JP7361585B2 - スクロール圧縮機及びスクロール圧縮機の製造方法 - Google Patents
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Description
又特許文献2には、フレームには、その上部に固定スクロールの台板を固定配置する円環部と、その外周部に段付部と、その内側に位置決め部位とが設けられているスクロール圧縮機が開示されている。
この課題に対して、フレームに固定するための周壁を固定スクロールから削除するために、固定スクロールをシェルに固定する構造が考えられる。この構造では、固定スクロールをフレームにボルトによって固定する従来の固定方法と同等の固定強度が求められる。そこで固定スクロールをシェルに焼嵌め、スポット溶接、更にはシェル外側から溶接等により固定することが考えられるが、これらの固定方法では、固定工程による応力で固定スクロールが歪んで、固定スクロールの渦巻体が変形したり、更には固定部から気体の漏れが発生して圧縮の効率が低下するという問題がある。
前記固定スクロールの前記第1基板に保持されると共に前記固定スクロールの前記第1基板と前記シェルとの間であって、前記固定スクロールの上部の一部に中空円環状の仲介リングを設け、
前記仲介リングの外周面と前記シェルの内周面との接触部に溶接部を設けたものである。
前記固定スクロールの前記第1基板と前記仲介リングとをボルトにより固定し、
前記固定スクロールの前記第1基板における一端側へ突出する突出部における前記シェルと対向する端面と、前記仲介リングの内周側面との間にOリングを設けたものである。
前記仲介リングの他端側に形成する面に空洞部を設けたものである。
本実施形態は、空調機、冷凍機等に利用されるスクロール圧縮機に関するものであり、特に構成部品のひとつである固定スクロールのひずみを小さくするための固定構造及び固定工法に関するものである。
以下、実施の形態1を図に基づいて説明する。図1は実施の形態1によるスクロール圧縮機を示す斜視図、図2はスクロール圧縮機を示す断面図、図3はメインシェル部分を示す斜視図、図4はメインフレームを示す斜視図、図5は固定スクロールを示す斜視図、図6A、図6Bは揺動スクロールを示す斜視図、図7はオルダムリングを示す斜視図、図8はクランクシャフトを示す斜視図、図9はブッシュを示す斜視図、図10は図2における点線Pで囲まれた領域の拡大図である。なお、図1に示すスクロール圧縮機はクランクシャフトの中心軸が地面に対して略垂直の状態で使用される、いわゆる縦型のスクロール圧縮機である。
シェル1は、金属からなる両端が閉塞された筐体であり、メインシェル11と、アッパーシェル12と、ロアシェル13を備えている。メインシェル11は、円筒状をなし、その側壁に吸入管14が溶接等により接続されている。吸入管14は、冷媒をシェル1内に導入する管であり、メインシェル11内と連通している。
なおブッシュ7については、例えば機械加工により、スライダ71とバランスウエイト72を一体で削りだした1部品として形成してもよい。
なお突起216をメインフレーム2の平坦面212(揺動スクロール32の摺動面3211とスラストプレート24を介して設置する面)よりもロアシェル13側に形成している。これにより平坦面212が保持力を受けて変形することを抑制することができるため、機械的損失の少ない高性能のスクロール圧縮機を得ることができる。
まず板状鋼材をロールあるいはプレスによって管状に成形後、継目を溶接で接続して鋼管とした溶接鋼管を製作し、これに吸入管14を溶接し、更に給電部8を取り付けて図3に示すようなメインシェル11を製作する。続いてメインシェル11の内壁面を厚み方向に所定の深さだけ切削加工することで、図10に示すように、第2内壁面114および第3内壁面117による段差を形成する。メインシェル11の厚みは、例えば4~6mmであり、突出部の高さ、すなわち切削加工による削り深さは、例えば約0.5mmである。即ち第2突出部115からアッパーシェル12の方向に所定距離離れた内壁面を厚み方向に所定の深さだけ切削加工することで、第1内壁面111および第2内壁面114による段差を形成する。このため第1内壁面111の内径は、第2内壁面114の内径よりも大きくなる。また第1突出部112は、第2突出部115よりもアッパーシェル12の方向(一端側)に形成され、その内壁面は第2内壁面114となる。なお第1突出部112を形成した後で、第2突出部115を形成するようにしても良い。
以上のようなスクロール圧縮機の製造工程について図13に示すフローチャートに基づいて説明する。メインシェル11の一端側から固定スクロール31を挿入する(ステップS131)。次に固定スクロール31の第1基板311の側面とメインシェル11の内周面とを接触させる(ステップS132)。次に固定スクロール31の第1基板311の側面とメインシェル11の内周面を溶接固定する(ステップS133)。
以上のような製造方法により、メインフレーム2と固定スクロール31をネジ等で接続する方法と同等に、メインフレーム2、固定スクロール31および揺動スクロール32を組み立てながら、冷媒取込空間37を拡大することができる。またネジ等を使わないため、部品を削減し、かつ製造を容易化することができる。
また固定スクロール31は、第1内壁面111に固定されているため、揺動スクロール32の径方向の最外部に位置する側面3212とメインシェル11の内壁面とが対向し、メインフレーム2が第2基板321の側面3212とメインシェル11の内壁面との間に介在しない構造となる。従って上記特許文献2に示すように、固定スクロール31を固定するための周壁をメインフレーム2に形成することなく、固定スクロール31をシェル1内へ配置し、揺動スクロール32を配置することにより形成される冷媒取込空間37を拡大することができる。従って例えば固定スクロール31の第1渦巻体312と揺動スクロール32の第2渦巻体322を径方向に拡大することで、スクロール圧縮機の体格に対する吐出容量を増やすことができる。
またスラスト荷重を下げることで、環境負荷が低いが、スラスト軸受にかかる負担が大きくなる高圧冷媒(例えばR32など)を使用することが可能となり、スクロール圧縮機の環境負荷を低減させることができる。
またメインフレーム2に固定スクロール31を固定するための壁が必要なくなるため、メインフレーム2の加工時間を短縮化することができるとともに、軽量化を図ることもできる。従ってスクロール圧縮機を低コストで生産することができる。
また本実施形態のスクロール圧縮機を、凝縮器、膨張弁、および蒸発器を備え、冷媒を循環させる冷凍サイクル装置に使用することで、大容量、高効率及び低コストの冷凍サイクル装置を提供することができる。
実施の形態2に係るスクロール圧縮機の構造を、図14、図15、図16を用いて説明する。実施の形態1と実質的に同じ構成部品に対しては同じ符号を付し、説明を省略する。図14は実施の形態2に係る仲介リングを示す斜視図、図15は実施の形態2に係るスクロール圧縮機の概略断面図、図16は図15の点線Qで囲まれた領域を示す拡大図である。実施の形態2に係るスクロール圧縮機の圧縮機構部3は、固定スクロール31、揺動スクロール32に加え、固定スクロール31の第1基板311に保持されると共に固定スクロール31の第1基板311とメインシェル11との間に介在する仲介リング34を備えたものである。
仲介リング34は、固定スクロールの素材よりも炭素量の少ない材質でできた金属からなり、中空の円環状を有している。このように固定スクロールの素材よりも仲介リングの炭素量を少なくすることで、溶接接合部の靭性を向上させることができ、レーザ溶接による割れなどの溶接欠陥を少なくすることができる。これにより、固定スクロール31とメインシェル11を直接接合させるよりも溶接の品質を向上させることができる。
固定スクロール31は、第1基板311の他端側(下側)に形成する面3112と、第1基板311の一端側(上側)に形成する面3113から一端側(上側)へ突出する端面3116と、面3113と端面3116とをつなぐ面であって、メインシェル11と対向する端面3115を有する。
仲介リング34の他端側(下側)に形成する面343を、固定スクロール31の第1基板311の一端側(上側)に形成する面3113に接触させることで、固定スクロール31の仲介リング34に対する軸方向の位置を決める。
又固定スクロール31の第1基板311のメインシェル11と対向する端面3115と仲介リング34の内周側面342を接触させるように圧入もしくは焼嵌めして、固定スクロール31の仲介リング34に対する中心位置を決める。また、メインシェル11の第1内壁面111と仲介リング34の外周側面341を接触させるように嵌め合わせて、メインシェル11に対する仲介リング34の中心位置を決める。
さらに、メインシェル11の第1内壁面111の内周と仲介リング34の外周側面341の対面部に対し、一端側(上側)から全周に亘ってレーザを照射し、メインシェル11の第1内壁面111と仲介リング34の外周側面341をレーザ溶接固定する。これにより溶接部94が設けられる。溶接はレーザ溶接だけでなく、アークスポット溶接等他の溶接方法でもよい。
なお本実施の形態においては、シェル1内部の高圧と低圧の分離機能は、仲介リング34により行っている。
実施の形態3に係るスクロール圧縮機の構造を、図18、図19、図20を用いて説明する。実施の形態2と実質的に同じ構成部品に対しては同じ符号を付し、説明を省略する。図18、図19、図20は実施の形態3に係るスクロール圧縮機の一部拡大断面図であり、図16に相当する拡大断面図である。図18、図19、図20に示すように、仲介リング34の他端側(下側)に形成する面343を、固定スクロール31の第1基板311の一端側(上側)に形成する面3113と対面させる。また、固定スクロール31の一端側(上側)へ突出する突出部におけるメインシェル11と対向する端面3115と仲介リング34の内周側面342を対面させる。
なお、本実施形態においては、シェル1内部の高圧と低圧の分離機能は、仲介リング34により行っている。
さらに仲介リング34と固定スクロール31との対面部においてOリング393を装着することで、気密を確保することができるため、スクロール圧縮機の性能を向上させることができる。
実施の形態4に係るスクロール圧縮機の構造を、図21、図22を用いて説明する。実施の形態2と実質的に同じ構成部品に対しては同じ符号を付し、説明を省略する。図21、図22は実施の形態4に係るスクロール圧縮機の一部拡大断面図であり、図16に相当する拡大断面図である。図21において、仲介リング34の一端側(上側)に形成する面344に突起401を設けている。又図22において、仲介リング34の一端側(上側)に形成する面344に突起401と溝402を設けている。そして突起401とメインシェル11の第1内壁面111との対面部に対して溶接を実施し、これにより溶接部94が形成されることとなる。溶接はレーザ溶接だけでなく、アークスポット溶接等他の溶接方法でもよい。その他の構成は実施の形態2の構成と同じである。
実施の形態5に係るスクロール圧縮機の構造を、図23を用いて説明する。実施の形態2と実質的に同じ構成部品に対しては同じ符号を付し、説明を省略する。図23は実施の形態5に係るスクロール圧縮機の一部拡大断面図であり、図16に相当する拡大断面図である。図23において、仲介リング34の他端側(下側)に形成する面343に空洞部403を設けている。他の構成は実施の形態2と同様である。図23に示すように、固定スクロール31と仲介リング34の軸方向接触部における接触面積を減少させることができる。従って溶接による固定スクロール31への熱の流入量が減少し、熱による変形を抑制することができる。よってスクロール圧縮機の品質、および性能を向上させることができる。なお図23においては、図16に示した仲介リング34に空洞部403を設けた例を示したが、図18~図22に示した構成において空洞部403を設けるようにしても良い。
更に本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
31 固定スクロール、32 揺動スクロール、311 第1基板、3111 外周面、
312 第1渦巻体、322 第2渦巻体、342 内周側面、344 面、
400 圧縮室、391 ボルト、392 接着剤、393 Oリング、401 突起、402 溝、403 空洞部。
Claims (17)
- 第1基板に設けられた第1渦巻体を有する固定スクロールと、前記第1渦巻体と互いに噛み合わせられることにより圧縮室を形成する第2渦巻体を有する揺動スクロールと、前記固定スクロール、前記揺動スクロールを内側に収容するシェルを備えたスクロール圧縮機であって、
前記固定スクロールの前記第1基板に保持されると共に前記固定スクロールの前記第1基板と前記シェルとの間であって、前記固定スクロールの上部の一部に中空円環状の仲介リングを設け、
前記仲介リングの外周面と前記シェルの内周面との接触部に溶接部を設けたスクロール圧縮機。 - 前記固定スクロールの前記第1基板は、前記シェルの内周面に接触している請求項1に記載のスクロール圧縮機。
- 前記溶接部は、前記仲介リングの外周面と前記シェルの内周面との接触部における一端側に全周に亘って設けられている請求項1または請求項2に記載のスクロール圧縮機。
- 前記シェルの内周面から径方向内側に突出した突出部における一端側に向いた端面に前記固定スクロールを接触させた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
- 前記仲介リングは、前記固定スクロールの素材よりも炭素量の少ない材質で構成された請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
- 前記固定スクロールの前記第1基板と前記仲介リングとを圧入又は焼嵌めにより固定した請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
- 前記固定スクロールの前記第1基板と前記仲介リングとをボルトにより固定した請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
- 前記固定スクロールの前記第1基板における一端側へ突出する突出部における前記シェルと対向する端面と、前記仲介リングの内周側面との間にOリングを設けた請求項7に記載のスクロール圧縮機。
- 前記固定スクロールの前記第1基板と前記仲介リングとを接着剤により固定した請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
- 前記仲介リングの一端側に形成する面に前記溶接部が形成された突起を設けた請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
- 前記仲介リングの一端側に形成する面に前記溶接部が形成された突起及び溝を設けた請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
- 前記仲介リングの他端側に形成する面に空洞部を設けた請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
- 請求項1又は請求項4に記載のスクロール圧縮機の製造方法であって、
前記固定スクロールと前記仲介リングとを組立、固定する工程と、
前記シェルの一端側から前記仲介リングが装着された前記固定スクロールを挿入する工程と、
前記シェルの内周面と前記仲介リングの外周面とを接触させる工程と、
前記シェルの内周面と前記仲介リングの外周面を溶接固定する工程とを有するスクロール圧縮機の製造方法。 - 前記固定スクロールの前記第1基板と前記仲介リングとを圧入又は焼嵌めにより組立、固定する請求項13に記載のスクロール圧縮機の製造方法。
- 前記溶接固定はレーザ溶接により実行される請求項13又は請求項14に記載のスクロール圧縮機の製造方法。
- 第1基板に設けられた第1渦巻体を有する固定スクロールと、前記第1渦巻体と互いに噛み合わせられることにより圧縮室を形成する第2渦巻体を有する揺動スクロールと、前記固定スクロール、前記揺動スクロールを内側に収容するシェルを備えたスクロール圧縮機であって、
前記固定スクロールの前記第1基板に保持されると共に前記固定スクロールの前記第1基板と前記シェルとの間に介在する仲介リングを設け、
前記仲介リングの外周面と前記シェルの内周面との接触部に溶接部を設け、
前記固定スクロールの前記第1基板と前記仲介リングとをボルトにより固定し、
前記固定スクロールの前記第1基板における一端側へ突出する突出部における前記シェルと対向する端面と、前記仲介リングの内周側面との間にOリングを設けたスクロール圧縮機。 - 第1基板に設けられた第1渦巻体を有する固定スクロールと、前記第1渦巻体と互いに噛み合わせられることにより圧縮室を形成する第2渦巻体を有する揺動スクロールと、前記固定スクロール、前記揺動スクロールを内側に収容するシェルを備えたスクロール圧縮機であって、
前記固定スクロールの前記第1基板に保持されると共に前記固定スクロールの前記第1基板と前記シェルとの間に介在する仲介リングを設け、
前記仲介リングの外周面と前記シェルの内周面との接触部に溶接部を設け、
前記仲介リングの他端側に形成する面に空洞部を設けたスクロール圧縮機。
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