JP7375966B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷装置に関する。
従来、印刷装置等の印刷を行う電子機器において、インクを貯留するカートリッジが交換可能に構成され、カートリッジをカートリッジホルダ(キャリッジ)に装着して印刷動作を行うものが知られている。
カートリッジが交換可能である場合、カートリッジの装置(カートリッジホルダ)への装着はユーザが行わなければならない。そして、カートリッジを正しく装着できなかった場合、適切に印刷動作を行うことができない。
この点、印刷機能とスキャナとを備える印刷装置であって、スキャナ原稿を載置するガラス台の側部に配置された操作パネルを開閉可能に構成し、操作パネルの位置でカートリッジの装着及び取り外しを行うように構成した印刷装置(電子機器)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の印刷装置では、操作パネルを上方向に開けた上で、カートリッジを上方から下方に押え付けるようにしてカートリッジホルダ(特許文献1においてキャリッジ)に装着する。
特開2015-205437号公報
しかしながら、カートリッジの着脱・交換時に、印刷装置の天面側を開けてカートリッジを上方からカートリッジホルダに装着する構成の場合、印刷装置を上方に十分な空間のある場所に配置した状態でなければカートリッジの着脱・交換を行うことができない。
また、カートリッジホルダ(又はカートリッジホルダに装着されるカートリッジ)の下側には、インクを吐出させるインク吐出面が露出しており、カートリッジの着脱・交換時に力加減を誤ると、インク吐出面を破損するおそれがある。
ユーザがカートリッジを適切に装着できなかった場合には、良好な印刷を行うことが困難となる。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、良好なカートリッジの脱着または交換を可能とする印刷装置を提供することを利点とするものである。
前記課題を解決するために、本発明に係る印刷装置は、後側の面に第1端子部が設けられたカートリッジが装着され、前記カートリッジの前記後側の面に対向する面に前記第1端子部に接続される第2端子部が設けられたカートリッジホルダと、前記カートリッジを前記カートリッジホルダから脱着または交換するための交換領域と、前記カートリッジが脱着または交換されるときに前記カートリッジホルダを、非印刷時に前記カートリッジホルダを待機させておくためのホームポジションから前記交換領域に移動させる第1移動機構と、を備え、前記カートリッジホルダは、前記カートリッジが装着されるときに前記カートリッジが前側から前記後側に向かって押し込まれるように構成されており、前記交換領域は、前記ホームポジションの前方に設けられている、ことを特徴としている。
本発明によれば、良好なカートリッジの脱着または交換を行うことができるとの効果を奏する。
本実施形態におけるネイルプリント装置の外観を示す斜視図である。 図1に示すネイルプリント装置から下カバーを外した状態を示す斜視図である。 図1に示すネイルプリント装置から下カバーを外し上カバーを開けた状態を示す斜視図である。 本実施形態におけるネイルプリント装置の内部構成を示す斜視図である。 本実施形態におけるカートリッジの要部斜視図である。 本実施形態におけるカートリッジホルダの斜視図である。 カートリッジホルダにカートリッジを装着する様子を上方から見た平面図である。 カートリッジホルダにカートリッジが装着された状態を上方から見た平面図である。 カートリッジホルダにカートリッジを逆向きに装着しようとした様子を上方から見た平面図である。 本実施形態における制御構成を示す要部ブロック図である。 本実施形態におけるヘッド移動機構の制御を説明するためのグラフである。 (a)は、カートリッジホルダにカートリッジを装着する力について説明するグラフであり、(b)は、(a)において一点鎖線で囲んだb部分の拡大図である。 図3に示す状態のネイルプリント装置においてカートリッジホルダにカートリッジを装着する様子を示す斜視図である。
図1から図13を参照しつつ、本発明に係る電子機器の一実施形態について説明する。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
また、以下の実施形態では、電子機器が手の指の爪を印刷対象としてこれに印刷する印刷装置であるネイルプリント装置である場合を例に説明するが、本発明における電子機器はネイルプリント装置等の印刷装置に限定されず、カートリッジホルダにカートリッジを装着して用いられるものであればよい。また、電子機器としての印刷装置(ネイルプリント装置)の印刷対象は手の指の爪に限るものではなく、例えば足の指の爪を印刷対象としてもよい。また、ネイルチップや各種アクセサリの表面等、爪以外のものを印刷対象としてもよい。
図1は、本実施形態における電子機器であるネイルプリント装置の外観構成を示す斜視図である。
なお、以下の実施形態において、上下、左右及び前後は、図1に示した向きをいうものとする。また、X方向、Y方向は、図1に示した方向をいうものとする。
図1に示すように、ネイルプリント装置1は、ほぼ箱形に形成された筐体2を有している。
筐体2は、前面側(ネイルプリント装置1の正面側、図1において前側)に開口部211を有する筐体本体21と、筐体本体21の前面側に配置され、開口部211を塞ぐ下カバー22及び上カバー23とを備えている。
すなわち、本実施形態において筐体2の前面は、筐体2の高さ方向において上下ほぼ半分に分割されており、前面下側が下カバー22、前面上側が上カバー23で構成されている。下カバー22と上カバー23とは閉状態においてほぼ面一となる。
また、筐体本体21の前面上側であって上カバー23の内側には、前壁部212(図3参照)が設けられている。前壁部212の一部は切り欠かれて開口しており、後述するカートリッジ7を装置に対して着脱する際の取出し口213となっている。
後述するように、本実施形態では、装置内の幅方向(X方向)右側にカートリッジ7のホームポジションAr1(非印刷時の待機領域)が設けられており、このホームポジションAr1からY方向における装置前方に直進した位置がカートリッジ7を着脱、交換する際の交換領域Ar3となっている。
取出し口213は、この交換領域Ar3に対応する位置に、カートリッジ7を着脱する際に引っ掛からない程度の大きさに形成されている。
下カバー22は、筐体本体21に対して着脱可能となっている。
図2は、筐体から下カバーを取り外した状態を示した斜視図である。
図2に示すように、下カバー22を取り外すことにより、筐体本体21の開口部211から後述する指固定部6及び指待機部350が露出し、印刷対象である爪(当該爪に対応する指(これを以下「印刷指」とする。)いずれも図示せず。)及び印刷指以外の指(図示せず。これを以下「非印刷指」とする。)をネイルプリント装置1内に挿入可能となる。
また、下カバー22の奥側(図1において後側)には、下カバー22を筐体本体21に装着した状態において筐体2内部に収容される引出し部24が一体に形成されている。引出し部24は、例えばネイルプリント装置1に付属する図示しない各種部品等を収納可能な小物入れとなっていてもよい。
上カバー23は、前壁部212の上端部又は筐体本体21の上面(天板)の前端部に設けられたヒンジ機構214を介して、筐体本体21に回動可能に連結されている。ヒンジ機構214は、筐体2の外観に現れないようにスライド蝶番等で構成されることが好ましい。
上カバー23は、筐体本体21の前面側を覆う閉状態から筐体本体21の前面側が開披された(本実施形態では前壁部212が露出した)開状態まで回動可能となっている。
図3は、上カバーが開状態となったネイルプリント装置の斜視図である。なお、図3では、カートリッジ7が装着された状態を示している。
本実施形態では、図3に記載されているように、上カバー23は、開状態において筐体2の前方に回動するようになっている。なお、図3に示す例では、開状態において上カバー23が筐体2の上面よりも高い位置まで上がる例を示しているが、開状態における上カバー23の高さ位置は、図示例に限定されない。
上記のように、下カバー22及び上カバー23が装置前方に向かって取り外し又は開くことが可能に構成されていることにより、ネイルプリント装置1が高さ方向に余裕のない場所に収納されている場合でも、当該収納場所から取り出さないまま印刷等を行うことが可能となる。
上カバー23において、筐体2の幅方向(ネイルプリント装置の左右方向、図1等におけるX方向)のほぼ中央部には、透明プラスチック等で形成された透明部材が装着された窓部231が設けられている。
窓部231からは、装置内部、特に印刷対象である爪が配置される指固定部6(後述)を外部から目視可能となっている。
筐体2の上面のほぼ中央部には、取手25が設けられている。
筐体2の上面には凹部251が形成されており、取手25は凹部251内に収納可能となっている。取手25は、凹部251内に収納された収納状態(図1等に示す状態)において筐体2の上面とほぼ面一となる。これにより、筐体2の高さ分の隙間があればネイルプリント装置1を配置することができ、装置収納時の省スペース化を図ることができる。
また、取手25は、凹部251内から引き起こされた引き起こし状態においてネイルプリント装置1を持ち運ぶための持ち手となる。
なお、筐体2各部の形状や配置等は、図示例に限定されず、適宜設定可能である。例えば、筐体2の上面や側面等にネイルプリント装置1の電源をON/OFFする電源スイッチ釦や各種表示部等が設けられていてもよい。
また、筐体2の上面(天板)の内側であって、後述する指固定部6の開口部63の上方位置には、開口部63から露出する爪(爪を含む印刷指)を撮影して爪画像を取得する撮影部50(図10参照)が設けられている。
図4は、図1等に示すネイルプリント装置から筐体を外してネイルプリント装置の内部構成を示した要部斜視図である。
図4に示すように、筐体2内には、各種の内部構造物が組み込まれた基台3が設けられている。
基台3の上面は、ほぼ平坦な基台上面30となっている。基台上面30は、指固定部6に印刷指を固定した状態における爪の表面(印刷対象面)とほぼ面一となる高さに配置されている。
基台上面30のうちの前側(手前側)部分であって左右方向のほぼ中央部には、指固定部6が配置されている。
指固定部6は装置前面側に開口する開口部61を有する箱状の部材であり、指固定部6内部には印刷指を固定する指固定部材62が配置されている。
指固定部材62は、印刷指を下側から押し上げ支持するものであり、例えば柔軟性を有する樹脂等で形成されている。本実施形態では、指固定部材62は、幅方向(左右方向)のほぼ中央部が窪んだ形状となっている。これにより、印刷指を指固定部材62上に載置した際に、印刷指の腹部分を指固定部材62が受けて、左右方向に指がガタつくのを防止することができる。
指固定部6の天面奥側(Y方向後側)は開口した開口部63となっている。開口部63からは指固定部6内に挿入された指の爪が露出するようになっている。
本実施形態では、開口部63の設けられている領域において、後述の印刷部40により印刷が行われるようになっている。
また、指固定部6の天面手前側(Y方向前側)は印刷指の浮き上がりを防止して印刷指の上方向の位置を規制する指押え64となっている。
印刷指が下側から指固定部材62によって支持され、印刷指の上側が指押え64によって押さえられることで、印刷指の爪の表面(印刷対象面)の高さ方向の位置が印刷部40による印刷を行うのに適した所定の位置に位置決めされる。
基台上面30よりも下方であって引出し部24と干渉しない高さ位置には、仕切板35が基台上面30とほぼ平行して設けられている。仕切板35には凹部又は穴部で構成される指入れ部351が形成されている。
基台上面30と仕切板35との間の空間は、印刷指の爪に印刷を行っている際に非印刷指を待機させておく指待機部350となっている。
印刷中はユーザが待機中の非印刷指を指待機部350に挿入し、指先を適宜指入れ部351に入れることで非印刷指を無理なく安定した状態に保つことができる。このため印刷指にも負担がかからず、印刷中のブレ等を生じにくくなる。
また、非印刷指の指先を指入れ部351に入れておくことができるため、例えばすでに印刷が終了した指の爪が装置各部に接触することを防ぐことができる。これにより、印刷済みの爪が擦れたり傷ついたりするおそれがなく、装置内に汚れが付着することも防止することができる。
基台上面30のうち指固定部6よりも奥側(Y方向後側)部分には、非印刷時に後述するカートリッジ7が待機する待機領域であるホームポジションAr1及び非印刷時にカートリッジ7のクリーニング等のメンテナンスを行うメンテナンス領域Ar2等が設けられている。
本実施形態では、図4に示すように、装置内の幅方向(X方向)右側にホームポジションAr1が配置され、左側にメンテナンス領域Ar2が配置されている。
また、ホームポジションAr1から取出し口213の手前までY方向における装置前方に直進した位置が、カートリッジ7を着脱・交換する際にカートリッジホルダ8が配置される交換領域Ar3となっている。
また、図4に示すように、筐体2の内部には、印刷対象面に印刷を施す印刷部40が設けられている。ここで印刷対象面とは、印刷対象の表面であり、本実施形態では、指の爪の表面である。
印刷部40は、印刷ヘッドとしての機能を有するカートリッジ7、カートリッジ7を支持するカートリッジホルダ8、カートリッジ7を左右方向に沿ったX方向に移動させるためのX方向移動ステージ45、X方向移動モータ46(図10参照)、カートリッジ7を前後方向に沿ったY方向に移動させるためのY方向移動ステージ47、Y方向移動モータ48(図10参照)等を備えて構成されている。
Y方向移動ステージ47は、基台上面30における左右方向の両側部に、それぞれ前後方向(Y方向)に延在して設けられた支持部材471を有している。
これら一対の支持部材471の延在方向における両端部にはそれぞれプーリー477が取り付けられている。装置左側及び装置右側のプーリー477には、前後方向に延在する駆動ベルト474がそれぞれ巻回されている。
装置後側に設けられているプーリー477は、駆動軸部476の両端部に取り付けられている。この駆動軸部476には、Y方向移動モータ48が接続されており、このY方向移動モータ48が駆動することで駆動軸部476及びこれに取り付けられているプーリー477が適宜正逆方向に回転する。
プーリー477の回転により、プーリー477に巻回されている駆動ベルト474も回転し、これによりX方向移動ステージ45(及びX方向移動ステージ45に搭載されているカートリッジ7)がY方向に移動可能となっている。
また、支持部材471上には駆動ベルト474と平行して前後方向に延在するガイド軸475が設けられている。
X方向移動ステージ45は、左右方向(X方向)に延在する矩形箱状に形成され、基台上面30の後端部に設けられている。
X方向移動ステージ45の左右両端部にはそれぞれガイド軸475が挿通されており、Y方向移動モータ48が駆動して駆動ベルト474が回転することによって、このX方向移動ステージ45は、ガイド軸475に沿ってY方向に移動可能となっている。
また、X方向移動ステージ45の内側には図示しないプーリーが設けられており、このプーリーには、左右方向に延在する駆動ベルト454が巻回されている。また、X方向移動ステージ45の内側には、この駆動ベルト454とほぼ平行して左右方向に延在するガイド軸455が設けられている。
X方向移動ステージ45には、カートリッジホルダ8が搭載されている。
カートリッジホルダ8の背面側(図4において後側)には、ガイド軸455が挿通されたホルダ支持部材85(図6等参照、後述)が設けられている。
カートリッジホルダ8は、X方向移動モータ46が駆動して駆動ベルト454が回転することによって、X方向移動ステージ45内をガイド軸455に沿ってX方向に移動可能となっている。
本実施形態において、X方向移動モータ46及びY方向移動モータ48は、カートリッジホルダ8を移動させるための駆動モータである。X方向移動モータ46及びY方向移動モータ48を備えて印刷部40における移動機構(図10等において「ヘッド移動機構49」)が構成されている。
図5は、本実施形態におけるカートリッジの要部斜視図である。また、図6は、本実施形態におけるカートリッジホルダの要部斜視図である。
また、図7は、カートリッジホルダにカートリッジを装着する様子を上方から見た平面図であり、図8は、カートリッジホルダにカートリッジが装着された状態を上方から見た平面図である。
本実施形態においてカートリッジ7は、図示しないインク貯留部を内蔵するとともに、インクを微細な液滴としてインク吐出面711から吐出させ印刷対象面に印刷を施すインクジェット方式の印刷ヘッド機構71(図10参照)を一体的に備えるヘッド一体型のインクカートリッジとなっている。
すなわち、カートリッジ7における印刷対象面(爪の表面)に対向する面(図5における下側の面)には、インク吐出面711が一体に形成されている。インク吐出面711には、それぞれの色のインクを噴射する複数のノズルからなるノズルアレイの吐出口(インク吐出口、図示せず)が列状に形成されている。
カートリッジ7は、後述する印刷制御部113(図10参照)が印刷ヘッド機構71を制御することで、適宜所定のインクをインク吐出口から吐出させ、印刷を行うようになっている。
インク貯留部は、例えば、イエロー(Y;YELLOW)、マゼンタ(M;MAGENTA)、シアン(C;CYAN)のインクに対応して設けられている。なお、カートリッジ7が吐出可能なインクはここに示した例に限定されず、他の色のインクを貯留するインク貯留部が設けられていてもよい。
図5に示すように、カートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着した装着状態において装置の奥側(図5において後側)となる面には、カートリッジ端子部73が設けられている。
カートリッジ端子部73は、カートリッジホルダ8側のホルダ端子部86と接触することでホルダ端子部86と電気的に接続され、カートリッジ7の印刷ヘッド機構71に対する駆動信号を受けるカートリッジ7側の端子が複数配置された端子板である。
カートリッジ7の上面には、装着時に手前側(図5において前側)となる位置に、カートリッジ7の幅方向(図7において白抜き矢印で示す装着方向に直交する方向)に延在して第1の突起部722が設けられている。第1の突起部722は、カートリッジ7の幅方向のほぼ全体に亘って配置されている。
なお、図5等において第1の突起部722が2つに分割され幅方向の中央部に隙間がある場合が例示されているが、第1の突起部722は、少なくともカートリッジ7の幅方向の両端部に配置されていればよく、1繋がりとなっていてもよいし、3つ以上に分割されて設けられていてもよい。
後述するように、カートリッジホルダ8の上部内側には、内側に突出するリブ824(図7~図9において破線で示す)が形成されている。カートリッジ7を奥側(図5において後側)からカートリッジホルダ8に正しく装着しようとした場合には、図7に示すように、カートリッジ7を装着方向(図7において白抜き矢印で示す方向)に押し込んだ際、第1の突起部722はリブ824に突き当たらない。このため、図8に示すように、カートリッジホルダ8の奥までカートリッジ7を押し込むことができる。
これに対して、カートリッジ7を誤って手前側(図5において前側)からカートリッジホルダ8に装着しようとした場合(すなわち逆差ししようとした場合)には、図9に示すように、第1の突起部722がリブ824に引っ掛かってしまう。このため、カートリッジ7をカートリッジホルダ8の奥まで押し込むことができない。
このように、本実施形態では、カートリッジ7を手前側(図5において前側)から装着しようとしても、カートリッジホルダ8の奥まで押し込むことができない構成となっている。これにより、カートリッジ7の誤装着(逆差し)が確実に防止される。
また、カートリッジ7の上面であって装着時に奥側(図5において後側)となる位置には、カートリッジ7の幅方向(装着方向に直交する方向)のほぼ中央部に第2の突起部723が設けられている。第2の突起部723の上部であっての奥側(後側)の面の少なくとも一部は、傾斜又はRが設けられた傾斜面723aとなっている。
後述するように、カートリッジ7を保持するカートリッジホルダ8の上面内側には、カートリッジ係止部831が設けられている。
カートリッジ係止部831はばね性を有する板ばね等であり、カートリッジ7の装着時には第2の突起部723の奥側から傾斜面723aに突き当たりつつ、傾斜を乗り越えて第2の突起部723の手前側に嵌り込む。これにより、カートリッジ7がカートリッジホルダ8に係止される。また、このとき、カートリッジ7を装着するユーザはカチッというクリック感を感じることができ、所定位置まで正常にカートリッジ7が押し込まれたことを直感的に認識することができる。
なお、第2の突起部723は、カートリッジホルダ8のリブ824に干渉しない範囲に配置されるとともに、カートリッジ係止部831が係止されるものであればよく、その形状や具体的な配置等は図示例に限定されない。
本実施形態において、カートリッジ7の上面の外周部は、外側に張り出したフランジ部75となっている。
フランジ部75は、カートリッジホルダ8のリブ824にかかる幅まで張り出しており、カートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着する際には、フランジ部75の上面がリブ824の下面825に突き当たり、リブ824よりも上に上がらないように、カートリッジ7(カートリッジ7の上面721)の高さ位置が規制される。
フランジ部75の下側面には、ガイド凸部751が形成されている。ガイド凸部751の形状や数は特に限定されないが、本実施形態では、カートリッジ7の左右両側それぞれに、装着方向の奥側及び手前側の2箇所ずつ設けられている。
カートリッジホルダ8は、カートリッジ7を着脱交換可能に保持するものである。
カートリッジホルダ8には、ヘッド移動機構49によるカートリッジホルダ8の移動方向に沿ってユーザがカートリッジ7を押圧することでカートリッジ7が装着されるようになっている。
本実施形態のネイルプリント装置1では、カートリッジ7の取出し口213が装置前面側に形成されている。このため、カートリッジ7を着脱・交換する際には、装置前面側からカートリッジ7を押圧することによりカートリッジ7がカートリッジホルダ8に装着されるようになっている。
図6に示すように、本実施形態のカートリッジホルダ8は、ほぼ矩形箱状に形成されており、装置前面側及び下側が開放されている。
カートリッジホルダ8は、奥側(後側)が後面部81となっており、後面部81の両側に側面部82が配置され、上側に上面部83が配置されている。
本実施形態において、カートリッジホルダ8の内側であってカートリッジ7の装着方向の奥側の面(すなわち、後面部81)にはホルダ端子部86が設けられている。
ホルダ端子部86は、カートリッジ7の印刷ヘッド機構71に駆動信号を伝えるためのカートリッジホルダ8側の端子が複数配置された端子板である。
ホルダ端子部86は、カートリッジ7がカートリッジホルダ8に装着された装着状態においてカートリッジ7のカートリッジ端子部73と電気的に接続されるようになっている。
カートリッジホルダ8の後面部81の外側面にはホルダ支持部材85が設けられている。カートリッジホルダ8は、ホルダ支持部材85にガイド軸455が挿通されることにより、X方向移動ステージ45に支持される。
ホルダ支持部材85には、一端側がホルダ端子部86と電気的に接続されたフレキシブルな配線基板425が設けられている(図4、図7~図9参照)。
配線基板425の他端側は、図示しない装置本体側の基板等と接続されており、装置本体から送られる駆動信号を、ホルダ端子部86及びこれと接続されるカートリッジ端子部73を介してカートリッジ7の印刷ヘッド機構71に伝えるようになっている。
カートリッジホルダ8の内側下部は、左右の側面部82の間隔がカートリッジ7のフランジ部75の幅よりも狭くなっている。これに対して、カートリッジホルダ8の内側上部は、左右の側面部82の間隔がカートリッジ7のフランジ部75の幅よりも広い幅広部821となっている。
本実施形態において、カートリッジホルダ8の下部と上部(すなわち幅広部821)との間には段差が形成されており、この段差の上面(以下、段差上面822)は、カートリッジ7の装着時に装置前面側から装置後面側に向かってカートリッジ7を案内するガイド部として機能する。
段差上面822は、フランジ部75の下面側(本実施形態ではフランジ部75の下面又は下面に設けられたガイド凸部751)に接触し、下側からカートリッジ7をガイドする。
これにより、カートリッジ7の装着時にカートリッジ7が、カートリッジホルダ8内を装置前面側から装置後面側(奥側)に向かって円滑に移動することができる。
また、本実施形態の段差上面822における装置後面側(奥側)は、装置前面側よりも低い段部822aとなっている。
カートリッジ7のフランジ部75の下面又は下面に設けられたガイド凸部751が段差上面822に接触しつつ装置後面側(奥側)に移動し、カートリッジ7の奥側(図5において後側)が段部822aに達すると、カートリッジ7の奥側(図5において後側)の高さ位置が大きく下がる。
これにより、例えばカートリッジ7が前下がりの傾いた状態(すなわち、カートリッジ7の奥側が上方に上がった状態)で斜め下方向からカートリッジホルダ8に挿入された場合にも、段部822aに達した部分においてカートリッジ7は、その奥側が下がる方向に回動し、カートリッジホルダ8に対してほぼ水平となるように装着姿勢を正すことができる。
幅広部821内であって段差上面822よりも上には、カートリッジホルダ8の内側に突出するリブ824が、側面部82の装置前面側から装置後面側に向かってほぼ水平に延在して設けられている。
リブ824は、カートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着する際のフランジ部75の位置よりも内側まで突出する。すなわち、リブ824は、カートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着した際、フランジ部75の上面側端部にかかるように配置される。このため、カートリッジ7は、フランジ部75の上面がリブ824の下面825に接触する位置までしか上がることができず、カートリッジ7の上面の上限位置が規制される。
このように、本実施形態では、カートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着する際、段差上面822とリブ824との間の幅広部821内をフランジ部75が移動するように装着経路が規定される。
これにより、ユーザが厳密に装着位置を確認しなくても容易にカートリッジホルダ8内の所定位置にカートリッジ7を装着することが可能となる。
また、前述のように、リブ824は第1の突起部722が設けられている位置よりも内側まで突出している。
これにより、カートリッジ7を第1の突起部722が設けられている側(すなわち、カートリッジ7の手前側、図5における前側)からカートリッジホルダ8に装着しようとすると、第1の突起部722が左右のリブ824に突き当たってしまう。
このため、図9に示すように、カートリッジ7を奥までカートリッジホルダ8に押し込むことができず、カートリッジ7が誤った向きに装着されてしまう逆差しが防止されるようになっている。
また、カートリッジホルダ8の上面部83の下面(カートリッジホルダ8の内側の面)には、弾性を有するカートリッジ係止部831が設けられている。
カートリッジ係止部831は、例えば金属の板を折り曲げて形成された板バネである。
カートリッジ係止部831は、第2の突起部723の傾斜面723aの設けられている部分に対応して配置されており、カートリッジ7がカートリッジホルダ8に装着された際に、カートリッジ係止部831が第2の突起部723に奥側(図5において後側)から突き当たり、傾斜面723aを乗り越えて第2の突起部723の手前側(図5において前側)に係止されるようになっている。
このとき、カートリッジ7を装着するユーザにはカートリッジ係止部831が第2の突起部723を乗り越える感触がクリック感として感じられ、カートリッジ7が正しく装着されたことを直感的に認識することができる。
また、図6等では図示を省略しているが、図3及び図4に示すように、カートリッジホルダ8には、コ字状のストッパ部材84が設けられている。
ストッパ部材84は、後端部がそれぞれカートリッジホルダ8の左右の側面部82に固定されており、固定部分を支点として回動するようになっている。
ストッパ部材84は、カートリッジ7が装着されていない状態では上方に上げられており、カートリッジホルダ8の前面側を開放する。
そして、カートリッジホルダ8にカートリッジ7が装着されると、カートリッジ7の前面側に配置され、カートリッジ7が外部からの衝撃や振動等によってカートリッジホルダ8から外れて落下等するのを防止するようになっている。
なお、ストッパ部材84は、カートリッジホルダ8にカートリッジ7が装着されることで自動的にカートリッジ7の前面側に下りるように構成されていてもよいし、ユーザが手動によりストッパ部材84を上下させることができるようになっていてもよい。
また、カートリッジホルダ8は、カートリッジ7の下部を支持する下部支持部87を備えている。
下部支持部87は、左右の側面部82の下端部にそれぞれカートリッジホルダ8の内側に張り出すように設けられている。
本実施形態では、下部支持部87が設けられていることにより、カートリッジ7を装着する際に装着位置の下端がユーザにとって分かりやすく、カートリッジホルダ8に装着しやすい。
次に、図10を参照しつつ、本実施形態におけるネイルプリント装置及びこれと連携する端末装置の制御構成について説明する。
図10は、ネイルプリント装置及び端末装置の概略の制御構成を示す制御ブロック図である。
図10に示すように、本実施形態のネイルプリント装置1は、端末装置9と連携し、端末装置9から入力された指示に従って動作する。
ネイルプリント装置1は、前述の印刷部40の他に撮影部50、通信部15、及び制御装置10を備えている。
撮影部50は、撮影装置51と、照明装置52とを備えている。
撮影部50は、指固定部6に載置された印刷指の爪を照明装置52によって照明する。そして、撮影装置51によってその印刷指を撮影して、印刷指の爪の画像である爪画像(印刷指を含む爪の画像)を取得するものである。
なお、撮影部50は、カートリッジ7を移動させるヘッド移動機構49によってXY方向に移動可能に構成されていてもよい。
撮影装置51は、例えば、200万画素程度以上の画素を有する固体撮像素子とレンズ等を備えて構成された小型カメラである。また、照明装置52は、例えば白色LED等の照明灯である。
この撮影部50は、後述する制御装置10の撮影制御部112に接続され、当該撮影制御部112によって動作を制御されるようになっている。
撮影部50によって取得された画像データは、適宜後述する端末装置に送信される。なお、画像データは後述する記憶部12等に記憶されてもよい。
通信部15は、端末装置9との間で情報の送受信が可能に構成されたものである。
ネイルプリント装置1と端末装置9との間での通信は、例えば無線LAN等により行われる。なお、ネイルプリント装置1と端末装置9との間での通信はこれに限定されず、いかなる方式によるものでもよい。例えば、インターネット等のネットワーク回線を使うものであってもよいし、Bluetooth(登録商標)やWi-Fi等の近距離無線通信規格に基づく無線通信を行うものであってもよい。また、この通信は無線に限定されず、有線接続により両者間で各種データの送受信が可能な構成としてもよい。通信部15は端末装置9の通信方式に対応するアンテナチップ等を備えている。
制御装置10は、例えば筐体2の天面の下面側等に配置された図示しない基板等に設置されている。
制御装置10は、図示しないCPU(Central Processing Unit)により構成される制御部11と、ROM(Read Only Memory)121及びRAM(Random Access Memory)122等を有して構成される記憶部12とを備えるコンピュータである。
記憶部12には、ネイルプリント装置1を動作させるための各種プログラムや各種データ等が格納されている。
具体的には、記憶部12のROM121には、例えば撮影処理を行うためのプログラムや印刷処理を行うための印刷プログラム等の各種プログラムが格納されており、これらのプログラムが制御装置10によって実行されることによって、ネイルプリント装置1の各部が統括制御されるようになっている。
制御部11は、機能的に見た場合、通信制御部111、撮影制御部112、印刷制御部113等を備えている。これら通信制御部111、撮影制御部112、印刷制御部113等としての機能は、制御部11のCPUと記憶部12のROM121に記憶されたプログラムとの協働によって実現される。
通信制御部111は、通信部15の動作を制御するものである。本実施形態では、後述の端末装置9との間での通信を制御し、当該端末装置9から印刷用データ等が送信された場合にこれを受信する。
また、撮影部50によって爪画像が取得されたときは、爪画像データを端末装置9に送信する。
撮影制御部112は、撮影部50の撮影装置51及び照明装置52を制御して撮影装置51により、指固定部6に固定された印刷指の爪の画像を含む指の画像(爪画像)を撮影させるものである。
撮影部50により取得された爪画像の画像データは、通信部15を介して端末装置9に送信される。なお、画像データは記憶部12等に記憶させてもよい。
印刷制御部113は、端末装置9から送信された印刷用データに基づいて印刷部40に制御信号を出力し、爪に対してこの印刷用データにしたがった印刷を施すように印刷部40のヘッド移動機構49(ヘッド移動機構49を構成するX方向移動モータ46及びY方向移動モータ48)、カートリッジ7の印刷ヘッド機構等を制御する制御部である。
また、本実施形態において印刷制御部113は、カートリッジ7の着脱が必要になった際には、カートリッジ7を保持するカートリッジホルダ8を所定の交換領域Ar3(図4参照)に移動させるように、ヘッド移動機構49を構成する駆動モータ(すなわち、X方向移動モータ46やY方向移動モータ48)の動作を制御するモータ制御手段として機能する。
ここで、図11、図12(a)及び図12(b)を参照しつつ、モータ制御手段としての印刷制御部113の機能について詳細に説明する。
本実施形態では、ネイルプリント装置の電源がOFFとなっている初期状態において、カートリッジホルダ8は、待機位置であるホームポジションAr1(図4参照)に配置されている。
この場合、端末装置9からの動作指示に従ってネイルプリント装置1の電源がONとなると、印刷制御部113は、カートリッジホルダ8をホームポジションAr1から交換領域Ar3に移動させる。
具体的には、Y方向移動モータ48を制御して、カートリッジホルダ8(カートリッジホルダ8を支持しているX方向移動ステージ45)をY方向に沿って真っ直ぐ装置前面側に移動させ、取出し口213の手前の交換領域Ar3で停止させる。
ホームポジションAr1には、カートリッジ7のインク吐出面711を乾燥等から保護する図示しないキャップ機構等が設けられており、現状においてカートリッジホルダ8にカートリッジ7が装着されていて、これを交換する場合には、カートリッジホルダ8はホームポジションAr1に配置されている。
しかし、例えば、長期間装置を使用しない場合等、カートリッジホルダ8からカートリッジ7を取り外している場合には、カートリッジホルダ8は必ずしもホームポジションAr1に配置されているとは限らない。また、カートリッジホルダ8がホームポジションAr1とは異なる位置に配置された状態で電源がOFFとなってしまう場合もありうる。
このような場合には、印刷制御部113は、カートリッジホルダ8の現状の位置を把握して、適宜X方向移動モータ46及びY方向移動モータ48を制御して、カートリッジホルダ8をX方向、Y方向に動かし、交換領域Ar3まで移動させた上で停止させる。
そして、モータ制御手段としての印刷制御部113は、カートリッジ7のカートリッジホルダ8への装着時に、駆動モータであるX方向移動モータ46やY方向移動モータ48に所定の電圧又は電流を印加することでカートリッジホルダ8が移動方向に移動しないように駆動モータ(すなわち、X方向移動モータ46やY方向移動モータ48)の動作を制御する。
本実施形態では、印刷制御部113は、カートリッジホルダ8を交換領域Ar3で停止させると、当該位置からカートリッジホルダ8が移動しないように駆動モータ(X方向移動モータ46やY方向移動モータ48)に所定の電圧又は電流を印加して停止状態を保持させる。
前述のように、カートリッジホルダ8には、カートリッジホルダ8の移動方向に沿ってユーザがカートリッジ7を押圧することでカートリッジ7が装着されるようになっており、本実施形態では、交換領域Ar3に静止しているカートリッジホルダ8に装置前面側からY方向の後側に向かってユーザがカートリッジ7を押圧することでカートリッジ7がカートリッジホルダ8に装着される。
このため、駆動モータであるY方向移動モータ48をOFFにしてフリーな状態としてしまうと、ユーザがカートリッジ7を押圧した際にカートリッジホルダ8が押圧方向に下がってしまい、カートリッジ7を装着することができない。
他方で、カートリッジホルダ8が動かないように、機械的又は電気的に完全に固定してしまうと、強すぎる力が加わった際に装置内の各部が破損してしまうおそれがある。
特に駆動モータ(本実施形態ではY方向移動モータ48)に印加する電圧又は電流を大きくして、カートリッジホルダ8の静止状態を完全に保持しようとした場合、例えば、駆動モータ(Y方向移動モータ48)と接続されているベルト(駆動ベルト474)が破損して歯飛びが発生したり、ベルト(駆動ベルト474)の破断、軸部(ガイド軸475)の破損等、駆動モータ(Y方向移動モータ48)やその周辺の各種機構が破損するおそれがある。
そこで本実施形態では、カートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着するのに最低限必要な力(外力)の絶対値をP、カートリッジホルダ8を静止状態に保持することが可能な力(外力に対して抗する力)の絶対値をQ、移動機構を破損させるおそれのある力の絶対値をR、としたときに、モータ制御手段である印刷制御部113は、P<Q<Rとなるように、駆動モータ(すなわち、Y方向移動モータ48)に印加する電圧又は電流を制御する。
図11は、本実施形態におけるヘッド移動機構の制御を説明するためのグラフである。
図11において、横軸には、カートリッジホルダ8を静止状態に保持するために駆動モータ(Y方向移動モータ48)の1相あたりに印加する印加電流値(単位は[mA/Phase])をとり、縦軸には、カートリッジホルダ8に加えられる力(単位は[kg])をとっている。
また、図11において、点線で表す横線(グラフ下方の横線)は、カートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着するために最低限必要な力「P」を示しており、図11では、1.6kg程度である例を示している。また、図11において、破線で表す横線(グラフ上方の横線)は、ベルト(駆動ベルト474)の歯飛びを生じるおそれのある力(移動機構を破損させるおそれのある力「R」)を示しており、図11では、4.5kg程度である例を示している。また、図11において、一点鎖線で表す斜めの線は、カートリッジホルダ8を静止状態に保持することが可能な力「Q」を示している。
駆動モータ(Y方向移動モータ48)に印加する印加電流を大きくするほど、外力に抗してカートリッジホルダ8を静止させておくことができる力は大きくなる。
この点、ユーザがカートリッジ7をカートリッジホルダ8に対して押し込んでいくとき、ユーザのカートリッジ7を押す力が弱ければ、駆動モータ(Y方向移動モータ48)に印加する印加電流が小さくても、力が釣り合い、カートリッジホルダ8を静止させておくことができる。
しかし、カートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着するためには、ある程度の強い力で押し込む必要がある。
図12(a)は、カートリッジホルダにカートリッジを装着する力について説明するグラフであり、図12(b)は、図12(a)において一点鎖線で囲んだb部分の拡大図である。
カートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着するために最低限必要な力(外力)は、カートリッジ7やカートリッジホルダ8の製造段階や組付け段階における僅かな差異で左右される。前記した図11では、1.6kg以上の力でカートリッジ7を押圧したときに装着が完了する例を示したが、図12(a)及び図12(b)では、1.4kg程度の押圧力でカートリッジ7がカートリッジホルダ8に装着される例を示している。
なお、本実施形態では、カートリッジ7が装着された後、さらに前述のようにカートリッジ係止部831が第2の突起部723の奥側から傾斜面723aを乗り越えて第2の突起部723の手前側に嵌り込むことでカチッというクリック感が生じるようになっている。こうしたクリック感を生じさせる構成により、図12(a)及び図12(b)に示す例では、1.4kgを超えてから一瞬激しく力が上下動し、その後一気に下降していく変化の様子が現れている。
カートリッジ7を装着するためには、前述のように、カートリッジホルダ8を静止状態に保持することが可能な力「Q」がカートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着するために最低限必要な力「P」よりも大きくなければならない。
図11に示す例では、力「Q」が力「P」を超えるのは、駆動モータ(Y方向移動モータ48)に160[mA/Phase]程度以上の電流を印加したときである。
また、力「Q」が移動機構を破損させるおそれのある力「R」を超えるのは、駆動モータ(Y方向移動モータ48)に420[mA/Phase]程度以上の電流を印加したときである。
このため、図11に示す例では、モータ制御手段である印刷制御部113は、P<Q<Rとなるような電流として、160[mA/Phase]から420[mA/Phase]程度の範囲内(図11においてαで示す範囲内)の電流を駆動モータ(すなわち、Y方向移動モータ48)に印加するように制御する。
上記のように制御することで、駆動モータ(Y方向移動モータ48)にαで示す範囲内の電流を印加した場合、三角形ABCで囲まれた範囲、すなわちユーザがカートリッジ7を押圧することでカートリッジホルダ8にかかる力の絶対値が力「Q」よりも小さい際には、カートリッジホルダ8は静止した状態のままカートリッジ7を装着することが可能である。また台形ACDEで囲まれた範囲、すなわちユーザがカートリッジ7を押圧することでカートリッジホルダ8にかかる力の絶対値が力「Q」よりも大きい際にも、カートリッジホルダ8は移動方向(本実施形態では、Y方向)に多少移動するがカートリッジ7を装着することが可能である。
なお、P<Q<Rとするために駆動モータ(Y方向移動モータ48)に印加すべき電流値又は電圧値は、カートリッジ7やカートリッジホルダ8の構成や、装置の剛性等、各種の条件に応じて変わりうるものである。
このため、図11に示す値は一例であり、適宜各装置の設計段階等に適切な値が設定される。
端末装置9としては、例えばスマートフォンやタブレット等の携帯端末装置が想定されるが、これに限定されない。端末装置9は、ネイルプリント装置1と通信可能なものであれば特に限定されず、例えばノート型又は定置型のパソコンや、ゲーム用の端末装置等であってもよい。
具体的に、端末装置9は、操作部91、表示部92、通信部94、制御装置95等を備えている。
操作部91は、ユーザの操作に応じて各種の入力・設定等を行うことができるようになっており、操作部91が操作されると、当該操作に対応する入力信号が制御装置95に送信される。なお、本実施形態では表示部92の表面にタッチパネルが一体的に設けられており、ユーザはタッチパネルへのタッチ操作によっても各種の入力・設定等の操作を行うことができるようになっている。
なお、各種の入力・設定等の操作を行う操作部91はタッチパネルである場合に限定されない。例えば各種の操作ボタンやキーボード、ポインティングデバイス等が操作部91として設けられていてもよい。
本実施形態では、ユーザが操作部91を操作することで、爪に印刷するネイルデザインを選択すること等ができるようになっている。
表示部92に構成されているタッチパネルは、後述する制御部951の制御にしたがって各種の表示画面を表示させる。
本実施形態では、表示部92には、ユーザが操作部91から入力・選択したネイルデザインや、ネイルプリント装置1から送信された画像等が表示可能となっている。
通信部94は、ネイルプリント装置1に対して印刷用データを送信することが可能となっている。また、通信部94は、ネイルプリント装置1から爪画像等のデータが送信されたときには、これを受信する。通信部94は、ネイルプリント装置1の通信部15との間で通信可能な無線通信モジュール等を備えている。
なお、通信部94は、ネイルプリント装置1との間で通信を行うことのできるものであればよく、ネイルプリント装置1の通信部15の通信規格と合致するものが適用される。
制御装置95は、図示しないCPU(Central Processing Unit)等により構成される制御部951と、図示しないROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等で構成される記憶部952とを備えるコンピュータである。
記憶部952には、端末装置9の各部を動作させるための各種プログラムや各種データ等が格納されている。
具体的には、本実施形態のROM等には、端末装置9の各部を統括制御するための動作プログラムの他、ネイルプリント装置1を用いたネイルプリントを行うためのネイルプリントアプリケーションプログラム等の各種プログラム(いずれも図示せず)が格納されており、制御装置95がこれらのプログラムを例えばRAMの作業領域に展開して実行することによって、端末装置9が制御されるようになっている。
また、本実施形態の記憶部952には、ネイルデザインのデータや、爪の画像データ及び爪の位置・範囲の情報等が格納されるようになっている。
制御部951は、端末装置9の各部の動作を統合的に制御する。制御部951は、記憶部952に記憶されたプログラムとの協働により、爪への印刷を行うための各種機能を実現する。
以下、本実施形態におけるカートリッジ7の装着が行われる際のネイルプリント装置1の作用について説明する。
ネイルプリント装置1のカートリッジ7を交換する場合には、まず、ユーザが端末装置9からネイルプリント装置1のカートリッジ7の交換の指示を入力する。これによりネイルプリント装置1の電源がOFFの際には、端末装置9からネイルプリント装置1に対して電源ONの指示が出力され、ネイルプリント装置1が起動する。
ネイルプリント装置1が起動すると、印刷制御部113が駆動モータ(すなわち、ヘッド移動機構49を構成するX方向移動モータ46やY方向移動モータ48)を制御して、カートリッジホルダ8を取出し口213に対応する交換領域Ar3まで移動させる。
例えば、電源がOFFであるときの初期状態等において、カートリッジホルダ8が基台3の右奥のホームポジションAr1に位置している場合であれば、印刷制御部113はY方向移動モータ48を制御して、カートリッジホルダ8をY方向(図4において黒矢印で示す方向)に沿って装置手前側に前進させ、交換領域Ar3に移動させる。
このとき、端末装置の図示しない表示部には、「ネイルプリント装置の上カバーを開けてカートリッジを装着してください。」等のメッセージが表示されてもよい。
カートリッジホルダ8が交換領域Ar3まで移動してくると、ユーザは、筐体本体21から下カバー22を取り外してから上カバー23を開け、カートリッジホルダ8のストッパ部材84が下に下がっている場合にはこれを上に上げてカートリッジホルダ8を開放状態とする。それから、図13に示すように、開放状態となっているカートリッジホルダ8にカートリッジ7を前側から装着する。なお、図13では二点鎖線でカートリッジ7を押し込むユーザの手を表している。また。図13において、ユーザがカートリッジ7を押し込む際の押圧方向を黒矢印で示している。
具体的には、カートリッジ7をカートリッジ端子部73が奥側となる向きでカートリッジホルダ8の前面側の斜め下方向から斜め上方向に向かって押し込むように挿入する。
このとき、印刷制御部113は、前記P<Q<Rとの条件を満たすように所定の電流又は電圧を駆動モータ(Y方向移動モータ48)に印加する。
これにより、駆動モータ(Y方向移動モータ48)はブレーキがかかった状態となり、ユーザの押圧力(図7及び図13における白抜き矢印で示す方向の力)に抗してカートリッジホルダ8が静止状態に保持される。このため、ユーザは容易にカートリッジ7を装着することができる。
ユーザがカートリッジ7をカートリッジホルダ8の奥まで押し込むことで、ホルダ端子部86とカートリッジ端子部73とが電気的に接続される。
また、カートリッジ7をカートリッジホルダ8の奥まで押し込んだ際に、カートリッジ係止部831がカートリッジ7の第2の突起部723を乗り越え、第2の突起部723に係止される。このとき、ユーザは板バネであるカートリッジ係止部831が第2の突起部723に嵌るクリック感を感じることができ、カートリッジ7が正しく装着されたことを直感的に認識する。
その後、ユーザはストッパ部材84をカートリッジ7の手前側に下ろして、意図せずカートリッジ7が脱落等することを防止する。
そして、上カバー23を閉じるとともに、下カバー22及びこれと一体となった引出し部24を装置外に取り外し、指固定部6及び指待機部350を露出させる。
カートリッジ7がカートリッジホルダ8に装着されると、ユーザは端末装置9から爪に印刷したいネイルデザインを選んで設定するとともに、印刷指を指固定部6に配置し、その他の非印刷指を指待機部350に配置する。そして、端末装置9から印刷開始を指示することにより、適宜印刷動作が行われ、印刷指の爪に所望のネイルデザインが印刷される。
なお、端末装置9の制御装置90は、印刷が開始される前に、指固定部6に配置された印刷指を撮影するようネイルプリント装置1の撮影部50に指示し、撮影された画像が端末装置9に送信されると、当該画像(爪画像)を解析することにより爪の領域を検出し、当該検出された領域を印刷領域として適宜ネイルデザインを合わせ込み、各種補正を行った上で印刷用データを生成することが好ましい。
この場合には、当該印刷用データを端末装置9からネイルプリント装置1側に出力する。端末装置9から印刷用データが送られると、ネイルプリント装置1の印刷制御部113が当該印刷用データを印刷ヘッド機構71に出力するとともに、ヘッド移動機構49を適宜制御することにより印刷用データに基づいた印刷を行わせる。これにより、ユーザの爪に合った適切な印刷を行うことができる。
以上のように、本実施形態によれば、カートリッジ7を着脱交換可能に保持するカートリッジホルダ8を移動させるための駆動モータ(本実施形態では、Y方向移動モータ48)を備えるヘッド移動機構49と、Y方向移動モータ48の動作を制御するモータ制御手段としての印刷制御部113とを備え、カートリッジホルダ8には、ヘッド移動機構49による移動方向に沿ってカートリッジ7を押圧することでカートリッジ7が装着されるようになっており、印刷制御部113は、カートリッジ7のカートリッジホルダ8への装着時に、Y方向移動モータ48に所定の電圧又は電流を印加することでカートリッジホルダ8が移動方向(本実施形態ではY方向)に移動しないようにY方向移動モータ48の動作を制御する。
これにより、印刷する際に印刷指を指固定部6に挿入する挿入方向と同じY方向(装置の前後方向)によってカートリッジの装着動作も行うことができ、ユーザにとって直感的に分かりやすい構成とすることができる。
またこのように、印刷指の挿入方向とカートリッジの装着方向を同じにして、同じ面側(本実施形態では装置前面側)から挿入動作や装着動作を行うことができるようにすることで、1つの面のみに開口部を設ければ足り、1つの面のみが開くようにすれば足りるため、上面や側面等に複数蓋部や開口部を設ける必要がなく、装置構成を簡易にすることができる。
そして、このようにカートリッジ7の装着時にユーザがカートリッジホルダ8の移動方向に沿ってカートリッジ7を押し込む場合には、カートリッジホルダ8がユーザによる押に抗して静止状態を保つように構成する必要があるが、上記構成を採用することで、カートリッジホルダ8の位置を良好に保持することができ、容易かつ適切にカートリッジ7の装着を行うことができる。
このため、カートリッジ7の着脱・交換が容易であり、良好な印刷を行うことのできるネイルプリント装置を実現することができる。
また、本実施形態では、カートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着するのに最低限必要な力(外力)の絶対値をP、カートリッジホルダ8を静止状態に保持することが可能な力(外力に対して抗する力)の絶対値をQ、ヘッド移動機構49を構成する駆動ベルト474等の各部を破損させるおそれのある力の絶対値をR、としたときに、モータ制御手段としての印刷制御部113は、P<Q<Rとなるように、Y方向移動モータ48に印加する所定の電圧又は電流を制御する。
これにより、カートリッジ7の着脱・交換を容易に行うことができるとともに、装置各部に無理な力がかかるのを避けることができ、駆動ベルト474の歯飛びや破断、その他ネイルプリント装置1内の各部が破損することを防止することができる。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態では、装置前面側にカートリッジ7の取出し口213を設け、ホームポジションAr1から装置前方に向かってY方向に直進した位置を交換領域Ar3としたが、取出し口213及び交換領域Ar3の設けられる位置は、本実施形態に示す例に限定されない。
カートリッジホルダ8にカートリッジ7を装着する際の交換領域Ar3及びカートリッジ7の取出し口213は、装置の側面に設けられていてもよい。
また、ヘッド移動機構49によるカートリッジホルダ8の移動方向は、装置の前後方向であるY軸方向又はY軸方向に直交する装置の左右方向であるX軸方向の少なくともいずれか一方であればよい。
カートリッジ7は、ヘッド移動機構49による移動方向に沿って押圧することでカートリッジホルダ8に装着されるものであるが、交換領域Ar3や取出し口213が装置側方に設けられている場合には、カートリッジ7を側方からカートリッジホルダ8に装着してもよい。
この場合、前記移動方向は、装置の左右方向であるX方向である。このため、カートリッジ7の装着時に、モータ制御部としての印刷制御部113はヘッド移動機構49を構成するX方向移動モータ46に印加する所定の電圧又は電流を制御する。これにより、カートリッジホルダ8が静止状態に保持され、ユーザは容易にカートリッジを装着することができる。
このように、カートリッジ7の装着方向がX方向又はY方向のいずれの方向である場合にもヘッド移動機構49が、モータ制御部としての印刷制御部113がX方向移動モータ46又はY方向移動モータ48に印加する電圧又は電流を所定の値に制御することで、容易にカートリッジ7の装着を行うことができる。
また、本実施形態では、カートリッジホルダ8を静止状態に保持することが可能な力(外力に対して抗する力)の絶対値であるQが、P<Q<Rの条件を満たす電流を駆動モータ(Y方向移動モータ48)に印加するとしたが、カートリッジ7が押し込まれる際にカートリッジホルダ8が受ける力を随時測定する測定部を備え、印刷制御部113が測定された力に応じて印加する電流を変化させるように制御してもよい。
この場合には、印加するとして初期設定された電流が少ない場合にも、駆動モータ(すなわち、Y方向移動モータ48)に印加する電流をRを超えない程度に増やすことで、カートリッジホルダ8を交換領域Ar3の位置で保つことができる。
これにより、常に電流を多く流すことにより駆動モータ(Y方向移動モータ48)が消耗することを防ぐことができ、且つカートリッジホルダ8が交換領域Ar3から移動することなしにカートリッジ7を正常にカートリッジホルダ8に装着することができる。
また、本実施形態では、カートリッジ7がインクジェット方式の印刷ヘッド機構を一体的に備えるヘッド一体型のインクカートリッジである場合を例示したが、カートリッジはインクジェット方式で印刷を行うものに限定されない。
また、カートリッジはヘッド一体型のものに限定されない。例えば、インクを吐出させる機能を備えた印刷ヘッド機構をカートリッジ7が装着されるカートリッジホルダ8側等に備え、カートリッジはインク貯留部のみを有するものとしてもよい。
この場合には、消耗品として交換可能なカートリッジを簡易かつ安価な構成で実現することができ、ユーザにとって経済的である。
なお、この場合に、カートリッジは、インクの減り具合を監視するセンサとこのセンサに接続される端子部を備え、カートリッジがカートリッジホルダに装着されると、カートリッジ端子部及びホルダ端子部を介して、インク残量が装置側で把握され、カートリッジの交換時期がユーザに報知されるように構成してもよい。
また、インクの減り具合を監視するセンサを備え、センサによる検出結果が端末装置に送られるように構成した場合には、センサの検出結果からインクが所定以下に減り、カートリッジが交換時期にあると端末装置の制御装置90等において判断された場合に、カートリッジホルダ8を交換領域Ar3に移動させるとともに、カートリッジホルダ8を静止状態とするための所定の電圧又は電流を駆動モータ(X方向移動モータ46又はY方向移動モータ48)に印加するようにネイルプリント装置1の印刷制御部113に動作指示が出力されるようにしてもよい。
また、本実施形態では、ネイルプリント装置1がインクジェット方式で印刷を行う構成としたが、ネイルプリント装置1が印刷を行う手法はインクジェット方式に限定されない。
例えば、爪の表面にペン先を接触させて印刷を行う印刷用のペンを保持するペンホルダを備え、ペンを用いて印刷を行うようにしてもよい。また、本実施形態のようなインクジェット方式の印刷手段と印刷用のペンを保持するペンホルダとを両方備え、複数の印刷手段を用いて印刷を行う構成としてもよい。
また、本実施形態では、ネイルプリント装置1が端末装置と連携して印刷システムを構成し、印刷開始指示の入力や、印刷領域(すなわち爪の領域)の検出、各種補正や印刷用データの生成等を端末装置側で行った上で、爪に印刷を行う印刷動作をネイルプリント装置1側で行う場合を例示したが、ネイルプリント装置1はここに示すようなものに限定されない。
例えば、各種指示を入力する操作部や表示部、印刷用データを生成する印刷データ生成部等をネイルプリント装置1側に設けて、ネイルプリント装置1の制御装置がこれらの処理を行うようにしてもよい。
このように構成した場合には、端末装置と連携することなく、ネイルプリント装置1が単体で印刷動作を完結できるように構成することもできる。
また、ネイルデザインの画像データは端末装置の記憶部に設けられていてもよいし、ネイルプリント装置1の記憶部に記憶されていてもよい。
また、ネットワーク回線等を介して接続可能なサーバ装置等にネイルデザインの画像データを記憶させておき、端末装置又はネイルプリント装置1がサーバ装置等にアクセスしてネイルデザインの画像データを参照可能に構成してもよい。
このようにすることで、より多くのネイルデザインの中から印刷するデザインを選択することが可能となる。
また、ネイルプリント装置1に、印刷後にインクを乾燥させるためのヒータやファンを備える乾燥部が設けられていてもよい。
例えば、指待機部350等に乾燥部を設けることで、他の指の爪に印刷を行っている間に、印刷済みの爪を乾燥させることができ、ネイルプリントに要する時間を短縮することができる。
以上本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
カートリッジを保持するカートリッジホルダと、
前記カートリッジホルダを移動方向に移動させるための駆動モータを備える移動機構と、
前記駆動モータの前記移動方向への移動を制御するモータ制御手段と、
を備え、
前記モータ制御手段は、前記カートリッジを前記カートリッジホルダに保持させるために、前記カートリッジを介して前記カートリッジホルダに前記移動方向に沿って加えられた外力に対して抗する力を前記カートリッジホルダに加えるよう、前記駆動モータに電圧又は電流を印加することを特徴とする電子機器。
<請求項2>
前記移動方向は、装置の左右方向であるX軸方向又は前記X軸方向に直交する装置の前後方向であるY軸方向の少なくともいずれか一方であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
<請求項3>
前記モータ制御手段は、前記抗する力の絶対値が、前記カートリッジを前記カートリッジホルダに装着するのに最低限必要な前記外力の絶対値よりも大きくなるように、前記駆動モータに印加する前記電圧又は前記電流を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
<請求項4>
前記モータ制御手段は、前記抗する力の絶対値が、前記カートリッジホルダを押圧することで前記移動機構を破損させるおそれのある力の絶対値よりも小さくなるように、前記駆動モータに印加する前記電圧又は前記電流を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
<請求項5>
前記モータ制御手段は、前記駆動モータに印加する前記電圧又は前記電流が一定の値となるように前記電圧又は前記電流を制御することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項6>
前記モータ制御手段は、前記カートリッジを介して前記カートリッジホルダに加えられた前記外力の大きさに応じて、前記駆動モータに印加する前記電圧又は前記電流の大きさが変化するように制御することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項7>
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電子機器を備える印刷装置であって、
前記カートリッジは、インクを貯留するインク貯留部と、インク吐出面と、を備え、
前記インク吐出面から前記インクを吐出して印刷対象に印刷を施すことを特徴とする印刷装置。
1 ネイルプリント装置
3 基台
7 カートリッジ
8 カートリッジホルダ
40 印刷部
73 カートリッジ端子部
86 ホルダ端子部
213 取出し口
822 段差上面
822a 段部
824 リブ
Ar3 交換領域

Claims (6)

  1. 後側の面に第1端子部が設けられたカートリッジが装着され、前記カートリッジの前記後側の面に対向する面に前記第1端子部に接続される第2端子部が設けられたカートリッジホルダと、
    前記カートリッジを前記カートリッジホルダから脱着または交換するための交換領域と、
    前記カートリッジが脱着または交換されるときに前記カートリッジホルダを、非印刷時に前記カートリッジホルダを待機させておくためのホームポジションから前記交換領域に移動させる第1移動機構と、
    備え、
    前記カートリッジホルダは、前記カートリッジが装着されるときに前記カートリッジが前側から前記後側に向かって押し込まれるように構成されており、
    前記交換領域は、前記ホームポジションの前方に設けられている、
    ことを特徴とする印刷装置
  2. 前記交換領域は、印刷対象の爪への印刷中に前記爪の指とは異なる指を待機させておくための指待機部の上方において当該指待機部と重なる位置に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置
  3. 前記ホームポジションは、前記指待機部の上方において当該指待機部よりも後側に設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置
  4. 前記指待機部は、前記印刷対象の爪の指を固定するための指固定部に対して横方向に隣接した位置に設けられている、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の印刷装置
  5. 印刷時に前記カートリッジホルダを前記横方向に移動させる第2移動機構を備えている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置
  6. 前記カートリッジは、下面がインクの吐出面とされており、
    前記カートリッジホルダは、前記吐出面に対応する位置が開放空間となるように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の印刷装置
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