JP7386504B2 - 住戸ユニット - Google Patents

住戸ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP7386504B2
JP7386504B2 JP2019114868A JP2019114868A JP7386504B2 JP 7386504 B2 JP7386504 B2 JP 7386504B2 JP 2019114868 A JP2019114868 A JP 2019114868A JP 2019114868 A JP2019114868 A JP 2019114868A JP 7386504 B2 JP7386504 B2 JP 7386504B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
reinforced concrete
concrete wall
wall pillar
plan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019114868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020133388A (ja
Inventor
勉 中村
Original Assignee
株式会社中村勉総合計画事務所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社中村勉総合計画事務所 filed Critical 株式会社中村勉総合計画事務所
Publication of JP2020133388A publication Critical patent/JP2020133388A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7386504B2 publication Critical patent/JP7386504B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

本発明は、居住者の所得層に応じたニーズまたは居住者のライフステージ及びライフスタイルの変化に柔軟に対応できる住戸ユニットに関する。
従来から、注文住宅やフリープラン住宅などと呼ばれる、間取りを自由に選べる建物が提供されている。このような建物では、居住者の多様なニーズに応えることはできるものの、間取りが異なるといったように躯体の構造が異なれば個別に構造計算を行わなければならないため、効率的な設計が困難であり、コストを削減することが難しいという課題がある。
一方、従来から規格化住宅と呼ばれる、外観や間取りがあらかじめ決められている建物も提供されている。このような建物では、躯体の構造が同一であれば構造計算が一度で済むため、効率的な設計が可能である。また、躯体の構造が同一であれば同一の部材を各戸共通で使用できるため、量産によるコスト削減効果が見込める。
しかしながら、規格化住宅では、床面積や間取りが同じようになってしまい、居住者の所得層に応じたニーズまたは居住者のライフステージ及びライフスタイルの変化に柔軟に対応することができない。なお、上述した建物に関連する技術が特許文献1に開示されている。
特開2008-144547号公報
本発明の一態様は、居住者の所得層に応じたニーズまたは居住者のライフステージ及びライフスタイルの変化に柔軟に対応できる住戸ユニットを提供することを課題とする。
以下に本発明の種々の態様について説明する。
[1]第1のユニットと、
前記第1のユニットに設置され、平面視で前記第1のユニットの長手方向の輪郭の第1の辺の中央または一方側に設置された第1の空所と、
前記第1のユニット内に設置され、前記第1の空所に隣接する第1の水回りと、
を有し、
前記第1の空所は、前記第1の水回りに接続された配管の設置に使用されることを特徴とする住戸ユニット。
[2]上記[1]において、
平面視で前記第1のユニットの長手方向の一方側に位置し、且つ前記第1のユニットに設けられた第1の開口部と、
前記長手方向の他方側に位置し、且つ前記第1のユニットに設けられた第2の開口部と、
を有し、
前記第1の開口部及び前記第2の開口部それぞれは、空気が通過できるように構成されており、
前記第1の開口部から導入された空気は、前記第1のユニットを貫通して前記第2の開口部から排気されることを特徴とする住戸ユニット。
[3]上記[1]または[2]において、
前記第1の空所の一方に繋がり且つ前記第1の辺に設置された第1の鉄筋コンクリート壁柱と、
前記第1の空所の他方に繋がり且つ前記第1の辺に設置された第2の鉄筋コンクリート壁柱と、
前記第1の辺の一方に設置された第3の鉄筋コンクリート壁柱と、
前記第1の辺の他方に設置された第4の鉄筋コンクリート壁柱と、
平面視で前記第1のユニットの長手方向の輪郭の第2の辺に設置され、前記第1の鉄筋コンクリート壁柱と対向する第5の鉄筋コンクリート壁柱と、
前記第2の辺に設置され、前記第2の鉄筋コンクリート壁柱と対向する第6の鉄筋コンクリート壁柱と、
前記第2の辺に設置され、前記第3の鉄筋コンクリート壁柱と対向する第7の鉄筋コンクリート壁柱と、
前記第2の辺に設置され、前記第4の鉄筋コンクリート壁柱と対向する第8の鉄筋コンクリート壁柱と、
を有することを特徴とする住戸ユニット。
[4]上記[1]または[2]において、
平面視で前記第1のユニットの長手方向の一方側に設置された第1の鉄筋コンクリート壁柱と、
前記第1の空所の他方に繋がり且つ前記第1の辺に設置された第2の鉄筋コンクリート壁柱と、
前記第1の辺の他方に設置された第3の鉄筋コンクリート壁柱と、
平面視で前記第1のユニットの長手方向の輪郭の第2の辺に設置され、前記第2の鉄筋コンクリート壁柱と対向する第5の鉄筋コンクリート壁柱と、
前記第2の辺に設置され、前記第3の鉄筋コンクリート壁柱と対向する第6の鉄筋コンクリート壁柱と、
を有することを特徴とする住戸ユニット。
[5]上記[4]において、
前記第2の辺に設置され、前記第1の鉄筋コンクリート壁柱と対向する第4の鉄筋コンクリート壁柱を有することを特徴とする住戸ユニット。
[6]上記[3]乃至5のいずれか一項において、
前記第1の辺と前記第2の辺との間に設置された前記第1のユニットの床と、
前記第1の辺と前記第2の辺との間に設置された前記第1のユニットの天井または屋根と、
を有することを特徴とする住戸ユニット。
[7]上記[3]乃至[6]のいずれか一項において、
前記第1のユニットに隣接する第2のユニットを有し、
平面視で前記第1の辺が前記第1のユニットと前記第2のユニットの境界となり、
前記第2のユニットに設置され、且つ平面視で前記第2のユニットの長手方向の輪郭の前記第1の辺の中央または一方側に設置され、且つ前記第1の空所と一体的に設置された第2の空所を有することを特徴とする住戸ユニット。
[8]上記[7]において、
前記第2のユニット内に設置され、前記第2の空所に隣接する第2の水回りを有し、
前記第2の空所は、前記第2の水回りに接続された配管の設置に使用されることを特徴とする住戸ユニット。
[9]上記[3]乃至[6]のいずれか一項において、
前記第1のユニットに隣接する第2のユニットを有し、
平面視で前記第2の辺が前記第1のユニットと前記第2のユニットの境界となり、
前記第2のユニットに設置され、且つ平面視で前記第2のユニットの長手方向の輪郭の第3の辺の中央または一方側に設置された第2の空所を有することを特徴とする住戸ユニット。
[10]上記[9]において、
前記第2のユニット内に設置され、前記第2の空所に隣接する第2の水回りを有し、
前記第2の空所は、前記第2の水回りに接続された配管の設置に使用されることを特徴とする住戸ユニット。
[11]上記[7]または[8]において、
前記第2のユニットに隣接する第3のユニットを有し、
平面視で前記第2のユニットの長手方向の輪郭の第3の辺が前記第2のユニットと前記第3のユニットの境界となり、
前記第3のユニットに設置され、且つ平面視で前記第3のユニットの長手方向の輪郭の第4の辺の中央に設置された第3の空所を有することを特徴とする住戸ユニット。
[12]上記[11]において、
前記第3のユニット内に設置され、前記第3の空所に隣接する第3の水回りを有し、
前記第3の空所は、前記第3の水回りに接続された配管の設置に使用されることを特徴とする住戸ユニット。
本発明の一態様によれば、居住者の所得層に応じたニーズまたは居住者のライフステージ及びライフスタイルの変化に柔軟に対応できる住戸ユニットを提供することができる。
本発明の一態様に係る住戸ユニットを説明するための平面図である。 本発明の一態様に係る住戸ユニットを説明するための平面図である。 本発明の一態様に係る住戸ユニットを説明するための平面図である。 本発明の一態様に係る住戸ユニットを説明するための平面図である。 本発明の一態様に係る住戸ユニットを説明するための平面図である。 本発明の一態様に係る住戸ユニットを説明するための平面図である。
以下では、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の一態様に係る住戸ユニットを説明するための平面図である。
図1に示す住戸ユニットは第1のユニット10を有し、第1のユニット10には第1の空所12が設置されている。第1の空所12は、平面視で第1のユニット10の長手方向の輪郭の第1の辺11の中央に位置している。第1のユニット10の平面形状は長方形であり、第1の辺11は長方形の長辺の一辺である。
第1のユニット10内には、第1の空所12に隣接する第1の水回りとしてのバスルーム14及びキッチンカウンター15が設置されている。バスルーム14には、シャワー51、トイレ52及び洗面台53が設置されている。キッチンカウンター15は、天板54にコンロ55とシンク(洗い場)56が設置されたものである。第1の空所12は、第1の水回りに接続された複数の配管の設置に使用される。これらの複数の配管は、シャワー51、トイレ52、洗面台53及びシンク56それぞれの給排水のための配管である。また、第1の空所12は、バスルーム14、キッチン等の排気のための継シャフトの設置に使用される。
第1のユニット10には第1の開口部としての窓16及び扉18が設けられており、窓16及び扉18は平面視で第1のユニット10の長手方向の一方側に位置している。また、第1のユニット10には第2の開口部としての窓17及び扉19が設けられており、窓17及び扉19は平面視で第1のユニット10の長手方向の他方側に位置している。窓16,17及び扉18,19それぞれは、空気が通過できるように構成されている。また、窓16,17は、光が通過できるように構成されている。
第1のユニット10の長手方向の一方の外側にはバルコニーが設置されており、第1のユニット10の長手方向の他方の外側には廊下が設置されている。
第1のユニット10のキッチンカウンター15側にはリビングダイニング57が配置されており、第1のユニット10のバスルーム14側にはベッドルーム58が配置されている。リビングダイニング57とベッドルーム58との間には扉59が設置されている。
窓16及び扉18から導入された空気は、扉59を開けることで、第1のユニット10を貫通して窓17及び扉19から排気されることが可能である。また。窓17及び扉19から導入された空気は、扉59を開けることで、第1のユニット10を貫通して窓16及び扉18から排気されることも可能である。
第1のユニット10の第1の辺11には第1の鉄筋コンクリート壁柱21が設置されており、第1の鉄筋コンクリート壁柱21は第1の空所12の一方に繋がっている。第1のユニット10の第1の辺11には第2の鉄筋コンクリート壁柱22が設置されており、第2の鉄筋コンクリート壁柱22は第1の空所12の他方に繋がっている。第1及び第2の鉄筋コンクリート壁柱21,21それぞれは、平面がT字形状を有している。但し、第1及び第2の鉄筋コンクリート壁柱21,21の平面形状はT字形状に限定されるものではなく、住戸ユニットの構造上の強度が保持できるものであれば、他の形状でもよい。
第1のユニット10の第1の辺11の一方端には第3の鉄筋コンクリート壁柱23が設置されており、第1のユニット10の第1の辺11の他方端には第4の鉄筋コンクリート壁柱24が設置されている。
第1のユニット10の長手方向の輪郭の第2の辺29には、第1の鉄筋コンクリート壁柱21と対向する第5の鉄筋コンクリート壁柱25が設置されている。また、第1のユニット10の第2の辺29には、第2の鉄筋コンクリート壁柱22と対向する第6の鉄筋コンクリート壁柱26が設置されている。また、第1のユニット10の第2の辺29には、第3の鉄筋コンクリート壁柱23と対向する第7の鉄筋コンクリート壁柱27が設置されている。また、第1のユニット10の第2の辺29には、第4の鉄筋コンクリート壁柱24と対向する第8の鉄筋コンクリート壁柱28が設置されている。
第1の鉄筋コンクリート壁柱21と第3の鉄筋コンクリート壁柱23との間には、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されている。また、第2の鉄筋コンクリート壁柱22と第4の鉄筋コンクリート壁柱24との間にも、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されている。また、第5の鉄筋コンクリート壁柱25と第7の鉄筋コンクリート壁柱27との間にも、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されている。また、第6の鉄筋コンクリート壁柱26と第8の鉄筋コンクリート壁柱28との間にも、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されている。
第1のユニット10の第1の辺11と第1のユニット10の第2の辺29との間には第1のユニット10の床と天井が設置されている。なお、第1のユニット10が最上階のユニットであれば屋根が設置されている。また、第1の辺11と第2の辺29の長さ(長方形の短辺)は例えば3.1mである。
第1のユニット10の隣には、第1のユニット10に隣接する第2のユニット20が設置されている。平面視で第1の辺11が第1のユニット10と第2のユニット20の境界となる。第2のユニット20は第2の空所13が設置されている。第2の空所13は、平面視で第2のユニット20の長手方向の輪郭の第1の辺11の中央に設置され、且つ第1の空所12と一体的に設置されている。
第2のユニット20内には、第2の空所13に隣接する第2の水回りとしてのバスルーム31及びキッチンカウンター32が設置されている。バスルーム31には、第1のユニット10と同様に、シャワー51、トイレ52及び洗面台53が設置されている。キッチンカウンター32は、天板54にコンロ55とシンク(洗い場)56が設置されたものである。第2の空所13は、第2の水回りに接続された複数の配管の設置に使用される。これらの複数の配管は、シャワー51、トイレ52、洗面台53及びシンク56それぞれの給排水のための配管である。また、第2の空所13は、バスルーム31、キッチン等の排気のための継シャフトの設置に使用される。
第2のユニット20には、第1のユニット10と同様に、第1の開口部としての窓16及び扉18が設けられており、第2の開口部としての窓17及び扉19が設けられている。
第2のユニット20の長手方向の一方の外側には廊下が設置されており、第2のユニット20の長手方向の他方の外側にはバルコニーが設置されている。
また、第1のユニット10と同様に、第2のユニット20のキッチンカウンター32側にはリビングダイニング57が配置されており、第2のユニット10のバスルーム31側にはベッドルーム58が配置されている。リビングダイニング57とベッドルーム58との間には扉59が設置されている。
第2のユニット20の第1の辺11に位置する第1の鉄筋コンクリート壁柱21は第2の空所13の一方に繋がっている。第2のユニット20の第1の辺11に位置する第2の鉄筋コンクリート壁柱22は第2の空所13の他方に繋がっている。
第2のユニット20の長手方向の輪郭の第3の辺61には、第1のユニット10と同様に、第5の鉄筋コンクリート壁柱25、第6の鉄筋コンクリート壁柱26、第7の鉄筋コンクリート壁柱27及び第8の鉄筋コンクリート壁柱28が設置されている。また、第1のユニット10と同様に、第5の鉄筋コンクリート壁柱25と第7の鉄筋コンクリート壁柱27との間、及び第6の鉄筋コンクリート壁柱26と第8の鉄筋コンクリート壁柱28との間には、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されている。
第2のユニット20の第1の辺11と第3の辺61との間には、第1のユニット10と同様に、第2のユニット20の床と天井が設置されている。なお、第2のユニット20が最上階のユニットであれば屋根が設置されている。
なお、本実施形態では、図1に示すように第1のユニット10及び第2のユニット20からなる住戸ユニットを説明したが、第1のユニット10のみからなる住戸ユニットを実施してもよい。つまり、第1のユニット10が一戸の単位となる。そのため、第2のユニット20の隣に、第1のユニット、第2のユニット、第1のユニット、第2のユニットと順に設置していくことも可能である。つまり、ユニットは一つ以上であればいくつでも横方向(第1のユニットの短辺方向)に設けることが可能である。また、第1のユニット10を積み上げることで、2階以上の建物とすることも可能である。
本実施形態では、前述したように、第1のユニット10の長手方向の輪郭の第1の辺11の中央に第1の空所12を設置し、第1の空所12に隣接して第1の水回りとしてのバスルーム14及びキッチンカウンター15を設置し、第1の空所12を第1の水回りに接続された配管の設置に使用する。このような基本構造のユニットを複数配置することで、居住者の所得層に応じたニーズに低コストで柔軟に対応できる住戸ユニットを提供することが可能となる。本実施形態では、経済的に弱い所得層(EWS:Economically Weak Sector)のニーズに低コストで対応できる住戸ユニットを提供することができる。
また、本実施形態では、前述したように、第1のユニット10の第1の辺11に第1~第4の鉄筋コンクリート壁柱21~24を設置し、第1のユニット10の第2の辺29に第5~第8の鉄筋コンクリート壁柱25~28を設置し、第1の鉄筋コンクリート壁柱21と第2の鉄筋コンクリート壁柱22との間に第1の空所12を設けている。このような構造で第1のユニット10の強度を確保し、ユニットの数を増やしていくことで、居住者の所得層に応じたニーズに低コストで柔軟に対応できる住戸ユニットを提供することが可能となる。
また、本実施形態では、例えば以下のように変更することで、居住者のライフステージ及びライフスタイルの変化に柔軟に対応することが可能となる。
第1の鉄筋コンクリート壁柱21と第3の鉄筋コンクリート壁柱23との間、または第2の鉄筋コンクリート壁柱22と第4の鉄筋コンクリート壁柱24との間に設置されたレンガの壁やコンクリートのパネルに例えば扉(図示せず)を設け、第1のユニット10と第2のユニット20を一戸の住宅とし、第2のユニット20のリビングダイニング57をベッドルームにリフォームする。このようなリフォームは低コストで実現できる。
また、上記のレンガの壁やコンクリートのパネルは取り外すことが容易であるため、それを取り外すことで、部屋を広くすることができ、このようなリフォームは低コストで実現できる。
なお、居住者のライフステージの変化とは、居住者が夫婦二人から子供ができるという変化、子供が増えるという変化、その子供が大きくなるという変化等をいう。また、居住者のライフスタイルとは、以前より大きなリビングダイニングが欲しくなるという変化、子供のプライバシーのためにベッドルームごとに扉を付けたくなるという変化等をいう。
また、本実施形態では、図1に示すように第1及び第2の空所12,13を第1の辺11の中心に配置し、第1及び第2の水回りそれぞれも第1及び第2のユニット10,20それぞれの中心に配置しているが、第1及び第2の空所12,13と第1及び第2の水回りを第1及び第2のユニット10,20それぞれの長手方向の一方側に寄せることで、リビングダイニング57またはベッドルーム58を広くすることも可能である。
[第2の実施形態]
図2は、本発明の一態様に係る住戸ユニットを説明するための平面図であり、図1と同一部分には同一符号を付し、同一部分の説明は省略する。
図2に示すように、第1のユニット10には第1の空所62が設置されている。第1の空所62は、第1のユニット10の第1の辺11の一方側に位置している。
第1のユニット10内には、第1の実施形態と同様に、第1の空所62に隣接する第1の水回りとしてのバスルーム14及びキッチンカウンター15が設置されている。キッチンカウンター15の周りはレンガの壁やコンクリートのパネルなどの壁部85によって仕切られている。第1の空所62は、第1の水回りに接続された複数の配管の設置に使用される。また、第1の空所62は、シャワー51、トイレ52、洗面台53及びキッチン等の排気のための継シャフトの設置に使用される。
第1の空所62は、第1のユニット10の長手方向の一方側に位置する開口部81に空間的に繋げられている。第1の空所62の他方側には開口部82が設置されている。第1の空所62とバスルーム14との間には開口部83が設置されている。第1の空所62は開口部82によってキッチンカウンター15と空間的に繋げられることが可能であり、第1の空所62は開口部83によってシャワー51及びトイレ52と空間的に繋げられることが可能である。開口部81,82,83それぞれは窓または扉で構成されているとよい。
第1の空所62には、バスルーム14及びキッチンそれぞれと隣接するサービスバルコニー86aが設置されている。
第1のユニット10のキッチンカウンター15側にはリビングルーム57c及びダイニングスペース57dが配置されており、第1のユニット10のバスルーム14側にはベッドルーム58が配置されている。ベッドルーム58には扉59eが設置されており、この扉59eによってベッドルーム58は通路60に繋げられる。
平面視で第1のユニット10の長手方向の一方側には第1の鉄筋コンクリート壁柱71aが設置されている。第1の空所62の他方に繋がり且つ第1の辺11には第2の鉄筋コンクリート壁柱72aが設置されている。第1の空所62とベッドルーム58との間にはレンガの壁やコンクリートのパネルなどの壁部87が設置されており、壁部87は第1の辺11と対向して配置されている。第1の辺11の他方には第3の鉄筋コンクリート壁柱73が設置されている。
平面視で第1のユニット10の第2の辺29には、第1の鉄筋コンクリート壁柱71aと対向する第4の鉄筋コンクリート壁柱74が設置されている。また、第2の辺29には、第2の鉄筋コンクリート壁柱72aと対向する第5の鉄筋コンクリート壁柱75が設置されている。また、第2の辺29には、第3の鉄筋コンクリート壁柱73と対向する第6の鉄筋コンクリート壁柱76が設置されている。
第2の鉄筋コンクリート壁柱72aと第3の鉄筋コンクリート壁柱73との間には、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されている。また、第4の鉄筋コンクリート壁柱74と第5の鉄筋コンクリート壁柱75との間にも、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されている。また、第5の鉄筋コンクリート壁柱75と第6の鉄筋コンクリート壁柱76との間にも、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されている。
第1の辺11と第2の辺29との間隔(長方形の短辺)は例えば3.6mである。
第2のユニット20には第2の空所63が設置されている。第2の空所63は、平面視で第2のユニット20の長手方向の輪郭の第1の辺11の一方側に設置され、且つ第1の空所62と一体的に設置されている。
第2のユニット20内には、第1の実施形態と同様に、第2の空所63に隣接する第2の水回りとしてのバスルーム31及びキッチンカウンター32が設置されている。キッチンカウンター32の周りはレンガの壁やコンクリートのパネルなどの壁部85によって仕切られている。第2の空所63は、第2の水回りに接続された複数の配管の設置に使用される。また、第2の空所63は、シャワー51、トイレ52、洗面台53及びキッチン等の排気のための継シャフトの設置に使用される。
第2のユニット20には、第1のユニット10と同様に、開口部81,82,83が設置されている。
第2の空所63には、バスルーム31及びキッチンそれぞれと隣接するサービスバルコニー86bが設置されている。
また、第1のユニット10と同様に、第2のユニット20のキッチンカウンター32側にはリビングルーム57c及びダイニングスペース57dが配置されており、第2のユニット20のバスルーム14側にはベッドルーム58が配置されている。
平面視で第2のユニット20の長手方向の一方側には第1の鉄筋コンクリート壁柱71bが設置されている。第2の空所63の他方に繋がり且つ第1の辺11には第2の鉄筋コンクリート壁柱72aが設置されている。第2の空所63とベッドルーム58との間にはレンガの壁やコンクリートのパネルなどの壁部87が設置されており、壁部87は第1の辺11と対向して配置されている。
第2のユニット20の長手方向の輪郭の第3の辺61には、第1のユニット10と同様に、第1の鉄筋コンクリート壁柱71bと対向する第4の鉄筋コンクリート壁柱74が設置されている。また、第3の辺61には、第2の鉄筋コンクリート壁柱72aと対向する第5の鉄筋コンクリート壁柱75が設置されている。また、第3の辺61には、第3の鉄筋コンクリート壁柱73と対向する第6の鉄筋コンクリート壁柱76が設置されている。
第1のユニット10と同様に、第4の鉄筋コンクリート壁柱74と第5の鉄筋コンクリート壁柱75との間、及び第5の鉄筋コンクリート壁柱75と第6の鉄筋コンクリート壁柱76との間には、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されている。
本実施形態においても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、例えば以下のように変更することで、居住者のライフステージ及びライフスタイルの変化に柔軟に対応することが可能となる。
第2の鉄筋コンクリート壁柱72aと第3の鉄筋コンクリート壁柱73との間に設置されたレンガの壁やコンクリートのパネルに例えば扉(図示せず)を設け、第1のユニット10と第2のユニット20を一戸の住宅とし、第2のユニット20のリビングルーム57c及びダイニングスペース57dをベッドルームにリフォームする。このようなリフォームは低コストで実現できる。
[第3の実施形態]
図3は、本発明の一態様に係る住戸ユニットを説明するための平面図であり、図1と同一部分には同一符号を付し、同一内容の説明はなるべく省略する。
図3に示す住戸ユニットは第1のユニット10を有し、第1のユニット10の第1の空所12、第1の水回りとしてのバスルーム14及びキッチンカウンター15、第1~第8の鉄筋コンクリート壁柱21~28、第1の開口部としての窓16及び扉18、第2の開口部としての窓17及び扉19は、図1に示す第1のユニット10と同様である。
第1のユニット10の一方側にはリビング57bが配置されており、第1のユニット10の他方側にはダイニング57aが配置されている。ダイニング57aとリビング57bとの間には扉59aが設置されている。
第1のユニット10の隣には、第1のユニット10に隣接する第2のユニット20が設置されている。平面視で第1の辺11が第1のユニット10と第2のユニット20の境界となる。
第2のユニット20は第2の空所13が設置されている。第2の空所13は、平面視で第2のユニット20の長手方向の輪郭の第1の辺11の中央に設置されている。なお、第2の辺29には空所が設置されていない。
第2のユニット20内には、第2の空所13に隣接する第2の水回りとしてのバスルーム31,34が設置されている。バスルーム31,34それぞれには、第1のユニット10と同様に、シャワー51、トイレ52及び洗面台53が設置されている。第2の空所13は、第2の水回りに接続された複数の配管の設置に使用される。これらの複数の配管は、シャワー51、トイレ52及び洗面台53それぞれの給排水のための配管である。また、第2の空所13は、バスルーム31,34の排気のための継シャフトの設置に使用される。
但し、バスルーム31とバスルーム34との間は、レンガの壁やコンクリートのパネルによって仕切られている。
第2のユニット20の第1のバルスーム31側には第1のベッドルーム58cが配置されており、第2のユニット20のバスルーム34側には第2のベッドルーム58dが配置されている。
第2のユニット20には、第1のユニット10と同様に、第1の開口部としての窓16及び扉18が設けられており、第2の開口部としての窓17及び扉19が設けられている。第1の鉄筋コンクリート壁柱21と第3の鉄筋コンクリート壁柱23との間には壁と扉59bが設けられており、この扉59bによって第2のユニット20の第1のベッドルーム58cと第1のユニット10のリビング57bとの間を出入りすることができる。
第2のユニット20の第3の辺42には、第1のユニット10と同様に、第5~第8の鉄筋コンクリート壁柱25~28が設置されている。第5の鉄筋コンクリート壁柱25と第7の鉄筋コンクリート壁柱27との間、及び第5の鉄筋コンクリート壁柱25と第6の鉄筋コンクリート壁柱26との間には、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されている。第6の鉄筋コンクリート壁柱26と第8の鉄筋コンクリート壁柱28との間には壁及び扉59bが設置されている。なお、第1のユニット10、第2のユニット20の第1のベッドルーム58c及びバスルーム31によって一戸の住居が設けられている。
また、第2のユニット20の隣には、第2のユニット20に隣接する第3のユニット40が設置されている。平面視で第3の辺42が第2のユニット20と第3のユニット40の境界となる。第3のユニット40には第3の空所44が設置されている。第3の空所44は、平面視で第3のユニット40の第4の辺43の中央に設置されている。
第3のユニット40内には、第3の空所44に隣接する第3の水回りとしてのバスルーム46及びキッチンカウンター71が設置されている。第3の空所44、バスルーム46及びキッチンカウンター71は、図1に示す第1のユニット10の第1の空所12、バスルーム14及びキッチンカウンター15と同様である。
第3のユニット40の第4の辺43には、第1のユニット10の第1の辺11と同様に、第1~第4の鉄筋コンクリート壁柱21~24が設置されている。第1の鉄筋コンクリート壁柱21と第3の鉄筋コンクリート壁柱23との間、及び第2の鉄筋コンクリート壁柱22と第4の鉄筋コンクリート壁柱24との間には、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されている。
第3のユニット40の一方側にはダイニング57aが配置されており、第3のユニット40の他方側にはリビング57bが配置されている。ダイニング57aとリビング57bとの間には扉59aが設置されている。また、扉59bによって第2のユニット20の第2のベッドルーム58dと第3のユニット40のリビング57bとの間を出入りすることができる。なお、第3のユニット40、第2のユニット20の第2のベッドルーム58d及びバスルーム34によって一戸の住居が設けられている。
また、第3のユニット40の隣には、第3のユニット40に隣接する第3のユニット40が設置されている。平面視で第4の辺43が第3のユニット40と第3のユニット40の境界となる。第3のユニット40は第4の空所45が設置されている。第4の空所45は、平面視で第3のユニット40の第4の辺43の中央に設置され、且つ第3の空所44と一体的に設置されている。
第3のユニット40内には、第4の空所45に隣接する第4の水回りとしてのバスルーム(図示せず)及びキッチンカウンター72が設置されている。
なお、本実施形態では、第1のユニット10、第2のユニット20及び第3のユニット40が隣接する住戸ユニットを説明したが、第3のユニット40の隣に、第3のユニット40、第2のユニット20及び第1のユニット10を隣接して設置していくことも可能である。また、第1~第3のユニット10,20,40を積み上げることで、2階以上の建物とすることも可能である。
本実施形態では、ユニットを1.5個利用することで、一戸の床面積を第1の実施形態の一戸より1.5倍にすることができる。これにより、居住者の所得層に応じたニーズに低コストで柔軟に対応できる住戸ユニットを提供することが可能となる。本実施形態では、低所得層(LIG:Low Income Group)のニーズに低コストで対応できる住戸ユニットを提供することができる。
また、本実施形態では、例えば以下のように変更することで、居住者のライフステージ及びライフスタイルの変化に柔軟に対応することが可能となる。
第2の鉄筋コンクリート壁柱22と第4の鉄筋コンクリート壁柱24との間に設置されたレンガの壁やコンクリートのパネルに例えば扉(図示せず)を設け、第1のユニット10~第3のユニット40を一戸の住宅とし、第3のユニット40のダイニング57a及びリビング57bをベッドルームにリフォームする。このようなリフォームは低コストで実現できる。
また、本実施形態では、ダイニング57a、リビング57b、第1のベッドルーム58cの配置を変更することも低コストで柔軟に対応できる。
[第4の実施形態]
図4は、本発明の一態様に係る住戸ユニットを説明するための平面図であり、図1及び図3と同一部分には同一符号を付し、同一内容の説明はなるべく省略する。
図4に示す住戸ユニットは第1のユニット10を有し、第1のユニット10には第1の空所12が設置されている。第1の空所12は、平面視で第1のユニット10の長手方向の輪郭の第1の辺11の中央に位置している。
第1のユニット10内には、第1の空所12に隣接する第1の水回りとしてのキッチンカウンター15が設置されている。第1の空所12は、第1の水回りに接続された複数の配管の設置に使用される。これらの複数の配管はシンク56の給排水のための配管である。また、第1の空所12は、キッチンの排気のための継シャフトの設置に使用される。
第1のユニット10には第1の開口部としての窓16及び扉18が設けられている。また、第1のユニット10には第2の開口部としての窓17及び扉19が設けられている。
第1のユニット10の長手方向の一方の外側にはバルコニーが設置されており、第1のユニット10の長手方向の他方の外側には廊下が設置されている。
第1のユニット10の一方側にはダイニング57aが配置されており、第1のユニット10の他方側にはリビング57bが配置されている。ダイニング57aとリビング57bとの間には扉59aが設置されている。
窓16及び扉18から導入された空気は、扉59aを開けることで、第1のユニット10を貫通して窓17及び扉19から排気されることが可能である。
第1のユニット10の第1の辺11には、第1の実施形態と同様に、第1~第8の鉄筋コンクリート壁柱21~28が設置されている。第1の鉄筋コンクリート壁柱21は第1の空所12の一方に繋がっており、第2の鉄筋コンクリート壁柱22は第1の空所12の他方に繋がっている。第5~第8の鉄筋コンクリート壁柱25~28は、第1のユニット10の長手方向の輪郭の第2の辺29に設置されている。
第1の実施形態と同様に、第1の鉄筋コンクリート壁柱21と第3の鉄筋コンクリート壁柱23との間、及び第2の鉄筋コンクリート壁柱22と第4の鉄筋コンクリート壁柱24との間には、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されている。また、第5の鉄筋コンクリート壁柱25と第7の鉄筋コンクリート壁柱27との間、及び第6の鉄筋コンクリート壁柱26と第8の鉄筋コンクリート壁柱28との間には、壁が設置されている。また、第5の鉄筋コンクリート壁柱25と第7の鉄筋コンクリート壁柱27との間、及び第6の鉄筋コンクリート壁柱26と第8の鉄筋コンクリート壁柱28との間には、扉59b,59cが設置されている。
また、第1の実施形態と同様に、第1のユニット10には床と天井が設置されている。なお、第1のユニット10が最上階のユニットであれば屋根が設置されている。
第1のユニット10の隣には、第1のユニット10に隣接する第2のユニット30が設置されている。平面視で第2の辺29が第1のユニット10と第2のユニット30の境界となる。
第2のユニット30は第3の空所35が設置されている。第3の空所35は、平面視で第2のユニット30の長手方向の輪郭の第3の辺34aの中央に設置されている。なお、第2の辺29には空所が設置されていない。
第2のユニット30の第3の空所35、第2の水回りとしてのバスルーム37,38は、図3に示す第2のユニット20の第2の空所13、バスルーム31,34と同様である。但し、バスルーム37とバスルーム38との間は壁によって仕切られている。
第2のユニット30には、第1のユニット10と同様に、第1の開口部としての窓16及び扉18が設けられており、第2の開口部としての窓17及び扉19が設けられている。
第2のユニット30の一方側には第1のベッドルーム58aが配置されており、第2のユニット30の他方側には第2のベッドルーム58bが配置されている。
第2のユニット30の第3の辺34aに位置する第1の鉄筋コンクリート壁柱21は第3の空所35の一方に繋がっている。第2のユニット30の第3の辺34aに位置する第2の鉄筋コンクリート壁柱22は第3の空所35の他方に繋がっている。
第2のユニット30の第3の辺34aには、第1のユニット10と同様に、第1の鉄筋コンクリート壁柱21と第3の鉄筋コンクリート壁柱23との間、及び第2の鉄筋コンクリート壁柱22と第4の鉄筋コンクリート壁柱24との間には、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されている。
また、第1のユニット10の隣には、第1のユニット10に隣接する第1のユニット10が設置されている。平面視で第1の辺11が第1のユニット10と第1のユニット10の境界となる。第1のユニット10は第2の空所13が設置されている。第2の空所13は、平面視で第1のユニット10の第1の辺11の中央に設置され、且つ第1の空所12と一体的に設置されている。
第1のユニット10内には、第2の空所13に隣接する第2の水回りとしてのキッチンカウンター33が設置されている。
また、第2のユニット30の隣には、第2のユニット30に隣接する第2のユニット30が設置されている。平面視で第3の辺34aが第2のユニット30と第2のユニット30の境界となる。第2のユニット30は第4の空所36が設置されている。第4の空所36は、平面視で第2のユニット30の第3の辺34aの中央に設置され、且つ第3の空所35と一体的に設置されている。
第2のユニット30内には、第4の空所36に隣接する第2の水回りとしてのバスルーム39,41が設置されている。
なお、本実施形態では、第2のユニット30、第2のユニット30、第1のユニット10及び第1のユニット10が隣接する住戸ユニットを説明したが、第1のユニット10及び第2のユニット30のみからなる住戸ユニットを実施してもよい。つまり、第1のユニット10及び第2のユニット30が一戸の単位となる。そのため、第2のユニット30の隣に、第1及び第2のユニット10,30を複数隣接して設置していくことも可能である。また、第1及び第2のユニット10,30を積み上げることで、2階以上の建物とすることも可能である。
本実施形態では、前述したように、第1のユニット10に第1~第8の鉄筋コンクリート壁柱21~28を設置し、第1の鉄筋コンクリート壁柱21と第2の鉄筋コンクリート壁柱22との間に第1の空所12を設けている。このような構造のユニットを2つ利用することで、一戸の床面積を第1の実施形態の一戸より2倍にすることができる。これにより、居住者の所得層に応じたニーズに低コストで柔軟に対応できる住戸ユニットを提供することが可能となる。本実施形態では、中所得層(MIG:Middle Income Group)のニーズに低コストで対応できる住戸ユニットを提供することができる。
また、本実施形態では、一戸に2つのユニットを利用しているが、一戸に3つ以上のユニットを利用することで、中所得層(MIG:Middle Income Group) のニーズに低コストで対応できる住戸ユニットを提供することができる。このように一戸に3つ以上のユニットを利用できる理由は、第1の鉄筋コンクリート壁柱21と第3の鉄筋コンクリート壁柱23との間、第2の鉄筋コンクリート壁柱22と第4の鉄筋コンクリート壁柱24との間、第5の鉄筋コンクリート壁柱25と第7の鉄筋コンクリート壁柱27との間、第6の鉄筋コンクリート壁柱26と第8の鉄筋コンクリート壁柱28との間それぞれに設置したレンガの壁やコンクリートのパネルは、容易に取り外すことができ、自由に開口を設けることもできるためである。
また、本実施形態では、例えば以下のように変更することで、居住者のライフステージ及びライフスタイルの変化に柔軟に対応することが可能となる。
第5の鉄筋コンクリート壁柱25と第7の鉄筋コンクリート壁柱27との間、または第6の鉄筋コンクリート壁柱26と第8の鉄筋コンクリート壁柱28との間に設置された壁と取り外すことで、部屋を広くする。このようなリフォームは低コストで実現できる。
また、本実施形態では、ダイニング57a、リビング57b、第1及び第2のベッドルーム58a,58bの配置を変更することも低コストで柔軟に対応できる。
なお、本実施形態では、図4に示すように第1及び第2の空所12,13を第1の辺11の中心に配置し、第1の水回りも第1のユニット10の中心に配置しているが、第1及び第2の空所12,13と第1の水回りを第1のユニット10の長手方向の一方側に寄せることで、ダイニング57aまたはリビング57bを広くすることも可能である。
また、本実施形態では、図4に示すように第3及び第4の空所35,36を第3の辺34aの中心に配置し、第2の水回りも第2のユニット30の中心に配置しているが、第3及び第4の空所35,36と第2の水回りを第2のユニット30の長手方向の一方側に寄せることで、第1のベッドルーム58aまたは第2のベッドルーム58bを広くすることも可能である。
[第5の実施形態]
図5は、本発明の一態様に係る住戸ユニットを説明するための平面図であり、図2と同一部分には同一符号を付し、同一部分の説明は省略する。
図5に示す住戸ユニットは第1のユニット10を有し、第1のユニット10内には、第1の空所62に隣接する第1の水回りとしてのシャワー51、トイレ52及び洗面台53が設置されているが、キッチンカウンターは設置されていない。また、シャワー51とサービスバルコニー86aとの間には開口部83が設置されており、トイレ52とサービスバルコニー86aとの間には開口部84が設置されている。トイレ52及び洗面台53とシャワー51との間は、レンガの壁やコンクリートのパネルなどの壁部85aによって仕切られている。第1のユニット10の長手方向の一方側には第1のベッドルーム58aが配置されており、第1のユニット10の長手方向の他方側には第1の辺11側に位置する第2のベッドルーム58bが配置されている。第1のユニット10の他方側には、第2のベッドルーム58bの隣に位置するリビングルーム57cが配置されている。
第1のユニット10の隣には、第1のユニット10に隣接する第3のユニット40が設置されている。平面視で第2の辺29が第1のユニット10と第3のユニット40の境界となる。第3のユニット40には第3の空所64が設置されている。第3の空所64は、平面視で第3のユニット40の第4の辺65の一方側に設置されている。
第3のユニット40の一方側にはダイニングルーム57aが配置されており、第3のユニット40の他方側にはリビングルーム57cが配置されている。このリビングルーム57cは第1のユニット10のリビングルーム57cまで繋がっている。そのため、第3のユニット40の第2の辺29の第5の鉄筋コンクリート壁柱75と第6の鉄筋コンクリート壁柱76との間にはパネルが設置されていない。リビングルーム57cと第2のベッドルーム58bとの間にはレンガの壁やコンクリートのパネルが設置されており、そのパネルには扉59dが設置されている。
第3のユニット40内には、第3の空所64に隣接する第3の水回りとしてのキッチンカウンター15が設置されている。
第3のユニット40には、第1のユニット10と同様に、第1~第3の鉄筋コンクリート壁柱71a,72,73が設置されている。第3の空所64とダイニングルーム57aとの間にはレンガの壁やコンクリートのパネルなどの壁部87が設置されており、壁部87は第4の辺65と対向して配置されている。第3のユニット40には、第1のユニット10と同様に、開口部81,82が設置されている。
第3のユニット40の第4の辺65の第2の鉄筋コンクリート壁柱72aと第3の鉄筋コンクリート壁柱73との間には、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されている。第3の空所64には、キッチンと隣接するサービスバルコニー86aが設置されている。第3の空所64は開口部82によってリビングルーム57cと空間的に繋げられることが可能である。開口部82は扉で構成されている。
第1のユニット10の第1の辺11及び第3のユニット40の第4の辺65それぞれの第2の鉄筋コンクリート壁柱72aと第3の鉄筋コンクリート壁柱73との間には、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されている。
第1の辺11と第2の辺29との間隔(長方形の短辺)は例えば3.6mである。
図5には、図2に示すような第2のユニット20は描かれていない。しかし、第1のユニット10の第1の辺11側の隣に第3のユニット40を隣接して設置してもよい。つまり、第3のユニット40と第1のユニット10の単位を複数隣接して設置していくことも可能である。
本実施形態においても第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、中所得層(MIG:Middle Income Group)のニーズに低コストで対応できる住戸ユニットを提供することができる。
[第6の実施形態]
図6は、本発明の一態様に係る住戸ユニットを説明するための平面図であり、図5と同一部分には同一符号を付し、同一部分の説明は省略する。
図6に示す住戸ユニットは第1のユニット10aを有し、第1のユニット10aの幅(第1の辺11と第2の辺29との間隔)は図5に示す第1のユニット10の幅(第1の辺11と第2の辺29との間隔)より狭い。
第1のユニット10aの一方側にはスタディコーナー68が配置されており、第1のユニット10aの他方側にはベッドルーム58が配置されている。また、第5の鉄筋コンクリート壁柱75と第6の鉄筋コンクリート壁柱76との間には、レンガの壁やコンクリートのパネルが設置されており、そのパネルには扉59dが設置されている。なお、図6に示す第1のユニット10aには図5に示すような第4の鉄筋コンクリート壁柱74が設置されていない。
また、第3のユニット40aの幅(第4の辺65と第2の辺29との間隔)は図5に示す第1のユニット10の幅(第4の辺65と第2の辺29との間隔)より広い。
第3のユニット40aの一方側にはダイニング57fが配置されており、第3のユニット40aの他方側にはリビング57eが配置されている。
第3のユニット40aには第3の空所64aが設置されており、第3の空所64aは第1のユニット10の第1の空所62より小さい。
第3の空所64aには、キッチンと隣接するサービスバルコニー86cが設置されている。第3の空所64aは開口部82aによってキッチンと空間的に繋げられることが可能である。開口部82aは扉で構成されている。
平面視で第3のユニット40aの長手方向の一方側には第1の鉄筋コンクリート壁柱71cが設置されている。第3の空所64aの他方に繋がり且つ第4の辺65には第2の鉄筋コンクリート壁柱71eが設置されている。また、第3のユニット40aのキッチンとリビング57eとの間には第9の鉄筋コンクリート壁柱77が設置されており、第9の鉄筋コンクリート壁柱77は第4の辺65上に位置している。
本実施形態においても第5の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、低所得層(LIG:Low Income Group)のニーズに低コストで対応できる住戸ユニットを提供することができる。
なお、上記第1~第6の実施形態を適宜組み合わせて実施することも可能である。
10,10a…第1のユニット
11…第1の辺
12…第1の空所
13…第2の空所
14…バスルーム
15…キッチンカウンター
16,17…窓
18,19…扉
20…第2のユニット
21…第1の鉄筋コンクリート壁柱
22…第2の鉄筋コンクリート壁柱
23…第3の鉄筋コンクリート壁柱
24…第4の鉄筋コンクリート壁柱
25…第5の鉄筋コンクリート壁柱
26…第6の鉄筋コンクリート壁柱
27…第7の鉄筋コンクリート壁柱
28…第8の鉄筋コンクリート壁柱
29…第2の辺
30…第2のユニット
31…バスルーム
32,33…キッチンカウンター
34…バスルーム
34a…第3の辺
35…第3の空所
36…第4の空所
37,38,39…バスルーム
40,40a…第3のユニット
41…バスルーム
42…第3の辺
43…第4の辺
44…第3の空所
45…第4の空所
46…バスルーム
51…シャワー
52…トイレ
53…洗面台
54…天板
55…コンロ
56…シンク(洗い場)
57…リビングダイニング
57a,57f…ダイニング(ダイニングルーム)
57b,57e…リビング
57c…リビングルーム
57d…ダイニングスペース
58…ベッドルーム
58a…第1のベッドルーム
58b…第2のベッドルーム
59,59a,59b,59c,59d,59e…扉
60…通路
61…第3の辺
62…第1の空所
63…第2の空所
64,64a…第3の空所
65…第4の辺
68…スタディコーナー
71…キッチンカウンター
71a,71b,71c…第1の鉄筋コンクリート壁柱
71e…第2の鉄筋コンクリート壁柱
72…キッチンカウンター
72a…第2の鉄筋コンクリート壁柱
73…第3の鉄筋コンクリート壁柱
74…第4の鉄筋コンクリート壁柱
75…第5の鉄筋コンクリート壁柱
76…第6の鉄筋コンクリート壁柱
77…第9の鉄筋コンクリート壁柱
81,82,82a,83,84…開口部
85,85a…壁部
86a,86b,86c…サービスバルコニー
87…壁部

Claims (9)

  1. 第1のユニットと、
    前記第1のユニットに設置され、平面視で前記第1のユニットの長手方向の輪郭の第1の辺の中央に設置された第1の空所と、
    前記第1のユニット内に設置され、前記第1の空所に隣接する第1の水回りと、
    前記第1のユニットに隣接して設置され、平面視で前記第1の辺が前記第1のユニットとの境界となる第2のユニットと、
    前記第2のユニットに設置され、且つ平面視で前記第2のユニットの長手方向の輪郭の前記第1の辺の中央に設置され、且つ前記第1の空所と一体的に設置された第2の空所と、
    前記第1の空所の一方に繋がり且つ前記第1の辺に設置された第1の鉄筋コンクリート壁柱と、
    前記第1の空所の他方に繋がり且つ前記第1の辺に設置された第2の鉄筋コンクリート壁柱と、
    前記第1の辺の一方に設置された第3の鉄筋コンクリート壁柱と、
    前記第1の辺の他方に設置された第4の鉄筋コンクリート壁柱と、
    前記第1の鉄筋コンクリート壁柱と前記第3の鉄筋コンクリート壁柱との間に、または前記第2の鉄筋コンクリート壁柱と前記第4の鉄筋コンクリート壁柱との間に設置されたレンガの壁又はコンクリートのパネルと、
    平面視で前記第1のユニットの長手方向の輪郭の第2の辺に設置され、前記第1の鉄筋コンクリート壁柱と対向する第5の鉄筋コンクリート壁柱と、
    前記第2の辺に設置され、前記第2の鉄筋コンクリート壁柱と対向する第6の鉄筋コンクリート壁柱と、
    前記第2の辺に設置され、前記第3の鉄筋コンクリート壁柱と対向する第7の鉄筋コンクリート壁柱と、
    前記第2の辺に設置され、前記第4の鉄筋コンクリート壁柱と対向する第8の鉄筋コンクリート壁柱と、
    を有し、
    前記第1の空所は、前記第1の水回りに接続された配管の設置に使用され、
    前記レンガの壁又はコンクリートのパネルは、扉を設けることが可能、又は取り外すことが可能であり、
    前記レンガの壁又はコンクリートのパネルに前記扉を設けること、及び/又は前記レンガの壁又はコンクリートのパネルを取り外すことによって、前記第1のユニットと前記第2のユニットの二戸のユニットを一戸の大型ユニットにリフォーム可能に構成されたことを特徴とする住戸ユニット。
  2. 請求項1において、
    平面視で前記第1のユニットの長手方向の一方側に位置し、且つ前記第1のユニットに設けられた第1の開口部と、
    前記長手方向の他方側に位置し、且つ前記第1のユニットに設けられた第2の開口部と、
    を有し、
    前記第1の開口部及び前記第2の開口部それぞれは、空気が通過できるように構成されており、
    前記第1の開口部から導入された空気は、前記第1のユニットを貫通して前記第2の開口部から排気されることを特徴とする住戸ユニット。
  3. 第1のユニットと、
    前記第1のユニットに設置され、平面視で前記第1のユニットの長手方向の輪郭の第1の辺の一方側に設置された第1の空所と、
    前記第1のユニット内に設置され、前記第1の空所に隣接する第1の水回りと、
    前記第1のユニットに隣接して設置され、平面視で前記第1の辺が前記第1のユニットとの境界となる第2のユニットと、
    前記第2のユニットに設置され、且つ平面視で前記第2のユニットの長手方向の輪郭の前記第1の辺の一方側に設置され、且つ前記第1の空所と一体的に設置された第2の空所と、
    平面視で前記第1のユニットの長手方向の一方側に設置された第1の鉄筋コンクリート壁柱と、
    前記第1の空所の他方に繋がり且つ前記第1の辺に設置された第2の鉄筋コンクリート壁柱と、
    前記第1の辺の他方に設置された第3の鉄筋コンクリート壁柱と、
    前記第2の鉄筋コンクリート壁柱と前記第3の鉄筋コンクリート壁柱との間に設置されたレンガの壁又はコンクリートのパネルと、
    平面視で前記第1のユニットの長手方向の輪郭の第2の辺に設置され、前記第1の鉄筋コンクリート壁柱と対向する第4の鉄筋コンクリート壁柱と、
    前記第2の辺に設置され、前記第2の鉄筋コンクリート壁柱と対向する第5の鉄筋コンクリート壁柱と、
    前記第2の辺に設置され、前記第3の鉄筋コンクリート壁柱と対向する第6の鉄筋コンクリート壁柱と、
    を有し、
    前記レンガの壁又はコンクリートのパネルは、扉を設けることが可能、又は取り外すことが可能であり、
    前記レンガの壁又はコンクリートのパネルに前記扉を設けること、及び/又は前記レンガの壁又はコンクリートのパネルを取り外すことによって、前記第1のユニットと前記第2のユニットの二戸のユニットを一戸の大型ユニットにリフォーム可能に構成されたことを特徴とする住戸ユニット。
  4. 請求項3において、
    平面視で前記第1のユニットの長手方向の一方側に位置し、且つ前記第1のユニットに設けられた第1の開口部と、
    前記長手方向の他方側に位置し、且つ前記第1のユニットに設けられた第2の開口部と、
    を有し、
    前記第1の開口部及び前記第2の開口部それぞれは、空気が通過できるように構成されており、
    前記第1の開口部から導入された空気は、前記第1のユニットを貫通して前記第2の開口部から排気されることを特徴とする住戸ユニット。
  5. 請求項1または2において、
    前記第1の辺と前記第2の辺との間に設置された前記第1のユニットの床と、
    前記第1の辺と前記第2の辺との間に設置された前記第1のユニットの天井または屋根と、
    を有することを特徴とする住戸ユニット。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項において、
    前記第2のユニット内に設置され、前記第2の空所に隣接する第2の水回りを有し、
    前記第2の空所は、前記第2の水回りに接続された配管の設置に使用されることを特徴とする住戸ユニット。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項において、
    前記第2のユニットに設置され、且つ平面視で前記第2のユニットの長手方向の輪郭の第3の辺の中央または一方側に設置された第3の空所を有することを特徴とする住戸ユニット。
  8. 請求項7において、
    前記第2のユニットに隣接する第3のユニットを有し、
    平面視で前記第2のユニットの長手方向の輪郭の第3の辺が前記第2のユニットと前記第3のユニットの境界となり、
    前記第3のユニットに設置され、且つ平面視で前記第3のユニットの長手方向の輪郭の第4の辺の中央に設置された第4の空所を有することを特徴とする住戸ユニット。
  9. 請求項8において、
    前記第3のユニット内に設置され、前記第4の空所に隣接する第3の水回りを有し、
    前記第4の空所は、前記第3の水回りに接続された配管の設置に使用されることを特徴とする住戸ユニット。
JP2019114868A 2019-02-21 2019-06-20 住戸ユニット Active JP7386504B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019029757 2019-02-21
JP2019029757 2019-02-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020133388A JP2020133388A (ja) 2020-08-31
JP7386504B2 true JP7386504B2 (ja) 2023-11-27

Family

ID=72278047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019114868A Active JP7386504B2 (ja) 2019-02-21 2019-06-20 住戸ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7386504B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001132252A (ja) 1999-11-04 2001-05-15 Takenaka Komuten Co Ltd 集合住宅
JP2001132251A (ja) 1999-11-04 2001-05-15 Takenaka Komuten Co Ltd 集合住宅
JP2012225124A (ja) 2011-04-22 2012-11-15 Taisei Corp 集合住宅
JP2016033290A (ja) 2014-07-31 2016-03-10 スターツCam株式会社 免震建物

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07317338A (ja) * 1994-05-20 1995-12-05 Shimizu Corp 集合住宅
JPH08120955A (ja) * 1994-10-26 1996-05-14 Shimizu Corp 集合住宅

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001132252A (ja) 1999-11-04 2001-05-15 Takenaka Komuten Co Ltd 集合住宅
JP2001132251A (ja) 1999-11-04 2001-05-15 Takenaka Komuten Co Ltd 集合住宅
JP2012225124A (ja) 2011-04-22 2012-11-15 Taisei Corp 集合住宅
JP2016033290A (ja) 2014-07-31 2016-03-10 スターツCam株式会社 免震建物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020133388A (ja) 2020-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190186122A1 (en) Prefabricated building module
JP7386504B2 (ja) 住戸ユニット
JP2001012087A (ja) 中高層建物の構造
JP2019065636A (ja) 板状建築物
KR20130132080A (ko) 모듈러 주택용 벽체
JP2003184331A (ja) 中高層集合住宅の建物構造
JP3584979B2 (ja) 集合住宅
JP2009127214A (ja) 多層建物の床スラブ
JPS6365785B2 (ja)
JP2006077455A (ja) 建物
JP2019065637A (ja) 板状建築物の柱梁構造
JP7355626B2 (ja) 建築物
JP7068143B2 (ja) 建物
JP7040720B2 (ja) 狭小建物
JP6833528B2 (ja) 集合住宅
JP2001234635A (ja) 平面雁行形住宅における間取り方式
JPH11190082A (ja) 快適性・個性化を考慮した集合住宅
JP2020056161A (ja) 集合住宅
JP5795011B2 (ja) 建物
JP2002317566A (ja) 集合住宅における各住戸の基本構造およびその設計方法
JP2020094378A (ja) 建物
JP2012225022A (ja) 集合住宅、及びその施工方法
JPH11324131A (ja) ユニット建物
JPH05248103A (ja) 住居用構造物
JP2004360328A (ja) ユニット建物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230328

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7386504

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150