図14に示すように、各浮上高さでの浮上時間[t]は、用紙Pの浮上高さセンサーLS1~LSnのオン/オフによって検知される。例えば、浮上高さセンサーLS1がオンとなった後、その上部の浮上高さセンサーLS2がオンとなるまでの間の時間が、浮上高さ[h1]~[h2]での浮上時間[t]として測定される。
図15は、各浮上高さでの浮上時間[t]に基づく報酬の計算処理においてする報酬の付与を説明するためのグラフである。図15に示すように、この場合であっても、報酬の算出においては先ず、各浮上高さ[h]での浮上時間[t]に対して、重送ジャムやノーフィードジャムが最も発生し難い目標時間[Tg]を事前に設定する。そして、目標時間[Tg]を含む所定の時間範囲[Tth]を設定し、各浮上高さ[h]での浮上時間[t]が所定の時間範囲[Tth]となる行動に対しては、正の報酬を与え、各浮上高さ[h]での浮上時間[t]が所定の時間範囲[Tth]外となる行動に対しては、負の報酬を与える。
以上のようなステップS3の後のステップS4において、学習部23は、学習情報取得部21から伝達された学習情報と、報酬計算部22で算出した各用紙情報を有する用紙Pの各状態の場合の各行動においての各報酬に基づいて、行動の学習を実施する。ここでは、予め定めたルールに従って、ある状態の時にある行動を取った時の報酬を計算し、報酬の総和を最適化するように行動価値を算出してQテーブルを更新して行動を学習する。
ステップS401において、学習部23は、n=nの処理を実施する。
ステップS402において、学習部23は、次の行動の設定を行う。この際、学習部23は、行動1~行動110(図9参照)の中から、予め定めたルールにしたがって次の行動を設定する。
ステップS403において、学習部23は、学習情報取得部21から伝達された学習情報に基づいて、設定した行動を実行する。この場合、学習部23は、次に給紙を実施する用紙Pの用紙情報に基づいて、ステップS402で設定した行動を実行した場合の用紙供給のシミュレーションを実施する。なお、ここでは、給紙装置本体10に対して実際に用紙供給を実施させてもよい。
ステップS404において、学習部23は、ステップS403で実施した行動においての浮上高さセンサーLSn-1がオンとなった後、その上部の浮上高さセンサーLSnがオンとなるまでの間の時間を、浮上時間[t]として測定する。ここで、浮上高さセンサーLSnは、吸着センサーASを兼ねてもよい。
ステップS405において、学習部23は、ステップS404でのある状態である行動をとった場合の報酬を判断する。この際、学習部23は、報酬計算部22で実施した報酬の計算結果に基づいて、テップS403の行動を実施した場合の報酬を判断する。また学習部23は、判断した報酬にもとづいて、Qテーブルを更新する。
ステップS406において、学習部23は、ステップS405での判断が負の報酬で合ったか否かを判断し、負の報酬であった(YES)と判断した場合には、ステップS402に戻る。一方、負の報酬ではない(NO)と判断した場合には、ステップS407に進む。
ステップS407において、学習部23は、正の報酬が所定回数連続したか否かの判断を実施する。所定回数連続した(YES)と判断した場合には、次のステップS408に進む。一方、所定回数連続していな(NO)と判断した場合には、ステップS402に戻る。
ステップS408において、学習部23は、n=n-1の処理を実施し、次のステップS409に進む。
ステップS409において、学習部23は、n=0であるか否かの判断を実施し、n=0である(YES)と判断した場合には、処理を終了させる。一方、n=0ではない(NO)と判断した場合には、ステップS402に戻り、n=0となるまで処理を繰り返し、n=0となった場合に、行動の学習処理を終了させ、図8のステップS5に進む。
図8に戻り、ステップS5において、学習部23は、ステップS4での行動の学習結果にも続いて、次の行動を選択する。この際、学習部23は、ステップS4での行動の学習において、最終的に更新されたQテーブル(図17参照)に基づいて、各状態においてQ値が最も大きい行動を選択する。
ステップS6において、制御情報出力部24は、ステップS5で選択した次の行動を、制御情報として給紙装置本体10に出力する。そして、学習装置20による学習処理を終了させる。
図18は、本実施形態に係る給紙装置システムによって実施される駆動制御プログラムの更新処理を示すフローチャートである。ここで説明する駆動制御プログラムの更新処理の手順は、給紙装置制御プログラムの一部である更新プログラムの手順であって、給紙装置本体10の制御部17によって実施される。以下、図18のフローチャートに示す順に、図1~図4および必要に応じて他の図を参照しつつ、駆動制御プログラムの更新処理の手順を説明する。
ステップS001において、学習情報収集部172は、給紙装置本体10において、用紙Pの変更があったか否かの判断を実施する。ここで、用紙Pの変更とは、給紙装置本体10から給紙する用紙Pの種類、サイズ、坪量、および平滑度(表面性)の少なくとも何れかが、変更されたか否かを意味している。
ステップS001’において、学習情報収集部172は、トレイの開閉があったか否かの判断を実施する。ここで、トレイとは用紙Pが載置される給紙トレイ11であり、学習情報収集部172は、例えば開閉センサーOpSから駆動制御部171に入力された情報に基づいて、この判断を実施する。そして、開閉された(Yes)と判断した場合に、次のステップS002に進む。用紙Pが変更されていない場合、つまり用紙Pの種類、サイズ、坪量、および平滑度(表面性)などが変更されていない場合であっても、給紙トレイ11が開閉された場合、用紙Pの給紙トレイ11上への載置状態が変わっている可能性があるので、同様に学習を開始する。一方、本ステップS001’において、開閉されていない(No)と判断された場合には、ステップS001に戻る。
ステップ002において、学習情報収集部172は、駆動制御部171から学習情報を収集する。ここで学習情報収集部172が収集する学習情報は、先に説明した通りの情報であって、給紙装置本体10に関する駆動情報、および用紙Pに関する用紙情報である。
ステップS003において、学習情報通知部173は、学習情報収集部172が収取した学習情報を、学習装置20に通知する。
ステップS004において、更新処理部174は、学習装置20から制御情報を受信したか否かの判断を実施する。ここで更新処理部174が受信する制御情報は、先に説明した学習装置20における学習処理において、学習装置20の制御情報出力部24が出力した制御情報である(図8のステップS6)。更新処理部174は、制御情報を受信した(Yes)と判断されるまで待機する。制御情報を受信した(Yes)と判断された場合に、次のステップS005に進む。
ステップS005において、更新処理部174は、学習装置20から受信した制御情報に基づいて、駆動制御部171のファームウェアである駆動制御プログラムの更新を実施し、処理を終了させる。
図19は、本実施形態に係る給紙装置システムを有する画像形成装置の一例を示す構成図である。
以上説明した実施形態によれば、浮上高さセンサーLS1~LSnや吸着センサーASなどの浮上検出部材での検出結果に応じて報酬を判断する強化学習に基づいて、給紙装置本体10の駆動制御プログラムを更新する構成である。先にも述べたように、浮上検出部材での検出結果から得られる浮上時間[t]は、用紙Pの供給状態を正確に表す指標である。このため、この強化学習に基づいて、給紙装置本体10の駆動制御プログラムを更新することにより、用紙の種類や装置の設置環境によらずに、重送や空送りの発生なく、度高精度な用紙供給を実施することが可能になる。
10…給紙装置本体
11…給紙トレイ
12…規制部材
12B…後端規制部材
12L,12R…側部規制部材
13L,13R…側方ファン
14…先端ファン(機能切替ファン)
15…吸着搬送部
171…駆動制御部
174…更新処理部
20…学習装置
100…画像形成装置
203…画像形成部
500…給紙装置
LS1~LSn…浮上高さセンサー(浮上検出部材)
AS…吸着センサー(浮上検出部材)
P…用紙
Pb…用紙束
X…搬送方向
Y…幅方向
[hn]…浮上完了高さ
[t]…浮上時間
[Tth]…所定の時間範囲
Claims (20)
- 空気の吹き出しによって給紙トレイ上の用紙束から用紙を浮上させる機能を有するファンと、
前記浮上させた用紙を吸着して搬送する吸着搬送部と、
駆動制御プログラムに基づいて前記ファンと前記吸着搬送部の駆動を制御する駆動制御部と、
前記用紙の浮上を検出する浮上検出部材と、
強化学習を実施することにより、前記駆動制御プログラムを更新するための制御情報を作成する学習装置と備え、
前記学習装置は、
前記浮上検出部材での検出結果に基づいて報酬を付与することによって、前記強化学習を実施する
給紙装置システム。 - 前記学習装置は、
前記ファンからの空気の吹き出しを開始してから、前記浮上検出部材が前記用紙の浮上を検出するまでの浮上時間に応じて前記報酬を付与する
請求項1に記載の給紙装置システム。 - 前記浮上検出部材は、前記吸着搬送部に対する前記用紙の吸着を検知する吸着センサーを含み、
前記学習装置は、
前記ファンからの空気の吹き出しを開始してから、前記吸着センサーによって前記用紙が前記吸着搬送部に吸着したことを検知する浮上完了高さまでの浮上時間に基づいて前記報酬を付与する
請求項1または2に記載の給紙装置システム。 - 前記浮上検出部材は、前記用紙束の上部から前記吸着搬送部までの間の前記用紙の浮上高さを検知する浮上高さセンサーを含み、
前記学習装置は、前記浮上高さセンサーで検知された前記用紙の浮上高さ毎の浮上時間に基づいて、前記報酬を付与する強化学習を実施する
請求項1~3のうちの何れか1項に記載の給紙装置システム。 - 前記学習装置は、前記浮上時間が、所定の時間範囲の場合に、前記報酬として正の報酬を付与する
請求項2~4のうちの何れか1項に記載の給紙装置システム。 - 前記学習装置は、前記浮上時間が、所定の時間範囲外の場合に、前記報酬として負の報酬を付与する
請求項2~5のうちの何れか1項に記載の給紙装置システム。 - 前記所定の時間範囲は、前記用紙の種類、サイズ、坪量、および表面の平滑度毎に設定された値である
請求項5または6に記載の給紙装置システム。 - 前記学習装置は、
予め設定した浮上時間に対して、前記浮上検出部材での検出結果に基づく浮上時間が近いほど大きな正の報酬を付与し、前記浮上時間が遠いほど大きな負の報酬を付与する
請求項2~7のうちの何れか1項に記載の給紙装置システム。 - 前記給紙トレイ上における前記用紙束の載置位置を規制するための規制部材を備え、
前記学習装置は、前記給紙トレイ上に載置された前記用紙束に対する前記規制部材の位置および前記ファンの風量のうちの少なくとも一方を行動として、前記強化学習を実施する
請求項1~8のうちの何れか1項に記載の給紙装置システム。 - 複数の前記ファンを備え、
前記複数のファンのうちの少なくとも一つは、前記空気の吹き出し方向が可変なものであって、前記用紙を浮上させる機能と、前記用紙束から浮上させた複数の用紙間に空気を吹き込んで前記複数の用紙を分離させる機能との切り替えが自在な機能切替ファンであり、
前記学習装置は、さらに前記複数のファンのそれぞれのオン/オフおよび風量、および前記機能切替ファンの機能のうちの少なくとも1つを前記行動として追加した強化学習を実施する
請求項9項に記載の給紙装置システム。 - 前記学習装置で作成した制御情報に基づいて、前記駆動制御プログラムを更新する更新処理部を備えた
請求項1~10のうちの何れか1項に記載の給紙装置システム。 - 前記浮上検出部材は、前記用紙の浮上高さを画像で読み取る
請求項1~11のうちの何れか1項に記載の給紙装置システム。 - 前記学習装置は、前記用紙の種類、サイズ、および坪量のうちに何れか1つでも変更された場合に、前記強化学習を開始する
請求項1~12のうちの何れか1項に記載の給紙装置システム。 - 前記学習装置は、前記給紙トレイの開閉を検知した場合に、前記強化学習を開始する
請求項1~13のうちの何れか1項に記載の給紙装置システム。 - 前記学習装置は、前記強化学習において正の報酬が所定回数連続した場合に、前記強化学習を終了させる
請求項1~14のうちの何れか1項に記載の給紙装置システム。 - 前記ファンは、前記吸着搬送部による前記用紙の搬送方向に直行する前記用紙の幅方向から、前記給紙トレイ上の用紙束に対して空気を吹き出す
請求項1~15のうちの何れか1項に記載の給紙装置システム。 - 前記学習装置は、ネットワーク上のサーバーに設けられたものであり、
前記ファンと前記吸着搬送部とを備えた複数の給紙装置本体によって、前記学習装置が共有される
請求項1~16のうちの何れか1項に記載の給紙装置システム。 - 請求項1~17のうちの何れか1項に記載の給紙装置システムの学習装置が、前記ファンと前記吸着搬送部とを備えた給紙装置本体に対して一体に組み込まれた
給紙装置。 - 空気の吹き出しによって給紙トレイ上の用紙束から用紙を浮上させる機能を有するファンと、前記浮上させた用紙を吸着して搬送する吸着搬送部と、駆動制御プログラムに基づいて前記ファンと前記吸着搬送部の駆動を制御する駆動制御部と、前記用紙の浮上を検出する浮上検出部材と、強化学習を実施することにより、前記駆動制御プログラムを更新するための制御情報を作成する学習装置とを備えた給紙装置の制御プログラムであって、
前記学習装置に対して、前記浮上検出部材での検出結果に基づいて報酬を付与することによる前記強化学習を実施させる
給紙装置制御プログラム。 - 請求項1~17のうちの何れか1項に記載の給紙装置システムと、
前記給紙装置システムから給紙された用紙に画像を形成する画像形成部とを備えた
画像形成装置。
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