JP2015115673A - 印刷制御装置、印刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 光学系移動方式と流し読み方式のいずれの方式で原稿の画像を読み取る場合であっても、1ページ目の原稿についてはFCOTを短縮させ、後続のページの原稿についてはシートに印刷される画像の向きを同じにする事ができなかった。
【解決手段】 第1の読取手段によって原稿の画像を読み取って生成された画像データを回転させずに画像を印刷する。その後、前記第1の読取手段とは原稿に対する読み取り方向が180度異なる第2の読取手段によって原稿の画像を読み取って、生成された画像データを180度回転させてから画像を印刷する。もしくは、前記第2の読取手段によって原稿の画像を読み取って、生成された画像データを回転させずに画像を印刷する。その後、前記第1の読取手段によって原稿の画像を読み取って、生成された画像データを180度回転させてから画像を印刷する。これらの印刷モードを選択的に実行するよう制御することを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、原稿の画像を読み取り、生成した画像データに基づいてシートに印刷した画像の向きを適切に合わせることができる印刷制御装置、印刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関するものである。
従来、原稿の画像の読み取り方法には、流し読み方式と光学系移動方式の2つの方式がある。流し読み方式では、原稿トレイ上に原稿を載置する。そして、自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Fider)によって原稿を搬送させながら、固定された光学系の位置で原稿の画像を読み取るため、原稿の先端から画像が順次読み取られる。一方、光学系移動方式では、プラテンガラス(原稿台)上に原稿を載置する。そして、光学系を移動させながら、原稿位置が固定された原稿の画像を読み取るため、原稿の後端から画像が順次読み取られる。
このように、原稿の先端から画像を順次読み取る場合と、原稿の後端から画像を順次読み取る場合では、原稿を読み取って生成される画像データの向きが異なるため、当該画像データに基づいてシートに印刷した画像の向きが異なってしまう。
そこで、流し読み方式で原稿の画像を読み取る場合は、原稿を読み取って生成された画像データは回転させることなくシートに画像をそのまま出力する。一方、光学系移動方式で原稿の画像を読み取る場合は、原稿を読み取って生成された画像データを180度回転させてからシートに画像を出力する技術が知られている。(特許文献1参照)
また、原稿を読み取って生成された画像データを回転させることなくシートに画像をそのまま出力するか、もしくは、画像データを180度回転させてからシートに画像を出力するかについて、後続の予約ジョブの有無によって制御する技術が知られている。(特許文献2参照)
特開平11−146186号公報 特開2004−350074号公報
一方で、1ページ目の原稿を読み取って生成される画像データに基づいてシートに出力するまでの時間(First Copy Out Time:FCOTと呼ぶ)を短縮する技術が知られている。
例えば、原稿をコピーして本を製作するような場合、製作する本の表紙(おもて表紙、及び、うら表紙)と、製本する本の中身(本文)で、流し読み方式と光学系移動方式を使い分ける場合がある。即ち、本の表紙については、厚紙の原稿をコピーして用いることがあり、自動原稿搬送装置(ADF)の搬送パスに厚紙の原稿を通すことができないため、本の表紙の原稿(厚紙)はプラテンガラス(原稿台)上に載置し、光学系移動方式で読み取る必要がある。一方、本の中身については、普通紙の原稿をコピーして用いることがあり、生産性を向上させるため、本の中身の原稿(普通紙)は原稿トレイ上に載置し、流し読み方式で読み取る必要がある。そこで、1ページ目の原稿(おもて表紙)とNページ目の原稿(裏表紙)は光学系移動方式で読み取り、2ページ目からN−1ページ目の原稿(本文)は流し読み方式で読み取ることがある。
しかしながら、光学系移動方式と流し読み方式のいずれの方式で原稿の画像を読み取る場合であっても、1ページ目の原稿についてはFCOTを短縮させるとともに、後続のページの原稿についてはシートに印刷される画像の向きを同じにする事ができなかった。
本発明の目的の一つは、以下のとおりである。原稿の画像を、当該原稿に対する第1の方向から読み取る場合でも、第1の方向とは180度異なる第2の方向から読み取る場合でも、1ページ目の原稿を読み取ってシートに印刷する時間を短縮する。更に、シートに印刷される画像の向きを合わせることができるようにした装置や方法等を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る印刷制御装置は以下のような構成を備える。即ち、原稿台に載置された原稿の画像を、当該原稿に対する第1の方向から読み取る第1の読取手段と、搬送される原稿の画像を、当該原稿に対する前記第1の方向とは180度異なる第2の方向から読み取る第2の読取手段と、画像データに基づいて画像をシートに印刷する印刷手段と、前記第1の読取手段による読み取りによって生成された画像データを回転させずに前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷した後、前記第2の読取手段による読み取りによって生成された画像データを180度回転させてから前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷する第1の印刷モードと、前記第2の読取手段による読み取りによって生成された画像データを回転させずに前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷した後、前記第1の読取手段による読み取りによって生成された画像データを180度回転させてから前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷する第2の印刷モードを選択的に実行するよう制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、原稿の画像を、当該原稿に対する第1の方向から読み取る場合でも、第1の方向とは180度異なる第2の方向から読み取る場合でも、1ページ目の原稿を読み取ってシートに印刷する時間を短縮することができる。更に、シートに印刷される画像の向きを合わせることができる。
本実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るMFPの構成を示す断面図である。 本実施形態に係るMFPにおいて、ADFリーダ部の外観を示す図、及び、圧板リーダ部の外観を示す図である。 本実施形態に係るMFPにおいて、原稿の画像の読み取り方向(主走査方向、及び、副走査方向)を説明するための図である。 本実施形態に係るMFPにおいて、ADF読み、又は、圧板読みによって生成した画像データ、及び、180度回転させた後の画像データを説明するための図である。 本実施形態に係るMFPにおいて、操作部に表示されるメイン画面、及び、コピー機能を利用するための実行画面の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るMFPにおいて、コピージョブの実行に係る一連の処理を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態に係るMFPにおいて、原稿の画像を読み取り、生成した画像データに基づいて画像をシートに出力する一連の処理(S800、S810)を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態に係るMFPにおいて、シートに印刷される画像の向きが同じになるようにコピーを実行する一連の処理(S900)の詳細を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態に係るMFPにおいて、原稿の画像を読み取り、生成した画像データに基づいて画像をシートに出力する一連の処理(S1000、S1010)を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係るMFPにおいて、コピージョブの実行に係る一連の処理を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係るMFPにおいて、シートに印刷される画像の向きが同じになるようにコピーを実行する一連の処理(S1100)の詳細を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係るMFPにおいて、操作部に表示される警告画面の一例を示す図である。 第3の実施形態に係るMFPにおいて、コピー動作の設定を行うための設定画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る印刷システムについて図1を用いて説明する。本実施形態に係る印刷システムは、原稿の画像を読み取る画像読取装置の一例であるMFP(Multi Functional Peripheral)100と、外部の情報処理装置であるPC101、及び、サーバ102で構成される。
なお、MFP100は、原稿を読み取って画像データを生成する画像読取機能と、生成した画像データに基づいて画像をシートに印刷する印刷機能(画像形成機能ともいう)を備えている。印刷機能はカラー、或いはモノクロでプリントができればよい。即ち、MFP100は画像読取装置としての役割の他に、印刷装置としての役割を果たしている。
なお、本実施形態では、MFP100を画像読取装置の一例として説明するが、画像読取機能があれば、原稿を読み取って画像データを生成し、生成した画像データをPC101に送信することができるスキャナであってもよい。なお、生成した画像データはPC101に送信するのではなく、USB(Universal Serial Bus)等の着脱可能な外部メモリに保存するスキャナであってもよい。
MFP100は、PC101と、ローカルエリアネットワーク等のLAN(Local Area Network)やインターネット等のWAN(Wide Area Network)を介して接続されており、PC101と通信を行う。また、本実施形態では、MFP100とPC101が有線LANを介して接続される例を説明するが、MFP100とPC101はUSBケーブルを介して接続されてもよい。また、MFP100とPC101はWi−Fi(Wireless Fidelity)やBluetooth(登録商標)などの無線通信によって通信可能に構成されてもよい。
PC101は、アプリケーションソフトによって画像データを生成し、生成した画像データをMFP100に送信する。なお、本実施形態では、PC101を外部の情報処理装置の例として説明するが、情報処理装置はPC101に限らず、PDA(Personal Digital Assistant)やスマートフォンなどの携帯情報端末であってもよい。
一方、MFP100は、サーバ102とネットワーク及びビデオケーブルを介して接続されている。ビデオケーブルは印刷画像の転送用に使われ、ネットワーク105はその他の情報のやりとりに用いられる。なお、特に断らない限り、本発明の機能が実行されるのであれば、MFP100とサーバ102の接続に用いられるネットワークは、LAN、WANなどのネットワークでもよい。サーバ102は、画像処理、印刷制御、ジョブ管理、ユーザ認証等の様々な機能を有する。なお、サーバ102とPC101とが、LAN、WANなどのネットワーク、あるいは無線LANなどを介して通信可能に接続されていてもよい。
本実施形態に係るMFP100は、後述するコントローラ部(制御部)110、リーダ部120、プリンタ部130、外部I/F140、操作部150、ハードディスク(以下、HDDと呼ぶ)160、圧縮展開部170、及び、画像回転部180を有する。これらは電気的に接続されており、互いに制御コマンドやデータを送受信する。また、通信部の一例である外部I/F140は、外部装置と画像データの送受信を行うためのインタフェースであり、外部装置とは、PC101及びサーバ102の他には、例えば、ファクシミリ、ネットワーク接続機器、外部専用装置などである。
リーダ部120は、コントローラ部110との通信を制御するスキャナ制御部121、後述するADFリーダ部122、及び、圧板リーダ部123を有する。
ADFリーダ部122では、光学系の位置を固定し、自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)によって原稿を搬送させながら、原稿の画像を読み取る(流し読み方式とも呼ぶ)。一方、圧板リーダ部123では、原稿をプラテンガラス(原稿台)221に載置させることで原稿位置を固定させながら、光学系を移動させることによって原稿の画像を読み取る(光学系移動方式とも呼ぶ)。
リーダ部120での原稿の読取指示はコントローラ部110からスキャナ制御部121を介して行われ、原稿の画像を光学的に読み取り、電気信号としての画像データに変換する。なお、本実施形態では、リーダ部120での原稿の読取指示はコントローラ部110からスキャナ制御部121を介して行われる場合について以降説明するが、このような場合に限らない。リーダ部120にスキャナ制御部121を構成として有さないMFPである場合は、リーダ部120での原稿の読取指示はコントローラ部110のCPU111から直接行われてもよい。
一方、プリンタ部130は、コントローラ部110との通信を制御するプリンタ制御部131を有する。さらに、プリンタ部130は、印刷に使用するシートを収納する複数のシート収納部(給紙段)を備えた給紙ユニット132、及び、印刷物に対してステイプル処理やシフト処理を施す排紙ユニット133を有する。また、プリンタ部130は、コントローラ部110のハードディスク(以下、HDD)160に記憶された印刷対象のジョブの印刷処理を実行する。プリンタ部130での画像データの印刷指示はコントローラ部110からプリンタ制御部131を介して行われ、画像データに基づいて、給紙段から給紙されたシートにトナーを用いて画像を形成(印刷)し、画像データの転写と定着を行う。なお、本実施形態では、プリンタ部130での画像データの印刷指示はコントローラ部110からプリンタ制御部131を介して行われる場合について以降説明するが、このような場合に限らない。プリンタ部130にプリンタ制御部131を構成として有さないMFPである場合は、プリンタ部130での画像データの印刷指示はコントローラ部110のCPU111から直接行われてもよい。
一方、コントローラ部110は、自装置内部に複数の処理対象となるジョブを記憶可能なHDD160等の不揮発メモリを備える。尚、本実施形態では、大容量かつ不揮発な記憶装置としてHDD160を例として説明するが、大容量かつ不揮発な記憶装置であるならば、SSD(Solid State Drive)などの不揮発メモリであってもよい。
コントローラ部110は、複数の機能ブロックを有する。例えば、リーダ部120で読み取った原稿の画像データをHDD160に記憶し、そのHDD160から画像データを読み出して、プリンタ部130で当該画像データに基づいて画像をシートに印刷するコピージョブを実行することができる。また、リーダ部120で読み取った原稿の画像データをコードデータに変換し、通信部の一例である外部I/F140を介して、外部装置であるPC101に送信するスキャナ機能を実行することができる。また、PC101やサーバ102から外部I/F140を介して受信したプリントジョブをHDD160に記憶する。そして、HDD160から読み出してコードデータを画像データに変換して、プリンタ部130で当該画像データに基づいて画像をシートに印刷する印刷機能を実行することができる。
また、コントローラ部110は、CPU111、ROM115、RAM114、リーダI/F112、及びプリンタI/F113を有する。
CPU111は、このMFP100が備える各種ユニットの処理や動作等を制御する。ROM115は、読み出し専用のメモリであり、ブートシーケンスやフォント情報等のプログラムを予め記憶している。一方、RAM114は、読み出し及び書き込み可能なメモリであり、リーダ部120や外部I/F140より送られてきた画像データや、各種プログラムや設定情報等を記憶する。
ROM115には、CPU111により実行される、後述するフローチャートの各種処理等を実行するために必要な各種の制御プログラムが記憶されている。また、ROM115には、ユーザインタフェース画面(以下、UI画面)を含む、後述する操作部150の表示部に各種のUI画面を表示させるための表示制御プログラムも記憶されている。CPU111がROM115に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、各種動作をMFP100により実行させる。
また、CPU111が、外部I/F140を介して外部装置から受信したページ記述言語(以下、PDLと略す)データを解釈し、ラスタイメージデータ(ビットマップ画像データ)に展開する動作を実行するプログラム等もROM115に記憶されている。同様に、CPU111が、外部I/F140を介して外部装置から受信した印刷ジョブを解釈して処理するためのプログラム等もROM115に記憶されている。これらは、ソフトウェアによって処理される。
また、HDD160は、システムソフトウェアや、システムバス117上に配置される圧縮展開部170によって圧縮された画像データなどを格納することができる。このHDD160は、処理対象となるジョブのプリントデータ等の複数のデータを保持可能に構成されている。コントローラ部110は、リーダ部120や外部I/F140等の各種入力ユニットを介して入力された処理対象となるジョブを、このHDD160に格納し、HDD160から読み出してプリンタ部130に出力してプリントする。また、コントローラ部110は、HDD160から読み出したジョブを、外部I/F140を介して外部装置へ送信できるようにも制御する。
圧縮展開部170は、JBIGやJPEG等といった各種圧縮方式によってRAM114、HDD160に記憶されている画像データ等を圧縮したり伸張したりする処理を行い、RAM114に再度格納することが可能な画像処理ブロックを有する。この圧縮展開部170によって圧縮された画像データは、外部I/F140を介して外部装置へ送信することができる。
なお、コントローラ部110は、外部装置から画像データを外部I/F140を介して受信することができる。外部I/F140を介して受信した画像データをHDD160に格納する際において、当該画像データは圧縮展開部170によって圧縮される。一方、HDD160に格納された画像データに基づいて画像をシートに印刷する際において、当該画像データは圧縮展開部170によって伸長される。
また、コントローラ部110は、HDD160に格納した処理対象のジョブの各種出力処理を実行する。ここではHDD160を例にして説明したが、揮発性のRAMでもよい。
リーダI/F112は画像入力装置であるリーダ部120と接続するためのインタフェースであり、プリンタI/F113は画像出力装置であるプリンタ部130と接続するためのインタフェースである。コントローラ部110は、リーダI/F112やプリンタI/F113を通じて画像データの同期系/非同期系の変換や制御を行う。
また、コントローラ部110は、システムバス117上に配置される画像回転部180を備える。なお、画像回転部180は、画像データに対して回転処理を行う。例えば、HDD160に記憶された画像データを画像回転部180によって180度回転させることができる。
また、MFP100は、ユーザインタフェース部の一例に該当する、表示部を有する操作部150も備えている。本実施形態に係るMFP100の操作部150は、不図示の表示部とハードキーとを有する。表示部は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示部)と、LCD上に貼られた透明電極(静電容量方式でもよい)からなるタッチパネルシートとで構成され、LCDには操作画面やMFP100の状態が表示される。操作部150は、当該操作画面またはハードキーを介して、ユーザからの各種設定を受け付ける機能と、ユーザに情報を提供する機能とを有する。
図1に示したリーダ部120及びプリンタ部130の断面図は、図2のとおりである。また、リーダ部120におけるADFリーダ部122の外観図は図3(A)によって表され、リーダ部120における圧板リーダ部123の外観図は図3(B)によって表される。
ADFリーダ部122によって原稿203の画像を読み取る場合は、図3(A)に示すように原稿203の読み取り面を上にして(フェイスアップと呼ぶ)、原稿トレイ202上に原稿203を載置する。そして、ADFリーダ部122では、原稿203の画像は露光部213に対して、原稿203を相対的に移動させながら読み取られる。ADFリーダ部122における原稿203の画像の読み取り動作について以降具体的に説明する。
まず、原稿トレイ202上に載置された原稿203は、対になっている原稿給紙ローラ204と分離パッド205によって、1枚ずつ搬送される。そして、1枚ずつ搬送された原稿203は、中間ローラ対206で装置内に送られた後、大ローラ208とローラ209によって搬送されるとともに、大ローラ208とローラ210によって更に搬送される。そして、原稿ガラス212に接触する形で原稿ガイド板217との間を通って搬送された原稿203は、ジャンプ台218を経由した後、大ローラ208とローラ211によって更に搬送されて、原稿排紙ローラ対207により原稿排紙トレイ237に排出される。
なお、原稿203が原稿ガラス212上を通過する際に、原稿ガラス212に接している面が露光部213によって露光されて、原稿203の画像が主走査方向、及び、副走査方向に対して読み取られる(図4(A)参照)。その結果得られる原稿203からの反射光が複数のミラーを介してミラーユニット214に伝達される。そして、伝達された反射光はレンズ215を通過し、集光されて、CCDセンサ部216によって電気信号に変換される。このとき、CCDセンサ部216から出力される画像データは、図5(A)によって示され、当該画像データは前述した所定の処理が施された後、コントローラ部110へ転送される。
一方、圧板リーダ部123によって原稿220の画像を読み取る場合は、図3(B)に示すように、圧板201を開けて、原稿の読み取り面を下にして(フェイスダウンと呼ぶ)、プラテンガラス(原稿台)221上に原稿220を置き、圧板201を閉める。圧板リーダ部123における原稿220の画像の読み取り動作について以降具体的に説明する。
まず、プラテンガラス(原稿台)221上に載置された原稿220について、プラテンガラス(原稿台)221の下面の左端から右端に向かって露光部213を移動させて副走査を行う。プラテンガラス(原稿台)221に接している面が露光部213によって露光されて、原稿220の画像が主走査方向、及び、副走査方向に対して読み取られる(図4(B)参照)。その結果得られる原稿220からの反射光が複数のミラーを介してミラーユニット214に伝達される。そして、伝達された反射光はレンズ215を通過し、集光されて、CCDセンサ部216によって電気信号に変換される。このとき、CCDセンサ部216から出力される画像データは、図5(B)によって示され、当該画像データは前述した所定の処理が施された後、コントローラ部110へ転送される。
このように、ADFリーダ部122によって原稿203の画像を読み取る場合(以降、ADF読みと呼ぶ)は、原稿の先端から画像が読み取られる。一方、圧板リーダ部123によって原稿220の画像の読み取る場合(以降、圧板読みと呼ぶ)は、原稿の後端から画像が読み取られる。即ち、ADF読みと圧板読みとの間で、原稿の画像を読み取る方向のうち副走査方向は180度異なる。
なお、図4(A)及び図4(B)では、ADF読みと圧板読みとの間で、原稿の画像を読み取る方向のうち副走査方向に加えて、主走査方向も180度異なる場合について例示したが、このような場合に限らない。例えば、ADF読みによって生成した画像データに対して鏡像に変換する鏡像処理を施すのであれば、原稿の画像を読み取る方向のうち主走査方向は、ADF読みも圧板読みも同じであっても良い。また、ADF読みと圧板読みとの間で、原稿の画像を読み取る方向のうち、主走査方向又は副走査方向の少なくとも一方が180度異なっていても良い。
なお、本実施形態におけるMFP100のリーダ部120が備える光学系は、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサ上に結像する縮小光学系である場合について説明したが、このような場合に限らない。リーダ部120が備える光学系は、原稿からの反射光をCIS(Contact Image Sensor)上に結像する等倍光学系であってもよい。
続いて、コントローラ部110から出力されて、プリンタ部130に画像データを転送する際、画像回転部180によって必要に応じて画像データの回転が行われる。
例えば、ADF読みによって生成した図5(A)の画像データを画像回転部180によって180度回転させた場合は、図5(C)によって示される。一方、圧板読みによって生成した図5(B)の画像データを画像回転部180によって180度回転させた場合は、図5(D)によって示される。即ち、ADF読みによって生成した図5(A)の画像データの向きと、圧板読みによって画像データを生成し、当該画像データを180度回転させた後の図5(D)の画像データの向きは同じになる。また、ADF読みによって画像データを生成し、当該画像データを180度回転させた後の図5(C)の画像データの向きと、圧板読みによって画像データを生成した図5(B)の画像データの向きは同じになる。
プリンタ部130に転送された画像データは、レーザユニット222によって画像データに応じたレーザ光への変換が行われる。そして、このレーザ光は感光体ドラム223〜226に照射され、感光体ドラム223〜226にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光体ドラム223〜226の潜像の部分には現像ユニット227〜230によって現像剤が付着される。なお、カラー機では、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラック用に、感光体ドラム及び現像ユニットは4つずつ備えている。
また、プリンタ部130は、給紙ユニット132に備えられたシート収納部(給紙段)として、引き出し状の形状の給紙カセット231、232、及び、手差しトレイ236を有している。なお、給紙カセット231、232、及び、手差しトレイ236は、複数枚のシートを保持することができる。プリンタ部130は、給紙カセット及び手差しトレイを複数備えていてもよく、給紙カセット又は手差しトレイのうち、少なくともいずれか一つを備えていてもよい。
プリンタ部130は、給紙カセット231、232、及び、手差しトレイ236のいずれかからシートを給紙し、感光体ドラム223〜226に付着された現像剤をシートに転写した後、定着器233に搬送されて熱と圧力により現像剤をシートに定着する。定着器233を通過したシートは、搬送ローラ234、235によって排紙ユニット133へ搬送される。排紙ユニット133へ搬送されたシートは、まず排紙ユニット133のバッファユニット241に送られる。ここでは、場合に応じて搬送されてきたシートを、バッファローラに巻きつけてバッファリングする。例えば、この下流で行われるステイプル等処理に時間がかかる場合は、このバッファユニット241を利用することによって本体から搬送されてくるシートの搬送間隔を調整することができる。
そして、シートは、この後、上流排出ローラ対242、下流排出ローラ対243によって搬送路244を経由し、スタックトレイ245に積まれる。スタックトレイ245に1部数のシート束が積載されたら、積載されたシート束は搬送路248を経由して、排紙部としての排紙トレイ247に排出される。
シフトするよう指定されている場合、スタックトレイ245に積載されたシートの束を、直前に排紙したシートの束に対してずらし、排紙部としての排紙トレイ247に排出することによって部の切れ目が、ユーザにとってわかりやすくなる。一方、ステイプルするよう指定されている場合、上流排出ローラ対242で搬送され、下流排出ローラ対243によって搬送路244を経由して、スタックトレイ245に積まれたシート束に対してステイプルユニット246によってステイプル処理が行われる。綴じられたシート束は、下流排出ローラ対243により排紙トレイ247に排出される。
なお、排紙ユニット133を備えていないMFPにおいては、定着器233を通過したシートは、搬送ローラ234、235によって排紙トレイ247に直接排出してもよい。また、排紙部としての排紙トレイ247を備えていないMFPにおいては、定着器233を通過したシートは、排紙部としての胴内に排紙してもよい。
なお、本実施形態では、感光体ドラム及び現像ユニットを4つずつ備えるカラー機を用いた場合について説明したが、感光体ドラムと現像ユニットを1つずつ備えるモノクロ機についても本発明を同様に適用できる。また、本実施形態では、電子写真方式で画像をシートに印刷する方法について説明したが、画像を印刷することができるものであれば、インクジェット方式であってもよく、その他の方法であってもよい。
第1の実施形態に係るMFP100において、操作部150に表示されるメイン画面600の一例を図6(A)に示す。メイン画面600には、コピー機能601や、スキャン送信機能602といった各種機能を呼び出す選択ボタンが列挙されている。ユーザは所望の選択ボタンを押下することによって、各種機能を利用するための画面に遷移するよう構成されている。
例えば、コピー機能601を選択した場合は、コピー機能601を利用するための図6(B)に示す実行画面610に遷移する。コピージョブの実行は、実行画面610が操作部150に表示された状態で開始され、原稿トレイ202上に原稿203が載置された場合は、ADFリーダ部122によって原稿203の読み取り動作が行われる。一方、プラテンガラス(原稿台)221上に原稿220を置いて、圧板リーダ部123によって原稿220の読み取り動作を行うこともできる。
続いて、1ページ目の原稿を読み取って生成した画像データに基づいて画像をシートに出力するまでの時間(First Copy Out Time:FCOT)を短縮する為に、原稿の読み取り動作と並行して、印刷動作を行う場合について説明する。FCOTを短縮するために、1ページ目の原稿を読み取って生成した画像データの回転動作を行わない。即ち、ADF読みでFCOTを短縮するモード(以降、ADF通常モードと呼ぶ)と、圧板読みでFCOTを短縮するモード(以降、圧板通常モードと呼ぶ)では、生成した画像データの向きが180度異なるため、印刷物の画像の向きは180度異なる。
一方、排紙部としての排紙トレイ247にフェイスダウンの状態で排紙されるシート(即ち、印刷物)の画像の向きを同じにするために、必要に応じて、原稿を読み取って生成した画像データに対する180度の回転動作を行う。そのため、ADF読みで180度の回転動作を行うモード(以降、ADF回転モードと呼ぶ)と、圧板読みでFCOTを短縮するモード(圧板通常モード)では、生成した画像データの向きは同じである。したがって、シートに印刷する画像の向き(即ち、印刷物の画像の向き)は同じになる。同様に、圧板読みで180度の回転動作を行うモード(以降、圧板回転モードと呼ぶ)と、ADF読みでFCOTを短縮するモード(ADF通常モード)では、生成した画像データの向きは同じである。したがって、シートに印刷する画像の向き(即ち、印刷物の画像の向き)は同じになる。
なお、ADF通常モードについては図8(A)で詳細を説明し、圧板通常モードについては図8(B)で詳細を説明する。また、ADF回転モードについては図10(A)で詳細を説明し、圧板回転モードについては図10(B)で詳細を説明する。
第1の実施形態では、原稿の1ページ目については、ADF読み、又は、圧板読みのいずれによって原稿の画像を読み取る場合であっても、FCOTを短縮するために、生成した画像データを回転させることなくコピーを実行する。一方、原稿の2ページ目以降については、ADF読み、又は圧板読みのいずれによって原稿の画像の読み取る場合であっても、印刷物が取り除かれるまでの間は印刷物の画像の向きが同じになるように、画像データの回転動作を制御する場合について説明を進める。
第1の実施形態に係るMFP100において、コピージョブの実行に係る一連の処理について、図7に示したフローチャートを用いて説明する。なお、図7の処理は、図6(A)のメイン画面600上でコピー機能601の選択モードが押下されて、図6(B)の実行画面610が操作部150に表示されている状態で開始される。なお、図7〜図12のフローチャートの各処理は、CPU111が、ROM115又はHDD160から読み出されてRAM114に展開されたプログラムを実行することによって実現される。
まず、S701において、原稿の画像の読み取り方式に係るフラグの値をFalseとして初期化して、S702に進む。なお、当該フラグの値はRAM114に保持される。また、フラグの値がFalseである場合は、原稿の画像の読み取り方式として、圧板読みであることを表している。一方、フラグの値がTrueである場合は、原稿の画像の読み取り方式として、ADF読みであることを表している。
S702において、ユーザによる操作によってコピージョブの実行指示を受け付けたか否かを判定する。なお、コピージョブの実行指示は、操作部150の不図示のスタートキーの押下によって、コピーの実行指示を受け付けたか否かを判定する。受け付けたと判定されたならば、S703に進む。一方、受け付けたと判定されるまで、S702の処理を繰り返す。
S703において、原稿トレイ202上に原稿が載置されているか否かを判定する。なお、原稿トレイ202上に原稿が載置されていることは、原稿トレイ202に備えられた不図示のセンサによって検知することが可能である。S703での判定の結果、載置されていると判定されたならば、S800に進む。
原稿トレイ202上の原稿203の画像を読み取り、生成した画像データに基づいて画像をシートに出力する一連の処理(S800:ADF通常モード)の詳細について、図8(A)に示したフローチャートを用いて説明する。
S801において、原稿トレイ202上に載置された原稿203を搬送して、S802に進む。
S802において、S801で搬送された原稿203の画像をADFリーダ部122によって順次読み取り、画像データを生成して、S803に進む。
S803において、S802で生成した画像データをHDD160に順次格納して、S804に進む。
S804において、S803でHDD160に格納した画像データを読み出して、プリンタ部130に順次転送して、S805に進む。
S805において、プリンタ部130によって、S804で転送された画像データを画像形成し、シートに画像を順次出力して、S806に進む。
S806において、コピー動作(読み取り動作、及び、出力動作)が完了したか否かを判定する。完了していないと判定されたならば、S801に戻って以降の処理を進める。一方、完了したと判定されたならば、S800の一連の処理を終了し、図7のS704に進む。
以上が、原稿トレイ202上の原稿203の画像を読み取り、生成した画像データに基づいて画像をシートに出力する一連の処理(S800)の詳細である。なお、S800の処理によりコピーを実行後の印刷物は、排紙トレイ247に排出される。
図7のS704において、RAM114に保持されたフラグの値をTrueとして上書きして、S705に進む。
一方、S703での判定の結果、原稿トレイ202上に原稿が載置されていないと判定されたならば、S810に進む。
プラテンガラス221上の原稿220の画像を読み取り、生成した画像データに基づいて画像をシートに出力する一連の処理(S810:圧板通常モード)の詳細について、図8(B)に示したフローチャートを用いて説明する。
S811において、プラテンガラス221上に載置された原稿220の画像を圧板リーダ部123によって順次読み取り、画像データを生成して、S812に進む。
S812において、S811で生成した画像データをHDD160に順次格納して、S813に進む。
S813において、S802でHDD160に格納した画像データを読み出して、プリンタ部130に順次転送して、S814に進む。
S814において、プリンタ部130によって、S813で転送された画像データを画像形成し、シートに画像を順次出力して、S815に進む。
S815において、コピー動作(読み取り動作、及び、出力動作)が完了したか否かを判定する。完了していないと判定されたならば、S811に戻って以降の処理を進める。一方、完了したと判定されたならば、S810の一連の処理を終了し、図7のS705に進む。
以上が、プラテンガラス221上の原稿220の画像を読み取り、生成した画像データに基づいて画像をシートに出力する一連の処理(S810)の詳細である。なお、S810の処理によりコピーを実行後の印刷物は、排紙トレイ247に排出される。
図7のS705において、排紙トレイ247にあるシート(印刷物)は取り除かれたか否かを判定する。なお、排紙トレイ247上にシートが有ること、及び、排紙トレイ247上にシートが無いことは、排紙トレイ247に備えられた不図示のセンサによって検知することが可能である。したがって、排紙トレイ247に備えられた不図示のセンサによって、排紙トレイ247上にシート(印刷物)が有る状態を検知した後に、シートが無い状態を検知することによって、排紙トレイ247にあるシートが取り除かれたことを判断可能である。
S705での判定の結果、排紙トレイ247にあるシート(印刷物)は取り除かれたと判定されたならば、コピージョブの実行に係る一連の処理を終了する。一方、S705でNOと判定されたならば、S706に進む。
S706において、ユーザによる操作によってコピージョブの実行指示を更に受け付けたか否かを判定する。受け付けたと判定されたならば、S900に進む。一方、受け付けてないと判定されたならば、S705に戻って以降の処理を進める。
シートに印刷される画像の向き(即ち、排紙トレイ247に排出される印刷物の画像の向き)が同じになるようにコピーを実行する一連の処理(S900)の詳細について、図9に示したフローチャートを用いて説明する。
S901において、原稿トレイ202上に原稿203が載置されているか否かを判定する。なお、原稿トレイ202上に原稿203が載置されていることは、原稿トレイ202に備えられた不図示のセンサによって検知することが可能である。S901での判定の結果、載置されていると判定されたならば、S902に進む。
S902において、RAM114に保持されたフラグの値を参照し、当該フラグの値はTrueであるか否かを判定する。Trueであると判定されたならば、S800に進む。なお、原稿トレイ202上の原稿203の画像を読み取り、生成した画像データに基づいて画像をシートに出力する一連の処理(S800:ADF通常モード)の詳細については、図8(A)を用いて前述したため、その説明は省略する。図9のS800の一連の処理の後、S900の一連の処理を終了し、図7のS705に戻って以降の処理を進める。
一方、S902での判定の結果、フラグの値はTrueでない、即ち、フラグの値はFalseであると判定されたならば、S1000に進む。
原稿トレイ202上の原稿203の画像を読み取り、生成した画像データを回転させてシートに画像を出力する一連の処理(S1000:ADF回転モード)の詳細について、図10(A)に示したフローチャートを用いて説明する。
S1001において、原稿トレイ202上に載置された原稿203を搬送して、S802に進む。
S1002において、S1001で搬送された原稿203の画像をADFリーダ部122によって順次読み取り、画像データを生成して、S1003に進む。
S1003において、S1002で生成した画像データをHDD160に順次格納して、S1004に進む。
S1004において、原稿トレイ202上に載置された原稿203の画像の読み取り動作が完了したか否かを判定する。完了したと判定されたならば、S1005に進む。一方、完了していないと判定されたならば、S1001に戻って以降の処理を進める。
S1005において、HDD160に格納された画像データを画像回転部180によって180度回転させて、S1006に進む。
S1006において、S1005で回転させた画像データを読み出して、プリンタ部130に順次転送して、S1007に進む。
S1007において、プリンタ部130によって、S1006で転送された画像データを画像形成し、シートに画像を順次出力して、S1008に進む。
S1008において、S1005で回転させた画像データのシートへの出力動作が完了したか否かを判定する。完了していないと判定されたならば、S1006に戻って以降の処理を進める。一方、完了したと判定されたならば、S1000の一連の処理を終了する。図9のS1000の一連の処理の後、S900の一連の処理を終了し、図7のS705に戻って以降の処理を進める。
以上が、原稿トレイ202上の原稿203の画像を読み取り、生成した画像データを回転させてシートに画像を出力する一連の処理(S1000)の詳細である。なお、S1000の処理によりコピーを実行後の印刷物は、排紙トレイ247に排出される。なお、S1005で、HDD160に格納された画像データを一括して180度回転させる場合について説明したが、これに限らない。原稿の画像を順次読み取って、生成した画像データをHDD160に順次格納する時に180度回転させても良い。もしくは、HDD160に格納された画像データを読み出した時に180度回転させて、プリンタ部130に順次転送しても良い。いずれの場合であっても、原稿の画像の読み取り動作が完了してから、回転させた画像データのシートへの出力動作が開始されることになる。
一方、S901での判定の結果、原稿トレイ202上に原稿203が載置されていないと判定されたならば、S903に進む。
S903において、RAM114に保持されたフラグの値を参照し、当該フラグの値はTrueであるか否かを判定する。Trueであると判定されたならば、S1010に進む。
プラテンガラス221上の原稿220の画像を読み取り、生成した画像データを回転させてシートに画像を出力する一連の処理(S1010:圧板回転モード)の詳細について、図10(B)のフローチャートを用いて説明する。
S1011において、プラテンガラス221上に載置された原稿220の画像を圧板リーダ部123によって順次読み取り、画像データを生成して、S1012に進む。
S1012において、S1011で生成した画像データをHDD160に順次格納して、S1013に進む。
S1013において、プラテンガラス221上に載置された原稿220の画像の読み取り動作が完了したか否かを判定する。完了したと判定されたならば、S1014に進む。一方、完了してないと判定されたならば、S1011に戻って以降の処理を進める。
S1014において、HDD160に格納された画像データを画像回転部180によって180度回転させて、S1015に進む。
S1015において、S1014で回転させた画像データを読み出して、プリンタ部130に順次転送して、S1016に進む。
S1016において、プリンタ部130によって、S1015で転送された画像データを画像形成し、シートに画像を順次出力して、S1017に進む。
S1017において、S1014で回転させた画像データのシートへの出力動作が完了したか否かを判定する。完了していないと判定されたならば、S1015に戻って以降の処理を進める。一方、完了したと判定されたならば、S1010の一連の処理を終了する。図9のS1010の一連の処理の後、S900の一連の処理を終了し、図7のS705に戻って以降の処理を進める。
以上が、プラテンガラス221上の原稿220の画像を読み取り、生成した画像データを回転させてシートに画像を出力する一連の処理(S1010)の詳細である。なお、S1010の処理によりコピーを実行後の印刷物は、排紙トレイ247に排出される。なお、S1014で、HDD160に格納された画像データを一括して180度回転させる場合について説明したが、これに限らない。原稿の画像を順次読み取って、生成した画像データをHDD160に順次格納する時に180度回転させても良い。もしくは、HDD160に格納された画像データを読み出した時に180度回転させて、プリンタ部130に順次転送しても良い。いずれの場合であっても、原稿の画像の読み取り動作が完了してから、回転させた画像データのシートへの出力動作が開始されることになる。
一方、S903での判定の結果、フラグの値はTrueでない、即ち、フラグの値はFalseであると判定されたならば、S1010に進む。なお、プラテンガラス221上の原稿220の画像を読み取り、生成した画像データに基づいて画像をシートに出力する一連の処理(S810:圧板通常モード)の詳細については、図8(B)を用いて前述したため、その説明は省略する。図9のS810の処理の後、S900の一連の処理を終了し、図7のS705に戻って以降の処理を進める。
以上説明したように第1の実施形態では、原稿の1ページ目については、ADF読み、又は、圧板読みのいずれによって原稿の画像を読み取る場合であっても、生成した画像データを回転させることなくコピーを実行するため、FCOTを短縮することができる。一方、原稿の2ページ目以降については、ADF読み、又は、圧板読みのいずれによって原稿の画像の読み取る場合であっても、印刷物が取り除かれるまでの間は、生成した画像データの回転動作を制御する。そのため、1ページ目と2ページ目以降の印刷物の画像の向きを同一にすることができる。これにより、生産性、及びユーザの利便性を向上させることができる。
なお、前述した第1の実施形態では、「ADF通常モード」、「ADF回転モード」、「圧板回転モード」、及び「圧板通常モード」の4つの印刷モードを有し、これらの印刷モードを選択的に実行できるよう制御する場合について説明したが、これに限らない。例えば、「ADF回転モード」、及び「圧板回転モード」の2つの印刷モードのみを有して、これらの印刷モードを選択的に実行できるよう制御してもよい。
なお、前述した第1の実施形態では、シート(印刷物)が排紙トレイ247から取り除かれない限り、コピージョブの実行に係る一連の処理(図7のフローチャート)を終了しない場合について説明したが、これに限らない。例えば、MFP100に不図示のタイマを新たに設け、コピージョブの実行指示を前回受け付けてから所定時間が経過しても、コピージョブの実行指示を更に受け付けていない場合は、コピージョブの実行に係る一連の処理を終了してもよい。もしくは、操作部150の不図示のユーザ認証画面上でログインされた後に、コピージョブを実行し、ログアウトされたことによって、コピージョブの実行に係る一連の処理を終了してもよい。
[第2の実施形態]
前述した第1の実施形態では、原稿の1ページ目については、ADF読み、又は、圧板読みのいずれによって原稿の画像を読み取る場合であっても、生成した画像データを回転させることなくコピーを実行した。また、原稿の2ページ目以降については、ADF読み、又は、圧板読みのいずれによって原稿の画像の読み取る場合であっても、排紙トレイ247にあるシート(印刷物)が取り除かれるまでの間、生成した画像データの回転動作を制御する場合について説明した。
一方、第2の実施形態では、ユーザ認証でログインしてからログアウトするまでの間、原稿の1ページ目については、ADF読み又は圧板読みのいずれによって原稿の画像を読み取る場合であっても、生成した画像データを回転させることなくコピーを実行する。また、原稿の2ページ目以降については、ADF読み、又は圧板読みのいずれによって原稿の画像を読み取る場合であっても、生成した画像データを回転させることなくコピーを実行する。そのために、必要に応じて、シート(印刷物)を排紙トレイ247から取り除くようユーザに通知する場合について説明する。
第2の実施形態において、原稿トレイ202上の原稿203の画像を読み取り、生成した画像データに基づいて画像をシートに出力する一連の処理(S800)を説明する為のフローチャートは、第1の実施形態に係る図8(A)と同様の為、説明は省略する。
また、プラテンガラス221上の原稿220の画像を読み取り、生成した画像データに基づいて画像をシートに出力する一連の処理(S810)を説明するためのフローチャートは、第1の実施形態に係る図8(B)と同様のため、その説明は省略する。
また、原稿トレイ202上の原稿203の画像を読み取り、生成した画像データを回転させてシートに画像を出力する一連の処理(S1000)を説明するためのフローチャートは、第1の実施形態に係る図10(A)と同様のため、その説明は省略する。
また、プラテンガラス221上の原稿220の画像を読み取り、生成した画像データを回転させてシートに画像を出力する一連の処理(S1010)を説明するためのフローチャートは、第1の実施形態に係る図10(B)と同様のため、その説明は省略する。
一方、第2の実施形態では、図7を用いて説明したコピージョブの実行に係る一連の処理における一部の動作が第1の実施形態とは異なる。そこで、第1の実施形態における処理と共通する動作は同一のステップ番号を付し、詳細な説明は省略する。第1の実施形態における図7の処理とは差分となる動作を中心に、図11のフローチャートを用いて説明する。
なお、図11の処理は、図6(A)のメイン画面600上でコピー機能601の選択モードが押下されて、図6(B)の実行画面610が操作部150に表示されている状態で開始される。
S1101において、操作部150の不図示のユーザ認証画面上で、ログインされたか否かを判定する。ログインされたと判定されたならば、S701に進んで以降の処理を行う。一方、ログインされるまで、S1101の処理を繰り返す。
S704の処理の後、又は、S810の処理の後、S1102に進む。
S1102において、操作部150の不図示のユーザ認証画面上で、ログアウトされたか否かを判定する。ログアウトされていないと判定されたならば、S706に進む。S706でYESと判定されたならば、S1200に進む。
第2の実施形態において、シートに印刷される画像の向き(即ち、排紙トレイ247に排出される印刷物の画像の向き)が同じになるようにコピーを実行する一連の処理(S1200)について、図12に示したフローチャートを用いて説明する。
S1201において、原稿トレイ202上に原稿203が載置されているか否かを判定する。なお、原稿トレイ202上に原稿203が載置されていることは、原稿トレイ202に備えられた不図示のセンサによって検知することが可能である。S1201での判定の結果、載置されていると判定されたならば、S1202に進む。
S1202において、RAM114に保持されたフラグの値を参照し、当該フラグの値はTrueであるか否かを判定する。Trueであると判定されたならば、S800に進む。なお、原稿トレイ202上の原稿203の画像を読み取り、生成した画像データに基づいて画像をシートに出力する一連の処理(S800:ADF通常モード)の詳細については、図8(A)を用いて前述したため、その説明は省略する。図12のS800の一連の処理の後、S1200の一連の処理を終了し、図11のS1102に戻って以降の処理を進める。
一方、S1202での判定の結果、フラグの値はTrueでない、即ち、フラグの値はFalseであると判定されたならば、S1203に進む。
S1203において、図13に示す警告画面1300を操作部150上に表示して、S1204に進む。
S1204において、排紙トレイ247にあるシート(印刷物)は取り除かれたか否かを判定する。なお、排紙トレイ247上にシートが有ること、及び、排紙トレイ247上にシートが無いことは、排紙トレイ247に備えられた不図示のセンサによって検知することが可能である。したがって、排紙トレイ247に備えられた不図示のセンサによって、排紙トレイ247上にシート(印刷物)が有る状態を検知した後に、シートが無い状態を検知することによって、排紙トレイ247にあるシートが取り除かれたことを判断可能である。
S1204での判定の結果、排紙トレイ247にあるシート(印刷物)は取り除かれたと判定されたならば、S800に進んで以降の処理を行う。一方、S1204でNOと判定されたならば、排紙トレイ247にあるシート(印刷物)が取り除かれるまでS1204の処理を繰り返す。
一方、S1201での判定の結果、原稿トレイ202上に原稿203が載置されていないと判定されたならば、S1205に進む。
S1205において、RAM114に保持されたフラグの値を参照し、当該フラグの値はTrueであるか否かを判定する。Trueであると判定されたならば、S1206に進む。
S1206において、図13に示す警告画面1300を操作部150上に表示して、S1207に進む。
S1207において、排紙トレイ247にあるシート(印刷物)は取り除かれたか否かを判定する。取り除かれたと判定されたならば、S810に進む。一方、S1207でNOと判定されたならば、排紙トレイ247にあるシート(印刷物)が取り除かれるまでS1207の処理を繰り返す。
なお、プラテンガラス221上の原稿220の画像を読み取り、生成した画像データに基づいて画像をシートに出力する一連の処理(S810:圧板通常モード)の詳細については、図8(B)を用いて前述したため、その説明は省略する。図12のS810の一連の処理の後、S1200の一連の処理を終了し、図11のS1102に戻って以降の処理を進める。
一方、S1205での判定の結果、フラグの値はTrueでない、即ち、フラグの値はFalseであると判定されたならば、S810に進んで以降の処理を行う。図11のS1102での判定の結果、ログアウトされたと判定されたならば、第2の実施形態におけるコピーの実行に係る一連の処理(図11のフローチャート)を終了する。
以上が、コピージョブの実行に係る一連の処理において、第2の実施形態で第1の実施形態とは差分となる動作の詳細である。
以上説明したように第2の実施形態では、ユーザ認証でログインしてからログアウトするまでの間のコピー動作を対象にした。原稿の1ページ目については、ADF読み、又は圧板読みのいずれによって原稿の画像を読み取る場合であっても、生成した画像データを回転させることなくコピーを実行するため、FCOTを短縮することができる。一方、原稿の2ページ目以降については、ADF読み、又は、圧板読みのいずれによって原稿の画像を読み取る場合であっても、生成した画像データを回転させることなくコピーを実行する。そのために、必要に応じて、シート(印刷物)を排紙トレイ247から取り除くようユーザに通知する。そして、操作部150に表示された警告画面1300を確認したユーザは、シート(印刷物)を排紙トレイ247から取り除く。これによって、生成した画像データを回転させることなくコピーを実行した場合であっても、シートに印刷される画像の向き(即ち、印刷物の画像の向き)を、ユーザが後で同一にすることができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、ユーザ認証でログインしてからログアウトするまでの間、原稿の1ページ目については、ADF読み、又は、圧板読みのいずれによって原稿の画像を読み取る場合であっても、生成した画像データを回転させることなくコピーを実行する。
一方、原稿の2ページ目以降については、ADF読み、又は、圧板読みのいずれによって原稿の画像を読み取る場合であっても、シートに印刷される画像の向き(即ち、印刷物の画像の向き)が同じになるようにする。そのために必要に応じて、生成した画像データを回転させてからシートに画像を出力する(以降、第1の設定モードと呼ぶ)。もしくは、必要に応じて、シート(印刷物)を排紙トレイ247から取り除くようユーザに通知し、シート(印刷物)が取り除かれてから画像データを回転させることなくシートに画像を出力する(以降、第2の設定モードと呼ぶ)。なお、第1の設定モードは、第1の実施形態におけるコピー動作(図7及び図9)に相当し、第2の設定モードは、第2の実施形態におけるコピー動作(図11及び図12)に相当する。
図14の設定画面1400上で、ユーザは、第1の設定モード、又は、第2の設定モードのいずれかのコピー動作を選択し設定することで、当該設定に従って、コピー動作を切り替えることができるようにしてもよい。例えば、設定画面1400上で選択ボタン1401(第1の設定モード)が選択された場合は、図7及び図9で前述したコピージョブの実行に係る一連の処理が実行される。一方、選択ボタン1402(第2の設定モード)が選択された場合は、図11及び図12で前述したコピージョブの実行に係る一連の処理が実行されることになる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
例えば、本実施形態では、MFP100のコントローラ部110のCPU111が上記各種制御の主体となっていたが、MFP100と別筐体の外付けコントローラ等の印刷制御装置によって、上記各種制御の一部又は全部を実行可能に構成しても良い。
以上、本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
(その他の実施形態)
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述の実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を装置(又はシステム)に供給し、その装置(又はシステム)のコンピュータ(CPU、MPU)が記憶媒体に格納したプログラムコードを読出す処理である。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになる。また、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また前記記憶媒体は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)であってもよい。さらに、前記記憶媒体は、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)、Blu−ray(登録商標) Disc、フラッシュメモリ、メモリカード等であってもよい。また、上述した実施例の1又は複数の機能は、1つのプロセッサによって実現されてもよいし、複数のプロセッサによって実現されてもよいし、ネットワーク上の複数のコンピュータによって実現されてもよい。
100 MFP
101 PC
102 サーバ
111 CPU
114 RAM
115 ROM
120 リーダ部
122 ADFリーダ部
123 圧板リーダ部
130 プリンタ部
160 HDD
180 画像回転部

Claims (7)

  1. 原稿台に載置された原稿の画像を、当該原稿に対する第1の方向から読み取る第1の読取手段と、
    搬送される原稿の画像を、当該原稿に対する前記第1の方向とは180度異なる第2の方向から読み取る第2の読取手段と、
    画像データに基づいて画像をシートに印刷する印刷手段と、
    前記第1の読取手段による読み取りによって生成された画像データを回転させずに前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷した後、前記第2の読取手段による読み取りによって生成された画像データを180度回転させてから前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷する第1の印刷モードと、前記第2の読取手段による読み取りによって生成された画像データを回転させずに前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷した後、前記第1の読取手段による読み取りによって生成された画像データを180度回転させてから前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷する第2の印刷モードを選択的に実行するよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の読取手段による読み取りによって生成された画像データを回転させずに前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷した後、前記第1の読取手段による読み取りによって生成された画像データを回転させずに前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷する第3の印刷モードと、前記第2の読取手段による読み取りによって生成された画像データを回転させずに前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷した後、前記第2の読取手段による読み取りによって生成された画像データを回転させずに前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷する第4の印刷モードを選択的に実行するよう制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 排紙部にシートが有る状態から無い状態になったことを検知する検知手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記検知手段による検知に従って、前記第1の読取手段による読み取りによって生成された画像データを回転させずに前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷し、かつ、前記検知手段による検知に従って、前記第2の読取手段による読み取りによって生成された画像データを回転させずに前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷するよう制御する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記印刷手段によってシートに印刷される画像の向きが合わなくなる場合に、画像データを回転させてから印刷する第1の設定モードと、前記排紙部に載置されたシートが取り除かれてから印刷する第2の設定モードのいずれかを選択して設定する設定手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記設定手段によって前記第1の設定モードが設定されている場合は、前記第1の印刷モードと、前記第2の印刷モードを選択的に実行するよう制御し、前記設定手段によって前記第2の設定モードが設定されている場合は、前記検知手段による検知に従って、前記第1の読取手段による読み取りによって生成された画像データを回転させずに前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷し、かつ、前記検知手段による検知に従って、前記第2の読取手段による読み取りによって生成された画像データを回転させずに前記印刷手段によって当該画像データに基づいて画像を印刷するよう制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の印刷制御装置。
  5. 原稿台に載置された原稿の画像を、当該原稿に対する第1の方向から読み取る第1の読取工程と、
    搬送される原稿の画像を、当該原稿に対する前記第1の方向とは180度異なる第2の方向から読み取る第2の読取工程と、
    画像データに基づいて画像をシートに印刷する印刷工程と、
    前記第1の読取工程による読み取りによって生成された画像データを回転させずに前記印刷工程によって当該画像データに基づいて画像を印刷した後、前記第2の読取工程による読み取りによって生成された画像データを180度回転させてから前記印刷工程によって当該画像データに基づいて画像を印刷する第1の印刷モードと、前記第2の読取工程による読み取りによって生成された画像データを回転させずに前記印刷工程によって当該画像データに基づいて画像を印刷した後、前記第1の読取工程による読み取りによって生成された画像データを180度回転させてから前記印刷工程によって当該画像データに基づいて画像を印刷する第2の印刷モードを選択的に実行するよう制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする印刷制御方法。
  6. 請求項5に記載の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを格納した、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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