JP7361171B2 - トンネル施工支援システム及び方法、並びにプログラム - Google Patents
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ば、切羽前方の地山に先受け鋼管を打ち込み、該先受け鋼管の内部を注入孔として注入材を周辺の地山に注入する。注入材の硬化後、地山を掘削してトンネルを掘進する(特許文献1等参照)。
本発明は、かかる事情に鑑み、NATMトンネルなどの山岳トンネルの施工に際し、掘削しようとする地山の良否状態を効率的にかつ直観的に把握可能とすることを目的とする。
各注入孔における注入量及び注入圧を含む注入データを取得する取得部と、
前記注入データに基づいて、各注入孔及びその周辺部の良否状態を示す良否データを作成する良否データ作成部と、
前記各注入孔及びその周辺部の良否データを、図中の当該注入孔との対応部に視覚的に認識可能に表示した注入孔配置図を含む表示データを作成する表示データ作成部と、
前記表示データを出力表示する出力表示部と
を備えたことを特徴とし、好ましくは、各注入孔における注入量及び注入圧を含む注入データを取得する取得部と、
前記注入データに基づいて、各注入孔及びその周辺部が前記注入工程後の掘削時に安定しているか否かの良否状態を示す良否データを作成する良否データ作成部と、
前記良否データを、対応する注入孔を絵にした画像内に視覚的に認識可能に表示した注入孔配置図を含む表示データを作成する表示データ作成部と、
前記表示データを出力表示する出力表示部と
を備え、前記注入孔配置図は、前記複数の注入孔を絵にした複数の画像が前記複数の注入孔どうしの実際の並び順の通りに並べられて表された絵図であり、
前記良否データ作成部又は前記表示データ作成部が、前記注入データを前記良否状態に応じた色データに変換する変換部を含み、前記注入孔配置図中の前記各画像内がその良否状態を示す色で着色表示される。
しかも、当該トンネル施工支援システムによれば、トンネル施工工程における補助工法としての注入工程中にトンネル周辺の地山の良否状態に関するデータを取得できるから、効率的である。
視覚的に認識可能な表示は、人の五感のうち専ら視覚によって認識できる色、模様などの表示を言い、文字、記号を除く。ただし、前記表示データが、視覚的に認識可能な表示以外の表示として、文字、記号を含んでいてもよい。
視覚的に認識可能な表示が、点滅などの時間的変化を伴うものであってもよい。
前記良否データ作成部が、前記注入領域ごとに前記良否データを作成し、
前記表示データ作成部が、前記注入孔配置図における各注入領域との対応部分に、当該注入領域の良否データを視覚的に認識可能に表示した表示データを作成することが好ましい。
これによって、地山の状況をより細かく把握できる。
これによって、地山の状況を確実に直観的に把握することができる。
各注入孔における注入量及び注入圧を含む注入データを取得する工程と、
前記注入データに基づいて、各注入孔及びその周辺部の良否状態を示す良否データを作成する工程と、
前記各注入孔及びその周辺部の良否データを、図中の当該注入孔との対応部に視覚的に認識可能に表示した注入孔配置図を含む表示データを作成する工程と、
前記表示データを出力表示する工程と を備えたことを特徴とし、好ましくは、各注入孔における注入量及び注入圧を含む注入データを取得する工程と、
前記注入データに基づいて、各注入孔及びその周辺部が前記注入工程後の掘削時に安定しているか否かの良否状態を示す良否データを作成する工程と、
前記良否データを、対応する注入孔を絵にした画像内に視覚的に認識可能に表示した注入孔配置図を含む表示データを作成する工程と、
前記表示データを出力表示する工程と
を備え、前記注入孔配置図は、前記複数の注入孔を絵にした複数の画像が前記複数の注入孔どうしの実際の並び順の通りに並べられて表された絵図であり、
前記良否データ作成部又は前記表示データ作成部が、前記注入データを前記良否状態に応じた色データに変換する変換部を含み、前記注入孔配置図中の前記各画像内がその良否状態を示す色で着色表示される。
前記良否データの作成工程において、注入データにおける注入量及び注入圧のうち少なくとも一方の値に応じて、複数段階に区分けされた良否状態表示の1つを前記良否データとして選択することが好ましい。
前記注入データの取得工程、前記良否データの作成工程、前記表示データの作成工程、前記出力表示の工程が連続してリアルタイムで実行されることが好ましい。
各注入孔における注入量及び注入圧を含む注入データを取得部から受け取る処理と、
受け取った注入データに基づいて、各注入孔及びその周辺部の良否状態を示す良否データを作成する処理と、
前記各注入孔及びその周辺部の良否データを、図中の当該注入孔との対応部に視覚的に認識可能に表示した注入孔配置図を含む表示データを作成する処理と、
を実行させることを特徴とし、好ましくは、前記コンピュータに、各注入孔における注入量及び注入圧を含む注入データを取得部から受け取る処理と、
受け取った注入データに基づいて、各注入孔及びその周辺部が注入工程後の掘削時に安定しているか否かの良否状態を示す良否データを作成する処理と、
前記良否データを、対応する注入孔を絵にした画像内に視覚的に認識可能に表示した注入孔配置図を含む表示データを作成する処理と、
を実行させ、前記注入孔配置図は、前記複数の注入孔を絵にした複数の画像が前記複数の注入孔どうしの実際の並び順の通りに並べられて表された絵図であり、
前記良否データを作成する処理又は前記注入孔配置図を含む表示データを作成する処理が、前記注入データを前記良否状態に応じた色データに変換する処理を含み、前記注入孔配置図中の前記各画像内がその良否状態を示す色で着色表示される。
図1に示すように、NATM工法によって山岳トンネル1が施工されている。補助工法として例えば注入式フォアポーリング工法、AGF工法、又は鏡ボルト工法が実施され、切羽1eの前方(図1において左側)の地山に注入材2が注入されている。注入材2としては、例えばシリカレジン等のウレタン系発泡樹脂が用いられている。注入材2は、A液とB液を出発物質とする。これら2液が混合されて発泡しながら地山に注入されて硬化する。これによって、トンネル周辺の地山が安定化される。
各注入孔21の延び方向に例えば3つ(複数)の注入領域R1,R2,R3が設定されている。
各注入ポンプ11の吐出側には、注入圧センサ17が設けられている。
図3において、注入孔21の口径は、軸長に対して誇張されている。
PLC30と入力機器13,17とによって、注入データの取得部3cが構成されている。
プログラム30pは、注入データを取得する処理をPLC30に実行させる。取得された注入データ30dが記憶部30のデータ格納領域に記憶される。
注入データは、注入孔21ごとに取得される。好ましくは、各注入孔21の注入領域R1,R2,R3ごとに注入量、注入圧などの注入データが取得される。
注入量は、注入流速の時間積分によって算出される。注入流速が一定であるときは、注入流速と注入時間の積が注入量となる。一定の注入流速として、操作盤13による設定流速が用いられている。
なお、注入管16に流量計を設けて、注入流速を検知し、これをPLC30において時間積分してもよい。
注入量は、注入ポンプ11の回転数に係数を乗じることよって算出してもよい。注入ポンプ11の1回転あたりの吐出流量と回転数とによって注入量を算出してもよい。
注入圧は、注入圧センサ17によって検出され、PLC30に入力される。
注入停止回数は、操作盤13からの停止指令信号がカウントされる。
注入停止回数を除く注入データ取得の時間間隔は、例えば0.001秒から0.数秒オーダーであるが、これに限られるものではない。
いられているが、これに限らず、携行可能かつ無線通信機能付きであれば、ノートパソコン、スマートフォンなどを用いてもよい。
記憶部31mには、トンネル施工支援のためのプログラム31p及びデータ31dが記憶されている。プログラム31pは、例えばC#等のプログラミング言語で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、注入データ受取プログラム31q、良否データ作成プログラム31r、表示データ作成プログラム31sを含む。
データ31dは、PLC30から受け取った注入データ31e、並びに良否データ31f及び表示データ31gを含む。
なお、図示は省略するが、据付PC端末38のプログラム31pは、蓄積注入データ31eを定期的又は不定期的に携行PC端末39へ送信する処理を実行するための注入データ送信プログラムを更に含む。携行PC端末39の注入データ受取プログラム31qは、PLC30からだけでなく据付PC端末38からも注入データを受信し、携行PC端末39の蓄積注入データ31eを据付PC端末38から受信したものに更新(上書き)する処理をも携行PC端末39に実行させる。
各注入孔21の各領域R1,R2,R3に対応する良否データは、1つに限らず、複数作成してもよい。例えば、1つの注入孔21の1つの領域R1,R2,R3に対して、注入圧だけに基づく注入圧基準良否データ、注入量だけに基づく注入量基準良否データ、注入量及び注入圧を総合した総合良否データを作成してもよい。
注入圧に基づく良否データとして、最終の注入圧が規定値である場合、対応領域R1,R2,R3の地山の状態は平均的であるとのデータが作成される。最終の注入圧が規定値を上回る場合は、対応領域R1,R2,R3の地山の状態はより良好とのデータが作成される。逆に最終の注入圧が低ければ低いほど、対応領域R1,R2,R3の地山の状態がより不良であるとのデータが作成される。
注入停止回数に基づく良否データとしては、例えば注入停止回数が増えるにしたがって良否状態が悪いとのデータが作成される。地山の状態が悪いほど、例えば注入材2の漏れ等の事象が起き、注入停止が増える傾向があるからである。
総合良否データとしては、注入圧に基づく良否データを基準とし、これに、注入量に基づく良否データなどを適宜選択して加味したデータが作成される。
要するに、プログラム31r,31sによって、各注入孔21の各領域R1,R2,R3の注入データが、当該領域R1,R2,R3の良否状態に応じた色データに変換される。プログラム31r,31sを実行時のPC端末31は、注入データを良否状態に応じた色データに変換する変換部として機能する。
これとは逆に、良好であるとの注入データは、寒色系の色データに変換され、不良であるとの注入データは、暖色系の色データに変換されてもよい。
好ましくは、表示画像4には、色と良否状態との関係を示す凡例47が表示される。
切羽1eの前方の地山を掘削して、トンネル1をあるスパンだけ掘進する(掘進工程)。
トンネル1の周壁には覆工(図示せず)を構築する(覆工構築工程)。
さらに、補助工法として、ドリルジャンボ(図示せず)によって先受け鋼管20を打設することで注入孔21を形成する(先受け鋼管打設工程(注入孔形成工程))。
その後、前記ドリルジャンボを後退させ、入れ替わりにトラック5を切羽1e側へ前進させる。
トラック5の注入機10から延びる注入管13を注入孔21に差し入れる。続いて、注入ポンプ11を駆動することによって、注入材2を注入孔21から地山に注入する(注入工程)。
一般に、まず孔番号が奇数番の注入孔21へ注入を行い、その後、偶数番の注入孔21へ注入を行う。各注入孔21において、注入領域R1,R2,R3ごとに対応する注入ポンプ11によって注入を行う。
注入材2の硬化後、次のスパンの掘進工程を行う。以上の工程を反復する。
図9のフローチャートに示すように、PLC30は、注入工程の期間中、注入ポンプ11による注入流速(kg/min)ひいては注入量(kg)、及び対応する注入圧センサ17による注入圧(MPa)を含む注入データを取得する(ステップ101)。
取得した注入データは、随時、PC端末31すなわち据付端末38及び携行PC端末39へそれぞれ送信される(ステップ102)。PLC30は新たな注入データを取得する度に送信してもよく、所定時間(1秒~10秒)置きにまとめて送信してもよい。
各PC端末31(38,39)は、注入データ受取プログラム31qの働きによって、注入データをPLC30から受信し(ステップ201)、その注入データを受信時刻などと共に記憶部31mに蓄積する(ステップ202)。
これによって、作業者A等は、注入孔配置図40を観ることで切羽前方の地山の良否状態を直観的に把握できる。専門的な知識や経験は不要である。
このように、トンネル施工支援システム3を用いて、切羽前方の地山の状況を可視化することによって、トンネル1の掘進を適切かつ安全に行うことができる。掘削中の肌落ちなどの可能性があれば事前に対処できる。
しかも、トンネル施工支援システム3によれば、トンネル施工工程における補助工法としての注入工程中に切羽前方の地山の良否状態に関するデータを取得できるから、効率的である。
例えば、視覚的に認識可能な表示は、地山の良否状態に応じた模様であってもよい。
表示データが、状態が不良な地山部分に対して注意を促す文字その他の表示を含んでいてもよい。
トンネル1の外部の例えばオフィスや詰所の外部コンピュータが、トンネル施工支援システム3のネットワークに組み込まれ、PC端末31の1つとして機能していてもよい。
前記外部コンピュータとPLC30及び端末38,39との接続には、インターネットなどの公衆通信網5を用いてもよい。前記外部コンピュータとPLC30及び端末38,39によって、仮想プライベートネットワーク(VPN)が構築されるようにしてもよい。
表示データをプリンター(出力表示部)で紙出力してもよい。
トンネル施工支援システムのフロー(図9)は適宜変更できる。例えば、地山状況表示要求(ステップ204)を受けた段階で良否データを作成してもよい(ステップ203)。
注入材2は、ウレタン系発泡樹脂に限らず、モルタル、セメントなどであってもよい。
注入材の注入対象及びシステム3による管理対象は、施工中のトンネルの周辺の地山であればよく、切羽前方の地山に限らず、トンネル上方、トンネル下方などであってもよい。
2 注入材
4 表示画像
10 注入機
11 注入ポンプ
13 操作盤(入力機器)
16 注入管
17 注入圧センサ(入力機器)
20 先受け鋼管
21 注入孔
3 トンネル施工支援システム
3c 取得部
30 プログラマブルロジックコントローラ(PLC)
30p トンネル施工支援プログラム
30d 注入データ
31 PC端末
31c ディスプレイ(出力表示部)
31m 記憶部
31d トンネル施工支援データ
31e 蓄積注入データ
31f 良否データ
31g 表示データ
31p トンネル施工支援プログラム
31q 注入データ受取プログラム
31r 良否データ作成プログラム
31s 表示データ作成プログラム
38 据付PC端末(PC端末)
39 携行PC端末(PC端末)
40 注入孔配置図
41 注入孔との対応部(画像)
41a,41b,41c 注入領域との対応部分
44 注入量基準良否状態絵図(注入孔配置図)
45 注入圧基準良否状態絵図(注入孔配置図)
46 総合良否状態絵図(注入孔配置図)
R1,R2,R3 注入領域
Claims (7)
- 施工中のトンネルの周辺の地山に形成された複数の注入孔から各注入孔の周辺部の地山に注入材が注入される注入工程を含むトンネル施工を支援するシステムであって、
各注入孔における注入量及び注入圧を含む注入データを取得する取得部と、
前記注入データに基づいて、各注入孔の前記周辺部の地山が前記注入工程後の掘削時に安定しているか否かの良否状態を示す良否データを作成する良否データ作成部と、
前記良否データを、対応する注入孔を絵にした画像内に視覚的に認識可能に表示した注入孔配置図を含む表示データを作成する表示データ作成部と、
前記表示データを出力表示する出力表示部と
を備え、前記注入孔配置図は、前記複数の注入孔を絵にした複数の画像が前記複数の注入孔どうしの実際の並び順の通りに並べられて表された絵図であり、
前記良否データ作成部又は前記表示データ作成部が、前記注入データを前記良否状態に応じた色データに変換する変換部を含み、各注入孔の前記周辺部の地山の良否状態が、前記注入孔配置図中のその注入孔と対応する画像内の色で表示されることを特徴とするトンネル施工支援システム。 - 前記良否データ作成部が、注入データにおける注入量及び注入圧のうち少なくとも一方の値に応じて、複数段階に区分けされた良否状態表示の1つを前記良否データとして選択することを特徴とする請求項1に記載のトンネル施工支援システム。
- 前記取得部が、前記注入孔の長手方向に区画された複数の注入領域における注入領域ごとに注入データを取得し、
前記良否データ作成部が、前記注入領域ごとに前記良否データを作成し、
前記表示データ作成部が、前記注入孔配置図の前記画像における各注入領域を表した注入領域対応部分に、当該注入領域の良否データを前記色データにて視覚的に認識可能に表示した表示データを作成することを特徴とする請求項1又は2に記載のトンネル施工支援システム。 - 施工中のトンネルの周辺の地山に形成した複数の注入孔から各注入孔の周辺部の地山に注入材を注入する注入工程を含むトンネル施工を支援する方法であって、
各注入孔における注入量及び注入圧を含む注入データを取得する工程と、
前記注入データに基づいて、各注入孔の前記周辺部の地山が前記注入工程後の掘削時に安定しているか否かの良否状態を示す良否データを作成する工程と、
前記良否データを、対応する注入孔を絵にした画像内に視覚的に認識可能に表示した注入孔配置図を含む表示データを作成する工程と、
前記表示データを出力表示する工程と
を備え、前記注入孔配置図は、前記複数の注入孔を絵にした複数の画像が前記複数の注入孔どうしの実際の並び順の通りに並べられて表された絵図であり、
前記良否データの作成工程又は前記表示データの作成工程が、前記注入データを前記良否状態に応じた色データに変換する工程を含み、各注入孔の前記周辺部の地山の良否状態が、前記注入孔配置図中のその注入孔と対応する画像内の色で表示されることを特徴とするトンネル施工支援方法。 - 前記良否データの作成工程において、注入データにおける注入量及び注入圧のうち少なくとも一方の値に応じて、複数段階に区分けされた良否状態表示の1つを前記良否データとして選択することを特徴とする請求項4に記載のトンネル施工支援方法。
- 前記注入データの取得工程、前記良否データの作成工程、前記表示データの作成工程、前記出力表示の工程が連続してリアルタイムで実行されることを特徴とする請求項4又は5に記載のトンネル施工支援方法。
- 請求項1~3の何れか1項に記載のトンネル施工支援システムにおける良否データ作成部及び表示データ作成部を構成するコンピュータに、
各注入孔における注入量及び注入圧を含む注入データを取得部から受け取る処理と、
受け取った注入データに基づいて、各注入孔の前記周辺部の地山が注入工程後の掘削時に安定しているか否かの良否状態を示す良否データを作成する処理と、
前記良否データを、対応する注入孔を絵にした画像内に視覚的に認識可能に表示した注入孔配置図を含む表示データを作成する処理と、
を実行させ、前記注入孔配置図は、前記複数の注入孔を絵にした複数の画像が前記複数の注入孔どうしの実際の並び順の通りに並べられて表された絵図であり、
前記良否データを作成する処理又は前記注入孔配置図を含む表示データを作成する処理が、前記注入データを前記良否状態に応じた色データに変換する処理を含み、各注入孔の前記周辺部の地山の良否状態が、前記注入孔配置図中のその注入孔と対応する画像内の色で表示されることを特徴とするプログラム。
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