JP7016672B2 - 液状油性の毛髪化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、液状油性の毛髪化粧料に関し、さらに詳細には、使用中に垂れ落ちがなく、毛髪へのなめらかな伸び広がりに優れ、べたつきが少なく、さらに、製剤塗布後、長時間に渡って、きしみ感のなさと濃厚なコーティング感に優れる液状油性の毛髪化粧料に関する。
近年、ヘアケアへの意識の高まりから、リンスやヘアクリーム等のトリートメント用油性毛髪化粧料には、仕上がりのなめらかさ、しなやかさ、エモリエント感等のコンディショニング効果のより高いものが望まれており、そのために様々な技術が開示されている。その中でも、ヘアオイル等の液状油性の毛髪化粧料は、毛髪に油分を補い、光沢、なめらかさ、柔軟性等を与えることに優れた頭髪化粧料の一種であり、従来より、エステル油、炭化水素油、シリコーン油等が主成分として用いられてきた。特に、昨今、キューティクル補修、枝毛コート、毛髪の保護等のトリートメント効果や濃厚なコーティング感を付与する目的や、使用時の便利性を向上するために垂れ落ちを抑制する目的で、高重合のジメチコンやジメチコノールが用いられてきたが、粘度が高いために、使用時のべたつきやきしみ感が生じるといった課題があった。
特開2006-290820号公報 特開2009-126851号公報
前記課題を解決するために、シリコーン化合物と植物油であるメドウフォーム油とを併用する検討(特許文献1)や、特定の分岐脂肪酸を用い、かつ、特定の使用方法により髪質を改善する方法の検討(特許文献2)がなされた。しかしながら、特許文献1については、べたつきやきしみ感の改善が不十分である上に、植物油の酸化劣化等により経時安定性が良好でない場合があった。また、特許文献2については、使用方法が限定されてしまうだけでなく、べたつきが増し、使用感が悪化する場合もあった。また、特許文献2において、毛髪のすべり感(指通り性)に優れるという記載もあるが、これは塗布直後に関しての効果であって、特に製剤を塗布後、長時間経過した時には、残念ながら毛髪のすべり感には優れない場合があった。したがって、本願発明が解決しようとする課題は、使用中に垂れ落ちがなく、毛髪へのなめらかな伸び広がりに優れ、べたつきが少なく、さらに、製剤塗布後、長時間に渡って、きしみ感のなさと濃厚なコーティング感に優れる毛髪化粧料を見出すことである。
かかる実情において、本発明者は、高重合シリコーン化合物 7.5~15質量%、および、25℃における粘度が15mm/s以下のシリコーン油および/または25℃における粘度が15mm/s以下の炭化水素油を含有する液状油性の毛髪化粧料において、種々の油性成分の配合検討を行った。その結果、毛髪のキューティクル表面に存在する18-メチルエイコサン酸と親和性の高い分岐脂肪酸が、7.5~15質量%含有されているときに、塗布中のべたつきを改善し、濃厚なコーティング感を与え、さらに意外なことに、使用中に垂れ落ちを軽減し、かつ、塗布中の毛髪に対して、顕著な伸び広がりの良さを与えることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
次の成分(a)~(c):
(a)高重合シリコーン化合物 7.5~15質量%
(b)分岐脂肪酸 1~10質量%
(c)25℃における粘度が15mm/s以下のシリコーン油および/または25℃における粘度が15mm/s以下の炭化水素油
を含有する液状油性の毛髪化粧料を提供するものである。
さらに、本発明は、
成分(a)が高重合ジメチルポリシロキサン、高重合ジメチコノールから選ばれる少なくとも一種以上である液状油性の毛髪化粧料を提供するものである。
さらに、本発明は、
成分(a)と成分(b)の含有質量割合(b)/(a)が0.08~0.8である液状油性の毛髪化粧料を提供するものである。
さらに、本発明は、
成分(c)の含有量が5~90質量%である液状油性の毛髪化粧料を提供するものである。
本発明の液状油性の毛髪化粧料は、使用中に垂れ落ちることなく、かつ、べたつきが少なく、毛髪へのなめらかな伸び広がりに優れ、かつ、製剤塗布長時間後に、きしみ感がなく、濃厚なコーティング感に優れる特徴を有する。また、本発明における「きしみ感」「濃厚なコーティング感」とは、以下で特に限定が無い場合、製剤塗布長時間後の髪質に対しての状態を指すこととする。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、本明細書において、「~」はその前後の数値を含む範囲を意味するものとする。
本発明に用いられる成分(a)の高重合シリコーン化合物は、シロキサン結合による主骨格を持つ、高重合の化合物を指すが、通常、毛髪化粧料等に用いられるものであれば、特に限定されるものではない。また、本発明において、高重合とは、平均重合度が500以上であることを指す。本発明において成分(a)は、使用中の濃厚なコーティング感を付与し、垂れ落ちを抑制することが期待できる。なお、高重合シリコーン化合物としては、高重合ジメチルポリシロキサンや高重合ジメチコノール等が挙げられる。
高重合ジメチルポリシロキサンとは、ジメチルシロキサン単位が重合したものであり、両末端はトリメチルシロキサンとなっているものである。平均重合度は、500以上であれば、特に限定されるものではないが、毛髪への濃厚なコーティング感に優れる点で、好ましくは2000~10000の範囲内のものであり、より好ましくは、2200~4200の範囲内のものであり、特に好ましくは、2200~3300の範囲内のものである。このようなものの市販品としては、例えばKF96H-100万(信越化学工業社製)、BY11-003、BY11-007(以上、東レ・ダウコーニング社製)、東芝シリコーンTSE-200、TSE-200A(以上、東芝シリコーン社製)等を使用することができる。
高重合ジメチコノールとは、ジメチルシロキサン単位が重合し、末端がヒドロキシ基となっているものである。平均重合度は、500以上であれば、特に限定されるものではないが、毛髪への濃厚なコーティング感に優れる点で、好ましくは1000~20000の範囲内のものであり、さらに好ましくは、2000~10000の範囲内のものである。このようなものの市販品としては、例えば、XF49-C2497(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)、X21-5666、X21-5661(以上、信越化学工業社製)、1501 FLUID、1503 FLUID(東レ・ダウコーニング社製)等を使用することができる。
本発明に用いられる、成分(a)の高重合シリコーン化合物の含有量は、本発明における液状油性の毛髪化粧料全体に対し、7.5~15質量%である。一方で、成分(a)の含有量が7.5質量%未満であると、濃厚なコーティング感が欠如し、垂れ落ちも発生する。15質量%を超えると、べたつきときしみ感が強くなる。成分(a)の含有量は、垂れ落ちを改善し、濃厚なコーティング感に優れる観点から、好ましくは9~13.5質量%、より好ましくは10~12.5質量%である。
成分(a)の高重合シリコーン化合物は、重合度の異なる1種又は2種以上を併用して用いることができる。使用中の垂れ落ちを改善し、きしみ感を改善し、濃厚なコーティング感を得る観点から、成分(a)は高重合ジメチルポリシロキサン、高重合ジメチコノールから選ばれる少なくとも一種以上であることが好ましく、さらに特に濃厚なコーティング感を得る観点から、高重合ジメチルシロキサンと高重合ジメチコノールとを併用することがより好ましい。高重合ジメチルシロキサンと高重合ジメチコノールの含有質量割合(高重合ジメチルシロキサン)/(高重合ジメチコノール)は特に限定されるものではないが、きしみ感改善の観点から、好ましくは0.05~50、さらに好ましくは0.1~25、特に好ましくは、1~20である。
本発明に用いられる成分(b)の分岐脂肪酸は、分岐構造を有する脂肪酸である。特に限定されないが、具体的には、炭素数4~26の分岐脂肪酸が挙げられ、さらに詳細には、イソ酪酸、イソ吉草酸、2-エチル酪酸、エチルメチル酢酸、イソヘプタン酸、2-エチルヘキサン酸、イソノナン酸、イソデカン酸、イソトリデカン酸、イソミリスチン酸、イソパルミチン酸、イソステアリン酸、イソアラキン酸、イソヘキサコサン酸、18-メチルエイコサン酸等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を適宜選択又は組み合わせて使用することができる。これらのうち、使用中の垂れ落ちのなさと、毛髪へのなめらかな伸び広がり改善の点で、炭素数12~22のものが好ましく、さらに特にイソステアリン酸が好ましい。
本発明に用いられる、成分(b)の含有量は1~10質量%である。成分(b)の含有量が1質量%未満であると、毛髪に対してなめらかに伸び広がる使用感を得られず、10質量%を超えると、べたつきが強くなる。成分(b)の含有量は、使用中の垂れ落ちのなさと、毛髪へのなめらかな伸び広がり改善の点で、より好ましくは、1.5~8質量%、さらに好ましくは2~7質量%である。
本発明における成分(a)と成分(b)の含有質量割合(b)/(a)は特に限定されるものではないが、好ましくは0.08~0.8、さらに好ましくは、0.16~0.7、さらに好ましくは、0.2~0.6である。
本発明に用いられる成分(c)は25℃における粘度が15mm/s以下のシリコーン油および/または25℃における粘度が15mm/s以下の炭化水素油である。本発明において、粘度は、ブルックフィールド型粘度計を用いた化粧品原料基準・粘度測定法第二法に従って測定し得る。
本発明の成分(c)として用いられる25℃における粘度が15mm/s以下のシリコーン油としては、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、トリス(トリメチルシロキシ)メチルシラン等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いてもよい。さらに、市販品としては、ジメチルポリシロキサンは、商品名:KF96A-6cs(25℃での粘度値:6mm/s)、商品名:KF96A-2cs(25℃での粘度値:2mm/s)(以上、信越化学工業社製)、デカメチルシクロペンタシロキサンは、商品名:SH 245(25℃での粘度値:4mm/s)(東レ・ダイコーニング社製)などが挙げられる。これらのうち、本発明では、毛髪へのなめらかな伸び広がり改善の点で、デカメチルシクロペンタシロキサン、トリス(トリメチルシロキシ)メチルシランが好ましく用いられ、デカメチルシクロペンタシロキサンが特に好ましく用いられる。
本発明の成分(c)として用いられる25℃における粘度が15mm/s以下の炭化水素油は、炭化水素骨格を有するものであれば、直鎖状でも分岐状でもよく、特に限定されない。例えば25℃における粘度が15mm/s以下である、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、イソドデカン、イソヘキサデカン等を挙げることができ、市販品としては、IPソルベント1620、IPソルベント2028(以上、出光石油化学社製)等が挙げられる。これらの25℃における粘度が15mm/s以下の炭化水素油は、1種又は2種以上を組み合わせて用いてもよい。さらに、成分(c)として、べたつきのなさ、きしみ感のなさに優れる点で、揮発性を有することが望ましい。本発明における揮発性とは、常圧における沸点が60~260℃であることを指す。
本発明の成分(c)として、べたつきのなさ、きしみ感のなさに優れる点で、25℃における粘度が15mm/s以下のシリコーン油と、25℃における粘度が15mm/s以下の炭化水素油との併用が好ましい。
また、本発明に用いられる成分(c)は25℃における粘度が15mm/s以下のシリコーン油および/または炭化水素油の粘度については、0mm/s以上で、15mm/s以下であれば特に限定されない。毛髪へのなめらかな伸び広がり改善の点で、25℃における粘度が、好ましくは1mm/s~12mm/s、より好ましくは2mm/s~10mm/sである。また、成分(c)を含有せず、25℃における粘度が15mm/sを超えるシリコーン油および/または炭化水素油を含有した場合には、べたつきやきしみ感が悪化し、毛髪へのなめらかな伸び広がりが乏しい。
成分(c)の含有量は特に限定されるものではないが、好ましくは5~90質量%、さらに好ましくは、7~85質量%、さらに好ましくは、10~80質量%である。
本発明における成分(a)と成分(c)の含有質量割合(c)/(a)は特に限定されるものではないが、べたつきやきしみ感を改善する点で、好ましくは2~8、より好ましくは、2.5~7.0、さらに好ましくは、3.0~6である。
本発明の液状油性の毛髪化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、前記成分の他に、通常化粧品に用いられる成分、例えば、界面活性剤、低級アルコール、成分(a)、(b)、(c)以外の油剤、水、保湿剤、成分(a)以外の増粘剤、粉体、金属封鎖剤、清涼剤、酸化防止剤、抗菌剤、着色剤、各種香料などを目的に応じて適宜含有することができる。
界面活性剤としては、上記以外のアニオン性界面活性剤として、ポリオキシレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム、ポリオキシレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン等のポリオキシレンラウリルエーテル硫酸塩;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキル硫酸塩;テトラデセンスルホン酸ナトリウム、テトラデセンスルホン酸カリウム等のα-オレフィンスルホン酸塩;N-ラウロイルイセチオン酸ナトリウム、N-ラウロイルイセチオン酸カリウム等のアシルイセチオン酸塩;N-ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、N-ラウロイルメチルタウリンナトリウム、N-ヤシ油脂肪酸メチルタウリンカリウム、ラウロイル加水分解シルクナトリウム等のN-アシルポリペプチド塩;スルホコハク酸ナトリウムなどのスルホコハク酸等が挙げられる。両性界面活性剤としては、酢酸ベタイン型界面活性剤としてはオクチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミリスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、セチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタイン、セチルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタイン等が挙げられ、また、イミダゾリン型界面活性剤としてはN-ヤシ油脂肪酸アシル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシル-N-カルボキシメトキシエチル-N-カルボキシメチルエチレンジアミン二ナトリウム等が挙げられる。また、ラウリルアミノジ酢酸ナトリウム等も挙げられる。カチオン性界面活性剤として、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアミノアルコール脂肪酸誘導体等のアミン塩、アルキル四級アンモニウム塩、芳香族四級アンモニウム塩、ピリジウム塩、イミダゾリウム塩等で、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジベヘニルジメチルアンモニウム、演歌ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジラウリルジメチルアンモニウム、塩化ジポリオキシエチレン(15EO)ヤシ油アルキルメチルアンモニウム、塩化ジポリオキシエチレン(4EO)ラウリルエーテルジメチルアンモニウム、ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムサルフェート、ジステアロイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、ジステアロイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、ジパルミトイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、パルミタミドプロピルトリモニウムクロリドが挙げられる。;非イオン性界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ノモエタノールアミド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ノモエタノールアミド、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミド、ポルオキシプロピレンヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミド、アルカノールアミド、糖エーテル、糖アミド等が挙げられる。
油剤としては、高級アルコール、成分(c)以外の炭化水素油、エステル油、油脂、成分(a)、(c)以外のシリコーン油などの油性成分を使用できる。例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ヘキシルドデカノール、オクチルドデカノール、セトステアリルアルコール、2-デシルテトラデシノール、コレステロール、フィトステロール、シトステロール、ラノステロール、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)等の高級アルコール類、オゾケライト、スクワラン、スクワレン、セレシン、パラフィン、パラフィンワックス、流動パラフィン、プリスタン、ポリイソブチレン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等の炭化水素類で成分(c)でないもの、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、モノイソステアリン酸N-アルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジ-2-エチルヘキサン酸エチレングリコール、2-エチルヘキサン酸セチル、トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸セチル、オクチルドデシルガムエステル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、クエン酸トリエチル、コハク酸2-エチルヘキシル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ-2-エチルヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシル、12-ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸2-ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸ヘキシル、リンゴ酸ジイソステアリル等のエステル油類、ミツロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、鯨ロウ等のロウ類、パーム油、パーム核油、オリーブ油、サフラワー油,大豆油、綿実油等に代表される植物油脂、牛脂、牛脚脂、牛骨脂、硬化牛脂、硬化油、タートル油、豚脂、馬脂、ミンク油、肝油、卵黄油等の動物油、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、ラノリンアルコール、硬質ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル等のラノリン誘導体、ポリエーテル変性ポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキルメチルポリシロキサン・メチルポリシロキサン共重合体、アルコキシ変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、グリセリン変性ポリシロキサン、高級アルコキシ変性シリコーン、高級脂肪酸変性シリコーン等で、成分(a)、(c)でないもの、が挙げられる。
粉体としては、通常の化粧料に使用されるものであれば、その形状(球状、針状、板状、等)や粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)を問わず、いずれのものも使用することができ、例えば、無機粉体としては、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、合成雲母、マイカ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、ハイジライト、モンモリロナイト、ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リン酸カルシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ボロン等;有機粉体としては、ポリアミドパウダー、ポリエステルパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリプロピレンパウダー、ポリスチレンパウダー、ポリウレタンパウダー、ベンゾグアナミンパウダー、ポリメチルベンゾグアナミンパウダー、テトラフルオロエチレンパウダー、ポリメチルメタクリレートパウダー、セルロースパウダー、シルクパウダー、ナイロンパウダー、12ナイロンパウダー、6ナイロンパウダー、スチレン・アクリル酸共重合体パウダー、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体パウダー、ビニル樹脂パウダー、尿素樹脂パウダー、フェノール樹脂パウダー、フッ素樹脂パウダー、ケイ素樹脂パウダー、アクリル樹脂パウダー、メラミン樹脂パウダー、エポキシ樹脂パウダー、ポリカーボネイト樹脂パウダー、微結晶繊維パウダー、ラウロイルリジン等;有色顔料としては、酸化鉄、水酸化鉄、チタン酸鉄の無機赤色顔料、γー酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボンブラック等の無機黒色顔料、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色顔料、水酸化クロム、酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等の無機緑色顔料、紺青、群青等の無機青色系顔料、タール系色素をレーキ化したもの、天然色素をレーキ化したもの、及びこれらの粉体を複合化した複合粉体等;パール顔料としては、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、酸化チタン被覆着色雲母等;金属粉末顔料としては、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー、ステンレスパウダー等;タール色素としては、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、黄色204号、黄色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青色404号、緑色3号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色206号、橙色207号等;天然色素としては、カルミン酸、ラッカイン酸、カルサミン、ブラジリン、クロシン等から選ばれる粉体で、これらの粉体を複合化したり、油剤やシリコーン、又はフッ素化合物等で表面処理を行なった粉体でも良い。
増粘剤としては、成分(a)以外では通常の化粧料に使用されるものであれば、特に限定されない。具体的には、N-ラウロイル-L-グルタミン酸、α,γ-ジ-n-ブチルアミン等のアミノ酸誘導体、デキストリンパルミチン酸エステル、デキストリンステアリン酸エステル、デキストリン2-エチルヘキサン酸パルミチン酸エステル等のデキストリン脂肪酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル、モノベンジリデンソルビトール、ジベンジリデンソルビトール等のソルビトールのベンジリデン誘導体、ジメチルベンジルドデシルアンモニウムモンモリロナイトクレー、ジメチルジオクタデシルアンモニウムモンモリロナイトクレー等の有機変性粘土鉱物等が挙げられる。
抗菌剤としては、安息香酸、安息香酸ナトリウム、サリチル酸、石炭酸、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、パラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素、ビス(2-ピリジルチオ-1-オキシド)亜鉛、イソプロピルメチルフェノール等が挙げられ、防腐剤としては、パラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等が挙げられる。
本発明の液状油性の毛髪化粧料の油性とは、連続相が油性成分であり、実質的に水を含まないものである。本発明において、実質的に水を含まないとは、経時安定性の観点から、水の含有量が3質量%未満であることが好ましく、1質量%未満であることがより好ましい。さらに、本発明の液状とは、25℃において流動性を有していることをいい、特に25℃における粘度が300~7000mm/sの範囲内であり、好ましくは400~6000mm/sの範囲内である。
本発明の液状油性の毛髪化粧料は、実施形態として、直接、毛髪や頭皮に塗布することもできるし、一旦手のひらに取った後で、毛髪や頭皮に馴染ませることも可能である。使用性の観点からは、一旦手のひらに取り、毛髪や頭皮に馴染ませることが好ましい。さらに、他の成分との組合せや容器の機構等により、液状以外のフォーム状、ミスト状等、種々の形態でも実施することができる。その用途は特に限定されないが、インバス使用のヘアリンス、ヘアパック、ヘアトリートメントや、アウトバス使用のヘアコンディショナー、ヘアローション、枝毛コート剤等の毛髪用製品として実施することができる。さらに、本発明の効果を損なわない量的、質的範囲で各種の噴射剤と混合し、ヘアフォーム、スプレーフォーム、ヘアミスト(スプレー)等のエアゾール製品とすることができる。噴射剤としては、液化石油ガス、窒素ガス、炭酸ガス、ジメチルエーテル等を使用することができる。
また、本発明は、製剤塗布長時間後に、きしみ感が無く、濃厚なコーティング感に優れる点が特徴的である。この場合の製剤塗布長時間後の長時間とは、「1時間以上」を指し、特に限定されない。その中でも、日常生活における使用シーンを想定し、「5~15時間程度」の効果があることが好ましい。
本発明の液状油性の毛髪化粧料の製造方法は、特に限定されるものではなく常法により調製されるが、例えば、ミキサーを用いて、成分(a)~(c)及び必要に応じてその他の成分を加熱溶解し、混合する等の方法が挙げられる。
次に実施例をもって本発明をより詳細に説明するが、発明はこれらにより、何ら限定されるものではない。
<液状油性の毛髪化粧料の製造>
実施例1~12、比較例1~11:液状油性の毛髪化粧料
表1~4に示す組成の液状油性の毛髪化粧料を下記製造方法により調整し、「垂れ落ちのなさ」「毛髪へのなめらかな伸び広がり」「べたつきのなさ」「きしみ感のなさ」「濃厚なコーティング感」の各項目について、以下に示す評価方法及び評価基準により評価判定し、結果を併せて表1~4に示した。
Figure 0007016672000001
Figure 0007016672000002
Figure 0007016672000003
Figure 0007016672000004
(製造方法)
成分1~13を室温にて均一に混合溶解して、液状油性の毛髪化粧料を得た。
(評価方法)
「垂れ落ちのなさ」、「毛髪へのなめらかな伸び広がり」、「べたつきのなさ」、「きしみ感のなさ」、「濃厚なコーティング感」の評価は、各試料を20名の化粧品評価専門パネルにより使用してもらい、下記評価基準に従って5段階評価をしてもらった。その後、全パネルの評点の平均点を下記判定基準に従って判定した。
<評価基準>
「垂れ落ちのなさ」
実施例1~12、比較例1~11の液状油性の毛髪化粧料1gを手のひらに塗布した後、5秒間手のひらを地面に対し20度傾けた際の該組成物液滴の下端(手のひらを傾けた際の地面に最も近い点)の移動距離を3回測定した。その後、以下の評価基準に従って5段階評価し、測定3回の評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。なお、5秒間、手のひらを地面に対し20度傾けた際の該組成物の移動距離が、「3cm未満」であれば、想定される実際の塗布動作(液状油性の毛髪化粧料を約1g手のひらにとって、毛髪に馴染ませる)において垂れ落ちが起こることがないことを確認している。
(評点):(結果)
5点:1cm未満
4点:1cm以上2cm未満
3点:2cm以上3cm未満
2点:3cm以上4cm未満
1点:4cm以上
<判定基準>
[判定]:[評点の平均点]
◎:4.0以上
○:3.0以上4.0未満
△:2.0以上3.0未満
×:2.0未満
<評価基準>
「毛髪へのなめらかな伸び広がり」、「べたつきのなさ」、「きしみ感のなさ」、「濃厚なコーティング感」
化粧品評価専門パネル20名に、実施例1~12、比較例1~11の液状油性の毛髪化粧料1gを手のひらに塗布した後、毛髪に約2分間かけて馴染ませる最中の「毛髪へのなめらかな伸び広がり」、「べたつきのなさ」、さらに、塗布後10時間後の髪質における「きしみ感のなさ」、「濃厚なコーティング感」について、各自が以下の評価基準に従って5段階評価し、更に全パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。
(評点):(結果)
5点:良い
4点:やや良い
3点:普通
2点:やや悪い
1点:非常に悪い
<判定基準>
[判定]:[評点の平均点]
◎:4.0以上
○:3.0以上4.0未満
△:2.0以上3.0未満
×:2.0未満
表1~4の結果から明らかな如く、本発明の実施例1~12の液状油性の毛髪化粧料は、垂れ落ちのなさ、毛髪へのなめらかな伸び広がり、べたつきのなさ、きしみ感のなさ、濃厚なコーティング感の全てにおいて優れたものであった。
これに対して、成分(a)の含有量が7.5質量%未満である比較例1は垂れ落ちが生じ、毛髪へのなめらかな伸び広がりに欠けていた。成分(a)の含有量が15質量%を超える比較例2は毛髪へのなめらかな伸び広がりに欠け、きしみ感が強いものであった。また、成分(b)の含有量が1質量%未満である比較例3、4は毛髪へのなめらかな伸び広がりに欠け、べたつきが強く、きしみ感が強く、濃厚なコーティング感が乏しいものであった。成分(b)の含有量が10質量%を超える比較例5はべたつきが強く、きしみ感が強く、毛髪へのなめらかな伸び広がりに欠けた。成分(b)を含有せず、分岐脂肪酸以外の油剤を含有する比較例6、7、8は毛髪へのなめらかな伸び広がりに欠け、きしみ感が強く、べたつきが強く、濃厚なコーティング感が乏しいものであった。成分(c)を含有しない比較例9、10においては、比較例9は毛髪へのなめらかな伸び広がりに欠け、きしみ感が強く、べたつきが強く、濃厚なコーティング感が乏しいものであり、比較例10は毛髪へのなめらかな伸び広がりに欠け、きしみ感が強く、濃厚なコーティング感が乏しいものであった。
また、成分(b)の含有量が1質量%未満である比較例11は、きしみ感が強く、べたつきが強く、濃厚なコーティング感が乏しいものであった。特に実施例10と比較して、きしみ感が強く、べたつきが強く、濃厚なコーティング感が乏しかった。
<実施例13:ヘアオイル>
(成分) (質量%)
1.高重合ジメチコノール(※1) 1.75
2.高重合ジメチルポリシロキサン(※2) 10
3.ジカプリン酸プロピレングリコール 30
4.シクロペンタシロキサン 15
5.ジメチルポリシロキサン(25℃における粘度:10mm/s) 残量
6.エタノール 10
7.(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー(※5) 1
8.セラミド2 0.1
9.セラミド3 0.1
10.水添レシチン 0.1
11.コレステロール 0.1
12.イソステアリン酸 4
(※5)シリコン KSG-16(信越化学工業社製)
注:成分1、2の質量%の値は高重合シリコーン化合物の純分量として記載
(製造方法)
成分1~12を室温にて均一に混合溶解して、ヘアオイルを得た。
実施例13のヘアオイルは、垂れ落ちのなさ、毛髪へのなめらかな伸び広がり、べたつきのなさ、きしみ感のなさ、濃厚なコーティング感の全てにおいて優れたものであった。
<実施例14:毛髪用日焼け止め料>
(成分) (質量%)
1.高重合ジメチコノール(※1) 1.75
2.高重合ジメチルポリシロキサン(※2) 10
3.ジカプリン酸プロピレングリコール 30
4.パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル(※6) 5
5.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル
安息香酸ヘキシル (※7) 1
6.ビスエチルヘキシルオキシフェノール
メトキシフェニルトリアジン (※8) 1
7.シクロペンタシロキサン(25℃における粘度:4mm/s) 15
8.ジメチルポリシロキサン(25℃における粘度:6mm/s) 残量
9.イソステアリン酸 9
(※6)UVINUL MC80(BASF社製)
(※7)UVINUL A PLUS GRANULAR(BASF社製)
(※8)TINOSORB S(BASF社製)
注:成分1、2の質量%の値は高重合シリコーン化合物の純分量として記載
(製造方法)
成分3~6を70℃に混合溶解し、室温まで冷却成分した後で、成分1、2、7~9を添加し、均一に混合溶解して、毛髪用日焼け止め料を得た。
実施例14の毛髪用日焼け止め料は、垂れ落ちのなさ、毛髪へのなめらかな伸び広がり、べたつきのなさ、きしみ感のなさ、濃厚なコーティング感の全てにおいて優れたものであった。

Claims (4)

  1. 次の成分(a)~(c):
    (a)平均重合度2200~3300のジメチルポリシロキサン及び/又は平均重合度2000~10000のジメチコノール7.5~15質量%
    (b)イソステアリン酸1~10質量%
    (c)25℃における粘度が15mm/s以下のシリコーン油および/または25℃における粘度が15mm/s以下の炭化水素油
    を含有する液状油性の毛髪化粧料(但し、ラクトン誘導体を除く)。
  2. 成分(a)と成分(b)の含有質量割合(b)/(a)が0.08~0.8である、請求項1記載の液状油性の毛髪化粧料。
  3. 成分(c)の含有量が5~90質量%である請求項1または2に記載の液状油性の毛髪化粧料。
  4. 次の成分(a)~(c):
    (a)高重合シリコーン化合物7.5~15質量%
    (b)炭素数12~22の分岐脂肪酸1~10質量%
    (c)25℃における粘度が15mm /s以下のシリコーン油および/または25℃における粘度が15mm /s以下の炭化水素油
    を含有し、(a)高重合シリコーン化合物が、平均重合度2000~10000のジメチコノール、又は、平均重合度2000~10000のジメチコノール及び平均重合度2200~3300のジメチルポリシロキサンである、液状油性の毛髪化粧料
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