JP7368155B2 - 光集積回路、及び光集積回路モジュール - Google Patents

光集積回路、及び光集積回路モジュール Download PDF

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Description

本発明は、Si基板に形成された光導波路に設けられた発熱構造体が加熱駆動される導波路型光回路である光集積回路、及びそれをセラミック基板等にフリップチップ実装して構成される光集積回路モジュールに関する。
従来、光集積回路の一例であるシリコンフォトニクス光回路では、Si導波路の概ね直上にタングステン等による薄膜ヒータを形成している。非特許文献1で説明されているように、この薄膜ヒータを用いて、Si導波路の温度を変化させ、シリコン導波路のthermal-optic(熱光学)効果を用いて、Si導波路を通る光の位相を調整することができる。
図1は、非特許文献1に開示された光集積回路モジュール10Aの基本構成を示した概略図である。但し、図1(a)は、光集積回路モジュール10Aを上面方向からセラミック基板を取り除いた状態で示した平面図である。図1(b)は、同図(a)のIb-Ib線方向における光集積回路モジュール10Aをセラミック基板17を含めた状態で示した側面断面図である。図1(c)は、同図(a)のIc-Ic線方向における光集積回路モジュール10Aをセラミック基板17を含めた状態で示した側面断面図である。尚、以下では、Si基板に光導波路等を形成した構成を光集積回路とみなし、更に、光集積回路にセラミック基板、IC等を搭載した構成を光集積回路モジュールとみなす。
図1(a)乃至図1(c)を参照すれば、この光集積回路モジュール10Aでは、Si基板11の主面上にエッチング等により所用パターンで形成された一対の光導波路12a、12bの真上に、薄膜ヒータ14a、14bが配置されている。薄膜ヒータ14a、14bは、発熱構造体とみなせるもので、Si基板11の主面上で光導波路12a、12bにそれぞれ対向して配置されている。薄膜ヒータ14a、14bの延在方向における両端には、配線15a、15bの一部分がそれぞれ接続される。これらの光導波路12a、12b及び薄膜ヒータ14a、14bと配線15a、15bの薄膜ヒータ14a、14bに対する接続部分とがSiО2によるオーバークラッド層13で覆われている。尚、Si基板11の主面上には、SiО2によるアンダークラッド層が形成されているものとする。
また、配線15a、15bにおけるオーバークラッド層13で覆われた光導波路12a、12bと反対側の表面側に位置される他の部分の箇所には、熱伝導性を持つ接続箇所となるAu等によるバンプ18a、18bが設けられる。更に、バンプ18a、18b及び配線15a、15bの表面側の箇所とシリコンフォトニクス回路への結合用のセラミック基板17の主面との間には、樹脂等によるアンダーフィル材16が塗布により充填されている。シリコンフォトニクス回路は、Si基板11と、光導波路12a、12bと、オーバークラッド層13と、薄膜ヒータ14a、14bと、配線15a、15bと、を含んで構成される。アンダーフィル材16は、付着固定用とされる。これにより、Si基板11及びセラミック基板17が接合される。尚、バンプ18a、18bを設けていない表面側の箇所については、必要に応じてSiN等による保護膜が設けられても良い。また、Si基板11及びセラミック基板17の厚さは、スケール上で実際よりも薄く示している。
この接合状態では、セラミック基板17の導体パターンからバンプ18a、18bを介在して配線15a、15bを経由し、薄膜ヒータ14a、14bへ導通可能な状態となる。
こうした構成によって、光集積回路モジュール10Aでは、薄膜ヒータ14a、14bへ給電して加熱することにより、光導波路12a、12bの温度を変化させ、熱光学効果を利用することができる。これによって、光集積回路モジュール10Aは、光導波路12a、12bのコアを通る光に対し、温度に依存した屈折率の制御を行うことができる。
Comparison of heater architectures for thermal control of silicon photonic circuits
上述した非特許文献1に係る熱光学効果を利用する光集積回路モジュールでは、熱光学効果を利用した使用状態にあって、発熱構造体である薄膜ヒータの直上のオーバークラッド層の表面温度が非常に高くなってしまうという問題がある。これは、汎用的に電子デバイスが搭載されるセラミック基板付近の温度上昇を招く要因となるため、性能面で好ましくない。即ち、非特許文献1に係る光集積回路は、発熱構造体からの排熱効率を良好状態で実施できないと言える。
また、近年では、光集積回路モジュールの小型集積化のために平面実装では無く、フリップチップ実装を適用する場合が多い。このフリップチップ実装では、一般的に光集積回路とその結合用の基板(セラミック基板)との間に樹脂によるアンダーフィル材を充填することで信頼性を高めている。ところが、薄膜ヒータは100℃以上で駆動するため、放熱が適切に行われないと、樹脂が高温状態に晒されて変形・変質を起こす虞があり、こうした場合には接着強度が劣化し、構造的に機械的強度の面で信頼性が損なわれてしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたものである。その目的は、構造的に機械的強度を維持しつつ発熱構造体からの排熱効率を改善できる光集積回路、及び光集積回路モジュールを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、基板の主面上に設けられる光導波路と、光導波路に対向して配置される発熱構造体と、発熱構造体に接続されて給電を行う配線と、光導波路及び発熱構造体と配線における少なくとも当該発熱構造体への接続箇所とを覆うオーバークラッド層と、を有する光集積回路であって、オーバークラッド層に設けられ、発熱構造体への給電時に伝搬された発熱を放熱する放熱構造体を有することを特徴とする。
本発明の一態様の構成を採用することにより、構造的に機械的強度を維持しつつ発熱構造体からの排熱効率を改善できるようになる。
非特許文献1に開示された光集積回路モジュールの基本構成を示した概略図である。(a)は、光集積回路モジュールを上面方向からセラミック基板を取り除いた状態で示した平面図である。図1(b)は、同図(a)のIb-Ib線方向におけるセラミック基板を含めた状態の光集積回路モジュールをセラミック基板を含めた状態で示した側面断面図である。図1(c)は、同図(a)のIc-Ic線方向における光集積回路モジュールをセラミック基板を含めた状態で示した側面断面図である。 本発明の実施形態1に係る光集積回路モジュールの基本構成を示した概略図である。(a)は光集積回路モジュールを上面方向からセラミック基板を取り除いた状態で示した平面図である。(b)は(a)のIIb-IIb線方向における光集積回路モジュールをセラミック基板を含めた状態で示した側面断面図である。(c)は(a)のIIc-IIc線方向における光集積回路モジュールをセラミック基板を含めた状態で示した側面断面図である。(d)は(a)のIId-IId線方向における光集積回路モジュールをセラミック基板を含めた状態で示した側面断面図である。 本発明の実施形態2に係る光集積回路モジュールの基本構成を示した概略図である。(a)は光集積回路モジュールを上面方向からセラミック基板を取り除いた状態で示した平面図である。(b)は(a)のIIIb-IIIb線方向における光集積回路モジュールをセラミック基板を含めた状態で示した側面断面図である。(c)は(a)のIIIc-IIIc線方向における光集積回路モジュールをセラミック基板を含めた状態で示した側面断面図である。(d)は(a)のIIId-IIId線方向における光集積回路モジュールをセラミック基板を含めた状態で示した側面断面図である。 本発明の実施形態3に係る光集積回路モジュールの基本構成を示した概略図である。(a)は光集積回路モジュールを上面方向からセラミック基板を取り除いた状態で示した平面図である。(b)は(a)のIVb-IVb線方向における光集積回路モジュールをセラミック基板を含めた状態で示した側面断面図である。(c)は(a)のIVc-IVc線方向における光集積回路モジュールをセラミック基板を含めた状態で示した側面断面図である。 本発明の実施形態5に係る光集積回路モジュールの基本構成を示した概略図である。(a)は光集積回路モジュールを上面方向からセラミック基板を取り除いた状態で示した平面図である。(b)は(a)のVb-Vb線方向における光集積回路モジュールを上下を反転させた方向で組付けられる電子部品実装済み基板とセラミック基板とを含めた状態で示した側面断面図である。(c)は(a)のVc-Vc線方向における光集積回路モジュールを上下を反転させた方向で組付けられる電子部品実装済み基板とセラミック基板とを含めた状態で示した側面断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る光集積回路、及び光集積回路モジュールについて、幾つかの実施形態を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図2は、本発明の実施形態1に係る光集積回路モジュール20Aの基本構成を示した概略図である。但し、図2(a)は、光集積回路20Aを上面方向からセラミック基板を取り除いた状態で示した平面図である。図2(b)は、同図(a)のIIb-IIb線方向における光集積回路モジュール20Aをセラミック基板27を含めた状態で示した側面断面図である。図2(c)は、同図(a)のIIc-IIc線方向における光集積回路モジュール20Aをセラミック基板27を含めた状態で示した側面断面図である。図2(d)は、同図(a)のIId-IId線方向における光集積回路モジュール20Aのセラミック基板27を含めた状態で示した側面断面図である。
図2(a)乃至図2(d)を参照すれば、光集積回路20Aにおいても、Si基板21の主面上にエッチング等により所用パターンで形成された一対の光導波路22a、22bの真上に、薄膜ヒータ24a、24bが配置されている。薄膜ヒータ24a、24bは、発熱構造体とみなせるもので、Si基板21の主面上で光導波路22a、22bにそれぞれ対向して配置されている。薄膜ヒータ24a、24bの延在方向における両端には、配線25a、25bの一部分がそれぞれ接続される。これらの光導波路22a、22b及び薄膜ヒータ24a、24bと配線25a、25bの薄膜ヒータ24a、24bに対する接続部分とがSiО2によるオーバークラッド層23で覆われる。尚、Si基板21の主面上には、SiО2によるアンダークラッド層が形成されているものとする。
また、配線25a、25bにおけるオーバークラッド層23で覆われた光導波路22a、22bと反対側の表面側に位置される他の部分の箇所には、熱伝導性を持つ接続箇所となるAu等によるバンプ28a、28bが設けられる。この光集積回路20Aでは、薄膜ヒータ24a、24bへの給電時に伝搬された発熱を放熱する放熱構造体29がオーバークラッド層23における光導波路22a、22bと反対側の表面側に設けられた点を構造上の特色としている。放熱構造体29は、薄膜ヒータ24a、24bの周囲に非接触で配置されている。
この放熱構造体29は、薄膜ヒータ24a、24bの延在方向の大部分を覆うように一枚板の形態で設けられている。そして、放熱構造体29の光導波路22a、22bと反対側の表面には、薄膜ヒータ24a、24bの延在方向に沿うように、配線25a、25bの引き回し部分とは別な接続箇所となるバンプ28cが設けられている。具体的に云えば、薄膜ヒータ24a、24bの延在方向と平行な中央線、左側線、及び右側線にそれぞれ沿うように、バンプ28cが等間隔で3個ずつ総計9個となるように設けられている。
放熱構造体29のサイズは、バンプ28a、28b、28cの大きさと比べれば、遥かに大きい。放熱構造体29の材料は、放熱効果が得られれば良く、例えば金、アルミニウム等のバンプ28a、28b、28cや配線25a、25b等と同じ材料を用いることができる。同様に、バンプ28cの材料は、熱伝導性があれば良く、バンプ28a、28bと同じ材料を用いることができる。バンプ28cの設置数は、放熱構造体29のサイズにもよるが、少なくとも1以上であれば、任意にして良い。
更に、バンプ28a、28b、28c及び配線25a、25bの表面側の箇所とシリコンフォトニクス回路への結合用のセラミック基板27の主面との間には、樹脂等によるアンダーフィル材26が塗布により充填されている。シリコンフォトニクス回路は、Si基板21と、光導波路22a、22bと、オーバークラッド層23と、薄膜ヒータ24a、24bと、配線25a、25bと、を含んで構成される。アンダーフィル材26は、付着固定用とされる。これにより、Si基板21及びセラミック基板27が接合される。
実施形態1におけるセラミック基板27は、Si基板21に対してフリップチップ実装され、セラミック基板27及びSi基板21の間には、アンダーフィル材26が充填されて接合される形態となっている。尚、バンプ28a、28b、28cを設けていない部分については、必要に応じてSiN等による保護膜を設けても良い。また、ここでのSi基板21及びセラミック基板27の厚さについても、スケール上で実際よりも薄く示している。
この接合状態では、セラミック基板27の導体パターンからバンプ28a、28bを介在して配線25a、25bを経由し、薄膜ヒータ24a、24bへ導通可能な状態となる。また、セラミック基板27の接地箇所の導体パターンと接続されるバンプ28cを介在して放熱構造体29が熱伝導的に接続された状態となる。
こうした構成によって、光集積回路モジュール20Aでは、薄膜ヒータ24a、24bへ給電して加熱することにより、光導波路22a、22bの温度を変化させ、熱光学効果を利用することができる。これによって、光集積回路モジュール20Aは、光導波路22a、22bのコアを通る光に対し、温度に依存した屈折率の制御を行うことができる。
その他、光集積回路モジュール20Aの場合、通常使用で表面温度が高くなるオーバークラッド層23の表面に設けた放熱構造体29がバンプ28cを介してセラミック基板27の接地箇所の導体パターンに接続されている。これにより、薄膜ヒータ24a、24bの発熱によるオーバークラッド層23の温度上昇時に、放熱構造体29の表面から放熱が促進され、熱が更にバンプ28cを経由してセラミック基板27に伝搬される。この結果、オーバークラッド層23の表面の放熱性が良くなり、アンダーフィル材26に加えられる熱が低減する。尚、ここでの熱の伝搬とは、以下も同様であるように、熱移動とみなしても良い。
実施形態1に係る光集積回路モジュール20Aによれば、薄膜ヒータ24a、24bの発熱による排熱効率を向上させることでき、アンダーフィル材26での接着強度劣化を防ぐことができる。また、干渉計としての光集積回路モジュール20Aは、他の光導波路への熱干渉を低減することができる。更に、光集積回路モジュール20Aを多層光導波路構造として観た場合、層間の熱移動を低減でき、他の層への発熱による影響を低減できる。結果として、光集積回路モジュール20Aは、構造的に機械的強度を維持しつつ放熱構造体からの排熱効率を改善できるようになる。
(実施形態2)
図3は、本発明の実施形態2に係る光集積回路モジュール30Aの基本構成を示した概略図である。但し、図3(a)は、基板を取り除いた状態の光集積回路モジュール30Aを上面方向からセラミック基板を取り除いた状態で示した平面図である。図3(b)は、同図(a)のIIIb-IIIb線方向における光集積回路モジュール30Aをセラミック基板37を含めた状態で示した側面断面図である。図3(c)は、同図(a)のIIIc-IIIc線方向における光集積回路モジュール30Aをセラミック基板37を含めた状態で示した側面断面図である。図3(d)は、同図(a)のIIId-IIId線方向における光集積回路モジュール30Aをセラミック基板37を含めた状態で示した側面断面図である。
図3(a)乃至図3(d)を参照すれば、この光集積回路30Aは、実施形態1の光集積回路20Aと比べ、3つに分割された放熱構造体39a、39b、39cを有する点が相違している。これらの放熱構造体39a、39b、39cは、薄膜ヒータ34a、34bの周囲に非接触で配置されている。具体的に云えば、放熱構造体39a、39b、39cは、オーバークラッド層33における光導波路32a、32bと反対側の表面側に設けられている。その他の構造は光集積回路20Aの場合と共通している。尚、Si基板31の主面上には、SiО2によるアンダークラッド層が形成されているものとする。
即ち、光集積回路30Aにおいても、Si基板31の主面上にエッチング等により所用パターンで形成された一対の光導波路32a、32bの真上に、薄膜ヒータ34a、34bが配置されている。薄膜ヒータ34a、34bは、発熱構造体とみなせるもので、Si基板31の主面上で光導波路32a、32bにそれぞれ対向して配置されている。薄膜ヒータ34a、34bの延在方向における両端には、配線35a、35bの一部分がそれぞれ接続される。これらの光導波路32a、32b及び薄膜ヒータ34a、34bと配線35a、35bの薄膜ヒータ34a、34bに対する接続部分とがSiО2によるオーバークラッド層33で覆われる。配線35a、35bにおけるオーバークラッド層33で覆われた光導波路32a、32bと反対側の表面側に位置される他の部分の箇所には、熱伝導性を持つ接続箇所となるAu等によるバンプ38a、38bがそれぞれ設けられる。
上述した放熱構造体39a、39b、39cは、薄膜ヒータ34a、34bの延在方向の周囲を覆うように3分割された形態で設けられている。そして、放熱構造体39a、39b、39cの光導波路32a、32bと反対側の表面には、薄膜ヒータ34a、34bの延在方向に沿うように、配線35a、35bの引き回し部分とは別な熱伝導性を持つ接続箇所となるAu等によるバンプ38cが設けられている。具体的に云えば、放熱構造体39a、39b、39cには、薄膜ヒータ34a、34bの延在方向と平行な中間中央線、左側中央線、及び右側中央線にそれぞれ沿うように、バンプ38cが等間隔で3個ずつ総計9個となるように設けられている。
ここでも、放熱構造体39a、39b、39cのサイズは、バンプ38a、38b、38cの大きさと比べれば、遥かに大きい。放熱構造体39a、39b、39cの材料及びバンプ38a、38b、38cの設置数は、任意に変更しても良い。
更に、バンプ38a、38b、38c及び配線35a、35bの表面側の箇所とシリコンフォトニクス回路への結合用のセラミック基板37の主面との間には、樹脂等によるアンダーフィル材36が塗布により充填されている。シリコンフォトニクス回路は、Si基板31と、光導波路32a、32bと、オーバークラッド層33と、薄膜ヒータ34a、34bと、配線35a、35bと、を含んで構成される。アンダーフィル材36は、付着固定用とされる。これにより、Si基板31及びセラミック基板37が接合される。
実施形態2におけるセラミック基板37についても、Si基板31に対してフリップチップ実装され、セラミック基板37及びSi基板31の間には、アンダーフィル材36が充填されて接合される形態となっている。尚、バンプ38a、38b、38cを設けていない部分については、必要に応じてSiN等による保護膜を設けても良い。また、ここでのSi基板31及びセラミック基板37の厚さについても、スケール上で実際よりも薄く示している。
この接合状態では、セラミック基板37の導体パターンからバンプ38a、38bを介在して配線35a、35bを経由し、薄膜ヒータ34a、34bへ導通可能な状態となる。また、セラミック基板37の接地箇所の導体パターンと接続されるバンプ38cを介在して放熱構造体39a、39b、39cがそれぞれ熱伝導的に接続された状態となる。
こうした構成によって、光集積回路モジュール30Aでは、薄膜ヒータ34a、34bへ給電して加熱することにより、光導波路32a、32bの温度を変化させ、熱光学効果を利用することができる。これによって、光集積回路モジュール30Aは、光導波路32a、32bのコアを通る光に対し、温度に依存した屈折率の制御を行うことができる。
その他、この光集積回路モジュール30Aの場合、通常使用で表面温度が高くなるオーバークラッド層33の表面に分割して設けた放熱構造体39a、39b、39cがバンプ38cを介してセラミック基板37の接地箇所の導体パターンに接続される。これにより、薄膜ヒータ34a、34bの発熱によるオーバークラッド層33の温度上昇時に、放熱構造体39a、39b、39cの表面から放熱が促進され、熱が更にバンプ38cを経由してセラミック基板37に伝搬される。この結果、オーバークラッド層33の表面の放熱性が良くなり、アンダーフィル材36に加えられる熱が低減する。
実施形態2に係る光集積回路モジュール30Aによれば、先の光集積回路モジュール20Aの場合と同等な作用効果を奏する他、3つに分割された放熱構造体39a、39b、39cがアンダーフィル材36の接着時に発生する空隙を抑止する。即ち、アンダーフィル材36の塗布時に光導波路32a、32bの長手方向にアンダーフィル材36が流れ易く、アンダーフィル材36に空隙が生じ難くなる。アンダーフィル材36の接着に空隙を生じなければ、光集積回路モジュール30Aにおける密着性が高められて、一層接合状態の機械的強度の信頼性が向上し、放熱性を高めることが可能になる。
(実施形態3)
図4は、本発明の実施形態3に係る光集積回路モジュール40Aの基本構成を示した概略図である。但し、図4(a)は、基板を取り除いた状態の光集積回路モジュール40Aを上面方向からセラミック基板を取り除いた状態で示した平面図である。図4(b)は、(a)のIVb-IVb線方向における光集積回路モジュール40Aをセラミック基板47を含めた状態で示した側面断面図である。図4(c)は、(a)のIVc-IVc線方向における光集積回路モジュール40Aをセラミック基板47を含めた状態で示した側面断面図である。
図4(a)乃至図4(c)を参照すれば、この光集積回路40Aは、先の実施形態2の光集積回路30Aと比べ、後述するように3つに分割された放熱構造体49a、49b、49cの形状とバンプ48cの配設とが異なっている。ここでの放熱構造体49a、49b、49cについても、薄膜ヒータ44a、44bの周囲に非接触で配置されている。具体的に云えば、放熱構造体49a、49b、49cは、オーバークラッド層43における光導波路42a、42bと反対側の表面側からオーバークラッド層43の積層方向に延び、端部がそれぞれSi基板41に接近している。その他の構造は、光集積回路30Aの場合とほぼ共通している。尚、Si基板41の主面上には、SiО2によるアンダークラッド層が形成されているものとする。また、放熱構造体49a、49b、49cの端部がSi基板41に接触するか、或いは埋め込まれる構成にすることも可能である。
即ち、光集積回路40Aにおいても、Si基板41の主面上にエッチング等により所用パターンで形成された一対の光導波路42a、42bの真上に、薄膜ヒータ44a、44bが配置されている。薄膜ヒータ44a、44bについても、発熱構造体とみなせるもので、Si基板41の主面上で光導波路42a、42bにそれぞれ対向して配置されている。薄膜ヒータ44a、44bの延在方向における両端には、配線45a、45bの一部分がそれぞれ接続される。これらの光導波路42a、42b及び薄膜ヒータ44a、44bと配線45a、45bの薄膜ヒータ44a、44bに対する接続部分とがSiО2によるオーバークラッド層43で覆われる。配線45a、45bにおけるオーバークラッド層43で覆われた光導波路42a、42bと反対側の表面側に位置される他の部分の箇所には、熱伝導性を持つ接続箇所となるAu等によるバンプ48a、48bがそれぞれ設けられる。
上述した放熱構造体49a、49b、49cは、薄膜ヒータ44a、44bの延在方向の周囲を覆うように3分割された形態で設けられている。そして、放熱構造体49a、49b、49cの光導波路42a、42bと反対側の表面には、薄膜ヒータ44a、44bの延在方向に沿うように、配線45a、45bの引き回し部分とは別な熱伝導性を持つ接続箇所となるAu等によるバンプ48cが設けられている。具体的に云えば、放熱構造体49a、49b、49cには、薄膜ヒータ44a、44bの延在方向と平行な中間中央線、左側中央線、及び右側中央線にそれぞれ沿うように、バンプ48cが等間隔で2個ずつ総計6個となるように設けられている。
ここでも、放熱構造体49a、49b、49cのサイズは、バンプ48a、48b、48cの大きさと比べれば、遥かに大きい。放熱構造体49a、49b、49cの材料及びバンプ48a、48b、48cの設置数は、任意に変更しても良い。
更に、バンプ48a、48b、48c及び配線45a、45bの表面側の箇所とシリコンフォトニクス回路への結合用のセラミック基板47の主面との間には、樹脂等によるアンダーフィル材46が塗布により充填され、付着用とされる。シリコンフォトニクス回路は、Si基板41と、光導波路42a、42bと、オーバークラッド層43と、薄膜ヒータ44a、44bと、配線45a、45bと、を含んで構成される。これにより、Si基板41及びセラミック基板47が接合される。
実施形態3におけるセラミック基板47についても、Si基板41に対してフリップチップ実装され、セラミック基板47及びSi基板41の間には、アンダーフィル材46が充填されて接合される形態となっている。尚、バンプ48a、48b、48cを設けていない部分については、必要に応じてSiN等による保護膜を設けても良い、ここでのSi基板41及びセラミック基板47の厚さについても、スケール上で実際よりも薄く示している。
この接合状態では、セラミック基板47の導体パターンからバンプ48a、48bを介在して配線45a、45bを経由し、薄膜ヒータ44a、44bへ導通可能な状態となる。また、セラミック基板47の接地箇所の導体パターンと接続されるバンプ48cを介在して放熱構造体49a、49b、49cがそれぞれ熱伝導的に接続された状態となる。
こうした構成によって、光集積回路モジュール40Aでは、薄膜ヒータ44a、44bへ給電して加熱することにより、光導波路42a、42bの温度を変化させ、熱光学効果を利用することができる。これによって、光集積回路モジュール40Aは、光導波路42a、42bのコアを通る光に対し、温度に依存した屈折率の制御を行うことができる。
その他、光集積回路モジュール40Aの場合、通常使用で表面温度が高くなるオーバークラッド層43の表面のみならず、内部を通してSi基板41に端部が接近するように分割された放熱構造体49a、49b、49cが設けられている。これらの放熱構造体49a、49b、49cがバンプ48cを介してセラミック基板47の接地箇所の導体パターンに接続される。これにより、薄膜ヒータ44a、44bの発熱によるオーバークラッド層43の温度上昇時に、放熱構造体49a、49b、49cの表面から放熱が促進され、熱が更にバンプ48cを経由してセラミック基板47に伝搬される。この結果、オーバークラッド層43の表面の放熱性が光集積回路モジュール30Aの場合よりも良くなり、アンダーフィル材46に加えられる熱が低減する。
実施形態3に係る光集積回路モジュール40Aによれば、先の光集積回路モジュール30Aの場合と同等な作用効果を奏する他、3つに分割された放熱構造体39a、39b、39cがオーバークラッド層43の内部及びSi基板41にも延在するように3つに分割されている。このため、先の光集積回路モジュール30Aの場合よりもオーバークラッド層43の表面の放熱性が高められる。尚、放熱構造体49a、49b、49cの端部がSi基板41に接触するか、或いは埋め込まれる構成にした場合には、Si基板41へ向けて排熱されることになり、放熱性を高められる。
(実施形態4)
図5は、本発明の実施形態4に係る光集積回路モジュール50Aの基本構成を示した概略図である。但し、図5(a)は、光集積回路モジュール50Aを上面方向からセラミック基板を取り除いた状態で示した平面図である。図5(b)は、同図(a)のVb-Vb線方向における光集積回路モジュール50Aの上下を反転させた方向で組付けられる電子部品実装済み基板とセラミック基板57とを含めた状態で示した側面断面図である。図5(c)は、同図(a)のVc-Vc線方向における光集積回路モジュール50Aの上下を反転させた方向で組付けられる電子部品実装済み基板とセラミック基板57とを含めた状態で示した側面断面図である。
図5(a)乃至図5(c)を参照すれば、この光集積回路50Aは、Si基板51にDriver IC、TIA(トランスインピーダンスアンプ)等の電子デバイス60が実装される形態となっている。このため、オーバークラッド層53の内部に埋め込まれる光導波路52a、52bと薄膜ヒータ54a、54bとに係る配置のパターンを工夫し、且つ放熱性が向上するように放熱構造体59の形状及び構造を変更している。但し、ここでの放熱構造体59についても、薄膜ヒータ54a、54bの周囲に非接触で配置されている点は、上述した各実施形態の場合と同様である。尚、Si基板51の主面上には、SiО2によるアンダークラッド層が形成されているものとする。
この光集積回路50Aでは、Si基板51の主面上への導波路52a、52bを形成する前にオーバークラッド層53の土台を形成した後、放熱構造体59の一部となる放熱構造用底部59cを土台上に形成している。また、放熱構造用底部59c上の選択した隔てられた箇所に平行して延在するように光導波路52a、52bを形成している。更に、光導波路52a、52bの真上に薄膜ヒータ54a、54bが配置されるようにし、薄膜ヒータ54a、54bに繋がるように配線55a、55bを設けている。
加えて、光導波路52a、52b及び薄膜ヒータ54a、54bと配線55a、55bとの周囲に対し、放熱構造用底部59cと繋がるように放熱構造体59の他部となる放熱構造用側壁部59a、59bが設けられる。ここでは、光導波路52a、52b及び薄膜ヒータ54a、54bと配線55a、55bの薄膜ヒータ54a、54bに対する接続部分とがオーバークラッド層53で覆われる。即ち、放熱構造体59の放熱構造用底部59cについては全体、放熱構造用側壁部59a、59bの大部分がオーバークラッド層53で覆われる。その他の構造は、ほぼ光集積回路40Aの場合とほぼ共通している。
即ち、配線55a、55bにおけるオーバークラッド層53で覆われた光導波路52a、52bと反対側の表面側に位置される箇所には、熱伝導性を持つ接続箇所となるAu等によるバンプ58a、58bがそれぞれ設けられる。放熱構造体59の放熱構造用側壁部59a、59bの光導波路52a、52bと反対側の表面には、薄膜ヒータ54a、54bの延在方向に沿うように、配線55a、55bの引き回し部分とは別な熱伝導性を持つ接続箇所となるAu等によるバンプ58cが設けられている。具体的に云えば、放熱構造体59の放熱構造用側壁部59a、59bには、薄膜ヒータ54a、54bの延在方向と平行な左側中央線、及び右側中央線にそれぞれ沿うように、バンプ58cが等間隔で3個ずつ総計6個となるように設けられている。
ここでも、放熱構造体59の各部のサイズは、バンプ58a、58b、58cの大きさと比べれば、遥かに大きい。放熱構造体59の材料及びバンプ58a、58b、58cの設置数は、任意に変更しても良い。
更に、バンプ58a、58b、58c及び配線55a、55bの表面側の箇所とシリコンフォトニクス回路への結合用のセラミック基板57の主面との間には、樹脂等によるアンダーフィル材56が塗布により充填されている。シリコンフォトニクス回路は、Si基板51と、光導波路52a、52bと、オーバークラッド層53と、薄膜ヒータ54a、54bと、配線55a、55bと、を含んで構成される。アンダーフィル材56は、付着固定用とされる。但し、このときに光集積回路50Aの上下を反転させた方向で組付けられるのは、上述した通りである。これにより、Si基板51及びセラミック基板57が接合される。
実施形態4におけるセラミック基板57についても、Si基板51に対してフリップチップ実装され、セラミック基板57及びSi基板51の間には、アンダーフィル材56が充填されて接合される形態となっている。尚、バンプ58a、58b、58cを設けていない部分については、必要に応じてSiN等による保護膜を設けても良い。尚、ここでのSi基板51及びセラミック基板57の厚さについても、スケール上で実際よりも薄く示している。
この接合状態では、Si基板51には複数の電子デバイス60が実装され、セラミック基板57の導体パターンからバンプ58a、58bを介在して配線55a、55bを経由し、薄膜ヒータ54a、54bへ導通可能な状態となる。また、セラミック基板57の接地箇所の導体パターンと接続されるバンプ58cを介在して放熱構造体59の放熱構造用側壁部59a、59b(先端は平坦になっている)がそれぞれ熱伝導的に接続された状態となる。
こうした構成によって、光集積回路モジュール50Aでは、薄膜ヒータ54a、54bへ給電して加熱することにより、光導波路52a、52bの温度を変化させ、熱光学効果を利用することができる。これによって、光集積回路モジュール50Aは、光導波路52a、52bのコアを通る光に対し、温度に依存した屈折率の制御を行うことができる。
その他、光集積回路モジュール50Aの場合、通常使用で表面温度が高くなるオーバークラッド層53の内部に大部分が埋め込まれるように箱状の放熱構造体59が設けられている。この放熱構造体59の放熱構造用側壁部59a、59bがバンプ58cを介してセラミック基板57の接地箇所の導体パターンに接続される。これにより、薄膜ヒータ54a、54bの発熱によるオーバークラッド層53の温度上昇時に、放熱構造体59の放熱構造用側壁部59a、59bにおける表面から放熱が促進され、熱が更にバンプ58cを経由してセラミック基板57に伝搬される。この結果、オーバークラッド層53の表面の放熱性が良くなり、アンダーフィル材56に加えられる熱が低減する。しかも、Si基板51に設けられた電子デバイス60が発する熱についても、放熱構造体59の放熱構造用側壁部59a、59bにおける表面から効率良く放熱される。
実施形態4に係る光集積回路モジュール50Aによれば、オーバークラッド層53の内部に埋め込まれた放熱構造体59が十分な発熱性能を持ち、光集積回路モジュール50Aへの発熱の影響を低減することができる。即ち、薄膜ヒータ54a、54bへ給電してのオーバークラッド層53の発熱時、及びSi基板51に設けた電子デバイス60の発熱時にも効率良く放熱され、位相シフタの消費電力低減、応答速度向上が図られる。
10A、20A、30A、40A、50A 光集積回路モジュール
11、21、31、41、51 Si基板
12a、12b、22a、22b、32a、32b、42a、42b、52a、52b 光導波路
13、23、33、43、53 オーバークラッド層
14a、14b、24a、24b、34a、34b、44a、44b、54a、54b 薄膜ヒータ
15a、15b、25a、25b、35a、35b、45a、45b、55a、55b 配線
16、26、36、46、56 アンダーフィル材
17、27、37、47、57 セラミック基板
18a、18b、28a、28b、28c、38a、38b、38c、48a、48b、48c、58a、58b、58c バンプ
29、39a、39b、39c、49a、49b、49c、59 放熱構造体
59a、59b 放熱構造用側壁部
59c 放熱構造用底部
60 電子デバイス

Claims (8)

  1. 基板の主面上に設けられる光導波路と、前記光導波路に対向して配置される発熱構造体と、前記発熱構造体に接続されて給電を行う配線と、前記光導波路及び前記発熱構造体と前記配線における少なくとも当該発熱構造体への接続箇所とを覆うオーバークラッド層と、前記オーバークラッド層の上部に形成される結合用の基板と、前記オーバークラッド層と前記結合用の基板との間に充填されるアンダーフィル材と、有する光集積回路モジュールであって、
    前記オーバークラッド層上、且つ前記発熱構造体と前記アンダーフィル材との間に、前記発熱構造体の延在方向に沿って延在して設けられ、前記発熱構造体への給電時に伝搬された発熱を放熱する3つの放熱構造体を有する
    ことを特徴とする光集積回路モジュール
  2. 前記3つの放熱構造体は、前記オーバークラッド層における前記光導波路と反対側の表面側から前記オーバークラッド層の積層方向に延び、端部がそれぞれ前記基板に接近、又は接触していることを特徴とする請求項1に記載の光集積回路モジュール
  3. 前記放熱構造体は、前記発熱構造体の周囲に当該発熱構造体とは非接触で配置された
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光集積回路モジュール
  4. 前記放熱構造体は、前記配線の引き回し部分とは別な接続箇所を使用して外部と熱的に接続される
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の光集積回路モジュール
  5. 前記放熱構造体のサイズは、前記配線の引き回し部分の接続箇所及び前記別な接続箇所よりも大きい
    ことを特徴とする請求項に記載の光集積回路モジュール
  6. 前記放熱構造体における前記別な接続箇所は、少なくとも1箇所以上の熱伝導性を持つバンプであり、前記バンプは、前記発熱構造体の延在方向と平行な中央線、左側線、右側線に沿って等間隔で配置される、
    ことを特徴とする請求項又はに記載の光集積回路モジュール
  7. 前記放熱構造体における前記別な接続箇所の前記バンプは、前記基板に対する前記結合用の基板の接地箇所に対して接続される
    ことを特徴とする請求項に記載の光集積回路モジュール
  8. 請求項に記載の前記基板が前記結合用の基板と結合されて構成される光集積回路モジュールであって、
    前記結合用の基板は、前記基板に対してフリップチップ実装された
    ことを特徴とする光集積回路モジュール。
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