JP7375660B2 - 車両の後部車体構造 - Google Patents

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Description

この発明は、車両後部の車幅方向外側面に設けられたリヤコンビランプと、当該リヤコンビランプの下方に設けられたリヤバンパと、を備えた車両の後部車体構造に関する。
従来、例えば、特許文献1に開示されているように、車両後部に設けられたリヤコンビランプ(詳しくは、リヤコンビネーションランプ)の車幅方向外側面に、整流フィンを設け、当該整流フィンにより、車体側部の空気の流れ(すなわち、車体側面流)を整流するものが知られている。
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来構造においては、上述の整流フィンは車両前後方向に比較的長いものであるから、車両のデザイン性が悪化する問題点があった。
国際公開第WO2011/138931号公報
そこで、この発明は、車両側方を流れる空気(すなわち車体側面流)が車両後方に回り込まないように剥離し、車体側面流の車両後方への回り込みを抑制し、空力性能を確保することができる車両の後部車体構造の提供を目的とする。
この発明による車両の後部車体構造は、車両後部の車幅方向外側面に設けられたリヤコンビランプと、当該リヤコンビランプの下方に設けられたリヤバンパと、を備えた車両の後部車体構造であって、上記リヤコンビランプは車両平面視で、車幅方向外側から車幅方向内側前方へ湾曲する湾曲部を車幅方向外側面に備え、上記湾曲部は、車両下側ほど曲率が大きくなり、上記湾曲部の前方部には、車両後方に向かうに連れて車幅方向外側に突出する凸部を備えたものである。
上記構成によれば、車両側方の空気(車体側面流)が車両後方に回り込まないように上記凸部で車体側面流を剥離させることができ、これにより、空力性能を確保することができる。
特に、車両デザイン性の関係上、上記湾曲部は車両下側ほど曲率が大きく形成されており、リヤコンビランプの車幅方向外側において上記湾曲部の下側部分が下側にいく程、車幅方向内側に入り込む括れた形状になっている。
上記凸部が存在しない場合には、この部分から車体側面流が車両後方に回り込むが、上記凸部で車体側面流を剥離させることで、当該車体側面流の車両後方への回り込みを抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、上記リヤコンビランプの上記湾曲部は、車両平面視で、当該リヤコンビランプに隣接する上記リヤバンパの上部外側面よりも車幅方向外側に位置するものである。
上記構成によれば、車両側方を流れる空気(車体側面流)が、車幅方向内側に巻き込まれる位置に上記凸部が設けられる。すなわち、リヤコンビランプの湾曲部が、リヤバンパの上部外側面よりも車幅方向外側へ突出する部分の前方部に上記凸部が設けられる。これにより、当該凸部にて車体側面流を車両から剥離させ、車体側面流の車両後方への回り込みを抑制し、車体側面流の乱れを防止することができる。
この発明によれば、車両側方を流れる空気(すなわち車体側面流)が車両後方に回り込まないように剥離し、車体側面流の車両後方への回り込みを抑制し、空力性能を確保することができる効果がある。
本発明の車両の後部車体構造を車両左側斜め上方から見た状態で示す斜視図 リヤコンビランプの平面図 リヤコンビランプの斜視図 リヤコンビランプの側面図 リヤコンビランプの背面図 図4のA-A線矢視断面図 この実施例の車両側方の空気の流れを示す説明図 従来構造の車両における車両側方の空気の流れを示す説明図
車両側方を流れる空気(すなわち車体側面流)が車両後方に回り込まないように剥離し、車体側面流の車両後方への回り込みを抑制し、空力性能を確保するという目的を、車両後部の車幅方向外側面に設けられたリヤコンビランプと、当該リヤコンビランプの下方に設けられたリヤバンパと、を備えた車両の後部車体構造であって、上記リヤコンビランプは車両平面視で、車幅方向外側から車幅方向内側前方へ湾曲する湾曲部を車幅方向外側面に備え、上記湾曲部は、車両下側ほど曲率が大きくなり、上記湾曲部の前方部には、車両後方に向かうに連れて車幅方向外側に突出する凸部を備えるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の後部車体構造を示し、図1は当該車両の後部車体構造を車両左側斜め上方から見た状態で示す斜視図である。
また、図2はリヤコンビランプの平面図、図3はリヤコンビランプの斜視図、図4はリヤコンビランプの側面図、図5はリヤコンビランプの背面図、図6は図4のA-A線矢視断面図である。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示し、矢印UPは車両上方を示す。
図1において、車室および荷室の上部を覆うルーフパネル10を設けている。このルーフパネル10の左右両側方において、ボディサイド側の上部には、車両の前後方向に延びるルーフサイドレール部11が設けられている。但し、図面では、図示の便宜上、車両左側のルーフサイドレール部11のみを示している。
上述のルーフサイドレール部11は、ルーフサイドレールアウタとルーフサイドレールインナとを接合固定して構成され、このルーフサイドレール部11は、車両の前後方向に延びるルーフサイド閉断面を備えている。
上述のルーフサイドレール部11の前端部には、車両前方が低く、車両後方が高くなるように前低後高状に傾斜したフロントピラー(図示せず)が連接されている。
このフロントピラーは、フロントピラーアウタとフロントピラーインナとを接合固定して構成され、このフロントピラーは、斜め方向に延びるフロントピラー閉断面を備えている。
上述のルーフサイドレール部11の後端部には、車両前方が高く、車両後方が低くなるように前高後低状に傾斜したリヤピラー12が連接されている。
このリヤピラー12は、リヤピラーアウタとリヤピラーインナとを接合固定して構成され、このリヤピラー12は、斜め方向に延びるリヤピラー閉断面を備えている。
上述のルーフサイドレール部11、フロントピラー、リヤピラー12は何れも車体強度部材であって、これらルーフサイドレール部11、フロントピラー、リヤピラー12に加えて、車両前部のヒンジピラーおよび車両下部のサイドシルの各要素で囲繞されたサイドドア開口部13を形成している。
そして、上述のサイドドア開口部13を、ヒンジピラーに枢支されたフロントドア(図示せず)と、センタピラーに枢支されたリヤドア14と、で開閉すべく構成している。
図1に示すように、車室および荷室の側方を覆うリヤフェンダパネル15を設け、このリヤフェンダパネル15には、フューエルリッド16を開閉可能に取付けている。
この実施例の車両後部には、リヤヘッダ後端部と、左右のリヤピラー12後端部と、リヤエンドパネルおよびリヤエンドクロスメンバの上端部と、で囲繞された荷室開口部17が形成されている。
上述の荷室開口部17はリフトゲート20により開閉可能に覆われている。
このリフトゲート20は、当該リフトゲート20の上端20a側を支点として、当該リフトゲート20の下端20b側が開放されるものである。
また、上述のリフトゲート20はリフトゲートアウタパネル21と、リフトゲートインナパネルと、を備えている。当該リフトゲート20の上下方向中間部には、車幅方向側方に位置する側辺部22と、下方に位置して車幅方向に延びる下辺部23と、上方に位置して車幅方向に延びる上辺部と、で略方形枠状のリヤウインドガラス取付け部24が形成されている。
そして、このリヤウインドガラス取付け部24には、リヤウインドシールドとしてのリヤウインドガラス(図示せず)が取付けられている。
図1に示すように、上述のリフトゲート20の上端部には、リヤルーフスポイラ25が設けられている。このリヤルーフスポイラ25の上面は、ルーフパネル10の上面と面一状に形成されており、リヤルーフスポイラ25はルーフパネル10の後端に対して、車両前後方向に連続するように設けられている。
ところで、図1に示すように、ルーフサイドレール部11の下部と、リヤピラー12の前部と、リヤフェンダパネル15上端のベルトライン部BLと、リヤドア14におけるドアサッシュ部14aの後部と、で囲繞された部位には、環状構造のクオータウインド取付け枠26が形成されている。
そして、このクオータウインド取付け枠26には、クオータウインドシールドとしてのクオータウインドガラス(図示せず)が取付けられている。
図1に示すように、車両後部にはリヤコンビランプ30(詳しくは、リヤコンビネーションランプ30)が設けられると共に、リヤコンビランプ30の下方には車幅方向に延びるリヤバンパ27が設けられている。
図1に示すように、上述のリヤフェンダパネル15の後輪28と対向する下端部と、リヤバンパ27の後輪28と対向する車幅方向端部の前側と、に跨がって、オーバフェンダ29が取付けられている。
ここで、上述のリヤフェンダパネル15は、リヤドア14におけるドア本体部14bの後部と、ベルトライン部BLの下部と、リヤピラー12の下部と、リフトゲート20における下辺部23よりも下側部位における車幅方向外端部の外側と、リヤバンパ27の車幅方向端部の上部と、の間を覆うものである。
上述のリヤコンビランプ30は、当該リヤコンビランプ30の内部に、制動灯としてのストップランプ(ブレーキランプと同意)と、方向指示灯としてのターンシグナルランプと、後退灯としてのバックアップランプと、を備えている。
これらのストップランプ、ターンシグナルランプ、バックアップランプは、図2に示すように、ハーネス31に接続されており、このハーネス31の先端にはコネクタ32が設けられている。
図2~図6に示すように、上述のリヤコンビランプ30は、当該リヤコンビランプ30の外側に位置するアウタレンズ33と、該アウタレンズ33の内側に位置するインナレンズ(図示せず)と、を備えている。
図2~図6に示すように、上述のリヤコンビランプ30のアウタレンズ33は、車両平面視で細長い三角形状の上壁部33Aと、上壁部33Aの後部から斜め後方下方に延びるひさし部33Bと、上壁部33Aの車幅方向外端部から斜め外方かつ下方に延びるテーパ部33Cと、を備えている。
図2~図6に示すように、上記アウタレンズ33は、また、上述のひさし部33Bの車両前方にオフセットした位置から下方に延びる後壁部33Dと、上述のテーパ部33Cの下部から下方に延びる側壁部33Eと、この側壁部33Eの下部に連続して車幅方向内方へ回り込んだラウンド部33Fと、を備えている。
また、図5に示すように、上述のアウタレンズ33は、上記ラウンド部33Fに連続して車幅方向内方に延びる下壁部33Gを備えている。
さらに、図4のA-A線矢視断面図を図6に示すように、上記リヤコンビランプ30のアウタレンズ33は、車両平面視で、車幅方向外側から車幅方向内側前方へ湾曲する湾曲部34を備えている。
この湾曲部34は、側壁部33Eの後部と、後壁部33Dの車幅方向外部との間、並びに、ラウンド部33Fの後部と、後壁部33Dの車幅方向外部との間に、滑らかに連続して形成されている。
図6に上記湾曲部34の形成範囲を矢印αで示している。
図3に示すように、上述の湾曲部34は、車両下側ほど曲率が大きくなるように形成されている。換すれば、上記湾曲部34は、車両下側ほど曲率半径が小さくなるように形成されている。
図3、図6に示すように、上述の湾曲部34の車両前方部には、車両後方に向かうに連れて車幅方向外側に突出する凸部35が一体形成されている。
図3、図5に示すように、上記凸部35は、上面部35aと側面部35bと下面部35cとを有して、車両後方に向けて突出量が漸増するテーパ部35dと、上記ラウンド部33Fとテーパ部35dの後端とを一体連結する後面部35eと、を備えている。
図4に示すように、アウタレンズ33の側壁部33Eの車両前後方向の長さを、L2とすると、上記凸部35の車両前後方向の長さL1は、長さL2の7~8%の相対的に短い長さに設定されているが、この数値に限定されるものではない。
このように、上記湾曲部34の前方部に上記凸部35を設けることで、車両側方の空気(車体側面流)が車両後方に回り込まないように当該凸部35で車体側面流を剥離させ、これにより、空力性能を確保すべく構成したものである。
上述の湾曲部34は、車両デザイン性の関係上、車両下側ほど曲率が大きく形成されており、リヤコンビランプ30の車幅方向外側において上記湾曲部34の下側部分が下側にいく程、車幅方向内側に入り込む括れた形状になっている。
仮に、上記凸部35が存在しない場合には、この括れた部分から車体側面流が車両後方に回り込むが、上記凸部35を設けることで、当該凸部35にて車体側面流を剥離させ、該車体側面流の車両後方への回り込みを抑制すべく構成したものである。
図1、図6に示すように、上述のリヤバンパ27におけるリヤコンビランプ30の配設位置は、当該リヤコンビランプ30の下面形状に対応して凹部27a(図1参照)が形成されており、この凹部27aの車幅方向の内外の両部には、上記凹部27aの凹底面に対して上方に立上がる車幅方向内側の立上がり部27bと、車幅方向外側の立上がり部27cと、が一体形成されている。
そして、上述のリヤバンパ27には、図6に示すように、車幅方向内側の立上がり部27bの後端と、車幅方向外側の立上がり部27cの車幅方向外端と、を連結する上部外側面27dが形成されている。
図6に示すように、上述のリヤコンビランプ30の湾曲部34は、車両平面視で、当該リヤコンビランプ30に隣接する上記リヤコンビランプ30の上部外側面27dよりも車幅方向外側に位置している。
図6に示すように、車両側方を流れる空気(車体側面流)が、本来ならば車幅方向の内側に巻き込まれる位置に上述の凸部35を設けている。つまり、リヤコンビランプ30の上記湾曲部34が、リヤバンパ27の上部外側面27dよりも車幅方向外側へ突出する部分の車両前方部に上記凸部35が設けられている。
これにより、当該凸部35にて車体側面流を車両から剥離させ、車体側面流の車両後方への回り込みを抑制し、車体側面流の乱れを防止すべく構成したものである。
図7はこの実施例の車両側方の空気の流れ(車体側面流)を示す説明図、図8は上記凸部35が存在しない従来構造の車両における車両側方の空気の流れ(車体側面流)を示す説明図である。
すなわち、上記凸部35を備えた本実施例の車両側方の空気の流れと、当該凸部35が存在しない従来例の車両側方の空気の流れと、を比較するために、同一条件にてシミュレーションした結果を、図7、図8に示している。
なお、図7、図8においては、図示の便宜上、車体側面流のエネルギの大小をハッチング密度の粗密に示しており、ハッチング密度が高い程、エネルギが大きいことを示し、ハッチング密度が低い程、エネルギが小さいことを示している。
図7に示す本実施例においては、湾曲部34の車両前方部に上記凸部35を形成したので、車体側面流が、当該凸部35にて剥離され、この車体側面流の車両後方への回り込みを抑制することができるという結果が得られた。
これに対して、図8に示す従来例においては、上述の如き凸部35が一切存在しないので、車体側面流は剥離されることなく、当該車体側面流が車両後方へ回り込み気味になるという結果が得られた。
このように、上記実施例の車両の後部車体構造は、車両後部の車幅方向外側面に設けられたリヤコンビランプ30と、当該リヤコンビランプ30の下方に設けられたリヤバンパ27と、を備えた車両の後部車体構造であって、上記リヤコンビランプ30は車両平面視で、車幅方向外側から車幅方向内側前方へ湾曲する湾曲部34を車幅方向外側面に備え、上記湾曲部34は、車両下側ほど曲率が大きくなり、上記湾曲部34の前方部には、車両後方に向かうに連れて車幅方向外側に突出する凸部35を備えたものである(図1、図3、図6参照)。
この構成によれば、車両側方の空気(車体側面流)が車両後方に回り込まないように上記凸部35で車体側面流を剥離させることができ、これにより、空力性能を確保することができる。
特に、車両デザイン性の関係上、上記湾曲部34は車両下側ほど曲率が大きく形成されており、リヤコンビランプ30の車幅方向外側において上記湾曲部34の下側部分が下側にいく程、車幅方向内側に入り込む括れた形状になっている。
上記凸部35が存在しない場合には、この部分から車体側面流が車両後方に回り込むが、上記凸部35で車体側面流を剥離させることで、当該車体側面流の車両後方への回り込みを抑制することができる。
さらに、この発明の一実施形態においては、上記リヤコンビランプ30の上記湾曲部34は、車両平面視で、当該リヤコンビランプ30に隣接する上記リヤバンパ27の上部外側面27dよりも車幅方向外側に位置するものである(図6参照)。
この構成によれば、車両側方を流れる空気(車体側面流)が車幅方向内側に巻き込まれる位置に上記凸部35が設けられる。すなわち、リヤコンビランプ30の湾曲部34が、リヤバンパ27の上部外側面27dよりも車幅方向外側へ突出する部分の前方部に上記凸部35が設けられる。これにより、当該凸部35にて車体側面流を車両から剥離させ、車体側面流の車両後方への回り込みを抑制し、車体側面流の乱れを防止することができる。
以上説明したように、本発明は、車両後部の車幅方向外側面に設けられたリヤコンビランプと、当該リヤコンビランプの下方に設けられたリヤバンパと、を備えた車両の後部車体構造について有用である。
27…リヤバンパ
27d…上部外側面
30…リヤコンビランプ
34…湾曲部
35…凸部

Claims (2)

  1. 車両後部の車幅方向外側面に設けられたリヤコンビランプと、当該リヤコンビランプの下方に設けられたリヤバンパと、を備えた車両の後部車体構造であって、
    上記リヤコンビランプは車両平面視で、車幅方向外側から車幅方向内側前方へ湾曲する湾曲部を車幅方向外側面に備え、
    上記湾曲部は、車両下側ほど曲率が大きくなり、
    上記湾曲部の前方部には、車両後方に向かうに連れて車幅方向外側に突出する凸部を備えた
    車両の後部車体構造。
  2. 上記リヤコンビランプの上記湾曲部は、車両平面視で、当該リヤコンビランプに隣接する上記リヤバンパの上部外側面よりも車幅方向外側に位置する
    請求項1に記載の車両の後部車体構造。
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