JP7234696B2 - 電子機器及び印刷装置 - Google Patents
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Description
カートリッジが交換可能である場合、カートリッジの装置(カートリッジホルダ)への装着はユーザが行わなければならない。そして、カートリッジを正しく装着できなかった場合、適切に印刷動作を行うことができない。
このように構成することによって、カートリッジの誤装着をユーザに容易に気付かせることが可能となる。
この点、特許文献1に記載の構成では、カートリッジをキャリッジに前後逆向きに挿入した誤装着の場合にしか対応することができず、これ以外の装着不良が起きた場合には、良好な印刷を行うことが困難となる。
カートリッジ端子部を有する被装着面及び前記被装着面に直交する上面と、前記上面における前記被装着面側ではない一端に第1の突起部と、を備えるカートリッジを保持するカートリッジホルダを備えた電子機器であって、
前記カートリッジホルダは、前記カートリッジが前記カートリッジホルダに保持された状態で、前記カートリッジ端子部と電気的に接続されるように、前記カートリッジホルダの奥側の装着面に配置されるホルダ端子部と、
前記カートリッジを装着する際に前記カートリッジを装置方向に案内するガイド部と、
前記カートリッジの前記上面に当接することで前記上面の高さ方向の位置を規制し、また、前記カートリッジが誤った方向から装着されるおそれがある場合に前記第1の突起部と当接することにより装着を規制する規制部と、
を備え、
前記規制部により前記カートリッジの前記上面の高さ方向の位置を規制しながら、前記ガイド部により前記カートリッジを前記装着方向に案内することによって、前記カートリッジの前記被装着面側における前記カートリッジ端子部よりも下側の下部が前記ホルダ端子部に接触しないようにして前記カートリッジを装着させることを特徴としている。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
また、以下の実施形態では、電子機器が手の指の爪を印刷対象としてこれに印刷する印刷装置であるネイルプリント装置である場合を例に説明するが、本発明における電子機器はネイルプリント装置等の印刷装置に限定されず、カートリッジホルダにカートリッジを装着して用いられるものであればよい。また、電子機器としての印刷装置(ネイルプリント装置)の印刷対象は手の指の爪に限るものではなく、例えば足の指の爪を印刷対象としてもよい。また、ネイルチップや各種アクセサリの表面等、爪以外のものを印刷対象としてもよい。
なお、以下の実施形態において、上下、左右及び前後は、図1に示した向きをいうものとする。また、X方向、Y方向は、図1に示した方向をいうものとする。
筐体2は、前面側(ネイルプリント装置1の正面側、図1において前側)に開口部211を有する筐体本体21と、筐体本体21の前面側に配置され、開口部211を塞ぐ下カバー22及び上カバー23とを備えている。
すなわち、本実施形態において筐体2の前面は、筐体2の高さ方向において上下ほぼ半分に分割されており、前面下側が下カバー22、前面上側が上カバー23で構成されている。下カバー22と上カバー23とは閉状態においてほぼ面一となる。
後述するように、本実施形態では、装置内の幅方向(X方向)右側にカートリッジ7のホームポジションAr1(非印刷時の待機領域)が設けられており、このホームポジションAr1からY方向における装置前方に直進した位置がカートリッジ7を着脱、交換する際の交換領域Ar3となっている。
取出し口213は、この交換領域Ar3に対応する位置に、カートリッジ7を着脱する際に引っ掛からない程度の大きさに形成されている。
図2は、筐体から下カバーを取り外した状態を示した斜視図である。
図2に示すように、下カバー22を取り外すことにより、筐体本体21の開口部211から後述する指固定部6及び指待機部350が露出し、印刷対象である爪(当該爪に対応する指(これを以下「印刷指」とする。)いずれも図示せず。)及び印刷指以外の指(図示せず。これを以下「非印刷指」とする。)をネイルプリント装置1内に挿入可能となる。
また、下カバー22の奥側(図1において後側)には、下カバー22を筐体本体21に装着した状態において筐体2内部に収容される引出し部24が一体に形成されている。引出し部24は、例えばネイルプリント装置1に付属する図示しない各種部品等を収納可能な小物入れとなっていてもよい。
上カバー23は、筐体本体21の前面側を覆う閉状態から筐体本体21の前面側が開披された(本実施形態では前壁部212が露出した)開状態まで回動可能となっている。
本実施形態では、図3に記載されているように、上カバー23は、開状態において筐体2の前方に回動するようになっている。なお、図3に示す例では、開状態において上カバー23が筐体2の上面よりも高い位置まで上がる例を示しているが、開状態における上カバー23の高さ位置は、図示例に限定されない。
上記のように、下カバー22及び上カバー23が装置前方に向かって取り外し又は開くことが可能に構成されていることにより、ネイルプリント装置1が高さ方向に余裕のない場所に収納されている場合でも、当該収納場所から取り出さないまま印刷等を行うことが可能となる。
窓部231からは、装置内部、特に印刷対象である爪が配置される指固定部6(後述)を外部から目視可能となっている。
筐体2の上面には凹部251が形成されており、取手25は凹部251内に収納可能となっている。取手25は、凹部251内に収納された収納状態(図1等に示す状態)において筐体2の上面とほぼ面一となる。これにより、筐体2の高さ分の隙間があればネイルプリント装置1を配置することができ、装置収納時の省スペース化を図ることができる。
また、取手25は、凹部251内から引き起こされた引き起こし状態においてネイルプリント装置1を持ち運ぶための持ち手となる。
なお、筐体2各部の形状や配置等は、図示例に限定されず、適宜設定可能である。例えば、筐体2の上面や側面等にネイルプリント装置1の電源をON/OFFする電源スイッチ釦や各種表示部等が設けられていてもよい。
図4に示すように、筐体2内には、各種の内部構造物が組み込まれた基台3が設けられている。
基台3の上面は、ほぼ平坦な基台上面30となっている。基台上面30は、指固定部6に印刷指を固定した状態における爪の表面(印刷対象面)とほぼ面一となる高さに配置されている。
指固定部6は装置前面側に開口する開口部61を有する箱状の部材であり、指固定部6内部には印刷指を固定する指固定部材62が配置されている。
指固定部材62は、印刷指を下側から押し上げ支持するものであり、例えば柔軟性を有する樹脂等で形成されている。本実施形態では、指固定部材62は、幅方向(左右方向)のほぼ中央部が窪んだ形状となっている。これにより、印刷指を指固定部材62上に載置した際に、印刷指の腹部分を指固定部材62が受けて、左右方向に指がガタつくのを防止することができる。
本実施形態では、開口部63の設けられている領域において、後述の印刷部40により印刷が行われるようになっている。
印刷指が下側から指固定部材62によって支持され、印刷指の上側が指押え64によって押さえられることで、印刷指の爪の表面(印刷対象面)の高さ方向の位置が印刷部40による印刷を行うのに適した所定の位置に位置決めされる。
基台上面30と仕切板35との間の空間は、印刷指の爪に印刷を行っている際に非印刷指を待機させておく指待機部350となっている。
また、非印刷指の指先を指入れ部351に入れておくことができるため、例えばすでに印刷が終了した指の爪が装置各部に接触することを防ぐことができる。これにより、印刷済みの爪が擦れたり傷ついたりするおそれがなく、装置内に汚れが付着することも防止することができる。
本実施形態では、図4に示すように、装置内の幅方向(X方向)右側にホームポジションAr1が配置され、左側にメンテナンス領域Ar2が配置されている。
また、ホームポジションAr1から取出し口213の手前までY方向における装置前方に直進した位置が、カートリッジ7を着脱・交換する際にカートリッジホルダ8が配置される交換領域Ar3となっている。
印刷部40は、印刷ヘッドとしての機能を有するカートリッジ7、カートリッジ7を支持するカートリッジホルダ8、カートリッジ7を左右方向に沿ったX方向に移動させるためのX方向移動ステージ45、X方向移動モータ(図示省略)、カートリッジ7を前後方向に沿ったY方向に移動させるためのY方向移動ステージ47、Y方向移動モータ(図示省略)、等を備えて構成されている。
これら一対の支持部材471の延在方向における両端部にはそれぞれプーリー477が取り付けられている。装置左側及び装置右側のプーリー477には、前後方向に延在する駆動ベルト474がそれぞれ巻回されている。
装置後側に設けられているプーリー477は、駆動軸部476の両端部に取り付けられている。この駆動軸部476には、図示しないY方向移動モータが接続されており、このY方向移動モータが駆動することで駆動軸部476及びこれに取り付けられているプーリー477が適宜正逆方向に回転する。
プーリー477の回転により、プーリー477に巻回されている駆動ベルト474も回転し、これによりX方向移動ステージ45(及びX方向移動ステージ45に搭載されているカートリッジ7)がY方向に移動可能となっている。
また、支持部材471上には駆動ベルト474と平行して前後方向に延在するガイド軸475が設けられている。
X方向移動ステージ45の左右両端部にはそれぞれガイド軸475が挿通されており、図示しないY方向移動モータが駆動して駆動ベルト474が回転することによって、このX方向移動ステージ45は、ガイド軸475に沿ってY方向に移動可能となっている。
X方向移動ステージ45には、カートリッジホルダ8が搭載されている。
カートリッジホルダ8の背面側(図4において後側)には、ガイド軸455が挿通されたホルダ支持部材85(図6等参照、後述)が設けられている。
カートリッジホルダ8は、X方向移動モータが駆動して駆動ベルト454が回転することによって、X方向移動ステージ45内をガイド軸455に沿ってX方向に移動可能となっている。
また、図7は、カートリッジホルダにカートリッジを装着する様子を上方から見た平面図であり、図8は、カートリッジホルダにカートリッジが装着された状態を上方から見た平面図である。
インク貯留部は、例えば、イエロー(Y;YELLOW)、マゼンタ(M;MAGENTA)、シアン(C;CYAN)のインクに対応して設けられている。
本実施形態のカートリッジ7は、インクを微細な液滴としてインク吐出面711(図5参照)から吐出させ印刷対象面に印刷を施すインクジェット方式の印刷ヘッド機構(図示せず)を一体的に備えるヘッド一体型のインクカートリッジとなっている。
すなわち、カートリッジ7における印刷対象面(爪の表面)に対向する面である本体部71の下面(図5における下側の面)には、インク吐出面711が一体に形成されている。インク吐出面711には、それぞれの色のインクを噴射する複数のノズルからなるノズルアレイの吐出口(インク吐出口、図示せず)が列状に形成されている。
カートリッジ7は、図示しない印刷制御部が印刷ヘッド機構を制御することで、適宜所定のインクをインク吐出口から吐出させ、印刷を行うようになっている。
カートリッジ端子部73は、カートリッジホルダ8側のホルダ端子部86と接触することでホルダ端子部86と電気的に接続され、カートリッジ7の印刷ヘッド機構に対する駆動信号を受けるカートリッジ7側の端子が複数配置された端子板である。
本実施形態ではカートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着した装着状態において装置の奥側(図5において後側)に配置される本体部71の背面が被装着面74となっている。
なお、図5等において第1の突起部722が2つに分割され幅方向の中央部に隙間がある場合が例示されているが、第1の突起部722は、少なくともカートリッジ7の幅方向の両端部に配置されていればよく、1繋がりとなっていてもよいし、3つ以上に分割されて設けられていてもよい。
これに対して、カートリッジ7を誤って手前側(図5において前側)からカートリッジホルダ8に装着しようとした場合(すなわち逆差ししようとした場合)には、図9に示すように、第1の突起部722がリブ824に引っ掛かってしまう。このため、カートリッジ7をカートリッジホルダ8の奥まで押し込むことができない。
このように、本実施形態では、カートリッジ7を手前側(図5において前側)から装着しようとしても、カートリッジホルダ8の奥まで押し込むことができない構成となっている。これにより、カートリッジ7の誤装着(逆差し)が確実に防止される。
後述するように、カートリッジ7を保持するカートリッジホルダ8の上面内側には、カートリッジ係止部831が設けられている。
カートリッジ係止部831はばね性を有する板ばね等であり、カートリッジ7の装着時には第2の突起部723の奥側から傾斜面723aに突き当たりつつ、傾斜を乗り越えて第2の突起部723の手前側に嵌り込む。これにより、カートリッジ7がカートリッジホルダ8に係止される。また、このとき、カートリッジ7を装着するユーザはカチッというクリック感を感じることができ、所定位置まで正常にカートリッジ7が押し込まれたことを直感的に認識することができる。
なお、第2の突起部723は、カートリッジホルダ8のリブ824に干渉しない範囲に配置されるとともに、カートリッジ係止部831が係止されるものであればよく、その形状や具体的な配置等は図示例に限定されない。
フランジ部75は、カートリッジホルダ8のリブ824にかかる幅まで張り出しており、カートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着する際には、フランジ部75の上面(上面部72の上面721)がリブ824の下面825に突き当たり、リブ824よりも上に上がらないように、カートリッジ7(カートリッジ7の上面721)の高さ位置が規制される。
フランジ部75の下側面には、ガイド凸部751が形成されている。ガイド凸部751の形状や数は特に限定されないが、本実施形態では、カートリッジ7の左右両側それぞれに、装着方向の奥側及び手前側の2箇所ずつ設けられている。
カートリッジホルダ8は、奥側(後側)が後面部81となっており、後面部81の両側に側面部82が配置され、上側に上面部83が配置されている。
カートリッジホルダ8の内側であってカートリッジ7の装着方向の奥側の面である後面部81の内側面は装着面811となっており、装着面811にはホルダ端子部86が設けられている。
ホルダ端子部86は、カートリッジ7の印刷ヘッド機構に駆動信号を伝えるためのカートリッジホルダ8側の端子が複数配置された端子板である。
ホルダ端子部86は、カートリッジ7がカートリッジホルダ8に装着された装着状態においてカートリッジ7のカートリッジ端子部73と電気的に接続されるようになっている。
ホルダ支持部材85には、一端側がホルダ端子部86と電気的に接続されたフレキシブルな配線基板425が設けられている(図4、図7~図9参照)。
配線基板425の他端側は、図示しない装置本体側の基板等と接続されており、装置本体から送られる駆動信号を、ホルダ端子部86及びこれと接続されるカートリッジ端子部73を介してカートリッジ7の印刷ヘッド機構に伝えるようになっている。
本実施形態において、カートリッジホルダ8の下部と上部(すなわち幅広部821)との間には段差が形成されており、この段差の上面(以下、段差上面822)は、カートリッジ7の装着時に装置前面側から装置後面側に向かってカートリッジ7を案内するガイド部として機能する。
ガイド部としての段差上面822は、フランジ部75の下面側(本実施形態ではフランジ部75の下面又は下面に設けられたガイド凸部751)に接触し、下側からカートリッジ7をガイドする。
これにより、カートリッジ7の装着時にカートリッジ7が、カートリッジホルダ8内を装置前面側から装置後面側(奥側)に向かって円滑に移動することができる。
カートリッジ7のフランジ部75の下面又は下面に設けられたガイド凸部751が段差上面822に接触しつつ装置後面側(奥側)に移動し、カートリッジ7の奥側(図5において後側)が段部822aに達すると、カートリッジ7の奥側(図5において後側)の高さ位置が大きく下がる。
これにより、例えばカートリッジ7が前下がりの傾いた状態(すなわち、カートリッジ7の奥側が上方に上がった状態)で斜め下方向からカートリッジホルダ8に挿入された場合(図11(a)参照)にも、段部822aに達した部分においてカートリッジ7は、その奥側が下がる方向に回動し、被装着面74がカートリッジホルダ8の装着面811に対してほぼ平行となるように装着姿勢を正すことができる。
具体的には、規制部としてのリブ824は、カートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着する際のフランジ部75の位置よりも内側まで突出しており、カートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着した際、フランジ部75の上面側に配置されて、リブ824の下面825がカートリッジ7の上面721の側端部に接触する。このため、フランジ部75は、リブ824よりも上には上がることができず、カートリッジ7の上面721の上限位置が規制される。
これにより、カートリッジ7を第1の突起部722が設けられている側(すなわち、カートリッジ7の手前側、図5における前側)からカートリッジホルダ8に装着しようとすると、第1の突起部722が左右のリブ824に突き当たってしまう。
このため、図9に示すように、カートリッジ7を奥までカートリッジホルダ8に押し込むことができず、カートリッジ7が誤った向きに装着されてしまう逆差しが防止されるようになっている。
カートリッジ係止部831は、例えば金属の板を折り曲げて形成された板バネである。
カートリッジ係止部831は、第2の突起部723の傾斜面723aの設けられている部分に対応して配置されており、カートリッジ7がカートリッジホルダ8に装着された際に、カートリッジ係止部831が第2の突起部723に奥側(図5における後側)から突き当たり、傾斜面723aを乗り越えて第2の突起部723の手前側(図5における前側)に係止されるようになっている。
このとき、カートリッジ7を装着するユーザにはカートリッジ係止部831が第2の突起部723を乗り越える感触がクリック感として感じられ、カートリッジ7が正しく装着されたことを直感的に認識することができる。
ストッパ部材84は、後端部がそれぞれカートリッジホルダ8の左右の側面部82に固定されており、固定部分を支点として回動するようになっている。
ストッパ部材84は、カートリッジ7が装着されていない状態では上方に上げられており、カートリッジホルダ8の前面側を開放する。
そして、カートリッジホルダ8にカートリッジ7が装着されると、カートリッジ7の前面側に配置され、カートリッジ7が外部からの衝撃や振動等によってカートリッジホルダ8から外れて落下等するのを防止するようになっている。
なお、ストッパ部材84は、カートリッジホルダ8にカートリッジ7が装着されることで自動的にカートリッジ7の前面側に下りるように構成されていてもよいし、ユーザが手動によりストッパ部材84を上下させることができるようになっていてもよい。
下面支持部87は、左右の側面部82の下端部にそれぞれカートリッジホルダ8の内側に張り出すように設けられている。
本実施形態では、下面支持部87が設けられていることにより、カートリッジ7を装着する際に装着位置の下端がユーザにとって分かりやすく、カートリッジホルダ8に装着しやすい。
図10は、カートリッジの側面図であり、図11(a)は、本実施形態におけるカートリッジホルダにカートリッジを装着する様子を示す説明図であり、図11(b)は、図11(a)において一点鎖線で囲んだ部分の拡大図である。
このように構成されていることにより、カートリッジ7の下部741がホルダ端子部86と擦れ合ってホルダ端子部86に傷が付いたり、破損したりするおそれがない。また、インク吐出面711等、カートリッジ7の下部741周辺がインク等で汚れていた場合にも、この汚れがホルダ端子部86に付着するのを避けることができる。
このため、ホルダ端子部86とカートリッジ端子部73との接続不良等の不具合が生じるのを防止することができる。
このため、本実施形態では、ガイド部としての段差上面822及び規制部としてのリブ824(リブ824の下面825)を設けてカートリッジ7の装着経路を規定している。そして、ガイド部としての段差上面822及び規制部としてのリブ824(リブ824の下面825)は、以下の条件を満たすように設定される。
すなわち、カートリッジ7の高さ方向の長さをL1(図10参照)、装着面811の同一平面から微小距離だけ離間した場所にカートリッジ7の下部741が位置したときの規制部(すなわち、リブ824の下面825)からカートリッジ7の下部741の高さ位置Aまでの垂線の長さをL2(図11(a)参照)としたとき、装着面811とカートリッジ7の被装着面74とのなす角度θ1が、θ1=arccos(L2/L1)以下となるように、ガイド部としての段差上面822及び規制部としてのリブ824が設定される。
これにより、カートリッジ7の位置がカートリッジホルダ8に対して上がり過ぎたり、カートリッジ7の被装着面74と装着面811とのなす角度θ1が大きくなり過ぎたりすることが防止され、カートリッジ7の被装着面74側の下部741が接触面811(ホルダ端子部86)に接触することなく、カートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着することができる。
図11(a)に示す状態からさらにカートリッジ7が押し込まれると、図12(a)に示すように、カートリッジ7のフランジ部75の下面又は下面に設けられたガイド凸部751が段部822aに達したところでカートリッジ7の奥側(図5において後側)の高さ位置が大きく下がる。これにより、カートリッジ7は、その奥側が下がる方向に回動し、装着面811とカートリッジ7の被装着面74とのなす角度が徐々に小さくなって、被装着面74が装着面811とほぼ平行となるように近づいていく。
そして、図12(b)に示すように、カートリッジ7がカートリッジホルダ8に装着された状態において、カートリッジ係止部831が第2の突起部723の手前側(図5における前側)に嵌り込むことでカートリッジ7はカートリッジホルダ8に係止され、ホルダ端子部86はカートリッジ端子部73と適切に電気的に接続される。
このため、図13(a)に示すように、本来カートリッジ7の上限位置が規制されるべき位置(すなわち、図13(a)において二点鎖線で示したリブの位置)よりも上までカートリッジ7の奥側(後側)が上がった状態でもカートリッジホルダ8に挿入することができてしまう。
このように、カートリッジ7を正しく装着する際と比べ、カートリッジ7の位置がカートリッジホルダ8に対して上方向に上がり過ぎたり、カートリッジ7の被装着面74と装着面811とのなす角度θ2が大き過ぎたりする状態でカートリッジ7がカートリッジホルダ8に挿入されると、図13(a)及び図13(b)に示すように、ホルダ端子部86の設けられている位置等、かなり高い位置でカートリッジ7の下部741がカートリッジホルダ8の装着面811に接触してしまう。
このため、ホルダ端子部86がカートリッジ7の下部741で擦られて傷ついたり、カートリッジ7の下部741等に付着しているインク等がホルダ端子部86に付着する等により破損してしまい、カートリッジ端子部73と接触した際、正常に電気的接続ができない、接触不良等を起こすおそれが生じてしまう。
なお、本実施形態では、ネイルプリント装置1が図示しない端末装置と連携し、端末装置から入力された指示に従って動作するものとする。端末装置としては、例えばスマートフォン等の携帯端末装置が想定されるが、これに限定されない。
電源がOFFであるときの初期状態において、カートリッジホルダ8は、基台3の右奥のホームポジションAr1に位置しているが、ネイルプリント装置1が起動すると、印刷制御部がY方向移動モータを制御して、カートリッジホルダ8をY方向(図4において黒矢印で示す方向)に沿って装置手前側に前進させ、取出し口213に対応する交換領域Ar3まで移動させる。
このとき、端末装置の図示しない表示部には、「ネイルプリント装置の上カバーを開けてカートリッジを装着してください。」等のメッセージが表示されてもよい。
カートリッジホルダ8が交換領域Ar3まで移動してくると、ユーザは、筐体本体21から下カバー22を取り外してから上カバー23を開け、カートリッジホルダ8のストッパ部材84が下に下がっている場合にはこれを上に上げてカートリッジホルダ8を開放状態とする。それから、図14に示すように、開放状態となっているカートリッジホルダ8にカートリッジ7を前側から装着する。なお、図14では二点鎖線でカートリッジ7を押し込むユーザの手を表している。
これにより、カートリッジ7の下部741が装着面811の同一平面から微小距離だけ離間した場所に位置する際に、カートリッジ7の被装着面74側の下部741はホルダ端子部86よりも低い高さ位置Aに位置する。カートリッジ7の下部741が装着面811の同一平面から微小距離だけ離間した場所に位置したときの、装着面811とカートリッジ7の被装着面74とのなす角度θ1はarccos(L2/L1)以下となる。その後、段部822a等においてカートリッジ7の装着姿勢が装着面811とカートリッジ7の被装着面74とがほぼ平行となる適正な状態となると、ホルダ端子部86とカートリッジ端子部73とがほぼ対応する位置で向かい合い、そのままカートリッジ7を奥まで押し込むことで、ホルダ端子部86とカートリッジ端子部73とが電気的に接続される。
その後、ユーザはストッパ部材84をカートリッジ7の手前側に下ろして、意図せずカートリッジ7がカートリッジホルダ8から脱落等することを防止する。
そして、上カバー23を閉じるとともに、下カバー22及びこれと一体となった引出し部24を装置外に取り外し、指固定部6及び指待機部350を露出させる。
なお、端末装置の図示しない制御装置は、印刷が開始される前に、指固定部6に配置された印刷指を撮影部により撮影させて、撮影された画像を解析することにより爪の領域を検出し、当該検出された領域を印刷領域として適宜ネイルデザインを合わせ込み、各種補正を行った上で印刷用データを生成することが好ましい。この場合には、当該印刷用データを端末装置からネイルプリント装置側に出力して印刷を開始させる。これにより、ユーザの爪に合った適切な印刷を行うことができる。
これにより、ネイルプリント装置1が狭いスペースに収納され、上方向に筐体2を開口することができないような場合でも、印刷時に指を挿入するのと同じ方向からカートリッジの装着、交換等を行うことができる。
また、本実施形態では、カートリッジホルダ8にカートリッジ7を装着する際にカートリッジ7の下部741等がホルダ端子部86等に当たって傷つけたり、カートリッジ7の下部741等にインク汚れ等が付着していた場合にこれによってホルダ端子部86等が汚れること等を防止することができる。
このため、ホルダ端子部86とカートリッジ端子部73との接触不良等を防止して良好な印刷を行うことができる。
これにより、カートリッジ7は、前下がりとなり過ぎない適切な状態を保ったままカートリッジホルダ8に装着される。
このため、カートリッジホルダ8にカートリッジ7を装着する際にカートリッジ7の下部等がホルダ端子部86等に当たって傷つけたり、カートリッジ7の下部等にインク汚れ等が付着していた場合にこれによってホルダ端子部86等が汚れること等を防止することができ、ホルダ端子部86とカートリッジ端子部73との接触不良等を防止することができる。
このため、カートリッジ7が上方向に上がり過ぎたり傾き過ぎたりするのを適切に防止して、カートリッジホルダ8における適切な装着位置までカートリッジ7を確実に案内することができる。
すなわち、本実施形態では、カートリッジ7をカートリッジホルダ8に装着する際、段差上面822とリブ824との間の幅広部821内をフランジ部75が移動するように装着経路が規定される。
これにより、ユーザが厳密に装着位置を確認しなくても容易にカートリッジホルダ8内の所定位置にカートリッジ7を装着することが可能となる。
またこのような構成の場合、カートリッジ7の下部741にはインク等の汚れが付着しやすいが、カートリッジホルダ8に本実施形態のような構成を採用することにより、カートリッジ7の着脱・交換の際にホルダ端子部86等にインク等の汚れが付着することを確実に防止することができる。
これにより、適切かつ良好な印刷動作を行うネイルプリンタ装置1を実現することができる。
このため、ネイルプリント装置1が狭いスペースに収納され、上方向に筐体2を開口することができないような場合でも、印刷時に指を挿入するのと同じ装置前面側からカートリッジの装着、交換等を行うことができる。
これにより、ユーザにとって使用、操作しやすいネイルプリント装置1を提供することができる。
例えば、カートリッジホルダ8の内側上部に、幅広部821としての溝部を形成し、当該溝部の下側上面がガイド部として機能し、溝部の上側下面が規制部として機能するようにしてもよい。
この場合には、ガイド部である下側上面と規制部としての上側下面とで挟まれた溝部内がカートリッジ7の移動方向、高さ方向等を規定する装着経路となる。
また、カートリッジはヘッド一体型のものに限定されない。例えば、インクを吐出させる機能を備えた印刷ヘッド機構をカートリッジ7が装着されるカートリッジホルダ8側等に備え、カートリッジはインク貯留部のみを有するものとしてもよい。
この場合には、消耗品として交換可能なカートリッジを簡易かつ安価な構成で実現することができ、ユーザにとって経済的である。
なお、この場合に、カートリッジは、インクの減り具合を監視するセンサとこのセンサに接続される端子部を備え、カートリッジがカートリッジホルダに装着されると、カートリッジ端子部及びホルダ端子部を介して、インク残量が装置側で把握され、カートリッジの交換時期がユーザに報知されるように構成してもよい。
例えば、爪の表面にペン先を接触させて印刷を行う印刷用のペンを保持するペンホルダを備え、ペンを用いて印刷を行うようにしてもよい。また、本実施形態のようなインクジェット方式の印刷手段と印刷用のペンを保持するペンホルダとを両方備え、複数の印刷手段を用いて印刷を行う構成としてもよい。
例えば、各種指示を入力する操作部や表示部、印刷用データを生成する印刷データ生成部等をネイルプリント装置1側に設けて、ネイルプリント装置1の制御装置がこれらの処理を行うようにしてもよい。
このように構成した場合には、端末装置と連携することなく、ネイルプリント装置1が単体で印刷動作を完結できるように構成することもできる。
また、ネットワーク回線等を介して接続可能なサーバ装置等にネイルデザインの画像データを記憶させておき、端末装置又はネイルプリント装置1がサーバ装置等にアクセスしてネイルデザインの画像データを参照可能に構成してもよい。
このようにすることで、より多くのネイルデザインの中から印刷するデザインを選択することが可能となる。
例えば、指待機部350等に乾燥部を設けることで、他の指の爪に印刷を行っている間に、印刷済みの爪を乾燥させることができ、ネイルプリントに要する時間を短縮することができる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
カートリッジを保持するカートリッジホルダを備えた電子機器であって、
前記カートリッジホルダは、
カートリッジ端子部を有する被装着面及び前記被装着面に直交する上面を備える前記カートリッジが前記カートリッジホルダに保持された状態で、前記カートリッジ端子部と電気的に接続されるように、前記カートリッジホルダの奥側の装着面に配置されるホルダ端子部と、
前記カートリッジを装着する際に前記カートリッジを装着方向に案内するガイド部と、
前記カートリッジの前記上面の高さ方向の位置を規制する規制部と、
を備え、
前記規制部により前記カートリッジの前記上面の高さ方向の位置を規制しながら、前記ガイド部により前記カートリッジを前記装着方向に案内することによって、前記カートリッジの前記被装着面の側の下部が前記装着面の同一平面から微小距離だけ離間するようにして前記カートリッジを装着させることを特徴とする電子機器。
<請求項2>
前記カートリッジの高さ方向の長さをL1、前記装着面の前記同一平面から前記微小距離だけ離間した場所に前記下部が位置するときの前記規制部の下面から前記カートリッジの前記下部の高さまでの垂線の長さをL2としたとき、
前記カートリッジホルダは、前記装着面と前記カートリッジの前記被装着面とのなす角度θ1が、θ1=arccos(L2/L1)以下となるように、前記ガイド部及び前記規制部が配置されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
<請求項3>
前記カートリッジは、前記上面の外周に前記カートリッジの本体よりも外側に張り出したフランジ部を有し、
前記カートリッジホルダ内において、前記ガイド部は前記フランジ部の下面側に接触し下側から前記カートリッジを案内し、前記規制部は前記フランジ部の上面側に配置されて前記フランジ部の上限位置を規制するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
<請求項4>
前記カートリッジホルダは、前記カートリッジの前記被装着面に直交する下面を支持する下面支持部を更に備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項5>
前記カートリッジは、インクを微細な液滴としてインク吐出面から吐出させ印刷対象に印刷を施すインクジェット方式の印刷ヘッド機構を一体的に備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項6>
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子機器と、
前記電子機器を収容する筐体と、
を備えることを特徴とする印刷装置。
<請求項7>
前記筐体は、装置前面側に開口する開口部を備え、
前記電子機器は、カートリッジの装着時に前記開口部に対応する位置に配置されることを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
3 基台
7 カートリッジ
8 カートリッジホルダ
40 印刷部
73 カートリッジ端子部
74 被装着面
86 ホルダ端子部
213 取出し口
741 下部
811 装着面
822 段差上面
822a 段部
824 リブ
Ar3 交換領域
Claims (6)
- カートリッジ端子部を有する被装着面及び前記被装着面に直交する上面と、前記上面における前記被装着面側ではない一端に第1の突起部と、を備えるカートリッジを保持するカートリッジホルダを備えた電子機器であって、
前記カートリッジホルダは、前記カートリッジが前記カートリッジホルダに保持された状態で、前記カートリッジ端子部と電気的に接続されるように、前記カートリッジホルダの奥側の装着面に配置されるホルダ端子部と、
前記カートリッジを装着する際に前記カートリッジを装着方向に案内するガイド部と、
前記カートリッジの前記上面に当接することで前記上面の高さ方向の位置を規制し、また、前記カートリッジが誤った方向から装着されるおそれがある場合に前記第1の突起部と当接することにより装着を規制する規制部と、
を備え、
前記規制部により前記カートリッジの前記上面の高さ方向の位置を規制しながら、前記ガイド部により前記カートリッジを前記装着方向に案内することによって、前記カートリッジの前記被装着面における前記カートリッジ端子部よりも下側の下部が前記ホルダ端子部に接触しないようにして前記カートリッジを装着させることを特徴とする電子機器。 - 前記カートリッジは、前記上面における前記被装着面側である一端に第2の突起部を備え、
前記第2の突起部と、前記カートリッジホルダの内側上面に設けられる係止部と、が係合することにより、前記カートリッジを前記カートリッジホルダ内に係止することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記カートリッジは、前記上面の外周に前記カートリッジの本体よりも外側に張り出したフランジ部を有し、
前記カートリッジホルダ内において、前記ガイド部は前記フランジ部の下面側に接触し下側から前記カートリッジを案内し、前記規制部は前記フランジ部の上面側に配置されて前記フランジ部の上限位置を規制するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。 - 前記カートリッジホルダは、前記カートリッジの前記被装着面に直交する下面を支持する下面支持部を更に備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子機器。
- 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器と、
前記電子機器を収容する筐体と、
を備えることを特徴とする印刷装置。 - 前記筐体は、装置前面側に開口する開口部を備え、
前記電子機器は、カートリッジの装着時に前記開口部に対応する位置に配置されることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
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