JP7367493B2 - 画像形成装置およびキャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置およびキャビネットに関する。
従来、天板を有する画像形成装置が知られている。
特許文献1には、シートに画像を記録する記録装置と、前記記録装置上部に配置され、原稿の画像を読取る読取装置と、前記読取装置上方に設けられ、上面が略凹凸のない平滑面である天板と、を有する画像形成装置が記載されている。
特許文献2には、エリアセンサ110と、読取り対象物である原稿600を照らす照明120と、原稿600を載置する原稿台130と、エリアセンサ110と照明120を支持する支持部140と、からなるドキュメントスキャナ101を備えたMFP500が記載されている。
本発明は、画像形成装置またはキャビネットを使いこなすための空間を確保するとともに、当該空間を有効活用することを目的とする。
請求項1にかかる発明は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部の上方に配置される天板と、を備えた画像形成装置であって、前記画像形成装置の幅方向における前記画像形成部の横に横空間が形成され、前記天板は、前記画像形成部と前記横空間との幅方向における寸法よりも幅方向の寸法が大きく形成され、前記画像形成部の上方に上方空間を空けて配置され、前記天板上に配置され、前記天板上に置かれた対象物を読取る読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、画像形成装置またはキャビネットを使いこなすための空間を確保するとともに、当該空間を有効活用することができる。
本発明の一実施形態である画像形成装置の正面図である。 図1に示した画像形成装置の上面図である。 図1に示した画像形成装置の書画カメラを示す右側面図である。 図1に示した画像形成装置の書画カメラを示す正面図である。 図1に示した画像形成装置の一部内部構成を示す正面図である。 図5に示した画像形成装置のA-A断面図である。 図5に示した画像形成装置のB-B断面図である。 図1に示した画像形成装置の使用状況を示す正面図である。 本発明の第2の実施形態であるキャビネットの正面図である。 図9に示したキャビネットの使用状況を示す正面図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態である画像形成装置1の正面図である。図1に示されるX軸方向は画像形成装置1の幅方向であり、Y軸方向は画像形成装置1の高さ方向である。
画像形成装置1は、シートに画像を形成する画像形成モジュール100と、画像形成モジュール100の上方に空間を空けて配置される天板200と、天板200と画像形成モジュール100の間に形成される空間である上方空間300と、天板200上に配置された書画カメラ500と、幅方向(X軸方向)における画像形成モジュール100の横(右側)に形成される空間である横空間8を備える。
画像形成装置1は、画像形成モジュール100より下方に形成される下方空間(開口部)10を内蔵しており、下方空間10を開放する開閉部10Aを備えるとともに、幅方向における天板200の左端200L側、右端200R側の位置にそれぞれ左側板210L、右側板210Rを備える。左側板210L、右側板210Rは、天板200に直接取り付けられていなくても良い。
画像形成モジュール100は、シートに画像を形成する画像形成部7を内蔵しており、画像形成されたシートが排紙される排紙部5と、各々画像形成部7にシートを給送するシート給送部9A、9Bと、シート給送部9A、9Bから給送されるシートを搬送する搬送路70を有する。天板200は、上方空間300を空けて、画像形成部7の上方に配置されており、横空間8は、幅方向(X軸方向)における画像形成部7の横(右側)に形成されている。
排紙部5は、上方空間300を介して天板200で上方を覆われている。排紙部5と天板200の間の上方空間300は、排紙部5に積載された排出シートの取り出し作業を容易に行うために十分なスペースを有している。シート給送部9A、9Bは、シートを積載するシートトレイとして構成されており、画像形成モジュール100の前面方向に引っ張られることで、画像形成モジュール100内部から少なくともその一部を引き出される。
画像形成モジュール100の幅方向における左端100Lは、画像形成装置1の左側板210Lによりカバーされ、画像形成モジュール100の幅方向における右端100Rは、右側板110Rによりカバーされる。右側板110Rは、画像形成部7よりも、幅方向における天板200の他端側に備えられる。これにより、画像形成モジュール100および画像形成部7に対して横空間8を確実に区分することができる。
ここで、天板200の幅方向における寸法W200が、画像形成モジュール100の幅方向における寸法W100および画像形成部7の幅方向における寸法より大きくなるように、天板200は形成されており、これにより、画像形成装置1を使いこなすための空間を幅方向(W200)に確保することができる。
W200は一例として900mm以下である。このようにオフィス家具、一例として書類等を収納するキャビネット等の大きさを基準として幅を決めることで、画像形成装置1をオフィスに設置した際に画像形成装置1が元々あった通路に出っ張ることがない。例えば車椅子ユーザの通路を確保しやすい。
天板200は、上面が平坦に構成されており、これにより、天板200の上にモノを置くことができて、作業台や教卓として使うことができる。書画カメラ500は、エリアセンサを有し、天板200上に置かれた原稿等を読取る読取装置の一例であり、読み取った画像情報を画像形成装置1へ送る。また、他拠点との通信用のカメラとして書画カメラ500を利用してもよい。
画像形成モジュール100および画像形成部7は、幅方向における天板200の左端200L側に寄せて配置されており、横空間8は、画像形成モジュール100の右側板110Rと画像形成装置1の右側板210Rの間、かつ画像形成モジュール100の上端100Uより下方の空間として配置される。これにより、画像形成モジュール100および画像形成部7の横(右側)の横空間8を有効活用することができ、画像形成モジュール100および画像形成部7の横(右側)にモノを収容できるスペースを確保することができる。横空間8には、トナーやシートなどのサプライ品を入れてもよい。また横空間8は、耐熱性の高い部材で覆われているので、電子機器などを入れても良い。
さらに、画像形成モジュール100の上端100Uを平面とすることにより、上方空間300の有効活用が図れる。例えば、上端100Uの平面がモノを置くのに必要なスペースを有しており、排紙部5から排紙された印刷済のシートをストックしておくこともできるし、筆記用具などの小物を置くこともできる。
そして、幅方向における天板200の左端200L、右端200Rにそれぞれ左側板210L、右側板210Rを備えることにより、画像形成装置1の左右にモノが置かれても、画像形成装置1を使いこなすための空間を幅方向(W200)に確実に確保することができる。
また、上方空間300の幅方向における寸法W300が、画像形成モジュール100および画像形成部7の幅方向における寸法W100より大きくなるように、上方空間300が形成されている。これにより、上方空間300を幅方向に有効活用し、画像形成モジュール100および画像形成部7の上方にモノを収容できるスペースを確保することができる。上方空間300には、トナーやシートなどのサプライ品を入れてもよい。また上方空間300は、耐熱性の高い部材で覆われているので、電子機器などを入れても良い。
さらに、書画カメラ500により、天板200上に置かれた原稿等を読取ることができるため、天板200よりも上方の空間、すなわち画像形成装置1が占める空間を有効活用することができる。
図2は、図1に示した画像形成装置の上面図である。図2に示されるZ軸方向は画像形成装置1の前方向である。書画カメラ500は、天板200上面の読み取り可能エリア500A内に置かれた原稿等の画像を読み取ることが可能である。
図3は、図1に示した画像形成装置の書画カメラを示す左側面図である。図3(a)は、書画カメラ500が天板200上に置かれた原稿等の画像を読取っている状態を示す。図3(b)は、書画カメラ500が画像形成装置1の(Z軸方向)前側の風景等を読取っている状態を示す。
以上のように、書画カメラ500は、高さまたは角度を調節可能であり、これにより、天板200を教卓として用いる場合、教室の様子を写すカメラとしても利用できる。
図4は、図1に示した画像形成装置の書画カメラを示す正面図である。図4(a)に示すように、天板200の上面には、書画カメラ500を収納するための凹形状の収納部520が形成されている。図4(b)に示すように、収納部520に書画カメラ500を収納した状態では、天板200の上面が平坦になるように、収納部520および書画カメラ500は構成されている。
以上の構成により、書画カメラ500を使わないときに天板200を教卓等として広く使えるとともに、天板200上面の出っ張りを低減して安全性が向上する。
図5は、図1に示した画像形成装置1の一部内部構成を示す正面図である。具体的には、図1の画像形成装置1から開閉部10Aを除いた図である。
下方空間10の幅方向における寸法W10が、画像形成モジュール100の幅方向における寸法W100および画像形成部7の幅方向における寸法より大きくなるように、下方空間10が形成されている。これにより、下方空間10を幅方向(X軸方向)に有効活用することができ、画像形成モジュール100および画像形成部7の下方にトナーやシートなどのサプライ品等のモノを収容できるスペースや、車椅子ユーザの足が入るスペースを確保することができる。車椅子ユーザは、画像形成装置1を使用するときに下方空間10に足を入れることで、画像形成装置1に近づくことができる。
下方空間10の幅方向の寸法W10は600mm以上、あるいはJIS―T9201に定める車椅子のシート幅W1以上である。これにより、車椅子ユーザの足が入るスペースを確実に確保することができる。例えば画像形成装置1の幅W200を600mm以上でかつ900mm以下とすることで、車椅子の足置き部分を入れるための下方空間10を設けることができ、さらにオフィスに設置した際に画像形成装置1が元々あった通路に出っ張ることがない。また、下方空間10は、耐熱性の高い部材で覆われているので、電子機器などを入れても良い。
図6は、図5に示した画像形成装置のA-A断面図である。図6に示されるZ軸方向は画像形成装置1の奥行き方向である。上方空間300、および下方空間10は、ともに正面側(Z軸方向における図の右側)に開口している。
画像形成装置1は、奥行方向における天板200の後端200Eの位置に後側板210Eを備える。これにより、画像形成装置1の後方にモノが置かれても、画像形成装置1を使いこなすための空間を奥行方向(Z軸方向)に確実に確保することができる。後側板210Eは、天板200に直接取り付けられていなくても良い。
画像形成部7は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー各色の画像を形成する画像形成ユニット73と、画像形成ユニット73が形成した各色の画像を中間転写し、搬送路70を搬送されるシートに中間転写された画像を二次転写する転写部74を備える。
図5では、いわゆるフルカラー電子写真方式の画像形成部7を例に説明を行ったが画像形成部7の方式はこれに限るものではない。例えばブラックトナーのみで画像を形成するモノクロ電子写真方式の画像形成部7としてもよい。また、各シート給送部9A、9Bから搬送されたシートにインクジェットヘッドで画像を形成するインクジェット方式の画像形成部7であってもよい。
図7は、図5に示した画像形成装置のB-B断面図である。上方空間300、および下方空間10は、ともに正面側(Z軸方向における図の右側)に開口している。
画像形成装置1は、横空間8には、画像形成装置1の内部空間に形成される収納スペース85、収納スペース85を開放する横空間ドア81を備える。
図8は、図1に示した画像形成装置の使用状況を示す正面図であって、横空間8の内部構成を示す図である。
画像形成装置1は、天板200とほぼ同じ高さに画像形成装置1への操作入力を受け付ける操作部4を備え、画像形成モジュール100は、搬送路70をカバーする搬送路カバー82を備える。
搬送路カバー82は、搬送路70をカバーするカバー位置82Aと搬送路を開放する開放位置82Bに移動可能であって、搬送路カバー82が開放位置82Bに移動する方向は、幅方向(X軸方向)における天板200の右端200R側である。
これにより、横空間8を有効活用して、搬送路カバー82を開放して搬送路70からシートを取り出すジャム処理を行うことができる。
搬送路カバー82が開放位置82Bに位置する場合の画像形成モジュール100が占有する幅方向の寸法W100Bは、搬送路カバー82がカバー位置82Aに位置する場合の画像形成モジュール100が占有する幅方向の寸法W100Aよりも大きい。
搬送路カバー82が開放位置82Bに位置する場合の、幅方向(X軸方向)における天板200の右側端部(他端)200R側の搬送路カバー82の端部820は、幅方向における天板200の右側端部(他端)200Rよりも内側に位置する。すなわち、搬送路カバー82がカバー位置82Aに位置する場合の画像形成モジュール100が占有する幅方向の寸法W100Bは、天板200の幅方向における寸法W200よりも小さい。
これにより、画像形成装置1の右側にモノが置かれたとしても、横空間8内で、搬送路カバー82を開放して搬送路70からシートを取り出すジャム処理を行うことができる。
図9は、本発明の第2の実施形態であるキャビネット1000の正面図である。図9に示されるX軸方向はキャビネット1000の幅方向であり、Y軸方向はキャビネット1000の高さ方向である。
キャビネット1000は、キャビネット1000の前面から見て水平方向に並ぶ第1の領域1301と第2の領域1302とを有する。(X軸方向の)右側に配置される第1の領域1301には、シートに画像を形成し、画像が形成されたシートを排出する画像形成装置1が収納され、(X軸方向の)左側に配置される第2の領域1302には、プロジェクタ400が収納されている。
キャビネット1000は、天板1200を備えるとともに、右側板1212Rに対して垂直な軸を中心に回動し、第1の領域1301の内部空間を開放する右扉1210Rを備え、左側板1212Lに対して垂直な軸を中心に回動し、第2の領域1302の内部空間を開放する左扉1210Lを備える。右扉1210Rおよび左扉2110Lは観音開きに構成されている。
天板1200は、上面が平坦に構成されており、これにより、天板1200の上にモノを置くことができて、作業台や教卓として使うことができる。天板1200上には、書画カメラ500が配置される。書画カメラ500は、天板1200上に置かれた原稿等を読取る読取装置の一例であり、読み取った画像情報を画像形成装置1やプロジェクタ400へ送る。
また、天板1200は、幅方向(X軸方向)において、画像形成装置1の寸法よりも大きく形成され、画像形成装置1およびプロジェクタ400の上方に上方空間1300を介して配置される。
右扉1210Rの上端1210RTは、右扉1210Rを閉じた状態で、上方空間1300をキャビネット1000の前方に開放するように形成され、画像形成装置1は、画像形成装置1およびプロジェクタ400への操作入力を受け付ける操作部4と、画像が形成されたシートを排出する排紙部5を、上方空間1300に臨むように備える。
画像が形成されたシートは、排紙部5において、前方から後方に向かって排出され、上方空間1300は、排紙部5に積載された排出シートの取り出し作業を容易に行うために十分なスペースを有している。
これにより、右扉1210Rを閉じた状態で、上方空間1300にアクセスして、操作部4を操作したり、画像形成装置1から排出されたシートを取り出したりすることが可能になる。
また、右扉1210Rの下端1210RBは、床面の上方に空間を空けて形成されており、下端1210RBには、床面に接触するキャスター等の脚部1214が設けられている。
本実施形態では、画像形成装置1をキャビネット1000で覆っているため、外装の継ぎ目を無くしてデザイン美観が向上できるとともに、静音化も図れて、デスクワークをしている近くに画像形成装置1およびキャビネット1000をおいても不快に感じない。
また、本実施形態では、操作部4を配置した側が、画像形成装置1の正面であり、ユーザによるプロジェクタ400の操作も装置正面から行うようになっている。
画像形成装置1は、右扉1210Rによりキャビネット1000の内部空間が開放された状態でも稼働可能に構成されており、右扉1210Rにより開放されたキャビネット1000の内部空間から外部空間へ少なくとも一部が引き出し可能に構成されている。
画像形成装置1は、右扉1210Rや左扉1210Lを開放した場合でも、シートに画像を形成し、画像形成されたシートを排紙部5に排出可能である。これにより、右扉1210Rや左扉1210Lを開くたびに画像形成装置1が停止することがなく、シートの補給等の作業性が悪くなることが防止される。
第2の実施形態では、書画カメラ500により、天板1200上に置かれた原稿等を読取ることができるため、天板1200よりも上方の空間、すなわちキャビネット1000が占める空間を有効活用することができる。
また、書画カメラ500で撮影している画像をプロジェクタ400で投影することにより、OHPのように利用したり、天板1200上での作業や回答用紙などを投影しながら授業を行ったり、することができる。そして、上方空間1300を用いてプロジェクタ400、および画像形成装置1に対して各種作業を行うことにより、キャビネット1000が占める空間を有効活用することができる。
図10は、図9に示したキャビネットの使用状況を示す正面図である。
キャビネット1000は、プロジェクタ400を載置する載置台410を備え、載置台410をキャビネット1000の(X軸方向)左側に引き出すことにより、プロジェクタ400は、キャビネット1000の(X軸方向)左側に引き出される。
以上のように、プロジェクタ400は、使用時にはキャビネット1000の外部に引き出され、不使用時にはキャビネット1000の内部に収納されるため、不使用時にプロジェクタ400がキャビネット1000から出っ張ることがなく、安全性が向上する。
以上説明した第2の実施形態では、シートに画像を形成する画像形成装置1を収納するキャビネット1000について説明したが、変形例として、シートに画像を形成する画像形成装置1を画像形成装置本体と呼称し、キャビネット1000を画像形成装置と呼称しても良い。
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1は、シートに画像を形成する画像形成部7を有する画像形成モジュール100と、画像形成部7および画像形成モジュール100の上方に配置される天板200と、を備え、天板200は、画像形成部7および画像形成モジュール100よりも幅方向(X軸方向)の寸法が大きく形成され(W200>W100)、画像形成部7および画像形成モジュール100の上方に上方空間300を空けて配置され、天板200上に配置され、天板200上に置かれた原稿を読取る書画カメラ500(読取装置の一例)を備える。
これにより、画像形成装置1を使いこなすための空間を幅方向に確保(W200)するとともに、天板200上で原稿等を読取ることにより、画像形成装置1が占める空間を有効活用することができる。
天板200は、画像形成部7および画像形成モジュール100は、幅方向(X軸方向)における天板200の左端(一端)200L側に寄せて配置されている。
これにより、幅方向における画像形成部7および画像形成モジュール100の横(右側)であって、画像形成モジュール100の上端100Uより下方の空間である横空間8を有効活用することができ、画像形成部7および画像形成モジュール100の横(右側)にモノを収容できるスペースを確保することができる。
書画カメラ500は、高さまたは角度を調節可能である。これにより、天板200上に置かれた立体物を撮影することができるとともに、天板200を教卓として用いる場合は授業中の風景を撮影することができる。
書画カメラ500は、天板200に収納可能である。これにより、書画カメラ500を使わないときに天板200を教卓等として広く使えるとともに、天板200上の出っ張りを低減して安全性が向上する。
天板200と画像形成部7および画像形成モジュール100の間の空間である上方空間300は、画像形成部7および画像形成モジュール100よりも幅方向の寸法が大きく形成される(W300>W100)。これにより、上方空間300を幅方向(X軸方向)に有効活用し、画像形成部7および画像形成モジュール100の上方にモノを収容できるスペースを確保することができる。
幅方向における天板200の左端200L、右端200Rの位置にそれぞれ左側板210L、右側板210Rを備えることにより、画像形成装置1の左右にモノが置かれても、画像形成装置1を使いこなすための空間を幅方向(X軸方向:W200)に確実に確保することができる。
奥行方向における天板200の後端200Eの位置に後側板210Eを備えることにより、画像形成装置1の後方にモノが置かれても、画像形成装置1を使いこなすための空間を奥行方向(Z軸方向)に確実に確保することができる。
画像形成部7および画像形成モジュール100より下方に、画像形成部7および画像形成モジュール100よりも幅方向(X軸方向)の寸法(W10>W100)が大きい下方空間10を形成する。これにより、下方空間10を幅方向(X軸方向)に有効活用することができ、画像形成部7および画像形成モジュール100の下方にモノを収容できるスペースや、車椅子ユーザの足が入るスペースを確保することができる。
下方空間10の幅方向の寸法W10は600mm以上、あるいはJIS―T9201に定める車椅子のシート幅W1以上である。これにより、車椅子ユーザの足が入るスペース6を確実に確保することができる。
天板200は、上面が平坦であることにより、天板200の上にモノを置くことができて、作業台として使うことができる。
画像形成モジュール100は、画像形成部7よりも、幅方向(X軸方向)における天板200の右側端部(他端)200R側に右側板110Rを備えることにより、画像形成部7および画像形成モジュール100に対して横空間8を確実に区分することができる。
本発明の一実施形態に係るキャビネット1000は、シートに画像を形成し、画像が形成されたシートを排出する画像形成装置1を収納し、画像形成装置1よりも幅方向の寸法が大きく形成され、画像形成装置1の上方に上方空間1300を空けて配置される天板1200と、天板1200上に配置され、天板1200上に置かれた原稿を読取る書画カメラ500(読取装置の一例)とを備える。
これにより、キャビネット1000を使いこなすための空間を幅方向に確保するとともに、天板1200上で原稿を読取ることにより、キャビネット1000が占める空間を有効活用することができる。
キャビネット1000には、水平方向に並ぶ第1の領域1301と第2の領域1302が形成され、第1の領域1301に画像形成装置1が設けられ、第2の領域1302にプロジェクタ400が設けられ、天板1200は、第1の領域1301および前記第2の領域1302に跨って、画像形成装置1およびプロジェクタ400の上方に上方空間1300を空けて配置される。
これにより、書画カメラ500で撮影している画像をプロジェクタ400で投影することができるともに、上方空間1300を用いてプロジェクタ400、および画像形成装置1に対して各種作業を行うことができる。
1 画像形成装置
5 排紙部
7 画像形成部
8 横空間
9A、9B シート給送部
10 下方空間(開口部)
70 搬送路
82 搬送路カバー
820 端部
100 画像形成モジュール
100U 上端
110R 右側側板
200 天板
200L 左側端部(一端)
200R 右側端部(他端)
200E 後側端部(後端)
210L 左側側板
210R 右側側板
210E 後側板
300 上方空間
400 プロジェクタ
500 書画カメラ(読取装置)
1000 キャビネット
1200 天板
1300 上方空間
1301 第1の領域
1302 第2の領域
特開2007-78995 特開2018‐026729

Claims (7)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部の上方に配置される天板と、を備えた画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の幅方向における前記画像形成部の横に横空間が形成され、
    前記天板は、前記画像形成部と前記横空間との幅方向における寸法よりも幅方向の寸法が大きく形成され、前記画像形成部の上方に上方空間を空けて配置され、
    前記天板上に配置され、前記天板上に置かれた対象物を読取る読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成部は、幅方向における前記天板の一端側に寄せて配置されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記読取装置は、高さまたは角度を調節可能である請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記読取装置は、前記天板に収納可能である請求項1~3の何れか記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、幅方向における前記天板の左端、右端の位置にそれぞれ左側板と、右側板とを備えることを特徴とする請求項1~4の何れか記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、奥行方向における前記天板の後端の位置に後側板を備えることを特徴とする請求項1~5の何れか記載の画像形成装置。
  7. シートに画像を形成し、画像が形成されたシートを排出する画像形成装置を収納するキャビネットであって、
    前記画像形成装置よりも幅方向の寸法が大きく形成され、前記画像形成装置の上方に上方空間を空けて配置される天板と、
    前記天板上に配置され、前記天板上に置かれた原稿を読取る読取装置を備え、
    水平方向に並ぶ第1の領域と第2の領域が形成され、
    前記第1の領域に前記画像形成装置が設けられ、
    前記第2の領域にプロジェクタが設けられ、
    前記天板は、前記第1の領域および前記第2の領域に跨って、前記画像形成装置および前記プロジェクタの上方に前記上方空間を空けて配置されることを特徴とするキャビネット。
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