JP7386111B2 - 燃料電池モジュール及びこれを有する燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、セルスタックを有する燃料電池モジュール及びこれを有する燃料電池システムに関する。
燃料電池システムに搭載された燃料電池モジュールは、燃料電池セルの集合体であるセルスタックを複数備えている。セルスタックは、1本に多数の燃料電池セルを配置し、直列で接続することで、出力する電圧を高くすることができる。特許文献1には、基体管上に燃料極と固体電解質膜と空気極とを備えるセルが基体管の円周方向に形成され、複数のセルが基体管の軸方向に沿って配列されたセルスタックを備える個体酸化物形燃料電池が記載されている。また、特許文献1には、セルの位置の温度に応じて、空気極の材料を異なる材料とすることが記載されている。
特開2013-175306号公報
特許文献1に記載の燃料電池モジュールは、空気極の材料を変更しているが、セルとしての発電性能が不十分な場合がある。
そこで、本開示は、燃料電池モジュールの各位置のセルスタックでの発電性能の低下を抑制し、高い効率で発電を行うことができる燃料電池モジュール及びこれを有する燃料電池システムを提供することを課題とする。
本開示の燃料電池モジュールは、容器と、前記容器の内部に配置され、第1の方向に延在し、前記第1の方向に複数の燃料電池セルが配置されたセルスタックと、前記セルスタックに前記第1の方向に沿って酸化性ガスを供給する酸化性ガス供給部と、前記セルスタックに燃料を供給する燃料供給部と、を含み、前記燃料電池セルは、基体と、前記基体に積層された燃料極と、電解質と、空気極と、隣接する燃料電池セルと接続するインターコネクタとを含み、前記セルスタックは、前記燃料電池セルが配置された第1ユニットと、前記第1ユニットに連結し、前記燃料電池セルが配置された第2ユニットと、を含み、前記第2ユニットは、前記燃料電池セルの燃料極、電解質及びインターコネクタの少なくとも1つの要素が、前記第1ユニットの燃料電池セルの対応する前記要素とは異なる材料で形成される。
本開示の燃料電池システムは、上記の燃料電池モジュールと、前記圧力容器に酸化ガスを供給する酸化ガス供給手段と、前記セルスタックの内部に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、を有する。
本開示によれば、燃料電池モジュールの各位置のセルスタックを適切な材料で形成することができ、発電性能の低下を抑制し、高い効率で発電を行うことができる。これにより、単位体積当たりの発電量をより増加させることができる。
図1は、本実施形態の燃料電池システムを模式的に表した概略構成図である。 図2は、燃料電池モジュールを模式的に表した概略構成図である。 図3は、セルスタックを模式的に表した概略構成図である。 図4は、セルスタックの一部を模式的に表した断面図である。 図5は、圧力容器の内部におけるセルスタックの配置の一例を示す断面図である。 図6は、接続機構の近傍を拡大して示す拡大断面図である。 図7は、他の実施形態のセルスタックを模式的に表した概略構成図である。 図8は、他の実施形態の燃料電池モジュールを模式的に示した概略構成図である。 図9は、図8に示す燃料電池モジュールのセルスタックを模式的に示した斜視図である。 図10は、他の実施形態の燃料電池モジュールを模式的に示した概略構成図である。 図11は、図10に示す燃料電池モジュールのセルスタックを模式的に示した斜視図である。 図12は、他の実施形態の燃料電池モジュールを模式的に示した概略構成図である。 図13は、図12に示す燃料電池モジュールのセルスタックを模式的に示した斜視図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明に係る燃料電池システムについて説明する。なお、以下の実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態の燃料電池システムを模式的に表した概略構成図である。本実施形態の燃料電池システム10は、固体酸化物型の燃料電池モジュール、いわゆる、SOFC(Solid Oxide Fuel Cell)を備えており、燃料電池モジュールを制御しながら、運転を行っている。燃料電池システムは、燃料電池モジュールを通過した燃料ガスと空気(酸化剤ガス)の一部をガスタービンの燃焼器に供給してもよい。つまり、燃料電池システム10は、他の発電装置と連結したコンバインドシステムの一部としてもよい。
図1に示すように、燃料電池システム10は、燃料電池モジュール12と、空気(酸化剤ガス)を供給する空気供給装置(酸化ガス供給部)14と、燃料電池モジュール12を通過した空気(排空気、排酸化剤ガス)が排出される空気排出管15と、燃料ガスを供給する燃料供給装置16と、燃料電池モジュール12を通過した燃料ガス(排燃料ガス)が排出される燃料排出管17と、各部の動作を制御する制御装置18と、電圧計19と、電流計20と、温度計21と、を備えている。なお、本実施形態では、酸化剤ガスとして空気を用いる例で説明するが酸素含有ガスなどの燃料ガスを酸化させる酸化剤であればよい。
燃料電池モジュール12は、供給される空気と燃料ガスとを反応させ発電する。燃料電池モジュールについては、後述する。
空気供給装置(酸化性ガス供給手段)14は、燃料電池モジュール12に空気を供給する。空気供給装置14は、空気供給源22と空気供給配管24とを有する。空気供給源22は、掃気ファン、ポンプ等の空気を送る装置である。空気供給配管24は、空気供給源22と燃料電池モジュール12とを接続している。空気供給配管24は、空気供給源22により送られる空気を燃料電池モジュール12に供給する。
燃料供給装置(燃料供給手段)16は、燃料供給室84へ向けて燃料ガスを供給する。燃料供給装置16は、燃料供給源26と燃料供給配管28とを有する。燃料供給源26は、燃料ガスを貯留するタンクと、タンクから供給する燃料ガスの流量を制御する制御弁等を備えている。燃料供給配管28は、燃料供給源26と燃料電池モジュール12とを接続している。燃料供給配管28は、燃料供給源26により送られる燃料ガスを燃料電池モジュール12に供給する。
また、燃料電池システム10は、燃料電池モジュール12から出力する電圧値を計測する電圧計19と、燃料電池モジュール12から出力する電流値を計測する電流計20と、燃料電池モジュール12に設けられた温度計21とを備えている。電流計20は、燃料電池モジュール12の発電によって得られた電流を計測している。温度計21は、燃料電池モジュール12の後述する発電室82の温度を計測する。
制御装置18は、燃料電池モジュール12の起動運転時における制御を行ったり、燃料電池モジュール12の発電運転時における制御を行ったりしている。制御装置18は、電圧計19、電流計20や温度計21の計測結果や、入力された指示に基づいて、空気供給装置14から供給する空気の量や燃料供給装置16から供給する燃料ガスの量、燃料電池モジュール12から取り出す電力を制御する。
次に、図2から図6を用いて、燃料電池モジュール12について説明する。図2は、燃料電池モジュールを模式的に表した斜視図である。図2は、燃料電池モジュールを模式的に表した概略構成図である。図3は、セルスタックを模式的に表した概略構成図である。図4は、セルスタックの一部を模式的に表した断面図である。図5は、圧力容器の内部におけるセルスタックの配置の一例を示す断面図である。図6は、接続機構の近傍を拡大して示す拡大断面図である。
図1に示すように、燃料電池モジュール12は、容器40と、セル集合体42と、管支持板(上側管支持板)44と、管支持板(下側管支持板)46と、断熱体(上側断熱体)48と、断熱体(下側断熱体)50と、周方向断熱体52と、仕切り板54と、を有する。
容器40は、例えば、円筒部60と、円筒部60の両端に設けられた上半球部62および下半球部64と、を有する。なお、本実施形態では、円筒と半円球とを組み合わせた構造としたが、構造はこれに限定されない。ここで、容器40は、鉛直方向に平行な方向であるZ軸方向(第1の方向)が長手方向となる向きで設置されている。つまり、上半球部62が下半球部64の鉛直方向上側に配置され、円筒部60の中心軸がZ軸方向と平行な向きとなる。燃料電池モジュール12は、円筒部60の中心軸がZ軸方向と平行な向きとなる向きで配置することが好ましいが、これに限定されない。
容器40は、2つの空気流入管66と、2つの空気排出管68と、燃料ガス流入管と、燃料ガス排出管と、が形成されている。2つの空気流入管66は、円筒部60の下半球部64の近傍側に形成されている。空気流入管66は、空気供給配管24と接続され、空気供給配管24から供給される空気を容器40の内部に流入させる。2つの空気排出管68は、円筒部60の上半球部62の近傍側に形成されている。空気排出管68は、空気排出管15と接続され、容器40の内部の空気を空気排出管15に排出させる。燃料ガス流入管70は、上半球部62に形成されている。燃料ガス流入管は、燃料供給配管28と接続され、燃料供給配管28から供給される燃料ガスを容器40の内部に流入させる。燃料ガス排出管は、下半球部64に形成されている。燃料ガス排出管は、燃料排出管17と接続され、容器40の内部の燃料ガスを燃料排出管17に排出させる。
ここで、容器40は、2つの空気流入管66、2つの空気排出管68、燃料ガス流入管、燃料ガス排出管が設けられている部分以外は密閉された容器となる。容器40は、セル集合体42と、管支持板(上側管支持板)44と、管支持板(下側管支持板)46と、断熱体(上側断熱体)48と、断熱体(下側断熱体)50と、周方向断熱体52と、仕切り板54と、が内部に収容されている。
セル集合体42は、多数のセルスタック56が並列で配置されている。複数のセルスタック56は、内部が空間の円筒形状であり、中心軸がZ軸方向となる向き、つまり、中心軸が円筒部60の中心軸と平行となる向きで配置されている。セルスタック56は、図2に示すように、Z軸方向に複数の燃料電池セル100が列状に配置されている。セルスタック56については後述する。
管支持板44および管支持板46とは、セルスタック56の両端を支持する。管支持板44は、容器40の軸方向の一方(上側)に配置された板状の部材である。
管支持板46は、容器40の軸方向の他方(下側)に配置された板状の部材である。管支持板46は、容器40内に配置されたセルスタック56の他方の端部が挿入されている。管支持板44は、容器40内に配置されたセルスタック56の一方の端部が挿入されている。管支持板44、46は、それぞれ容器40内に配置された全てのセルスタック56が挿入されている。管支持板44、46は、セルスタック56との接続部が密閉されている。また、管支持板44、46は、外縁が容器40または周方向断熱体52と接しており接触部が密閉されている。これにより、管支持板44は、容器40の内部空間を区画している。
容器40の上半球部62と管支持板44とで囲われた空間(区画された空間)は、燃料ガス流入管と接続されており、燃料ガス流入管から燃料ガスが供給される燃料供給室74となる。また、容器40の下半球部64と管支持板46とで区画された空間は、燃料ガス排出管が接続されており、燃料ガスを燃料ガス排出管から排出する燃料排出室76となる。また、燃料供給室74は、管支持板44に挿入されたセルスタック56の一方の開口端が接続されている。燃料排出室76は、管支持板44に挿入されたセルスタック56の他方の開口端が接続されている。これにより、燃料供給室74に供給された燃料ガスは、セルスタック56の内部つまり円筒形状の内周面で囲われた領域を通過して燃料排出室76に排出される。
断熱体48および断熱体50は、管支持板44と管支持板46との間に配置されている。断熱体48は、容器40の軸方向の一方(上側)に配置され、断熱材料を用いてブランケット状あるいはボード状に形成されている。断熱体50は、容器40の軸方向の他方(下側)に配置され、断熱材料を用いてブランケット状あるいはボード状などに形成されている。各断熱体48,50には、セルスタック56が挿通される孔51a,51bがそれぞれ形成されている。孔51a,51bは、直径がセルスタック56の直径よりも大きい。
断熱体48および断熱体50に挟まれた空間は、発電室72となる。また、管支持板46と下側断熱体50との間の空間は、空気流入管66と接続されており空気供給室78となる。管支持板44と上側断熱体48との間の空間は、空気排出管78と接続されており、空気排出室79となる。これにより、セルスタック56の、管支持板46と下側断熱体50との間の空間である発電室72に配置されている部分は、円筒形状の外周面に空気が供給される。
周方向断熱体52は、容器40の円筒部60の内周に張り付けられている。周方向断熱体52は、容器40の内部と外部との熱の移動を抑制する。仕切り板54は、容器40の円筒部60の内部に配置され、セルスタック56の延在方向に延びた板部材である。仕切り板54は、セル集合体42のセルスタック56の間に挿入され、セル集合体42を複数の領域に分けている。
次に、図2に加え、図3から図6を用いて、セルスタック56の構造について説明する。燃料電池モジュール12のセルスタック56は、発電室72内にのみに燃料電池セル100が配置されている。図3に示すように、セルスタック56は、リード部80、発電部82と、発電部84と、発電部86と、リード部88と、を含む。セルスタック56は、リード部80、発電部82と、発電部84と、発電部86と、リード部88の内部を燃料ガス90が流れ、リード部80、発電部82と、発電部84と、発電部86と、リード部88の外周に空気92が流れる。発電部82と発電部84とは、接続部89で接続される。また、発電部86と、発電部86とは、接続部89で接続される。セルスタック56は、各部が連結した筒状の部材であり、燃料供給位置から燃料排出位置に向けて、リード部80、発電部82、接続部89、発電部84、接続部89、発電部86、リード部88の順で接続される。リード部80、88は、燃料電池セル100が配置されていない部分である。発電部82、84、86は、燃料電池セル100が配置されている領域である。リード部80は、発電部82よりもZ軸方向の上側の燃料電池セル100が配置されていない部分である。リード部88は、発電部86よりもZ軸方向の下側の燃料電池セル100が配置されていない部分である。リード部80は、管支持板44と接する部分及び断熱体48と対面する部分を含む。リード部88は、管支持板46と接する部分及び断熱体50と対面する部分を含む。発電部82、84、86は、発電室72に配置される。発電部82、84、86は、それぞれ、Z軸方向に複数の燃料電池セル100が配置される。発電部84は、発電部82、86と異なる材料で形成される。本実施形態のセルスタック56は、発電部84が、第1ユニットとなり、発電部82と発電部86が第2ユニットとなる。
図4及び図5に示すように、発電部82、84、86は、筒形状をなす基体管101と、基体管101の外周面に設けられた発電素子となる燃料電池セル100と、を有する。基体管101は、多孔質となるセラミックス製の円筒管であり、その内部、つまり円筒形状の内周面で囲われた領域を燃料ガスが流れる。そして、基体管101は、多孔質となっているため、内部に流れる燃料ガスを、基体管101の外周面側に導いている。リード部80、88は、燃料電池セル100が設けられておらず、基体管101のみで形成される。
燃料電池セル100は、燃料極103と、固体電解質104と、空気極105とを積層して構成され、固体電解質104の両側に燃料極103および空気極105が設けられている。この空気極105には、活性金属が含まれており、空気極105は、含有する活性金属により燃焼反応に寄与する機能(触媒作用による燃焼)を有している。また、燃料電池セル100は、燃料極103が基体管101の外周面に接しており、基体管101の軸方向に複数配置されている。複数の燃料電池セル100は、隣接する一方の燃料電池セル100の燃料極103と、隣接する他方の燃料電池セル100の空気極105とが、インターコネクタ106により接続されている。このように構成された燃料電池セル100は、燃料電池システム10の発電運転時において、発電部84が配置されている領域で例えば800℃から950℃の高温下で発電を行う。
また、発電部82、84、86は、接続部89が設置されている端部に保護膜118が形成されている。保護膜118は、基体管101の径方向外側の表面(外周面)の軸方向の端部及び基体管101の端面、隣接する電池セルユニット60側の端面に形成されている。本実施形態の保護膜118は、インターコネクタ(電気伝導性を有する緻密膜)と同じ材料で形成されている。保護膜118の基体管101の表面の部分は、インターコネクタ(電気伝導性を有する緻密膜)106と一体で成膜される。保護膜118の端面の部分は、インターコネクタを用いる材料を塗布することで成膜される。
本実施形態の発電部(第1ユニット)84は、燃料極103がNi-ジルコニア電解質で形成され、発電部(第2ユニット)82、86は、燃料極103が第1ユニットの燃料極103よりも耐熱性が低いNi-ジルコニア電解質で形成される。ここで、耐熱性とは、温度環境下での材料の安定性(焼結性)や反応性による耐久性の他、SOFCのセルの発電に必要なイオンや電子の移動特性の変化(輸率の変化など)や電極の吸着や反応などの触媒活性の特性、耐久性も含む。例えば、セリア系の電解質(SDC、GDC)は高温では、電子導電が発現するため、固体電解質としては耐熱性がなく利用できない。ジルコニア電解質とは、YSZ,ScSZ,CaSZが例示される。YSZは、Y doped ZrOである。ScSZは、Sc doped ZrOである。CaSZは、Ca doped ZrOである。
本実施形態の発電部(第1ユニット)84は、固体電解質104がジルコニア電解質で形成され、発電部(第2ユニット)82、86は、固体電解質104が第1ユニットの燃料極103よりも耐熱性が低いジルコニア電解質で形成される。
本実施形態の発電部(第1ユニット)84は、インターコネクタ106がLaCrO,LaSrCrO,LaSrTiOのいずれかで形成され、発電部(第2ユニット)82、86は、インターコネクタ106が第1ユニットの燃料極103よりも耐熱性が低いLaCrO,LaSrCrO,LaSrTiOで形成される。
本実施形態の発電部(第1ユニット)84は、空気極105がLSM,LCM,LSCMのいずれかで形成され、発電部(第2ユニット)82、86は、インターコネクタ106が第1ユニットの燃料極103よりも耐熱性が低いLSCF,LSF,LNF,BSCFで形成される。ここで、LSMは、(La,Sr)MnOである。LCMは、Ca-dopedLaMnOである。LSCMは、(La,Sr,Ca)MnOである。LSCFは、(La,Sr)(Co,Fe)Oである。LSFは、(La,Sr)FeOである。LNFは、LaNi(Fe)Oである。BSCFは、Ba(Sr)Co(Fe)Oである。
次に、接続部89は、図4及び図6に示すように、接続冶具112と、接着層114と、接続部空気極115と、を有する。接続冶具112は、接続する2つの電池セルユニット60の間に配置され、接着層114により2つの電池セルユニット60と接着されている。接続冶具112は、固体電解質104と同程度の熱膨張を有する緻密な材料、例えばジルコニア系セラミック、具体的には、ジルコニア(ZrO2)、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)などで形成される。接続冶具112は、基体管101とも熱膨張係数が同程度の材料で形成されていることが好ましい。
接続冶具112は、円筒部122と凸部124とを有する。円筒部122と凸部124とは一体で形成されている。円筒部122は、円筒状の部材であり、内周径が、電池セルユニット60の外周径よりも大きい形状である。凸部124は、円筒部122の内周面に配置され、径方向内側に凸となるリング形状である。つまり、凸部124は、円筒部122の周方向の全周に形成されている。凸部124は、円筒部122の軸方向において、円筒部122の中央近傍に配置されている。また、接続冶具112は、円筒部122と凸部124との境界126がR形状となっている。つまり円筒部122と凸部124との境界126が、曲面となっている。
接続冶具112は、接続する2つの発電部82、84、86の接続される側の端部に挿入されている。つまり、接続冶具112は、発電部82、84、86よりも径が大きい管路であり、一方の端部に一方の発電部が挿入され、他方の端部に他方の発電部が挿入されている。ここで、発電部82、84、86は、接続冶具112の円筒の内側に挿入され、外周面が接着層114を介して接続冶具112の内周面と接する。また、電池セルユニット60は、軸方向の端部が、接続冶具112の突起部124と接着層114を介して接する。
接着層114は、接続冶具112と発電部との間、より具体的には、接続冶具112の円筒部122の内周面及び凸部124と、発電部のインターコネクタ106及び保護層118と、の間に形成されている。接着層114は、緻密で熱膨脹が固体電解質104と近似する材料を用いる。接着層114は、例えば、粗粒のジルコニア粉に微粒のアルミナ粉を添加した材料を用いることができる。接着層114は、スラリー化した状態で塗布し、その後焼成することで、形成することができる。
接続部空気極115は、接続冶具112の外周と2つの発電部の外周に形成されている。接続部空気極115は、空気極105と同様の材料で形成され、空気極105と同時に形成することができる。接続部空気極115は、軸方向(電池セルユニット60及び円筒部122の軸方向)において、一方の端部が一方の発電部のインターコネクタ106と接し、他方の端部が他方の発電部のインターコネクタ106と接する。接続部空気極115は、両端が発電部のインターコネクタ106と接することで、発電部の端部のインターコネクタ106間を導通させる。
ここで、上記構成からなる燃料電池モジュール12の動作について説明する。燃料電池モジュール12は、燃料電池セル100を所定の温度まで上昇させる起動運転を行った後、燃料電池セル100において発電を行う発電運転を行っている。燃料電池モジュール12が発電運転を行うと、燃料電池モジュール12の空気供給室88には空気が流入する。該空気は断熱体50の孔51bとセルスタック56との隙間を通って、発電室82内に供給される。一方、燃料供給室84には燃料ガスが流入する。該燃料ガスはセルスタック56の基体管101の内部を通って発電室82内に供給される。このとき、空気と燃料ガスとは、セルスタック56の内周面および外周面において、互いに逆向きに流れている。
基体管101の内部を流れる燃料ガスは、基体管101の細孔を通過して燃料極103に達する。この燃料ガスは、燃料極103に含まれる活性金属を触媒にして水蒸気改質される。水蒸気改質により生成された水素は、燃料極103の細孔を通過して固体電解質104まで到達する。一方、空気は、基体管101(空気極105)の外側を流れる。空気中の酸素は、空気極105の細孔を通過する途中または固体電解質104まで到達して電子を受け取りイオン化する。イオン化した酸素は固体電解質104を通過し、燃料極103に到達する。固体電解質104を通過した酸素イオンは燃料ガスと反応し、燃料ガスは電子を放出し、この電子が燃料極から外部回路を経由して空気極へと移動する。このような電池反応により、燃料電池モジュール12は発電を行う。
そして、発電室72において、発電に利用され高温となった燃料ガスは、空気供給室78において、セルスタック56を介して、発電に利用される前の空気との間で熱交換される。また、発電室72において、発電に利用され高温となった空気は、空気排出室79において、セルスタック56を介して、発電に利用される前の燃料ガスとの間で熱交換される。
上記熱交換により、冷却された後、燃料ガスは、燃料排出室86に流入して、燃料排出室86から燃料電池モジュール12の外部に排出され、空気は、空気排出室89から燃料電池モジュール12の外部に排出される。
燃料電池モジュール12は、セルスタック56の第1ユニットとなる発電部84の燃料電池セル100の材料を、第2ユニットとなる発電部82、86の燃料電池セル100の材料よりも耐熱性の高い材料で形成する。これにより、発電時に温度が高くなる発電部84と、発電部84よりも温度が低い発電部82、86のそれぞれの領域で効率よく発電を行うことができる。つまり燃料電池モジュール12は、それぞれの温度領域に適した材料で燃料電池セル100を構成できる。これにより、発電部82、84、86のそれぞれで高い効率で発電を行うことができる。また、材料の選択性を高くすることができる。また、耐久性の高い材料を用いる範囲を小さくできるため、製造しやすくできる。
本実施形態では、燃料電池モジュール12は、燃料極103、固体電解質104、空気極105、インターコネクタ106を発電部84と、発電部82、86とで、異なる材料で形成したが、これに限定されない。燃料電池モジュール12は、発電部84と、発電部82、86とで、燃料極103、固体電解質104、インターコネクタ106のうち少なくとも1つ要素が異なる材料であればよい。つまり、発電部84の燃料極103、固体電解質104、インターコネクタ106のうち少なくとも1つ要素が発電部82、86の対応する要素と異なる材料であればよい。なお、発電部84と、発電部82、86とで燃料極103、固体電解質104、空気極105、インターコネクタ106のすべてでそれぞれに対応した材料とすることがより好ましい。
ここで、セルスタック56は、発電部82、84、86の全体の長さを100%とした場合、燃料ガスの入口側の発電部(第2ユニット)82の燃料ガスの流れ方向の長さを、5%から12.5%とすることが好ましい。セルスタック56は、発電部82、84、86の全体の長さを100%とした場合、発電部(第1ユニット)84の燃料ガスの流れ方向の長さを、65.0%から80.0%とすることが好ましい。セルスタック56は、発電部82、84、86の全体の長さを100%とした場合、燃料ガスの出口側の発電部(第2ユニット)86の燃料ガスの流れ方向の長さを、15.0%から22.5%とすることが好ましい。
燃料電池モジュール12は、発電部82、84、86が、上記範囲となる配置とすることで、特に第1ユニットの発電部84の長さを上記範囲とすることで、効率よく発電を行うことができる。本実施形態の燃料電池モジュール12は、燃料内部改質を有する燃料と空気を対向流とする円筒形セルスタックであり、燃料ガスの入口の近傍が熱交換し、燃料ガスを改質する領域となる。このため、発電部82の長さを、発電部86よりも短くし、燃料ガスが発電部84の配置領域に早く到達できることで、燃料入口側のセル温度を、燃料出口セル温度よりも高くすることができ、燃料の改質を好適に行うことができる。
また、本実施形態では、接続部89を用いて、第1ユニットと第2ユニットを接続したが、接続方法はこれに限定されない。例えば、三次元積層装置で製造する場合、製造時に材料を切り替えることで、第1ユニットと第2ユニットを連続して製造してもよい。
また、本実施形態の燃料電池モジュール12は、燃料ガス90と空気92が対応して流れる構造であり、燃料ガス流れにおいて、燃料ガスの出口側の温度が中央部よりも低下するため、発電部86を第2ユニットとした。これにより、温度に対応した燃料電池セル100を配置でき、性能を高くすることができる。しかしながら、これに限定されず、燃料ガスの出口側は、第2ユニットをもうけなくてもよい。つまり、燃料ガスの流れ方向において、上流側を第2ユニット、下流側を第1ユニットしてもよい。
また、上記実施形態は、第1ユニットでの反応温度が800℃以上950℃以下(高温仕様)を想定した場合としたが、第1ユニットの反応温度が600℃以上800℃未満(中温仕様)の場合は、それぞれを下記の材料としてもよい。具体的には、第1ユニットの反応温度が600℃以上800℃未満(中温仕様)で、第2ユニットの反応温度が400以上600℃未満(低温仕様)の場合である。
本発電部(第1ユニット)84は、燃料極103がNi-ランタン系電解質で形成され、発電部(第2ユニット)82、86は、燃料極103が第1ユニットの燃料極103よりも耐熱性が低いNi-セリア系電解質で形成される。ランタン系電解質は、例えば、LSGM(La(Sr)Ga(Mg)O)である。セリア系電解質は、例えば、GDC(Gd-doped CeO)、SDC(Sm-doped CeO)がある。
発電部(第1ユニット)84は、固体電解質104がランタン電解質で形成され、発電部(第2ユニット)82、86は、固体電解質104が第1ユニットの燃料極103よりも耐熱性が低いセリア電解質で形成される。
発電部(第1ユニット)84は、インターコネクタ106がLaCrO,LaSrCrO,LaSrTiOのいずれかで形成され、発電部(第2ユニット)82、86は、インターコネクタ106が第1ユニットの燃料極103よりも耐熱性が低いフェライト系ステンレスまたはステンレス合金で形成される。
発電部(第1ユニット)84は、空気極105がLSCF,LSF,LNF,BSCFのいずれかで形成され、発電部(第2ユニット)82、86は、インターコネクタ106が第1ユニットの燃料極103よりも耐熱性が低いLSCF,LSF,LNF,BSCFで形成される。
また、モジュール内の温度分布に応じて、温度に応じた適切な材料を選定することで性能向上が得られることから、温度分布に応じて複数のユニットを組み合わせるために、燃料電池モジュール12は、高温仕様の第2ユニットの燃料ガス流れ方向下流側に、中温仕様の第2ユニットをさらに配置してもよい。つまり、上述した高温仕様の第1ユニットの下流に中温仕様の第2ユニットを配置し、中温仕様の第2ユニットの下流側に低温仕様の第2ユニット(第3ユニットとしてもよい)を配置してもよい。また、燃料電池モジュール12の位置による温度差が大きい場合、高温仕様の第1ユニットの燃料ガス流れ方向下流側に、中温仕様の第2ユニットを配置してもよい。セルスタックは、第1ユニットが発電時に第2ユニットよりも温度が高くなる領域に配置する。これにより、セルスタックの発電性能をより高くすることができる。
図7は、他の実施形態のセルスタックを模式的に表した概略構成図である。上記実施形態の燃料電池モジュール12のセルスタック56は、燃料ガスをセルスタック56の内部で改質する場合としたが、これに限定されない。図7に示すセルスタック56aは、リード部80a、発電部82aと、発電部84aと、発電部86aと、リード部88aと、を含む。セルスタック56aは、リード部80a、発電部82aと、発電部84aと、発電部86aと、リード部88aの内部を燃料ガス90が流れ、リード部80a、発電部82aと、発電部84aと、発電部86aと、リード部88aの外周に空気92が流れる。発電部82aと発電部84aとは、接続部89で接続される。また、発電部86aと、発電部86aとは、接続部89で接続される。セルスタック56aは、各部が連結した筒状の部材であり、燃料供給位置から燃料排出位置に向けて、リード部80a、発電部82a、接続部89、発電部84a、接続部89、発電部86a、リード部88aの順で接続される。
ここで、セルスタック56aは、発電部82a、84a、86aの全体の長さを100%とした場合、燃料ガスの入口側の発電部(第2ユニット)82の燃料ガスの流れ方向の長さを、7.5%から15.0%とすることが好ましい。セルスタック56は、発電部82、84、86の全体の長さを100%とした場合、発電部(第1ユニット)84の燃料ガスの流れ方向の長さを、70.0%から85.0%とすることが好ましい。セルスタック56は、発電部82、84、86の全体の長さを100%とした場合、燃料ガスの出口側の発電部(第2ユニット)86の燃料ガスの流れ方向の長さを、7.5%から15.0%とすることが好ましい。
セルスタック56aは、燃料ガスの内部改質を行わない機構であるため、発電部82aと発電部86aとの長さを同様の長さとすることで、効率よく発電を行うことができる。また、この場合も、第1ユニット84aの長さを他の部分より長くすることで、効率よく発電を行うことができる。
上記実施形態の燃料電池モジュールは、セルスタックを円筒形状とし、燃料電池セルを列状に並べた構造としたが、これに限定されず、種々のセル構造に用いることができる。図8は、他の実施形態の燃料電池モジュールを模式的に示した概略構成図である。図9は、図8に示す燃料電池モジュールのセルスタックを模式的に示した斜視図である。図8に示す燃料電池モジュール200は、複数の燃料電池セル210が平板形状で、板の面積が最も大きい面に直交する方向に積層されている。図9に示すように、燃料電池セル210は、燃料極203と固体電解質204と空気極205と、を含む。また、燃料電池モジュール200は、積層された燃料電池セル210の間にセパレータ212、214を設けている。燃料電池セル210は、平板状の燃料極203と固体電解質204と空気極205とがこの順で積層される。燃料極203は、セパレータ212と対面している。空気極205は、セパレータ214と対面している。燃料電池モジュール200は、燃料極203とセパレータ312との間に燃料90が流れ、空気極205とセパレータ214との間に空気92が流れる。燃料電池モジュール200は、燃料ガス90と空気92とが直交する方向に供給される。燃料電池モジュール200は、図8に示すように、燃料電池セルの平面上の領域を第1ユニット282と、第2ユニット284とに分け、燃料電池セルの材料を異なる材料としている。ここで、第1ユニット282は、第2ユニット284よりも燃料ガス90の流れ方向下流側で、かつ、空気92の流れ方向下流側の領域である。本実施形態では、矩形の燃料電池セル210の対角線が境界線となる。なお、境界線の位置は特に限定されず、より燃料ガス流れ方向上流側としてもよい。
このように、燃料電池セルが平板形状の場合も、燃料ガスの流れ方向の位置に応じて、燃料電池セルの材料を異なる材料とすることで、効率よく発電を行うことができる。
図10は、他の実施形態の燃料電池モジュールを模式的に示した概略構成図である。図11は、図10に示す燃料電池モジュールのセルスタックを模式的に示した斜視図である。図10に示す燃料電池モジュール300は、複数の燃料電池セル310が円筒形状で並列に配置される。図11に示すように、燃料電池セル310は、燃料極303と固体電解質304と空気極305と、インターコネクタ306を含む。燃料電池セル310は、円筒形状の燃料極303と固体電解質304と空気極305とが外側から内側にこの順で積層される。インターコネクタ306は、外周に配置された燃料極303の表面に積層される。本実施形態の燃料電池モジュール300は、円筒の内側に空気92が流れ、円筒の外側に燃料ガス90が流れる。また、燃料ガス90と空気92は、同じ方向に流れる並行流である。燃料電池モジュール300は、図11に示すように、燃料電池セルの燃料ガスの流れ方向において、発電部を、第1ユニット382と、第2ユニット384とに分け、燃料電池セルの材料を異なる材料としている。ここで、第1ユニット382は、第2ユニット384よりも燃料ガス90の流れ方向下流側で、かつ、空気92の流れ方向下流側の領域である。
このように、燃料電池セルが円筒形状で、燃料ガス90と空気92が並行流の場合も、燃料ガスの流れ方向の位置に応じて、燃料電池セルの材料を異なる材料とすることで、効率よく発電を行うことができる。
図12は、他の実施形態の燃料電池モジュールを模式的に示した概略構成図である。図13は、図12に示す燃料電池モジュールのセルスタックを模式的に示した斜視図である。図12に示す燃料電池モジュール400は、複数の燃料電池セル410がオーバル形状(角丸長方形)形状で並列に配置される。図13に示すように、燃料電池セル410は、基体202と、燃料極403と固体電解質404と空気極405と、インターコネクタ406を含む。燃料電池セル410は、基体402が、オーバル形状で、内部に燃料が通過する通路が並列に複数形成される。基体の402の表面には、燃料極403と固体電解質404と空気極405とがこの順で積層される。インターコネクタ406は、外周に配置された空気極405と接続する。本実施形態の燃料電池モジュール400は、基体402の内部に燃料ガス90が流れ、円筒の外側に空気92が流れる。また、燃料ガス90と空気92は、同じ方向に流れる並行流である。燃料電池モジュール400は、図13に示すように、燃料電池セルの燃料ガスの流れ方向において、発電部を、第1ユニット482と、第2ユニット484とに分け、燃料電池セルの材料を異なる材料としている。ここで、第1ユニット482は、第2ユニット384よりも燃料ガス90の流れ方向下流側で、かつ、空気92の流れ方向下流側の領域である。
このように、燃料電池セルが円筒形状で、燃料ガス90と空気92が並行流の場合も、燃料ガスの流れ方向の位置に応じて、燃料電池セルの材料を異なる材料とすることで、効率よく発電を行うことができる。
実施形態及び変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。実施形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態及び変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 燃料電池システム
12 燃料電池モジュール
14 空気供給装置
15 空気排出管
16 燃料供給装置
17 燃料排出管
18 制御装置
20 電流計
21 温度計
22 空気供給源
24 空気供給配管
26 燃料供給源
28 燃料供給配管
40、40a 圧力容器
42 セル集合体
44、46 管支持板
48、50 断熱体
51a、51b 孔
52 周方向断熱体
54 仕切り板
56 セルスタック
60 円筒部
62 上半球部
64 下半球部
66 空気流入管
68 空気排出管
72 発電室
74 燃料供給室
76 燃料排出室
78 空気供給室
79 空気排出室
80、88 リード部
82、86 第2ユニット
84 第1ユニット
89 接続部
90 燃料ガス
92 空気
100 燃料電池セル
101 基体管
103 燃料極
104 固体電解質
105 空気極
106 インターコネクタ
112 接続冶具
114 接着層
115 接続部空気極
118 保護膜
122 円筒部
124 凸部
132、140 矢印

Claims (13)

  1. 容器と、
    前記容器の内部に配置され、第1の方向に延在し、前記第1の方向に複数の燃料電池セルが配置されたセルスタックと、
    前記セルスタックに前記第1の方向に沿って酸化性ガスを供給する酸化性ガス供給部と、
    前記セルスタックに燃料を供給する燃料供給部と、を含み、
    前記燃料電池セルは、基体と、前記基体に積層された燃料極と、電解質と、空気極と、隣接する燃料電池セルと接続するインターコネクタとを含み、
    前記セルスタックは、前記燃料電池セルが配置された第1ユニットと、前記第1ユニットに連結し、前記燃料電池セルが配置された第2ユニットと、を含み、
    前記第2ユニットは、前記燃料電池セルの燃料極、電解質及びインターコネクタの少なくとも1つの要素が、前記第1ユニットの燃料電池セルの対応する前記要素とは異なる材料で形成され
    前記第1ユニットは、前記第2ユニットよりも耐熱性が高い材料で形成され、
    前記第1ユニットは、発電時に前記第2ユニットよりも温度が高くなる領域に配置され、
    前記第1ユニットは、前記燃料極がNi-ジルコニア電解質で形成され、
    前記第2ユニットは、前記燃料極が前記第1ユニットよりも耐熱性が低いNi-ジルコニア電解質で形成される燃料電池モジュール。
  2. 前記第1ユニットは、前記電解質がジルコニア電解質で形成され、
    前記第2ユニットは、前記電解質が前記第1ユニットよりも耐熱性が低いジルコニア電解質で形成される請求項に記載の燃料電池モジュール。
  3. 容器と、
    前記容器の内部に配置され、第1の方向に延在し、前記第1の方向に複数の燃料電池セルが配置されたセルスタックと、
    前記セルスタックに前記第1の方向に沿って酸化性ガスを供給する酸化性ガス供給部と、
    前記セルスタックに燃料を供給する燃料供給部と、を含み、
    前記燃料電池セルは、基体と、前記基体に積層された燃料極と、電解質と、空気極と、隣接する燃料電池セルと接続するインターコネクタとを含み、
    前記セルスタックは、前記燃料電池セルが配置された第1ユニットと、前記第1ユニットに連結し、前記燃料電池セルが配置された第2ユニットと、を含み、
    前記第2ユニットは、前記燃料電池セルの燃料極、電解質及びインターコネクタの少なくとも1つの要素が、前記第1ユニットの燃料電池セルの対応する前記要素とは異なる材料で形成され、
    前記第1ユニットは、前記第2ユニットよりも耐熱性が高い材料で形成され、
    前記第1ユニットは、発電時に前記第2ユニットよりも温度が高くなる領域に配置され、
    前記第1ユニットは、前記電解質がジルコニア電解質で形成され、
    前記第2ユニットは、前記電解質が前記第1ユニットよりも耐熱性が低いジルコニア電解質で形成される燃料電池モジュール。
  4. 前記第1ユニットは、前記インターコネクタがLaCrO,LaSrCrO,LaSrTiOのいずれかで形成され、
    前記第2ユニットは、前記インターコネクタが前記第1ユニットよりも耐熱性が低いLaCrO,LaSrCrO,LaSrTiOで形成される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の燃料電池モジュール。
  5. 容器と、
    前記容器の内部に配置され、第1の方向に延在し、前記第1の方向に複数の燃料電池セルが配置されたセルスタックと、
    前記セルスタックに前記第1の方向に沿って酸化性ガスを供給する酸化性ガス供給部と、
    前記セルスタックに燃料を供給する燃料供給部と、を含み、
    前記燃料電池セルは、基体と、前記基体に積層された燃料極と、電解質と、空気極と、隣接する燃料電池セルと接続するインターコネクタとを含み、
    前記セルスタックは、前記燃料電池セルが配置された第1ユニットと、前記第1ユニットに連結し、前記燃料電池セルが配置された第2ユニットと、を含み、
    前記第2ユニットは、前記燃料電池セルの燃料極、電解質及びインターコネクタの少なくとも1つの要素が、前記第1ユニットの燃料電池セルの対応する前記要素とは異なる材料で形成され、
    前記第1ユニットは、前記第2ユニットよりも耐熱性が高い材料で形成され、
    前記第1ユニットは、発電時に前記第2ユニットよりも温度が高くなる領域に配置され、
    前記第1ユニットは、前記インターコネクタがLaCrO ,LaSrCrO ,LaSrTiO のいずれかで形成され、
    前記第2ユニットは、前記インターコネクタが前記第1ユニットよりも耐熱性が低いLaCrO ,LaSrCrO ,LaSrTiO で形成される燃料電池モジュール。
  6. 前記第2ユニットは、前記燃料電池セルの前記空気極が、前記第1ユニットの燃料電池セルの空気極と異なる材料で形成され、
    前記第1ユニットは、前記空気極がLSM,LCM,LSCMのいずれかで形成され、
    前記第2ユニットは、前記空気極が前記第1ユニットよりも耐熱性が低いLSCF,LSF,LNF,BSCFのいずれかで形成される請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の燃料電池モジュール。
  7. 容器と、
    前記容器の内部に配置され、第1の方向に延在し、前記第1の方向に複数の燃料電池セルが配置されたセルスタックと、
    前記セルスタックに前記第1の方向に沿って酸化性ガスを供給する酸化性ガス供給部と、
    前記セルスタックに燃料を供給する燃料供給部と、を含み、
    前記燃料電池セルは、基体と、前記基体に積層された燃料極と、電解質と、空気極と、隣接する燃料電池セルと接続するインターコネクタとを含み、
    前記セルスタックは、前記燃料電池セルが配置された第1ユニットと、前記第1ユニットに連結し、前記燃料電池セルが配置された第2ユニットと、を含み、
    前記第2ユニットは、前記燃料電池セルの燃料極、電解質及びインターコネクタの少なくとも1つの要素が、前記第1ユニットの燃料電池セルの対応する前記要素とは異なる材料で形成され、
    前記第1ユニットは、前記第2ユニットよりも耐熱性が高い材料で形成され、
    前記第1ユニットは、発電時に前記第2ユニットよりも温度が高くなる領域に配置され、
    前記第1ユニットは、前記燃料極がNi-ランタン系電解質で形成され、
    前記第2ユニットは、前記燃料極が前記第1ユニットよりも耐熱性が低いNi-セリア系電解質で形成される燃料電池モジュール。
  8. 前記第1ユニットは、前記電解質がランタン電解質で形成され、
    前記第2ユニットは、前記電解質が前記第1ユニットよりも耐熱性が低いセリア電解質で形成される請求項7に記載の燃料電池モジュール。
  9. 前記第1ユニットは、前記インターコネクタがLaCrO,LaSrCrO,LaSrTiOのいずれかで形成され、
    前記第2ユニットは、前記インターコネクタが前記第1ユニットよりも耐熱性が低いフェライト系ステンレスまたはステンレス合金で形成される請求項7または請求項8に記載の燃料電池モジュール。
  10. 前記第2ユニットは、前記燃料電池セルの前記空気極が、前記第1ユニットの燃料電池セルの空気極と異なる材料で形成され、
    前記第1ユニットは、前記空気極がLSCF,LSF,LNF,BSCFのいずれかで形成され、
    前記第2ユニットは、前記空気極が前記第1ユニットよりも耐熱性が低いLSCF,LSF,LNF,BSCFのいずれかで形成される請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の燃料電池モジュール。
  11. 前記燃料電池セルは、前記燃料極を流れる燃料ガスと、前記空気極を流れる酸化性ガスとが対向する向きで流れる請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の燃料電池モジュール。
  12. 前記燃料電池セルは、前記基体が円筒形状であり、内部に燃料ガスが流れ、円筒の前記基体の周囲に酸化性ガスが流れる請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の燃料電池モジュール。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の燃料電池モジュールと、
    前記酸化性ガス供給部に酸化性ガスを供給する酸化ガス供給手段と、
    前記燃料供給部に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、を有することを特徴とする燃料電池システム。
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