JP7358219B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
一般に、原稿トレイに複数のサイズの原稿が積載されていても、各原稿のサイズに合わせて原稿を読取る混載読取モードを実行可能な画像読取装置が知られている。混載読取モードを指定しない通常モードの場合には、同一の原稿サイズ情報を用いて原稿の読み取りが行われる。
従来、通常モードに設定された状態で、複数のサイズの原稿が搬送されたことが検知された場合、混載モードの動作説明画面を液晶表示部に表示する画像読取装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、画像読取装置を上部に配置した複合機等の画像形成装置も一般的に知られており、このような画像形成装置は、コピー、プリント、送信、及びファクス等の複数の機能を有している。
特開2006-108858号公報
上述したように、原稿画像の読取を通常モード及び混載読取モードのどちらで行うかは、画像形成装置のコピー機能、スキャンして外部装置に送信する送信機能、及びファクス送信するファクス機能といった機能毎、またユーザによって望む設定が異なる。
そこで、本発明は、コピー動作及び送信動作に対して第1原稿給送モード及び第2原稿給送モードのいずれを初期設定とするかを個別に設定可能に構成し、ユーザビリティを向上した画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、画像形成装置において、原稿が積載される積載部と、前記積載部に積載された原稿を給送する給送部と、前記給送部によって給送された原稿の画像を読取る読取部と、記録材に画像を形成する画像形成部と、ネットワークを介して外部装置にデータを送信する送信部と、前記積載部に積載された互いに同一サイズの複数の原稿を前記給送部により給送する第1原稿給送モードと、前記積載部に積載された互いに異なるサイズの複数の原稿を前記給送部により給送する第2原稿給送モードと、前記読取部によって原稿を読み取り、読み取った画像データに応じたデータを前記送信部によって外部装置に送信する送信動作と、前記読取部によって原稿の画像を読み取り、読み取った画像データに基づいて前記画像形成部によって記録材に印刷するコピー動作と、を実行可能な制御部と、前記送信動作に対して前記第1原稿給送モード及び前記第2原稿給送モードのいずれを初期設定とするかを示す第1設定情報と、前記コピー動作に対して前記第1原稿給送モード及び前記第2原稿給送モードのいずれを初期設定とするかを示す第2設定情報と、を記憶する記憶部と、を備え、前記第1設定情報及び前記第2設定情報は、個別に変更可能である、ことを特徴とする。
本発明によると、ユーザビリティを向上することができる。
本実施の形態に係るプリンタを示す全体概略図。 画像読取装置を示す断面図。 ADFを示す断面図。 プリンタの制御系を示すブロック図。 操作表示部を示す図。 原稿給送モード設定画面を示す図。 原稿トレイに複数サイズの原稿を混載した様子を示す平面図。 同サイズ読取モードにおけるADF読取ジョブの処理を示すフローチャート。 (a)は原稿の給送が開始された様子を示す断面図、(b)は原稿の先端が引抜後センサに到達した様子を示す断面図。 (a)は後続の原稿の給送が開始された様子を示す断面図、(b)は後続の原稿の先端がリードセンサに到達した様子を示す断面図。 混載読取モードにおけるADF読取ジョブの処理を示すフローチャート。 各定形サイズの幅及び長さを示す表。 原稿サイズ判定処理を示すフローチャート。 スループットを比較するための表。 変更画面を示す図。
〔全体構成〕
本実施の形態に係るプリンタ100は、電子写真方式のレーザビームプリンタである。プリンタ100は、図1に示すように、プリンタ本体90と、プリンタ本体90の上部に装着される画像読取装置80と、を備えている。なお、以下において、原稿や記録材は、普通紙の他にも、コート紙等の特殊紙、封筒やインデックス紙等の特殊形状からなる紙、及びオーバーヘッドプロジェクタ用のプラスチックフィルムや布などを含む。
プリンタ本体90は、積載された記録材を給送する記録材給送部210と、給送された記録材に画像を形成する画像形成部230と、各種設定を変更する操作表示部904と、を備えている。また、プリンタ100は、記録材に転写された画像を定着させる定着装置250と、画像定着後の記録材を不図示の排出トレイ等に排出する排出ローラ対260と、を備えている。
画像形成部230は、4個のレーザスキャナ231と、4個のプロセスカートリッジ232と、中間転写部240と、を有する、いわゆる4ドラムフルカラー方式の画像形成部を構成している。各プロセスカートリッジ232は、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナー画像を形成する。各プロセスカートリッジ232は、感光体ドラム233、現像器234、帯電器235、クリーナ236等を有している。画像形成部230の上方には、各色のトナーを収納したトナーカートリッジ270が、プリンタ本体90に対して着脱可能に装着されている。
中間転写部240は、中間転写体である中間転写ベルト241と、1次転写ローラ242Y,242M,242C,242Kと、駆動ローラ243と、テンションローラ244と、2次転写内ローラ245と、を有している。中間転写ベルト241は、駆動ローラ243、テンションローラ244及び2次転写内ローラ245等のローラに掛け渡して支持され、駆動ローラ243が回転駆動することによって、図1に示す矢印方向に回転する。また、中間転写ベルト241は、各プロセスカートリッジ232の感光体ドラム233に接触するように、4つのプロセスカートリッジ232の下方に配置されている。
1次転写ローラ242Y,242M,242C,242Kは、ぞれぞれ、各色の感光体ドラム233と対向する位置において、中間転写ベルト241の内周面に当接するように配置される。各色の感光体ドラム233と中間転写ベルト241とによって1次転写部が形成されている。また、中間転写ベルト241を挟んで2次転写内ローラ245と対向する位置には、2次転写外ローラ246が配設されている。2次転写外ローラ246は、中間転写ベルト241の外周面に当接している。中間転写ベルト241と2次転写外ローラ246とによって2次転写部が形成されている。
記録材給送部210は、記録材を積載するカセット211,212及び手差しトレイ213を備えている。カセット211,212は、例えば、プリンタ本体90の下部に配設され、プリンタ本体90に対して挿抜可能に構成されている。また、手差しトレイ213は、プリンタ本体90の右側面に配設されている。
プリンタ100が画像形成動作を開始する指令を受けると、感光体ドラム233が回転し、感光体ドラム233の表面が帯電器235によって一様に帯電する。すると、レーザスキャナ231は、入力インターフェース又は外部のコンピュータから入力される画像データに基づいて、レーザ光を変調して出力する。レーザスキャナ231は、レーザ光を出力し、各感光体ドラム233の表面を走査することによって、各感光体ドラム233の表面上に画像データに基づく静電潜像を形成する。
すなわち、各プロセスカートリッジ232の感光体ドラム233上に、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の静電潜像が順次形成される。形成されたイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの静電潜像は、現像器234から供給されるトナーによって可視化されて、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナー像となる。各感光体ドラム233上に形成されたイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナー像は、1次転写ローラ242Y,242M,242C,242Kに転写電圧が印加されることによって、順次、中間転写ベルト241に転写されて重ね合わせられる。これにより、中間転写ベルト241には、フルカラーのトナー像が形成される。トナー像転写後に各感光体ドラム233上に残ったトナーは、クリーナ236によって回収される。
一方、プリンタ本体90では、このような画像形成動作と並行して、記録材給送部210によって、選択された記録材の収納場所から記録材がピックアップされ、画像形成部230へ向けて給送される。図1に例示するプリンタ100の場合、記録材の収納場所は、カセット211,212及び手差しトレイ213の何れかから1箇所が選択される。ここでは、記録材の収納場所の一例として、カセット212が選択された場合を説明する。
記録材の収納場所としてカセット212が選択されている場合、カセット212に積載された記録材は、ピックアップローラ214によって送り出され、フィードローラ215及び分離ローラ216によって1枚ずつに分離される。1枚ずつに分離された記録材は、搬送路217に配設される搬送ローラ対218,219,220によって、レジストレーションローラ対(以下、「レジローラ対」とする。)221に搬送される。レジローラ対221によって搬送された記録材は、レジローラ対221のニップに先端が突き当たることによって、斜行が補正される。その後、記録材は、中間転写ベルト241に担持されるトナー像にタイミングを合わせて、2次転写部へ搬送される。
中間転写ベルト241に担持されるトナー像は、2次転写外ローラ246に印加される2次転写バイアスによって、記録材上に一括して転写される。トナー像が転写された記録材は、定着装置250に搬送され、ヒータを内蔵した定着ローラ251と加圧ローラ252とによって熱及び圧力が付加される。これにより、記録材上のトナー像が記録材に定着される。定着ローラ251及び加圧ローラ252の温度は、記録材の種類に応じて最適な温度に設定される。
トナー像が定着された記録材は、記録材への画像形成が完了している場合、記録材排出部としての排出ローラ対260によってプリンタ100の外部に排出される。また、印字面を下側にして記録材を排出する場合には、反転搬送路261に記録材は一度引き込まれ、その後、排出ローラ対260によって排出される。例えば、コピー動作において、印字面を下側にして記録材を排出することで、読み取った原稿と同じ並びで記録材を排出することができる。
一方、記録材の両面に画像を形成する場合には、第1面に画像が形成された記録材は、反転搬送路261に案内される。反転搬送路261に案内された記録材は、搬送ローラ対262,263によって、一旦、反転搬送路261に搬送される。記録材が反転搬送路261に搬送された後、搬送ローラ対263は反転し、両面搬送路264へ搬送される。両面搬送路264へ搬送された記録材は、搬送ローラ対265によって、両面搬送路264から搬送路217へ搬送され、レジローラ対221に搬送される。その後、上述した第1面の画像形成時と同様にして記録材の第2面にも画像が形成される。
[画像読取装置]
次に、図2を参照して画像読取装置80について詳述する。画像読取装置80は、図2に示すように、積載部としての原稿トレイ30に積載された原稿を給送し排出トレイ20に排出するADF81と、ADF81によって搬送される原稿を読取る読取ユニット82と、を備えている。
ADF81(Auto Document Feeder)は、原稿台ガラス209が開放可能となるように、ヒンジによって読取ユニット82に対して回動可能に支持されている。なお、原稿Dは、白紙でも、片面又は両面に画像が形成されていてもよい。
ADF81は、給送ユニット65と、引抜ローラ対73と、搬送ローラ対74,75,77と、プラテンローラ51,52,53,54と、ガラス対向部材76,78と、排出ローラ対55と、第2読取部102と、を有している。給送ユニット65は、フィードローラ軸72aと、フィードローラ軸72aに回転可能に支持されるフィードローラ72と、給送アーム79と、給送ローラ71と、分離パッド21と、を有している。
給送アーム79は、フィードローラ軸72aを中心に回動可能に支持されており、給送部としての給送ローラ71は、給送アーム79の先端に回転可能に支持されている。フィードローラ軸72aは、分離モータ805(図4参照)によって駆動され、フィードローラ軸72aが回転することで、フィードローラ72及び給送ローラ71が回転する。給送ローラ71によって給送された原稿は、フィードローラ72及び分離パッド21によって形成される分離部としての分離ニップNによって1枚ずつに分離されて搬送される。
第2読取部102は、裏面LED103a,103bと、複数のミラー104a,104b,104cと、裏面読取センサ108と、を有している。また、ADF81は、1対のサイド規制板31L,31R(図3参照)と、原稿有無検知センサ14と、分離後センサ15と、引抜後センサ16と、レジストセンサ17と、リードセンサ18と、排出センサ19と、を有している。第1検知部としての分離後センサ15は、シート搬送方向CDにおいて分離ニップNの下流に配置され、搬送される原稿を検知する。第2検知部としての引抜後センサ16は、シート搬送方向CDにおいて分離後センサ15の下流に配置され、搬送される原稿を検知する。
読取ユニット82は、プラテンガラス201と、シェーディング白板206と、原稿台ガラス209と、読取部としての第1読取部202と、を有している。第1読取部202は、表面LED203a,203bと、複数のミラー204a,204b,204cと、表面読取センサ208と、を有している。第1読取部202は、不図示のワイヤに固定されており、ワイヤが光学モータ804(図4参照)によって駆動されることで、図2の左右方向である副走査方向に移動可能に構成されている。なお、表面LED203a,203b及び裏面LED103a,103bは、LEDに限らず、キセノンランプ等の他の照明器具を適用可能である。また、表面読取センサ208及び裏面読取センサ108は、CCDセンサ、CISセンサ及びCMOSセンサ等の光電変換素子を適用可能である。
画像読取装置80は、原稿トレイ30に積載された原稿DをADF81により給送しながら原稿画像を走査する流し読みモードと、原稿台ガラス209に載置された原稿を走査する固定読みモードと、により、原稿から画像情報を読取る。流し読みモードは、原稿トレイ30に積載された原稿を原稿有無検知センサ14が検出した場合、又はプリンタ本体90の操作表示部904等によってユーザが明示的に指示した場合に選択される。
流し読みモードが実行されると、給送ユニット65によって原稿Dが1枚ずつ給送される。そして、原稿Dは、引抜ローラ対73及び搬送ローラ対74,75によってプラテンガラス201に向けて搬送される。プラテンガラス201を通過する原稿Dは、プラテンガラス201から浮かないようにプラテンローラ51,52及びガラス対向部材76によって案内される。なお、原稿Dは、停止状態の搬送ローラ対74のニップに突き当たることで、ループを形成し、原稿Dの斜行が補正される。また、原稿Dの斜行の補正を行わずに、原稿Dの画像を光学的に読み取った後、読み取った画像を回転補正してもよい。
そして、原稿Dの第1面(表面)の画像がプラテンガラス201を介して第1読取部202によって読み取られる。具体的には、搬送中の原稿Dに対して表面LED203a,203bから光が照射され、原稿Dからの反射光がミラー204a,204b,204cを介して表面読取センサ208に導かれる。そして、導かれた光は、表面読取センサ208に結像され、光電変換されてCPU801(図4参照)に画像情報が送信される。このようにして、第1読取部202は、原稿Dに記録された画像情報を1ラインずつ読取る。
プラテンガラス201を通過した原稿Dは、搬送ローラ対77によって搬送されながら第2読取部102によって第2面(裏面)の画像が読み取られる。第2読取部102による原稿D上の画像の読み取りは、第1読取部202の動作と同様であるため、説明を省略する。なお、必ずしも原稿Dの両面の画像が読み取られる必要はなく、第1面及び第2面のいずれか一方のみの画像が読み取られてもよい。そして、画像が読み取られた原稿Dは、原稿排出部としての排出ローラ対55によって排出トレイ20に排出される。
一方、固定読みモードは、原稿台ガラス209に載置された原稿を装置が検出した場合又はプリンタ本体90の操作表示部904等によってユーザが明示的に指示した場合に選択される。この場合、原稿台ガラス209上の原稿は動くことなく、第1読取部202が原稿台ガラス209に沿って移動する。そして、表面LED203a,203bが照射する光によって原稿を走査する。表面読取センサ208によって光電変換された画像情報は、CPU801(図4参照)へと送信される。
図3は、ADF81を示す断面図である。図3に示すように、ユーザは、原稿トレイ30上の破線で示す位置に原稿を載置し、更にサイド規制板31L,31Rによって原稿の幅方向Wにおける端部の位置を規制する。図3の破線は、A4縦サイズの原稿の大きさに対応する。そして、原稿トレイ30に積載された原稿は、原稿有無検知センサ14によって検知される。
また、原稿トレイ30に積載された原稿は、サイド規制板31L,31Rの位置に応じて出力値が変化する第1幅検知センサ12(図4参照)によって、幅方向Wにおけるサイズが検知される。1対のサイド規制板31L,31Rのそれぞれには、ラック部が設けられ、これら2つのラック部がピニオンを介して噛合することで、サイド規制板31L,31Rは幅方向において互いに近づく方向又は遠ざかる方向に連動する。第1幅検知センサ12は、例えば、このピニオンの回転量を検知するボリュームセンサから構成される。また、原稿トレイ30に積載された原稿は、原稿長検知センサ10,11によってシート搬送方向CDにおける長さ(以下、単に「長さ」とする)が検知される。
給送ローラ71によって給送された原稿は、図2,3に示すように、分離後センサ15、引抜後センサ16、レジストセンサ17、リードセンサ18及び排出センサ19の順で検知される。また、シート搬送方向CDにおいて引抜ローラ対73と搬送ローラ対74との間には、第2幅検知センサ13が配置されており、第2幅検知センサ13は、搬送される原稿の幅方向Wにおける長さ(以下、単に「幅」とする)を検知する。
[制御系]
図4は、本実施の形態に係るプリンタ100の制御系を示すブロック図である。プリンタ100の制御系は、原稿読取コントローラ310と、画像処理コントローラ300と、画像形成コントローラ320と、を有している。
原稿読取コントローラ310は、CPU801と、ROM802と、RAM803と、を有しており、CPU801は、各ユニットを制御する。ROM802には、制御プログラムが格納されており、RAM803は、入力データや作業用データが格納されると共に、CPU801の作業領域として使用される。
CPU801には、光学モータ804、分離モータ805、引抜モータ806、読取モータ807、原稿長検知センサ10,11、第1幅検知センサ12、第2幅検知センサ13及び原稿有無検知センサ14が接続されている。また、CPU801には、分離後センサ15、引抜後センサ16、レジストセンサ17、リードセンサ18及び排出センサ19が接続されている。
引抜モータ806は、引抜ローラ対73及び搬送ローラ対74を駆動する。読取モータ807は、搬送ローラ対75,77、プラテンローラ51,52,53,54及び排出ローラ対55を駆動する。光学モータ804、分離モータ805、引抜モータ806及び読取モータ807は、パルスモータであり、CPU801は、これらモータの駆動パルス数をカウントしながら制御することで各モータの回転数を管理している。
ここで、CPU801は、原稿搬送中に引抜後センサ16がONしてからOFFするまでの引抜モータ806の駆動パルス数をカウントする。そして、CPU801は、カウントした引抜モータ806の駆動パルス数と、1パルス当たりの引抜後センサ16による原稿の搬送距離と、によって原稿の長さを算出することができる。ただし、算出された原稿の長さは、ローラの搬送効率がばらつくという特性上、数mmの誤差が生じる。
なお、本実施の形態では、給送ローラ71及びフィードローラ72よりも、引抜ローラ対73の方が、搬送効率が高いため、引抜ローラ対73を駆動する引抜モータ806の駆動パルス数を用いて原稿の長さを算出しているがこれに限定されない。例えば、分離モータ805の駆動パルス数や、読取モータ807の駆動パルス数を用いて原稿の長さを算出してもよい。引抜ローラ対73は、引抜ローラ対73が原稿を挟持して搬送する際に、引抜ローラ対73よりもシート搬送方向CDにおける上流に配置されたフィードローラ72及び給送ローラ71によっても原稿が保持されているため、より搬送効率が高い。
また、CPU801は、原稿長検知センサ10,11によっても、原稿の長さを検知することができる。例えば、図3に示す原稿の先端位置Oから原稿長検知センサ10の検知位置までの距離を220[mm]とし、先端位置Oから原稿長検知センサ11の検知位置までの距離を330[mm]とする。
そして、原稿有無検知センサ14がON、原稿長検知センサ10がOFFかつ原稿長検知センサ11がOFFの時、原稿トレイ30に積載された原稿の長さは220[mm]未満だと検知される。原稿有無検知センサ14がON、原稿長検知センサ10がONかつ原稿長検知センサ11がOFFの時、原稿トレイ30に積載された原稿の長さは220[mm]以上330[mm]未満だと検知される。原稿有無検知センサ14がON、原稿長検知センサ10がONかつ原稿長検知センサ11がONの時、原稿トレイ30に積載された原稿の長さは330[mm]以上だと検知される。
また、CPU801は、第2読取部102の通信制御部105を介して、裏面LED103a,103b及び裏面読取センサ108に接続されている。CPU801は、第1読取部202の通信制御部205を介して、表面LED203a,203b及び表面読取センサ208に接続されている。裏面読取センサ108及び表面読取センサ208によって読み取られた画像データは、それぞれ画像通信部302,303を介して画像処理部808へ送信される。
画像処理部808は、受信した画像データに対して、シェーディング処理や各種のフィルタ処理を実施する。また、画像処理部808は、画像通信部304を介して原稿幅検出部809に接続されており、原稿幅検出部809は、画像データ上の原稿の幅方向Wにおける両端部の影を検出することで、原稿の幅を検出することができる。ただし、検出された原稿の幅は、原稿の影を検出して判定する特性上、数mmの誤差が生じる。
また、CPU801は、原稿画像データの先端の基準となる垂直同期信号及び1ラインの画素先端の基準となる水平同期信号を原稿読取タイミングに合わせて、画像通信部305を介して画像処理コントローラ300へ通知する。
画像処理コントローラ300は、CPU901と、ROM902と、RAM903と、を有しており、CPU901は、コマンド通信部301を介して、CPU801との間で画像読取制御に関するデータの授受を行う。画像処理部808で処理された画像データは、画像通信部305を介して画像処理コントローラ300の画像処理部905に送信され、色の判断などの所定の画像処理が施された後に、画像メモリ906に保存される。CPU901は、ユーザインターフェースとなる操作表示部904の制御を行い、ユーザによって操作表示部904に入力された情報を受け取ると共に、読取ジョブ開始等の入力情報を処理する。
また画像処理コントローラ300は、イーサネット(登録商標)等の通信規格に従ってネットワーク上のPCやサーバ等の外部装置と通信する送信部としてのデータ通信部907を有する。画像処理コントローラ300は、原稿読取コントローラ310から送信された画像データを、所定のファイル形式に変換し、データ通信部907によりネットワークを介して外部装置に送信することが可能である。
画像形成コントローラ320は、CPU591と、ROM592と、RAM593と、を有しており、プリンタ本体90の画像形成プロセスにおける各ユニットの制御を行う。CPU591は、コマンド通信部307を介して、CPU901との間で画像形成制御に関するデータの授受を行う。画像処理コントローラ300の画像メモリ906に保存された画像データは、画像通信部308を介して画像形成コントローラ320の画像処理部594に送信され、レーザスキャナ231の出力信号に変換される。
[原稿給送モード]
次に、本実施の形態に係るプリンタ100が有する原稿給送モードについて説明する。プリンタ100のADF81は、原稿Dの流し読みを行う際に、複数の原稿給送モードから1つが選択される。原稿給送モードは、例えば原稿トレイ30に積載された互いに同一サイズの複数の原稿を給送する同サイズ読取モードと、原稿トレイ30に積載された互いに異なるサイズの複数の原稿を給送する混載読取モードと、の2つがある。これらの原稿給送モードは、図5に示す操作表示部904をユーザが操作することで選択される。
図5に示すように、操作表示部904は、画像形成動作を開始するためのスタートキー706と、画像形成動作を中断するためのストップキー707と、置数設定を行うためのテンキー713と、を有している。また、操作表示部904は、IDキー704と、クリアキー705と、リセットキー708と、を有している。操作表示部904の左側には、タッチパネル等によって構成された表示部711が設けられており、表示部711は、ユーザがタッチ操作可能なソフトキーを表示することができる。
操作表示部904の表示部711には、図6に示すように、ユーザが操作することで原稿給送モード設定画面714を表示可能である。原稿給送モード設定画面714には、「同サイズ読取モード」キー715と、「混載読取モード」キー716と、「OK」キー717と、が表示されている。ユーザは、「同サイズ読取モード」キー715及び「混載読取モード」キー716のいずれか一方をタッチ操作した後に、「OK」キー717をタッチ操作することで、所望の原稿給送モードを選択することができる。
第1原稿給送モードとしての同サイズ読取モードは、主に、原稿トレイ30に同サイズの原稿を積載して流し読み動作を行う際に選択され、先行原稿と後続原稿との間の距離(以下、紙間とする)が第1の距離の時に後続原稿を給送するモードである。また、第2原稿給送モードとしての混載読取モードは、主に、原稿トレイ30に複数サイズの原稿を積載して流し読み動作を行う際に選択され、紙間が第1の距離よりも大きい第2の距離の時に後続原稿を給送するモードである。例えば、図7に示すように、原稿トレイ30にA4RサイズとA3サイズの原稿を積載した場合には、通常、混載読取モードが選択される。
この場合、A3サイズの原稿の方がA4Rサイズの原稿よりも幅が長いので、A3サイズの原稿はサイド規制板31L,31Rによって幅方向Wに位置決めされる。一方で、A4Rサイズの原稿はサイド規制板31L,31Rによって幅方向Wに位置決めされない。このため、サイド規制板31L,31Rに基づいて原稿トレイ30に積載された原稿の幅を検知する第1幅検知センサ12は、A4Rサイズの原稿を正確に検知することができない。よって、混載読取モードにおいては、後述するように、給送ローラ71によって給送された原稿のサイズを、都度検知している。
[同サイズ読取モード]
次に、同サイズ読取モードについて詳述する。図8は、同サイズ読取モードの各処理を示すフローチャートである。以下では、スキャンジョブやコピージョブ等の、流し読み動作によって原稿の読み取りを行うジョブをADF読取ジョブと称し、ADF読取ジョブが入力された際の同サイズ読取モードにおける制御について説明する。なお、原稿の第2面の画像を読取るときの動作は、第1面の画像を読取るときの動作と同様なため、以下では、原稿の第1面のみを読取る場合を例に説明する。
スキャンジョブは、第1読取部202によって原稿の画像を読み取り、読み取った画像データに応じたデータをデータ通信部907によって外部装置に送信するジョブである。コピージョブは、第1読取部202によって原稿の画像を読み取り、読み取った画像データに基づいて画像形成部230によって記録材に印刷するジョブである。制御部としてのCPU801は、このようなコピージョブにおけるコピー動作と、スキャンジョブにおける送信動作と、を実行可能である。
図8に示すように、ADF読取ジョブが開始されると、CPU801は、ユーザによって操作表示部904に入力された情報を受け取り、ADF読取ジョブの開始をCPU801に報知する。そして、CPU801は、光学モータ804を駆動することで、第1読取部202をシェーディング白板206に対向するシェーディング位置へ移動させる(ステップS1)。
そして、CPU801は、シェーディング白板206を第1読取部202によって読取ることにより、シェーディング補正準備動作を行う(ステップS2)。より詳しくは、CPU801は、まず黒レベルのオフセット値と、白レベルのシェーディング係数を算出する。そして、CPU801は、第1読取部202によってシェーディング白板206を読み取った時の輝度値に、シェーディング係数を乗算し、黒レベルのオフセット値を加算する。
次に、CPU801は、光学モータ804を駆動することで、第1読取部202をプラテンガラス201に対向する読取位置へ移動させる(ステップS3)。そして、CPU801は、原稿トレイ30上の原稿サイズを検知する(ステップS4)。
より詳しくは、CPU801は、第1幅検知センサ12によって原稿トレイ30上のサイド規制板31L,31Rの間の幅、すなわち原稿の幅を検知する。ただし、この原稿の幅は、サイド規制板31L,31Rによって幅方向Wにおける端部の位置が規制された原稿の幅である。例えば、図3に示すように、原稿トレイ30に積載された原稿の幅Lsが検知される。また、原稿長検知センサ10,11によって原稿の長さを検知する。これら第1幅検知センサ12及び原稿長検知センサ10,11によって、同サイズ読取モードにおいては、給送される原稿のサイズが判断される。
続いて、CPU801は、分離モータ805、引抜モータ806及び読取モータ807を駆動することで、搬送路上の各ローラを駆動し、原稿の給送を開始する(ステップS5)。なお、原稿の給送開始時に、分離モータ805、引抜モータ806及び読取モータ807の全てのモータを同時に駆動する必要はなく、原稿の搬送過程に応じて駆動するモータを変更してもよい。また、本実施の形態において、ADF読取ジョブの1枚目に給送される原稿を原稿D1、2枚目に給送される原稿を原稿D2、3枚目に給送される原稿を原稿D3とする。
図9(a)(b)に示すように、原稿D1の搬送が進んでいくと、分離後センサ15、引抜後センサ16及びレジストセンサ17の順でセンサがONとなる。そして、CPU801は、リードセンサ18がONとなったか否かを判断する(ステップS6)。リードセンサ18がONとなったと判断された場合(ステップS6:YES)、CPU801は、第1読取部202によって原稿D1の画像の読み取りを開始する(ステップS7)。
CPU801は、同サイズ読取モードでは、ステップS4で説明したように、第1幅検知センサ12及び原稿長検知センサ10,11の検知結果に基づいて原稿のサイズを判断する。そして、この原稿サイズに基づいて第1読取部202による画像読取が行われるように制御される。例えば、A3Rサイズ、すなわち幅が2970[mm]で長さが4200[mm]の原稿の場合、幅が2970[mm]で長さが4200[mm]の範囲で第1読取部202による画像読取が行われる。
このとき第1読取部202によって読み取られた画像は、画像通信部303を経由し、画像処理部808によって、ステップS2によって求められたシェーディング係数等を用いてシェーディング補正が行われる。一方、画像処理部808は、画像通信部305を経由して、画像処理コントローラ300へ画像データを送信する。
次に、CPU801は、原稿D1の後端が分離後センサ15を通過し、分離後センサ15がOFFとなったか否かを判断する(ステップS8)。図10(a)に示すように、分離後センサ15がOFFとなったと判断された場合(ステップS8:YES)、CPU801は、原稿有無検知センサ14がONか否かを判断する(ステップS9)。原稿有無検知センサ14がONであると判断された場合(ステップS9:YES)、CPU801は、図10(b)に示すように次の原稿D2の給送を開始し(ステップS10)、ステップS6に戻る。
このように、原稿有無検知センサ14がOFFになるまで、又はADF読取ジョブに指定された枚数の画像読取が終了するまで、ステップS6~S10が繰り返される。そして、原稿D2以降の原稿については、ステップS4で検知された原稿サイズ、すなわち同一のサイズ情報を用いて各原稿に対して第1読取部202が制御される。
なお、ステップS8は、説明の都合上、ステップS7とステップS9の間に位置しているが、原稿給送開始から原稿排出完了の全ての期間で分離後センサ15の出力は監視されている。すなわち、他の処理と並行して行われるマルチタスク構成によって、ステップS8による原稿の後端検知は行われており、ステップS8は、図8に示すタイミングに限定して行われるものではない。
ステップS9において原稿有無検知センサ14がOFFになったと判断された場合(ステップS9:NO)、CPU801は、リードセンサ18がOFFとなったか否かを判断する(ステップS11)。リードセンサ18がOFFとなったと判断された場合(ステップS11:YES)、CPU801は、原稿の読み取りを終了する(ステップS12)。
そして、CPU801は、排出センサ19がOFFとなったか否かを判断する(ステップS13)。排出センサ19がOFFとなったと判断された場合(ステップS13:YES)、CPU801は、分離モータ805、引抜モータ806及び読取モータ807を停止させ、原稿排出完了処理を行う(ステップS14)。以上で、同サイズ読取モードによるADF読取ジョブが終了する。
このように、同サイズ読取モードでは、原稿トレイ30に積載されたすべての原稿に対して、同一の原稿サイズで原稿読取が行われる。本実施の形態では、ステップS4において、第1幅検知センサ12及び原稿長検知センサ10,11の検知結果に基づいて原稿サイズが判断され、以降、同じジョブで原稿サイズの判定処理が行われることはない。このため、原稿読取のスループットを向上することができる。
[混載読取モード]
次に、混載読取モードについて詳述する。図11は、混載読取モードの各処理を示すフローチャートである。図11のステップS21~S27,S31~36は、それぞれ図8のステップS1~S7,S9~S14と同一であるため、適宜説明を省略する。
ステップS27において原稿D1の画像の読み取りが開始されると、CPU801は、第1読取部202によって読み取った画像データから搬送されている原稿D1の幅を検知する。例えば、原稿D1の先端部分に相当する100mmの長さの領域の画像の幅方向Wにおける両端部を検知することで、原稿D1の幅を検知する。これにより、原稿D1の画像のすべてを読取ることなく、迅速に原稿の幅を検知できる。
そして、CPU801は、原稿D1の幅検知が完了したか否かを判断する(ステップS28)。原稿D1の幅検知が完了したと判断された場合(ステップS28:YES)、CPU801は、引抜後センサ16がOFFとなったか否かを判断する(ステップS29)。引抜後センサ16がOFFになったと判断された場合(ステップS29:YES)、CPU801は、引抜後センサ16がONとなってからOFFとなるまでの時間と、原稿D1の搬送速度と、から原稿D1の長さを算出する。
そして、CPU801は、ステップS28,S29で得られた原稿D1の幅及び長さを用いて、原稿サイズ判定処理を実行する(ステップS30)。原稿サイズ判定処理では、図12に示すA3R,A4,A4R,A5,A5R,A6,B4R,B5,B5R,B6といった各定形サイズの幅及び長さに対して、所定のマージンXを設けた閾値によって原稿サイズの判定を行う。
本実施の形態では、A4(幅:297.0mm、長さ:210.0mm)、B5(幅:257.0mm、長さ:182.0mm)、A5(幅:210.0mm、長さ:148.5mm)、B6(幅:182.0mm、長さ:128.5mm)、A6(幅:148.5mm、長さ:105.0mm)の各サイズ及び、X=5.0mmを用いて閾値を設定する。
図13は、図11のステップS30である原稿サイズ判定処理を示すフローチャートである。以下では、図11のステップS28で検知された原稿D1の幅を検知幅、図11のステップS29で算出された原稿D1の長さを検知長とする。
図13に示すように、原稿サイズ判定処理が開始されると、CPU801は、検知幅が(297.0-5.0)mmより大きいか否かを判断する(ステップS41)。検知幅が(297.0-5.0)mmより大きい場合(ステップS41:YES)、CPU801は、検知長が(210.0-5.0)mmより大きいか否かを判断する(ステップS42)。検知長が(210.0-5.0)mmより大きい場合(ステップS42:YES)、CPU801は、原稿D1のサイズをA3Rサイズだと判断する(ステップS43)。検知長が(210.0-5.0)mm以下の場合(ステップS42:NO)、CPU801は、原稿D1のサイズをA4サイズだと判断する(ステップS44)。
ステップS41において検知幅が(297.0-5.0)mm以下の場合(ステップS41:NO)、CPU801は、検知幅が(257.0-5.0)mmより大きいか否かを判断する(ステップS45)。検知幅が(257.0-5.0)mmより大きい場合(ステップS45:YES)、CPU801は、検知長が(182.0-5.0)mmより大きいか否かを判断する(ステップS46)。検知長が(182.0-5.0)mmより大きい場合(ステップS46:YES)、CPU801は、原稿D1のサイズをB4Rサイズだと判断する(ステップS47)。検知長が(182.0-5.0)mm以下の場合(ステップS46:NO)、CPU801は、原稿D1のサイズをB5サイズだと判断する(ステップS48)。
ステップS45において検知幅が(257.0-5.0)mm以下の場合(ステップS45:NO)、CPU801は、検知幅が(210.0-5.0)mmより大きいか否かを判断する(ステップS49)。検知幅が(210.0-5.0)mmより大きい場合(ステップS49:YES)、CPU801は、検知長が(148.5-5.0)mmより大きいか否かを判断する(ステップS50)。検知長が(148.5-5.0)mmより大きい場合(ステップS50:YES)、CPU801は、原稿D1のサイズをA4Rサイズだと判断する(ステップS51)。検知長が(148.5-5.0)mm以下の場合(ステップS50:NO)、CPU801は、原稿D1のサイズをA5サイズだと判断する(ステップS52)。
ステップS49において検知幅が(210.0-5.0)mm以下の場合(ステップS49:NO)、CPU801は、検知幅が(182.0-5.0)mmより大きいか否かを判断する(ステップS53)。検知幅が(182.0-5.0)mmより大きい場合(ステップS53:YES)、CPU801は、検知長が(128.5-5.0)mmより大きいか否かを判断する(ステップS54)。検知長が(128.5-5.0)mmより大きい場合(ステップS54:YES)、CPU801は、原稿D1のサイズをB5Rサイズだと判断する(ステップS55)。検知長が(128.5-5.0)mm以下の場合(ステップS54:NO)、CPU801は、原稿D1のサイズをB6サイズだと判断する(ステップS56)。
ステップS53において検知幅が(182.0-5.0)mm以下の場合(ステップS53:NO)、CPU801は、検知幅が(148.5-5.0)mmより大きいか否かを判断する(ステップS57)。検知幅が(148.5-5.0)mmより大きい場合(ステップS57:YES)、CPU801は、検知長が(105.0-5.0)mmより大きいか否かを判断する(ステップS58)。検知長が(105.0-5.0)mmより大きい場合(ステップS58:YES)、CPU801は、原稿D1のサイズをA5Rサイズだと判断する(ステップS59)。検知長が(105.0-5.0)mm以下の場合(ステップS58:NO)、CPU801は、原稿D1のサイズをA6サイズだと判断する(ステップS60)。
ステップS57において検知幅が(148.5-5.0)mm以下の場合(ステップS57:NO)、CPU801は、原稿D1のサイズをA6サイズだと判断する(ステップS61)。以上により、原稿サイズ判定処理が終了する。
図11に示すように、原稿サイズ判定処理(ステップS30)が終了すると、CPU801は、原稿有無検知センサ14がONか否かを判断する(ステップS31)。原稿有無検知センサ14がONであると判断された場合(ステップS31:YES)、CPU801は、次の原稿D2の給送を開始し(ステップS32)、ステップS26に戻る。
このように、原稿有無検知センサ14がOFFになるまで、又はADF読取ジョブに指定された枚数の画像読取が終了するまで、ステップS26~S32が繰り返される。混載読取モードにおいては、原稿D2以降の各原稿についてもステップS28,S29で原稿の幅及び長さを検知し、ステップS30で原稿サイズ判定処理を行うこととなる。そして、ステップS30で判定された各原稿のサイズ情報を用いて各原稿に対して第1読取部202が制御される。図11のステップS33~S36は、図8のステップS11~S14と同様であるため説明を省略する。
[同サイズ読取モードと混載読取モードのスループットの差]
本実施の形態では、同サイズ読取モードと混載読取モードでは、複数の原稿を連続して給送する場合に、次の原稿を給送するタイミングが異なるため、スループットに差がある。同サイズ読取モードの場合は、分離後センサ15がOFFとなり(ステップS8:YES)、原稿有無検知センサ14がONである場合(ステップS9:YES)、次の原稿の給送が開始される(ステップS10)。混載読取モードの場合は、引抜後センサ16がOFFとなり(ステップS29:YES)、原稿有無検知センサ14がONである場合(ステップS31:YES)、次の原稿の給送が開始される(ステップS32)。
このように、引抜後センサ16は、分離後センサ15よりもシート搬送方向CDにおける下流に配置されているので、混載読取モードは、同サイズ読取モードに対して、紙間が長くなり、スループットが低くなる。
なお、本実施の形態では、同サイズ読取モードにおいて、分離後センサ15が先行原稿の後端を検知した後に給送ローラ71によって原稿トレイ30に積載された後続原稿を給送するように給送ローラ71が制御される。また、混載読取モードにおいて、引抜後センサ16が先行原稿の後端を検知した後に給送ローラ71によって原稿トレイ30に積載された後続原稿を給送するように給送ローラ71が制御される。しかしながら、これらの形態に限定されず、混載読取モードの方が同サイズ読取モードよりも紙間が長くなるように給送ローラ71が制御されるのであれば、先行原稿と後続原稿との相対位置関係は適宜設定してよい。
[画像印刷と画像読取のスループット比較]
図14は、本実施の形態において、原稿、記録材としての印刷用紙が全てA4サイズである条件で、画像印刷のスループットと、同サイズ読取モード時の画像読取のスループットと、混載読取モード時の画像読取のスループットと、を比較した表である。特に、昨今、ADFの高速化が進み、ADFのスループットがプリンタ本体よりも高い機体が多くなっている。図14において、スループットは、1分あたりの処理ページ数で表されており、画像印刷が50、同サイズ読取モード時の画像読取が100、混載読取モード時の画像読取が60となっている。
そして、図14で示した各スループットから、以下のことがわかる。画像読取のスループットは、同サイズ読取モード及び混載読取モードのいずれであっても、画像印刷のスループットよりも高い。言い換えれば、混載読取モードにおいて排出ローラ対55が単位時間あたりに排出する原稿の枚数は、コピージョブにおいて排出ローラ対260が単位時間あたりに排出する記録材の枚数よりも多い。よって、画像読取と画像印刷を並列して行うコピー動作時は、混載読取モードを設定していてもスループットが低下することはない。このようにコピー動作において混載読取モードで原稿を給送することで、混載読取モードの設定忘れによるミスコピーを低減し、良好な画像読取を行うことができる。
一方、同サイズ読取モードで大量の原稿に対してコピー動作を行う場合、画像読取が終了するまでプリンタ100の前で待つ時間が短くなるというメリットがある。また、画像印刷を伴わない送信動作やファクシミリ送信動作は、同サイズ読取モードの方が混載読取モードよりもスループットが高く、生産性が高い。
上述したように、画像読取を同サイズ読取モード及び混載読取モードのどちらで行うかは、プリンタ100のコピー機能、スキャンして外部装置に送信する送信機能、及びファクス送信するファクス機能といった機能毎、またユーザによって望む設定が異なる。
[原稿給送モードの初期設定]
そこで、本実施の形態では、同サイズ読取モード及び混載読取モードを含む原稿給送モードの初期設定を、プリンタ100のコピー、スキャン及びファクス毎に設定が可能となるように構成されている。図15は、原稿給送モードの初期設定を変更する変更画面721を示す図である。
図15に示すように、操作表示部904(図5参照)の表示部711には、変更画面721を表示することができる。変更画面721は、スキャンジョブの送信動作に対して同サイズ読取モード及び混載読取モードのいずれを初期設定とするかを示す第1設定情報を変更する第1設定領域732を有する。また、変更画面721は、コピージョブのコピー動作に対して同サイズ読取モード及び混載読取モードのいずれを初期設定とするかを示す第2設定情報を変更する第2設定領域731を有する。更に、変更画面721は、ファクシミリジョブのファクシミリ送信動作に対して同サイズ読取モード及び混載読取モードのいずれを初期設定とするかを示す第3設定情報を変更する第3設定領域733を有する。ファクシミリジョブは、第1読取部202によって原稿の画像を読み取り、読み取った画像データを通信回線を介して送信するジョブである。CPU801は、このようなファクシミリジョブにおけるファクシミリ送信動作を実行可能である。同サイズ読取モード、混載読取モード、コピー動作、送信動作及びファクシミリ送信動作は、CPU801に限らず、CPU591,901,902の少なくともいずれか1つによって実行されてもよい。
これら第1設定情報、第2設定情報及び第3設定情報は、例えば記憶部としてのROM802に個別に記憶されるが、ROM592,902及びRAM593,803,903のいずれかに記憶してもよい。
第2設定領域731は、「ON」キー722と、「OFF」キー723と、有し、第1設定領域732は、「ON」キー724と、「OFF」キー725と、有している。第3設定領域733は、「ON」キー726と、「OFF」キー727有している。「ON」キー722,724,726は、それぞれコピー、スキャン及びファクス動作において混載読取モードを実行するために選択されるキーである。「OFF」キー723,725,727は、それぞれコピー、スキャン及びファクス動作において同サイズ読取モードを実行するために選択されるキーである。また、変更画面721は、「OK」キー728を有している。
ユーザが、「ON」キー722,724,726及び「OFF」キー723,725,727のいずれかをタッチ操作すると、タッチ操作されたキーは色が反転表示され、選択状態となる。その状態で「OK」キー728がタッチ操作されると、設定が確定される。このように、上記第1設定情報、第2設定情報及び第3設定情報は、個別に、同サイズ読取モード及び混載読取モードのいずれを選択するか変更可能である。
なお、本実施の形態では、上記第1設定情報、第2設定情報及び第3設定情報は、変更画面721において個別に変更可能であるが、これに限定されない。例えば、プリンタ100に接続されるスマートフォンや他のコンピュータ等の情報処理装置によって、上記第1設定情報、第2設定情報及び第3設定情報を変更してもよい。
以上のように、本実施の形態では、プリンタ100の機能(コピー機能、送信機能、ファクス機能)毎に、同サイズ読取モード及び混載読取モードのいずれを選択するかの初期設定を行うことが可能である。これにより、ユーザのモード設定の自由度を向上し、ユーザビリティを向上することができる。
例えば、混載読取モードでの画像読取が画像印刷よりもスループットが高いプリンタにおいて、コピー動作については混載読取モードにデフォルト設定する。また、スキャンして外部装置に送信する送信動作やファクス送信するファクシミリ送信動作については同サイズ読取モードにデフォルト設定する。これにより、コピー動作のスループットを低下させることなく、混載読取モードの設定忘れによるミスコピーを低減し、良好な画像読取を行うことができる。特に、製品出荷時の初期状態において、ROM802は、コピージョブが入力された際に混載読取モードを実行する旨を示す第2設定情報を記憶すると好適である。
また、送信動作やファクシミリ送信動作については、同一サイズの原稿を連続して読取る場合、同サイズ読取モードによりスループットを向上できる。このように、プリンタ100の機能毎に、原稿給送モードを設定可能とすることで、生産性とユーザビリティを向上することができる。
また、変更画面721は、第1設定領域732、第2設定領域731及び第3設定領域733の全て(両方)を含む1つの画面であり、コピー、スキャン及びファクス毎の設定を1画面内で変更できる。このため、ユーザビリティを向上できる。
なお、上述の実施の形態では、同サイズ読取モードにおいて、第1幅検知センサ12及び原稿長検知センサ10,11の検知結果に基づいて原稿サイズが判断される。また、混載読取モードにおいて、第1読取部202によって読み取った画像データと、引抜後センサ16がONとなってからOFFとなるまでの時間及び原稿の搬送速度と、に基づいて原稿サイズが判断される。しかしながら、本発明は、このような形態に限定されない。例えば、同サイズ読取モードにおいて、第1読取部202によって読み取った画像データと、引抜後センサ16がONとなってからOFFとなるまでの時間及び原稿の搬送速度と、に基づいて原稿サイズを判断してもよい。また、原稿の長さは、ADF81の搬送路上に配置されたいずれのセンサの検知結果を用いて算出してもよい。
また、上述の実施の形態では、変更画面721によってプリンタ100の機能毎に、同サイズ読取モード及び混載読取モードのいずれを選択するかの設定を行っていたが、これに限定されない。例えば、製品出荷時において予めROM802に、プリンタ100の機能毎に、同サイズ読取モード及び混載読取モードのいずれを選択するかの情報を保存し、これらの設定が製品出荷後は変更不能に構成されていてもよい。
また、既述のいずれの形態においても、電子写真方式のプリンタ100を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ノズルからインク液を吐出させることでシートに画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置にも本発明を適用することが可能である。
[その他の実施形態]
本発明は上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
15:第1検知部(分離後センサ)/16:第2検知部(引抜後センサ)/30:積載部(原稿トレイ)/55:原稿排出部(排出ローラ対)/71:給送部(給送ローラ)/202:読取部(第1読取部)/230:画像形成部/260:記録材排出部(排出ローラ対)/711:表示部/721:変更画面/731:第2設定領域/732:第1設定領域/801:制御部(CPU)/802:記憶部(ROM)/907:送信部(データ通信部)/N:分離部(分離ニップ)

Claims (9)

  1. 原稿が積載される積載部と、
    前記積載部に積載された原稿を給送する給送部と、
    前記給送部によって給送された原稿の画像を読取る読取部と、
    記録材に画像を形成する画像形成部と、
    ネットワークを介して外部装置にデータを送信する送信部と、
    前記積載部に積載された互いに同一サイズの複数の原稿を前記給送部により給送する第1原稿給送モードと、前記積載部に積載された互いに異なるサイズの複数の原稿を前記給送部により給送する第2原稿給送モードと、前記読取部によって原稿を読み取り、読み取った画像データに応じたデータを前記送信部によって外部装置に送信する送信動作と、前記読取部によって原稿の画像を読み取り、読み取った画像データに基づいて前記画像形成部によって記録材に印刷するコピー動作と、を実行可能な制御部と、
    前記送信動作に対して前記第1原稿給送モード及び前記第2原稿給送モードのいずれを初期設定とするかを示す第1設定情報と、前記コピー動作に対して前記第1原稿給送モード及び前記第2原稿給送モードのいずれを初期設定とするかを示す第2設定情報と、を記憶する記憶部と、を備え、
    前記第1設定情報及び前記第2設定情報は、個別に変更可能である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1設定情報及び前記第2設定情報を個別に変更可能な変更画面を表示可能な表示部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記変更画面は、前記第1設定情報を変更する第1設定領域と、前記第2設定情報を変更する第2設定領域と、の両方を含む1つの画面である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記記憶部は、初期状態において、前記コピー動作に対して前記第2原稿給送モードを実行する旨を示す前記第2設定情報を記憶している、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記第1原稿給送モードにおいて、先行原稿と後続原稿との間の距離が第1の距離の時に後続原稿を給送するように前記給送部を制御し、前記第2原稿給送モードにおいて、先行原稿と後続原稿との間の距離が前記第1の距離よりも長い第2の距離の時に後続原稿を給送するように前記給送部を制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記第1原稿給送モードにおいて、同一のサイズ情報を用いて各原稿に対して前記読取部を制御し、前記第2原稿給送モードにおいて、各原稿のサイズ情報を用いて各原稿の画像の読み取りを行うように前記読取部を制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記給送部によって給送された原稿を1枚ずつに分離する分離部と、
    シート搬送方向において前記分離部の下流に配置され、搬送される原稿を検知する第1検知部と、
    前記シート搬送方向において前記第1検知部の下流に配置され、搬送される原稿を検知する第2検知部と、を更に備え、
    前記制御部は、前記第1原稿給送モードにおいて、前記第1検知部が先行原稿の後端を検知した後に前記給送部によって前記積載部に積載された後続原稿を給送するように前記給送部を制御し、前記第2原稿給送モードにおいて、前記第2検知部が先行原稿の後端を検知した後に前記給送部によって前記積載部に積載された後続原稿を給送するように前記給送部を制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記読取部によって読み取られた原稿を排出する原稿排出部と、
    前記画像形成部によって画像が形成された記録材を排出する記録材排出部と、を更に備え、
    前記第2原稿給送モードにおいて前記原稿排出部が単位時間あたりに排出する原稿の枚数は、前記コピー動作において前記記録材排出部が単位時間あたりに排出する記録材の枚数よりも多い、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記読取部によって原稿の画像を読み取り、読み取った画像データを通信回線を介して送信するファクシミリ送信動作を実行可能であり、
    前記記憶部は、前記ファクシミリ送信動作に対して、前記第1原稿給送モード及び前記第2原稿給送モードのいずれを初期設定とするかを示す第3設定情報を、前記第1設定情報及び前記第2設定情報とは別に記憶する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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