JP7356246B2 - 油性洗浄組成物 - Google Patents
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上述の市場背景を元に、各種技術が開発されており、例えば、特定の中鎖脂肪酸ポリグリセリンを含有することを特徴とする化粧料組成物に関する技術(例えば、特許文献1)や、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルおよび両性界面活性剤を特定量含有することを特徴とする水性拭き取りクレンジング化粧料に関する技術(例えば、特許文献2)が開発されている。
また、特定の界面活性剤等を含有するバイコンティニュアス構造を有する皮膚洗浄剤組成物に関する技術(例えば、特許文献3)が開発されている。
特許文献3は、クレンジング力には優れる場合があるものの、後肌のべたつきのなさや馴染ませた後の拭き取りやすさに優れない場合があった。
次の成分(A);一般式(1)で示されるグリセリン誘導体
Gly-[O-(PO)l-(EO)m-(BO)nH]3 式(1)
(式(1)中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基であり、l及びmはそれぞれPO及びEOの平均付加モル数であり、(l+m)は1~30の値であり、質量比(PO/EO)は1/5~5/1であって、BOは炭素数4のオキシアルキレン基であり、nはBOの平均付加モル数であって、1~5の値である。)
を、成分(B)植物油に溶解させ、洗浄料を得ることを試みたものの、析出による白濁や分離等が生じ、経時安定性に優れない場合や、クレンジング力および馴染ませた後の拭き取りやすさに優れないがあった。そこで、本発明者は、鋭意検討した結果、さらに、成分(C)分岐脂肪酸、脂肪酸エステルからなる群から選択される一種又は二種以上、および成分(D)エタノールを含有させることで、経時安定性が非常に良好となり、クレンジング力、後肌のべたつきのなさ、馴染ませた後の拭き取りやすさに優れることを見出して、本発明を完成した。
[1]
次の成分(A)~(D);
A)一般式(1)で示されるグリセリン誘導体
Gly-[O-(PO)l-(EO)m-(BO)nH]3 式(1)
(式(1)中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基であり、l及びmはそれぞれPO及びEOの平均付加モル数であり、(l+m)は1~30の値であり、質量比(PO/EO)は1/5~5/1であって、BOは炭素数4のオキシアルキレン基であり、nはBOの平均付加モル数であって、1~5の値である。)
(B)植物油
(C)分岐脂肪酸、脂肪酸エステルからなる群から選択される一種又は二種以上
(D)エタノール
を含有する油性洗浄組成物。
前記成分(A)の含有質量が5~20質量%である[1]に記載の油性洗浄組成物。
前記成分(C)がイソステアリン酸、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、ジカプリン酸PG、エチルヘキサン酸セチル、イソノナン酸イソトリデシルからなる群から選択される一種又は二種以上である[1]又は[2]のいずれか一項に記載の油性洗浄組成物。
前記成分(A)と前記成分(B)の含有質量割合(A)/(B)が0.2~2.2である[1]~[3]のいずれか一項に記載の油性洗浄組成物。
前記成分(A)と前記成分(D)の含有質量割合(A)/(D)が0.45~6.5である[1]~[4]のいずれか一項に記載の油性洗浄組成物。
さらに、成分(E)トリプロピレングリコールを含有する[1]~[5]のいずれか一項に記載の油性洗浄組成物。
界面活性剤を実質的に含まない[1]~[6]のいずれか一項に記載の油性洗浄組成物。
水を実質的に含まない[1]~[7]のいずれか一項に記載の油性洗浄組成物。
拭き取り用であることを特徴とする[1]~[8]のいずれか一項に記載の油性洗浄組成物。
本発明における、成分(A)のグリセリン誘導体は、一般式(1)で表されるものである。
Gly-[O-(PO)l-(EO)m-(BO)nH]3 式(1)
(式(1)中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基であり、l及びmはそれぞれPO及びEOの平均付加モル数であり、(l+m)は1~30の値であり、質量比(PO/EO)は1/5~5/1であって、BOは炭素数4のオキシアルキレン基であり、nはBOの平均付加モル数であって、1~5の値である。)
すなわち、グリセリンにプロピレンオキシドおよびエチレンオキシドを合計でグリセリンに対して3~90モル当量の割合で付加させた後に、炭素数4のアルキレンオキシドをグリセリンに対して3~15モル当量の割合で付加させて得ることが可能である。成分(A)のグリセリン誘導体は、一度POとEOとの付加物を合成した後、炭素数4のアルキレンオキシドをブロック状で付加することにより得ることが可能である。
本発明における成分(B)は、植物油であり、通常化粧料等に用いられるものでれば、特に限定されない。特に限定されないが、具体的には、アボガド油、オリーブ油、オリーブスクワラン、カメリアオイル、キウイフルーツシード油、杏仁油、ククイナッツ油、ゴマ油、サフラワー油、アーモンド油、大豆油、ホホバ油、ラベンダー油、マカデミアンナッツ油、ローズヒップ油、ヒマワリ油、メドウフォーム油、カロットオイル、ツバキ油等が挙げられ、これらの中から選択される一種又は二種以上を用いることができる。
本発明における成分(C)は、分岐脂肪酸、脂肪酸エステルからなる群から選択される一種又は二種以上である。
本発明における成分(D)のエタノールは、特に限定されず、化粧料成分として許容されるものを用いることができる。
本発明における成分(E)は、トリプロピレングリコールである。本発明において、成分(E)は、必須成分ではないものの、後肌のべたつきのなさ、馴染ませた後の拭き取りやすさの点から、本発明にかかる油性洗浄組成物に含有されることが好ましい。本発明において、トリプロピレングリコールをTPGと称する場合がある。
H(OCH2CH(CH3))nOH 式(2)
(式(2)中、nは平均3である。)
これに対し、拭き取り用としては、洗い流しの動作が特に不要であり、肌等の上でメイキャップ料や皮脂等となじませ、拭き取る動作を行い得る。拭き取り用は、水や湯を必要としないため、使用する場所を選ばないという点から簡便であり、好ましい。
拭き取り用油性洗浄組成物としての使用方法としては、クレンジング力、後肌のべたつきのなさの点から、油性洗浄組成物を含浸体に染み込ませたものを、肌等の上でメイキャップ料や皮脂等となじませ、拭き取ることが好ましい。
前記コットンとしては、特に限定されず、通常の化粧料等の使用に用いられるものを使用することができる。コットンの市販品としては、特に限定されないが、例えば、コーセー ピュア&ソフト コットン、コーセー フェイシャルケア コットンなどが挙げられる。
上記不織布としては、例えば、スパンボンド不織布、スパンレース不織布、サーマルボンド不織布、ニードルパンチ不織布、スティッチボンド不織布などが挙げられる。上記シート基材には、エンボス加工処理を施すことも可能である。
上記シート基材の目付は、特に限定されないが、ふき心地の観点から、30~90g/m2が好ましく、35~80g/m2がより好ましい。
上記天然繊維としては、綿、パルプ、シルク、セルロース、麻、リンター、カボックなどが挙げられる。
上記半天然繊維としては、レーヨン、アセテートなどが挙げられる。
上記合成繊維としては、ナイロン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリブチレンテレフタレート繊維等)、アクリル繊維などが挙げられる。
上記容器の材質としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等の樹脂、アルミニウム等の金属などが挙げられる。
下記表1~3に示す処方の油性洗浄組成物を調製し、経時安定性、クレンジング力、後肌のべたつきのなさ、馴染ませた後の拭き取りやすさについて下記の方法により評価した。その結果も併せて表1~3に示す。
(注2) ユニルーブ 50MB-168(日油社製)
(注3) LIPONIC EG-1(LIPO CHEMICALS社製)
(注4) Mファインオイル COG-7M(ミヨシ油脂社製)
(注5) こめサラダ油(築野食品工業社製)
(注6) Mファインオイル CCT-1(ミヨシ油脂社製)
イ.経時安定性
ロ.クレンジング力
ハ.後肌のべたつきのなさ
ニ.馴染ませた後の拭き取りやすさ
[イ. 経時安定性]
〔評価方法〕
経時安定性は試料を樹脂製透明ボトルに充填して密閉し、50℃に設定した恒温槽に入れ、1週間静置した外観を目視で確認し、以下の判定基準に従って判定した。
(判定):(安定性試験結果)
◎ : 層分離がなく、白濁が全く見られない
○ : 層分離がなく、わずかに白濁が認められる
△ : 層分離がなく、とても白濁している
× : 層分離する
[ハ.後肌のべたつきのなさ]
〔評価方法〕
クレンジング力及び後肌のべたつきのなさは、下記に示すメイクアップ料をした化粧品評価専門パネル10名が、調製した油性洗浄組成物2.0gを含浸させたコットン(製品名:コーセー ピュア&ソフト コットン、材質:コットン100%、サイズ:60mm×70mm)を用いて、メイク料を拭き取り評価した。下記絶対評価にて5段階に評価し評点を付け、各試料ごとにパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。
〔評価項目(ロ)~(ハ)に用いたメイクアップ料〕
口紅:製品名 エスプリーク リッチフォンデュ ルージュ RO661(コーセー社製)
ファンデーション:製品名 エスプリーク ピュアスキンパクト UV OC-410(コーセー社製)
マスカラ:製品名 エスプリーク フルインプレッション マスカラ BK001(コーセー社製)
[ロ.クレンジング力]
絶対評価基準
(評点):(評価)
5点:非常に良好
4点:良好
3点:普通
2点:やや不良
1点:不良
4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎ :4点を超える
○ :3点を超える4点以下
△ :2点を超える3点以下
× :2点以下
[ハ.後肌のべたつきのなさ]
絶対評価基準
(評点):(評価)
5点:べたつきを感じない
4点:ほとんどべたつきを感じない
3点:ややべたつきを感じる
2点:べたつきを感じる
1点:非常にべたつきを感じる
4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎ :4点を超える :非常に良好
○ :3点を超える4点以下 :良好
△ :2点を超える3点以下 :やや不良
× :2点以下 :不良
〔評価方法〕
馴染ませた後の拭き取りやすさは、化粧品評価専門パネル10名が、下記に示すアイライナーを5cm腕に塗布した後、調製した油性洗浄組成物2.0gを含浸させたコットン(製品名:コーセー ピュア&ソフト コットン、材質:コットン100%、サイズ:60mm×70mm)を用いて、メイクアップ量を拭き取る際にかかる時間によって評価した。下記絶対評価にて5段階に評価し評点を付け、各試料ごとにパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。
〔評価項目(ニ)に用いたアイライナー〕
アイライナー:製品名 ファシオ パワフルステイ ジェルライナー(コーセー社製)
[ニ.馴染ませた後の拭き取りやすさ]
絶対評価基準
(評点):(評価)
6点:3秒以下
5点:3秒を超えて6秒以下
4点:6秒を超えて9秒以下
3点:9秒を超えて12秒以下
2点:12秒を超えて15秒以下
1点:15秒を超える
5段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎◎:5点を超える
◎ :4点を超える5点以下
○ :3点を超える4点以下
△ :2点を超える3点以下
× :2点以下
成分1~14を室温で均一に混合溶解する。
これに対して成分(A)を含有しない比較例1は、クレンジング力、後肌のべたつきのなさ、馴染ませた後の拭き取りやすさにおいて、優れなかった。
また、成分(A)を含有せず、PPG-38ブテス-37を含有した比較例2は、経時安定性、クレンジング力、後肌のべたつきのなさ、馴染ませた後の拭き取りやすさにおいて、優れなかった。
また、成分(A)を含有せず、グリセレス-26を含有した比較例3は、経時安定性、クレンジング力、後肌のべたつきのなさ、馴染ませた後の拭き取りやすさにおいて、優れなかった。
また、成分(A)を含有せず、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルを含有した比較例4は、クレンジング力、後肌のべたつきのなさ、馴染ませた後の拭き取りやすさにおいて、優れなかった。
また、成分(B)を含有しない比較例5は、経時安定性、クレンジング力、後肌のべたつきのなさ、馴染ませた後の拭き取りやすさにおいて、優れなかった。
また、成分(C)を含有しない比較例6は、経時安定性、クレンジング力、後肌のべたつきのなさ、馴染ませた後の拭き取りやすさにおいて、優れなかった。
また、成分(C)を含有しない比較例7は、経時安定性、クレンジング力、馴染ませた後の拭き取りやすさにおいて、優れなかった。
また成分(D)を含有しない比較例8は、経時安定性、クレンジング力、後肌のべたつきのなさ、馴染ませた後の拭き取りやすさに優れなかった。
(成分) (%)
1.PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン(注1) 8.0
2.PPG-38ブテス-37(注2) 2.0
3.オリーブ油 30
4.トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル(注6) 残量
5.エタノール 10
6.トリプロピレングリコール 3.0
7.プロピレングリコール 1.0
8.ホホバ油 1.0
9.グリチルレチン酸ステアリル 0.1
10.アスタキサンチン 0.001
11.セラミド3 0.1
12.トコフェロール 0.001
A:成分1~12を70℃で均一に混合溶解する。
B:Aを室温まで冷却し、油性クレンジングオイルを得た。
(成分) (%)
1.PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン(注1) 5.0
2.グリセレス-26(注3) 2.0
3.オリーブスクワラン 10
4.トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル(注6) 残量
5.エタノール 10
6.トリプロピレングリコール 3.0
7.デカメチルシクロペンタシロキサン 1.0
8.ホホバ油 1.0
9.オレイルアルコール 0.1
10.フェノキシエタノール 0.001
11.イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(8E.O.)(HLB=10)
5.0
12.水 1.0
A:成分1~12を70℃で均一に混合溶解する。
B:Aを室温まで冷却し、油性クレンジングオイルを得た。
(成分) (%)
1.PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン(注1) 10
2.流動パラフィン 2.0
3.スクワラン 10
4.イソステアリン酸 残量
5.エタノール 3.0
6.トリプロピレングリコール 9.0
7.リンゴ酸ジイソステアリル 1.0
8.ラベンダー油 1.0
9.ローズヒップ油 0.1
10.フェノキシエタノール 0.001
11.ペンタオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(40E.O.)(HLB=9))
1.0
12.水 0.2
A:成分1~12を70℃で均一に混合溶解する。
B:Aを室温まで冷却し、その後、不織布(材質:ナイロン繊維、サイズ:80mm×40mm、目付:20~100g/m2)に対し、含浸(シート基材1.0質量部に対して、本発明の油性洗浄組成物が1.5質量部)させ、油性皮脂除去シートを得た。
Claims (10)
- 次の成分(A)~(D);
(A)一般式(1)で示されるグリセリン誘導体
Gly-[O-(PO)l-(EO)m-(BO)nH]3式(1)
(式(1)中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基であり、l及びmはそれぞれPO及びEOの平均付加モル数であり、(l+m)は1~30の値であり、質量比(PO/EO)は1/5~5/1であって、BOは炭素数4のオキシアルキレン基であり、nはBOの平均付加モル数であって、1~5の値である。)
(B)コメヌカ油、アボカド油、オリーブ油、オリーブスクワラン、カメリアオイル、キウイフルーツシード油、杏仁油、ククイナッツ油、ゴマ油、サフラワー油、アーモンド油、大豆油、ホホバ油、ラベンダー油、マカデミアンナッツ油、ローズヒップ油、ヒマワリ油、メドウフォーム油、カロットオイル、ツバキ油から選択される一種又は二種以上の植物油
(C)炭素数12~22の分岐脂肪酸、常温常圧下で液状であり、かつ分子内に分岐構造を少なくとも一つ以上有する脂肪酸エステル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、ジカプリン酸PG(ジカプリン酸プロピレングリコール)からなる群から選択される一種又は二種以上
(D)エタノール
を含有し、
前記成分(A)の含有質量が1~30質量%であり、
前記成分(B)の含有質量が1~60質量%であり、
前記成分(D)の含有質量が1~20質量%である、油性洗浄組成物。 - 次の成分(A)~(D);
(A)一般式(1)で示されるグリセリン誘導体
Gly-[O-(PO)l-(EO)m-(BO)nH]3式(1)
(式(1)中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基であり、l及びmはそれぞれPO及びEOの平均付加モル数であり、(l+m)は1~30の値であり、質量比(PO/EO)は1/5~5/1であって、BOは炭素数4のオキシアルキレン基であり、nはBOの平均付加モル数であって、1~5の値である。)
(B)コメヌカ油、アボカド油、オリーブ油、オリーブスクワラン、カメリアオイル、キウイフルーツシード油、杏仁油、ククイナッツ油、ゴマ油、サフラワー油、アーモンド油、大豆油、ホホバ油、ラベンダー油、マカデミアンナッツ油、ローズヒップ油、ヒマワリ油、メドウフォーム油、カロットオイル、ツバキ油から選択される一種又は二種以上の植物油
(C)炭素数12~22の分岐脂肪酸、常温常圧下で液状であり、かつ分子内に分岐構造を少なくとも一つ以上有する脂肪酸エステル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、ジカプリン酸PG(ジカプリン酸プロピレングリコール)からなる群から選択される一種又は二種以上
(D)エタノール
を含有し、
前記成分(A)と前記成分(B)の含有質量割合(A)/(B)が0.1~6であり、
前記成分(B)の含有質量が1~60質量%であり、
前記成分(D)の含有質量が1~20質量%である、油性洗浄組成物。 - 前記成分(A)の含有質量が5~20質量%である請求項1又は2に記載の油性洗浄組成物。
- 前記成分(C)がイソステアリン酸、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、ジカプリン酸PG、エチルヘキサン酸セチル、イソノナン酸イソトリデシルからなる群から選択される一種又は二種以上である請求項1~3のいずれか一項に記載の油性洗浄組成物。
- 前記成分(A)と前記成分(B)の含有質量割合(A)/(B)が0.2~2.2である請求項1~4のいずれか一項に記載の油性洗浄組成物。
- 前記成分(A)と前記成分(D)の含有質量割合(A)/(D)が0.45~6.5である請求項1~5のいずれか一項に記載の油性洗浄組成物。
- さらに、成分(E)トリプロピレングリコールを含有する請求項1~6のいずれか一項に記載の油性洗浄組成物。
- 界面活性剤を実質的に含まない請求項1~7のいずれか一項に記載の油性洗浄組成物。
- 水を実質的に含まない請求項1~8のいずれか一項に記載の油性洗浄組成物。
- 拭き取り用であることを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の油性洗浄組成物。
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