JP2015082705A - 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

画像読取装置、画像読取装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の原稿の画像を連続して読み取る場合に、読み取った原稿の画像データの天地方向を合わせるために、任意の原稿を指定して画像データを回転させることができなかった。
【解決手段】 原稿の画像を読み取る前に、複数の原稿の画像を連続して読み取った画像データを回転する原稿を前記複数の原稿から指定する。そして、複数の原稿の画像を連続して読み取りながら、指定された原稿の画像データは回転させて、指定されていない原稿の画像データは回転させないよう制御することを特徴とする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、原稿の画像を読み取り、読み取った原稿の画像データを適切に回転させることができる画像読取装置、画像読取装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関するものである。
従来、原稿の画像を読み取り、読み取った原稿の画像データに対して、例えば、OCR(光学式文字読取装置)技術を用いて文字認識処理(パターンマッチング)を行い、原稿の天地方向を判定する技術が知られている。天地方向を判別できなかった場合は、1ページ目の原稿の天地方向に関する情報をユーザに指定させることにより、天地方向を判別できなかった原稿の画像データを回転させる技術が知られている。(特許文献1参照)
特開2011−10033号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、1ページ目以外の任意の原稿に対して、原稿の天地方向に関する情報を指定することができない。そのため、天地方向が異なる複数の原稿の画像を読み取る場合に、読み取った原稿の画像データの天地方向を合わせるために、任意の原稿を指定して画像データを回転させることができなかった。
本発明の目的の一つは、以下のとおりである。複数の原稿の画像を連続して読み取る前に、読み取った原稿の画像データを回転する原稿をユーザに指定させる。これによって、ユーザの所望する原稿の画像データを回転させることができるようにした装置や方法等を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像読取装置は以下のような構成を備える。即ち、複数の原稿の画像を連続して読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取った原稿の画像データを回転させる回転手段と、前記読取手段によって原稿の画像を読み取る前に、前記回転手段によって前記画像データを回転する原稿を前記複数の原稿から指定する指定手段と、前記読取手段によって複数の原稿の画像を連続して読み取りながら、前記指定手段によって指定された原稿の画像データは回転させて、前記指定手段によって指定されていない原稿の画像データは回転させないよう制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の原稿の画像を連続して読み取る前に、読み取った原稿の画像データを回転する原稿をユーザに指定させることにより、ユーザの所望する原稿の画像データを回転させることできる。
本実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るMFPの構成を示す断面図である。 第1の実施形態に係るMFPにおいて、原稿の画像の天地方向、及び、原稿の画像の回転を説明するための図である。 第1の実施形態に係るMFPにおいて、原稿給紙ユニットにセットされる原稿の画像の天地方向を示す図である。 第1の実施形態に係るMFPにおいて、各種機能を実行する画面に遷移するためのメイン画面の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るMFPにおいて、原稿サイズ混載、及び原稿向き指定のモードを設定するための設定画面の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るMFPにおいて、原稿サイズ混載と原稿向き指定に係る警告画面の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るMFPにおいて、複数の原稿の画像を連続して読み取り、読み取った原稿の画像データを送信する一連の処理を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態に係るMFPにおいて、読み取った原稿の画像データの回転に係る情報を設定する一連の処理を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態に係るMFPにおいて、読み取った原稿の画像データの回転に係る設定画面の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るMFPにおいて、設定テーブルに登録された画像データの回転に係る情報の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るMFPにおいて、設定テーブルに登録された情報に従って、画像データを回転させた結果の事例を説明するための図である。 第1の実施形態に係るPCにおいて、受信した画像データの表示に係るプレビュー画面の一例を示す図である。 第2の実施形態に係るMFPにおいて、読み取った原稿の画像データの回転に係る情報を設定する一連の処理を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係るMFPにおいて、読み取った原稿の画像データの回転に係る設定画面の一例を示す図である。 第2の実施形態に係るMFPにおいて、設定テーブルに登録された画像データの回転に係る情報の一例を示す図である。 第2の実施形態に係るMFPにおいて、設定テーブルに登録された情報に従って、画像データを回転させた結果の事例を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る印刷システムについて図1を用いて説明する。本実施形態に係る印刷システムは、原稿の画像を読み取る画像読取装置の一例であるMFP(Multi Functional Peripheral)100と、外部の情報処理装置であるPC101、及び、サーバ102で構成される。なお、MFP100は、原稿の画像を読み取る画像読取機能と、読み取った原稿の画像データをシートに印刷する印刷機能(画像形成機能ともいう)を備えている。印刷機能はカラー、或いはモノクロでプリントができればよい。即ち、MFP100は画像読取装置としての役割の他に、印刷装置としての役割を果たしている。なお、本実施形態では、MFP100を画像読取装置の一例として説明するが、画像読取機能があれば、原稿の画像を読み取り、読み取った原稿の画像データをPC101に送信することができるスキャナであってもよい。なお、読み取った原稿の画像データはPC101に送信するのではなく、USB(Universal Serial Bus)等の着脱可能な外部メモリに保存するスキャナであってもよい。
MFP100は、PC101と、ローカルエリアネットワーク等のLAN(Local Area Network)やインターネット等のWAN(Wide Area Network)を介して接続されており、PC101と通信を行う。また、本実施形態では、MFP100とPC101が有線LANを介して接続される例を説明するが、MFP100とPC101はUSB(Universal Serial Bus)ケーブルを介して接続されてもよい。また、MFP100とPC101はWi−Fi(Wireless Fidelity)やBluetooth(登録商標)などの無線通信によって通信可能に構成されてもよい。
PC101は、アプリケーションソフトによって画像データを生成し、生成した画像データをMFP100に送信する。なお、本実施形態では、PC101を外部の情報処理装置の例として説明するが、情報処理装置はPC101に限らず、PDA(personal digital assistant)やスマートフォンなどの携帯情報端末であってもよい。
一方、MFP100は、ネットワーク及び不図示のビデオケーブルを介してサーバ102と接続されている。ビデオケーブルは印刷画像の転送用に使われ、ネットワークはその他の情報のやりとりに用いられる。なお、特に断らない限り、本発明の機能が実行されるのであれば、MFP100とサーバ102の接続に用いられるネットワークは、LAN、WANなどのネットワークでもよい。サーバ102は、画像処理、印刷制御、ジョブ管理、及びユーザ認証等の様々な機能を有する。なお、サーバ102とPC101とが、LAN、WANなどのネットワーク、あるいは無線LANなどを介して通信可能に接続されていてもよい。
本実施形態に係るMFP100は、後述するコントローラ部(制御部)110、リーダ部120、プリンタ部130、外部I/F140、操作部150、HDD160、圧縮展開部170、及び、画像回転部180を有する。これらは電気的に接続されており、互いに制御コマンドやデータを送受信する。
リーダ部120は、コントローラ部110との通信を制御するスキャナ制御部121、及び、原稿を給紙する原稿給紙ユニット(DFユニット)122を有する。また、リーダ部120での原稿の読取指示はコントローラ部110からスキャナ制御部121を介して行われ、リーダ部120は、原稿の画像を光学的に読み取り、電気信号としての画像データに変換する。なお、本実施形態では、リーダ部120での原稿の読取指示は、コントローラ部110からスキャナ制御部121を介して行われる場合について以降説明するが、このような場合に限らない。リーダ部120にスキャナ制御部121を構成として有さないMFPであるならば、リーダ部120での原稿の読取指示は、コントローラ部110のCPU111から直接行われてもよい。
一方、プリンタ部130は、コントローラ部110との通信を制御するプリンタ制御部131を有する。さらに、プリンタ部130は、印刷に使用するシートを収納する複数のシート収納部(給紙段)を備えた給紙ユニット132、及び、印刷物に対してステイプル処理やシフト処理を施す排紙ユニット133を有する。また、プリンタ部130は、コントローラ部110のハードディスク(以下、HDD)160に記憶された印刷対象のジョブの印刷処理を実行する。プリンタ部130での画像データの印刷指示は、コントローラ部110からプリンタ制御部131を介して行われる。そして、画像データに基づいて、給紙段から給紙されたシートにトナーを用いて画像を形成(印刷)し、画像データの転写と定着を行う。なお、本実施形態では、プリンタ部130での画像データの印刷指示は、コントローラ部110からプリンタ制御部131を介して行われる場合について以降説明するが、このような場合に限らない。プリンタ部130にプリンタ制御部131を構成として有さないMFPであるならば、プリンタ部130での画像データの印刷指示は、コントローラ部110のCPU111から直接行われてもよい。
一方、コントローラ部110は、自装置内部に複数の処理対象となるジョブを記憶可能なHDD160等の不揮発メモリを備える。尚、本実施形態では、大容量かつ不揮発な記憶装置としてHDD160を例として説明するが、大容量かつ不揮発な記憶装置であるならば、SSD(Solid State Drive)などの不揮発メモリであってもよい。
コントローラ部110は、複数の機能ブロックを有する。例えば、リーダ部120で読み取った原稿の画像データをHDD160に記憶し、そのHDD160から画像データを読み出して、プリンタ部130で当該画像データをシートに印刷するコピージョブを実行することができる。また、リーダ部120で読み取った原稿の画像データをコードデータに変換し、通信部の一例である外部I/F140を介して、外部装置であるPC101に送信するスキャナ機能を実行することができる。尚、外部I/F140は、外部の装置と画像データの送受信を行うためのインタフェースであり、外部の装置とは、PC101及びサーバ102の他には、例えば、ファクシミリ、ネットワーク接続機器、外部専用装置などである。また、PC101やサーバ102から外部I/F140を介して受信したプリントジョブをHDD160に記憶する。そして、HDD160から読み出してコードデータを画像データに変換して、プリンタ部130で当該画像データをシートに印刷する印刷機能を実行することができる。
また、コントローラ部110は、CPU111、ROM115、RAM114、リーダI/F112、及びプリンタI/F113を有する。
CPU111は、このMFP100が備える各種ユニットの処理や動作等を制御する。ROM115は、読み出し専用のメモリであり、ブートシーケンスやフォント情報等のプログラムを予め記憶している。一方、RAM114は、読み出し及び書き込み可能なメモリであり、リーダ部120や外部I/F140より送られてきた画像データや、各種プログラムや設定情報等を記憶する。
また、ROM115には、CPU111により実行される、後述するフローチャートの各種処理等を実行するために必要な各種の制御プログラムが記憶されている。また、ROM115には、ユーザインタフェース画面(以下、UI画面)を含む、後述する操作部150の表示部に各種のUI画面を表示させるための表示制御プログラムも記憶されている。CPU111がROM115に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、各種動作を実行させる。
また、CPU111が、外部I/F140を介して外部装置から受信したページ記述言語(以下、PDLと略す)データを解釈し、ラスタイメージデータ(ビットマップ画像データ)に展開する動作を実行するプログラム等もROM115に記憶されている。同様に、CPU111が、外部I/F140を介して外部装置から受信した印刷ジョブを解釈して処理するためのプログラム等もROM115に記憶されている。これらは、ソフトウェアによって処理される。
また、HDD160は、システムソフトウェアや、システムバス117上に配置される圧縮展開部170によって圧縮された画像データなどを格納することができる。このHDD160は、処理対象となるジョブのプリントデータ等の複数のデータを保持可能に構成されている。コントローラ部110は、リーダ部120や外部I/F140等の各種入力ユニットを介して入力された処理対象となるジョブを、このHDD160に格納し、HDD160から読み出してプリンタ部130に出力してプリントする。また、コントローラ部110は、HDD160から読み出したジョブを、外部I/F140を介して外部装置へ送信できるようにも制御する。
圧縮展開部170は、JBIGやJPEG等といった各種圧縮方式によって、RAM114やHDD160に記憶されている画像データ等を圧縮したり伸張したりする処理を行う。そして、RAM114やHDD160に再度格納することが可能な画像処理ブロックを有する。この圧縮展開部170によって圧縮された画像データは、外部I/F140を介して外部装置へ送信することができる。
なお、コントローラ部110は、PC101等の外部装置から外部I/F140を介して画像データを受信することができる。外部I/F140を介して受信した画像データをHDD160に格納する際において、当該画像データは圧縮展開部170によって圧縮される。一方、HDD160に格納された画像データを印刷する際において、当該画像データは圧縮展開部170によって伸長される。また、コントローラ部110は、HDD160に格納した処理対象のジョブの各種出力処理を実行する。ここではHDD160を例にして説明したが、揮発性のRAMでもよい。
リーダI/F112は画像入力装置であるリーダ部120と接続するためのインタフェースであり、プリンタI/F113は画像出力装置であるプリンタ部130と接続するためのインタフェースである。コントローラ部110は、リーダI/F112やプリンタI/F113を通じて画像データの同期系/非同期系の変換や制御を行う。
また、コントローラ部110は、システムバス117上に配置される画像回転部180を備える。画像回転部180は、画像データに対して回転処理を行う。
また、MFP100は、ユーザインタフェース部の一例に該当する、表示部を有する操作部150も備えている。本実施形態に係るMFP100の操作部150は、不図示の表示部とハードキーとを有する。表示部は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示部)と、LCD上に貼られた透明電極(静電容量方式でもよい)からなるタッチパネルシートとで構成され、LCDには操作画面やMFP100の状態が表示される。操作部150は、当該操作画面またはハードキーを介して、ユーザからの各種設定を受け付ける機能と、ユーザに情報を提供する機能とを有する。
続いて、図1に示したリーダ部120及びプリンタ部130の断面図について図2を用いて説明する。
リーダ部120において、原稿203の情報は露光部213に対して、原稿203を相対的に移動させながら読み取られる。より具体的には、リーダ部120において、原稿トレイ202にセットされた原稿203は、対になっている原稿給紙ローラ204と分離パッド205によって、1枚ずつ搬送される。そして、1枚ずつ搬送された原稿203は、中間ローラ対206で装置内に送られた後、大ローラ208とローラ209によって搬送されるとともに、大ローラ208とローラ210によって更に搬送される。そして、原稿ガラス212に接触する形で原稿ガイド板217との間を通って搬送された原稿203はジャンプ台218を経由した後、大ローラ208とローラ211によって更に搬送されて、原稿排紙ローラ対207により原稿排紙トレイに排出される。
なお、原稿203が原稿ガラス212上を通過する際に、原稿ガラス212に接している面が露光部213によって露光され、その結果得られる原稿203からの反射光が複数のミラーを介してミラーユニット214に伝達される。そして、伝達された反射光はレンズ215を通過し、集光されて、CCDセンサ部216によって電気信号に変換される。CCDセンサ部216から出力される画像データは、前述した所定の処理が施された後、コントローラ部110へ転送される。なお、本実施形態におけるMFP100のリーダ部120が備える光学系は、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサ上に結像する縮小光学系である場合について説明したが、このような場合に限らない。リーダ部120が備える光学系は、原稿からの反射光をCIS(Contact Image Sensor)上に結像する等倍光学系であってもよい。
続いて、コントローラ部110から出力されて、プリンタ部130に転送された画像データは、レーザユニット222によって画像データに応じたレーザ光への変換が行われる。そして、このレーザ光は感光体ドラム223〜226に照射され、感光体ドラム223〜226にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光体ドラム223〜226の潜像の部分には現像ユニット227〜230によって現像剤が付着される。なお、カラー機では、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラック用に、感光体ドラム及び現像ユニットは4つずつ備えている。
また、プリンタ部130は、給紙ユニット132に備えられたシート収納部(給紙段)として、引き出し状の形状の給紙カセット231、232、及び、手差しトレイ236を有している。なお、給紙カセット231、232、及び、手差しトレイ236は、複数枚のシートを保持することができる。プリンタ部130は、給紙カセット及び手差しトレイを複数備えていてもよく、給紙カセット又は手差しトレイのうち、少なくともいずれか一つを備えていてもよい。
プリンタ部130は、給紙カセット231、232、及び、手差しトレイ236のいずれかからシートを給紙し、感光体ドラム223〜226に付着された現像剤をシートに転写した後、定着器233に搬送されて熱と圧力により現像剤をシートに定着する。定着器233を通過したシートは、搬送ローラ234、235によって排紙ユニット133へ搬送される。排紙ユニット133へ搬送されたシートは、まず排紙ユニット133のバッファユニット241に送られる。ここでは、場合に応じて搬送されてきたシートを、バッファローラに巻きつけてバッファリングする。例えば、この下流で行われるステイプル等処理に時間がかかる場合は、このバッファユニット241を利用することによって本体から搬送されてくるシートの搬送間隔を調整することができる。
そして、シートは、この後、上流排出ローラ対242、下流排出ローラ対243によって搬送路244を経由し、スタックトレイ245に積まれる。スタックトレイ245に1部数のシート束が積載されたら、積載されたシート束は搬送路248を経由して、排紙トレイ247に排出される。
シフトするよう指定されている場合、スタックトレイ245に積載されたシートの束を、直前に排紙したシートの束に対してずらし、排紙トレイ247に排出することによって部の切れ目が、ユーザにとってわかりやすくなる。
ステイプルするよう指定されている場合、上流排出ローラ対242で搬送され、下流排出ローラ対243によって搬送路244を経由して、スタックトレイ245に積まれたシート束に対してステイプルユニット246によってステイプル処理が行われる。綴じられたシート束は、下流排出ローラ対243により排紙トレイ247に排出される。
なお、本実施形態では、感光体ドラム及び現像ユニットを4つずつ備えるカラー機を用いた場合について説明したが、感光体ドラムと現像ユニットを1つずつ備えるモノクロ機についても本発明を同様に適用できる。また、本実施形態では、電子写真方式で画像をシートに印刷する方法について説明したが、画像を印刷することができるものであれば、インクジェット方式であってもよく、その他の方法であってもよい。
続いて、第1の実施形態に係るMFP100において、原稿の画像の天地方向、及び、原稿の画像の回転について図3を用いて説明する。本実施形態において原稿の画像の天地方向は、原稿給紙ユニット122にセットされた原稿203の画像をリーダ部120が読み取る際に、原稿203が搬送される方向を基準として、図3(A)に示すように定義される。即ち、原稿の画像301の天地方向は0度、原稿の画像302の天地方向は90度、原稿の画像303の天地方向は180度、及び、原稿の画像304の天地方向は270度である。また、図3(B)に示すように天地方向が0度である原稿の画像301を時計回りに90度回転させると、天地方向が270度である原稿の画像304となる。同様に、天地方向が270度である原稿の画像304を反時計回りに90度回転させると、天地方向が0度である原稿の画像301となる。即ち、時計回りに90度回転させることは、天地方向を270度回転させることに相当し、また、反時計回りに90度回転させることは、天地方向を90度回転させることに相当する。
続いて、第1の実施形態に係るMFP100において、原稿給紙ユニット122にセットされる原稿の画像の天地方向について図4を用いて説明する。
図4(A)に示すように、画像の天地方向が0度である原稿401を原稿給紙ユニット122にセットした場合は、読み取った原稿の画像データの天地方向は0度である。同様に、画像の天地方向が0度である原稿402や原稿403を原稿給紙ユニット122にセットした場合も、読み取った原稿の画像データの天地方向は0度である。
一方、図4(B)に示すように、画像の天地方向が90度である原稿411を原稿給紙ユニット122にセットした場合は、読み取った原稿の画像データの天地方向は270度である。同様に、画像の天地方向が270度である原稿412や原稿413を原稿給紙ユニット122にセットした場合も、読み取った原稿の画像データの天地方向は270度である。即ち、読み取った原稿の画像データの天地方向を0度にするためには、画像データを反時計回りに90度回転(天地方向を90度回転)させる必要がある。
なお、第1の実施形態では、原稿給紙ユニット122にセットされる原稿の画像の天地方向は0度であることを基準として以降説明を進める。
続いて、第1の実施形態に係るMFP100において、操作部150に表示されるメイン画面500の一例を図5に示す。第1の実施形態におけるメイン画面500には、コピー機能501や、スキャン送信機能502といった各種機能を呼び出す選択ボタンが列挙されている。メイン画面500は、ユーザが所望の選択ボタンを押下することによって、各種機能を利用するための画面に遷移するよう構成されている。第1の実施形態では、スキャン送信機能502の選択ボタンが押下されて、スキャン送信機能502を実行する画面に遷移されているとして以降説明を進める。
続いて、第1の実施形態に係るMFP100において、原稿サイズ混載、及び、原稿向き指定のモードを設定するための設定画面(600,610)について図6を用いて説明する。
まず、原稿サイズ混載のモードについて詳細を説明する。図6(A)に示すように原稿サイズ混載に係る設定画面600では、サイズの異なる複数の原稿を原稿給紙ユニット122にセットして原稿の画像を読み取る場合に、混載モード601をONに設定する。
混載モード601がONに設定されている場合は、原稿を1ページ読み取るごとに、当該原稿の副走査方向の長さに応じたメモリ領域が確保される。例えば、1ページ目の原稿サイズがA4である場合は、1ページ目の原稿の画像データを格納するためにA4に応じたメモリ領域が確保される。一方、2ページ目の原稿サイズがA3である場合は、2ページ目の原稿の画像データを格納するためにA3に応じたメモリ領域が確保される。
一方、混載モード601がOFFに設定されている場合は、読み取る原稿のすべてについて、原稿の1ページ目の副走査方向の長さに応じたメモリ領域が確保される。例えば、1ページ目の原稿サイズがA4である場合は、1ページ目の原稿の画像データを格納するためにA4に応じたメモリ領域が確保される。一方、2ページ目以降の原稿サイズがA3である場合でも、2ページ目以降の原稿の画像データを格納するために確保されるそれぞれのメモリ領域は、A4に応じたメモリ領域である。
即ち、サイズの異なる複数の原稿を原稿給紙ユニット122にセットして原稿の画像を読み取る場合は、混載モード601をONに設定すればよい。一方、サイズの異ならない複数の原稿を原稿給紙ユニット122にセットして原稿の画像を読み取る場合は、混載モード601をOFFに設定すればよい。
次に、原稿向き指定のモードについて詳細を説明する。図6(B)に示すように原稿向き指定に係る設定画面610では、読み取る原稿の画像データを回転させて天地方向を0度に合わせて、当該画像データをPC101等の外部装置に送信する場合に、向き指定モード611をONに設定する。
向き指定モード611がONに設定されている場合は、原稿給紙ユニット122にセットされた原稿の画像の天地方向612を更に設定する。そして、設定された天地方向612の情報に従って、読み取った原稿のすべての画像データは一括して回転され、画像データの天地方向が0度に合わさった状態で外部装置に送信される。例えば、向き指定モード611がONに設定されていて、天地方向612が270度に設定されている場合は、読み取った原稿の画像データの天地方向を0度に合わせるために、当該画像データは反時計回りに90度(天地方向を90度)回転される。一方、向き指定モード611がOFFに設定されている場合は、読み取った原稿の画像データは回転されない。
即ち、原稿給紙ユニット122にセットされた原稿の画像の天地方向が270度である場合は、向き指定モード611をONに設定すればよい。一方、原稿給紙ユニット122にセットされた原稿の画像の天地方向が0度である場合は、向き指定モード611をOFFに設定すればよい。
このように、向き指定モード611の設定内容(ON/OFF)に従って、読み取った原稿の画像データを回転させるか否かを制御することができる。
尚、混載モード601と向き指定モード611が同時にONに設定されている場合は、図7に示すような警告画面700を操作部150に表示することによって、原稿給紙ユニット122にセットされた原稿の画像の天地方向を確認するようユーザに促してもよい。なぜなら、サイズの異なる複数の原稿の画像を読み取る場合に、画像の天地方向が90度の原稿と270度の原稿が原稿給紙ユニット122に混在することや、画像の天地方向が0度の原稿と180度の原稿が原稿給紙ユニット122に混在することが考えられる。そのような場合、設定された天地方向612の情報に従って、一括して回転させた後の画像データの天地方向が0度に合わないことがあるためである。
第1の実施形態では、原稿給紙ユニット122にセットされた複数の原稿の画像を連続して読み取る前に、読み取った原稿の画像データを回転する原稿をページ単位に指定するとともに、当該画像データを回転させる角度を指定する。これによって、画像の天地方向が異なる複数の原稿を原稿給紙ユニット122にセットした場合であっても、読み取った原稿の画像データの天地方向を容易に合わせることができるようにする場合について以降説明を進める。
第1の実施形態に係るMFP100において、原稿給紙ユニット122にセットされた複数の原稿の画像を連続して読み取り、読み取った原稿の画像データを送信する一連の処理について、図8に示したフローチャートを用いて説明する。なお、図8の処理は、スキャン送信機能502の選択モードが押下されて、スキャン送信機能502を実行するための画面に遷移されている状態で開始される。また、混載モード601、及び向き指定モード611が同時にONに設定されている状態で開始される。なお、図8のフローチャートの各処理は、CPU111が、ROM115又はHDD160から読み出されてRAM114に展開されたプログラムを実行することによって実現される。
まず、S801において、操作部150の不図示のスタートキーの押下によって、ジョブの実行指示を受け付けたか否かを判定する。受け付けたと判定されたならば、S802に進む。一方、ジョブの実行指示を受け付けるまでS801に留まる。
S802において、S801で実行指示を受け付けたジョブは、リーダ部120によって読み取った原稿の画像データの天地方向を考慮する必要があるジョブであるか否かを判定する。なお、読み取った原稿の画像データの天地方向を考慮する必要があるジョブとは、例えば以下のとおりである。即ち、原稿の種類として文字のみで構成される原稿、又は、文字と写真の混在で構成される原稿を読み取り、原稿の画像データを外部I/F140を介して任意の宛先に送信するよう指定されているジョブである。なぜなら、原稿を読み取って画像データを生成する際のファイル形式の設定によっては、読み取った原稿の文字に対応する文字コードを画像データに埋め込む処理を行うため、原稿の文字を正しい向きで正しく認識する必要があるからである。
一方、任意の宛先に送信するよう指定されているジョブでも、原稿の種類として文字を含まない写真のみで構成される原稿を読み取る場合は、文字コードを画像データに埋め込む処理が行われない為、読み取った原稿の画像データの天地方向を考慮する必要がない。
そこで、S802での判定の結果、読み取る原稿の種類の設定が、文字のみで構成される原稿、又は、文字と写真の混在で構成される原稿である場合はYESと判定し、一方で、写真のみで構成される原稿である場合はNOと判定する。
もしくは、原稿の画像データを1つのファイルに変換する際に、当該ファイルのファイル形式として、文字コードを画像データに埋め込む処理を行うファイル形式が設定された場合はYESと判定する。一方で、文字コードを画像データに埋め込む処理を行わないファイル形式が設定された場合はNOと判定する。
なお、ユーザによっては、原稿の種類として写真のみで構成される原稿を読み取る場合であっても、読み取った原稿の画像データの天地方向を合わせたい場合がある。そのため、原稿の種類として写真のみで構成される原稿を読み取る場合でも、読み取った原稿の画像データの天地方向を合わせるための操作(詳細は図9を用いて後述する)を行うか否かを、ユーザの設定に従って切り替えることができるようにしてもよい。
S802での判定の結果、読み取った原稿の画像データの天地方向を考慮する必要があるジョブであると判定されたならば、後述するS900に進む。一方、S802でNOと判定されたならば、S803に進む。
第1の実施形態における図8のS900について、読み取った原稿の画像データの回転に係る情報を設定する一連の処理を図9のフローチャートを用いて説明する。なお、図9のフローチャートの各処理は、CPU111が、ROM115又はHDD160から読み出されてRAM114に展開されたプログラムを実行することによって実現される。
S901において、読み取った原稿の画像データの回転に係る図10の設定画面1000が呼び出されたか否かを判定する。呼び出されたと判定された場合は、S902に進む。一方、呼び出されるまで、S901に留まる。
S902において、図10の設定画面1000上で、原稿の画像データを回転する原稿指定1001を受け付けて、S903に進む。
S903において、図10の設定画面1000上で、原稿の画像データを回転させる角度指定1002を受け付けて、S904に進む。なお、回転させる角度指定1002は、例えば、0度、180度、90度(時計回りに90度)、270度(反時計回りに90度)であり、90度単位で所定の角度を指定することができる。なお、回転させる角度指定1002は、1度単位で所定の角度を指定することができるようにしてもよい。
S904において、図10の設定画面1000上で、OKボタン1003が押下されたか否かを判定する。押下されたと判定されたならば、S905に進む。一方、押下されるまで、S904に留まる。
S905において、S902で受け付けた原稿ページと、S903で受け付けた回転させる角度を図11の設定テーブル1100に登録して、S906に進む。なお、設定テーブル1100に登録された設定情報は、RAM114又はHDD160に格納される。
S906において、原稿ページと回転させる角度を他に登録するか否かを判定する。他に登録するならば、S902に戻って以降の処理を進める。一方、S906でNOと判定されたならば、読み取った原稿の画像データの回転に係る情報を設定する一連の処理(図8のS900)を終了して、図8のS803に進む。
S803において、原稿給紙ユニット122にセットされた原稿の搬送を開始して、S804に進む。
S804において、搬送された当該原稿の画像をリーダ部120によって読み取って、S805に進む。
S805において、設定テーブル1100に登録された原稿ページと回転させる角度を参照し、S804で読み取った原稿は画像データを回転するよう設定されているか否かを判定する。設定されていると判定されたならば、S806に進む。一方、S805でNOと判定されたならば、S807に進む。なお、画像データを回転させる角度指定は0度(回転なし)として指定されている場合は、画像データを回転するよう指定されていないとみなし、S805でNOと判定される。
S806において、設定テーブル1100に登録された原稿ページと回転させる角度に従って、S804で読み取った原稿の画像データを画像回転部180によって回転させて、S807に進む。
設定テーブル1100に登録された原稿ページと回転させる角度に従って、読み取った原稿の画像データを回転させた結果の事例について、図12を用いて説明する。
図11の設定テーブル1100に、例えば、1枚目,4枚目の原稿の画像データを反時計回りに90度回転するよう登録されていた場合、図12(A)に示した原稿のうち、1枚目,4枚目の原稿についてはS805でYESと判定される。一方、2枚目,3枚目,5枚目の原稿についてはS805でNOと判定される。なお、1枚目,4枚目の原稿の画像の天地方向は270度であり、2枚目,3枚目,5枚目の原稿の画像の天地方向は0度である。そのため、S806において、1枚目,4枚目の原稿の画像データは、設定テーブル1100に登録された回転させる角度に従って、画像データの回転処理が実行される。一方、2枚目,3枚目,5枚目の原稿の画像データの回転処理は実行されない。S806で回転処理が実行された後の1枚目,4枚目の原稿の画像データは、図12(B)に示すように反時計回りに90度回転される。これによって、画像の天地方向が異なる複数の原稿を原稿給紙ユニット122に混載してセットした場合であっても、原稿の画像の天地方向を0度に合わせることができる。
S807において、S804で読み取った原稿の画像データ、もしくは、S806で回転させた後の画像データを圧縮展開部170によって圧縮する。画像データを圧縮した後、HDD160に格納して、S808に進む。
S808において、S803で搬送された当該原稿を原稿排紙トレイに排出して、S809に進む。
S809において、原稿給紙ユニット122にセットされたすべての原稿が原稿排紙トレイに排出されたか否かを判定する。排出されていないと判定されたならば、S803に戻って以降の処理を進める。一方、排出されたと判定されたならば、S810に進む。
S810において、S807でHDD160に格納された画像データを読み出して、当該画像データを外部I/F140を介して任意の宛先に送信する。そして、S810で送信された画像データをPC101等の外部装置が受信し、PC101等が備える操作部に図13のプレビュー画面1300を表示する。ユーザは、プレビュー画面1300上で、受信した画像データを回転させることなしに、天地方向が0度で合わさった画像データを確認することができる。
以上が、第1の実施形態に係るMFP100において、複数の原稿の画像を連続して読み取り、読み取った原稿の画像データを送信する一連の処理の詳細である。なお、S807でHDD160に格納された画像データを任意の宛先に送信して、PC101等が備える操作部にプレビュー表示させる場合について説明したが、このような場合に限らない。HDD160に格納された画像データを参照して、MFP100が備える操作部150にプレビュー表示させてもよい。また、読み取った原稿の画像データの回転に係る情報を設定するS900の処理について、ジョブの実行指示を受け付けた後にS900の処理を実行する場合について説明したが、このような場合に限らない。ジョブの実行指示を受け付ける前にS900の処理を先に実行してもよく、もしくは、原稿の画像データの回転に係る情報についてサーバ102を介してインポートしてもよい。例えば、ジョブの実行指示を受け付ける前にユーザ認証が行われ、設定テーブルをユーザごとに保持している場合は、ユーザ認証に従って設定テーブル1100に登録されている情報を参照し、原稿の画像データの回転に係る情報をインポートすることができる。
また、スキャン送信機能502の選択モードが押下されて、スキャン送信機能502を実行するための画面に遷移されている状態で、図8の一連の処理が開始される場合について説明したが、このような場合に限られない。コピー機能501の選択モードが押下されて、コピー機能501を実行するための画面に遷移されている状態もおいても、図8のS801からS809までの処理について同様に本発明を適用できる。なお、この場合、S810では、S807でHDDに格納された画像データを読み出して、プリンタ部130によって当該画像データをシートに印刷する処理を実行する。また、この場合は、S802において、読み取った原稿の画像データの天地方向を考慮する必要があるジョブであるか否かは、原稿の画像データをシートに印刷した後にステイプルするよう指定されているジョブであるかに従って判定してもよい。
以上説明したように、第1の実施形態では、原稿給紙ユニット122にセットされた複数の原稿の画像を連続して読み取る前に、読み取った原稿の画像データを回転する原稿をページ単位に指定させるとともに、当該画像データを回転させる角度を指定させた。これによって、画像の天地方向が異なる複数の原稿を原稿給紙ユニット122にセットした場合であっても、原稿のページの指定に従って、読み取った原稿の画像データを回転し、当該画像データの天地方向を容易に合わせることができる。
尚、第1の実施形態では、読み取った原稿の画像データの回転に係る情報を設定する際、読み取った原稿の画像データを回転する原稿をページ単位に指定させるとともに、当該画像データを回転させる角度を指定させる場合について説明した。このような場合に限らず、例えば、原稿給紙ユニット122にセットされた複数の原稿の画像の天地方向がすべて同じである場合は、画像データを回転させる角度を原稿のページ単位に指定することなく、画像データを一括して回転させることが可能である。一方、原稿のページ単位に画像データを回転させるために設定テーブル1100に原稿ページと回転させる角度が登録されている場合は、原稿のページ単位に画像データを回転させることが優先される。そのため、画像データを一括して回転させる処理は制限される。
[第2の実施形態]
前述した第1の実施形態では、読み取った原稿の画像データを回転する原稿をページ単位に指定させるとともに、当該画像データを回転させる角度を指定させた。
一方、第2の実施形態では、読み取った原稿の画像データを回転する原稿をサイズに応じて指定させるとともに、当該画像データを回転させる角度を指定させる場合について以降説明する。
第2の実施形態において、複数の原稿の画像を連続して読み取り、読み取った原稿の画像データを送信する一連の処理を説明するためのフローチャートは図8と同様のため、その説明は省略する。
一方、第2の実施形態では、読み取った原稿の画像データの回転に係る情報を設定するS800の処理における一部の動作が第1の実施形態とは異なる。そこで、第1の実施形態における処理と共通する動作は同一のステップ番号を付し、詳細な説明は省略する。第1の実施形態における処理とは差分となる動作を中心に、図14のフローチャートを用いて説明する。なお、図14のフローチャートの各処理は、CPU111が、ROM115又はHDD160から読み出されてRAM114に展開されたプログラムを実行することによって実現される。
S901において、読み取った原稿の画像データの回転に係る情報を設定する図15の設定画面1500が呼び出されたと判定された場合は、S1401に進む。
S1401において、図15の設定画面1500上で、原稿の画像データを回転する原稿サイズ指定1501を受け付けて、S903に進む。
S903において、図15の設定画面1500上で、原稿の画像データを回転させる角度指定1502を受け付けて、S904に進む。
S904において、図15の設定画面1500上で、OKボタン1503が押下されたか否かを判定する。押下されたと判定されたならば、S1402に進む。
S1402において、S1401で受け付けた原稿サイズと、S903で受け付けた回転させる角度を図16の設定テーブル1600に登録して、S1403に進む。なお、設定テーブル1600に登録された設定情報は、RAM114又はHDD160に格納される。
S1403において、原稿サイズと回転させる角度を他に登録するか否かを判定する。他に登録するならば、S1401に戻って以降の処理を進める。一方、S1403でNOと判定されたならば、読み取った原稿の画像データの回転に係る情報を設定する第2の実施形態に係る一連の処理を終了して、図8のS803に進む。
第2の実施形態において、設定テーブル1600に登録された原稿サイズと回転させる角度に従って、読み取った原稿の画像データを回転させた結果の事例について、図17を用いて説明する。
図16の設定テーブル1600に、例えば、リーダ部120によって読み取った原稿のサイズがB4、又は、A3であるならば、読み取った原稿の画像データを反時計回りに90度回転するよう登録されている。一方、読み取った原稿のサイズがLTR、又は、A4であるならば、読み取った原稿の画像データを0度回転する(即ち、回転しない)よう登録されている。
なお、リーダ部120によって読み取った原稿のサイズがA5であった場合、図16の設定テーブル1600にはA5サイズに係る情報は登録されていない。このような場合は、読み取った原稿の画像データを0度回転する(即ち、回転しない)よう登録されているとみなす。
例えば、図17(A)に示した原稿のうち、原稿サイズがA4である1枚目,2枚目,3枚目の原稿については、0度回転する(即ち、回転しない)よう登録されているため、S805でNOと判定される。一方、原稿サイズがA3である4枚目,5枚目の原稿については、反時計回りに90度回転するよう登録されているため、S805でYESと判定される。なお、原稿サイズがA4である1枚目,2枚目,3枚目の原稿の画像の天地方向は0度であり、原稿サイズがA3である4枚目,5枚目の原稿の画像の天地方向は270度である。そのため、S806において、1枚目,2枚目,3枚目の原稿の画像データの回転処理は実行されない。一方、4枚目,5枚目の原稿の画像データは、図16の設定テーブル1600に登録された回転させる角度に従って、画像データの回転処理が実行される。
S806で回転処理が実行された後の4枚目,5枚目の原稿の画像データは、図17(B)に示すように反時計回りに90度回転される。これによって、画像の天地方向が異なる複数の原稿を原稿給紙ユニット122に混載してセットした場合であっても、原稿の画像の天地方向を0度に合わせることができる。
以上説明したように、第2の実施形態では、原稿給紙ユニット122にセットされた複数の原稿の画像を連続して読み取る前に、読み取った原稿の画像データを回転する原稿をサイズに応じて指定させるとともに、当該画像データを回転させる角度を指定させた。これによって、画像の天地方向が異なる複数の原稿を原稿給紙ユニット122にセットした場合であっても、原稿のサイズに応じた指定に従って、読み取った原稿の画像データを回転し、当該画像データの天地方向を容易に合わせることができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
例えば、ユーザによって指定された原稿のページに従って、読み取った原稿の画像データを回転するモードと、ユーザによって指定された原稿のサイズに従って、読み取った原稿の画像データを回転するモードのいずれかをユーザは設定できるようにしてもよい。そのような場合は、原稿のページの指定に従って、又は、原稿のサイズに応じた指定に従って、読み取った原稿の画像データを回転するかを、ユーザが設定したモードに応じて切り替えることができる。また、例えば、サイズの異なる複数の原稿を原稿給紙ユニット122に同時にセットした場合は、サイズの異なる原稿の前後のページで、原稿の画像の天地方向が異なることが多い。例えば、図17(A)では、A4とA3でサイズの異なる3枚目と4枚目の原稿で画像の天地方向が異なっている。そこで、原稿の1ページ目とはサイズが異なる原稿の先頭ページ(図17(A)の例では4ページ目)の指定を受け付けることで、画像データを回転させるすべての原稿ページの指定を省略することができる。
また、本実施形態では、原稿トレイ202にセットされた原稿の画像を原稿ガラス212上で読み取る場合について説明したが、原稿台221にセットされた原稿の画像をプラテンガラス220上で読み取る場合についても同様に本発明を適用することができる。
また、例えば、本実施形態では、MFP100のコントローラ部110のCPU111が上記各種制御の主体となっていたが、MFP100と別筐体の外付けコントローラ等の印刷制御装置によって、上記各種制御の一部又は全部を実行可能に構成しても良い。
以上、本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
(その他の実施形態)
本実施形態におけるフローチャートに示す機能は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウェア(プログラム)をコンピュータパソコン等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。また、複数のCPUで分散処理をすることでも実現できる。

Claims (10)

  1. 複数の原稿の画像を連続して読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取った原稿の画像データを回転させる回転手段と、
    前記読取手段によって原稿の画像を読み取る前に、前記回転手段によって前記画像データを回転する原稿を前記複数の原稿から指定する指定手段と、
    前記読取手段によって複数の原稿の画像を連続して読み取りながら、前記指定手段によって指定された原稿の画像データは回転させて、前記指定手段によって指定されていない原稿の画像データは回転させないよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記回転手段によって前記画像データを回転する原稿をサイズに応じて指定するサイズ指定手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記サイズ指定手段によって指定された原稿の画像データは回転させて、前記サイズ指定手段によって指定されていない原稿の画像データは回転させないよう制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記画像データを回転させる所定の角度を指定する角度指定手段を更に有し、
    前記回転手段は、前記角度指定手段によって指定された前記所定の角度に従って前記画像データを回転させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記所定の角度は、0度、90度、180度、又は、270度であることを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 複数の原稿の画像を連続して読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取った原稿の画像データを回転させる回転手段と、
    前記読取手段によって原稿の画像を読み取る前に、前記回転手段によって前記画像データを回転する原稿をサイズに応じて指定するサイズ指定手段と、
    前記読取手段によって複数の原稿の画像を連続して読み取りながら、前記サイズ指定手段によって指定された原稿の画像データは回転させて、前記サイズ指定手段によって指定されていない原稿の画像データは回転させないよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  6. 複数の原稿の画像を連続して読み取る読取工程と、
    前記読取工程によって読み取った原稿の画像データを回転させる回転工程と、
    前記読取工程によって原稿の画像を読み取る前に、前記回転工程によって前記画像データを回転する原稿を前記複数の原稿から指定する指定工程と、
    前記読取工程によって複数の原稿の画像を連続して読み取りながら、前記指定工程によって指定された原稿の画像データは回転させて、前記指定工程によって指定されていない原稿の画像データは回転させないよう制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする画像読取装置の制御方法。
  7. 前記回転工程によって前記画像データを回転する原稿をサイズに応じて指定するサイズ指定工程を更に有し、
    前記制御工程は、前記サイズ指定工程によって指定された原稿の画像データは回転させて、前記サイズ指定工程によって指定されていない原稿の画像データは回転させないよう制御する
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置の制御方法。
  8. 複数の原稿の画像を連続して読み取る読取工程と、
    前記読取工程によって読み取った原稿の画像データを回転させる回転工程と、
    前記読取工程によって原稿の画像を読み取る前に、前記回転工程によって前記画像データを回転する原稿をサイズに応じて指定するサイズ指定工程と、
    前記読取工程によって複数の原稿の画像を連続して読み取りながら、前記サイズ指定工程によって指定された原稿の画像データは回転させて、前記サイズ指定工程によって指定されていない原稿の画像データは回転させないよう制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする画像読取装置の制御方法。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを格納した、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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