JP7371257B2 - 電気接点を形成するための方法および半導体デバイスを形成するための方法 - Google Patents

電気接点を形成するための方法および半導体デバイスを形成するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、電気接点を形成するための方法および半導体デバイスを形成するための方法に関する。
炭化ケイ素は、特に近年、半導体産業でますます使用されている半導体材料である。
米国特許第8216929号明細書において、炭化ケイ素基板に(半導体デバイスの)電気接点を形成するための方法が開示されており、その方法では、まず、炭化ケイ素基板の表面が、その平均粗さ値が10nm未満になるように処理される。次いで、プラズマにより表面が損傷され、その後、次のプロセスにおいて、損傷された表面に薄い金属層が堆積される。最後に、薄い金属層にレーザ光が照射される。
本発明の課題は、より少ないプロセスステップ数で炭化ケイ素表面に電気接点を形成するための方法を提供することである。
様々な例示的実施形態において、電気接点を形成するための方法が提供される。この方法は、ニッケルまたはニッケル化合物を含む研削面を有する研削盤により炭化ケイ素表面を研削するステップを有してもよい。ここで、研削するステップは、研削盤からのニッケルまたはニッケル化合物の粒子が、研削された炭化ケイ素表面に挿入されるように行ってもよい。さらに、この方法は、研削された炭化ケイ素表面をレーザによりアニーリングするステップを有してもよく、このステップは、挿入されたニッケル粒子の少なくとも一部と炭化ケイ素のシリコンとがニッケルシリサイドを生成するように行ってもよい。
様々な例示的実施形態において、炭化ケイ素半導体デバイス、例えばトランジスタ、例えばMOSFET、例えばパワーMOSFETを形成するために上述した方法を利用することができる。
上述した方法は、炭化ケイ素(SiC)基板にオーミック接点を形成することを容易にし得る。電気(オーミック)接点は、炭化ケイ素とニッケルシリサイドとの間に形成され得る。
様々な例示的実施形態において、炭化ケイ素表面の損傷/粗面化と、損傷/粗面化された表面上または表面内での金属の配置とを、1つのプロセスに統合することができる。ここで、表面を処理するために使用される研削機は、炭化ケイ素表面を処理する際に、損傷/粗面化された表面に挿入される金属粒子を放出するように設計されていてもよい。
以下では、研削機に関して「研削盤」という用語を使用する。しかし、研削機は、一般に使用されるのとは異なる円盤形状を有してもよいことを理解されたい。研削機は、例えば砥石車、帯状もしくは円筒形であってもよく、または別の適切な形状を有してもよい。
様々な例示的実施形態において、炭化ケイ素に電気接点を製造するための方法であって、一方として表面を準備するためのプロセスと、他方として表面に金属を堆積/または挿入するためのプロセスとの2つの別々のプロセスの提供を省略できる、方法が提供される。
表面の粗面化/損傷と表面へのニッケルの挿入との複合、言い換えると、金属に対する別々の堆積プロセスの省略は、導電接続を形成するための製造コストが削減されているまたは削減されることを意味し得る。
様々な例示的実施形態において、炭化ケイ素に導電接続を形成するために、ニッケルを含む研削盤による炭化ケイ素表面の研削と、レーザアニーリングとを十分なものにすることができるようにして、導電接続の製造が簡略化されていてもよい。
研削は、炭化ケイ素基板が約50μm~200μmの厚さまで薄くされるように行うことができ、研削された表面が、10nmを超える平均粗さ値を有することができ、研削された表面の下に少なくとも約10nmおよび最大で約500nmの深さまで、結晶欠陥と、研削盤により導入されたニッケル粒子とが存在し得る。
さらに、アニーリングは、表面の下の層での結晶欠陥が減少されるように、挿入されたニッケルの少なくとも一部が炭化ケイ素のシリコンと反応する(例えばニッケルシリサイドになる)ように、および1mΩcm未満の接触抵抗を有するオーミック接点が形成されるように行われてもよい。
上記態様の発展形態は、従属請求項および本明細書に記載されている。本発明の実施形態を図面に示し、以下の説明でより詳細に述べる。
図1Aは、様々な例示的実施形態による電気接点を形成するための方法の概略図である。 図1Bは、様々な例示的実施形態による電気接点を形成するための方法の概略図である。 図1Cは、様々な例示的実施形態による電気接点を形成するための方法の概略図である。 様々な例示的実施形態による電気接点を形成するための方法のフローチャートである。 様々な例示的実施形態による半導体デバイスを形成するための方法のフローチャートである。 様々な例示的実施形態による半導体デバイスを形成するための方法により製造された半導体デバイスを示す図である。
図1A~図1Cは、様々な例示的実施形態による電気接点16を形成するための方法の概略図を示す。
図1Aは、表面101を有する炭化ケイ素基板(簡単に「基板」と呼ぶ)10を示す。炭化ケイ素基板10は、例えばSiCウェハであり得る。基板10は、厚さT、例えば約250μm~約430μm以上の厚さを有することができる。表面101は、炭化ケイ素基板10の第1の主表面101であり得る。炭化ケイ素基板10は、第1の主表面101の反対側にある第2の主表面102を有することができる。表面101全体での電気接点16の形成を以下に述べる。様々な例示的実施形態において、電気接点16の形成は、表面101の1つの部分領域で、または互いに接続されたもしくは互いに分離された複数の部分領域で行われる。様々な例示的実施形態において、電気接点16の形成は、代替または追加として第2の主表面102で行うことができ、例えば第2の主表面102全体で、または第2の主表面102の1つの部分領域で、もしくは互いに接続されたもしくは互いに分離された複数の部分領域で行われる。
様々な例示的実施形態によれば、基板10に電子半導体素子11を形成していてもよい(図1Aに概略的に示唆されている、図4も参照)。半導体素子11は、例えば縦型素子として基板10に形成されていてもよく、そのため第2の主表面102から基板10内へ、第1の主表面101に構成すべき電極まで延びている。例えば、電子半導体素子11は縦型トランジスタであってもよく、第1の主表面101の電気接点16は、ドレイン電極またはドレイン電極用の接点層であってもよい。トランジスタは、例えば(パワー)MOSFET、または別の適切な縦型素子であり得る。様々な実施形態において、電気接点16を形成するための方法は、横型電子半導体素子用の少なくとも1つの電気接点16、例えば少なくとも1つの電極を形成するために使用することができる。
図1Bは、その表面101が研削された後の基板10を示す。したがって、研削された表面には参照符号101gが付されている。
研削により、基板10の厚さTを、より薄い厚さTgまで減少することができる。様々な例示的実施形態において、研削は、基板10を薄くするために大体のところ通常でも行われる研削プロセスを有してもよい。ここで、炭化ケイ素基板10は、約50μm~約200μmのより薄い厚さTgまで薄くすることができる。様々な例示的実施形態において、研削は、例えば、電子素子を有する主表面101または102に電気接点16が形成される場合に、電気接点16を形成するために使用されるプロセスであり得る。
研削は、研削盤またはその他の適切な研削機により行ってもよい。研削盤は、その研削面にニッケルおよび/またはニッケル化合物、例えばニッケル合金を有してもよい。研削盤のニッケル含有量は、約0.1重量%~100重量%であってもよい。言い換えると、研削盤は、完全に、または部分的にのみニッケルからなり得る。例えば、部分的にのみニッケルからなる研削盤は、ガラスまたはセラミック材料、例えばSiO、ZnO、および/またはCaOをさらに有してもよい。ニッケルは、例えばニッケル粒子として、ガラスまたはセラミック材料に埋め込まれていてもよい。
ニッケルを含む研削面は、例えば、その粗さに関して、研削により表面101が粗面化され、炭化ケイ素の結晶構造が損傷されるように設計されていてもよい。さらに、研削中にニッケル粒子12を表面101または101gに導入することができる。言い換えると、研削により、窪み13および結晶格子損傷14(例えば、微小亀裂、ずれ、および/または細孔)を表面101gに形成することができ、さらに、ニッケル粒子12を、基板10の表面101g上および/または表面101g内に導入することができる。例えば、ニッケル粒子12を窪み13に、および結晶格子損傷14が存在する位置に配置されていてもよい。研削は、窪み13、結晶格子損傷14、およびニッケル粒子12が、約10nm~約500nmの深さdまで基板10内に延びるように行ってもよい。結晶格子損傷14、窪み13、および挿入されたニッケル12が存在する表面付近の領域は、損傷領域とも呼ばれる。
損傷領域の所定の深さおよびそこに挿入されるニッケル12の所望の量を達成するために、研削プロセスに関連するパラメータ、例えばニッケル含有量および研削盤の粗さ、研削時間、研削プロセス中の接触圧力などを適合させることができる。様々な例示的実施形態において、例えば、形成された電気接点16を電極として直接利用することが意図されているとき、および/または電気接点16が半導体部品の裏面電極を形成するとき、損傷領域のより大きい深さ(例えば200nm~500nm)が求められていることがある。逆に、形成された電気接点16が、さらなる導電層を堆積するためのシード層としてのみ使用されることが意図されているとき、および/または電気接点16が少なくとも1つの表面電極を形成するとき、損傷領域のより小さい深さ(例えば10nm~200nm)が求められていることがある。
研削された表面101gの平均粗さ値Raは、約10nm~約500nm、例えば約10nm~約50nmであり得る。
様々な例示的実施形態において、基板10は、研削後、上述した全ての特性、すなわち約50μm<Tg<200μmの基板10の厚さTg、約10nm<Ra<500nmの平均粗さ値Ra、約10nm~約500nmの厚さを有する損傷領域、ならびに研削された表面101gおよび/または損傷領域内に配置されたニッケルおよび/またはニッケル化合物12を同時に有することができる。
図1Cに、アニーリングプロセス中の、研削された表面101gを有する炭化ケイ素基板10が示されている。アニーリングはレーザにより行うことができ、レーザのレーザ光18が研削された表面101gに照射される。レーザ光18による照射(アニーリング)は、欠陥(窪み13および結晶格子損傷14)が減少または低減されるように、ニッケルまたはニッケル化合物12の少なくとも一部が炭化ケイ素基板10のシリコンと反応する(例えばニッケルシリサイドになる)ように、およびオーミック接点16が表面101gに形成され、接点16が1mΩcm未満の接触抵抗を有することができるように行うことができる。アニーリング後に得られた、オーミック接点16を有する表面は、図1Cでは参照符号101gtで表されている。
図1Cの左側に示されるように、研削された表面101gにレーザ光18を照射した後、欠陥は低減または排除されていることがある。様々な例示的実施形態において、レーザ光18は、400nm未満の波長、および2Jcm-2を超えるエネルギー密度を有してもよい。
レーザアニーリング中に再結晶が生じることがある。これにより、表面粗さが変化(減少)することがある。例えば、アニーリング後の平均粗さ値Raは、アニーリング前の平均粗さ値Raの半分未満であり得る。
さらに、レーザアニーリングにより、表面付近の層内に存在するニッケル12がシリコンと化学的に結合し(および例えばニッケルシリサイドを生成し)、さらにシリコンの一部が蒸発することがある。レーザアニーリングにより生成されたニッケルシリサイド化合物は、導電層、したがって電気接続(接点)16を形成することができる。導電接続16の厚さは、約10nm~約500nmの範囲内、例えば約10nm~約50nmであり得る。
上述したように電気接続が基板10の表面の部分領域にのみ形成される限り、これは、表面101の部分領域のみが研削され、次いでレーザ光18で照射されることにより、および/または確かに表面101全体が研削されるが、アニーリングは表面101の部分領域上のみで行われることにより達成することができる。表面101全体が研削されたが、表面101の部分領域内のみに電気接続が形成される/形成された限り、研削され、照射されていない領域上に保護層を配置することができる(図示せず)。
様々な例示的実施形態において、導電接点16は、電子半導体部品の電極を直接形成することができる。様々な例示的実施形態において、導電接点16は、電極を形成する積層体の最下層であり得る。言い換えると、導電接点16は、少なくとも1つのさらなる導電層を(例えばガルバニック)堆積するためのベースまたはシード層として利用することができる。
図2は、様々な例示的実施形態による電気接点を形成するための方法200のフローチャートを示す。
この方法は、研削盤からのニッケルまたはニッケル化合物の粒子が、研削された炭化ケイ素表面に挿入されるように(210)ニッケルまたはニッケル化合物を含む研削面を有する研削盤により炭化ケイ素表面を研削するステップ、および、挿入されたニッケル粒子の少なくとも一部と炭化ケイ素のシリコンとがニッケルシリサイドを生成するように(220)研削された炭化ケイ素表面をレーザによりアニーリングするステップを有してもよい。
図3は、様々な例示的実施形態による半導体デバイスを形成するための方法300のフローチャートを示す。
この方法は、炭化ケイ素基板に半導体素子を形成するステップを有してもよく(310)、半導体素子の電極の形成が、上述した例示的実施形態のいずれか1つによる電気接点を形成するための方法を有する(320)。
この方法は、ウェハ平面上で行われてもよい。これは、同様に様々な例示的実施形態による電気接点を形成するための方法にも当てはまる。
様々な例示的実施形態において、半導体素子はトランジスタであり得る。
図4は、例えば詳細に上述したような様々な例示的実施形態による半導体デバイスを形成するための方法により製造された半導体デバイス400を示す。
半導体デバイス400は、電気接点16がその上に形成された炭化ケイ素基板10を備え、電気接点16が半導体デバイス400の表面101gtを形成する。
半導体デバイス400は、基板10に形成された半導体素子11をさらに備え、半導体素子11は、例えば第2の表面102から基板10内に延びる。電気接点16は、例えば半導体素子11の裏面電極であり得る。

Claims (9)

  1. 電気接点(16)を形成するための方法であって、
    - 研削盤からのニッケルまたはニッケル化合物の粒子(12)が、研削された炭化ケイ素表面に挿入されるように(210)前記ニッケルまたは前記ニッケル化合物を含む研削面を有する前記研削盤により炭化ケイ素表面(101)を研削するステップ、および、
    - 前記挿入されたニッケル粒子(12)の少なくとも一部と前記炭化ケイ素のシリコンとがニッケルシリサイドを生成するように(220)前記研削された炭化ケイ素表面(101g)をレーザによりアニーリングするステップ
    を有する、方法。
  2. 前記ニッケルシリサイドが、任意選択で10nm<Ra<500nmの平均粗さ値を有する表面層(101gt)を形成する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記炭化ケイ素表面を研削する前記ステップが、50μm~200μmの厚さの間の炭化ケイ素基板(10)の薄さにすることを含む、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記研削された炭化ケイ素表面(101g)が、10nm<Ra<500nmの平均粗さ値Raを有する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記研削盤が、0.1重量%~100重量%のニッケルを含む、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. アニーリングする前記ステップが、400nm未満の波長を有するレーザ光(18)による照射を有する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. アニーリングする前記ステップが、2Jcm-2よりも大きいエネルギー密度を有するレーザ光(18)による照射を有する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 半導体デバイス(400)を形成するための方法であって、
    - 半導体素子(11)、任意選択でトランジスタを炭化ケイ素基板(310)に形成するステップであり、
    - 前記半導体素子(11)の電極(16)を、請求項1から7のいずれか1項に記載の電気接点を形成するための方法(320)により形成することを有する、ステップ
    を有する方法。
  9. ウェハ平面上で行われる、請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
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